しから始まるものでの検索結果

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  • 宇宙人ヒロインとツンデレ総裁によるラブコメディの続編『恋した彼女は宇宙人2』。7月3日(水)のDVD-BOX3リリースおよび配信開始に合わせ、第1話がYouTubeで公開された。   https://www.youtube.com/watch?v=fC7oT0Jd9nk   シーズン1でさまざまな困難を乗り越え、晴れて結婚式を迎えた宇宙人ヒロインの柴小七とツンデレ総裁の方冷。そこへ宇宙船が飛来し、小七とAI秘書の小布を連れ去ってしまう。そして記憶を塗り替えられた小七は、方冷と出会う1年前の地球に降り立つことに……。 小七のコミカルさ、方冷のツンデレは再び見られるのか? 時間を巻き戻した新たなラブストーリーから目が離せない。 なおDVD-BOX3には数々のメイキング映像を収録し、亀の姿をした小布のイラスト入りブックレットを封入。まさにファン必携盤だ。   Story 2021年、地球に暮らすケプトン星人の柴小七は、ツンデレ総裁の方冷と愛を貫きゴールイン。ところが挙式の最中に宇宙船が現れ、ウェディングドレス姿のまま中に吸い込まれた柴小七は、ケプトン星の法に反して自由恋愛をしたことで有罪に。 本来は流刑となるはずが、代わりに柴小七に与えられたのは、方冷が開発したケプトン星人を惑わすホルモンエキスを奪う任務だった。こうして柴小七は、方冷に騙されて結婚したという偽の記憶を植えつけられて再び地球に向かう。すると途中で事故が発生し、図らずも時を超えて彼女が到着したのは、方冷と知り合う1年前の2018年の世界だった。真実を知らない柴小七と未来を知らない方冷は再び出会い、恋の第2章が始まる──。   [caption id="attachment_39623" align="aligncenter" width="850"] ▲DVD-BOX3[/caption]   『恋した彼女は宇宙人2』 7月3日(水)DVD-BOX3リリース(配信も同日) 価格:13,200円(税込) ▶︎ 詳細はこちら 出演:ワン・ペン(万鵬)、シュー・ジーシェン(徐志賢)、ワン・ヨウチュン(王宥鈞)、チェン・イーシン(陳怡馨)、ワンイェン・ルオロン(完顔洛絨)、チャン・モン(張萌)、シュー・ヤーシン(書亜信) 監督:ガオ・ツォンカイ(高琮凱) 発売・販売元:ポニーキャニオン ©2022 Tencent Technology (Beijing) Co., Ltd.
  • 加賀温泉郷の新米女将たちがタップダンスチームを結成し、町おこしに奮闘する姿を描いた「レディ加賀」。7月3日(水)のBlu-ray&DVD発売ならびにDVDレンタル・配信スタートに合わせ、主演・小芝風花の告知コメントとダンスメイキングの一部が公開された。   https://www.youtube.com/watch?v=B5f1YHK6EkM   9ヵ月のダンスレッスンを経て撮影に臨んだ小芝風花。やり直しのきかない水上では鮮やかに飛沫を上げ、ソロのラストパートでは軽快で力強い靴音を響かせる。   https://www.youtube.com/watch?v=sjlJPncGLgs   Blu-rayには今回公開されたダンスメイキングをはじめ、小芝風花のインタビューや加賀での舞台挨拶など特典映像をたっぷり収録。さらに舞台となる石川県の物産品が当たるキャンペーンの応募券を封入する。併せてチェックを。   Story 加賀温泉の老舗旅館〈ひぐち〉の一人娘である樋口由香(小芝風花)。タップダンサーに憧れて上京するも夢破れ、実家に戻って女将修行を始めることに。そして、不器用ながらも持ち前の明るさとガッツで奮闘する中、加賀温泉を盛り上げるプロジェクトが発足。由香は新米女将を集めてタップダンスのイベントを開催することに……。       