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ロベルト・ロッセリーニの関連作品 / Related Work
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イングリッド・バーグマン 愛に生きた女優
制作年: 2015イングリッド・バーグマンの生誕100周年を記念し、2015年にカンヌ国際映画祭でプレミア上映されたドキュメンタリー作品。アカデミー賞に3度輝いた大女優である一方でスキャンダルを重ねた彼女の足跡を辿り、一人の女性としての姿を浮かび上がらせる。監督はウディ・アレン監督やラース・フォン・トリアー監督へのインタビューが日本でも刊行されたスティーグ・ビョークマン。イングリッド・バーグマンと同じくスウェーデン出身で、「リリーのすべて」で第88回アカデミー賞助演女優賞を獲得したアリシア・ヴィキャンデルがナレーションを担当している。劇場公開に先立ち、第28回東京国際映画祭パノラマ部門にて上映された(上映日:2015年10月26日、28日/映画祭題「イングリッド・バーグマン (仮題)」)。100点 -
王家の谷(1969)
制作年: 1969一八八一年、エジプト学者ジョルジュ・マスペロの指揮のもとに古代エジプトの首都テーベで行われたデイル・エル・バハリの王墓の発掘の実話に基づいてシャディ・アブデルサラム監督が書きおろしたオリジナル脚本による我が国初公開のエジプト映画。シャディ・アブデルサラム監督は「クレオパトラ」「太陽の王子ファラオ」やロベルト・ロッセリーニ監督の「生存闘争」の美術監督をつとめ、これがデビュー作。なおこの作品はジョルジュ・サドゥール賞の一九七〇年外国映画賞を受賞している。製作協力はロベルト・ロッセリーニ、撮影はアブデル・アジズ・ファミ、音楽はマリオ・ナシンベーネが各々担当。出演はアーメッド・マレイ、アーマッド・ヘガジ、ズーズー・エル・ハキム、アブデルモネム・アブルフートー、アブデラジム・アブデルハック、ナディア・ルートフィ、ガビー・カラズ、モハメド・カーイリ、アーマッド・アナン、モハメド・ナビー、シャフィリ・ヌーレディンなど。 -
カラビニエ
制作年: 1963戦争をごく単純な図式に従いつつ、その表情をニュース・ドキュメントのように解説した、ゴダールのいわゆる“呪われた”作品。製作はジョルジュ・ド・ボールガール、監督は「彼女について私が知っている二三の事柄」のジャン・リュック・ゴダール、脚本はゴダールとロベルト・ロッセリーニ、ジャン・グリュオー、原作はベンジャミーノ・ジョッポロ、撮影は「彼女について私が知っている二三の事柄」のラウール・クタール、音楽はフィリップ・アルチュイス、美術はジャン・ジャック・ファブル、編集はアニエス・ギュモ。出演は「山猫」のマリノ・マーゼ、ほかアルベール・ジュロス、ジュヌヴィエーヴ・ガレア、カトリーヌ・リベイロ、ジェラール・ポロク、ジャン・ブラッサなど。 -
インディア
制作年: 1958イタリアの巨匠、ロベルト・ロッセリーニが大まかな構想だけを持ってインドに渡り、現地で出会った人々や、体験した事件を取り入れながら作っていったドキュメンタリー。象使い、ダム建造者、猿回しの猿などの姿を捕らえながら文明と自然のせめぎ合うインドに人間の生と死を寓話的に描き込んだ作品。 -
火刑台上のジャンヌ・ダルク
制作年: 1954映画音楽を数多く手掛けたオネゲルの壮大な劇的オラトリオを基に、ロベルト・ロッセリーニ監督がイングリッド・バーグマン主演で映像化した野心作。過酷な運命を生きたフランス救国の英雄、ジャンヌ・ダルクの生涯を描く。※5/25より発売延期【スタッフ&キャスト】監督・脚色:ロベルト・ロッセリーニ 原作・音楽:アルチュール・オネゲル 出演:イングリッド・バーグマン/トゥリオ・カルミナーティ/ジャチント・プランテルリ/アウグスト・ロマーニ -
