小椋佳の関連作品 / Related Work

1-7件表示/全7件
  • 鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽

    制作年: 2022
    1947年に出版された太宰治の小説『斜陽』の映画化。戦後に没落していく貴族の娘でありながら、古い道徳に抗って太陽のように道ならぬ恋につき進んでいく27歳のかず子の生き方を、75年を経た現代に照らし合わせて描く文芸ドラマ。主人公を演じたのは本作にて映画デビューと初主演を飾った宮本茉由。最後の貴婦人の誇りを持ちながら結核で死んでいく母に水野真紀。麻薬と酒に逃げ破滅していく弟の直治に奥野壮。太宰自身を投影した無頼の売れっ子作家・上原を安藤政信が演じる。監督は「うさぎ追いし 山極勝三郎物語」の近藤明男。故・増村保造監督の助監督を務めたことが縁で、増村と脚本家の白坂依志夫が遺した「斜陽」の脚本草稿を元に、自ら本作の脚本を仕上げた。
  • 生きろ 島田叡 戦中最後の沖縄県知事

    制作年: 2021
    「米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー」の佐古忠彦監督が、知られざる沖縄戦中史に切り込んだドキュメンタリー。1945年1月、沖縄県知事を受諾した島田叡。玉砕こそ美徳という考えに抗い一人でも多くの命を救おうと力を尽くした男の生涯に迫る。ナレーションは「はりぼて」の山根基世、「かぞくのくに」の津嘉山正種、「嘘八百」シリーズの佐々木蔵之介。2021年3月6日より沖縄 桜坂劇場にて先行公開。
  • 山中静夫氏の尊厳死

    制作年: 2019
    南木佳士による同名小説を映画化したヒューマンドラマ。末期癌を宣告された山中静夫は、生まれ育った信州の地へ帰り、妻にも内緒で自らの墓を故郷に造り始める。一方、彼を見守る医師・今井は、その思いを遂げさせようと決意するが、自らもうつ病を患ってしまう。出演は「釣りバカ日誌」シリーズの中村梅雀、「名前」の津田寛治、「終わった人」の高畑淳子。監督は「ある取り調べ」の村橋明郎。2019年9月、長野県佐久市にて先行上映。
  • 北の桜守

    制作年: 2018
    「北の零年」「北のカナリアたち」に続く吉永小百合主演の“北の三部作”最終章。息子二人を連れて戦争から逃れ網走で過酷な状況の中生き抜いたてつ。1971年、次男の修二郎は戦禍によるPTSDに悩む母と思い出の地を辿るうちに、禁断の記憶に行きつく。監督は「おくりびと」「ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~」の滝田洋二郎。母てつを演じる吉永小百合や成人した修二郎役の堺雅人ら俳優陣とともに、貧しさや飢えに苦しみながら極寒の北海道で懸命に生きる母子のドラマを撮る。また、てつの心象風景を劇団ナイロン100℃の主宰ケラリーノ・サンドロヴィッチが演劇的に表現している。
    50
  • イニシエーション・ラブ

    制作年: 2015
    大胆かつ微細に仕掛けられたトリックが話題となり130万部を超えるベストセラーとなった乾くるみの同名小説を、「SPEC」シリーズの堤幸彦監督が映画化。1980年代後半を舞台に、静岡で出会った奥手な大学生と歯科助手の不器用な恋愛を描いたSide-Aと、遠距離恋愛となり関係が次第に壊れていくSide-Bとの2編で、男女の出会いと別れを綴る。ラストで印象をがらりと変える原作とはまた違った展開が用意されている。二人の女性の間で揺れる男性を「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」の松田翔太が、静岡に残った彼の恋人を「もらとりあむタマ子」の前田敦子が、彼が東京で出会った洗練された女性を「ニシノユキヒコの恋と冒険」の木村文乃が演じる。
    70
  • 村の写真集

    制作年: 2003
    美しい自然が今なお豊かに残る徳島県の山間部を舞台に、一軒の古い写真屋の家族を通して、人と人との絆を描く感動の物語。監督は、脚本も手がけた三原光尋。頑固一徹の写真屋である高橋研一役に、「愛のコリーダ」の名優・藤竜也、孝役には「海猿」の海東健が起用され、反発し合う父子の微妙な関係を演じ合う。さらに徳島出身の俳優・大杉漣らを迎え、複雑に交錯する人の思いを豊かに表現。写真は、徳島県出身の写真家、立木義浩が監修している。
    80
  • 霧のマンハッタン

    制作年: 1980
    消息をたった女流カメラマンを探すために、ニューヨークを訪れた男の愛と夢の物語。脚本・監督は「ピーターソンの鳥」の東由多加、撮影は「HOUSE ハウス」の阪本善尚がそれぞれ担当。
1-7件表示/全7件

今日は映画何の日?

注目記事