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ジェイソン・ステイサム、シルベスター・スタローンらアクションスター競演。自らを“消耗品”と名乗る最強傭兵軍団の活躍を描くシリーズの最新作「エクスペンダブルズ ニューブラッド」が、7月10日(水)よりPrime Videoで見放題独占配信される。 スタローンとステイサムが今回も絶妙なコンビネーションで大暴れ。ドルフ・ラングレン、ランディ・クートゥアら他のレギュラーも集結。さらにカーティス・“50セント”・ジャクソン、ミーガン・フォックス、ジェイコブ・スキピオ、レヴィ・トラン、トニー・ジャー、イコ・ウワイス、アンディ・ガルシアといった猛者&曲者が新たに参戦。メガホンを執ったのは、「ネイビーシールズ」でアクション映画ファンを唸らせたスコット・ウォーだ。 猛暑を吹き飛ばす痛快アクションを、何度でも楽しみたい。 Story 自らを“消耗品”と名乗る無敵の傭兵軍団〈エクスペンダブルズ〉。そのリーダーであるバーニー・ロス(シルベスター・スタローン)の訪問を受けたリー・クリスマス(ジェイソン・ステイサム)は、再びメンバーとして戦うことを決意する。そして訪れた軍団のアジトには、かつての仲間だけでなく新メンバーも顔を揃えていた。 【ニューブラッド】として生まれ変わったエクスペンダブルズが今回挑むのは、テロリストからの核兵器奪還ミッション。失敗すれば第三次世界大戦を引き起こしかねない。一同は作戦に乗り出すが、敵の卑劣な策により大きな代償を払うことに……。 「エクスペンダブルズ ニューブラッド」 7月10日(水)Prime Videoで配信開始 出演(日本語吹替版声優):ジェイソン・ステイサム(山路和弘)、シルベスター・スタローン(ささきいさお)、カーティス・“50セント”・ジャクソン(伊藤健太郎)、ミーガン・フォックス(甲斐田裕子)、ドルフ・ラングレン(大塚明夫)、トニー・ジャー(浪川大輔)、イコ・ウワイス(置鮎龍太郎)、ランディ・クートゥア(木下浩之)、ジェイコブ・スキピオ(増田俊樹)、レヴィ・トラン(豊口めぐみ)、アンディ・ガルシア(内田直哉) 監督:スコット・ウォー プロデューサー:ケビン・キング・テンプルトン、レス・ウェルドン、ヤリブ・ラーナー、ジェイソン・ステイサム © 2022 Ex4 Productions, Inc.
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旅客機の墜落先はサメ地獄。「エア・ロック 海底緊急避難所」予告編公開
2024年7月8日海に墜落した旅客機の搭乗者たちがサメの脅威に晒されるさまを描き、第1回東京国際サメ映画祭オープニング作品に選ばれた「エア・ロック 海底緊急避難所」が、8月16日(金)より新宿ピカデリーほか全国で公開される。場面写真と予告編が到着した。 恋人および友人と卒業旅行をするエヴァ、祖父母に付き添われた少女ローザ、パートナーとの同性婚を夢見るCAのダニーロらを乗せた旅客機が、メキシコのリゾート地であるカボへ向けて出発。ところがエンジンに鳥が激突したことで、機体は高度2万フィートから海に墜落する。 エヴァやローザら僅か7名の生存者は、機内で救助を待つが、酸素の減少や水圧による機体の変形といった危機に直面。そこへ人喰いザメが忍び込み……。 「海底47m」の製作陣が放つ本作。一同はサメ地獄から生還できるか、注目だ。 https://www.youtube.com/watch?v=Boq-avj_hoI 「エア・ロック 海底緊急避難所」 監督:クラウディオ・ファエ 脚本・プロデューサー:アンディ・メイソン プロデューサー:アナリーズ・ディヴィス、ウィル・クラーク、マイク・ルナゴール 出演:ソフィー・マッキントッシュ、ウィル・アッテンボロー、ジェレミアス・アムーア、マヌエル・パシフィック、グレース・ネトル、ジェームズ・キャロル・ジョーダン、フィリス・ローガ、コルム・ミーニイ 2024年/イギリス/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/91分 原題:NO WAY UP 字幕翻訳:稲田嵯裕里 配給:ギャガ © NWUP Limited 2023 公式サイト:gaga.ne.jp/airlock/ -