「レディ加賀」 7月3日(水)Blu-ray・DVDリリース(レンタル・配信も同日) ▶︎ 詳細はこちら Blu-ray:5,830円(税込) DVD:4,620円(税込) ◆ブルーレイ映像特典 インタビュー(小芝風花)、舞台挨拶映像、ダンスメイキング映像、予告編 出演:小芝風花、松田るか、青木瞭、中村静香、八木アリサ、奈月セナ、小野木里奈、水島麻理奈/佐藤藍子、篠井英介、森崎ウィン/檀れい 主題歌:眉村ちあき「バケモン」(トイズファクトリー) 監督:雑賀俊朗 脚本:渡辺典子、雑賀俊朗 プロデュ-サー:村田徹、藤田修 製作委員会:サーフ・エンターテイメント、フェローズ、ポニーキャニオン、basil、ミライ・ピクチャーズ・ジャパン、JR西日本コミュニケーションズ、ポリゴンマジック、アークエンタテインメント、ねこじゃらし、SDP、トイズファクトリー、ウィルウェイ、レアル、おさかな 特別協賛:加賀市 特別協力:北國新聞社 後援:石川県・金沢市 発売・販売元:ポニーキャニオン ©映画「レディ加賀」製作委員会
  • シリーズ累計発行部数1億2千万部超を誇る荒木飛呂彦による大人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」からスピンオフした傑作漫画を、高橋一生の主演で実写化して大きな反響を呼んだテレビドラマ『岸辺露伴は動かない』。その制作チームが再結集し、2009年にフランス・パリのルーヴル美術館のバンド・デシネ(フランスの漫画)プロジェクトのために描き下ろされた、荒木飛呂彦初のフルカラーコミックを実写映画化するべく、日仏で大規模ロケを敢行。観客動員数約90万人超、興行収入約12.5億円超えの大ヒットを記録した劇場長編映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」のBlu-rayとDVDが、7月26日に発売される(レンタルは7月3日リリース)。今年5月には、ドラマ『岸辺露伴は動かない』の新作エピソード「密漁海岸」もNHK総合で放送され、それからまもなく、岸辺露伴役を演じた高橋一生と露伴の編集担当・泉京香を演じた飯豊まりえが、結婚を発表したことでも話題沸騰となっている。本作の魅力と、Blu-ray&DVDの豪華版に収録される特典映像をご紹介したい。 「この世で最も黒く、最も邪悪な絵」に秘められた真相と露伴のルーツを巡る物語 「人を『本』にして、その人物の『人生』を文字で読む」という特殊能力を持つ漫画家・岸辺露伴は、新作を執筆する過程で、青年時代に淡い想いを抱いた年上の女性・奈々瀬から聞いた「この世で最も黒い絵」のことを思い出す。現在、その絵がルーヴル美術館に保管されていることを知った露伴は、取材とかつてのかすかな慕情のために、担当編集の泉京香と共にパリへと向かう。ルーヴル美術館に到着した露伴と泉は、美術館職員のエマ・野口の案内のもと、「黒い絵」の取材を進めるが、不思議なことに関係者の誰もがその絵の存在を知らず、データベースでヒットした保管場所は、今はもう使われていないはずの地下倉庫「Z-13倉庫」だった。そして、「この世で最も黒く、最も邪悪な絵」が引き起こす、想像を絶する恐ろしい出来事に対峙した露伴は、思いがけず、自らのルーツとも向き合うこととなる——。 ドラマ版から引き続き、高橋一生と飯豊まりえの二人が、噛み合っているようで噛み合っていない “露伴先生”と“泉くん”を絶妙なコンビネーションで巧みに演じているほか、映画版のキャストとして、露伴の祖母役の白石加代子や、東洋美術のキュレーター役の辰巳隆之介役の安藤政信、フランス語の通訳も担うエマ・野口役の美波らが登場。さらに、かねてより「ジョジョ好き」を公言していた、なにわ男子の長尾謙杜が、“漫画家前夜”のナイーヴな17歳の露伴に扮し、若き露伴が淡い想いを寄せる謎めいた黒髪の女性・奈々瀬を、木村文乃が妖艶に演じている。