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  •   「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」のガブリエーレ・マイネッティ監督が、超人サーカス団とナチス・ドイツ軍の異能力バトルを描き、ロッテルダム国際映画祭観客賞やダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞6冠などに輝いた「フリークスアウト」が、5月12日(金)より新宿バルト9ほかで全国公開。特報映像と場面写真が到着した。     特報映像では、光と電気を操る“光の少女”マティルデ、“虫使い”のチェンチオ、“磁石人間”のマリオ、“怪力男”のフルヴィオというサーカス団の4人が特殊能力を駆使し、悪事を企むナチス・ドイツ軍に立ち向かう姿を紹介。奇想天外にして壮絶な物語に熱くなる。                           Story 第二次世界大戦下のイタリア。ユダヤ人の団長イスラエルが率いる小さなサーカス団〈メッツァ・ピオッタ〉(「100リラ硬貨の半分」を意味する)に所属する、光と電気を操る少女マティルデ、アルビノの虫使いチェンチオ、多毛症の怪力男フルヴィオ、磁石人間の道化師マリオは、特殊能力のせいで世間に馴染めず、家族のように肩を寄せ合って生きてきた。 イタリア国内でナチス・ドイツの影響が強まる中、なんとか戦火を逃がれ、皆をアメリカへ脱出させようとしていたイスラエルが、突然姿を消してしまう。マティルデが団長を探し出そうと奔走する一方、フルヴィオら3人は仕事を求めてベルリン・サーカス団の門を叩く。そこは派手なパフォーマンスを売りにした、ナチス・ドイツの陽気な広告塔だ。さらに団長のフランツは、裏でナチスを勝利に導く異能力者を探して人体実験を繰り返す恐ろしい男だった。こうしてメッツァ・ピオッタの面々はドイツ軍との戦いに導かれていくが……。   「フリークスアウト」 監督:ガブリエーレ・マイネッティ 脚本:ニコラ・グアリャノーネ、ガブリエーレ・マイネッティ 出演:クラウディオ・サンタマリア、アウロラ・ジョヴィナッツォ、ピエトロ・カステリット、ジャンカルロ・マルティーニ、ジョルジョ・ティラバッシ、フランツ・ロゴフスキ 2021年/イタリア・ベルギー/イタリア語・ドイツ語ほか/141分/字幕翻訳:髙橋彩/R15+ 配給:クロックワークス © 2020 Goon Films S.r.l. - Lucky Red S.r.l. - Gapbusters S.A. 公式サイト:https://klockworx-v.com/freaksout/
  • [caption id="attachment_20335" align="aligncenter" width="1024"] 左:池田さん、中央:大間知さん、右:取材にご協力頂いたTMS代表の松澤さん[/caption] スマートフォンの普及で常に動画が観られる環境になり、YouTubeやTikTokなどで自ら映像コンテンツを配信できるし、Amazonプライム・ビデオやNetflixでいつでも好きな映像作品が観られる。当たり前のように身近に映像コンテンツが溢れている今、映像や映画が好きで、もしも作ることを職業にしたい、と思ったら、みんなどうしているんだろう。 今回は映画・映像業界へ就職するために、映像制作を実践的に教えているTMS東京映画映像学校で、その道へ踏み出そうとしている二人に話を聞くことにした。 インタビュー前に授業を見学 インタビューの前に、少し授業を見学させてもらった。「MV実践」で、現役の講師が手掛けたドラマのエンディング映像を見ながら、音楽と映像を合わせていった過程を解説する。アップテンポに合わせて目まぐるしく映像が変わり、曲調に合う色合いがふわっと変遷していく。 「歌詞によって映像の雰囲気を変えたりしますか?」「うーん、僕は歌詞は意識しない。曲調だけで合う映像の入れ方を考えるかな」「曲先ですか?」「うん、曲をもらって、最初のイメージから構想していく」質疑応答がとても実践的。