イングマール・ベルイマンの関連作品 / Related Work

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  • リヴ&イングマール ある愛の風景

    制作年: 2012
    「処女の泉」「野いちご」「叫びとささやき」などのスウェーデン人監督イングマール・ベルイマンと、女優リヴ・ウルマンの秘められた愛と友情の軌跡を辿るドキュメンタリー。監督と女優として出会い、男と女として愛し合い、最後は人間同士として尊敬と理解を深めあった二人の物語を、ウルマンへのインタビューとベルイマンの手紙、二人の人生が投影された作品の数々を通して見つめていく。
  • サラバンド

    制作年: 2003
    離婚後30年ぶりに再会した元夫婦と、剥き出しの父娘愛のなかで愛憎をたぎらせる息子とその娘の姿を描いた、家族の肖像。監督は「ファニーとアレクサンデル」のイングマール・ベルイマン。本作は同監督が1974年に制作した「ある結婚の風景」の続編。出演は「移民者たち」のリヴ・ウルマン、「存在の耐えられない軽さ」のエルランド・ヨセフソン、「私は好奇心の強い女〈イエロー篇〉」のボリエ・アールステット。
  • 不実の愛、かくも燃え

    制作年: 2000
    現代スウェーデン映画の巨匠イングマール・ベルイマンのかつての放埒な恋愛体験を思わせる不倫劇を、やはりかつての恋人にしてベルイマン作品の名女優リヴ・ウルマンが映像化。家族を持つ女性がふとしたはずみで夫の親友との情事に溺れていくさまと、それによって引き起こされる悲劇の顛末を描く。
  • 愛の風景(1992)

    制作年: 1992
    神学校に学ぶ貧しい青年と、上流階級の娘が結婚し、互いの価値観の違いを乗り越え理解し合うまでを描く人間ドラマ。「ファニーとアレクサンデル」のイングマール・ベルイマンが、引退後、自叙伝執筆の最中に構想した脚本を基に、「ペレ」のビレ・アウグストが監督した。一九九二年度カンヌ国際映画祭パルム・ドール(グランプリ)、主演女優賞受賞。アウグスト監督は「ペレ」に続いて二度目の受賞となった。製作はラーシュ・ビィエルケスクーグ。エグゼクティヴ・プロデューサーはイングリッド・ダールベリ。撮影は「ペレ」のヨルゲン・ペルソン。音楽はステファン・ニルソンが担当。出演は、ベルイマンの母アンナに、スウェーデンの舞台出身で、アウグスト監督夫人でもあるペルニラ・アウグスト、父ヘンリクに、テレビ出身の人気俳優サミュエル・フレイレルが抜擢された。ベルイマン映画の常連の名優マックス・フォン・シドーが、アンナの父ヨハン役で共演している。
  • 日曜日のピュ

    制作年: 1992
    「ファニーとアレクサンデル」を最後の劇映画としたスウェーデン映画の巨匠、イングマール・ベルイマンが自身の幼年時代の体験を元に書き下ろした脚本を、実子で本作が監督デビューとなるダニエル・ベルイマンが、伝統的な北欧児童映画のスタイルで映画化した家族史ドラマ。やはりベルイマン脚本によるビレ・アウグスト監督「愛の風景」(92)の続編に当たるが、自分の両親の恋人・新婚時代を描いた前作に対して、父との関係を主題に描いた、自伝的色彩の濃い一編。原題の「日曜の子供」とは、日曜日に生まれた子は不思議な力を持つ幸運な子、という言い伝えからきている。製作はカティンカ・ファラゴー、撮影はトニー・フォルスバーグ、音楽はクラス・エングストレム、美術はスヴェン・ヴィグマンが担当。主人公のピュは、テレビ用児童映画で活躍するヘンリク・リンロース。父親役に「みじかくも美しく燃え」「ジョー・ヒル」のトミー・ベルグレン。共演は「私は好奇心の強い女」のボリエ・アールステットほか。
  • ベルイマンの世界

      制作年: 1986
      「ファニーとアレクサンデル」の撮影風景を捉えたドキュメンタリー。監督・スクリプトはイングマール・ベルイマン、撮影はアルネ・カールソン、編集はシルヴィア・インゲマーションが担当。
    • ファニーとアレクサンデル

