市原悦子の関連作品 / Related Work

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  • 君の名は。

    制作年: 2016
    「言の葉の庭」の新海誠によるオリジナル長編アニメ。山深い田舎町に暮らす女子高生の三葉は、ある日、自分が東京の男の子になる夢を見る。一方、東京で暮らす男子高校生の立花瀧も、行ったこともない山奥の町で自分が女子高生になっている夢を見ていた……。キャラクターデザインを「心が叫びたがってるんだ。」の田中将賀、作画監督を「思い出のマーニー」の安藤雅司が務め、音楽をロックバンドRADWIMPSが担当する。声の出演は「太陽」の神木隆之介、「舞妓はレディ」の上白石萌音。
    91
    • 感動的な
  • しゃぼん玉

    制作年: 2016
    阪本順治や和泉聖治の下で助監督を務めた東伸児が、乃南アサのベストセラー小説を映画化した劇場用監督デビュー作。親に見捨てられ、犯罪を繰り返してきた青年・伊豆見は、逃亡先で出会った老婆スマや村の人々との出会いを経て、人間らしさを取り戻していく。出演は「グッドモーニングショー」の林遣都、「あん」の市原悦子、「デスノート Light up the NEW world」の藤井美菜。
    80
  • あん

    制作年: 2015
    「萌の朱雀」でカンヌ国際映画祭カメラドール(新人監督賞)を、「殯の森」では同グランプリを獲得した河瀬直美監督が、作家やパフォーマーとして活躍するドリアン助川が人はなぜ生きるのかという根源的な問いに迫った同名小説を映画化。小さなどら焼き屋で粒あん作りを任された元ハンセン病患者の女性の姿を、四季の情景を織り交ぜながら描く。偏見にさらされ続けても精一杯生きようとする女性を「わが母の記」で第36回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した樹木希林が、人生につまずいた雇われ店長を「KANO 1931海の向こうの甲子園」の永瀬正敏が、女性の良き理解者を「黒い雨」の市原悦子が演じる。
    80
  • 明日の希望 悲しみよありがとう 高江常男物語

    制作年: 2013
    両腕を失いながらも、クリーニング業を起こし、多くの障がいを持った人々と共に社会法人光生舎を作った高江常男の生涯を描くアニメーション。監督は「大地の詩 留岡幸助物語」の山田火砂子。声の出演は“アニメソング界の帝王”として知られる歌手の水木一郎、「夜の哀しみ Living in Shadows」の平淑恵。ナレーションを「黒い雨」の市原悦子が務める。
  • 立入禁止区域 双葉 されど、我が故郷

    制作年: 2012
    福島県の双葉高校出身の佐藤武光(「ゆずり葉 君もまた次のきみへ」プロデューサー)が、 “立入禁止区域”に指定された東日本大震災後の故郷の姿、各地へ避難した住民たちの生活の実態を追ったドキュメンタリー。メディアで伝えられる類型化された被災地の姿とは異なる、地元出身者の視点で住民たちの生の声を伝える。
  • ミヨリの森

    制作年: 2007
    小田ひで次原作の漫画を映像化し、2007年8月25日、CX系『土曜プレミアム』にて放送された。監督はアニメ美術監督、山本二三。脚本、奥寺佐渡子。
  • バルトの楽園

    制作年: 2006
    第一次世界大戦中、日本の板東俘虜収容所でのドイツ人捕虜と日本人との交流を描く人間ドラマ。この時にドイツ人捕虜によってベートーヴェンの『第九』が日本で初めて演奏されたと言われている。主演は「石井のおとうさんありがとう」の松平健、「ベルリン、天使の詩」のブルーノ・ガンツ。監督は「きけ、わだつみの声」の出目昌伸。
    80
  • 筆子・その愛 天使のピアノ

    制作年: 2006
    彼女は、障害がある娘を持つ母でもあった……。この映画は、明治時代に、障害児教育を実践した夫を支え、日本の社会福祉に貢献した石井筆子の生涯を描いた感動作。監督は、知的障害を持つ娘の母として奮闘しつつ、プロデューサーとして「はだしのゲン」などの福祉映画を作り続け、監督として「石井のおとうさんありがとう」で児童福祉文化賞を受賞した山田火砂子。主人公・石井筆子役は、「地下鉄(メトロ)に乗って」の常盤貴子。
  • あらしのよるに

