月丘夢路の関連作品 / Related Work

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  • 女ざかり(1994)

    制作年: 1994
    初めて書いた社説がもとで忍び寄る権力に対する女性論説委員の抗戦と、彼女を巡る人間模様を描くドラマ。監督は「水の旅人 侍KIDS」の大林宣彦。丸谷才一の同名ベストセラー小説(文藝春秋・刊)を原作に、脚本は野上龍雄、渡辺善則、大林の共同。撮影は坂本典隆が担当。主演の“女ざかり”南弓子には吉永小百合が扮するほか、豪華スターが共演している。スーパー16ミリ。
  • 二代目はクリスチャン

    制作年: 1985
    教会に仕える清純なシスターが、ひょんなことからヤクザの二代目を襲名、抗争事件にまきこまれる姿を描く。原作・脚本は「蒲田行進曲」のつかこうへい、監督は「(金)(ビ)の金魂巻」の井筒和幸、撮影は「コータローまかりとおる!」の北坂清がそれぞれ担当。
    80
  • 青年の樹(1977)

    制作年: 1977
    坂木武馬という正義感に燃える若者の大学生活を背景に、恋愛、スポーツ、闘争そして友情を描く。脚本は「不連続殺人事件」の大和屋竺、監督は「ヘアピン・サーカス」の西村潔、撮影は「岸壁の母」の市原康至のそれぞれが担当。
  • 瞳の中の訪問者

    制作年: 1977
    突然失明した美少女をめぐって繰りひろげる、手塚治虫原作の人気漫画「ブラック・ジャック」の映画化。脚本は「愛の空中ブランコ」のジェームス三木、監督は「HOUSE ハウス」の大林宣彦、撮影も同作の坂本善尚がそれぞれ担当。
  • 華麗なる一族

    制作年: 1974
    富と権力獲得への手段として、華麗なる閨閥をはりめぐらす万俵一族を主役に、金融界の“聖域”銀行、背後で暗躍する政・財界の黒い欲望を描く。原作は山崎豊子の同名小説。脚本は「戦争と人間 完結篇」の山田信夫、監督も同作の山本薩夫、撮影は「朝やけの詩」の岡崎宏三がそれぞれ担当。
  • 喜劇 おめでたい奴

    制作年: 1971
    花登筐の喜劇三千本を記念して、花登自身が製作、脚本、監督に当った。撮影は「クレージーの殴り込み清水港」の田島文雄がそれぞれ担当。
  • 旅路 おふくろさんより

    制作年: 1971
    「波止場女のブルース」「望郷(1971)」に続く森進一の歌謡映画。脚本は助監督の三村晴彦と「内海の輪」の斎藤耕一。撮影は「喜劇 猪突猛進せよ!!」の堂脇博がそれぞれ担当。
  • 告白的女優論

    制作年: 1971
    女優とは何か? この作品は、映画「告白的女優論」に出演することになった三人の女優の、撮影二日前の生活を追いながら、三つの物語が同時進行するスタイルをとっている。この告白的テーマに浅丘ルリ子、岡田茉莉子、有馬稲子の三女優がみずからの女優キャリアとイメージを賭け、人間に隠された様々な欲望・葛藤を表現しながら「女優」というテーマに挑戦する。スタッフは「煉獄エロイカ」と同様、脚本吉田喜重と山田正弘。監督は吉田喜重。撮影は長谷川元吉がそれぞれ担当。
  • 結婚します

    制作年: 1969
    山口瞳の原作(新潮社版)を「日も月も」の中村登が脚色・監督した青春喜劇。撮影はコンビの竹村博。
  • 帯をとく夏子

    制作年: 1965
    舟橋聖一の“夏子”連作を「裏階段」の田口耕三が脚色、「検事霧島三郎」が田中重雄が監督した風俗もの。撮影もコンビの高橋通夫。
  • 明日の夢があふれてる

    制作年: 1964
    「現代金儲け物語」の菅野昭彦と「裸一貫」の小林久三が共同でシナリオを執筆「さまざまの夜」の番匠義彰が監督した青春もの。撮影は「残菊物語(1963)」の厚田雄春。
  • 第三の悪名

    制作年: 1963
    今東光原作から「続・新悪名」のコンビ、依田義賢脚色、田中徳三が監督。撮影は「破戒(1962)」の宮川一夫。
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  • 裁かれる越前守

    制作年: 1962
    吉川英治原作から「黒蜥蜴(1962)」の新藤兼人が脚色、「誘拐」の田中徳三が監督した異色時代劇。撮影は「雨の九段坂」の本田平三。
  • ちんじゃらじゃら物語

    制作年: 1962
    「殺人者を追え」の若井基成と柴田夏余が共同で脚本を執筆。「おったまげ人魚物語」の堀内真直が監督した喜劇。撮影は「寛美の我こそは一等社員」の川原崎隆夫。
  • はだしの花嫁

    制作年: 1962
    「東京さのさ娘」の菅野昭彦のオリジナル・シナリオを「三人娘乾杯!」の番匠義彰が監督した明朗喜劇。撮影もコンビの生方敏夫。
  • 長脇差忠臣蔵

    制作年: 1962
    「鉄砲安の生涯」の八尋不二と「三百六十五夜(1962)」の渡辺邦男が共同でシナリオを執筆、渡辺邦男が監督したやくざの忠臣蔵。撮影もコンビの渡辺孝。
  • 酔いどれ無双剣

    制作年: 1962
    「サラリーマン一心太助」のコンビ鷹沢和善が脚本を執筆、沢島忠が監督した痛快時代劇。撮影は「反逆児(1961)」の坪井誠。
  • 雲右衛門とその妻

    制作年: 1962
    谷屋充原作『桃中軒雲右衛門とその妻』から「お兄哥さんとお姐さん」の辻久一が脚色、「雨の九段坂」の安田公義が監督した人情もの。撮影は「のこされた子とのこした母と」の竹村康和。
  • 川は流れる