江戸時代の絵師・山村仁左右衛門のキャスティングにも、要注目だ。 露伴が美術品オークションに参加して、フランス人画家モリス・ルグランが描いた「黒い絵」を競り合った末に落札するも、何者かにその絵が狙われる……など、映画オリジナルのエピソードも物語の伏線として組み込まれるが、気品とグロテスクさを併せ持つ原作の世界観を、出来る限りアナログ的な手法でリアルに落とし込んでいくスタイルは本作でも変わらない。 トレードマークとなる黒のレザーヘアバンドに、ペン先を模した革靴姿の露伴と、スタイリッシュな黒のレザーのドレスを纏った京香も、フランスの街並みに自然と溶け込む一方で、たとえ江戸時代まで一気に時代が遡ろうとも、違和感なく観られてしまう和洋折衷の妙。ドラマ放送時から大いに話題となった露伴が暮らす邸宅(葉山加地邸)や、青年期の露伴が過ごした祖母が管理する元旅館の風情ある下宿アパート(東山温泉向瀧)。そして美術オークションの会場となった横浜ホテルニューグランドなど、魅力的なロケ地にも目を奪われる。 日・仏ロケに完全密着! 制作チームのこだわりが伝わる貴重な映像特典 7月26日にリリースされるBlu-rayとDVDの豪華版には、映像特典として、日仏ロケに長期密着したメイキング映像や、映画完成報告イベント、公開記念舞台挨拶に加え、高橋一生、飯豊まりえ、木村文乃、長尾謙杜のインタビューも収録。さらに、初回限定生産特典として、特製ブックレットやアクリル製ポストカードスタンド、ポストカード2種セットも封入されるほか、豪華版・通常版共に、高橋一生、飯豊まりえ、木村文乃、渡辺一貴監督による、本音と撮影裏話が満載のオーディオコメンタリーも収録されているというから、必聴だ。 1時間48分にも及ぶ長尺のメイキング映像では、日本とフランスでの撮影の舞台裏がふんだんに記録されており、それぞれのキャストの素顔も垣間見ることができるのが興味深い。なかでも特に印象に残ったのは、“ヘブンズ・ドアー”で顔が本になった状態の木村文乃が、「やっと仲間入りできた感覚」と喜んでいるシュールな光景や、祖母役の白石加代子のクランクアップを聞きつけた長尾謙杜が、ロケ地である旅館のなかを右往左往して駆けつける微笑ましい姿。2階建てバスの中からパリを観光するシーンでは、凱旋門の周りを約50周して撮影したことや、クライマックスで写真のなかに登場する「京香が5歳の時に亡くなった父親」は、実は渡辺一貴監督が演じているというのも本作におけるトリビアと言えるだろう。 映画撮影のために貸し切りにされたルーヴル美術館の中の「モナ・リザ」の絵の前で実施したインタビューにおいて、高橋一生が、かつてNHKの大河ドラマ『おんな城主 直虎』で1年間を共に過ごした渡辺監督と、3年前に『岸辺露伴は動かない』でふたたびタッグを組む際、「ルーヴル(へ行く)がやれたらいいね」と話していたことがついに現実になり、「監督やスタッフとの3年の歩みを考えざるを得ない」と感慨深げに振り返る姿にも心打たれた。 菊地成孔&新音楽制作工房による音楽や、人物デザイン監修・衣裳デザインの柘植伊佐夫による造形。礒貝さやかによる美術など、「岸辺露伴~」の制作チームのこだわりの仕事ぶりを、メイキングやインタビュー映像のなかで出演者たちが語るコメントを通して知り、観直すたび新たな発見ができるのも、Blu-ray&DVDならではの楽しみ方であると言えるだろう。原作を心から愛する人たちが、それぞれの持ち場でクリエイションを最大限に発揮し、魂を込めて作り上げていることが手に取るように伝わってくる、充実した特典となっている。     