    制作年: 2005
    ヤギとオオカミの間に芽生えた友情の行方を描くファンタジー長篇アニメーション。監督は「スーパードール リカちゃん リカちゃん絶体絶命!ドールナイツの奇跡」の杉井ギサブロー。きむらゆういちの連作絵本を基に、きむら自身が脚色。映像ディレクターに篠崎亨が、撮影に佐藤陽一郎がそれぞれあたっている。声の主演は、「隣人13号」の中村獅童と「探偵事務所”5 5ナンバーで呼ばれる探偵達の物語」の成宮寛貴。芸術文化振興基金助成事業、文部科学省選定作品。
    80
  • 蕨野行

    制作年: 2003
    棄老風習のある村を舞台に、人間の生と死を見つめたドラマ。監督は「結婚/佐藤・名取ご両家篇」の恩地日出夫。村田喜代子による同名小説を基に、「トップ・ファイター」の渡辺寿が脚色。撮影を「阿弥陀堂だより」の上田正治が担当している。主演は、「うなぎ」の市原悦子とオーディションで選ばれた新人の清水美那。芸術文化振興基金助成作品。
  • うなぎ(1997)

    制作年: 1997
    妻の浮気によって人間不信に陥り、唯一飼っているうなぎだけに心を開く中年男と、そんな彼をとりまく人たちの交流を描いた人間喜劇。監督は前作「黒い雨」から8年ぶりにメガホンを取った今村昌平。吉村昭の『闇にひらめく』を、冨川元文と「罠」の天願大介、そして今村自身が共同脚色している。撮影は「BAD GUY BEACH」の小松原茂。主演は「失楽園」の役所広司と、「義務と演技」の清水美砂。第50回カンヌ国際映画祭グランプリ(パルム・ドール)受賞作で、今村は83年の「楢山節考」に続く2度目の受賞となった。97年度キネマ旬報ベスト・テン第1位。
  • エンジェルがとんだ日

    制作年: 1996
    監督で原作者でもある山田火砂子が、知的障害者の娘と健常に生まれた次女との3人で過ごした30年間の実話をもとに、差別社会への疑問をユーモアを交えてつづった長編アニメーション。声の出演はテレビでも活躍の市原悦子をはじめ、坂本千夏、飛田展男、千葉繁らがそれぞれの持味を発揮している。
  • 一杯のかけそば

    制作年: 1992
    一杯のかけそばを巡る、貧しい母子とそば屋夫婦との心の交流をほのぼのと描いた栗良平原作の同名童話の映画化で、脚本は永井愛が執筆。監督は「マイフェニックス」の西河克己。撮影は「死線を越えて 賀川豊彦物語」の高村倉太郎がそれぞれ担当。
  • 人間の砂漠

    制作年: 1990
    刑務所という極度の場に送られた女性を通して、現代社会の本質を描く。早瀬圭一原作のノンフィクション小説『長い午後』の映画化で、「夢千代日記」の故・浦山桐郎の脚本を「花の季節」の中岡京平が脚色化、監督は「青い山脈'88」の斎藤耕一、撮影は同作の山崎善弘がそれぞれ担当。
  • 黒い雨

    制作年: 1989
    原爆による黒い雨を浴びたために人生を狂わせられてしまった女性と、それを暖かく見守る叔父夫婦とのふれあいを描く。井伏鱒二原作の同名小説の映画化で、脚本・監督は「女衒」の今村昌平、共同脚本は「ジャズ大名」の石堂淑朗、撮影は「危険な女たち」の川又昂がそれそれ担当。
  • 西遊記(1988)

    制作年: 1988
    孫悟空と牛魔王の戦いを描くハイビジョン・SFX映画。脚本は内田建太郎とかがみおさむが共同で執筆。監督はCFディレクターでこれが第一作となる内田、撮影は大木篤夫がそれぞれ担当。
  • 高瀬舟(1988)

    制作年: 1988
    森鴎外原作「高瀬舟」を時代劇の名匠、工藤榮一監督が映像化した一篇。
  • ごんぎつね

    制作年: 1985
    母ぎつねと死別して村里へ出た子ぎつねの姿を描いたアニメーション。新美南吉原作の同名童話のアニメ化で、脚本は「ザブングル・グラフィティ」の伊東恒久、監督は「象のいない動物園」の前田庸生がそれぞれ担当。
  • 序の舞

