ホセ・ルイス・ゲリンの関連作品 / Related Work

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  • ミューズ・アカデミー

    制作年: 2015
    「シルビアのいる街で」のホセ・ルイス・ゲリンがフィクションとドキュメンタリーの境界を漂いつつ、文学や芸術を紐解こうとした意欲作。バルセロナ大学哲学科のラファエレ・ピント教授が『女神論』の講義を進める中で、教授の行動倫理の問題が浮かび上がる。登場人物のラファエレ・ピントは、実在のピント教授が演じている。
  • メカス×ゲリン 往復書簡

    制作年: 2011
    アメリカの前衛映画の旗手ジョナス・メカスとホセ・ルイス・ゲリンが映像を通して魂の会話を成し遂げる「メカス×ゲリン 往復書簡」。2人が織りなす映像は俳諧の連句のように重なっていき、2人の“日記映画”はみるものを叙情的世界に誘う。2011年10月22日、第24回東京国際映画祭で上映された。2012年6月30日より、東京・渋谷シアター・イメージフォーラムにて開催された「映画の國名作選IV ホセ・ルイス・ゲリン映画祭」にて上映。
  • ゲスト(2010)

    制作年: 2010
    ホセ・ルイス・ゲリンが「シルビアのいる街で」の世界各地の映画祭での上映に伴い、招待者としての旅日記を綴った映画。「シルビアのいる街で」が出品された第64回ヴェネツィア映画祭から、ゲリン自身が審査員で参加した翌年の同映画祭までに招待されたあらゆる映画祭が開催される都市や人々にカメラを向け、芸術家としての関係者の視点から、一時的滞在者というどこか孤独な面までもが、モノクロの哀愁漂う映像から滲み出ている。2010年9月2日に第67回ヴェネツィア映画祭で上映された。2012年6月30日より、東京・渋谷シアター・イメージフォーラムにて開催された「映画の國名作選IV ホセ・ルイス・ゲリン映画祭」にて上映。
    80
  • シルビアのいる街で

    制作年: 2007
    ビクトル・エリセが“スペインで最も優れた映画作家”と期待を寄せる俊英ホセ・ルイス・ゲリン監督、初の日本国内劇場公開作品。かつて出会った女性の面影を求めて、街をさまよう青年の姿を追う。ヴェネチア映画祭出品作。出演は「ガブリエル」のグザヴィエ・ラフィット、「女王フアナ」のピラール・ロペス・デ・アジャラ。
  • シルビアのいる街の写真

    制作年: 2007
    無数のモノクロ・スチール写真で構成され、フランスのクリス・マルケル監督による実験映画の傑作「ラ・ジュテ」(62)を思わせるような、ホセ・ルイス・ゲリン監督の代表作「シルビアのいる街で」の下敷きになった映像の構想ノート。音楽もない純粋な無声映画の中で、架空の作り手の言葉は字幕で表れ、スチル写真と連続写真の動画効果で用いられた映像は、時空を超えて編集されている。2012年6月30日より、東京・渋谷シアター・イメージフォーラムにて開催された「映画の國名作選IV ホセ・ルイス・ゲリン映画祭」にて上映。
  • 工事中

    制作年: 2001
    ホセ・ルイス・ゲリンが故郷のバルセロナで短編『エウラリアとマルタ』に続いて撮った本作は、1998年にバルセロナに創設されたポンペウ・ファブラ大学のジョルディ・バリョーが代表の「創作記録映画修士実習」の第一期製作作品でもある。研修生を動員し撮影され、バルセロナの歴史地区エルバラルの大規模再構築現場を記録した映像が流れる社会派ドキュメンタリー。スペインの権威あるゴヤ賞最優秀ドキュメンタリー賞を獲得している。サン・セバスチャン映画祭でプレミア上映され、同年10月19日にスペイン公開。2012年6月30日より、東京・渋谷シアター・イメージフォーラムにて開催された「映画の國名作選IV ホセ・ルイス・ゲリン映画祭」にて上映。
  • 影の列車

    制作年: 1997
    フランス北西部のオート=ノルマンディ地方ウール県ル・テュイにて16ミリと35ミリの素材を用いてスペインの監督ホセ・ルイス・ゲリンが撮った前衛的メロドラマ。リュミエール兄弟のシネマトグラフが公開されて100年目の1996年に製作された。モノクロフィルムと色とりどりの風景が混ざりあい、ノスタルジアを生み出している。1997年5月13日に第50回カンヌ映画祭「監督週間」にてプレミア上映され、同年12月13日にポルトガルで公開。翌年98年1月23日にスペインで公開された。2012年6月30日より、東京・渋谷シアター・イメージフォーラムにて開催された「映画の國名作選IV ホセ・ルイス・ゲリン映画祭」にて上映。
  • イニスフリー

    制作年: 1990
    ジョン・フォードが故郷へオマージュを捧げた傑作「静かなる男」の舞台である、アイルランドのイニスフリーをめぐるドキュメンタリー映画。「静かなる男」の物語を直接引用しながら、当時と姿変わらぬ緑溢れる村や、そこに生きる人々をホセ・ルイス・ゲリンが繊細に切り取る様からは、映画への敬愛が感じられる。2009年に第22回東京国際映画祭にて上映。2012年6月30日より、東京・渋谷シアター・イメージフォーラムにて開催された「映画の國名作選IV ホセ・ルイス・ゲリン映画祭」にて上映。
  • ベルタのモチーフ

    制作年: 1983
    後に「シルビアのいる街で」で、その情緒豊かな描写で映画界に旋風を巻き起こす、ホセ・ルイス・ゲリン監督の弱冠23歳で撮影された長編劇映画デビュー作。自然豊かな過疎地域に住む寡黙な少女ベルタが、屋敷に越してきた変わり者の男・デメトリオと出会うことにより変化する青春の日常を瑞々しく描く。ロメール作品に数多く出演する女優で歌手のアリエル・ドンバールがシューベルトの『さすらい』で美声を披露している。1984年9月19日にサン・セバスチャン映画祭でプレミア上映、翌年1月15日にバルセロナにて公開され、2010年にコロンビアのカルタナヘナ・デ・インディアス映画祭で上映された以降は上映機会に恵まれなかった。2012年6月30日より、東京・渋谷シアター・イメージフォーラムにて開催された「映画の國名作選IV ホセ・ルイス・ゲリン映画祭」にて上映。
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