    制作年: 1962
    朝日放送から放送された呉羽紡績のホーム・ソングから、「千客万来」の柳井隆雄と「金の実る樹に恋が咲く」の津久田一正が共同で脚本を執筆、「喜劇 団地親分」の市村泰一が監督したメロドラマ。撮影は「三味線とオートバイ」の小杉正雄。
  • のれんと花嫁

    制作年: 1961
    「恋とのれん」の柳沢類寿と菅野昭彦が共同でシナリオを書き、「ふりむいた花嫁」の番匠義彰が監督した下町喜劇。撮影はコンビの生方敏夫。
  • 釈迦

    制作年: 1961
    大映初の七〇ミリ映画で、「新源氏物語」の八尋不二が脚本を書き、「大菩薩峠(1960)」の三隅研次が監督したスペクタクル・ドラマ。撮影もコンビの今井ひろし。(七〇ミリ=大映スーパー・テクニラマ)。主な出演者は「濡れ髪三度笠」の本郷功次郎、市川雷蔵、中村玉緒、「花くらべ狸道中」の勝新太郎など。
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  • 黒い三度笠

    制作年: 1961
    プロデューサーの浅井昭三郎の脚本を「舞妓の休日」のコンビ、西山正輝が監督、本田平三が撮影した股旅もの。
  • 三味線とオートバイ

    制作年: 1961
    川口松太郎の同名小説を「「青衣の人」より 離愁」の柳井隆雄が脚色、「わが恋の旅路」の篠田正浩が監督した青春篇。撮影も「わが恋の旅路」の小杉正雄。
  • 雑婚時代

    制作年: 1961
    江崎誠致の同名小説を「女房学校」の斎藤良輔と、内山順一朗で共同脚色、「夜はいじわる」の田中重雄が監督した。撮影も「夜はいじわる」の高橋通夫。
  • 風来先生

    制作年: 1961
    白川渥の原作を「続社長道中記 女親分対決の巻」の笠原良三と「ひとり寝」の富田義朗が共同脚色、「快人黄色い手袋」の市村泰一が監督した青春明朗篇。撮影は川原崎隆夫。
  • 女房学校

    制作年: 1961
    斎藤良輔のオリジナル・シナリオを、「五人の突撃隊」のコンビ井上梅次が監督し、中川芳久が撮影した明朗篇。
  • 熱愛者

    制作年: 1961
    岡田茉莉子のプロデュースによるもので、中村真一郎の同名小説を、「雲がちぎれる時」の新藤兼人が脚色し、「水溜り」の井上和男が監督した文芸編。撮影も同じく堂脇博。
  • 母と娘(1961)

    制作年: 1961
    小糸のぶの原作を、「宮本武蔵(1961)」の成澤昌茂が脚色し、「かあちゃんしぐのいやだ」の川頭義郎が監督したハイティーンもの。撮影も「かあちゃんしぐのいやだ」の荒野諒一。
  • わが恋の旅路

    制作年: 1961
    曽野綾子の「わが恋の墓標」を、「夕陽に赤い俺の顔」のコンビ寺山修司・篠田正浩が脚色し、篠田正浩が監督した恋愛映画。撮影も「夕陽に赤い俺の顔」の小杉正雄。
  • 晴小袖

    制作年: 1961
    川口松太郎の原作を、「武器なき斗い」の共同執筆者・依田義賢が脚色し、「一本刀土俵入(1960)」の安田公義が監督したもので、深川木場を背景にした明治もの。撮影は「月の出の血闘(1960)」の武田千吉郎。昭和十五年、新興キネマで映画化されたことがある。
  • 一本刀土俵入(1960)

    制作年: 1960
    おなじみ長谷川伸の原作を「不知火検校」の犬塚稔が脚色し、「元禄女大名」の安田公義が監督した股旅映画。撮影は「疵千両」の本多省三。
  • 不道徳教育講座

    制作年: 1959
    週刊明星に連載された三島由紀夫の原作を映画化した風俗喜劇。窪田篤人・西河克己が共同で脚色し、「明日を賭ける男」の西河克己が監督した。撮影は「完全な遊戯」の横山実、音楽は「悪女の季節」(松竹)の黛敏郎。「大阪の風」の大坂志郎・長門裕之、「続 夫婦百景」の月丘夢路らが出演する。
  • 祈るひと

    制作年: 1959
    田宮虎彦が『若い女性』に連載した同名長篇小説を「大阪の風」の三木克巳が脚色した文芸作品。監督は「絶唱(1958)」の滝沢英輔、撮影は「不道徳教育講座」の横山実がそれぞれ担当した。
    80
  • 名づけてサクラ

    制作年: 1959
    筒井敬介のNHK芸術祭参加放送劇を、「森と湖のまつり」の植草圭之助が脚色したもの。「これが最後だ」の斎藤武市が監督を、「第三の死角」の藤岡粂信が撮影を担当した。
    70
  • 東京の孤独

    制作年: 1959
    サンデー毎日に連載された井上友一郎の同名小説の映画化で、プロ野球を舞台にした青春映画。「仮面の女」の松浦健郎と井上梅次が脚色し、「群集の中の太陽」の井上梅次が監督した。撮影は「俺は挑戦する」の高村倉太郎。
  • 素晴しき男性

    制作年: 1958
    裕次郎主演のミュージカル・ドラマで、脚本・監督は「明日は明日の風が吹く」の井上梅次、撮影も同じく「明日は明日の風が吹く」の岩佐一泉。「明日は明日の風が吹く」のコンビ、石原裕次郎・北原三枝のほか、月丘夢路・大坂志郎・白木マリ・金子信雄らが出演している。色彩はイーストマンカラー。
  • 運河

    制作年: 1958
    サンデー毎日連載中の丹羽文雄原作の映画化で、一デザイナーを中心に、愛欲という流れに生きる人々を描こうというもの。脚色は「血の岸壁」の松浦健郎、監督は「春泥尼」の阿部豊、撮影は「陽のあたる坂道(1958)」の伊佐山三郎。主演は「素晴しき男性」の月丘夢路・金子信雄、「踏みはずした春」の浅丘ルリ子。
  • 続 夫婦百景

