竹内公一の関連作品 / Related Work

1-51件表示/全51件
  • アンジーのBARで逢いましょう

    制作年: 2025
    「九十歳。何がめでたい」で91歳にして第37回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞の主演女優賞を受賞した草笛光子が主演したファンタジックなドラマ。風に吹かれてやってきた白髪の女性アンジーは、いわくつきの物件を借りてBARを開き、出会った人の人生をそっと変えていく。監督は「星に語りて-Starry Sky-」の松本動。「うなぎ」や「十三人の刺客」などの脚本を手がけた天願大介が脚本を担当。謎多きヒロイン・アンジーを草笛光子が、アンジーに物件を貸す熊坂を寺尾聰が、謎の青年をディーン・フジオカが演じる。
  • あるいは、ユートピア

    制作年: 2024
    大量発生した謎の巨大生物から逃れてホテルに避難した12人の中から、ひとりの人物が遺体となって発見されたことで、平穏な生活が変容していく様子を描いたドラマ。「若手映画作家育成プロジェクト(New Directions in Japanese Cinema=ndjc)」の2016年度作品「白T」や、第34回東京国際映画祭でAmazon Prime Videoテイクワン賞を受賞した「日曜日、凪」などの短編で注目を集めてきた金允洙(キム・ユンス)監督のオリジナル脚本による長編デビュー作。秘密を抱えた小説家・牧雄一郎に藤原季節が扮したほか、ホテルに滞在する人々を、渋川清彦、吉岡睦雄、原日出子、渡辺真起子、篠井英介、麿赤兒など個性あふれる俳優が演じた。2024年・第37回東京国際映画祭の「Nippon Cinema Now」にて上映後、11月16日よりユーロスペースにて劇場公開。
  • 神さま待って!お花が咲くから

    制作年: 2023
    2019年に小児がんで亡くなった広島の少女の実話を基に映画化。幼いころから入退院を繰り返している森上翔華、11歳。6年生から再び学校に通えることになった彼女は持ち前の明るさとひたむきさで、一人、また一人と問題を抱えた人たちの心に変化をもたらしていく。出演はオーディションで翔華役を射止めた新倉聖菜、「サニー/32」の北原里英。監督は「ある町の高い煙突」の松村克弥。2024年1月26日より広島先行公開。
    100
  • マリッジカウンセラー

    制作年: 2022
    昭和生まれで昔気質の営業マンが、会社の辞令で結婚相談所の仲人となり、結婚を希望する男女のために大奮闘するハートフル・コメディ。マッチングアプリでの恋活・婚活が話題となっている今、人と人との温もりを感じさせるつながり方を丁寧に描いていく。突然、仲人となってしまう赤羽を演じるのは渡辺いっけい。会員の幸せを第一に願う仲人・時田結衣に松本若菜。結衣の母親でカリスマ仲人・十和子に宮崎美子。結婚したくてもさまざまな事情から一歩を踏み出せない人たちがいる一方、仲人たちもまた人間であるが故の葛藤を抱えている。会員と仲人、それぞれが一喜一憂しながら、「ご縁」をたぐり寄せようとする感動の物語。
  • ボーダレス アイランド

    制作年: 2021
    現代に生きる沖縄と台湾の若者たちが、日常に潜むスピリチュアルな世界に迷い込むファンタジー。台北旧市街で母と暮らすロロは、自身が生まれる前に失踪した父を探すため沖縄の小島へ向かう。そこは旧盆の三日間だけあの世の人達がこの世に蘇る不思議な島だった。出演は『マーフィーの愛の法則』の李佳穎(リー・ジャーイン)、「大阪闇金」の朝井大智、「愛の渦」の中村映里子。監督は「沖縄を変えた男」の岸本司。
  • BOLT

    制作年: 2019
    林海象7年ぶりの新作。日本で大地震が発生。原子力発電所のボルトがゆるみ、圧力制御タンクの配管から冷却水が漏れ始める。高放射能冷却水を止めるため、仲間と共にボルトを締めに向かった男の人生は、この未曾有の大惨事がきっかけとなり、翻弄されていく。出演は「星の子」の永瀬正敏、「おかあさんの被爆ピアノ」の佐野史郎。
    10
  • 海辺の映画館 キネマの玉手箱