文=渡邊玲子  制作=キネマ旬報社 https://www.youtube.com/watch?v=qQ0rMJWGyMI&t=3s 「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」 ●Blu-ray& DVDは7月26日発売(レンタルは7月3日リリース) Blu-ray& DVDの詳細情報はこちら ・劇場版 岸辺露伴 ルーヴルへ行く 豪華版(初回生産限定) Blu-ray 価格:12,980円(税込) ・劇場版 岸辺露伴 ルーヴルへ行く 豪華版(初回生産限定) DVD 価格:12,980円(税込) 【ディスク】<3枚組> ★特典★ 【映像特典】 超特報、特報、15秒スポット(露伴の過去編)、15秒スポット(黒い絵の謎編)、本予告30秒&60秒、メイキングPV、60秒でわかる岸辺露伴の世界、出演者インタビュー、映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」完成報告イベント(登壇者:高橋一生、飯豊まりえ、長尾謙杜、安藤政信、渡辺一貴監督、ビデオメッセージ:木村文乃)、日本最速!先行上映会(登壇者:高橋一生、渡辺一貴監督)、公開記念舞台挨拶(登壇者:高橋一生、飯豊まりえ、長尾謙杜、美波、渡辺一貴監督、リモート参加:木村文乃、)メイキング映像集(各地国内、パリで撮影) 【封入特典】 特製ブックレット、アクリル製ポストカードスタンド、ポストカード2種セット 【音声特典】 映画本編オーディオコメンタリー(高橋一生、飯豊まりえ、木村文乃、渡辺一貴監督) ・劇場版 岸辺露伴 ルーヴルへ行く 通常版 Blu-ray 価格:5,500円(税込) ・劇場版 岸辺露伴 ルーヴルへ行く 通常版 DVD 価格:5,500円(税込) 【ディスク】<1枚> ★特典★【映像特典】 超特報、特報、15秒スポット(露伴の過去編)、15秒スポット(黒い絵の謎編)、本予告30秒&60秒、メイキングPV、60秒でわかる岸辺露伴の世界 【封入特典】 特製ブックレット 【音声特典】 映画本編オーディオコメンタリー(高橋一生、飯豊まりえ、木村文乃、渡辺一貴監督) ●2023年/日本/本編119分 ●原作:荒木飛呂彦「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」 (集英社 ウルトラジャンプ愛蔵版コミックス 刊)  監督:渡辺一貴  脚本:小林靖子  音楽:菊地成孔/新音楽制作工房  人物デザイン監修・衣裳デザイン:柘植伊佐夫 ●出演:高橋一生、飯豊まりえ、長尾謙杜、安藤政信、美波、木村文乃 ●発行・販売元:NHKエンタープライズ ©2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会 ©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社    
  • そろそろ硬派な中国時代劇が見たいという、歴史ファン必見の大河ドラマ『康熙帝~大河を統べる王~』DVD-BOX2が2024年7月3日にリリース。描かれるのは氾濫をくり返す悠久の大河に挑む“治水”という難事業。胸キュンロマンスも天下の覇権を巡る大戦もないが、治水事業が地味だなんて思ったらとんでもない! 清の第4代康熙帝と、彼のもとで黄河の治水に取り組んだ、靳輔と陳潢という実在した男たちによる、超骨太な人間ドラマが熱い、近年稀にみる傑作。BOX1のストーリーをおさらいしながら、BOX2の見どころを紹介。そして8月リリース予定のBOX3への期待を膨らませていこう。 中国史上最高の名君と讃えられる清の第4代康熙帝の功績を影で支えた男たち 舞台は康熙帝15年。8歳で即位した康熙帝は、成長し、ようやく親政を開始するが、満州族の清はいまだ中国統一を果たせていなかった。南には呉三桂や鄭成功といった明の遺臣たちが抵抗勢力として残っており、内では大臣たちの権力争いや、官吏たちの汚職が横行するという内憂外患の状態。そんな康熙帝にとって最大の悩みの種が黄河の氾濫だった。 全長5464キロメートルもある黄河は、有史以来たびたび氾濫をくり返し、一度の洪水で数百キロも流れを変え、清の時代にはもっと南を流れていたという。