    制作年: 1984
    母との愛憎を軸に、師匠・恩師・画塾生など三人の男たちと関わりながら、日本画家として大成していく女の生きざまを描く。宮尾登美子の同名小説の映画化で、脚本は「誘拐報道」の松田寛夫、監督は「人生劇場(1983)」の中島貞夫、撮影は「白蛇抄」の森田富士郎がそれぞれ担当。
    90
  • ふるさと(1983)

    制作年: 1983
    やがて湖底に沈みゆこうとしている岐阜県・徳山村を描く。徳山村の出身で、同地で分校の先生をしている平方浩介原作の『じいと山のコボたち』の映画化で、脚本・監督は「日本フィルハーモニー物語 炎の第五楽章」の神山征二郎、撮影は、「アゲインスト むかい風」の南文憲がそれぞれ担当。
    90
  • まんが日本昔ばなし(1982)

    制作年: 1982
    人気TVアニメーションシリーズ「まんが日本昔ばなし」の劇場公開版。
  • さくらんぼ坊や4 4歳と仲間

    制作年: 1982
    製作小島義史、野原嘉一郎、監督山崎定人、録音小林賢、音楽原正美、解説市原悦子。
  • 幸福(1981)

    制作年: 1981
    妻に去られ二人の子供を育てる刑事と、恋人を殺され報復に燃える若い刑事を主人公に事件が解決される過程で、現代社会における幸福とは何かを描く。エド・マクベインの小説『クレアが死んでいる』を基に、脚本は「古都(1980)」の日高真也と市川崑、「おやゆび姫」の大薮郁子の共同執筆、監督も同作の市川崑、撮影も同作の長谷川清がそれぞれ担当。
  • ブリキの勲章

    制作年: 1981
    非行少年が先生や生徒たちに励まされて立ち直っていく姿を感動的に描く人間ドラマ。原作は、中学校教師で自らの非行克服の実践を克明に記録した、能重真作氏の同名ベストセラー。監督は「青春狂詩曲」「兎の目」など教育をテーマに人間を鋭く描く中山節夫。脚本は横田与志、吉井憲一。撮影は岩永敏勝が担当。中村嘉葎雄が教師役に挑み、主人公の少年にはオーディションで新人の鈴木秀一が抜擢された。
  • さらば、わが友 実録大物死刑囚たち

    制作年: 1980
    一度死刑を宣告されながらも、法律闘争によって出所した囚人と、獄中で共に生活した死刑囚たちの姿を描く。終戦後、暫くして、防衛庁に乗り込み数千万円の公金を強奪した、実在の元死刑囚K・Oの体験をもとにした原作の映画化で、脚本は「真田幸村の謀略」の中島貞夫、「原子力戦争 Lost Love」の鴨井達比古、「トラック野郎 熱風5000キロ」の中島信昭の共同執筆、監督も同作の中島貞夫、撮影は「動乱」の仲沢半次郎がそれぞれ担当。
  • さくらんぼ坊や2 模倣と自立

    制作年: 1980
    埼玉県のさくらんぼ保育園の五歳児の集団を一年にわたって記録した前作「さくらんぼ坊や-幼児の全面発達をみつめて-」の第二部にあたるもので、今度は0歳児から一歳児のクラスが中心になっており、スターは一人歩きも不安な、ありさちゃんと一歳児でも大きい方の塁君とである。
  • 草原の子テングリ

    制作年: 1977
    手塚治虫が原案、日本を代表するアニメーター・大塚康生が監督を手掛けた幻のアニメ。子牛と少年の友情を軸にチーズ作りを絡ませた物語が展開する。中央アジアの草原地帯で、少年・テングリは子牛のタルタルと仲よく暮らしていたが…。【スタッフ&キャスト】原案:手塚治虫 演出・作画監督:大塚康生 原画:椛島義夫 音楽:間宮芳生 出演(声):山内雅人/桂玲子/太田淑子 ナレーション:市原悦子
  • やくざ戦争 日本の首領

    制作年: 1977
    全国制覇を目指す暴力団・中島組。政界・財界・右翼の大物とコネをつけ、組織強化を計る半面、二人の娘に手を焼く父親でもある組織の首領を描く。脚本は「沖縄やくざ戦争」の高田宏治、監督も同作の中島貞夫、撮影は「夜明けの旗 松本治一郎伝」の増田敏雄がそれぞれ担当。
    60
  • はだしのゲン 涙の爆発