      制作年: 1982
      スウェーデンの古い大学町ウプサラを舞台にブルジョワ階級エクダール家の人々の姿を1970年のクリスマスから約2年間の流れの中で描く。全5部より構成されている。エグゼキュティヴ・プロデューサーはヨルン・ドンナー。監督・脚本は「秋のソナタ」のイングマール・ベルイマン。撮影はスヴェン・ニクヴィスト、音楽はダニエル・ベル、美術はアンナ・アスプが担当。出演はグン・ヴォールグレーン、エヴァ・フレーリングなど。
    • 夢の中の人生

      制作年: 1981
      ベルイマンが監督・脚本を努めた、衝動的殺人の裏に隠された人間関係の破掟を、心理的に描き出した作品。誠実な性格の青年ペーターは、ある日衝動的にある売春婦を殺してしまう。事件前、彼は精神分析医・イェンスン教授にある相談を持ちかけていた…。
    • 秋のソナタ

      制作年: 1978
      異なった環境で生活をする母と娘の微妙な絆を描く。監督・脚本は「ある結婚の風景」のイングマール・ベルイマン、撮影はスヴェン・ニクヴィスト、編集はシルヴィア・イングマーシッドッテルが各々担当。出演はイングリッド・バーグマン、リヴ・ウルマン、レナ・ニーマン、ハルヴァール・ビョルク、エルランド・ヨセフソン、グンナール・ビヨルンストランドなど。
    • 蛇の卵

      制作年: 1977
      イングマール・ベルイマン監督の77年度作が初単品化。20年代ベルリンを舞台に、殺人容疑を掛けられたサーカスの空中ブランコ乗りの男の顛末を描く。『キル・ビル』のデイビッド・キャラダインとベルイマン作品の常連、リヴ・ウルマンが共演。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:イングマール・ベルイマン 製作総指揮:ホルスト・ヴェンドラント 製作:ディノ・デ・ラウレンティス 音楽:ロルフ・ヴィルヘルム 出演:リヴ・ウルマン/デイビッド・キャラダイン/ゲルト・フレーべ/ハインツ・ベネント
    • 鏡の中の女

      制作年: 1975
      恵まれた生活を送っていた一人の女医が突然精神的な病いに陥りはじめて絶望的な苦悩を経験するという、生と死と愛をテーマにした人間ドラマ。製作・監督・脚本は「秋のソナタ」のイングマール・ベルイマン、撮影はスヴェン・ニクヴィスト、モーツアルトの『幻想曲』ハ短調のピアノ演奏はチェービー・ラレテイ、編集はシブ・ラングレン、製作デザインはアンネ・ハーゲゴード、メークアップはセシリア・ドロットが各々担当。出演はリヴ・ウルマン、エルランド・ヨセフソン、アイノ・トーベ・ヘンリクソン、グンナール・ビヨルンストランド、カリ・シルバン、シフ・ルード、スヴェン・リンドベルイなど。
    • ある結婚の風景

      制作年: 1974
      ある一組の夫婦の結婚と離婚を通じ人間の真の結びつき、コミュニケーションとは何かを描く人間ドラマで、当初スウェーデン国営放送のもとで各50分6エピソード全5時間のTVシリーズとして企画・製作されたもの。製作はラース・オウェ・カールズベルイ、監督・脚本は「叫びとささやき」のイングマール・ベルイマン、撮影はスヴェン・ニクヴィスト、音楽はオーヴェ・スヴェンソン、編集はイングマール・ベルイマンとシブ・ラングレン、製作デザインはビヨルン・チューリン、衣裳はインガー・ペルソンが各々担当。出演はリヴ・ウルマン、エルランド・ヨセフソン、ビビ・アンデショーン、ヤン・マルムシェーなど。
    • 魔笛(1974)

      制作年: 1974
      スウェーデン放送協会の創立50周年を記念して製作されたTVムーヴィ。シカネダーの台本、モーツァルトの音楽によるオペラ「魔笛」をイングマル・ベルイマンがアダプトしたもの。監督、脚本はイングマール・ベルイマン、撮影はスヴェン・ニクヴィスト、音楽はエリック・エリクソン指揮のスウェーデン・ラジオ・シンフォニーが演奏を各々担当。出演はヨゼフ・コストリンガー、イルマ・ウリラなど。
    • 叫びとささやき