こんなふうに、プロとして手掛けるための技術や理論、マインドが毎時間作られていくんだ……と実感。 カメラ、編集、照明、録音からプレゼンまで、現場参加以前に様々な知識を習得する。もうすぐ実際にやるんだ、と感じないとこんな質問も浮かばないだろうなーと、衝撃を受けた。 いつかは監督作を撮れるカメラマンに [caption id="attachment_20339" align="aligncenter" width="1024"] いつかは海外で映画を撮りたい!プロカメラマンを目指す池田啓将さん[/caption] 池田啓将さん(25歳)は、大学卒業後、3年の商社勤務を経て、映像制作の道に進もうという目標を抱く。 「もともと映像は好きだったけど、社会人になってから自分の時間・仕事について考えたとき、今の仕事で定年までできるイメージが持てなくて。楽しいこと・好きなことでがんばれたらいいなと」 目指すは撮影監督。映像を1から学びたかったので、TMS東京映画映像学校で学び始めた。1年制で、基礎技術の講義と数多くの現場で体験を踏むことで学んでいく。課題作品や擬似体験ではなく、実際の映画やドラマ、CMやMVの制作現場に参加する。「見学」ではなく、指示を受けながら作業をする。ギャラも支払われる。それが、他の映画映像専門学校と大きく異なるところだ。参加することで覚えてもらえて、プロとの人脈と実績を得ることができる。 だけど、撮影現場に、取材じゃなく、見学でもなく、スタッフとして参加するって、いったいどんなものなんだろう? いまいちイメージがわかなくて、池田さんが現場に行ったときの話を聞いてみる。 池田さんが、講師で現役カメラマンに付いて最初に行ったのが、マクドナルドのハッピーセットのCM撮影。プロのカメラマンによるワンカットワンカットに迫力があり、その所作のカッコよさにとときめいたという。 「『何かやることないですか?』と。とにかくいろんなこと手伝いながら、機材周りについて教えてもらいました。初めての現場は緊張したけど楽しかった」 Netflixのドラマ『First Love 初恋』の現場にインターンとして参加した時は、 「全キャストが来られたんですけど、女優さんのお顔が小さくてきれいで……まぶしくて見られなかったです(笑)」 卒業を前に、機材レンタルが中心で撮影部のある『小輝日文』に就職が決まった。 「しっかり教育されて、でも自分の個性はしっかり伸ばしてもらえてよかった。クリエイティブ性のみを追求するタイプの学校もあるけど、ぼくはクリエイターというよりは職人になりたかったから」 と語る池田さん。職人あっての作品、職人なしでは、世の中のもの何一つできない。 「撮るだけじゃなく構成も考えられるようになって、いつか映画を一本撮れるカメラマンになりたい。日常会話くらいだけど英語はできるので、いつかは海外で映画を撮りたいです!」 照れ笑いしながらも本気度つよめの夢を語る顔が、現場で実習を重ねた自信と期待に輝く。 ドキュメンタリーからドラマでメッセージが伝えられたら [caption id="attachment_20340" align="aligncenter" width="1024"] 「映像を仕事にしたい」という目標を叶えた、ディレクター志望の大間知あかねさん[/caption] 池田さんのクラスメイト、大間知(おおまち)あかねさん(23歳)は、大学で就職時期を迎えた時、「映像を仕事にしたい」と思った。 「9年くらい演劇をやっていたんですけど、映像はそれまで勉強したことがなくて。1から勉強しなきゃ、しっかり現場に行って、いろんな職種を体験してみたい、と」 企業の依頼によりSNSにあげる映像の撮影など、数えきれないほどの現場を体験した。印象的だったのが、1カ月間のロケで携わった「ミール部」つまり「食事担当」。AppleTVのドラマロケの間、スタッフの食事・飲み物を用意する。 「スタッフさんの数が多いので、顔と名前を覚えて、この方はこれが好き、と覚えるのが大変で。チーフは現場が忙しくて、まとまって研修の時間は取れないんですけど、仕事をしながら『これはこうだよ』と教えてくださって、だんだんと慣れていきました。