    制作年: 2019
    大林宣彦監督が20年ぶりに出身地である広島県尾道でメインロケを敢行、戦争や映画の歴史を辿るファンタジー劇。尾道の海辺にある映画館が閉館の日を迎え、日本の戦争映画大特集のオールナイト興行を見ていた3人の若者がスクリーンの世界へタイムリープする。大林作品に多数出演する厚木拓郎と細山田隆人、「武蔵 -むさし-」に主演した細田善彦が銀幕の世界にタイムリープし移動劇団『桜隊』の運命を変えようとする3人の若者を、『桜隊』の看板女優を「野のなななのか」「花筐/HANAGATAMI」と近年の大林作品を支える常盤貴子が演じる。第32回東京国際映画祭Japan Now部門にてワールドプレミア上映、大林監督に特別功労賞が授与された。
    89
    • 感動的な
    • 泣ける
  • さよならくちびる

    制作年: 2019
    「坂道のアポロン」の小松菜奈と「チワワちゃん」の門脇麦が音楽デュオを演じるロードムービー。ハルとレオの音楽デュオ・ハルレオは、ローディ兼マネージャーのシマとともに7都市を回る解散ツアーに出発する。しかし初日からレオが遅刻し、険悪なムードに。監督は、「抱きしめたい 真実の物語」の塩田明彦。出演は、「キセキ あの日のソビト」の成田凌。
    90
    • 感動的な
    • おしゃれな
  • 花筐/HANAGATAMI

    制作年: 2017
    檀一雄による同名短編小説を大林宣彦監督が映画化。「この空の花 長岡花火物語」「野のなななのか」に続く“戦争三部作”の最終章。1941年の佐賀県唐津市を舞台に、戦禍の中に生きる若者たちの心が火傷するような凄まじい青春群像劇を、圧倒的な映像力で綴る。出演は「野のなななのか」の窪塚俊介、「三度目の殺人」の満島真之介、「マイ・バック・ページ」の長塚圭史、「彼女の人生は間違いじゃない」の柄本時生、「クレヴァニ、愛のトンネル」の矢作穂香、「チア・ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話」の山崎紘菜、「世界は今日から君のもの」の門脇麦、「だれかの木琴」の常盤貴子。脚本は大林宣彦と「HOUSE ハウス」「ふたり」の桂千穂。音楽の山下康介、撮影・編集の三本木久城、美術の竹内公一、録音の内田誠ら「野のなななのか」スタッフが引き続き参加。2017年12月7日より唐津先行上映。2017年第91回キネマ旬報ベスト・テン日本映画2位、日本映画監督賞(大林宣彦)。
    64
  • シェル・コレクター

    制作年: 2016
    ピュリッツァー賞作家の同名処女短編集の一編を「美代子阿佐ヶ谷気分」の坪田義史監督が映画化。沖縄の豊かな自然の中で貝を兎集しながら一人静かに暮らしていた盲目の貝類学者が、貝毒を用いて奇病を治したことから波乱を呼んでいく。主演はイラストレーターや小説家、また「凶悪」をはじめ俳優としても活躍するなど多彩な顔を見せるリリー・フランキー。島に流れ着いた女を「キャタピラー」で第60回ベルリン国際映画祭銀熊賞(女優賞)を獲得した寺島しのぶが、学者の息子を「ぼくたちの家族」の池松壮亮が、奇病に侵された有力者の娘を「寄生獣」シリーズの橋本愛が演じる。
  • 風に濡れた女

    制作年: 2016
    ロマンポルノ生誕45周年を記念したロマンポルノ・リブート・プロジェクトの一作。都会の喧噪を避け、過去から逃げるように山小屋で暮す高介。だが、生命力と性欲を持て余し、野性味溢れる魅力を放つ汐里との出会いを契機に、高介は欲望の渦へと巻き込まれてゆく。出演は「甘い鞭」の間宮夕貴、「誘惑は嵐の夜に」の永岡佑。監督・脚本は「黄泉がえり」「どろろ」の塩田明彦。撮影を「貞子vs伽椰子」の四宮秀俊、音楽を「セーラー服と機関銃 卒業」のきだしゅんすけが担当。
    50
  • 野のなななのか

