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イングマール・ベルイマンの関連作品 / Related Work
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リヴ&イングマール ある愛の風景
制作年: 2012「処女の泉」「野いちご」「叫びとささやき」などのスウェーデン人監督イングマール・ベルイマンと、女優リヴ・ウルマンの秘められた愛と友情の軌跡を辿るドキュメンタリー。監督と女優として出会い、男と女として愛し合い、最後は人間同士として尊敬と理解を深めあった二人の物語を、ウルマンへのインタビューとベルイマンの手紙、二人の人生が投影された作品の数々を通して見つめていく。 -
不実の愛、かくも燃え
制作年: 2000現代スウェーデン映画の巨匠イングマール・ベルイマンのかつての放埒な恋愛体験を思わせる不倫劇を、やはりかつての恋人にしてベルイマン作品の名女優リヴ・ウルマンが映像化。家族を持つ女性がふとしたはずみで夫の親友との情事に溺れていくさまと、それによって引き起こされる悲劇の顛末を描く。 -
愛の風景(1992)
制作年: 1992神学校に学ぶ貧しい青年と、上流階級の娘が結婚し、互いの価値観の違いを乗り越え理解し合うまでを描く人間ドラマ。「ファニーとアレクサンデル」のイングマール・ベルイマンが、引退後、自叙伝執筆の最中に構想した脚本を基に、「ペレ」のビレ・アウグストが監督した。一九九二年度カンヌ国際映画祭パルム・ドール(グランプリ)、主演女優賞受賞。アウグスト監督は「ペレ」に続いて二度目の受賞となった。製作はラーシュ・ビィエルケスクーグ。エグゼクティヴ・プロデューサーはイングリッド・ダールベリ。撮影は「ペレ」のヨルゲン・ペルソン。音楽はステファン・ニルソンが担当。出演は、ベルイマンの母アンナに、スウェーデンの舞台出身で、アウグスト監督夫人でもあるペルニラ・アウグスト、父ヘンリクに、テレビ出身の人気俳優サミュエル・フレイレルが抜擢された。ベルイマン映画の常連の名優マックス・フォン・シドーが、アンナの父ヨハン役で共演している。 -
日曜日のピュ
制作年: 1992「ファニーとアレクサンデル」を最後の劇映画としたスウェーデン映画の巨匠、イングマール・ベルイマンが自身の幼年時代の体験を元に書き下ろした脚本を、実子で本作が監督デビューとなるダニエル・ベルイマンが、伝統的な北欧児童映画のスタイルで映画化した家族史ドラマ。やはりベルイマン脚本によるビレ・アウグスト監督「愛の風景」(92)の続編に当たるが、自分の両親の恋人・新婚時代を描いた前作に対して、父との関係を主題に描いた、自伝的色彩の濃い一編。原題の「日曜の子供」とは、日曜日に生まれた子は不思議な力を持つ幸運な子、という言い伝えからきている。製作はカティンカ・ファラゴー、撮影はトニー・フォルスバーグ、音楽はクラス・エングストレム、美術はスヴェン・ヴィグマンが担当。主人公のピュは、テレビ用児童映画で活躍するヘンリク・リンロース。父親役に「みじかくも美しく燃え」「ジョー・ヒル」のトミー・ベルグレン。共演は「私は好奇心の強い女」のボリエ・アールステットほか。 -
ベルイマンの世界
制作年: 1986「ファニーとアレクサンデル」の撮影風景を捉えたドキュメンタリー。監督・スクリプトはイングマール・ベルイマン、撮影はアルネ・カールソン、編集はシルヴィア・インゲマーションが担当。 -
ファニーとアレクサンデル
制作年: 1982スウェーデンの古い大学町ウプサラを舞台にブルジョワ階級エクダール家の人々の姿を1970年のクリスマスから約2年間の流れの中で描く。全5部より構成されている。エグゼキュティヴ・プロデューサーはヨルン・ドンナー。監督・脚本は「秋のソナタ」のイングマール・ベルイマン。撮影はスヴェン・ニクヴィスト、音楽はダニエル・ベル、美術はアンナ・アスプが担当。出演はグン・ヴォールグレーン、エヴァ・フレーリングなど。 -
蛇の卵
制作年: 1977イングマール・ベルイマン監督の77年度作が初単品化。20年代ベルリンを舞台に、殺人容疑を掛けられたサーカスの空中ブランコ乗りの男の顛末を描く。『キル・ビル』のデイビッド・キャラダインとベルイマン作品の常連、リヴ・ウルマンが共演。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:イングマール・ベルイマン 製作総指揮:ホルスト・ヴェンドラント 製作:ディノ・デ・ラウレンティス 音楽:ロルフ・ヴィルヘルム 出演:リヴ・ウルマン/デイビッド・キャラダイン/ゲルト・フレーべ/ハインツ・ベネント -
ある結婚の風景
制作年: 1974ある一組の夫婦の結婚と離婚を通じ人間の真の結びつき、コミュニケーションとは何かを描く人間ドラマで、当初スウェーデン国営放送のもとで各50分6エピソード全5時間のTVシリーズとして企画・製作されたもの。製作はラース・オウェ・カールズベルイ、監督・脚本は「叫びとささやき」のイングマール・ベルイマン、撮影はスヴェン・ニクヴィスト、音楽はオーヴェ・スヴェンソン、編集はイングマール・ベルイマンとシブ・ラングレン、製作デザインはビヨルン・チューリン、衣裳はインガー・ペルソンが各々担当。出演はリヴ・ウルマン、エルランド・ヨセフソン、ビビ・アンデショーン、ヤン・マルムシェーなど。 -