      制作年: 1972
      前世紀末のスウェーデンの大邸宅を舞台に、四人の女性たちの時間の流れの中で各人の心底にひそむ愛、孤独、性、死の断片をえぐる。監督は「ペルソナ」のイングマール・ベルイマン、撮影はスヴェン・ニクヴィスト、編集はシブ・ラングレン、美術はマリク・ボスが各々担当。音楽はシャーリ・ラレテイ演奏のショパン作曲「マズルカ・イ短調/作品17-4」とピエール・フルニエ演奏のバッハ作曲「組曲第五番ハ短調よりサラバンド」を使用。なおこれはわが国で公開されたベルイマン作品の中で初めてのカラー作品。出演はイングリッド・チューリン、ハリエット・アンデルソン、リヴ・ウルマン、カリ・シルバン、ヨールイ・オーリン、ヘニング・モリッツェン、エルランド・ヨセフソン、アンデルス・エクなど。
    • 夜の儀式

      制作年: 1969
      ベルイマンが初めて手がけたテレビ作品だが、好評を博したので三五ミリの劇場用フィルムにブローアップされた作品。監督・脚本はイングマール・ベルイマン、撮影はスヴェン・ニクヴィスト、美術はレナルト・ブロムクビスト、音楽はレナルト・エングホルムが各々担当。出演はイングリッド・チューリン、アンデルス・エク、グンナール・ビヨルンストランド、エリック・ヘルなど。
    • 制作年: 1968
      数々の問題作を世に送り出しているイングマール・ベルイマン監督がマックス・フォン・シドーを主演に迎えて贈る問題作。戦争を避けるように離れ小島で静かに生活を送る元バイオリニストの夫婦。しかし、戦争はふたりの関係にも溝を深め始める。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:イングマール・ベルイマン 撮影:スヴェン・ニクヴィスト 出演:マックス・フォン・シドー/リヴ・ウルマン/グンナール・ビョルンストランド/ブリジッタ・ヴァルベルグ/ハンス・アルフレッドソン/ベント・エクルンド
    • 狼の時刻

      制作年: 1968
      イングマール・ベルイマン監督の68年度作が初単品化。小島に暮らす画家が、彼の昔の愛人を知る男爵家より晩餐に招かれ、当家の人々の奇妙な雰囲気の中で正気を失っていく。ベルイマン作品の常連、マックス・フォン・シドーとリヴ・ウルマンが共演。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:イングマール・ベルイマン 製作:ラーシュ=オーヴェ・カールベルイ 撮影:スヴェン・ニクヴィスト 音楽:ラーシュ・ヨハン・ワーレ 出演:マックス・フォン・シドー/リヴ・ウルマン/イングリット・チューリン/エルランド・ヨセフソン
    • 仮面ペルソナ

      制作年: 1967
      「沈黙」のイングマール・ベルイマンが製作・脚本・監督した。撮影はコンビのスヴェン・ニクヴィスト、音楽はラーシュ・ヨハン・ワーレが担当した。出演は「砦の29人」のビビ・アンデショーン、舞台俳優で、映画には初登場のリヴ・ウルマン、「愛のレッスン」のグンナール・ビヨルンストランドほか。
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    • この女たちのすべてを語らないために

      制作年: 1964
      巨匠と呼ばれるチェロの奏者の葬儀から始まり、4日前からの回想を辿る。音楽業界の裏面を皮肉ったコメディドラマ。ベルイマン監督初のカラー作品で余裕綽々と作った喜劇の1本。ニイクヴィストの撮影が色彩鮮やかで見もの。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:イングマール・ベルイマン 撮影:スヴェン・ニイクヴィスト 音楽:エリック・ノードグレーン 出演:エーヴァ・ダールベック/ハリエット・アンデルセン/ビビ・アンデルセン
    • 沈黙(1962)

