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内藤武敏の関連作品 / Related Work
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新影の軍団III 地雷火
制作年: 20031980年から1985年にテレビ放送された人気忍者シリーズ『影の軍団』が、18年ぶりに劇場映画化。服部半蔵を演じるのは、TV版と同じく千葉真一。高野八誠、金子昇、つぐみなど映画を中心に活躍する若手も多数出演し、コスチューム・プレイに挑戦する。 -
シベリア超特急3
制作年: 2003豪華客船とシベリア超特急、60年という歳月を超えて起こった二つの殺人事件の真相を描くミステリーのシリーズ第3弾。監督は「SIBERIAN EXPRESS 2<シベリア超特急2>」の水野晴郎(MIKE MIZUNO)。水野の原作を基に「Zの回路 復讐の裏ゴト師」の上代務と「SIBERIAN EXPRESS 2」の北里宇一郎、水野が共同で脚色。撮影を「修羅のみち2 関西頂上決戦」の鈴木耕一が担当している。主演は、「遠き落日」の三田佳子と「催眠」の宇津井健。第20回コニャック・ミステリー映画祭特別賞受賞作品。 -
五条霊戦記 GOJOE
制作年: 2000義経と弁慶の物語を、新しい解釈で描くアクション時代劇。監督は「ユメノ銀河」の石井聰亙。石井監督と大崎裕伸、諏訪敦彦による原案を基に、「ドッグス」の中島吾郎と石井監督が共同で脚本を執筆。撮影監督に「千年旅人」の渡部眞があたっている。主演は、「凶犯」の隆大介と「御法度」の浅野忠信、「実験映画」の永瀬正敏。 -
ワンダフルライフ(1999)
制作年: 1999天国への入口で、人生を振り返り一番印象的な想い出を選択する死者たちと、彼らの手助けをする人々の交流を描いたファンタジックな人間賛歌のドラマ。監督は「幻の光」の是枝裕和。脚本も是枝監督自らが執筆。撮影を「肉筆浮世絵の発見」の山崎裕が担当している。主演は、モデル出身のARATA。98年度トロント映画祭出品、第46回サン・セバスチャン映画祭国際映画批評家連盟賞受賞、第16回トリノ映画祭最優秀脚本賞受賞、第20回ナント三大陸映画祭グランプリ受賞作品。スーパー16ミリからのブローアップ。66点 -
蘇える金狼(1998)
制作年: 1998表は平凡なサラリーマンだが、裏で巨額の金を大企業から恐喝しようとする男たちのハードロマン。1979年に大藪春彦の原作を村川透が監督し、松田優作主演で映画化された作品のリメイクである。監督は「フリージア/極道の墓場」の渡辺武。脚本は木村雅俊。撮影を「中国の鳥人」の三好和宏が担当している。主演は「BEAT」の真木蔵人。 -
ちぎれ雲 いつか老人介護
制作年: 1998ひょんなことから高齢化社会の現実に直面することになったOLが、様々な人との交流を通して成長していく姿を描いたヒューマン・ドラマ。監督は「男ともだち」の山口巧で、脚本も自らが執筆。撮影を「痴漢白書8」の寺沼範雄が担当している。主演は、「OL忠臣蔵」の細川直美と「カンゾー先生」の田中実。厚生省推薦、文部省選定作品。 -
SF サムライ・フィクション
制作年: 1998剣の達人である素浪人に奪われた宝刀を取り返そうと奔走する若侍が、平和主義者の中年侍との出会いの中で成長していく姿を描いた新感覚の時代活劇。監督・脚色は、本作で本篇デビューを果たしたミュージック・ビデオ界のクロサワの異名を持つ中野裕之。脚本は「シャ乱Qの演歌の花道」の斎藤ひろし。撮影をミュージック・ビデオやCFなどで活躍中の矢島祐次郎が担当している。主演は、「ラブ&ポップ」の吹越満と「恋は舞い降りた。」の風間杜夫、ロックミュージシャン・布袋寅泰。 -
ひみつの花園(1997)