叫びとささやき
制作年: 1972前世紀末のスウェーデンの大邸宅を舞台に、四人の女性たちの時間の流れの中で各人の心底にひそむ愛、孤独、性、死の断片をえぐる。監督は「ペルソナ」のイングマール・ベルイマン、撮影はスヴェン・ニクヴィスト、編集はシブ・ラングレン、美術はマリク・ボスが各々担当。音楽はシャーリ・ラレテイ演奏のショパン作曲「マズルカ・イ短調/作品17-4」とピエール・フルニエ演奏のバッハ作曲「組曲第五番ハ短調よりサラバンド」を使用。なおこれはわが国で公開されたベルイマン作品の中で初めてのカラー作品。出演はイングリッド・チューリン、ハリエット・アンデルソン、リヴ・ウルマン、カリ・シルバン、ヨールイ・オーリン、ヘニング・モリッツェン、エルランド・ヨセフソン、アンデルス・エクなど。 -
夜の儀式
制作年: 1969ベルイマンが初めて手がけたテレビ作品だが、好評を博したので三五ミリの劇場用フィルムにブローアップされた作品。監督・脚本はイングマール・ベルイマン、撮影はスヴェン・ニクヴィスト、美術はレナルト・ブロムクビスト、音楽はレナルト・エングホルムが各々担当。出演はイングリッド・チューリン、アンデルス・エク、グンナール・ビヨルンストランド、エリック・ヘルなど。 -
この女たちのすべてを語らないために
制作年: 1964巨匠と呼ばれるチェロの奏者の葬儀から始まり、4日前からの回想を辿る。音楽業界の裏面を皮肉ったコメディドラマ。ベルイマン監督初のカラー作品で余裕綽々と作った喜劇の1本。ニイクヴィストの撮影が色彩鮮やかで見もの。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:イングマール・ベルイマン 撮影:スヴェン・ニイクヴィスト 音楽:エリック・ノードグレーン 出演:エーヴァ・ダールベック/ハリエット・アンデルセン/ビビ・アンデルセン -
魔術師(1958)
制作年: 1958イングマール・ベルイマンが映画製作活動を始めて十三年目、二十本目に当たる、彼の中期の代表的な一本といわれる作品で、一九五九年のヴェネチア映画祭で審査員特別賞、パシネッティ賞、チネマ・ヌオヴォ賞の三賞を受賞。“The Face”という直訳の英語題名で輸出されているが、アメリカでは“The Magician”と改題して公開された。〈シーズン・オブ・ベルイマン〉の一弾として岩波ホールで公開された。脚本もベルイマン自身。撮影はグンナール・フィッシャー、美術はP・A・ルンドグレン、音楽はエリク・ノルドグレンが各々担当。出演はマックス・フォン・シドー、イングリッド・チューリン、グンナール・ビヨルンストランド、ベント・エケロート、ビビ・アンデショーンなど。80点 -
女はそれを待っている
制作年: 1958久しぶりのスウェーデン映画、しかもイングマール・ベルイマン監督の作品である。五八年度カンヌ映画祭で最優秀監督賞と主演女優四人の主演女優賞を得た。出産を通して、三人の女性の三様の姿が描かれる。脚本はスウェーデンの女流作家ウラ・イザクソンがベルイマンのために初めて書いた。撮影はマックス・ウィレン、編集はカール・オロ・スケップステッド。出演は「外国の陰謀」のイングリッド・チューリンのほかは日本では未紹介のエヴァ・ダールベック、ビビ・アンデショーン、バルブロ・ヒオルト・アフォルナズら。 -
野いちご
制作年: 1957「処女の泉」のイングマール・ベルイマンが自らの脚本を演出した、老医師の夢と現実を一種の回想形式で描く作品。撮影のグンナール・フィッシャー、音楽のエリク・ノルドグレンは「夏の夜は三たび微笑む」ほかベルイマンに協力した人たちである。出演者は今はなきサント時代の監督ヴィクトル・シェーストレム、「女はそれを待っている」の新星ビビ・アンデショーンが二役を演じているほか、舞台出身でベルイマン監督に見出され、後ハリウッドで「黙示録の四騎士」に出演したイングリッド・チューリンなど。五八年ベルリン映画祭グランプリ、五九年アルゼンチンのマル・デル・プラタ映画祭グランプリ、ベニス映画祭での国際批評家協会賞、イギリス映画批評家大賞、米・ナショナル・ボード・オブ・レビュウ最優秀外国映画賞を受賞している。A・T・G第七回上映作品。 -
夏の夜は三たび微笑む
制作年: 1955「不良少女モニカ」のイングマール・ベルイマンが自ら脚本を執筆、監督したスウェーデン映画。撮影のグンナール・フィッシャー、音楽のエリク・ノルドグレンはともに前作「不良少女モニカ」のスタッフ。主演は「春の悶え」のウラ・ヤコブソン、「深夜のランデヴー」のエヴァ・ダールベック、「不良少女モニカ」のハリエット・アンデルソン、演劇畑のマルギット・カールキスト。男優陣は演劇俳優グンナール・ビヨルンストランド、「不良少女モニカ」のオーケ・フリーデルなど。なおこの映画は五六年度カンヌ映画祭で「詩的ユーモア賞」を獲得。 -
シークレット・オブ・ウーマン
制作年: 1952ストックホルム郊外の小島の別荘に集まった4人の妻たちと一組の若い恋人の、ある夏の夕べを描く。製作はアラン・エーケルンド、監督・脚本は「ファニーとアレクサンデル」のイングマール・ベルイマン、撮影はグンナール・フィッシャー、音楽はエリク・ノルドグレンが担当。出演はアニタ・ビョルク、カール・アーネ・ホルムステーンほか。
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