一度洪水が起きれば、流域に暮らす人々の生活に大打撃を与えるが、川の流れが運ぶ土砂によって肥沃な農地が形成される恵みの川でもあり、歴代為政者にとって黄河の治水は至上命題なのだ。 そんな黄河の治水法に革新をもたらしたのが、靳輔と陳潢の2人。彼らが康熙帝直々に治水事業を任されたものの、汚職官僚たちから妨害を受けるというのがBOX1までの大筋。 BOX2では、汚職官僚の更迭に成功するも、まだまだ問題は山積み。康熙帝は呉三桂らによる三藩の乱や、鄭成功が立て籠もった台湾の鎮圧に心を砕くが、そこでも黄河が問題となる。南方に兵を送るにも兵糧を送るにも黄河を渡らなければならないが、氾濫によって思うように進まない。一方で漢族である靳輔と陳潢を快く思わない勢力は、わずかなミスでも2人を追い落とそうと陰謀を巡らせ、2人を重用する康熙帝にも非難の声が及ぶ。窮地に陥った靳輔と陳潢を守るべく後方支援する康熙帝と、治水工事にまい進しながら数々の問題に立ち向かう2人。治水事業は、中国統一という大事業の足がかりになっていくが、黄河は人々の思惑など関係なく、再び大洪水を引き起こす。 時にコミカルながらも水面下での攻防に緊迫する絶妙なキャスト 『王女未央-BIOU-』のルオ・ジン演じる康熙帝は、治水事業の他にも難題を抱えながら、着実に名君へと成長していく。そんなルオ・ジンと『鶴唳華亭~Legend of Love~』で父子役だったホァン・チーチョン演じる靳輔は、陳潢の才能を活かすべく教え導き、自分のことよりも治水の成功を優先。元バレエダンサーで映画『少年の君』などに出演していた新鋭イン・ファンは、「河神の転生者」と自称し、皇帝を前にしても自分の主張を曲げない治水の天才児・陳潢を精悍に演じる。 そんな3者の絆に亀裂を生じさせるのが宮廷の権力争い。康熙帝の重臣として史書にも名の残る索額図と納蘭明珠は、康熙帝の腹心として鎬を削るライバル。リャン・グァンホアとゴン・レイというベテラン俳優2人による、康熙帝を前にしてのかけあいは一見コミカル。しかし、権力強化のために索額図が靳輔たちを排除しようとすれば、納蘭明珠は援助する。治水事業を進めるには皇帝以外からの支持も必要なため、靳輔と陳潢は図らずも宮中の政争に巻き込まれていく。 また、陳潢と義兄弟の契りを交わしたルー・スーユー演じる高子奇と、ジャオ・チー演じる徐乾学の関係の変化にも注目。3人一緒に科挙を受けながら、唯一受かった徐乾学は索額図に操られ、才能を期待されながら落第した高子奇は、上手に立ち回って康熙帝の側近に収まる。同じく科挙に落第しながら、変わらず治水のことしか考えない陳潢と、組織に取り込まれてしまった2人とのすれ違いがもどかしくやるせない。 どうなる黄河の治水と康熙帝の中国統一。BOX3まで待てない気になる今後の展開 本作の魅力のひとつが、登場人物たちの複雑な人物像。工事費を横領するような汚職官吏であっても、家庭では良き夫・良き父親で、自分の既得権益や地位を守るために靳輔と陳潢に敵対する。立場や環境の違いで善にも悪にもなり得るという、人間の持つ弱さや葛藤もしっかり描いているのがポイント。中でも靳輔のライバルとなる于振甲は、母親思いで汚職や腐敗を嫌う真面目な官吏だ。ただ、都に護送される靳輔の清廉さを認めながらも、職務には絶対忠実という頑固なところがある。民を想う気持ち、治水にかける情熱は同じながら、治水の方法を巡って靳輔と陳潢と対立していってしまう。やがて、于振甲の頑なさが、靳輔と陳潢の進む道に大きな影を落とし、康熙帝の判断をも鈍らせる。 もちろん康熙帝自身にもこうした二面性はあり、名君ではあっても聖人君子ではない。心では同情していても、統治のためには非情な命令も下さなければならない、清濁併せ持つのが皇帝という存在なのだろう。朝廷内の権力争い、于振甲と靳輔の対立、陳潢と徐乾学、高子奇ら3人の運命、そして黄河の治水事業はどうなるのか? すべての問題が決着するであろうDVD-BOX3が待ち遠しくなる。   