    制作年: 1977
    中沢啓治原作の『中沢啓治選集』より、第一部「はだしのゲン」に続く第二部。終戦後の広島を舞台にわんぱく少年ゲンと原爆孤児たちのバイタリティーあふれる行動を通して被爆の残酷さを浮き彫りにする。脚本・監督は「はだしのゲン」の山田典吾、撮影は小林節夫がそれぞれ担当。
  • 八つ墓村(1977)

    制作年: 1977
    数奇な運命に生まれた青年が、四百年にわたる怨念が息づく生地を訪れ、続発する血腥い殺人事件にまきこまれる姿を描くミステリー映画。原作は横溝正史の同名小説。脚本は「八甲田山」の橋本忍、監督は「昭和枯れすすき」の野村芳太郎、撮影は「錆びた炎」の川又昂がそれぞれ担当。
    70
  • 田舎刑事 第一話 時間よ、とまれ

    制作年: 1977
    戦争に翻弄された殺人犯・娼婦・刑事三人の戦後を描く渥美清主演のTVドラマ「土曜ワイド劇場:渥美清の田舎刑事」の第1話。脚本は早坂暁。監督は橋本信也。出演は渥美清、小林桂樹、高橋洋子、市原悦子ほか。2024年8月10日~16日 シネマヴェーラ渋谷にて開催の「家族たちの戦争(「戦争の記憶と記録を語り継ぐ映画祭」共催)」にて上映。
  • 遺書 白い少女

    制作年: 1976
    多感な19歳の少女と、白血病に犯された若き青年画家の悲恋を描く。原作は落合恵子の同名翻案小説。脚本は「この青春」の八木保太郎、監督は「三婆」の中村登、撮影は「港のヨーコ ヨコハマ ヨコスカ」の竹村博がそれぞれ担当。
  • 金閣寺

    制作年: 1976
    金閣寺を美の象徴として憧憬していた青年が、金閣寺の徒弟となってから、自らその金閣寺を焼失させるまでの心の屈折を描いた三島由紀夫の同名小説の二度目の映画化。脚本・監督は「本陣殺人事件」の高林陽一、撮影も同作の森田富士郎がそれぞれ担当。
    80
  • 青春の殺人者

    制作年: 1976
    一九六九年十月三十日、千葉県市原市で実際に起こった事件に取材した芥川賞作家中上健次の小説『蛇淫』をもとに、両親を殺害した一青年の理由なき殺人を通して、現代の青春像を描き上げる。脚本は元創造社のメンバーの一人で、作家に転向以来五年ぶりに脚本を執筆した田村孟、監督はこれが第一回監督作品の長谷川和彦、撮影は「祭りの準備」の鈴木達夫がそれぞれ担当。
    80
  • 喜劇 男の腕だめし

    制作年: 1974
    ポルノ取締りの目をくぐるストリップ小屋主と、取締りに躍起となる新米刑事の攻防戦を中心に、彼らを取り捲くストリッパーたちの生活を描く喜劇。脚本は永井素夫と「大事件だよ 全員集合!!」の田坂啓、監督は「喜劇 男の泣きどころ」の瀬川昌治、撮影は「宮本武蔵(1973)」の丸山恵司がそれぞれ担当。
  • 女医の愛欲日記

    制作年: 1973
    実在の事件をヒントに異常性愛の快楽に耽溺し、自ら破滅していく女医を描く。脚本・監督は新人深尾道典、撮影は塚越竪二が担当。
  • 喜劇 黄綬褒賞

    制作年: 1973
    日常生活に密着した場所で働く清掃局員の誇り、喜怒哀楽を人情味豊かに描いた喜劇。脚本は「恍惚の人」の松山善三、監督は「湯けむり110番 いるかの大将」の井上和男、撮影は平林茂明が担当。
  • 喜劇 女売り出します

    制作年: 1972
    「新宿芸能社」を舞台に、藤原審爾原作の「女」シリーズ第三作。脚本は「女番長ブルース 牝蜂の挑戦」の掛札昌裕と「生まれかわった為五郎」の吉川憲一。監督森崎東。撮影も同作の吉川憲一が、それぞれ担当。
  • あゝ声なき友