最初はたくさんやらかしましたけど(笑)」 ドキュメンタリー作品が好きでディレクターを志望、ノンフィクションを得意とする『テレコムスタッフ』に入社が決まっている。 「まずはノンフィクションの演出方法をしっかり自分のものにしたい。そしてノンフィクションのための取材をしていくうちに作りたい物語も見えてくるかもしれない、と思うんです。作りたいストーリーが浮かんだら、企画を立てて作品を撮りたい。メッセージ性のあるものって、ストーリーがある方が、時には報道よりも感情を動かし共感を呼ぶこともあると思うから」 そういう思いを具現化するために、現役の講師の方が見せるオペレーションに学び、実施を重ねてつかんできたのだろう。 「ここまで現場の数をこなしてる学生はなかなか見ないと面接で言われたので、そこが大きかったと思います」 現場でつかむ実績は、想像を遥かに超えて、大きく貴重、そして強力。 「好きだったらがんばれると思う。好きじゃなかったら厳しい。現場を見せてもらって『これがプロのやり方なんだ』って感じた」と振り返る池田さん。「イメージと、実際働くのは結構違う部分がある、でもやってみないとそれってわからないですね」と話す大間知さん。映像の専門学校は2年制が多いので、『1年』で学べるということも魅力だったそう。「週5日の授業で正直遊ぶ暇はない、ずっとフル稼働ですけど、その分、密な時間で質の高い勉強ができたと感じます」 全然違う夢を持て余している身としても、すごく元気がわいた。やりたいことを見つけて、歩んでいるステップの一つ一つが具体的に見えると、こんなにわくわくするんだなあ、と。 やりたいことのために、すべてをかけてみる「密な1年」。 いつか(そう遠くない未来に)、彼らの名前をクレジットロールで見るのがとても楽しみだ。 制作=キネマ旬報社   今回取材にご協力頂いた「TMS 東京映画映像学校」の詳細はこちら ▶「TMS 東京映画映像学校」公式HP 「TMS 東京映画映像学校」コース紹介 ●ジョブトレーニングコース 2023年度4月生願書受付中 (1年制・年齢経験不問・4 月/ 10月入学) ●YouTube 動画クリエイターズGYM 今すぐ動画制作を始めたい人へ (YouTube動画を企画・撮影・編集まで1ヶ月で学ぶ) ●動画編集Edit GYM オンライン チケット制で無駄なく無理なく継続できる (Adobeの編集ソフトをプロレベルまで習得)
  • 3月15日(水)20時から配信される長谷川和彦監督の生トーク。 番組内のQ&Aコーナーでの質問を、緊急募集します! 「青春の殺人者」「太陽を盗んだ男」の撮影秘話、伝説の逸話について、はたまた今注目している監督や俳優などなど。 今こそ聞きたい長谷川和彦(ゴジ)監督への質問を緊急募集します! 番組内で、答えられるだけお答えします。 ※全ての質問にはお答えできませんので、予めご了承下さい。   【応募方法】 ■STEP1 ツイッターから、 @kinejun_books をフォロー ■STEP2 ハッシュタグ #ゴジへの質問 をつけて、 質問を記載の上、こちらのツイートから引用RTをお願いします。   1976年、日本映画界に衝撃が走った。それ以前と以後で日本映画の歴史が変わったとまで評された、長谷川和彦(通称ゴジ)の監督デビューである。 言わずと知れた2作品、「青春の殺人者」(1976年)「太陽を盗んだ男」(1979年)。 公開から40年以上が経った今なお、その作品評価は揺るがない。 この2つの作品は、なぜ時代を超えてまで、こうも人を惹きつけるのだろうか。 ゴジ監督初のライブ配信番組で、改めて本2作品について、込めた思いやその魅力、今だから話せる当時のエピソードなど、存分に語っていただく! 【番組詳細】 番組名:「映画と私とキネマ旬報」第1回 語る人:長谷川和彦監督  聞く人:樋口尚文 配信日時:3月15日(水)20時~22時 配信サイト:総合コミュニケーションプラットフォーム「eXeLAB」 視聴料金:無料 (※視聴のみの場合は会員登録の必要はありません) 〈視聴はコチラから〉 以下のイベントにご参加いただくには<会員登録(無料)が必要>になります。 