文=菊池昌彦 制作=キネマ旬報社 https://www.youtube.com/watch?v=GLQPWykMM7A&t=2s 『康熙帝~大河を統べる王~』 ●DVD-BOX2 7月3日発売(レンタル同時リリース) DVD-BOX3/Blu-ray BOX3の詳細情報はこちら ★封入特典★ ・ブックレット(8P) ※DVD-BOX:全3BOX/各17,600円(税込)  ●2022年/中国/全40話 ●監督:チャン・ティン(張挺) ●出演:ルオ・ジン(羅晋)、ホァン・チーチョン(黄志忠)、イン・ファン(尹昉)、シー・メイチュアン(奚美娟)、リャン・グァンホア(梁冠華)、ゴン・レイ(公磊) ほか ●発売元:ポニーキャニオン/フォーカスピクチャーズ 販売元:ポニーキャニオン ©2022 China Huace Global Media Co.,Ltd.  
  •   池田理代子の名作漫画を、1972年の週刊マーガレット(集英社)での連載開始から50年以上を経て劇場アニメ化した「ベルサイユのばら」。2025年新春公開が決定し、キービジュアルと特報映像第2弾が到着、さらにキャスト&スタッフが発表された。     キービジュアルに描かれるのはオスカル、マリー・アントワネット、アンドレ、フェルゼンの4人。「気高く、ひたすらに、愛した──」というキャッチコピーとともに、彼らの美しい生きざまを表す。   https://www.youtube.com/watch?v=lxA2wEndpTg   気になるキャストは、オスカルを沢城みゆき、マリー・アントワネットを平野綾、アンドレを豊永利行、フェルゼンを加藤和樹が演じることが明らかに。そして監督は吉村愛、脚本は金春智子、キャラクターデザインは岡真里子、音楽プロデューサーは澤野弘之、音楽は澤野弘之とKOHTA YAMAMOTO、制作はアニメスタジオMAPPAが担当する。     〈コメント〉 沢城みゆき(オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ役) 劇場アニメ『ベルサイユのばら』でオスカルの声を担当させていただくことになりました、沢城みゆきです。 池田理代子先生の描かれたオスカルをバイブルに、そこから田島令子さんの声の入ったオスカル、実写映画や舞台でもそれぞれに昇華されたオスカルが誕生してきました。その歴史の中へ、もう1人、吉村監督の元で新たなオスカルが生まれようとしています。(作画の方々のとんでもない仕事量!!)今はただ、その完成の日を緊張しながら静かに待っているところです。 平野綾(マリー・アントワネット役) 夢のようです。 まさか歴史に残るこの名作で、憧れのマリー・アントワネットを演じさせていただけるなんて。 漫画・アニメ・舞台を観続けてきた、いちファンである私にこんな日が来るなんて思ってもみませんでした。 今回の演出は、かなりの挑戦だと思います。 製作陣も皆様それぞれに思い入れがあって、リスペクトを持って作品作りしているのがとても伝わってきました。 誰もが持っているベルばらのイメージに革命を起こす、新たな時代の幕開けとなるような作品になることを期待しております。 豊永利行(アンドレ・グランディエ役) まさか、僕が歴史ある伝説の作品である『ベルサイユのばら』に…。 しかもアンドレを演じさせていただく日が来るとは思っていませんでした。 そして歌も歌わせていただいております。 原作のあんなシーンやこんなシーンも演じさせていただいております…。 現代の映像で、耽美で聡明で儚いベルばらが描かれます。 いつの世も愛される作品に関わることが出来て本当に幸せです。 どうぞ、ご期待ください!! 加藤和樹(ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン役) 誕生から50年…その間、全く色褪せることなく愛され続けている『ベルサイユのばら』にフェルゼン役として参加させていただけるなんて身に余る光栄です。 