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川のうつろい
アフリカの大地を舞台に、フランス人貴族と黒人少女の愛を描く大河ロマン。監督・主演は「ヘカテ」「リディキュール」の個性派ベルナール・ジロドー。脚本・台詞はジロドー、ジャン=ルイ・ルコント。撮影はジャン=マリー・ドルージュ。音楽はルネ=マルク・ビーニ。共演は新人のアイサトウ・ソー、「オディールの夏」のリシャール・ボーランジェ、「妻の愛人、夫の恋人」のアンナ・ガリエナほか。 -
ブレード/刀
亡き父の形見である折れた刀を武器に、仇に挑む青年の戦いを描いた時代劇アクション。76年のジミー・ウォン主演作「独臂刀」(日本未公開)を、本作の後に「ダブルチーム」でハリウッド・デビューを果たしたツイ・ハークの監督・製作・脚本・編集でリメイク。製作総指揮はハークとコンビを組むレイモンド・チョウ、脚本はツイ・ハーク、ソー・マンシン、コアン・ホイの共同。撮影はコン・セイ、音楽はウィリアム・フーとウィリアム・ウォンの共同、主題歌は女優でもあるサリー・イップ、美術はウィリアム・チャン、ヤウ・ワイミン、ビル・ライ、編集はツイ・ハークとコン・マ、衣裳はウィリアム・チャン、アクション監督はユン・ブン、タン・ワイ、マン・ホイ。主演は「青蛇転生」「金玉満堂 決戦!炎の料理人」でもツイ・ハークと組んだウィン・ツァオ。共演は「ダブルチーム」のシャン・シンシン、「世界の涯てに」のチャン・ホー、「恋する惑星」のヴァレリー・チョウ、「新・欲望の街II 97古惑仔・最終章」のマイケル・ツェとジェイソン・チューほか。 -
さまよえる人々
16世紀末、スペイン帝国の支配下にあったオランダに生まれた男が辿る数奇な生涯を、三世代の家族の絆と男女の愛を通して綴った大河叙事詩。原案・脚本・監督・製作は「レンブラント」「イリュージョニスト」などで知られるオランダ映画界の巨匠ヨス・ステリング。彼とゲオルグ・ブルックマンの原案を、ステリングとハンス・ヒーセンが脚色。さらにG・カルフの名作小説『彷徨えるオランダ人』の一部をモチーフにしている。明暗のある美しい映像と屋外でのすばらしいキャメラワークを見せた撮影はゴート・ギルターユ、音楽は「おっぱいとお月さま」「湖畔のひと月」のニコラ・ピオヴァーニが担当。出演はオランダ演劇界で活躍するレネ・グルーゾフ、「ナポリと女と泥棒たち」「ヘルシンキ・ナポリ・オールナイトロング」のイタリアの名優ニーノ・マンフレディ、オランダの映画・舞台・テレビで活躍するヴィール・ドベラーレ、「レディL」「殺しのエージェント」などのフランスの名脇役ダニエル・エミルフォルクなど、国際色豊かな顔ぶれ。 -
オセロ(1995)
シェイクスピアの四大悲劇の一つ、『オセロ』の4度目の映画化。イアーゴの陰謀を前面に押し出したこれまでの作品とは異なり、若き将軍オセロのデズデモーナに対する激情的な愛こそが、この物語に中心との解釈で挑んだ監督は、舞台出身でこれが初の長編映画となる新鋭オリヴァー・パーカー。89年に自ら演出も手掛けた舞台「オセロ」でイアーゴを演じた時から、映画化を企画していた。製作はニコラス・ローグの実子でダコダ・フィルムズを主宰するリュック・ローグと、「世にも憂鬱なハムレット」などケネス・ブラナー作品に関わったデイヴィッッド・バロン。エグゼクティヴ・プロデューサーはジョナサン・オルスバーグ、撮影は、CMやプロモーション・ビデオ、ドキュメンタリーなどの分野で活躍し、3本の短編を経てこれが初の劇場用映画となるデイヴィッド・ジョンソン、音楽はチャーリー・モール、美術は「世にも憂鬱なハムレット」ほかケネス・ブラナーの全作品に参加したティム・ハーヴェイ、編集は「美しすぎて 詩人の愛」のトニー・ローソン。主演は、映画で初めて黒人のオセロを演じた「理由」のローレンス・フィッシュバーン、「愛のめぐりあい」のイレーネ・ジャコブ、「世にも憂鬱なハムレットたち」のケネス・ブラナー。共演は、監督の実弟で「ハムレット」(90)のナサニエル・パーカー、その妻である舞台女優のアナ・パトリック、「世にも憂鬱なハムレットたち」のマイケル・マロニーとニコラス・ファレルほか。 -