    制作年: 1958
    「夫婦百景」の続篇で、「みみずく説法」の脚色者の一人・斎藤良輔が獅子文六の原作を脚色、「素晴しき男性」の井上梅次が監督、「銀座の沙漠」の岩佐一泉が撮影した喜劇。いずれも前作と同様のスタッフである。月丘夢路・大坂志郎・浅丘ルリ子・岡田眞澄・中原早苗・山根寿子・長門裕之らの出演。
  • 夫婦百景

    制作年: 1958
    主婦の友に連載された獅子文六の原作から「日日の背信」の斎藤良輔が脚色、「夜の牙」の井上梅次が監督し、「夜霧の第二国道」の岩佐一泉が撮影した諷刺喜劇。主演は「永遠に答えず (完結篇)」の月丘夢路、大坂志郎、浅丘ルリ子、「麻薬3号」の長門裕之、それに山根寿子。岡田眞澄、青山恭二などが出演する。
  • 夜の牙

    制作年: 1958
    「嵐を呼ぶ男(1957)」の井上梅次が渡辺剣次と共同で脚本を書き、みずから監督したアクションスリラー。撮影も同じく岩佐一泉。主演は「嵐を呼ぶ男(1957)」の石原裕次郎、岡田眞澄、「美徳のよろめき」の月丘夢路、「禁じられた唇」の浅丘ルリ子。ほかに白木マリ、安井昌二、小林重四郎らが助演。色彩はイーストマンカラー。
  • 永遠に答えず(完結篇)

    制作年: 1958
    斎藤豊吉原作のラジオ・ドラマの映画化。脚色、西河克己・山内亮一、監督西河克己、撮影藤岡粂信と、スタッフは前作と同じ。主演は「夜の牙」の月丘夢路、浅丘ルリ子、安井昌二、「佳人」の葉山良二、とこれも前作と同様。ほかに坪井美詠子、大坂志郎、小杉勇、村瀬幸子、水島道太郎など。
  • 美徳のよろめき

    制作年: 1957
    三島由紀夫の同名ベストセラー小説の映画化。「海の野郎ども」の新藤兼人が脚色、「殺したのは誰だ」の中平康が監督した。撮影は「鷲と鷹」の岩佐一泉。主演は「鷲と鷹」の月丘夢路、三國連太郎、「誘惑(1957)」の葉山良二、千田是也。ほかに宮城千賀子、安部徹、高友子など。
  • 鷲と鷹(1957)

    制作年: 1957
    「十七才の抵抗」の井上梅次が脚本、監督したアクション篇。撮影は「勝利者」の岩佐一泉。主演は「海の野郎ども」の石原裕次郎「異母兄弟」の三國連太郎、「白夜の妖女」の月丘夢路、「素足の娘」の長門裕之。ほかに浅丘ルリ子、澤村國太郎、二本柳寛、柳沢真一、安部徹、西村晃など。日活スコープ、日活イーストマンカラー。
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  • 白夜の妖女

    制作年: 1957
    泉鏡花の原作「高野聖」から「裸の町」の八住利雄が脚色し、「「廓」より 無法一代」の滝沢英輔が監督、「反逆者」の横山実が撮影した。主演は「永遠に答えず」の月丘夢路、葉山良二のコンビに、滝沢修、大矢市次郎、西村晃、河野秋武、浜村純などのベテラン陣。日活イーストマンカラー、日活スコープ第二陣。
  • 永遠に答えず

    制作年: 1957
    斎藤豊吉の同名原作、ラジオ東京ほか七局の連続放送劇の映画化。三部作のメロドラマ。「孤独の人」の西河克己と、山内亮一が共同脚色、西河克己が監督した。撮影は「愛ちゃんはお嫁に」の藤岡粂信。主演は「マダム」の月丘夢路、「命も恋も」の葉山良二、「倖せは俺等のねがい」の高田敏江、「反逆者」の浅丘ルリ子。
  • マダム(1957)

    制作年: 1957
    風俗作家織田作之助の未亡人織田昭子の同名原作の映画化である。「乳母車」の沢村勉と「孤独の人」の中沢信が共同脚色、監督、撮影は「最後の突撃」のコンビ、阿部豊と峰重義がそれぞれ担当した。主演は「危険な関係(1957)」の月丘夢路、「復讐は誰がやる」の左幸子、「街燈」の葉山良二、「フランキーの宇宙人」の安部徹、藤代鮎子、「8時間の恐怖」の金子信雄。ほかに小園蓉子、岡田眞澄、細川ちか子、堀恭子など。
  • 危険な関係(1957)

    制作年: 1957
    内村直也と岡田達門の共同原案になる社会諷刺劇。脚本は岡田達門と井上梅次の共同、「お転婆三人姉妹 踊る太陽」に続き井上梅次が監督を担当する。撮影は同じく岩佐一泉。主な出演者は「月蝕」の月丘夢路、「若の花物語 土俵の鬼」の北原三枝、「唄祭り喧嘩旅」の長門裕之、「最後の突撃」の大坂志郎、他に小園蓉子、柳沢真一、金子信雄など。国鉄の金田、巨人の川上両選手が特別出演している。
  • 街燈(1957)

    制作年: 1957
    永井龍男の原作“街燈”の映画化。脚色は「米」の八木保太郎、監督は「牛乳屋フランキー」の中平康、撮影は「沖繩の民」の間宮義雄。主な出演者は、「哀愁の園」の南田洋子、「最後の突撃」の葉山良二、「女子寮祭」の渡辺美佐子、「お転婆三人姉妹 踊る太陽」の岡田眞澄、他に中原早苗、細川ちか子、北林谷栄、山岡久乃、芦田伸介、草薙幸二郎など。TVとラジオの少女スター刈屋ヒデ子がデビューする。
  • 孤独の人

    制作年: 1957
    皇太子に青春を、と数々の話題を捲き起した藤島泰輔原作“孤独の人”の映画化で中沢信が脚色、「しあわせはどこに」の西河克己が監督する文芸篇。撮影は「飢える魂」の高村倉太郎。皇太子には全国の応募者から選ばれた黒沢光郎が扮し、「人間魚雷出撃す」の津川雅彦、芦川いづみ、「お転婆三人姉妹 踊る太陽」の青山恭二、大坂志郎、「月蝕」の月丘夢路、中川晴彦、「若の花物語 土俵の鬼」の坂東好太郎などが顔を揃える。
  • お転婆三人姉妹 踊る太陽