われら女性
制作年: 1953アルフレッド・グワリーニが一九五三年に製作したオムニバス映画で、各エピソードにおいて主演者は実名で登場する。「終着駅」のチェザーレ・ザヴァッティーニが、全挿話の脚本をかいている。音楽は「終着駅」のアレッサンドロ・チコニーニの担当。 〔第一話〕この映画の製作者アルフレッド・グワリーニが監督した。撮影はドメニコ・スカラ。新人エンマ・ダニエーリ、アンナ・アメンドラが出演する。 〔第二話〕「終着駅」のルイジ・キアリーニが脚本に協力、わが国初登場のジャンニ・フランチョリーニが監督した。撮影は「七つの大罪」のエンツォ・セラフィン。「パラダイン夫人の恋」のアリダ・ヴァリが主演する。 〔第三話〕「ヨーロッパ一九五一年」と同じく、ロベルト・ロッセリーニが監督し、イングリッド・バーグマンが主演する。脚本協力は第二話と同様ルイジ・キアリーニ、撮影は「アンナ」のオテッロ・マルテッリ。 〔第四話〕前記ルイジ・キアリーニと、同じく「終着駅」のジォルジォ・プロスペリがザヴァッティーニの脚本に協力、「白い国境線」のルイジ・ザンパが監督した。撮影はドメニコ・スカラ。「七つの大罪」のイザ・ミランダが主演する。 〔第五話〕「美しき幻想」(公開予定)のルキノ・ヴィスコンティが監督する一篇。「懐かしの日々」のスーゾ・チェッキ・ダミーコが脚本に協力している。撮影は「懐かしの日々」のガボール・ポガニーの担当。「噴火山の女」のアンナ・マニャーニが主演する。 -
ヨーロッパ一九五一年
制作年: 1952「ドイツ零年」「七つの大罪」(第四話)のロベルト・ロッセリーニが製作監督に当った一九五二年作品。現代のヨーロッパに生きる一女性の苦悶を描くロッセリーニ自身の書卸しストーリーを、ロッセリーニ、サンドロ・デ・フェオ、マリオ・パンヌンツィオ、イーヴォ・ペリッリ、ブルネロ・ロンディの五人が協同脚色した。撮影は「ポー河の水車小屋」のアルド・トンティ、音楽は「ドイツ零年」のレンツォ・ロッセリーニの担当。渡伊したイングリッド・バーグマンの「ストロンボリ」につぐ主演作品で、彼女をめぐって、米国俳優アレクサンダー・ノックス、エットーレ・ジャンニーニ、ジュリエッタ・マシーナ、子役サンドロ・フランキーナ、テレーザ・ペッラーティらが出演。90点 -
七つの大罪
制作年: 1952フランス及びイタリア映画人の協力によったオムニバス映画一九五二年作品で、聖書に説く七大罪の一つ一つをテーマにしたエピソードが集められている。以下各挿話毎に解説・略筋を紹介する。なお狂言まわしのシークェンスは「夜は我がもの」のジョルジュ・ラコンブが監督、「花咲ける騎士道」のジェラール・フィリップが出演している。 〔第一話・欲ばりと怒り〕「壁にぶつけた頭」などで知られるエルヴェ・バザンのオリジナル・ストーリーを、「裁きは終わりぬ」のシャルル・スパークが脚色、「ナポリの百万長者」のイタリア監督エドゥアルド・デ・フィリッポが監督・主演する。撮影はエンツォ・セラフィン、音楽は「海の牙」のイヴ・ボードリエの担当。主演はデ・フィリッポの他、「ミラノの奇蹟」のパオロ・ストッパ、「輪舞(1950)」のイザ・ミランダである。 〔第二話・怠けもの〕「飛んで行く箪笥」などのファンタジー映画作家カルロ・リムのオリジナル脚本を、「うるさがた」「春の凱歌」のコンビ、ジャン・ドレヴィル(監督)とノエル・ノエル(主演)が担当。撮影は「二つの顔」のアンドレ・トーマ、音楽は「肉体の悪魔(1947)」のルネ・クロエレックである。ノエル・ノエルの他、新人ジャクリーヌ・プレシスが共演。 〔第三話・色好み〕バルベイ・ドールヴィリーの原作を「肉体の悪魔(1947)」のジャン・オーランシュとピエール・ボストが脚色、「デデという娼婦」のイヴ・アレグレが監督する。