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- ジャン=ピエール・レオ
略歴 / Brief history
フランス・パリ生まれ。父は脚本家のピエール・レオー、母は女優のジャクリーン・ピエルー。幼い頃から俳優を目指し、13歳でフランソワ・トリュフォー監督のデビュー作「大人は判ってくれない」(59)のオーディションに合格して映画デビュー。その後も「二十歳の恋」(62)「夜霧の恋人たち」(68)「家庭」(70)「逃げ去る恋」(79)と、トリュフォー監督と組んで同じ主人公アントワーヌ・ドワネルを演じ続けた。それら以外にも、「男性・女性」(66・ベルリン国際映画祭男優賞を受賞)などのジャン=リュック・ゴダール監督らヌーヴェルヴァーグの監督たちとのタッグは多い。2014年、トリュフォー映画祭で来日を果たした。
ジャン=ピエール・レオの関連作品 / Related Work
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カミーユ、恋はふたたび
制作年: 2012「ぼくの妻はシャルロット・ゲンズブール」のノエミ・ルヴォフスキーが、監督・脚本・主演を務めるコメディドラマ。25年連れ添った夫から離婚を言い渡された中年女性が、学生時代にタイムスリップし、2度目の青春を謳歌する姿を描く。共演は「ベルサイユの子」のジュディット・シュムラ、「セラフィーヌの庭」のヨランド・モロー、「潜水服は蝶の夢を見る」のマチュー・アマルリック、「男性・女性」のジャン=ピエール・レオー。 -
ル・アーヴルの靴みがき
制作年: 2011「街のあかり」(06)以来5年ぶりとなるアキ・カウリスマキの監督作品で「ラヴィ・ド・ボエーム」に次ぐ2本目のフランス語映画。監督デビューした1980年代から一貫して社会の片隅でひっそりと生きるアウトサイダーを見つめてきたカウリスマキが、今作ではヨーロッパの深刻な難民問題を描き出す。庶民の人情と善意がたぐり寄せる奇跡を、時に優しく、時にこぼれだすオフビートなユーモアを交え、つむぎだされたヒューマン・ドラマの傑作。 -
ふたりのヌーヴェルヴァーグ ゴダールとトリュフォー
制作年: 2010ヌーヴェル・ヴァーグを代表する2人に迫るドキュメンタリー。脚本は『カイエ・デュ・シネマ』元編集長アントワーヌ・ド・ベック。監督は、数々のドキュメンタリーを監督しているエマニュエル・ローラン。2009年カンヌ国際映画祭でヌーヴェル・ヴァーグ50周年記念作品として上映され、更なる編集を加えて完成した。70点