    制作年: 1957
    「月蝕」に次いで井上梅次が脚本・監督にあたるミュージカル・コメディ。撮影も同じく岩佐一泉。主な出演者は「飢える魂」の轟夕起子、ジャズ歌手のペギー葉山、「人間魚雷出撃す」の芦川いづみ、「愛は降る星のかなたに」の浅丘ルリ子、「月蝕」の三橋達也、「牛乳屋フランキー」のフランキー堺、「人間魚雷出撃す」の石原裕次郎、長門裕之、「若の花物語 土俵の鬼」の青山恭二。ほかに岡田眞澄、大坂志郎、キドシン、丹下キヨ子、ジョージ川口らが共演、また月丘夢路以下日活のオールスターが特別出演する。
  • 月蝕

    制作年: 1956
    男への復讐に身をやきながら自らも傷つきゆく弱い女。恋愛心理の微妙さを描き出した石原慎太郎原作の映画化。脚色は井上梅次と「悪の報酬」の舛田利雄の共同、監督は「ニコヨン物語」の井上梅次、撮影も同じく岩佐一泉。主な出演者は「感傷夫人」の月丘夢路、「飢える魂」の三橋達也、「地底の歌」の石原裕次郎、「若いお巡りさん」の中川晴彦、「デンスケの宣伝狂」の東谷暎子その他、天路圭子、藤代鮎子、岡田眞澄、金子信雄など。
  • 丹下左膳(1956)

    制作年: 1956
    無声映画時代からすでに数回映画化された林不忘の原作を「天保六道銭 平戸の海賊」の棚田吾郎が脚色、「人生とんぼ返り(1955)」のマキノ雅弘が監督、「悪の報酬」の永塚一栄が撮影を担当した。主なる出演者は「悪の報酬」の水島道太郎、「母なき子」の南田洋子、「乳房よ永遠なれ」の月丘夢路、「力道山物語 怒涛の男」の河津清三郎、「逢いたかったぜ」の金子信雄など。乾雲の巻、坤竜の巻、昇竜の巻(完結編)の三部作。
  • 第8監房

    制作年: 1956
    雑誌『小説倶楽部』所載の柴田錬三郎の小説を「顔役 (ボス)」の共同脚色者の一人白石五郎が脚色し、「花真珠」の阿部豊が監督、「自分の穴の中で」の峰重義が撮影を担当した。主なる出演者は「顔役 (ボス)」の三橋達也、「乳房よ永遠なれ」の月丘夢路、「続・警察日記」の河野秋武、「裏町のお転婆娘」の内海突破、俳優座の山岡比佐乃など。
  • 東京の人

    制作年: 1956
    北海道新聞、中部日本新聞、西日本新聞連載の川端康成の小説を「乳房よ永遠なれ」の田中澄江が寺田信義、西川克巳と共同で脚色し「赤ちゃん特急」の西川克巳が監督、「ビルマの竪琴(1956)」の横山実が撮影を担当した。主なる出演者は「丹下左膳(1956)」の月丘夢路、「神阪四郎の犯罪」の左幸子、滝沢修、新珠三千代、「死の十字路」の芦川いづみ、「ただひとりの人」の葉山良二など。
  • 東京バカ踊り

    制作年: 1956
    “傑作燦楽部”に掲載された瀬戸口寅雄の原作を、「志津野一平 浴槽の死美人」の柳沢類寿が脚色し、「ドラムと恋と夢」のコンビ吉村廉が監督、間宮義雄が撮影を担当したミュージカル篇。主な出演者は「丹下左膳(1956)」の南田洋子、「ドラムと恋と夢」のフランキー堺、「乙女心の十三夜」の島倉千代子の他、岡晴夫、「地獄の波止場(1956)」の木室郁子など。それに特別出演として月丘夢路、三島耕、大坂志郎、小園蓉子の他、水の江滝子が主役の一人に扮する。色彩はコニカラー。
  • 火の鳥(1956)

    制作年: 1956
    炎の女生島エミの多難な半生を描いた伊藤整の原作を「朝霧(1955)」の猪俣勝人と「死の十字路」の井上梅次が脚色し、井上梅次が監督した。撮影は「栄光と驀走王」の岩佐一泉。主な出演者は「東京バカ踊り」の月丘夢路、大坂志郎、「殺人計画完了」の三橋達也、「太陽の季節」の中原早苗、「色ざんげ(1956)」の山岡久乃などの他、北原三枝、芦川いづみ、フランキー堺などが特別出演する。
  • 感傷夫人

    制作年: 1956
    現代男女の純粋な愛情心理を描いた伊藤整原作の映画化。脚色は「洲崎パラダイス 赤信号」の寺田信義、監督は「隣の嫁」の堀池清、撮影は「肉体の密輸」の藤岡粂信。出演は「火の鳥(1956)」の月丘夢路、「花の運河」の北原三枝、「逆光線」の安井昌二、「しあわせはどこに」の宍戸錠、「青い怒濤」の香月美奈子、その他宇野重吉、清水将夫、山岡久乃、東恵美子など。
  • 乳房よ永遠なれ

    制作年: 1955
    若月彰、中城ふみ子の原作を「心に花の咲く日まで」の共同脚色者の一人田中澄江が脚色し、「月は上りぬ」の田中絹代が監督、「こころ」の藤岡粂信が撮影を担当する。主なる出演者は「自分の穴の中で」の月丘夢路、「こころ」の森雅之、「志津野一平 愛欲と銃弾」の大坂志郎、「くちづけ(1955)」第一話の杉葉子、「王将一代」の田中絹代、「少年死刑囚」の木室郁子、新人葉山良二(二十八年度ミスター平凡)など。
  • 自分の穴の中で

