あから始まるものでの検索結果
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ありふれたファシズム 野獣たちのバラード
これはファシスト・ドイツの記録映画であるが、単なる記録映画でなく、我々の心の中に巣食っているファシズムを白日の下にさらけだし、現在あらたに起り得るファシズムの世界を食い止めるための鋭い警鐘である。ヒットラーの狂気は、平凡で善良な個々のドイツ人の日常的狂気の集約であり、ヒットラーただ一人が個性をもった人格者となり、ドイツ人に思考停止がはじまり、行動するロボットとなって、世界史上まれに見る悲劇が引き起こされたのである。--監督は「十月のレーニン」のミハイル・ロンム、脚本はミハイル・ロンム、マイヤ・トウロフスカヤ、ユーリー・ハニューチンの共同執筆、撮影は、ゲルマン・ラウロフ、日本語版解説は宇野重吉が各々担当。 -
アルファヴィル
「実験的、芸術的、冒険的、半SF」とゴダール自身が名付けた、SFによる文明批評映画。監督・脚本・脚色・台詞は「ウィークエンド(1967)」のジャン・リュック・ゴダール、撮影は「ウィークエンド(1967)」のラウール・クタール、音楽はポール・ミスラキ、録音はルネ・ルヴェール、編集はアニエス・ギュモがそれぞれ担当。出演は「左利きのレミー」のエディ・コンスタンティーヌ、「ジュスチーヌ」のアンナ・カリーナ、「トプカピ」のエイキム・タミロフ、他にハワード・ヴェルノン、クリスタ・ラングなど。一九六五年ベルリン映画祭グランプリ、同年トリエスタSF映画祭グランプリ受賞作品。 -
遊び場のない子どもたち
昭和30年代後半。高度経済成長につれ減少傾向にある子供たちの遊び場。それでも場所を見つけてははつらつと遊び回る子供たちとそれを支える大人たちの姿を記録したドキュメンタリー。撮影・演出は「世界は恐怖する」の菊地周。2011年7月30日より公開された「里山の学校」の併映として20分の短縮版が上映。 -
赤い鷹
「我が青春」の松浦健郎と「黒い誘惑」の井上梅次が共同でシナリオを執筆、井上梅次が監督した青春もの。撮影は「続青雲やくざ 怒りの男」の小杉正雄。 -
愛は国境を越えて
日本女性永松和の手記『この地にもあの星の輝きを』を徐允成が脚色、金基真が監督した愛の物語。撮影は辺仁楫、音楽は黄文平が担当した。そして日本版では木下忠司が吹き替えしている。出演は黄貞順ほか。また日本語の声の出演は、寺島信子、松尾佳子、近石真介ほか。製作は車泰辰。 -
愛の勝利(1965)
ジョージ・グリュワー・ジュニアとバートラム・ブロックの舞台劇を、女流作家ジェサミン・ウェストが脚色、日本初登場のダニエル・ペトリーが監督したメロドラマで、1946年、ベティ・デイビス主演で映画化されている。撮影はハリー・ワックスマン、音楽はモート・リンゼイが担当している。出演は「愛よいずこへ」のスーザン・ヘイワード、「俺の彼女は16トン」のマイケル・クレイグ、「蜃気楼」のダイアン・ベーカーなど。製作は「終身犯」のスチュアート・ミラーとローレンス・ターマン。 -
甘い大陸
ラファエル・アズコーナとエンニオ・フライアーノの協力を得てジャン・ルイジ・ポリドロがシナリオを執筆、自ら監督したドキュメント風な、「何でも見てやろう」のセックス版。撮影はベニト・フラッタリ、マルチェロ・ガッティ、エンツォ・セラフィンら三人、音楽は「可愛い悪女」のニーノ・オリヴィエロが担当した。出演は「気ままな情事」のウーゴ・トニャッティ、「女王蜂」のマリナ・ヴラディ、ほかにロンダ・フレミング、ジュリエット・プラウズ、グラツィエラ・グラナータなど。製作はエンリコ・クロシキとアルフォンソ・サンソーネ。テクニカラー・テクニスコープ。 -
アトランティス征服
ローマ神話からアルキバルド・ゾウンズ・ジュニアがストーリーを書き、アレッサンドロ・コンティネンツァ、ヴィットリオ・コッタファヴィ、ドゥッチョ・テッサリら三人が共同で脚色、ヴィットリオ・コッタファヴィが監督した歴史アクション。撮影はカルロ・カルリーニ、音楽はジーノ・マリヌッツィが担当した。出演は、レグ・パーク、「真昼の欲情」のフェイ・スペイン、エットレ・マンニ、ルチアーノ・マリン、ローラ・アルティアン、マリオ・ペトリなど。製作はアキーレ・ピアッツイ。テクニカラー・テクニラマ。 -
貴方にひざまづいて
「ほほにかかる涙」のブルーノ・コルブッチとジョヴァンニ・グリマルディの脚本を、同じく「ほほにかかる涙」のエットーレ・M・フィザロッティが監督した音楽映画。撮影はステルヴィオ・マッシ、音楽はエンニオ・モリコーネが担当した。出演はカンツォーネ歌手のジャンニ・モランディ、「ほほにかかる涙」のラウラ・エフリキアン、ニーノ・タラント、マーガレット・リーなど。製作は「ほほにかかる涙」のジルベルト・カルボーネ。