ミュージカル作品でフランス革命に身を投じた経験のある身としては、このお話が決まった時は感慨深いものがありました。原作の名シーンはもちろん、新たに歌唱演出も加わり、現代の映像技術で令和の時代に新たな革命を起こす作品になっていると思います。ご期待ください! 吉村愛(監督) 劇場アニメ『ベルサイユのばら』に参加させていただいて、華麗で重厚な世界観、オスカルやアントワネット、魅力的な人物たち…。 毎日素敵なばらにどっぷり浸かりながらお仕事ができ、ファンの1人としてとても幸せです。ありがとうございます。 この素晴らしい作品を上手く映像化できるように、スタッフ一同頑張って制作させていただいてます。 金春智子(脚本) かつて原作を連載で読んでいた私には、オスカルさまは永遠の憧れで、『ベルサイユのばら』は何度読んでも胸が熱くなるバイブルです。 なので、脚本のオファーをいただいた時には、大げさではなく本当に夢のように幸せでした! 今はただただ映画の完成、そして公開が待ち遠しいです。 岡真里子(キャラクターデザイン) 正直あの『ベルサイユのばら』という伝説的な作品に携わる日が来るなんて今でも信じられないという気持ちでいっぱいです。 毎日緊張と喜びの中で仕事をしています。 とにかく全てのものが描いていて楽しいです。 作品が持つ美しさと力強さをお届けできるようこだわりの強い監督とスタッフと共に引き続き全力を尽くします。 澤野弘之(音楽プロデューサー・音楽) 今回、劇場アニメ『ベルサイユのばら』の音楽プロデュースで参加いたします。 楽曲制作に取り掛かったのはかれこれ4年前になるのですが、これまで制作してきたアニメ作品の劇中歌などとは違う形でボーカル楽曲を多数制作するのは初の機会となりました。 また劇伴にはKOHTA YAMAMOTOくんに参加して貰えた事で、作品のストーリーをよりエモーショナルにサウンドで広げて貰えたと感じています。ぜひ劇場で楽しんで頂ければ幸いです。 KOHTA YAMAMOTO(音楽) 本作品の音楽を澤野弘之さんと一緒に担当させていただきます。 この偉大な作品に携わることができて興奮しています! 今回私は澤野さんの楽曲をリアレンジする形での制作が多かったのですが、そのどれもが素敵な楽曲ばかりで非常に楽しい制作でした。 楽曲達は形を変えて様々なシーンに散りばめられています。 是非音楽にも注目してこの新たな『ベルサイユのばら』を楽しんでください!   Story 将軍家の跡取りで、“息子”として育てられた男装の麗人オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ。 隣国オーストリアから嫁いできた気高く優美な王妃マリー・アントワネット。 オスカルの従者で幼なじみの平民アンドレ・グランディエ。 容姿端麗で知性的なスウェーデンの伯爵ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン。 彼らは栄華を誇る18世紀後半のフランス・ベルサイユで出会い、時代に翻弄されながらも、それぞれの運命を美しく生きる。   劇場アニメ「ベルサイユのばら」 原作:池田理代子 監督:吉村愛 脚本:金春智子 キャラクターデザイン:岡真里子 音楽プロデューサー:澤野弘之 音楽:澤野弘之、KOHTA YAMAMOTO アニメーション制作:MAPPA 製作:劇場アニメベルサイユのばら製作委員会 配給:TOHO NEXT、エイベックス・ピクチャーズ 後援:在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ 声:沢城みゆき、平野綾、豊永利行、加藤和樹 ©池田理代子プロダクション/ベルサイユのばら製作委員会 公式サイト:https://verbara-movie.jp/

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