制作年: 1997三度のメシより金が好きなOLが、5億円の入ったスーツケースを手に入れるためにあくなき挑戦を繰り広げる姿を描いた爆笑コメディ。監督は「裸足のピクニック」の矢口史靖。脚本は矢口と「裸足のピクニック」の鈴木卓爾の共同。撮影を「ゴジラVSスペースゴジラ」の岸本正広が担当している。主演は「学校の怪談2」の西田尚美。「渚のシンドバッド」に続く“YES(Young Entertainment Square)レーベル”の第2弾として製作された。スーパー16ミリからのブローアップ。90点 -
菜の花
制作年: 1996刑事の職を投げ打って被差別部落研究、部落開放運動に身を投じた実在の人物をモデルに、彼の足跡を記録とドラマの両面から描いた作品。大正9年に福岡県で生まれ、朝鮮総督府の巡査を経て福岡県警の刑事となった故・松崎武俊氏が被差別部落史研究にひかれてゆく姿を通して、同和問題を正面から扱った劇映画スタイルの文化映画である。松崎刑事は在職中に、ある傷害事件で逮捕した青年が被差別部落出身者であることを知り、青年の境遇を知るうちにそれまで無知だった被差別部落問題に目覚めていく。彼はやがて刑事を辞めて被差別部落史研究に没頭し、のちの被差別部落研究、部落開放運動に新たな一石を投じた存在となった。人生の後半にして被差別部落問題にのめり込んだ主人公の気持ちの移り変わりをじっくりと描いた好篇。監督は瀬木直貴。主演の松崎氏を演じるのは中西和久。郷土史研究の仲間に常田富士男がふんしている。96年度キネマ旬報文化映画ベストテン第8位。 -
KAMIKAZE TAXI
制作年: 1995組に反旗を翻した若いチンピラと、彼と逃亡を共にするペルー育ちの日系人との交流を描くロードムーヴィー。『復讐の天使/KAMIKAZE TAXI』のタイトルでOV作品として既に発売されていながら、スクリーン上映を望む多くのリクエストに応え、劇場公開となった。監督・脚本は「ペインテッド・デザート」の原田眞人。撮影は「家なき子(1994)」の阪本善尚が担当している。主演は「極東黒社会」の役所広司と、「平成無責任一家 東京デラックス」の高橋和也。ミッキー・カーチスが本作でキネマ旬報助演男優賞を受賞している。東京国際ファンタスティック映画祭'94正式出品作品。95年度キネマ旬報ベストテン第8位。(R指定)70点 -
GREEN BOY グリーンボーイ
制作年: 1989交通事故に遭って半身不随となった息子を励ますために、再びグリーンボーイ(4回戦ボーイ)を目指す元ボクサーの姿を描く。「おれは男だ! 完結編」に続いて森田健作が製作・総指揮を務める青春映画第2弾で、脚本は「恋はいつもアマンドピンク」の三村渉が執筆。監督は「おれは男だ! 完結編」の石山昭信、撮影は山口鉄雄がそれぞれ担当。主題歌は、森田健作(「針路」)。 -
旅路 村でいちばんの首吊りの木
制作年: 1986奥飛騨に住む母親と東京で東大受験をめざす娘の手紙のやりとりの中で、殺人事件が解明されていくまでを描く。辻真先原作の短篇小説の映画化で、脚本は橋本信吾と「愛の陽炎」の橋本忍の共同執筆。監督は「春駒のうた」の神山征二郎、撮影は同作の南文憲がそれぞれ担当。 -
蜘蛛(「現代怪奇サスペンス第6話」)
制作年: 1986怖い話を披露する怪談会の帰りに同乗した若い男に恐怖する作家を描くスリラー。監督・脚本は石井輝男。原作は遠藤周作。出演は山口崇、島村佳江、内藤武敏、結城美栄子、堀内正美、西田健ほか。1986年から放送開始の関西テレビ放送テレビドラマシリーズ「現代怪奇サスペンス」の一編。1986年8月11日放映。2024年11月9日より東京・シネマヴェーラ渋谷にて開催の「生誕100年 スタイリッシュ石井輝男」にてデジタル上映。併映:「怖い贈り物」。11月10日より6回上映。 -
花いちもんめ(1985)