    制作年: 1972
    戦友たちの遺書をあずかって一人生還した男が、残りの人生を犠牲にして、全国の遺族を訪れ歩く。この訪問を通して戦争のもたらした悲劇を描く。原作は有馬頼義の「遺書配達人」の映画化。脚本は「辻が花」の鈴木尚之。監督は「婉という女」の今井正。撮影は「喜劇 花嫁戦争」の堂脇博がそれぞれ担当。
  • 木枯し紋次郎 関わりござんせん

    制作年: 1972
    笹沢左保原作・小説の映画化二作目。今回は原作より離れ、紋次郎の人間形成の秘密を探る。拭い難い苛酷な過去を背負い、厳しい現実に耐えて生きていく紋次郎の孤独と哀感を描く。脚本は「博奕打ち外伝」の野上龍雄、監督は「まむしの兄弟 傷害恐喝十八犯」の中島貞夫、撮影は「木枯し紋次郎」のわし尾元也がそれぞれ担当。
    70
  • 無宿人御子神の丈吉 川風に過去は流れた

    制作年: 1972
    笹沢左保原作・小説の映画化二作目。妻と子を惨殺された無宿人御子神の丈吉が仇を求めて復讐の旅をつづける。脚本は「無宿人御子神の丈吉 牙は引き裂いた」の石松愛弘、監督は脚本も執筆している同作の池広一夫、撮影も同作の宮川一夫。
  • 黒の斜面

    制作年: 1971
    飛行機事故から題材を得たもので、日常的な安定の中で、物質的にも性的にも微妙なバランスを保っていた人間関係が、ある偶然によってバランスを失った時、どんなスリリングでめくらめく恐怖が姿を現わすか、をテーマにしたサスペンス映画。脚本は「明日また生きる」の菊島隆三。撮影は「開運旅行」の丸山恵司がそれぞれ担当。
  • 刑事物語 兄弟の掟

    制作年: 1971
    表面的には、繁栄と平和を続けながらも、断絶、倦怠が渦巻く現代日本の世相を、一刑事の家庭の兄弟関係に投影させながら現代の風俗を描いていく。脚本・監督は、松竹で主に小林正樹監督につき「人間の条件 第1・2部」などの助監督を勤め、TVの「男はつらいよ」「風林火山」の脚本を書いた新人稲垣俊。撮影は「俺の空だぜ! 若大将」の逢沢譲が担当。
  • たぬき坊主

    制作年: 1970
    「ミヨちゃんのためなら 全員集合!!」の渡辺祐介と、「吸血髑髏船」の下飯坂菊馬が脚本を共同執筆、渡辺祐介が監督した喜劇。撮影は「ミヨちゃんのためなら 全員集合!!」の荒野諒一が担当。
  • 富士山頂(1970)

    制作年: 1970
    新田次郎の同名小説(文芸春秋社刊)を「風林火山」の国弘威雄が脚色し、「闇を裂く一発」の村野鐵太郎がメガホンをとった人生もの。撮影は「栄光への5000キロ」の金宇満司が担当。
    60
  • ちびっ子レミと名犬カピ

    制作年: 1970
    エクトル・マロー原作「家なき子」をもとに、「縁結び旅行」の瀬川昌治が脚本を書き、芹川有吾が演出にあたった長編まんが映画。作画監督は、大工原章が担当。
    100
  • 恋にめざめる頃

    制作年: 1969
    昭和十年PCLで映画化された成瀬巳喜男脚本・監督の「妻よ薔薇のやうに」の再映画化。原作は中野実の『二人妻』。脚色は大野靖子で、時代を現代におきかえ、娘の目からみた父親像が今度の作品の焦点になっている。監督は「街に泉があった」でデビューした浅野正雄。撮影は「コント55号 世紀の大弱点」を担当した中井朝一。
  • 風林火山

    制作年: 1969
    井上靖の同名原作を、「日本のいちばん長い日」の橋本忍と、「大奥(秘)物語」の国弘威雄が共同で脚色にあたり、「佐々木小次郎(1967)」の稲垣浩が監督した大型時代劇。撮影は「連合艦隊司令長官 山本五十六」の山田一夫が担当。
    90
  • 女と味噌汁

    制作年: 1968
    平岩弓枝の同名小説を、「颱風とざくろ」の井手俊郎が脚色し、「宴」の五所平之助が監督した女性もの。撮影は「日本のいちばん長い日」の村井博。
  • 燃えつきた地図