    制作年: 2014
    北海道芦別市を舞台に、葬儀のために集まった家族の姿と、その家族に関わる終戦の秘話を通じて、3.11以降の日本のあり方を見つめるドラマ。「この空の花 長岡花火物語」の姉妹編的位置づけとなる大林宣彦監督作品。全編、芦別市でロケ撮影を行なった。出演は「沈まぬ太陽」の品川徹、「アフタースクール」の常盤貴子。
  • 0.5ミリ

    制作年: 2013
    生活のため町で見かけた訳ありの老人の家に押しかけ身の回りの世話をするヘルパーと、彼女と触れ合ううちに固く閉ざした心を開き生の輝きを取り戻していく老人たちを描いた人間ドラマ。デビュー作「カケラ」で満たされない女心を描いた安藤桃子監督が、8年におよぶ介護体験に着想を得た自身の小説を映画化。癖の強い老人たちと真正面からぶつかっていくヘルパーを「かぞくのくに」で第86回キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞を、「愛と誠」他で同助演女優賞のダブル受賞を果たした実妹の安藤サクラが演じる。ほか、「カンゾー先生」の柄本明、漫才師の坂田利夫、「沈まぬ太陽」の草笛光子、「マルサの女」の津川雅彦らが出演。2014年10月24日より、高知県・高知城西公園内『0.5ミリ』特設劇場にて先行公開。
    60
  • 彌勒 MIROKU

    制作年: 2013
    稲垣足穂の自伝的小説『彌勒』を原作に「夢みるように眠りたい」の林海象監督が映画化。作家を夢見て小説を書き始める主人公の少年時代と、その十数年後の姿を描く。「隠し剣 鬼の爪」の永瀬正敏、「11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち」の井浦新などプロのキャスト・スタッフのほか、林監督が教授を務める京都造形芸術大学芸術学部映画学科の学生が多数参加して製作された。2013年10月26日より、神奈川県・ジャック&ベティにて公開。
  • 今日子と修一の場合

    制作年: 2013
    東日本大震災によって、それぞれに問題を抱えた男女が帰郷できない現実にぶつかりながらも、人生をやり直そうと懸命に生きる様を描く人間ドラマ。監督は、「長い散歩」の奥田瑛二。出演は、監督の娘で「ペダル ダンス」の安藤サクラと、その夫で「フィギュアなあなた」の柄本佑。2013年モントリオール世界映画祭出品。
    60
  • 桃まつり presents なみだ 弐のなみだ「いたいのいたいのとんでいけ」

    制作年: 2013
    新進の女性監督たちが自らの手で映画製作・上映や宣伝を手がける集団『桃まつり』による特集上映。これまでに国内外の他の映画祭などで注目を集めた作品などを輩出している。第5回目となる今回は“なみだ”をテーマに制作された短編8作品を3組に分け上映。「東京アリラン」がザ・コダック・フィルムスクール・コンペティション2008の日本代表に選出された朴美和監督が、まだあどけない子が父母の仲を修復させようとする姿を描く。SEIYUのテレビCM『餃子~夫婦ゲンカ篇』の大川春菜、「ハッピーフライト」の林田麻里、「血と骨」のミョンジュらが出演。「弐のなみだ」ではその他に「サヨナラ人魚」を併映。
  • この空の花 長岡花火物語

    制作年: 2012
    2004年の新潟県中越地震から復興をとげ、11年の東日本大震災発生時には被災者をいち早く受け入れた新潟・長岡市を舞台に、ひとりの女性新聞記者がさまざまな人と出会い、不思議な体験を重ねていく姿を大林宣彦監督が描く。出演は「沈まぬ太陽」の松雪泰子、「明日に架ける愛」の高嶋政宏。2012年4月7日より新潟県・長岡にて先行ロードショーされた。
    82
  • 鍵穴通りでサヨウナラを