      制作年: 1962
      「第七の封印」のイングマール・ベルイマンが脚本を書き、自ら演出した人間存在の追求ドラマ。撮影のスヴェン・ニクヴィスト、美術のP・A・ルンドグレンはつねにベルイマンの協力技術者達。音楽はバッハの曲を象徴的に用いられている程度。製作はアラン・エーケルンド。出演は「野いちご」のイングリッド・チューリン、「第七の封印」のグンネル・リンドブロム、他に子役のヨルゲン・リンドストロム、ホーカン・ヤーンベルイ、ビルイェル・マルムステーン、リッシ・アーランド、レイフ・フォステンベルイ、小人のエドアルディニ一座など。
      68
    • 冬の光

      制作年: 1962
      ベルイマン作品の最高傑作といわれ、病を押して神の栄光を説き続ける牧師のうつろな姿を通して一貫したモティーフである“神の沈黙”を描き出す。原題は「聖体拝受者」という宗教用語で、「冬の光」は海外用の題名。一九六三年度OCIC国際カトリック映画局グランプリ、同年第八回ウィーン宗教映画週間で最優秀外国映画賞を受賞。
    • 鏡の中にある如く

      制作年: 1961
      「第七の封印」のイングマール・ベルイマンが脚本を執筆、自ら演出した心理ドラマ。撮影はスヴェン・ニクヴィスト。出演は「第七の封印」のグンナール・ビヨルンストランド、マックス・フォン・シドー、「不良少女モニカ」のハリエット・アンデルソン、ラルス・パッスガルドの四人。一九六一年にアカデミー外国映画賞を受賞している。
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    • 処女の泉

      制作年: 1960
      中世の伝説バラードを映画化した「女はそれを待っている」のイングマール・ベルイマン監督作品。脚本を女流作家ウラ・イザクソンが執筆し、撮影を担当したのはスヴェン・ニクヴィスト。音楽はエリク・ノルドグレンである。出演するのは新人ビルギッタ・ペテルソン、マックス・フォン・シドー、グンネル・リンドブロム、ビルギッタ・ヴァルベルイなど。なおこの作品は一九六十年度カンヌ映画祭特別賞、アメリカのタイムス誌とサタデー・レビュー誌ベスト・テン入選などの栄誉を得ている。
    • 悪魔の眼

      制作年: 1959
      『不実の愛、かくも燃え』のI・ベルイマン監督が、男女の愛の不調和を描いた“ベルイマン流喜劇”。ドン・ジュアンは悪魔の命令により、地獄から地上へと出てきた。そこで若い女性ブリット=マリを誘惑することに。結婚を控えている彼女の運命は…?【スタッフ&キャスト】監督・脚本:イングマール・ベルイマン 撮影:グンナル・フィッシェル 音楽:エーリック・ノードグレーン 原作:オルフ・バング 出演:ビビ・アンディション/ヤール・クッレ/ストゥーレ・ラーゲルヴァル
    • 魔術師(1958)

      制作年: 1958
      イングマール・ベルイマンが映画製作活動を始めて十三年目、二十本目に当たる、彼の中期の代表的な一本といわれる作品で、一九五九年のヴェネチア映画祭で審査員特別賞、パシネッティ賞、チネマ・ヌオヴォ賞の三賞を受賞。“The Face”という直訳の英語題名で輸出されているが、アメリカでは“The Magician”と改題して公開された。〈シーズン・オブ・ベルイマン〉の一弾として岩波ホールで公開された。脚本もベルイマン自身。撮影はグンナール・フィッシャー、美術はP・A・ルンドグレン、音楽はエリク・ノルドグレンが各々担当。出演はマックス・フォン・シドー、イングリッド・チューリン、グンナール・ビヨルンストランド、ベント・エケロート、ビビ・アンデショーンなど。
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    • 女はそれを待っている

      制作年: 1958
      久しぶりのスウェーデン映画、しかもイングマール・ベルイマン監督の作品である。五八年度カンヌ映画祭で最優秀監督賞と主演女優四人の主演女優賞を得た。出産を通して、三人の女性の三様の姿が描かれる。脚本はスウェーデンの女流作家ウラ・イザクソンがベルイマンのために初めて書いた。撮影はマックス・ウィレン、編集はカール・オロ・スケップステッド。出演は「外国の陰謀」のイングリッド・チューリンのほかは日本では未紹介のエヴァ・ダールベック、ビビ・アンデショーン、バルブロ・ヒオルト・アフォルナズら。
    • 野いちご