    制作年: 1968
    「他人の顔」の安部公房が彼自身の原作を脚色し、勅使河原宏が監督した。撮影は「夜の縄張り」の上原明。
  • 太陽の王子 ホルスの大冒険

    制作年: 1968
    深沢一夫がシナリオを執筆し、高畑勲が長篇動画をはじめて手がけた。撮影は「わんわん忠臣蔵」の吉村次郎。
    80
  • 忘れるものか

    制作年: 1968
    「燃える大陸」を共同勢筆した小川英と蘇武道夫がシナリオの執筆にあたり、「三匹の悪党」の松尾昭典が監督したアクションもの。撮影は同作品でコンビを組んだ岩佐一泉。
  • サイボーグ009 怪獣戦争

    制作年: 1967
    『少年マガジン』に連載した石森章太郎の原作漫画を「サイボーグ009」の芹川有吾と飯島敬、「少年忍者 風のフジ丸 大猿退治」の白川大作が共同で脚色、芹川有吾が監督した動画で、“サイボーグ009”シリーズ第二作目。撮影は新鋭池田重好。
    90
  • 上意討ち 拝領妻始末

    制作年: 1967
    『城』(28号)に掲載された滝口康彦の原作『拝領妻始末』を「白い巨塔」の橋本忍が脚色し、「怪談」以来二年間の沈黙を破って小林正樹が監督した時代劇。撮影は「ゼロ・ファイター 大空戦」の山田一夫。1967年6月3日より全国公開。
    90
  • 悪名桜

    制作年: 1966
    今東光の原作を「悪名無敵」の依田義賢が脚色、コンビの田中徳三が監督した“悪名”シリーズ第十三作目。撮影もコンビの宮川一夫。
    90
  • 喜劇 仰げば尊し

    制作年: 1966
    「ひき逃げ」の松山善三がオリジナルシナリオを執筆、「大根と人参」の渋谷実か監督した喜劇もの。撮影は「喜劇 駅前大学」の岡崎宏三。
  • 一万三千人の容疑者

    制作年: 1966
    1965年に解決した「吉展ちゃん事件」の主任刑事、堀隆次の捜査手記を原作に、「複雑な彼」の長谷川公之がシナリオを執筆。「流れ者仁義」の関川秀雄が監督した、実話に基づくドキュメント・ドラマ。撮影は「遊侠三代」の飯村雅彦。
  • 三匹の狸

    制作年: 1966
    「クレージーだよ 奇想天外」の田波靖男が脚本を執筆、「悪の階段」の鈴木英夫が監督した喜劇。撮影は「狸の王様」の福沢康道が担当した。
  • 他人の顔

    制作年: 1966
    「砂の女」と同じく安部公房が原作・脚色を担当、勅使河原宏が監督した心理劇。撮影も瀬川浩。
  • にっぽん泥棒物語

    制作年: 1965
    「赤い手裏剣」の高岩肇と「雪崩(1956)」の武田敦が共同でシナリオを執筆「傷だらけの山河」の山本薩夫が監督した喜劇。撮影は「飢餓海峡」の仲沢半次郎。
    100
  • 霧の旗(1965)

    制作年: 1965
    松本清張の同名小説を「その口紅が憎い」の橋本忍が脚色「馬鹿が戦車でやって来る」の山田洋次が監督した推理もの。撮影もコンビの高羽哲夫。
    80
  • 甘い汗

    制作年: 1964
    「喜劇 にっぽんのお婆あちゃん」の水木洋子がオリジナル・シナリオを執筆「喜劇 陽気な未亡人」の豊田四郎が監督した風俗ドラマ。撮影もコンビの岡崎宏三。
  • 日本脱出

    制作年: 1964
    「嵐を呼ぶ十八人」の吉田喜重がオリジナル・シナリオを執筆、監督したアクションドラマ。撮影は「二十一歳の父」の成島東一郎。
  • われ一粒の麦なれど

    制作年: 1964
    「みれん」の松山善三のオリジナル・シナリオを「名もなく貧しく美しく」の松山善三が監督した社会ドラマ。撮影は「くたばれ!社用族」の村井博。
  • 五瓣の椿

    制作年: 1964
    山本周五郎の同名小説を「がらくた」の井手雅人が脚色「拝啓総理大臣様」の野村芳太郎が監督した文芸もの。撮影もコンビの川又昂。
  • 万事お金