    制作年: 2009
    カフカの小説「城」に触発されて作られたという、吉田邦雄監督の初となる長編映画。出演は、舞台・映画の俳優としての活動のほか舞台の演出も手がける「MARKS」の大谷賢治郎、「東京タワー オカンとボクと時々オトン」「桜桃とたんぽぽ/ヴィヨンの妻」など数々の映画・TVドラマに出演する小林麻子、映画、テレビ、弾き語りライブ、路上パフォーマンスなど多岐にわたった活動、舞台では作・演出・出演を手がけている神山てんがい、『ミス・サイゴン』などミュージカルを始め数々の舞台に立つ杵鞭麻衣ほか。
  • その日のまえに

    制作年: 2008
    愛する人の死を、あなたは受け入れることができるか? 『その日のまえ』をどう生きるか? 人間の、夫婦の、家族の、ここから始まる物語。2005年に出版、「涙が止まらず、通勤電車では読めない」と、絶賛と反響を巻き起こした、直木賞作家・重松清の連作短篇小説『その日のまえに』。 余命=『その日』を宣告された妻と、その夫が、『その日』までを一所懸命生きる姿と、そこに関わる人びとの、切なくもけなげな物語がついに映画化。『死』をドラマチックに描くのではなく、誰にも普通に訪れる『その日』として厳しく見つめながら、その恐れや悲しみを軽やかに飛び越える、巨匠・大林宣彦監督の斬新な映像表現。映画では実に20年ぶりのコンビを組む市川森一が脚本を担当(撮影台本として、大林宣彦、南柱根が参加)。映画化のオファーが殺到しながらも、実現困難と言われた原作を、見事に映画的創造力世界へ置き換える、という冒険を成しえた。物語の柱となる夫婦役には、「L change the world」の南原清隆と「人のセックスを笑うな」の永作博美。更に、筧利夫、今井雅之、風間杜夫、原田夏希、柴田理恵、根岸季衣ら個性派、実力派の豪華俳優陣が脇を固め、群像劇を彩る。
    68
  • 転校生 さよならあなた

    制作年: 2007
    思春期の男女が、心と身体の入れ替わりを通し、自分自身や周囲を改めて見つめ、成長していく過程を、爽やかに描く青春ファンタジー。監督は1982年版「転校生」でもメガホンをとった大林宣彦。原作は、過去の同名作品と同様に山中恒作「おれがあいつで あいつがおれで」であるが、舞台を尾道から信州へ移し、リメイクではなく新たな「転校生」を、という意気込みで作られている。ヒロインは、三万人以上のオーディションを勝ち抜いた期待の新人・蓮佛美沙子。
    70
  • 長い散歩

    制作年: 2006
    高校の校長を勤め上げ、定年退職した男が虐待を受けている少女を救い、心の交流を深めるさまを描いた人間ドラマ。個性派俳優・奥田瑛二の「るにん」に次ぐ第3回監督作品となる。主演は「楢山節考」の緒方拳。
    80
  • ふみ子の海

    制作年: 2006
    市川信夫の同名小説を映画化。昭和初期、盲目の少女が出会った点字という希望の光─実話に基づくヒューマンドラマ。監督は「想い出を売る店」の近藤明男。脚本は「旅の贈りもの 0:00発」の篠原高志。出演は『上を向いて歩こう~坂本九物語』の鈴木理子、高橋惠子、藤谷美紀、他。
  • 22才の別れ Lycoris 葉見ず花見ず物語

    制作年: 2006
    人生の岐路に立った中年男性が、ふとしたことで親しくなった少女の身上を聞くうちに、若かりし頃交際していた女性にまつわる事実を知る恋の物語。伊勢正三の名曲『22才の別れ』をモチーフにしている。監督は「理由」の大林宣彦。出演は「踊る大捜査線 THE MOVIE」の筧利夫、「赤い橋の下のぬるい水」の清水美砂、新人の鈴木聖奈ほか。
  • 風のダドゥ