制作年: 1985ボケた祖父の世話がもとで亀裂を埋め、絆を深めていく一家族を描く。脚本は「序の舞」の松田寛夫、監督は「白蛇抄」の伊藤俊也、撮影は「燃える勇者」の井口勇がそれぞれ担当。80点 -
日本フィルハーモニー物語 炎の第五楽章
制作年: 1981一九五六年に創立され十七年目の一九七二年、経営主である放送局に資金援助を打ち切られ、解散を余儀無くされた日本フィルハーモニー交響楽団が存続を希望する楽団員たちによって独自の道を歩むまでを描く。今崎暁巳の『友よ、未来をうたえ』『続・友よ未来をうたえ』の映画化で、脚本は「看護婦のオヤジがんばる」の神山征二郎と今崎暁巳の共同執筆、監督も同作の神山征二郎、撮影は「悪女軍団」の森勝がそれぞれ担当。 -
魔性の夏 四谷怪談より
制作年: 1981お馴染鶴屋南北の『四谷怪談』を青春群像ドラマとして映画化。脚本は「スローなブギにしてくれ」の内田栄一、監督は「海よお前が-帆船日本丸の青春-」の蜷川幸雄、撮影は「五番町夕霧楼(1980)」の坂本典隆がそれぞれ担当。 -
世紀の真剣勝負 地上最強のカラテ結集篇
制作年: 1977「地上最強のカラテ」と「地上最強のカラテPART2」の二作品を“世紀の真剣勝負”というテーマから、全く新しい形の映画に編集したドキュメント作品。監督は「地上最強のカラテPART2」の後藤秀司、撮影は同作品の瀬川徹夫。 -
獄門島(1977)
制作年: 1977「犬神家の一族」「悪魔の手毬唄(1977)」に続き、原作・横溝正史、監督・市川崑、主演・石坂浩二のトリオが三たび放つ横溝シリーズ。封建的な古い因習の中で、本鬼頭と分鬼頭が対立する獄門島へきた金田一耕助が、連続殺人事件にまきこまれる姿を描く。脚本は「悪魔の手毬唄(1977)」の久里子亭、監督は同作の市川崑、撮影も同作の長谷川清がそれぞれ担当。60点 -
地上最強のカラテPART2
制作年: 1976人間の能力の限界にあくなき挑戦を試みる空手家たちのナマの姿をとらえた「地上最強のカラテ」に続く第二段。今回は、前作より、よりハードな凄絶な修行ぶり、空手家と世界各国の格闘技の強豪たちとのすさまじい決闘、死を賭して猛獣と対決する極真カラテの姿を描く。この映画のハイライトは、大山館長が極真の黒帯五人を相手にはじめてみせる豪快な超秘技の連続ワザ。そのスピード、その力、完成された高度な技。また、アメリカのペンシルバニア州で黒人選手ウイリー・ウイリアムスが、狂暴な野性熊に挑戦。これはルールも制約もないデス・マッチ。体長2メートル45、体重320キロの巨大な熊は、ペンシルバニア・エリー地方で十数人に重傷を負わせた狂暴な獣。この熊は腕利きのハンター8人により、麻酔銃で捕獲したもの。 -
狼よ落日を斬れ 風雲篇・激情篇・怒濤篇
制作年: 1974激動の幕末維新を背景に、血みどろで生きぬいた剣客、英雄たちの鮮烈な、そして魅力的な生きざま、死にざまを描いた長編時代劇。原作は池波正太郎の『その男』。脚本は国弘威雄、監督は「子連れ狼 冥府魔道」の三隅研次、撮影は「にっぽん美女物語」の小杉正雄がそれぞれ担当。 -
砂の器(1974)
制作年: 1974迷官入りと思われた殺人事件を捜査する二人の刑事の執念と、暗い過去を背負う為に殺人を犯してしまう天才音楽家の宿命を描くサスペンス映画。原作は松本清張の同名小説。脚本は「日本沈没」の橋本忍と「男はつらいよ 寅次郎恋やつれ」の山田洋次、監督は「東京ド真ン中」の野村芳太郎、撮影も同作の川又昂がそれぞれ担当。 -
ノストラダムスの大予言
制作年: 1974五島勉著「ノストラダムスの大予言」を、自らの手で滅亡に向いつつある人間への警鐘を打ち鳴らすものとして、映画化した恐怖ロマン。構成・脚本は八住利雄、潤色は「人間革命」の舛田利雄、と坂野義光、特技監督は「日本沈没」の中野昭慶、監督は舛田利雄、撮影は「人間革命」の西垣六郎、と鷲尾馨がそれぞれ担当。 -
砂の器 デジタルリマスター2005