【番組内参加イベント】※要会員登録(無料) チャットで質問を投げかけたり、エールを送ったりすることができます。 スムーズにチャット機能を利用するためには、事前登録をお勧めいたします。 〈事前登録はコチラから〉 ※頂いた質問全てには回答することはできませんので予めご了承ください。 【番組内参加イベント】※要会員登録(無料) ギフティング機能を使って、投げ銭を行うことができます。 投げ銭につきましては、ゴジ監督にお渡しし、今後の創作活動にご活用いただきます。 スムーズにギフティング機能を利用するためには、事前登録および利用方法をご一読いただくことをお勧めいたします。 〈事前登録はコチラから〉 〈ギフティングの利用方法はコチラから〉 ※ギフティングをご利用の場合は、会員登録をお済ませの上、お手続きお願いいたします。 「キネマ旬報1980年2月下旬決算特別号」より ■長谷川和彦(はせがわ・かずひこ) 1946年生まれ、広島県出身。1968年今村昌平プロダクションに入社。のちに契約助監督として、日活撮影所に入り、小沢啓一、西村昭五郎、藤田敏八、神代辰巳などの助監督をつとめる。1976年「青春の殺人者」で、いきなりキネマ旬報ベスト・テン第1位ほか主要賞を独占するという超異例のデビューを飾る。次作「太陽を盗んだ男」(1979年)でも、キネマ旬報べスト・テン第2位、読者選出第1位、読者選出監督賞などを獲得。さらに、その約40年後の2018年には、キネマ旬報100周年特別企画〈1970年代日本映画ベスト・テン〉において、第1位に選出された。 1983年、若手監督9人でディレクターズ・カンパニーを設立するなど、常に話題の中心にいるが、監督作品は「太陽を盗んだ男」以降無く、長らく「最も次回作が見たい監督」としても名を馳せている。 キネマ旬報1977年2月下旬決算特別号の表紙を飾った「青春の殺人者」 「青春の殺人者」(1976年) 監督:長谷川和彦 原作:中上健次 脚本:田村孟 出演:水谷豊、原田美枝子 第50回(1976年度)キネマ旬報ベスト・テン 日本映画作品賞(第1位) 日本映画監督賞 脚本賞(田村孟) 主演女優賞(原田美枝子) 主演男優賞(水谷豊)   キネマ旬報2018年8月上旬特別号の表紙を飾った「太陽を盗んだ男」 「太陽を盗んだ男」(1979年) 監督:長谷川和彦 原案:レナード・シュレイダー 脚本:レナード・シュレイダー/長谷川和彦 出演:沢田研二、菅原文太 第53回(1979年度)キネマ旬報ベスト・テン 日本映画作品賞第2位 読者選出日本映画監督賞 読者選出日本映画第1位 1970年代日本映画ベスト・テン第1位(キネマ旬報2018年8月上旬100周年特別企画号にて)   ■樋ロ尚文(ひぐち・なおふみ) 映画評論家、映画監督。著作に『秋吉久美子調書』(秋吉久美子との共著)『実相寺昭雄才気の伽藍鬼才映画監督の生涯と作品』『万華鏡の女 女優ひし美ゆり子』(ひし美ゆり子との共著)、『黒澤明の映画術』、『大島渚全映画秘蔵資料集成』(編著)他がある 撮影協力:神保町「猫の本棚」 企画:キネマ旬報社 「eXeLAB(エグゼラボ)」について eXeLABはすべてのゲーマーとそのファンのために作られたコミュニケーションサービス。 仲間を募集する、コミュニティに参加する、大会に参加など様々な活動ができるプラットフォーム。 https://info.exelab.jp/
  •   第62回メフィスト賞や「ミステリが読みたい!」2021年版新⼈賞を受賞した五⼗嵐律⼈の法廷ミステリー小説を、永瀬廉(King & Prince)主演、杉咲花と北村匠海の共演で映画化した「法廷遊戯」が11月10日(金)より全国公開。キャスト・スタッフのコメントが到着した。     監督は「神様のカルテ」「白夜行」の深川栄洋、脚本は「総理の夫」『流星ワゴン』の松⽥沙也が担当。 ロースクールに通いながら法曹の道を目指す〈セイギ〉こと久我清義(きよよし)役を永瀬廉、セイギの幼なじみで同じく法律を学ぶ織本美鈴役を杉咲花、〈無辜(むこ)ゲーム〉と呼ばれる模擬裁判を司る天才・結城馨役を北村匠海が務める。 