      制作年: 1957
      「処女の泉」のイングマール・ベルイマンが自らの脚本を演出した、老医師の夢と現実を一種の回想形式で描く作品。撮影のグンナール・フィッシャー、音楽のエリク・ノルドグレンは「夏の夜は三たび微笑む」ほかベルイマンに協力した人たちである。出演者は今はなきサント時代の監督ヴィクトル・シェーストレム、「女はそれを待っている」の新星ビビ・アンデショーンが二役を演じているほか、舞台出身でベルイマン監督に見出され、後ハリウッドで「黙示録の四騎士」に出演したイングリッド・チューリンなど。五八年ベルリン映画祭グランプリ、五九年アルゼンチンのマル・デル・プラタ映画祭グランプリ、ベニス映画祭での国際批評家協会賞、イギリス映画批評家大賞、米・ナショナル・ボード・オブ・レビュウ最優秀外国映画賞を受賞している。A・T・G第七回上映作品。
    • 第七の封印

      制作年: 1957
      「野いちご」「処女の泉」のイングマール・ベルイマンの生と死の問題を鋭く追究した思想ドラマ。題名はヨハネ黙士録からとったという。撮影はグンナル・フィッシェル、音楽はエリク・ノルドグレンら、ベルイマンの協力達、主演は「処女の泉」のマックス・フォン・シドー、「野いちご」のグンナール・ビヨルンストランド、同じくビビ・アンデショーン、舞台俳優ベント・エーケロート、スェーデンのコメディアン、ニルス・ポッペなど。一九五七年カンヌ映画祭で「審査員特別賞」を受賞している。
    • 夏の夜は三たび微笑む

      制作年: 1955
      「不良少女モニカ」のイングマール・ベルイマンが自ら脚本を執筆、監督したスウェーデン映画。撮影のグンナール・フィッシャー、音楽のエリク・ノルドグレンはともに前作「不良少女モニカ」のスタッフ。主演は「春の悶え」のウラ・ヤコブソン、「深夜のランデヴー」のエヴァ・ダールベック、「不良少女モニカ」のハリエット・アンデルソン、演劇畑のマルギット・カールキスト。男優陣は演劇俳優グンナール・ビヨルンストランド、「不良少女モニカ」のオーケ・フリーデルなど。なおこの映画は五六年度カンヌ映画祭で「詩的ユーモア賞」を獲得。
    • 愛のレッスン

      制作年: 1954
      イングマール・ベルイマンが、自作のオリジナル・シナリオで演出したコメディ。撮影は、「もだえ」のマルティン・ボディン、音楽は「令嬢ジュリー」のダグ・ヴィレーン、美術は「鏡の中にある如く」や「沈黙」で、ベルイマンとはコンビのP・A・ルンドグレンが担当した。出演は「鏡の中にある如く」のグンナール・ビヨルンストランド、「女はそれを待っている」のエヴァ・ダールベック、「道化師の夜」のハリエット・アンデルソン、イヴォンヌ・ロンバルトほか。
    • 不良少女モニカ

      制作年: 1953
      「愛欲の港」のイングマール・ベルイマンが脚色・監督にあたったスウェーデンの青春映画一九五三年作品。原作はペル・アンデルス・フォゲルストレームの小説で、撮影はグンナール・フィッシャー(「愛欲の港」)、作曲はエリク・ノルドグレン。主演は新人のハリエット・アンデルソンとラルス・エクボルイで、ジョン・ハリソン、ダグマー・エベッセン、オーケ・フリーデルが助演。
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    • 道化師の夜

      制作年: 1953
      「鏡の中にある如く」のイングマール・ベルイマンが脚本・監督したサーカスを舞台にした人間悲劇。撮影は「鏡の中にある如く」のスヴェン・ニクヴィストと「女たちの夢」のヒルディング・ブラド、音楽はカール・ビルゲル・ブロムダールが担当した。出演は「不良少女モニカ」のオーケ・グレンベルイ、「愛する」のハリエット・アンデルソン他。
    • シークレット・オブ・ウーマン

      制作年: 1952
      ストックホルム郊外の小島の別荘に集まった4人の妻たちと一組の若い恋人の、ある夏の夕べを描く。製作はアラン・エーケルンド、監督・脚本は「ファニーとアレクサンデル」のイングマール・ベルイマン、撮影はグンナール・フィッシャー、音楽はエリク・ノルドグレンが担当。出演はアニタ・ビョルク、カール・アーネ・ホルムステーンほか。
    • 夏の遊び

