- キネマ旬報WEB トップ
- ソニック・ユース
ソニック・ユースの関連作品 / Related Work
1-7件表示/全7件
-
デソレーション・センター
制作年: 20181980年代に初めて南カリフォルニアの荒廃した砂漠で開催された音楽イベント『デソレーション・センター』に迫るドキュメンタリー。ソニック・ユースやアインシュテュルツェンデ・ノイバウテンらが参戦。貴重なインタビューと共に、凄まじいライヴが展開される。シネマート新宿・シネマート心斎橋で開催される特集企画「UNDERDOCS」にて上映。 -
わたしの名前は...
制作年: 2013父から虐待を受ける12歳の少女と孤独な長距離トラック運転手との逃避行を捉えた悲劇的なロードムービー。ファッションデザイナーとして活躍する一方プロデューサーを務めるなど映画界にも寄与してきたアニエスベーが、本名のアニエス・トゥルブレ名義で映画監督に初挑戦。出演はオーディションで選ばれたルー=レリア・デュメールリアック、「ジダン:神が愛した男」の監督を手がけた芸術家ダグラス・ゴードンほか。実験映画の巨匠ジョナス・メカス監督が撮影に参加。また、バンド『ソニック・ユース』の未発表音源を使用している。日本では劇場公開に先立ち、第14回東京フィルメックス特別招待作品として2013年11月30日に上映された。 -
消えたシモン・ヴェルネール
制作年: 20102010年のカンヌ国際映画祭ある視点部門で上映され、注目を集めたファブリス・ゴベールの監督デビュー作。パリ郊外で発生した高校生の連続失踪事件を巡って、複数の登場人物の視点から事件の全貌が語られてゆくミステリー。主人公の1人を演じたのは、「バス・パラディアム」に続き、本作が長編2作目となるジュール・ペリシエ。 -
サラ、いつわりの祈り
制作年: 2004娼婦として生きる母親と息子の絆を描いた衝撃作。JTリロイの自伝的小説『サラ、いつわりの祈り』の映画化。監督・脚本・主演は「スカーレット・ディーバ」のアーシア・アルジェント。撮影は「ノット・ア・ガール」のエリック・エドワーズ。音楽は人気ミュージシャンのマルコ・カストルディ、人気バンドのソニック・ユース、ランシドの中心メンバーであるティム・アームストロング。共演は「チャーリーと14人のキッズ」のジミー・ベネット、「イギリスから来た男」のピーター・フォンダ、「HOTEL」のオルネラ・ムーティ、「ヴィレッジ」のマイケル・ピット、「S.W.A.T.」のジェレミー・レナー、「エレファント」のジョン・ロビンソン、「ノイズ」のディラン&コール・スプラウス(双子の兄弟)、「パーティ・モンスター」のマリリン・マンソン、「シモーヌ」のウィノナ・ライダーほか。 -
デーモンラヴァー
制作年: 2002「イルマ・ヴェップ」のオリヴィエ・アサイヤス監督が描く、企業社会を舞台にしたサスペンス。「グラディエーター」「閉ざされた森」のデンマーク出身のハリウッド女優コニー・ニールセンが、クールなヒロインを演じる。共演、米国インディペンデント映画界で活躍するクロエ・セヴィニー。その他「バウンド」のジーナ・ガーション、日本からは大森南朋、山崎直子が参加している。音楽を手がけるのは「イルマ・ヴェップ」に続いてソニック・ユース。 -
ハード・コア リチャード・カーン・フィルム・セレクション