マダガスカルの音楽と死生観に魅せられてきた亀井岳監督が、同国を舞台に遺骨を故郷に持ち帰る者たちの旅路を描き、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022で観客賞(長編部門)を受賞した「ヴァタ~箱あるいは体~」が、8月3日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国で順次公開される。予告編と著名人コメントが到着した。 マダガスカル南東部の村。タンテリの姉ニリナが出稼ぎ先で亡くなり、タンテリ、ザカ、スル、そして離れ小屋の親父の4人は、風習に従って遺骨を故郷に持ち帰るため、楽器を手に旅立つ。 その道中で、出稼ぎに行ったまま消息不明となった家族を探すルカンガの名手、レマニンジに遭遇する。果たして彼らは無事に旅を終え、ニリナは“祖先”となれるのか──。 https://www.youtube.com/watch?v=BhIObNX7qkE 亀井監督の「ギターマダガスカル」(2014)に出演したトミノの一族の3人がタンテリ、ザカ、スルを演じ、離れ小屋の親父役はバンド〈タリカ・サミー〉のサミーが担当。レマニンジ役は、マダガスカル各地の代表的ミュージシャンで編成する〈Ny Maragasy ORKESTRA〉のメンバーとなったアンタンルイ族のレマニンジが務めた。 〈コメント〉 山下敦弘(映画監督) カラフルな素材と様々な調味料で味付けした商業映画とは違い、この作品には素材を塩のみで調理したかのような潔さがある。なのに不思議と豊かに感じるのは何故なんだろう? “旅”と“風景”と“音楽”がゆっくりと混ざりあって、普遍的なのに今まで見たこともない映画を作り続ける亀井岳監督は本当に凄いと思います。またいつか唯一無二の映画を観せてください。 チチ松村(ゴンチチ) 『ギターマダガスカル』で気になっていた、ヴァイオリンを弾きながら鳥や動物のような声で歌うおじさんにまた会えた。 でも一番感動したのは骨になった少女の言葉「楽器は箱 その中には記憶があります」 だからギターを弾く度、過去の音楽家たちの魂が震えるのか!と腑に落ちた。 友川カズキ(歌手) 目は、まだ見ぬものを見るためにあるのではないだろうかと、 この映画を見終わって思ってしまった。 姉の骨を運ぶ少年の目には、鈍色の小さな光が宿っていた。 まるで命のつぶてでもあるかのように。 西野壮平(写真家) 歩くことそのものは祈りのようでもあり、そしてその行為は亡くなった魂と繋がったり呼び起こしたりする力がある。 マダガスカルの儀礼に基づく、村から村へ向かうこの小さな村の小さな物語の中には、遠くの目的地を想像するよりも掌に表示される幻想を先んじてしまいがちな現代人にとっての、本当の豊さとはなんであるかといった壮大なメッセージが多く詰まっている。 亀井監督の前作『ギターマダガスカル』で手掛けたキャストを再び起用するところや、彼らの劇中での些細な会話に焦点をあてる表現などは、亀井監督のマダガスカル音楽や文化、歴史への深い愛情を感じさせる。 村上啓太(在日ファンク) どこかで知っているような普遍的な筋立てながら、箱に入れた遺骨を3日間歩いて運ぶ道程は不思議で、そこに帯同しているのは箱でできた楽器であるギターだ。 音楽と亡骸が同じような容れ物に入っている、というイマジネーションに驚いた。 遠いマダガスカルの大地に想いを馳せる。 湯浅佳代子(トロンボーン奏者/作編曲家) タンテリの澄んだ目と、マダガスカルの自然が奏でる環境音、生をそのまま表現した音楽に引き込まれる。 人が生まれて、その命が尽きるまで過ごす時間を『美しく、純粋』に生ききる人達の映画です。 「ヴァタ~箱あるいは体~」 出演:フィ、ラドゥ、アルバン、オンジェニ、レマニンジ、サミー 監督・脚本・編集:亀井岳 撮影:小野里昌哉 音楽:高橋琢哉 録音:ライヨ、トキ 製作:亀井岳、櫻井文、スアスア 配給:FLYING IMAGE 2022/日本、マダガスカル/85分/カラー/アメリカン・ビスタ/ステレオ © FLYING IMAGE 公式サイト:vata-movie.com
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今月はその存在と作品によって、多くの人を魅了したカリスマたちの映画が登場する。ブルース・リーは、アクション映画の流れを変えたカリスマ。その彼の代表作「燃えよドラゴン」(73)が放送される。ブルース・リーは子どもの頃から俳優として活動し、また詠春拳を基本として、後に自らの武術ジークンドーを創始した武道家でもあった。その彼がリアル、かつスピーディーなクンフー・アクションと、高速で振り回すヌンチャクや攻撃するときに発する怪鳥音などを駆使して、映画的に〝魅せる〞アクションを作り上げたのが「燃えよドラゴン」である。彼はこの作品の撮影後、73年7月20日に32歳の若さで急逝。生前に完成した主演アクション映画は、約2年の間に4本しかない。ただ初期の「ドラゴン危機一発」(71)と「ドラゴン怒りの鉄拳」(72)には、旧来の香港クンフー映画のテンポとスタイルが感じられるが、ローマを舞台にした自らの監督作「ドラゴンへの道」(72)では、明らかに世界市場を意識した、ハイテンポでコミカルな味わいも加味したアクション映画を完成させている。そしてハリウッド進出の第一弾「燃えよドラゴン」が作られたが、その後の映画におけるリアルファイトの多くが、この作品のブルース・リーの影響下にあることを思うと、歴史を塗り替えたことを改めて感じる。今につながるアクションの原点という意味でも必見だ。 西城秀樹は、1970年代に活躍したアイドル歌手のイメージが強い。