    制作年: 1964
    源氏鶏太の同名小説を「裸の重役」の井手俊郎が脚色「こんにちは赤ちゃん(1964 松林宗恵)」の松林宗恵が監督したサラリーマンもの。撮影もコンビの鈴木斌。
  • あの橋の畔で 完結篇

    制作年: 1963
    前作に引続き菊田一夫の原作を野村監督、安部漠、「下町の太陽」の山田洋次が脚色、「拝啓天皇陛下様」の野村芳太郎が監督したメロドラマ。撮影はコンビの川又昂。
  • 鏡の中の裸像

    制作年: 1963
    「二人だけの砦」の松山善三原作・脚色「結婚式・結婚式」の中村登が監督した青春ドラマ。撮影は、「真赤な恋の物語」の長岡博之。
  • ぶらりぶらぶら物語

    制作年: 1962
    「名もなく貧しく美しく」の脚本・監督の松山善三が、これについで、脚本・監督した風刺コメディ。撮影は「氷壁」で三浦賞を受賞した村井博が、大映を離れて、東京映画と契約第一回作品。
  • 喜劇 にっぽんのお婆あちゃん

    制作年: 1962
    「あれが港の灯だ」の水木洋子のオリジナル・シナリオをコンビの今井正が監督した社会喜劇・撮影もコンビの中尾駿一郎。
  • 霧子の運命

    制作年: 1962
    井上靖原作「春の雑木林」から「流し雛」の木下恵介が脚色「小さな花の物語」の川頭義郎が監督した異色ドラマ。撮影もコンビの荒野諒一。
  • 乳房を抱く娘たち

    制作年: 1962
    「鹿島灘の女」の八木保太郎の原作・脚色を「武器なき斗い」の山本薩夫が監督した農民の生活を明るく描いた農村映画。撮影は黒田清巳。
  • 青べか物語

    制作年: 1962
    文芸春秋連載山本周五郎原作から「斬る(1962)」の新藤兼人が脚色、「花影」の川島雄三が監督した風俗喜劇。撮影もコンビの岡崎宏三。
  • 夢で逢いましょ

    制作年: 1962
    森功二のオリジナル・シナリオを「おへその大将」の佐伯幸三が監督した歌謡メロドラマ。撮影もコンビの黒田徳三。
  • 別れて生きるときも

    制作年: 1961
    田宮虎彦の『別れて生きる時も-愛情について-』を、松山善三・井手俊郎・堀川弘通の三人で脚色し、「青い野獣」の堀川弘通が監督した女性映画。「南の風と波」の中井朝一が撮影した。パースペクタ立体音響。
  • 猫と鰹節 ある詐話師の物語

    制作年: 1961
    佐川桓彦の『東京駅』を原作に「白い南風」の沢村勉と新人の東善六が脚本を書き、「別れて生きるときも」の堀川弘通が監督した“詐話師”をめぐる喜劇。撮影は「ガンパー課長」の完倉泰一。パースペクタ立体音響。
  • 「青衣の人」より 離愁

    制作年: 1960
    井上靖の『青衣の人』を「朱の花粉」の柳井隆雄と大庭秀雄が脚色し、「朱の花粉」の大庭秀雄が監督したメロドラマ。撮影は「しかも彼等は行く」の長岡博之。
  • 大空の野郎ども

    制作年: 1960
    木村武(1)のオリジナル・シナリオを、「僕は独身社員」の古沢憲吾が監督した、パイロットとカメラマンの友情を描いた男性編。「サラリーマン 目白三平」の小泉福造が撮影した。
  • 僕は独身社員

    制作年: 1960
    新人松木ひろしのオリジナル・シナリオを、「頑張れゴキゲン娘」の古沢憲吾が監督したサラリーマンもの。「爆笑水戸黄門漫遊記」の飯村正が撮影した。
  • 笛吹川

    制作年: 1960
    深沢七郎の同名小説の映画化で、戦国時代を背景に笛吹川のほとりに住む貧農の五代にわたる約六十余年の物語。「春の夢」の木下恵介が脚色・監督した。撮影も「春の夢」の楠田浩之。
    70
  • 夜の流れ