制作年: 1974松本清張の小説を、橋本忍と山田洋次の共同脚本により野村芳太郎監督が映画化した傑作ミステリー「砂の器」。2005年に製作された、撮影監督の川又昂監修によるデジタルリマスター版。音声もステレオ原盤から5.1chにミックスされている。出演は丹波哲郎、加藤剛、森田健作、緒形拳、加藤嘉ほか。70点 -
戒厳令(1973・日本)
制作年: 1973昭和十一年の二・二六事件によって施行された戒厳令を背景に、陰の指導者として処刑された北一輝の独創的な思想と人間を描く。脚本は別役実、監督は「告白的女優論」の吉田喜重、撮影も同作の長谷川元吉がそれぞれ担当。60点 -
賞金首 一瞬八人斬り
制作年: 1972無頼漢、悪女、賞金稼ぎたちの群がる甲州の山深い金山と、麓の宿場町を舞台に、強奪された黄金を幕府の依頼により取り戻すべくそこへ乗り込んだ一人の賞金稼ぎの七つ道具を駆使しての豪快な殺陣を描く、ウェスタン調時代劇。脚本は「緋ぢりめん博徒」の高田宏治、「昭和おんな博徒」の本田達男が共同執筆、監督は「着流し百人」の小沢茂弘、撮影は「ゾロ目の三兄弟」の山岸長樹がそれぞれ担当。 -
無宿人御子神の丈吉 川風に過去は流れた
制作年: 1972笹沢左保原作・小説の映画化二作目。妻と子を惨殺された無宿人御子神の丈吉が仇を求めて復讐の旅をつづける。脚本は「無宿人御子神の丈吉 牙は引き裂いた」の石松愛弘、監督は脚本も執筆している同作の池広一夫、撮影も同作の宮川一夫。 -
子連れ狼 子を貸し腕貸しつかまつる
制作年: 1972小池一雄・小島剛夕のコンビによる『漫画アクション』に連載中の人気劇画の映画化。脚本も小池一雄が執筆。監督は「狐のくれた赤ん坊(1971)」の三隅研次。撮影は「顔役(1971)」の牧浦地志。66点 -
ママいつまでも生きてね
制作年: 1970杉本要吉原作のノン・フィクションをもとに「太陽は見た」の石松愛弘が脚本に当り、監督は「おんな極悪帖」の池広一夫、撮影は「兇状流れドス」の武田千吉郎がそれぞれ担当。 -
ヤングパワー・シリーズ 大学番外地
制作年: 1969「あゝ陸軍隼戦闘隊」の須崎勝弥が脚本を書き、「ヤングパワー・シリーズ 新宿番外地」の帯盛迪彦が監督したシリーズ第二作、撮影は、「続・与太郎戦記」の上原明が担当した。 -
陸軍中野学校 開戦前夜
制作年: 1968「関東女賭博師」の長谷川公之がシナリオを執筆し、「秘緑おんな牢」の井上昭が監督した“陸軍中野学校”シリーズ第五作目。撮影は「若親分千両肌」の武田千吉郎。90点 -
日本人ここにあり
制作年: 1967明治百年と北米移民百年を記念、南北アメリカ大陸を11万7千キロにわたって縦断し、アラスカからアルゼンチンまで、いたるところで活躍している日本人の姿をとらえた、きわめてスケールの大きい記録映画である。そこには、アラスカやカナダで資源の開発に努力している人もあれば、カリフォルニアで大規模な農業を経営し、ボリビアやブラジルで実権を握っている人もいる。というふうに、華々しい活動ぶりにたのもしいものが感じられる反面、人生の半ばで倒れた人たちがいることをも見せ、はなやかな面ばかりを強調していないことはよい。皇太子御夫妻のブラジル訪問で結んでいるのは、劇場での興行価値を考えたもっとも安全で強力な配慮といえるし、“文部省特選”にふさわしい要素でもあろう。 -
雌が雄を喰い殺す かまきり
制作年: 1967「天下の快男児」の池田一朗と、「フォークで行こう 銀嶺は恋してる」の井上梅次が共同でシナリオを執筆し、井上梅次が監督したミステリー。撮影は新鋭笠川正夫。 -
智恵子抄(1967)
制作年: 1967高村光太郎の詩集『智恵子抄』と佐藤春夫の『小説智恵子抄』を原作として、「惜春(1967)」の中村登と新進広瀬襄が共同でシナリオ化し、中村登が監督した文芸もの。撮影はコンビの竹村博。