映画は、裁判ゲームで起きてしまった殺人事件をきっかけに、3人の“仮面”に隠された真実が二転三転しながら暴かれていくさまを描く。死の秘密、そして法廷で待ち受ける驚きの結末とは?   〈キャスト・スタッフのコメント〉 久我清義/セイギ 役:永瀬廉(King & Prince) 台本を読ませていただいた時に、全く法律のことに詳しく無い人でもわかりやすく、清義、美鈴、馨、誰の目線で見るかで受け取り方が変わるような物語になっていて、何度も見たくなる内容だと思いました。 「弁護士」という役については、自分が今まで密接に関わってきたことがない職業で、清義という人物の中でどのような弁護士を作り上げるか、ということも楽しみの一つでした。 実際に法廷に行ったことが無かったので、撮影前に裁判傍聴をさせていただきました。実際の法廷での思わず背筋が伸びる空気感や緊張感を肌で感じ、より「法廷遊戯」の撮影が待ち遠しくなったことを覚えています。 清義自身も他人には言えない過去を抱えていて、美鈴以外にはなかなか心を開けない人物ですが、自分も幼い頃は家の事情で引っ越しなど環境が変わることが多く、同級生にもなかなか心を開けなかったところは、清義と共通しているように思います。 3人それぞれの過去と秘密が複雑に絡まり合う、最後まで目の離せないノンストップ・トライアングル・ミステリーとなっています。どんな結末が待っているのか、ぜひ見届けてもらえると嬉しいです。 織本美鈴 役:杉咲花 ある存在への執着や希望、欲望を抱いた3人が交わることで起こってしまう悲劇のさまが皮肉で痛切な物語だと感じました。 私が演じた美鈴という人物は、ある意味では、なにかを熱情的に想い続ける才能に秀でた人なのではないかと思います。純真ゆえの危なっかしさをどれほどまっすぐに演じられるか、とても緊張しました。 現場で感じた独特でじとっとした空気感が、どんなふうに切り取られているのか、私自身も楽しみです。 結城馨 役:北村匠海 深川組であり、そして友人の永瀬くんと杉咲さんが出演する作品と聞いてすぐやりますと答えました。 ミステリーでありながら観ている人も自分の価値観を見つめ直せるような、誰が正しい正しくない、自分の正義を問える映画だと思います。 監督:深川栄洋 その昔、人間は法律を発明し、それを用いて世の中を治めていった。 法律は国を定めて、私たちの安全を守り、平等であると示してくれている。 ただ、法律を作るのは政治家であり、人間です。 法律を執行するのも公務員であり、人間です。 過ちを犯さない人間はいません。 あなたは、本当に法律を信じられますか? この映画では、法律は何を守り、何が守れなかったのかを描いています。 若い3人を巡る予想のつかない法廷劇を用意して、劇場でお待ちしております。 原作:五⼗嵐律⼈ 法律の奥深さに魅入られ、弁護士として法廷に立つことを夢見ていた。 原作小説は、そんなロースクール時代のことを思い出しながら書いた僕のデビュー作です。脚本を拝読し、深川監督の想いを聞き、法律監修や撮影に立ち会わせていただく中で、物語の行間が埋まっていくような感覚を覚えて、胸がいっぱいになりました。 法律は、社会の根底に流れるルールであると同時に、不安定で理不尽な世界を生き抜くための武器にもなります。事件の謎が解き明かされたとき、法律や裁判の印象が変わっていたら、そして、黒と白の間にある灰色について考えていただけたら、とても嬉しいです。 映画の公開を心より楽しみにしております。   「法廷遊戯」 出演:永瀬廉、杉咲花、北村匠海 原作:五⼗嵐律⼈『法廷遊戯』(講談社刊) 監督:深川栄洋 脚本:松⽥沙也 プロデューサー:橋本恵一、本郷達也 制作:メディアミックス・ジャパン 製作幹事:東映 配給:東映 ©五十嵐律人/講談社 ©2023「法廷遊戯」製作委員会 公式サイト:https://houteiyugi-movie.jp/ 公式Twitter:https://twitter.com/houteiyugi_mv