    制作年: 1955
    朝日新聞連載の石川達三の原作を「次郎長遊侠伝 天城鴉」の八木保太郎が脚色し、「たそがれ酒場」の内田吐夢が監督、「青春怪談(1955 市川崑)」の峯重義が撮影を担当した。主なる出演者は「おしゅん捕物帖 謎の尼御殿」の三國連太郎と北原三枝、月丘夢路、「月夜の傘」の宗野重吉、「三四郎」の金子信雄、「六人の暗殺者」の滝沢修、「こころ」の北林谷栄など。
  • 銀座二十四帖

    制作年: 1955
    週間朝日連載の井上友一郎の小説を「うちのおばあちゃん」の柳沢類寿が脚色し「あした来る人」の川島雄三が監督「七つボタン」の横山実が撮影を担当した。主なる出演者は「志津野一平 地獄の接吻」の河津清三郎、「おしゅん捕物帖 謎の尼御殿」の月丘夢路と北原三枝、「青空の仲間」の三橋達也、「緑はるかに」の浅岡ルリ子の他日活入社第一回の大坂志郎など。
    80
  • おしゅん捕物帖 謎の尼御殿

    制作年: 1955
    久生十蘭の『都鳥』から「密輸船」の小国英雄が脚色し、「六人の暗殺者」の滝沢英輔が監督に、「あした来る人」の高村倉太郎が撮影にあたる。主なる出演者は「木曽の風来坊」の月丘夢路「七つボタン」の三國連太郎、「うちのおばあちゃん」の北原三枝、「猿飛佐助」の広岡三栄子、「落日の血闘」の明智三郎、「銀座の女」の南寿美子、新人堀恭子などである。
  • 銀座令嬢

    制作年: 1955
    『明星』連載の小説を「黒い罌粟」の池田忠雄が脚色し「喧嘩鴉」の堀内真直が監督、「三羽烏奮戦す」の西川享が撮影、「この広い空のどこかに」の木下忠司が音楽を担当する。主なる出演者は「伝七補物帖 黄金弁天」の月丘夢路、「お夏清十郎」の柳永二郎、「地獄の花束」の大木実、「この広い空のどこかに」の小林トシ子、「地獄への復讐」の浅茅しのぶ、「鉄仮面」の由美あづさ、新人仲原雅二らである。
  • 木曽の風来坊

    制作年: 1955
    かつても映画化された長谷川伸の「雪の渡り鳥」から、「月を斬る影法師」の八尋不二が脚色し、「森蘭丸」の小林桂三郎が監督、「地獄の用心棒」の中尾利太郎が撮影する。主なる出演者は「落日の血闘」の坂東好太郎、久振りに映画に出る関西歌舞伎の坂東鶴之助の入社第一回出演、「あした来る人」の月丘夢路、「明日の幸福」の小堀誠、「33号車応答なし」の清水元など。
  • あした来る人

    制作年: 1955
    朝日新聞連載の井上靖の小説から「男ありて」の菊島隆三が脚本を執筆、「愛のお荷物」の川島雄三が監督に当る。撮影は「湯の町椿」の高村倉太郎、音楽は「青春怪談(1955 市川崑)」の黛敏郎の担当。主なる出演者は「銀座令嬢」の月丘夢路、「花のゆくえ」の新珠三千代、「青春怪談(1955 市川崑)」の山村聰、三橋達也、「地獄の用心棒」の三國連太郎などである。
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  • 伝七捕物帖 刺青女難

    制作年: 1954
    「伝七捕物帖 人肌千両」に次ぐ伝七捕物帖第二話で、捕物作家クラブの原作を柳川真一が脚色し、「別離」の岩間鶴夫が時代劇初のメガホンをとる。撮影は「快盗三人吉三」の片岡清、音楽は「唄しぐれ おしどり若衆」の万城目正。出演者は「素浪人日和」の高田浩吉、「昨日と明日の間」の月丘夢路、「美男天狗党」の北上弥太朗、嵯峨美智子、「弥次喜多 金比羅道中」の伴淳三郎などである。
  • 伝七補物帖 黄金弁天

    制作年: 1954
    「京都新聞」及び「小説の泉」に所載された捕物作家クラブの作家達による原作を、「伝七捕物帖 刺青女難」の柳川真一が脚色し、新人の福田晴一が監督する。撮影は「鉄仮面」の片岡清、音楽は「若き日は悲し」の万城目正。出演者は「喧嘩鴉」の高田浩吉、「真実の愛情を求めて 何処へ」の月丘夢路、「仇討珍剣法」の伴淳三郎、「こんな奥様見たことない」の神楽坂はん子、「忠臣蔵(1954)」の近衛十四郎の外、雪代敬子、大原みゆきなどである。
  • 真実の愛情を求めて 何処へ

    制作年: 1954
    石坂洋次郎の同名の小説を「青春前期」の柳井隆雄が脚色し、「君の名は」の大庭秀雄が監督に当り、「おとこ大学 婚前教育の巻」の斎藤毅が撮影する。主なる出演者は、「新婚たくあん夫婦」の佐田啓二をはじめ、「えくぼ人生」の岸恵子、「忠臣蔵(1954)」の月丘夢路、「億万長者(1954)」の伊藤雄之助、その他中北千枝子、藤乃高子、斎藤達雄などである。
  • 忠臣蔵 花の巻・雪の巻(1954)

    制作年: 1954
    大谷竹次郎が総指揮に当る松竹の特作映画で、大衆作家村上元三が「噂の女」の依田義賢と共同で脚本を書き「素浪人日和」の大曾根辰夫が監督に、同じく石本秀雄が撮影に当る。音楽は「此村大吉」の鈴木静一。松本幸四郎が「花の生涯」に次いで二度目の映画出演するほか、「びっくり五十三次」の高田浩吉、「君に誓いし」の月丘夢路、「平手造酒(1954)」の山田五十鈴、「青春前期」の淡島千景と田浦正巳、「黒い潮」の瀧沢修、「此村大吉」の鶴田浩二、「愛」の桂木洋子、「伝七捕物帖 刺青女難」の北上弥太朗、「江戸の夕映」の瑳峨三智子、「若さま侍捕物帳 恐怖の折り鶴」の坂東鶴之助、「君に誓いし」の高橋貞二らである。
    70
  • 君に誓いし