    制作年: 2006
    乗馬によって一体感が得られる『ホースセラピー』をテーマに、馬と人間の温かい心の交流を描く。監督は「ドン松五郎の生活」の中田新一。主演は映画初主演となる新星、木村文乃。そのほか、榎本孝明、勝野洋、萬田久子、犬塚弘ら。
  • ホールドアップダウン

    制作年: 2005
    2003年の「ハードラックヒーロー」で息の合ったコラボレーションを見せたV6とSABU監督が、再びタッグを組んだクライム・ムービー。「幸福の鐘」や「DRIVE ドライブ」で海外からの評価も高いSABUが、バラエティ番組などで鍛えられ笑いのセンスが光るV6をより個性的なキャラクターとして完成させた。共演に「リンダ リンダ リンダ」の香椎由宇、古田新太、バナナマン。
    100
  • 埋もれ木

    制作年: 2005
    「泥の河」「死の棘」の小栗康平監督が、前作「眠る男」以来9年ぶりに発表する作品。山あいの小さな町の日常が静かに綴られるファンタジックな人間ドラマ。主演には全国7千人の中から選ばれた14歳の夏蓮。共演に浅野忠信、田中裕子、岸部一徳。
  • るにん

    制作年: 2004
    江戸時代末期、幕府によって1862人が流罪となった八丈島にまつわる史実をベースにした歴史大作。たった一人「抜け舟」に成功した実在の人物をモデルに、極限状況に置かれた男女の生と性を追求する。監督は「少女~an adolescent」」の奥田瑛二。出演は「精霊流し」の松坂慶子、本作が映画初出演となるバレエダンサーの西島干博。
    60
  • 理由(2004)

    制作年: 2004
    ある殺人事件の全容とそれを巡る人々の絆を、多数の登場人物の証言によって描出する人間ドラマ。監督は「なごり雪」の大林宣彦。宮部みゆきによる直木賞受賞の同名小説を基に、大林監督と「告別」の石森史郎が共同で脚色。撮影を「娘道成寺 蛇炎の恋」の加藤雄大が担当している。主な出演者は、「IZO」の勝野洋、「ヴィタール VITAL」の岸部一徳、「ニワトリはハダシだ」の加瀬亮、「クリスマス・クリスマス」の伊藤歩、「Dolphin swims」の細山田隆人ら。第17回東京国際映画祭〈日本映画・ある視点〉出品作品。第78回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第6位作品。
    50
  • T.R.Y.

    制作年: 2003
    20世紀初頭の上海と東京を舞台に、日本陸軍相手に壮大なペテンを仕掛ける詐欺師の奮闘を描いた活劇。監督は「走れ!イチロー」の大森一樹。第19回横溝正史賞を受賞した井上尚登による同名小説を基に、「笑う蛙」の成島出が脚色。撮影を「なごり雪」の加藤雄大が担当している。主演は「WHITEOUT」の織田裕二。
  • マナに抱かれて

    制作年: 2003
    仕事にも恋にも行き詰まった女性が、ハワイの人々や自然との交流の中で再生していく姿を描いた癒し系ドラマ。監督は「ミスター・ルーキー」の井坂聡。鈴木律子の原案を基に、鈴木自身と井坂監督が共同で脚本を執筆。撮影を「ミスター・ルーキー」の佐野哲郎が担当している。主演は「旋風の用心棒」の川原亜矢子。
  • なごり雪 あるいは、五十歳の悲歌

    制作年: 2002
    伊勢正三作詞作曲によるフォーク・ソング『なごり雪』をモチーフに、50歳を迎えた中年男たちの青春の悔恨と惜別を描いた人間ドラマ。監督は「告別」の大林宣彦。脚本は、南柱根と大林監督の共同。撮影を「修羅のみち4 北九州代理戦争」の加藤雄大が担当している。主演は、「田園のユーウツ」の三浦友和と「恐怖学園」の須藤温子。第22回藤本賞特別賞(大林恭子)受賞、芸術文化振興会映画芸術振興事業作品。2002年4月27日より、大分県・大分シネマ5にて先行公開。
  • 告別