撮影は「しのび泣き」のロジェ・ユベール、音楽は「オルフェ」のジョルジュ・オーリックの担当。主演は「娼婦マヤ」のヴィヴィアーヌ・ロマンス、「調馬場」のフランク・ヴィラール、新人フランセント・ヴェルニヤ。 〔第四話・ねたみ〕「ジジ」などで有名なフランス女流作家コレット・ウィリーの原作「牝猫」(La Chatte)から、「ドイツ零年」のロベルト・ロッセリーニが脚色・監督する。第一話と同じく撮影はエンツォ・セラフィン、音楽はイヴ・ボードリエの担当。主演はアンドレ・ドバールとオルフェオ・タンブリ。 〔第五話・大喰らい〕第二話のカルロ・リムがオリジナル脚本を書き監督するコント風の一篇。撮影は「肉体の冠」のロベール・ルフェーヴル、音楽はイヴ・ボードリエ。主演は「ファビオラ(1948)」のアンリ・ヴィダル、クローディーヌ・デュピュイ、ジャン・リシャール。 〔第六話・見えっぱリ〕第三話と同じくジャン・オーランシュとピエール・ボストの脚本から「肉体の悪魔(1947)」のクロード・オータン・ララが監督。撮影は「赤針嶽」のアンドレ・バック、音楽は第二話のルネ・クロエレック。「ファビオラ(1948)」のミシェル・モルガン、「旅愁」のフランソワーズ・ロゼー、「娼婦マヤ」のルイ・セニエ、「肉体の悪魔(1947)」のジャン・ドビュクールが共演。 〔第7話・第八の罪〕「環礁地帯K」、のレオ・ジョアノンと「花咲ける騎士道」のルネ・ウェレルが脚本を書き、ジュルジュ・ラコンブが監督。撮影は第五話のロベール・ルフェーヴル、音楽は第六話のルネ・クロエレック。ジェラール・フィリップが出演する。なお、このエピソードは全篇のオチで、七大罪には関係ない。 -
神の道化師 フランチェスコ
制作年: 1950イタリア・ネオレアリスモの巨匠、ロベルト・ロッセリーニの代表作であり、実在の聖人フランチェスコの事蹟を虚飾を排した峻厳なスタイルで辿る。ロッセリーニが自らの原案を基にフェデリコ・フェリーニと共同で執筆、製作はペッピノ・アマート、撮影はオテロ・マルテリ、音楽をレンツォ・ロッセリーニが担当。実際に修道士であるナザリオ・ジェラルディやロベルト・ソレンティーノらが出演。〈デジタル・リマスター版〉が2023年12月22日に新宿シネマカリテほか全国で順次公開。(配給:コピアポア・フィルム、lesfugitives) -
戦火のかなた
制作年: 1946「オープン・シティ」(一九四五)のロベルト・ロッセリーニが、これについて監督した一九四六年度作品で、イタリイ映画批評家、技術家団体による一九四七年度の最高作品賞、監督賞、作曲賞を獲得し、一九四六年度のヴェニス国際映画祭では最高賞、一九四七年度のブラッセル国際映画祭では特別賞、一九四八年度のニウ・ヨオク映画批評家団体による最優秀外国映画賞、ナショナル・ボード・オブ・レヴュウによる同年度最高作品賞を与えられた。製作に際してはO・F・I及びF・F・Pが共力に当った。脚色は「オープン・シティ」「靴みがき」のセルジオ・アミディ、アメリカ新進作家アルフレッド・ヘイス、「オープン・シティ」のフェデリコ・フェリーニ、マルセロ・パリエロ及びロッセリーニが各エピソオドを担任し、ドイツ語の科白はクラウス・マンが受け持った。撮影は「オープン・シティ」のオテロ・マルテリリ、助監督はE・ハンディミイルとA・リメンターニ、作曲はロッセリーニの弟に当る「オープン・シティ」のレンツォ・ロッセリーニである。出演俳優は「オープン・シティ」のマリア・ミキ以下四名の職業俳優を除き、イタリイ各地の市民のほか、米、英、独の将兵で構成されている。 映画は六つの挿話よりなり、米英軍がイタリイ本土上陸に先だつ一九四三年七月十日より一九四四年の冬、イタリイがドイツ支配下より解放されるまでの間に起った実際の出来事を扱っている。76点
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