だがそれに留まらず、スタジアムでのワンマンコンサートや日本武道館でのコンサートを日本人のソロ歌手で初めて行った、アーティストのパイオニア的存在でもあった。彼の情熱的でセクシーな、アクションを交えた歌唱パフォーマンスは、80年代から香港を中心にアジアでも多くのファンを集め、あのジャッキー・チェンも熱狂した一人。その彼が75年に開催した、『西城秀樹・(縦断)全国サマーフェスティバル』に密着したドキュメンタリー映画「ブロウアップ ヒデキ」が放送される。『情熱の嵐』や『傷だらけのローラ』など十数曲を歌う秀樹の映像をはじめ、当時20歳だった彼が青春や愛を語るインタビュー場面など、その魅力が凝縮された1本になっている。 「ハッシュ!」(01)は、今年7月に9年ぶりとなる新作「お母さんが一緒」の公開が控える、橋口亮輔の監督作。橋口監督はLGBTに対する意識がまだ低かった89年、ゲイの少年の揺れる心を描いた自主映画「夕辺の秘密」で第12回PFFアワードグランプリを獲得。その後も「二十才の微熱」(93)など、ゲイを題材にした作品を発表して話題を集めた、日本におけるジェンダー映画の先駆者。田辺誠一と高橋和也扮するゲイのカップルと、片岡礼子演じる子どもが欲しい独身女性の触れ合いを描いた「ハッシュ!」は、ジェンダーの壁を越えて共に生きようとする人々を映し出した作品。ただその語り口は軽やかで、新作にも共通する、人間を温かく見つめる橋口監督の視点が印象的な映画になっている。ワークショップで発掘した、新人俳優たちを起用した群像劇「恋人たち」(15)【7/11[木]夜8時】も併せて放送される。 文=金澤誠 制作=キネマ旬報社 (「キネマ旬報」2024年7月号より転載) BS松竹東急 BS260ch/全国無料放送のBSチャンネル ※よる8銀座シネマは『一番身近な映画館』、土曜ゴールデンシアターは『魂をゆさぶる映画』をコンセプトにノーカット、完全無料で年間300本以上の映画を放送。 ■7/6[土] 夜9時 「燃えよドラゴン」 監督:ロバート・クローズ 出演:ブルース・リー、ジョン・サクソン、ジム・ケリーほか © Warner Bros. Entertainment Inc. ■7/8[月] 夜8時 「ハッシュ!」 監督:橋口亮輔 出演:田辺誠一、高橋和也、片岡礼子、秋野暢子ほか © 2001 SIGLO ■7/26[金] 夜8時 「ブロウアップ ヒデキ」 監督:田中康義 出演:西城秀樹 © 1975 松竹株式会社 詳細はこちら:https://www.shochiku-tokyu.co.jp/special/eiga/
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「フェラーリ」、公道1000マイルレース〈ミッレミリア〉を監督&キャストが解説
2024年7月5日巨匠マイケル・マンが監督を務め、アダム・ドライバーが主演。フェラーリ社の創業者エンツォ・フェラーリが59歳だった1957年に焦点を当て、その激動の軌跡を描いた「フェラーリ」が、7月5日(金)にTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で封切られた。エンツォが挑戦するイタリア全土1000マイル(約1600km)縦断の公道レース〈ミッレミリア〉について、マン監督、レーシングドライバーの経験もあるキャストのパトリック・デンプシー、主演のアダム・ドライバーが語る映像が到着した。 https://www.youtube.com/watch?v=7aOTz9KzUFY 北イタリアのロンバルディア州ブレシアをスタート/ゴール地点とし、公道1000マイルをレーシングスピードで走破する〈ミッレミリア〉。貧しさゆえ常設サーキットの少なかったイタリアでは国民的イベントであり、その戦績はスポーツカーメーカーの命運を左右したといわれる。1927年に始まり、映画で描かれる1957年大会で幕を閉じた(現在は同名のクラシックカー・レースが毎年開催されている)。 「ミスをすれば死が待っている」「事故に遭わないという信念があるんだ」「瞑想と同じだよ」──。白熱のレースシーンとともに、物語に没入したい。 Story 1957年、エンツォ・フェラーリ(アダム・ドライバー)は激動の渦中にいた。会社は破産寸前で、息子ディーノの死により妻のラウラ(ペネロペ・クルス)との関係は崩壊、さらに愛するリナ(シャイリーン・ウッドリー)との間に生まれた子を認知することは叶わない。それでも再起をかけ、〈ミッレミリア〉に挑むが……。 © 2023 MOTO PICTURES, LLC. STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVED. 配給:キノフィルムズ ▶︎ マイケル・マン監督×アダム・ドライバー主演。創設者エンツォの情熱と狂気を描く「フェラーリ」 ▶︎ マイケル・マン監督×アダム・ドライバー主演「フェラーリ」、激動を映し出す予告編公開