    制作年: 2001
    人生に疲れた中年サラリーマンの心の再生を描いたファンタジー。監督は「淀川長治物語 神戸篇 サイナラ」の大林宣彦。赤川次郎による原作を基に、「あの、夏の日―とんでろ じいちゃん―」の石森史朗と大林監督が共同で脚色。撮影を「淀川長治物語 神戸篇 サイナラ」の稲垣涌三が担当している。主演は「RUSH! ラッシュ」の峰岸徹。尚、本作はデジタルBS局・BS―iのデジタル・ハイビジョン・ドラマとして制作され、『ハイブリッド・ムービー2001』の中で2001年2月24日放映された。平成13年度日本民間放送連盟賞ドラマ部門最優秀賞、ハイビジョン国際映像祭2001ドラマ部門アストロラビウム賞(最優秀賞)受賞、2000年度日本映画撮影監督協会撮影賞作品。Full HD作品。DLP上映。
  • 淀川長治物語神戸篇 サイナラ

    制作年: 2000
    19988年に他界された”映画の伝道師“淀川長治さんの少年時代を描いた伝記ドラマ。監督は「マヌケ先生」で総監督を務めた大林宣彦。脚本は「長崎ぶらぶら節」の市川森一と大林監督の共同。撮影を「ザ・ウーマン」の稲垣涌三が担当している。主演は「マヌケ先生」の厚木拓郎と「深い河」秋吉久美子。スーパー16ミリからのブローアップ。
  • マヌケ先生

    制作年: 2000
    ある映画監督の幼い日の想い出を描いた、ノスタルジックなファンタジー。総監督は「あの夏の日 とんでろじいちゃん」の大林宣彦。監督は「乙女物語 お嬢様危機イッパツ!」の内藤忠司。大林監督による原作を基に、「天河伝説殺人事件」の冠木新市と内藤監督、大林総監督が脚色。撮影監督に「すももももも」の今関あきよしがあたっている。主演は、「しあわせ家族計画」の三浦友和と「あの、夏の日 とんでろじいちゃん」の厚木拓郎。スーパー16ミリからのブローアップ。
  • アカシアの町

    制作年: 2000
    東京から夢破れて帰郷してきた女性が、故郷の人々との交流を通して成長していく姿を描いたヒューマン・ドラマ。監督は「童謡物語」の森川時久。脚本は小林悦子。撮影を「〈39〉刑法第三十九条」の高瀬比呂志が担当している。主演は田野聖子。劇団俳優座創立55周年記念作品。
  • あの、夏の日 とんでろ じいちゃん

    制作年: 1999
    夏の尾道を舞台に、おじいちゃんと孫の少年が繰り広げる不思議な冒険を描いたファンタジー。監督は「風の歌が聴きたい」の大林宣彦で、同監督による『新・尾道三部作』の最終作。山中恒による『とんでろじいちゃん』を、「故郷」の石森史郎と大林監督が共同脚色。撮影を「風の歌が聴きたい」の坂本典隆が担当している。主演は、「SADA」の小林桂樹と子役・厚木拓郎。
  • 三毛猫ホームズの推理<ディレクターズ・カット>

    制作年: 1998
    北海道・函館の女子大で起こった連続殺人事件に挑む、警視庁の刑事と一匹の猫の活躍を描くディテクティヴ・コメディ。監督は「あした」の大林宣彦。赤川次郎による同名小説を、「天使のウィンク 日光猿軍団」の中岡京平が脚色。撮影を大沢栄一が担当している。主演は「不法滞在」の陣内孝則。尚、本作は96年9月にテレビ朝日系列で放送されたものに、約30分の未公開映像を加えた完全版である。スーパー16ミリからのブローアップ。
  • 風の歌が聴きたい

    制作年: 1998
    聴覚障害という“個性”を持つカップルが、様々な困難を乗り越えて絆を深めていく姿を描いたヒューマン・ドラマ。監督は「SADA」の大林宣彦。脚本は、実在の聴覚障害を抱える夫婦をモデルに、「三毛猫ホームズの推理」の中岡京平と「旅の涯て」の内藤忠司と大林が共同執筆。撮影を「SADA」の坂本典隆が担当している。主演は「DOORIII」の天宮良と「あした」の中江有里。文部省選定、厚生省推薦、中央児童福祉審議会特別推薦、第10回東京国際映画祭特別招待作品。
  • SADA

