- キネマ旬報WEB トップ
- サイモン・レルフ
サイモン・レルフの関連作品 / Related Work
作品情報を見る
-
グッバイ・モロッコ
制作年: 1998ロンドンからふたりの娘を連れてモロッコにやってきたシングルマザーの、自分探しの旅を描く女性映画。監督は『パパとマチルダ』(V)のギリーズ・マッキノン。製作は「魅せられて四月」のアン・スコット。製作総指揮はサイモン・ラルフとマーク・シヴァス。脚本は「ピアノ・レッスン」のビリー・マッキノン。監督のギリーズとは兄弟である。原作は精神分析の祖ジークムント・フロイトの孫娘、エスター・フロイトの小説『ヒディアス・キンキー』。撮影は「フル・モンティ」のジョン・デ・ボーマン。音楽はジョン・キーン。ジョージ・ハリスンの『ヒア・カムズ・ザ・サン』やジェファーソン・エアプレインの『サムバディ・トゥ・ラヴ』など70年前後のロック・ナンバーが使用されている。録音はブルーノ・シャリエ。美術はルイーズ・マルザロリとピエール・ゴンペルス。編集はピア・デ・チャウラ。衣裳は「スパイス・ザ・ムービー」のケイト・カリン。出演は「タイタニック」のケイト・ウインスレット、「憎しみ」のサイード・タグマウイ、新人の少女ベラ・リザとキャリー・ムーラン、「内なる傷痕」のピエール・クレマンティほか。 -
スカートの翼ひろげて
制作年: 1998抗えない時代の波の中で前向きに生きる女性たちの友情と恋を描いたドラマ。監督は「チェッキング・アウト」のデイヴィッド・リーランド。脚本はアンジェラ・ヒューズの小説『The LandGirls』を基に監督とキース・デューハーストが共同執筆。製作は「グッバイ・モロッコ」のサイモン・レイフ。製作総指揮はルース・ジャクソン。撮影は「シューティング・フィッシュ」のヘンリー・ブラーム。音楽は「ギャンブラー」のブライアン・ロック。美術は「シークレット・エージェント」のキャロライン・エイミーズ。編集は「フル・モンティ」のニック・ムーア。衣裳は「リチャード三世」のシャーナ・ハーウッド。出演は「ブレイブハート」のキャサリン・マコーマック、「インディアナ・ポリスの夏青春の傷跡」のレイチェル・ワイズ、「セント・アイブス」のアンナ・フリエルほか。 -
カミーラ あなたといた夏
制作年: 1994世代を超えた2人の女の友情を、ロードムービー形式で描いた女性映画。94年9月11日に卵巣ガンで他界したジェシカ・タンディの遺作で、病魔との闘いを微塵も感じさせない凛とした気高い演技が胸を打つ。女性ならではの視点が光る監督は、デビュー作『Save & Me』がカンヌ国際映画祭批評家週間週間で高く評価されたディーパ・ミータ。アリ・ジェニングスの原案を、ポール・カーリントンが脚色。製作はクリスティナ・ジェニングスと「ダメージ」のサイモン・レルフ。撮影はギイ・デュフォー、音楽は「ヒア・マイ・ソング」のジョン・アルトマン。美術はサンドラ・キバルタス、衣装はスタンリー・キューブリック作品で知られるミレナ・カノネロが担当。タンディの相手役に「アサシン」「恋愛の法則」「あなたに降る夢」と出演作が続き、ジェネレーションXのスターたちをリードする存在となったブリジット・フォンダ。助演は「リトル・ダイナマイツ ベイビー・トークTOO」のエリアス・コティーズ、「ジャック・サマースビー」のモーリー・チェイキン、「マーヴェリック」のグラハム・グリーン、そしてタンディの夫で「ニューヨーク東8番街の奇跡」のヒューム・クローニンほか。 -
ダメージ
制作年: 1992イギリスの上流社会を舞台に、息子のガールフレンドと情事を重ねた男が家族と共に破滅していく姿を描く恋愛ドラマ。監督・製作は「五月のミル」のルイ・マル。国際的なベストセラーとなったジジョゼフィン・ハートの同名の処女小説を原作に、「ストラップレス」(監督・脚本)のデイヴィッド・ヘアーが脚本を執筆。撮影は「ミシシッピー・バーニング」のピーター・ビジウ。音楽は「ふたりのベロニカ」のズビグニエフ・プレイスネルが担当。主演は「KAFKA 迷宮の悪夢」のジェレミー・アイアンズ、「ポンヌフの恋人」のジュリエット・ビノシュ、本作でゴールデン・グローブ助演女優賞を受賞した「ダンス・ウィズ・ア・ストレンジャー」のミランダ・リチャードソン、「モーリス」のルパート・グレイヴス。また、「巴里のアメリカ人」「リリー」などの往年のミュージカル女優レスリー・キャロンが共演している。80点 -
魅せられて四月
制作年: 1992一九二〇年代、夫の支配から逃れてイタリアの古城で一か月のバカンスを楽しむ四人の女性たちの姿を描く人間ドラマ。監督はイギリスのテレビ出身で、「ダンス・ウィズ・ア・ストレンジャー」のマイク・ニューウェル。製作はアン・スコット。エグゼクティヴ・プロデューサーはマーク・シーヴァスとサイモン・レルフ。オーストラリア出身の女性作家エリザベス・ヴォン・アーニムの同名小説(扶桑社・刊)をもとに、劇作家で「マーフィの戦い」のピーター・バーンズが脚本を執筆、撮影はレックス・メイドメント。音楽はリチャード・ロドニー・ベンナーが担当。主演は本作でゴールデン・グローブ賞(ミュージカル・コメディー部門)主演女優賞を獲得した「ダメージ」のミランダ・リチャードソン、同賞の助演女優賞を獲得した故サー・ローレンス・オリヴィエ夫人でもある「数に溺れて」のジョーン・プローライト、「パトリオット・ゲーム」のポリー・ウォーカー、イギリス人コメディエンヌのジョシー・ローレンス。なお、映画の中でサン・サルバトーレ城として登場する城は、ブラウン城と呼ばれる元セント・ジョージの要塞で、原作者が実際にこの小説を執筆した場所でもある。