チャイニーズ・オデッセイ Part2 永遠の恋
中国三大奇譚のひとつ、『西遊記』を大胆な解釈で描いた娯楽大作の続編。香港では、前編「チャイニーズ・オデッセイ/Part1 月光の恋」の1週間後に後編である本作が公開され、95年度興収第8位のヒットを記録した(総尺数177分)。主演のチャウ・シンチー以下、スタッフ・共演者は前編と同じだが、ヒロイン(前編の最後に登場)は「プロジェクトS」『風塵三侠』(日本未公開)などのアテナ・チュウ。ビデオタイトル「チャイニーズ・オデッセイ 西遊記 [其ノ弐]」。 -
チャイニーズ・オデッセイ Part1 月光の恋
中国三大奇譚のひとつ、『西遊記』を大胆な解釈で描いた娯楽大作。主役の孫悟空を90年代最大の香港スター、「0061/北京より愛をこめて!?」のチャウ・シンチーが演じ、「黒薔薇VS黒薔薇」の鬼才ジェフ・ラウが監督・脚本(ケイ・オン名義)・助演、「スウォーズマン/女神復活の章」のチン・シュウタンの武術指導で映画化。シンチーが友人と設立した彩星電影公司の第1回作品で、香港では、はじめに本作が前編として公開され、1週間後に後編が公開され、95年度興収第6位のヒットを記録した(総尺数177分)。ビデオタイトル「チャイニーズ・オデッセイ 西遊記 [其ノ壱]」。 -
鬼平犯科帳
小説・テレビ・舞台でと、幅広くその人気を誇る鬼平こと長谷川平蔵の活躍を描いたチャンバラ時代劇。監督は同テレビシリーズの監督もつとめている小野田嘉幹。原作は池波正太郎の同名ベストセラー。主演はテレビシリーズでもおなじみの中村吉右衛門。松竹創業100周年記念作品。 -
ハンテッド(1995)
日本を訪れたアメリカ人ビジネスマンが謎の忍者集団と対決する異色アクション。名古屋はじめ彦根城ほか日本各地のロケ撮影とそれを再現したセットのほか、新幹線内の大立ち回り、各所にみられる監督がファンだという邦画時代劇へのオマージュの数々(劇中のTVで流れる「眠狂四郎女妖剣」の一場面や、「座頭市」、「七人の侍」など)などがみもの。監督は「プリティ・リーグ」「沈黙の戦艦」の脚本を手掛け、本作が監督デビューとなるJ・F・ロートン。製作はジョン・デイヴィス、ゲイリー・W・ゴールドスタイン、脚本はロートン自身、エグゼクティヴ・プロデューサーはウィリアム・フェイ、撮影はジャック・コンロイ、音楽はヤマグチ・モトフミのスコアを鼓童が演奏、美術はフィル・ダゴート、編集はロバート・A・フェレッティ、エリック・ストランド、衣装はリタ・リッグスがそれぞれ担当。出演は「ハイランダー3」のクリストファー・ランバート、「ラストエンペラー」で皇帝夫妻役で共演した「シャドー」のジョン・ローンと「ジャッジ・ドレッド」のジョアン・チェンに加え、日本からは原田芳雄、島田陽子、夏木マリ、岡田真澄らが顔をそろえている。50点 -
天守物語
天守に住む魔性の女と一人の若侍の恋の顛末を描いたファンタスティック時代劇。原作は泉鏡花の同名戯曲。監督はこれが監督3作目になる坂東玉三郎で、舞台でも何度となく演じた富姫役で主演もこなしている。共演は94年の舞台版にも出演の宍戸開と宮沢りえ。殆ど天守のセットの中で物語が展開する。松竹創業100周年記念作品。 -
卍舞2 妖艶三女濡れ絵巻
江戸時代の湯女を主人公にした復讐劇としてヒットしたエロティックアクション「大江戸浮世風呂譚 卍舞」のパート2。監督は前作と同じく小笠原佳文。湯女からうって変わって男装のお尋ね者となったお蝶にふんするのは「紅蓮華」の武田久美子。