    制作年: 1998
    昭和11年、愛した男の性器を切断するという事件を起こして世間を騒がせた阿部定の半生を綴る人間ドラマ。監督は「三毛猫ホームズの推理」の大林宣彦。脚本は、自らの原作を基に執筆した西澤裕子。撮影を「良寛」の坂本典隆が担当している。主演は、「失楽園」の黒木瞳と「でべそ」の片岡鶴太郎。第48回ベルリン国際映画祭国際批評家連盟賞受賞作品。
  • 出現!東京龍 TOKYO DRAGON

    制作年: 1997
    3週間の長雨で都市機能が麻痺した東京を舞台に、風水と江戸の密やかな関係と、街を救おうとする風水師と少女の挑戦を描くSFXファンタジー。実写とCGのデジタル合成技術を駆使し、幻想的な風水の世界を表現している。監督は、『ネットワークベイビー』などのドラマの演出を手掛け、本作が初の劇場映画となったNHKのディレクター・片岡敬司。荒俣宏の著作をもとに、脚本は信本敬子と山永明子の共同。撮影と美術は「うなぎ」の小松原茂・稲垣尚夫コンビが担当した。主演は「わが心の銀河鉄道 宮沢賢治物語」の椎名桔平と、「ときめきメモリアル」の中山エミリ。
  • 夏少女

    制作年: 1996
    「夢千代日記」などで知られる脚本家・早坂暁が自らの原爆体験を踏まえ執筆し、「若者たち」の名匠・森川時久監督のもと完成以来23年の時を経て初の劇場公開。瀬戸内海の小さな島に住む12歳の少年マモルと、忽然と現れた少女とのひと夏のふれあいを幻想的に綴る。出演は「火 Hee」の桃井かおり、「あさひるばん」の間寛平。
  • 眠る男(1996)

    制作年: 1996
    山間の小さな町に暮らす様々な人たちの、四季を通じた日常の断片をつづったドラマ。監督は「死の棘」の小栗康平。主演は「Shall We ダンス?」の役所広司と、韓国のトップスターで「ディープ・ブルー・ナイト」の安聖基、そしてやはりインドネシアのスターで「チュッ・ニャ・ディン」のクリスティン・ハキム。群馬県が人口200万人到達を記念して、地方自治体としては初めて製作した劇映画である。第20回モントリオール世界映画祭審査員特別大賞、第47回ベルリン映画祭国際芸術映画連盟賞を受賞。96年度キネマ旬報ベストテン第3位、小栗が2度目の監督賞を受賞した。群馬県吾妻郡中之条町でロケされた。1995年12月2日より群馬県・前橋オリオン2にて先行上映。
  • 冬の河童

    制作年: 1995
    引っ越しの一週間前、一人の女性の出現で掻き乱される三人の兄弟の微妙な関係を描いた日常風景ドラマ。監督・脚本は「メロディ Melodies」の風間志織で、これが劇場用長編のデビュー作となる。撮影は「三月のライオン」の鈴木昭彦。主演は「メロディ Melodies」の伊藤亜希子。16ミリからのブローアップ。ロッテルダム国際映画祭(タイガーアワード)グランプリ受賞。
  • サンクチュアリ(1995)

    制作年: 1995
    腐敗しきった日本を変えるために、表と裏の世界からトップの座を目指そうとする二人の青年の、熱き野望を描いた作品。監督は、これがデビューとなる藤由紀夫。撮影は「白い馬」の高間賢治が担当している。主演は「写楽」の永澤俊矢と「凶銃ルガーP08」の阿部寛。
  • ノストラダムス 戦慄の啓示

    制作年: 1994
    今世紀初頭からノストラダムスが地球破滅を暗示した1999年7月まで、破滅へと向かう模様を危機への警告を込めて描くスペクタクル。″幸福の科学″を主宰する大川隆法が自らの同名ベストセラーをもとに、製作総指揮をとった作品で、監督は粟屋友美子。最先端CGによるSFX映像で天変地異や異次元世界を描き出している。撮影監督は金子雪生、撮影は高瀬比呂志が担当。
  • 全身小説家