制作年: 080年代ニューヨーク・アンダーグラウンドの代表的映像作家として知られるリチャード・カーンの主要作6本が、「ハード・コア~リチャード・カーン・フィルム・セレクション~」と銘打って日本初公開された。ジャック・スミス、アンディ・ウォーホルの実験精神と、パンク・ムーヴメント以降のメンタリティーを引き継ぐ彼の映像は同じ背景の下に誕生したオルタナティヴ・ロックとの相性がよく、主にライヴ・ハウスでのバンドの演奏とともに上映されていた。製作はカーン自身のスーパー8(8ミリカメラ)によって小規模に行われたものだが、リディア・ランチ、ジム・フィータスらのミュージシャン、ニック・ゼットらの同志的な映像作家を初めとする積極的なコラボレーションは、当時のニューヨーク・アート・シーンの層の厚さを確実に伝えている。今回紹介されたのは、主に80年代中期の作品であるが、カーンはその後も年数本の作品を発表する一方、近年では、キング・ミサイル、アンセインなどのビデオ・クリップの監督として、また写真家としても活躍している。 <グッドバイ・42ndストリート>わずか30ドルで製作されたカーンの処女作。風俗街をうろつく手持ちカメラの映像に、後の作品にも偏在する性的・暴力的なイメージが挿入される。音楽はリディア・ランチ、クリント・ルイン、ノーマン・ウェストバーグ。出演はベス・B、R・ディッケンズ。1983年製作、カラー、スタンダード、4分。 <ストレイ・ドッグ~マンハッタン・ラヴ・スーサイドより~>連作短編『マンハッタン・ラヴ・スーサイド』中の一編として製作された作品。アーティストを追いかけるファンの執着が、ブラック・ユーモアに満ちた寓話として鮮烈にカリカチュアされている。嫉妬のあまり、ファンの男の体がぼろぼろに崩れて行くラスト・シーンは、それを超然と笑い飛ばすアーティストの表情と相俟って、とりわけ圧巻。主演の2人(ビル・ライス、デイヴィッド・ヴォイナロヴィッチ)は、ニューヨーク在住の実際のアーティストである。音楽はJ・G・サールウェル。1985年製作、カラー、スタンダード、12分。 <サブミット・トゥ・ミー> カメラに向かって挑発的なパフォーマンスを繰り広げる、リディア・ランチ、ラング・レッグ、クリント・ルイン(別名ジム・フィータス)、クルエラ・デヴィルら、カーンの朋友たち。セックス、同性愛、SM、ドラッグ、暴力、殺人など、カーンの真骨頂とも言える即物的なイメージがたたみかけるように連射される。音楽はデビューして間もないバットホール・サーファーズ。1985年製作、カラー、スタンダード、10分。 <フィンガード>ハードコア・ポルノにも勝る過激な性描写とダイアローグに加え、クールなカメラワークから編集テクニックに至るまで、カーンの力量を余すところ無く示す一編。トラッシュ・ムービー版“ボニー&クライド”とも言うべき明確なストーリー・ラインの中にカーン映画のエッセンスがちりばめられている。テレフォン・セックスに興じる娼婦(リディア・ランチ)が野蛮な男(マーティー・ネイション)と出会い、セックスと殺人を繰り返しながら、車で旅をする。ベルリン映画祭で上映されたほか、各国で上映禁止騒動を起こした問題作である。脚本はカーンとランチの共同、撮影・編集はカーン、音楽はJ・G・サールウェル。1986年製作、カラー、スタンダード、24分。 <XイズY>ニューヨークのバンド、コップ・シュート・コップによるエレクトリック・ノイズをバックに、女たちと銃器にまつわるイメージがコラージュされる。90年代に入って、カーンの方法論はますます先鋭化を極めると同時に、社会的な概念をも獲得している。1991年製作、カラー、スタンダード、4分。 <デス・ヴァレー'69>オルタナティヴ・ロックの雄、ソニック・ユースの同名曲のために作られたビデオ・クリップ。彼らのライブ・シーンに、爆撃機やビデオで撮られた殺人現場の再現、自作「サブミット・トゥ・ミー」からの流用といった死を連想させる映像が暴力的にカット・インされる。ちなみにソニック・ユースのアルバム『EVOL』のジャケットはこのビデオ・クリップからのリディア・ランチのショットの流用。監督はカーン、ジュディス・バリー、ソニック・ユースの共同、製作はバリー、エグゼクティヴ・プロデューサーはアニー・ゴールドソン、撮影はカーンとバリー、編集はデイヴィッド・O・ワイスマン、ブルース・トヴスキー、バリー、カーンがそれぞれ担当。1986年製作、カラー、スタンダード、6分。
1-7件表示/全7件