    制作年: 1960
    東京の下町の花柳街を舞台に、新旧二つの世代の愛情を描いたドラマ。脚本は「娘・妻・母」の松山善三と井手俊郎、監督は「娘・妻・母」の成瀬喜巳男と「接吻泥棒」の川島雄三、撮影は「娘・妻・母」の安本淳と「落語天国紳士録」の飯村正といずれもダブル・システム。
  • サラリーガール読本 お転婆社員

    制作年: 1960
    「銀座退屈娘」の若尾徳平と川崎徹広の脚本を、「若い素肌」の川崎徹広が監督した青春もの。このほど結成された東宝3ペットが主演する。撮影は「新・三等重役 当るも八卦の巻」の鈴木斌。
  • 珍品堂主人

    制作年: 1960
    中央公論に連載された井伏鱒二の同名小説の映画化。「女経」の八住利雄が脚色し「暗夜行路」の豊田四郎が監督した。撮影は「女が階段を上る時」の玉井正夫。
  • 若い素顔

    制作年: 1959
    週刊現代に連載された石坂洋次郎の「寒い朝」を映画化したもので、「海の地図」の柳井隆雄と、大庭秀雄が脚色し、「ある落日」の大庭秀雄が監督した青春もの。「危険旅行」の厚田雄春が撮影した。
  • 暗夜行路(1959)

    制作年: 1959
    志賀直哉の原作を、「愛の鐘」の八住利雄が脚色し、「男性飼育法」の豊田四郎が監督した文芸映画。撮影も同じく「男性飼育法」の安本淳。昭和34年度芸術祭参加作品。
  • 貸間あり

    制作年: 1959
    井伏鱒二の原作を、「グラマ島の誘惑」の川島雄三と「海から来た男」の共同執筆者・藤本義一が脚色し、川島雄三が自ら監督したコメディ。撮影は「愛情不動」の岡崎宏三。
  • 男性飼育法

    制作年: 1959
    女流評論家・三宅艶子の同名エッセイを原案に「花のれん」のコンビ・八住利雄が脚本を書き豊田四郎が監督した、男女・夫婦間の愛情をテーマとする風刺ドラマ。撮影も同じく「花のれん」の安本淳。
  • 眠狂四郎無頼控 魔剣地獄

    制作年: 1958
    週刊新潮に連載された柴田錬三郎の「眠狂四郎無頼控」を映画化したもので、川西正純の監督昇進第一回作品。脚色は「美女と液体人間」の木村武(1)に川西正純。撮影は「花の慕情」の飯村正。「旅姿鼠小僧」の鶴田浩二が狂四郎に扮するほか、水野久美・木暮実千代・花柳喜章らに、川西監督の昇進を祝って、森繁久彌・山田五十鈴らが特別出演する。
  • 雪国(1957)

    制作年: 1957
    川端康成の原作を「「廓」より 無法一代」の八住利雄が脚色、「猫と庄造と二人のをんな」の豊田四郎が監督した文芸篇。撮影は「殉愛」の安本淳。主な出演者は「あなた買います」の岸恵子、「忘却の花びら」の池部良、「世にも面白い男の一生 桂春団治」の八千草薫、「雨情」の久保明、森繁久彌。ほかに加東大介、東野英治郎、狼花千栄子、多々良純など。
  • 女殺し油地獄(1957)

    制作年: 1957
    近松門左衛門の世話浄瑠璃『女殺油地獄』の映画化。「どたんば」の橋本忍が脚色、「「元祿忠臣蔵・大石最後の一日」より 琴の爪」の堀川弘通が監督し、「危険な英雄」の中井朝一が撮影した。主演は「「元祿忠臣蔵・大石最後の一日」より 琴の爪」の中村扇雀、「どん底」の中村鴈治郎、「地上」の香川京子、「遥かなる男」の新珠三千代、「どん底」の三好栄子、それに藤乃高子、山茶花究。色彩はアグファカラー。1958年2月5日より全国公開。
  • 夕凪(1957)

    制作年: 1957
    「最後の脱走」の八住利雄久々のオリジナル・シナリオを豊田四郎が「雪国(1957)」に次いで監督した社会ドラマ。撮影は「雪国(1957)」の安本淳。色彩はイーストマンカラー。主演は「続大番 (風雲篇)」の淡島千景、「裸の町」の池部良、「妻こそわが命」の若尾文子の異色トリオ。ほかに志村喬、河津清三郎、小沢栄太郎、浪花千栄子、中田康子、多々良純など。
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