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ミッドナイト・バス
伊吹有喜原作の同名小説を映画化。新潟と東京間を運行する長距離夜行バスの運転手・利一には、離婚した妻・美雪、息子の怜治、娘の彩菜がいるが、今は別々に暮らしている。ある日、利一のバスに美雪が偶然乗車する……。第30回東京国際映画祭特別招待作品。出演は、「ボクの妻と結婚してください。」の原田泰造、「WHO AM I?」の山本未來、「振り子」の小西真奈美、ドラマ『わろてんか』の葵わかな、「SCOOP!」の七瀬公、「ぼくたちの家族」の長塚京三。監督は、「ジャンプ」の竹下昌男。2018年1月20日より新潟先行ロードショー。74点 -
花筐/HANAGATAMI
檀一雄による同名短編小説を大林宣彦監督が映画化。「この空の花 長岡花火物語」「野のなななのか」に続く“戦争三部作”の最終章。1941年の佐賀県唐津市を舞台に、戦禍の中に生きる若者たちの心が火傷するような凄まじい青春群像劇を、圧倒的な映像力で綴る。出演は「野のなななのか」の窪塚俊介、「三度目の殺人」の満島真之介、「マイ・バック・ページ」の長塚圭史、「彼女の人生は間違いじゃない」の柄本時生、「クレヴァニ、愛のトンネル」の矢作穂香、「チア・ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話」の山崎紘菜、「世界は今日から君のもの」の門脇麦、「だれかの木琴」の常盤貴子。脚本は大林宣彦と「HOUSE ハウス」「ふたり」の桂千穂。音楽の山下康介、撮影・編集の三本木久城、美術の竹内公一、録音の内田誠ら「野のなななのか」スタッフが引き続き参加。2017年12月7日より唐津先行上映。2017年第91回キネマ旬報ベスト・テン日本映画2位、日本映画監督賞(大林宣彦)。64点 -
ナショナル・シアター・ライブ2017「ヘッダ・ガーブレル」
英国ナショナル・シアターの舞台を映画館で上映するシリーズの1本。『人形の家』のイプセンによる戯曲を『橋からの眺め』のイヴォ・ヴァン・ホーヴェが演出。美しく勝気で自由奔放な女性ヘッダは、研究者テスマンとの結婚生活に窮屈を感じ、ある行動に出る。ヒロイン・ヘッダ役を、過去に二度ローレンス・オリヴィエ賞を受賞したルース・ウィルソンが演じる。 -
光(2017・日・大森立嗣監督)
三浦しをんの同名小説を「セトウツミ」の大森立嗣監督が映画化。島で暮らす中学生の信之は、交際中の同級生・美花を守るため、ある男を殺害。次の日、津波が島を襲い、信之と美花、幼馴染みの輔が生き残る。25年後、妻子と共に暮らす信之の前に輔が現れ……。出演は「悼む人」の井浦新、「殿、利息でござる!」の瑛太、「後妻業の女」の長谷川京子、「破門 ふたりのヤクビョーガミ」の橋本マナミ、「葛城事件」の南果歩、「22年目の告白 私が殺人犯です」の平田満。音楽をアメリカのテクノミュージシャン、ジェフ・ミルズが務める。60点 -
最低。(2017)
AV女優・紗倉まなによる同名小説を「64 ロクヨン」の瀬々敬久監督が映画化。日常に耐えきれず新しい世界の扉を開く主婦・美穂、誇りを持ちながら仕事を淡々とこなす人気AV女優の彩乃、奔放な母親に振り回される女子高生・あやこという3人の女たちの運命を綴る。出演は「今日という日が最後なら、」の森口彩乃、「フィギュアなあなた」の佐々木心音、TV『霊魔の街』の山田愛奈、「下衆の愛」の忍成修吾、「ろんぐ・ぐっどばい 探偵 古井栗之助」の森岡龍、「ハローグッバイ」の渡辺真起子、「まなざし」の根岸季衣、「映画 深夜食堂」の高岡早紀。撮影を「ディストラクション・ベイビーズ」の佐々木靖之、音楽を「マリアの乳房」の入江陽が手がける。60点 -
火花(2017)
又吉直樹の第153回芥川賞受賞作を「月光ノ仮面」の板尾創路の監督・脚本で映画化。売れない若手芸人の徳永は先輩芸人・神谷に魅了され、弟子になりたいと申し出る。神谷は了承し、自分の伝記を書いてほしいと頼む。徳永は神谷との日々をノートに書き綴る。共同脚本は、「クローズEXPLODE」監督の豊田利晃。出演は、「キセキ あの日のソビト」の菅田将暉、「彼らが本気で編むときは、」の桐谷健太、「追憶」の木村文乃。70点 -
月と雷
直木賞作家・角田光代の同名小説を「海を感じる時」の安藤尋が映画化。結婚を控えた泰子の前に、かつて半年間だけ一緒に暮らしたことがある父の愛人の息子・智が現れる。これをきっかけに、2人は一緒に母親や異父妹、智の母・直子の元を訪ね歩くが……。出演は「終戦のエンペラー」の初音映莉子、「彼女の人生は間違いじゃない」の高良健吾。70点 -
海辺の生と死
「死の棘」の原作者である島尾敏雄とその妻・島尾ミホの出会いの物語を「アレノ」の越川道夫監督が、満島ひかり主演で映画化。太平洋戦争末期の奄美を舞台に、島に駐屯する海軍特攻艇部隊隊長・朔と国民学校教師・大平トエが、恋に落ち結ばれるまでを映し出す。共演は「闇金ウシジマくん ザ・ファイナル」の永山絢斗、「帝一の國」の井之脇海、「バンコクナイツ」の川瀬陽太、「かぞくのくに」の津嘉山正種。音楽は「お盆の弟」の宇波拓。70点 -
君の膵臓をたべたい(2017)
住野よるの同名ベストセラー小説を「君と100回目の恋」の月川翔監督が映画化。女子高生・桜良が密かに綴る闘病日記を偶然見つけた同級生の僕は、彼女が膵臓の病気で余命わずかなことを知る。12年後、母校の教師となった僕は桜良との日々を思い出していた……。出演は「咲 Saki」の浜辺美波、「あやしい彼女」の北村匠海、「破門 ふたりのヤクビョーガミ」の北川景子、「追憶」の小栗旬、「金メダル男」の大友花恋。脚本を「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の吉田智子が務める。76点 -
結婚(2017)
結婚詐欺師と騙された女たちの業を描写した直木賞作家・井上荒野の長編小説を、国内外で広く活動するディーン・フジオカ主演で映画化。偶然知り合った結婚詐欺師・古海の被害者たちは、彼の行方を探すことに。女を騙さなければ生きられない彼の秘密とは……。ディーン・フジオカは女たちを翻弄する結婚詐欺師・古海健児を演じるほか、DEAN FUJIOKA名義で主題歌も担当。監督は、「渋谷」などの映画作品のほか、ディーン・フジオカが出演したNHK連続テレビ小説『あさが来た』の演出を手がけた西谷真一。50点