    制作年: 1994
    作家・井上光晴の〈虚構と現実〉を、彼が癌により死に至るまでの5年間を追い描いたドキュメンタリー。「ゆきゆきて、神軍」(87)の原一男監督作品。「地の群れ」「虚構のクレーン」などで知られる戦後派の作家・井上光晴は、昭和52年に佐世保で文学伝習所を開いた。以後全国13ケ所に広がったその伝習所を中心に、彼は各地方で体当たりの文学活動を実践してきた。映画はその伝習所に集った生徒たちとの交流や、そして特に伝習所の女性たちが語るエピソード、文壇で数少ない交友を持った埴谷雄高、瀬戸内寂聴らの証言を通して、井上光晴の文学活動、〈生〉そのものを捉えていく。撮影準備直後、井上にS字結腸癌が発生し、いったん手術は成功するもののやがて肝臓へ転移していく。カメラは彼がその癌と戦う姿も生々しく撮り続けるが、平成4年5月、遂に井上光晴は死を迎える。映画はさらにその井上自身の発言や作品を通して語られた彼の履歴や原体験が詐称されていたということ、つまり、文学的な虚構であったという事実を、親族や関係者への取材を通してスリリングに明らかにしていく。そしてその虚構の風景を、映画はモノクロームのイメージシーンによって再現する。フィクションの映像をドキュメンタリーの中に取り入れることによって、まさに〈虚構と現実〉を生きた文学者の全体像に迫ろうとした、渾身の作品となった。94年度キネマ旬報日本映画ベストテン第1位、同読者選出日本映画ベストテン第4位。
    70
  • 愛について、東京

    制作年: 1993
    国際色が日に日に強まる現代の東京を舞台に、したたかに生きる中国人留学生、日本育ちの中国人少女、パチンコ店を経営する元やくざの三人の男女が織り成す奇妙な三角関係を描くドラマ。監督・脚本・製作(共同)は柳町光男で、前作「チャイナシャドー」製作中に多くの中国人と出会ったことが今回の映画作りにつながったという。撮影は「ジェームス山の李蘭」の安藤庄平、音楽は「ミンボーの女」の立川直樹(チェロを溝口肇)が担当。主演のウー・シャオリンと岡坂あすかを始め、中国人キャストはオーディションによって選ばれた新人たちである。第五回東京国際映画祭(九二年度)で審査員特別賞を受賞した。キネマ旬報ベストテン第七位。
  • チー公物語 ネズミ小僧のつくりかた世紀末版

    制作年: 1991
    安手のものを豪華なものと偽って売りつける“チー公”たちが織り成す事件を描いたコメディ。監督は「公園通りの猫たち」の中田新一。出演は大鶴義丹、国生さゆり、柄本明ほか。
  • 乙女物語 お嬢様危機イッパツ!

    制作年: 1990
    政略結婚を迫られるお嬢様と、彼女に恋した大学生との逃避行をコミカルに描く。脚本は「制服くずし」の堀内靖博が執筆。監督は「かまきり兄嫁・かぶりつき」の内藤忠司。撮影は「ポップコーンLOVE」の繁田良司がそれぞれ担当。
  • あなただけグッドナイト あゝ伝次郎

    制作年: 1985
    一風変わった中年男と若い女性の愛を描く。この作品は83年に製作された「あゝ伝次郎」を改題して再構成した。監督は、この作品の脚本も執筆した「夏の別れ」の井上眞介、撮影は「チーちゃんごめんね」の鈴木耕一が担当。
  • 想い出を売る店

    制作年: 1985
    北フランスのノルマンディーにある「想い出を売る店」を舞台に繰り広げられる恋人たちの愛の物語。辻信太郎の原作をもとに「夢・夢のあと」の白坂依志夫が脚本化、監督は近藤明男、撮影は「ゴジラ(1984)」の原一民がそれぞれ担当。
1-51件表示/全51件