    制作年: 1954
    『平凡』連載の原作を、「青春ロマンスシート 青草に坐す」の沢村勉が脚色し「おとこ大学 婚前教育の巻」の田畠恒男が監督する。撮影は「青春ロマンスシート 青草に坐す」の厚田雄春の担当。出演者は「おとこ大学 婚前教育の巻」の高橋貞二、「風立ちぬ(1954)」の石浜朗、「伝七捕物帖 刺青女難」の月丘夢路、「若旦那と踊子」の三橋達也、「青春前期」の野添ひとみ、「黒い罌粟」の小林トシ子の他、水原真知子、柳永二郎、坂本武、市川春代、吉川満子、小林十九二など。
  • 二十四の瞳(1954)

    制作年: 1954
    「女の園」に次ぐ木下恵介監督作品。壷井栄の原作を同監督自身が脚色している。撮影も「女の園」の楠田浩之、音楽は「三つの愛」の木下忠司。出演者は「女の園」の高峰秀子、田村高廣、天本英世、「昨日と明日の間」の月丘夢路「陽は沈まず」の小林トシ子、笠智衆など。第28回・1954年キネマ旬報ベスト・テン第1位。
    90
  • 昨日と明日の間

    制作年: 1954
    “週刊朝日”に連載された井上靖原作の映画化。「真実一路」の椎名利夫、川島雄三がそれぞれ脚色、監督に当っている。撮影は「伊豆の踊子(1954)」の西川享。出演者は「愛染かつら(1954)」の鶴田浩二、「陽は沈まず」の月丘夢路、淡島千景、野添ひとみ、「ママの新婚旅行」の進藤英太郎のほか、入社第一回の菅佐原英一、御園裕子などである。
  • 若旦那武勇伝

    制作年: 1954
    “スポーツ・ニッポン”に連載された鹿島孝二の原作「火炎樹」より、花と竜」の池田忠雄が脚色し、「われ泣きぬれて」の芦原正が監督している。撮影は「ひよどり草紙(1954)」の竹野治夫、音楽は「女の園」の木下忠司。出演者は「若き日の誘惑」の大木実、「快盗三人吉三」の若杉英二、草間百合子、「伝七捕物帖 人肌千両」の月丘夢路、「裸形家族」の大坂志郎、新人大原みゆきなどである。
  • 伝七捕物帖 人肌千両

    制作年: 1954
    “捕物倶楽部”所載京都新聞に連載された捕物作家クラブの土師清二、城昌幸、佐々木杜太郎、陣出達郎、野村胡堂の共作による原作より、「鼠小僧色ざんげ 月夜桜」の成澤昌茂が脚色し、「鬼伏せ街道」の松田定次が監督している。撮影は「山を守る兄弟」の川崎新太郎、音楽は「陽のあたる家(1954)」の万城目正。出演者は「慶安水滸伝」の高田浩吉、「花吹雪御存じ七人男」の伴淳三郎、「春の若草」の月丘夢路、「風来坊」の若杉英二、「疾風愛憎峠」の薄田研二、「春色お伝の方 江戸城炎上」の長谷川裕見子など。
  • 陽は沈まず

    制作年: 1954
    松竹大船撮影所長高村潔総指揮により、「東京物語」の野田高梧と「沖縄健児隊」の沢村勉のオリジナル・シナリオを「家族会議」の中村登が監督している。製作は山本武。撮影は「家族会議」の生方敏夫、音楽は「真実一路」の黛敏郎である。出演者は「真実一路」の淡島千景、佐田啓二、「濡れ髪権八」の高橋貞二、「女の園」の岸恵子、田浦正巳、「恋愛パトロール」の三橋達也、小林トシ子、「若き日の誘惑」の柳永二郎などである。
  • 君の名は 第3部

    制作年: 1954
    スタッフ、キャストとも第二部とほぼ同じであるが、スタッフでは新たに録音を妹尾芳三郎が担当し、キャストでは「別離」の三橋達也、「陽のあたる家(1954)」の紙京子、「濡れ髪権八」の大坂志郎などが新たに登場する。
  • 慶安水滸伝

    制作年: 1954
    岸本吟一製作の時代もので、村上元三原作の新聞連載小説を「遊侠夫婦笠」の鈴木兵吾が脚色、野村芳太郎が「青春三羽烏」についで監督した。「勢揃い 大江戸六人衆」の服部幹夫が撮影を、「母系図」の木下忠司が音楽を担当している。出演者は「遊侠夫婦笠」の高田浩吉、「早稲田大学」の小沢栄、「母系図」の龍崎一郎、「君の名は」の月丘夢路、「若さま侍捕物帳 恐怖の折り鶴」の嵯峨美智子、「君の名は 第二部」の三井弘次、「青春三羽烏」の紙京子、「東京物語」の笠智衆などである。
  • 春の若草

    制作年: 1954
    「家族会議」の山ロ松三郎製作の春青メロドラマ。「沖縄健児隊」の沢村勉のオリジナル・シナリオから「処女雪」の原研吉が監督した。撮影は「朝霧(1953)」の森田俊保、音楽は「勢揃い 大江戸六人衆」の加藤光男。出演者は大船映画初出演の「花の生涯」の草苗光子、「蛮から社員」の三島耕、「家族会議」の月丘夢路、「青春三羽烏」の三橋達也などである。
  • お嬢さん社長

    制作年: 1954
    「東京マダムと大阪夫人」の富田義朗と「新東京行進曲」の柳沢類寿の共同脚本を、「東京マダムと大阪夫人」の川島雄三が監督した。「次郎長一家罷り通る」の西川亨、「朝霧(1953)」の万城目正がそれぞれ撮影、音楽を担当している。「山を守る兄弟」の美空ひばり、「君の名は 第二部」の佐田啓二、月丘夢路、「家族あわせ」の大坂志郎、多々良純、「朝霧(1953)」の市川小太夫、坂本武、「乙女のめざめ」の小園蓉子、「とのさま街道」の桂小金治などの他、SKDの江川滝子が映画初出演する。
  • 家族会議(1954)