  •   ジャン=リュック・ゴダールが1968年に渡米し、映画撮影した様子を記録したドキュメンタリー「1PM-ワン・アメリカン・ムービー」が、4月22日(土)より新宿K's cinemaほかで日本初公開。また同館では、68年の五月革命を予見したゴダールの問題作「中国女」、同作をめぐるゴダールのドキュメント「ニューヨークの中国女」も併せて上映される。メインビジュアルが到着した。     激動の時代を捉えたゴダール幻のアメリカ映画 「1PM-ワン・アメリカン・ムービー」(英題:1PM) 1971年/アメリカ/カラー/90分/BD ©Pennebaker Hegedus Films / Jane Balfour Service 監督:D・A・ペネベイカー、リチャード・リーコック 撮影:ジャン=リュック・ゴダール、リチャード・リーコック、D・A・ペネベイカー 録音:ケイト・テイラー 編集:D・A・ペネベイカー 出演:ジャン=リュック・ゴダール、リップ・トーン、ルロイ・ジョーンズ、エルドリッジ・クリーヴァー、トム・ヘイドン、ジェファーソン・エアプレイン 1968年の秋、ゴダールは「1AM」(ワン・アメリカン・ムービー)なる企画のため、アメリカ合衆国の反体制的な政治と文化の状況に目を向ける。カメラを回すのは、ダイレクト・シネマの旗手リーコックとペネベイカーだ。だが、ヌーヴェル・ヴァーグを牽引した末に商業映画と訣別したゴダールと、ドキュメンタリー映画界の革命児たちの夢の共同作業は編集段階で頓挫。そしてゴダールが放棄したフッテージをペネベイカーが繋ぎ合わせ、「1PM-ワン・アメリカン・ムービー」が完成した。 ここでは、現実と虚構を掛け合わせようとするゴダールの目論見と、現実を未加工のまま提示しようとするダイレクト・シネマの手法がせめぎ合っている。黒豹(ブラックパンサー)党のエルドリッジ・クリーヴァーの談話や、ジェファーソン・エアプレインの印象的なパフォーマンスを捉えた映像から、ありえたかもしれないゴダール映画が想像される。                                ゴダールと若者たちの熱気に満ちた討論の記録 「ニューヨークの中国女」(英題:Two American Audiences) 1968年/アメリカ/モノクロ/41分/BD ©Pennebaker Hegedus Films / Jane Balfour Service 監督:D・A・ペネベイカー、リチャード・リーコック 撮影:D・A・ペネベイカー、ジョン・クック 録音:ロバート・リーコック 編集:マーク・ウッドコック 出演:ジャン=リュック・ゴダールほか アメリカでゴダールの名声が頂点に達していた1968年、「中国女」の配給権を取得したリーコックとペネベイカーは、ゴダールが各地の大学を巡る講演旅行を組織した。4月4日、ニューヨーク大学の学生たちと「中国女」をめぐって流暢な英語で当意即妙の議論を交わすゴダールを捉えたのが「ニューヨークの中国女」だ。同国でゴダールがどれほど若者の関心を呼んでいたかを生き生きと伝える貴重な記録といえる。           68年の五月革命を予見したゴダールの問題作 「中国女」 1967年/フランス/カラー/90分/BD ©Gaumont 監督・脚本:ジャン=リュック・ゴダール 撮影:ラウール・クタール 編集:アニエス・ギュモ 出演:アンヌ・ヴィアゼムスキー、ジャン=ピエール・レオ、ミシェル・セメニアコ、レックス・デ・ブルイン、ジュリエット・ベルト、オマール・ディオップ、フランシス・ジャンソン、ブランディーヌ・ジャンソン ゴダールの2番目の妻となるアンヌ・ヴィアゼムスキーを初めて起用し、夏のヴァカンス中にアパルトマンで、毛沢東主義をはじめとする新左翼の思潮について勉強会をする若者たちの生態を描く。戯画的なフィクションでありながら、テロリズムによる暴力の是非をめぐる不穏な議論が真剣に交わされるなど、凡百のドキュメントにも増して当時の雰囲気をよく伝えている。翌68年の五月革命を予見したと言われる作品。         配給:アダンソニア、ブロードウェイ 配給協力:ブライトホース・フィルム 字幕:寺尾次郎 デザイン:千葉健太郎 協力:仙元浩平

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