      制作年: 1951
      将来の選択に迷いをみせるバレリーナが、若かりし頃のひと夏の恋を回想することで、迷いを断ち切っていく姿を描く。監督・脚本・原作・原案は「ファニーとアレクサンデル」のイングマール・ベルイマン、製作はアラン・エーケルンド、撮影は「野いちご」のグンナール・フィッシャー、音楽は「処女の泉」のエリク・ノルドグレンが担当。
    • 歓喜に向かって

      制作年: 1950
      夫婦の愛と苦悩、音楽により精神的に救済される姿が描かれる、ベートーヴェンの『歓喜の歌』をモチーフに描くイングマール・ベルイマン監督による感動ドラマ。練習中に妻の死を知ったバイオリニストの夫は、7年前のふたりの生活を回想し…。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:イングマール・ベルイマン 撮影:グンナル・フィッシェル/エスキル・イカート=ランディン 出演:マイ=ブリット・ニルソン/スティーグ・オリーン/ヴィクトール・シェーストレム/ビルイェル・マルムステーン
    • 牢獄

      制作年: 1949
      “地上の地獄”というテーマの映画化をめぐる考察を、そのまま一本の劇映画に成立させてしまったベルイマンの初期にあって最も重要かつ実験性に富んだ作品。
    • 渇望

      制作年: 1949
      譲歩することができず傷つけあう倦怠期の夫婦が、第二次大戦後のドイツを旅しながら、夫婦の存在意味を確認していく姿を描く。監督は「ファニーとアレクサンデル」のイングマール・ベルイマン、製作はヘルゲ・ハーゲルマン、脚本はヘルヴェット・グレヴェーニウス、原作・原案はビルギット・テーングロート、撮影は「野いちご」のグンナール・フィッシャー、音楽は「処女の泉」のエリク・ノルドグレンが担当。
    • 愛欲の港

      制作年: 1948
      スウェーデン映画界の第一線にあるイングマール・ベルイマンが脚色・監督した一九四八年作品。オーレ・レンスベルイの原作で、撮影はグンナール・フィッシャー、音楽はエルランド・フォン・コックの担当。主演はニーネ・クリスティーネ・イェンソン、ベングト・エークルンド。以下、ベルタ・ハル、エリック・ヘル、ミミ・ネルソン、ビルギッタ・ヴァルベルイらが共演する。
    • インド行きの船

      制作年: 1947
      イングマール・ベルイマン監督の長編第三作目にあたり、フィンランドの劇作家マッティン・セーデルイェルムの同名戯曲の映画化。
    • 闇の中の音楽

      制作年: 1947
      訓練中に失明した若い軍人と、彼を慕う女性の恋を描いた、巨匠イングマール・ベルイマンの監督第四作。
    • 危機

      制作年: 1946
      ベルイマンの貴重な監督デビュー作品。平凡な田舎町のピアノ教師の養女ネリは、初めて出た舞踏会で、実母の若い愛人で俳優のジャックに誘惑され、ストックホルムに移り住む。ところが彼は突然自殺してしまい、病気の養母のもとに戻ることになるが…。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:イングマール・ベルイマン 撮影:イエスタ・ロースリング 出演:インガ・ランドグレー/スティーグ・オリーン/ダグニ・リンド
    • われらの恋に雨が降る

      制作年: 1946
      「ファニーとアレクサンデル」の巨匠イングマール・ベルイマンが46年に発表した、お得意の女性ドラマ。
    • もだえ(1944)

      制作年: 1944
      「処女の泉」のイングマール・ベルイマンの原作・脚本を「令嬢ジュリー」のアルフ・シェーベルイが監督した、異常性格者の教師とその生徒が一人の女性を中心にくりひろげる葛藤を描いた作品。撮影はマルティン・ボディン、音楽はヒルディング・ローゼンベルイ。出演はスチーグ・イェレル、アルフ・チェリン、マイ・セッタリングなど。一九四六年度カンヌ国際映画祭グランプリ受賞。製作はハラルド・モランデン。
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