    制作年: 1954
    かつて島津保次郎が映画化した横光利一の原作を、「旅路(1955)」の池田忠雄が脚色し、中村登が監督する。撮影は「沖縄健児隊」の生方敏夫、音楽は「愛人」の黛敏郎の担当。「君の名は 第二部」の佐田啓二、岸恵子、小林トシ子、月丘夢路、「朝霧(1953)」の藤乃高子、市川小太夫、「東京マダムと大阪夫人」の高橋貞二、「純情社員」の柳永二郎などが出演する。
  • 二十四の瞳 デジタルリマスター版

    制作年: 1954
    美しい小豆島を舞台に、分教場に赴任した女性教師・大石先生と12人の子供たちとの心の交流を描いた木下惠介監督の感動作が、ハリウッドの最新鋭技術を導入したデジタルリマスター版で蘇る。貴重な映画を次代に残す為のプロジェクトとして、「砂の器」に続く修復作品第2弾として本作が選ばれた。
    90
  • 君の名は 総集篇

    制作年: 1953
    松竹の歴史に名を刻む名匠大庭秀雄監督の生誕100年でもある今年、代表作「君の名は」の総集篇。「君の名は」1~3部のダイジェスト版。
  • 旅路(1953)

    制作年: 1953
    大佛次郎の朝日新聞連載小説『旅路』を「関白マダム」の池田忠雄(但し監督)が脚色、「岸壁」の中村登、生方敏夫、黛敏郎がそれぞれ監督、撮影、音楽にあたった。「坊ちゃん重役」以来一年ぶりに大船に帰った岸恵子、「愚弟賢兄」の月丘夢路、日守新一、笠智衆、「日本の悲劇」の佐田啓二、「姉妹(1953)」の若原雅夫、「青色革命」の千田是也などが出演する。
  • 闘魂

    制作年: 1953
    製作は「柳生の兄弟」の市川哲夫。甲斐克彦の『小説倶楽部』所載の原作から「春の鼓笛」の沢村勉が脚色、「ひばり姫初夢道中」の大曽根辰夫が監督に当り同じく片岡清が撮影を受持っている。出演者の主なものは「ハワイの夜」の鶴田浩二、「花咲く風」の大木実、「江戸いろは祭」の高千穂ひづる、「関白マダム」の月丘夢路などである。
  • 関白マダム

    制作年: 1953
    製作は「若奥様一番勝負」の大町龍夫、「サンデー毎日」連載の鹿島孝二の原作から「お嬢さん社長と丁稚課長」の津路嘉郎と「母は叫び泣く」の椎名利夫とが協同で脚本を書き、「バクさんの艶聞」の池田忠雄が監督に当っている。撮影は「お嬢さん社長と丁稚課長」の斎藤毅。出演者は「若奥様一番勝負」の佐野周二、月丘夢路、幾野道子、「学生社長」の川喜多雄二、高橋豊子、日守新一、小林トシ子、それに新人の今田モヨ子などである。
  • 君の名は 第2部

    制作年: 1953
    スタッフ、キャストとも第一部とほぼ同じ顔ぶれであるが、スタッフは新たに美術を「東京物語」の浜田辰雄が担当している。出演者としては「家族あわせ」の日守新一、「東京マダムと大阪夫人」の北原三枝、「乙女のめざめ」の岸本公夫が新しく登場する。
  • 東京マダムと大阪夫人

    制作年: 1953
    藤沢桓夫が婦人生活に連載中の原作を、「愛情の決闘」の新人富田義朗が脚色、「純潔革命」の川島雄三が監督した。「嫁の立場」の高村倉太郎、「鞍馬天狗 青面夜叉」の木下忠司がそれぞれ撮影、音楽を担当している。「乙女のめざめ」の三橋達也、「君の名は」の月丘夢路、「きんぴら先生とお嬢さん」の高橋貞二、大坂志郎、「弁天横丁」の水原真知子、「シミ抜き人生」の北原三枝、「若旦那の縁談」の坂本武、「坊っちゃん(1953)」の多々良純、「鞍馬天狗と勝海舟」の丹下キヨ子などの他SKDから映画初出演の芦川いづみが出演している。
  • 花の生涯

    制作年: 1953
    毎日新聞連載の舟橋聖一の原作を、「早稲田大学」の八住利雄が脚色、「闘魂」の大曾根辰夫が監督した。社長大谷竹次郎が総指揮、東西両撮影所長がプロデュースにあたっている。撮影は「あばれ獅子」の石本秀雄、音楽は「若君逆襲す」の鈴木静一、映画に初出演する梨園の松本幸四郎を中心に、「美貌と罪」の淡島千景、幾野道子、柳永二郎、「天馬往来」の高田浩吉、「乙女のめざめ」の三橋達也、大木実、「君の名は」の川喜多雄二、「血闘 利根の夕霧」の若杉英二、「若君逆襲す」の北上弥太朗、「ひろしま」の月丘夢路、「地雷火組(1953)」の喜多川千鶴、松竹初出演の嵯峨美智子、「早稲田大学」の徳大寺伸などの顔ぶれである。
  • 鞍馬天狗 青面夜叉

    制作年: 1953
    大佛次郎の「鞍馬天狗」シリーズ(サンデー毎日連載中)朝日放送の連続放送劇、また新国劇公演で劇化された「青面夜叉」を、「次郎吉娘」の鈴木兵吾が脚色、「きんぴら先生とお嬢さん」の野村芳太郎が監督した。音楽も同上の木下忠司、撮影は「純潔革命」の竹野治夫。新国劇の島田正吾、辰巳柳太郎を中心に、「君の名は」の月丘夢路、「江戸の花道」の嵯峨美智子(松竹初出演)、「沖縄健児隊」の柳永二郎、「乙女のめざめ」の三井弘次などが出演する。
  • 君の名は

    制作年: 1953
    菊田一夫のNHK連続ラジオドラマの映画化で、「その妹」の柳井隆雄の脚本を、「愛欲の裁き」の大庭秀雄が監督している。撮影は「美貌と罪」の斎藤毅、音楽は「金さん捕物帖 謎の人形師」の古関裕而。出演者は「旅路(1953)」の岸恵子、佐田啓二、月丘夢路、「きんぴら先生とお嬢さん」の淡島千景、野添ひとみ、「若旦那の縁談」の川喜多雄二、望月優子など。
    77
  • ひろしま

    制作年: 1953
    長田新編「原爆の子」より、「雲ながるる果てに」の八木保太郎の書卸したシナリオの映画化で、日教組プロの製作になる。「混血児」の関川秀雄が監督し、「村八分」の宮島義勇が撮影している。音楽は、「玄海の鰐」の伊福部昭。出演者は「死の追跡」の岡田英次、神田隆、「旅路(1953)」の月丘夢路、「雲ながるる果てに」の山田五十鈴のほかに、河原崎しづ江、町田いさ子等前進座、東京映画俳優協会、劇団虹の橋等から多数出演している。
    90
  • 愚弟賢兄

    制作年: 1953
    製作小倉武志、原作佐々木邦、脚色椎名利夫、監督野村芳太郎、音楽木下忠司は「次男坊」と同様。撮影は「やっさもっさ」の長岡博之である。出演者は「愛欲の裁き」の東山千栄子、三橋達也、月丘夢路、笠智衆、「新東京行進曲」の高橋貞二、淡路恵子、「乙女の診察室」の紙京子など。
  • 愛欲の裁き

    制作年: 1953
    製作は「落葉日記」の小出孝、原作は吉屋信子の毎日新聞所載『新しき日』より、「妖精は花の匂いがする」の田中澄江が脚色、「情火」の大庭秀雄の監督したもの。撮影は「関白マダム」の斎藤毅。出演者の主なものは、「姉妹(1953)」の若原雅夫、笠智衆、多々良純、文谷千代子、「闘魂」の月丘夢路、「姫君と浪人」の香川京子、「新東京行進曲」の三橋達也、「やっさもっさ」の東山千栄子、「嫁の立場」の野添ひとみなどである。
  • 朝焼け富士(後篇)

    制作年: 1953
    スタッフ、キャストとも前篇(第58号紹介)と同じ顔ぶれで、大きな異動はない。
  • 朝焼け富士(前篇)

    制作年: 1953
    昨秋の「流賊黒馬隊 暁の急襲」「流賊黒馬隊 月下の対決」につぐ東映の連続時代劇。山手樹一郎の原作小説を「珍説忠臣蔵」の八住利雄が脚色し、監督、撮影はそれぞれ「流賊黒馬隊 暁の急襲」のコムビ松田定治 川崎新太郎である。「花吹雪男祭り」の市川右太衛門、「若奥様一番勝負」の月丘夢路、「柳生の兄弟」の喜多川千鶴、「千羽鶴(1953)」の進藤英太郎、「彼女の特ダネ」の小杉勇、これに嵯峨美智子、初音礼子など東映の新人たちが加わっている。
  • 若奥様一番勝負

    制作年: 1952
    製作は「未完成結婚曲」の大町龍夫。中野実の原作から「鳩」の中山隆三が脚色し、「坊ちゃん重役」の瑞穂春海と布戸章とが各々監督と撮影に当っている。出演者の主なものは、「彼を殺すな」の佐野周二、「うず潮(1952)」の月丘夢路、佐田啓二、幾野道子、「母は叫び泣く」の紙京子などである。
  • うず潮(1952)

    制作年: 1952
    故林芙美子の毎日新聞連載小説を、「父帰る」の長瀬喜伴が脚色し、「彼を殺すな」の原研吉が監督した文芸映画。撮影は「緑の風」の森田俊保。月丘夢路が帰朝後初の出演をする他、「夏子の冒険」の若原雅夫、「坊ちゃん重役」の佐田啓二、「佐渡ケ島悲歌」の三宅邦子、「柳生の兄弟」の草間百合子、「お茶漬の味」の柳永二郎等が出演。またSKDの野添元子がこの作品でデヴューする。
  • 宝塚夫人

    制作年: 1951
    綜藝プロと東宝との提携作品で、製作は「右門捕物帖 片眼狼」の竹井諒と坂上静翁。丸尾長顯の原作から「エノケンの天一坊」の八住利雄の脚色で、「女学生群」の小田基義が監督。俳優陣は、「情艶一代女」の春日野八千代、「愛染香」の月丘夢路など宝塚出身のスターに「熱砂の白蘭」の池部良、その他有馬稲子、初音麗子、八千草薫を始め、宝塚少女歌劇団総出演である。
  • 感情旅行

    制作年: 1951
    製作は「君が心の妻」の中野泰介、藤沢桓夫の原作から、「嵐の姉妹」の鈴木兵吾が脚色し、やはり「嵐の姉妹」の佐々木康が監督している。主演者は、「父恋し」の若原雅夫と「宝塚夫人」の月丘夢路、それに由利美耶子、清水一郎、伊沢一郎、進藤英太郎、村瀬幸子などが助演している。
  • 天明太郎

    制作年: 1951
    原作は、石坂洋次郎、村松梢風、尾崎一雄、徳川夢聲、佐々木邦、宮内寒彌、坂口安吾の諸氏がリレー式に書いたNHKのラジオ小説を「自由学校(1951 渋谷実)」の斎藤良輔に中村定郎が協力してシナリオを書き、「乾杯!若旦那」の池田忠雄が監督に当たっている。出演者の主なるものは、「美しい暦(1951)」の佐野周二、「感情旅行」の月丘夢路、「男の哀愁」の幾野道子などに、飯田蝶子、河村黎吉、坂本武などのヴェテランがつき合っている。
  • 東京のお嬢さん

    制作年: 1951
    製作は「初恋トンコ娘」の山口松三郎、北村小松の平凡掲載の原作から「男の哀愁」の池田忠雄と「大学の虎」の池田三郎とが共同で脚色、「虎の牙」の瑞穂春海が監督し、同じく布戸章が撮影を担当している。主演は「天明太郎」の月丘夢路、「男の哀愁」の鶴田浩二、それに有島一郎、吉川満子、清水一郎、河村黎吉、日守新一、堺駿二などが助演している。
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