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ハンナ・シグラの関連作品 / Related Work
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ジャン=リュック・ゴダール 反逆の映画作家(シネアスト)
制作年: 2022映画監督ジャン=リュック・ゴダールの謎に包まれた作家人生を紐解くドキュメンタリー。彼の革新的な功績を整理し、網羅的に紹介するほか、家族や友人、元パートナーたちによる証言や、豪華な出演陣によるインタビューを織り込み、その知られざる素顔に迫る。監督・脚本・編集は、ドキュメンタリーの編集を数多く手掛けてきたシリル・ルティ。第79回ヴェネツィア国際映画祭ヴェネツィア・クラシック・ドキュメンタリー部門上映作品。 -
すべてうまくいきますように
制作年: 2021フランソワ・オゾン監督がソフィー・マルソーと初めて組んで贈る、愛する家族の尊厳死をめぐる物語。芸術や美食を楽しみ、ユーモアと好奇心にあふれ、人生を謳歌していた父が突然、倒れた。順調に回復するものの、父は安楽死を願う。二人の娘たちは葛藤を抱えながらも、その思いに真正面から向き合おうとするが……。父のアンドレを演じるのはトリュフォーやロメール作品で知られる名優、アンドレ・デュソリエ。共演には、オゾン作品の「まぼろし」(01)「スイミング・プール」の主演女優シャーロット・ランプリング、「17歳」(13)のジェラルディーヌ・ペラス、「グレース・オブ・ゴッド 告発の時」(19) のエリック・カラヴァカ。カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作品。 -
ヘルムート・ニュートンと12人の女たち
制作年: 2020『VOGUE』誌をはじめとするファッション誌で女性を撮り続けたファッション・フォトグラファーの巨匠ヘルムート・ニュートンの生誕100年を記念し、その撮影の舞台裏を、彼にインスピレーションを与えた12人の女性たちの視点から捉え直したドキュメンタリー。シャーロット・ランプリングやイザベラ・ロッセリーニ、ハンナ・シグラなどといった女優たちや、米国版『VOGUE』編集長のアナ・ウィンター、モデルのクラウディア・シファーらのインタビューを収録、ニュートンを鋭く批判した批評家スーザン・ソンタグとのTV討論のアーカイブ映像なども紹介する。90点 -
ファウスト(2012)
制作年: 2011文豪ゲーテの名作を「太陽」のアレクサンドル・ソクーロフ監督が映画化。人生に迷い、生きる意味を探し求めていた学者が、愛を求めて悪魔と契約したことから翻弄されてゆく姿を描く。主演は、アカデミー賞外国語映画賞ノミネート作品「Revanche」にも出演のヨハネス・ツァイラー。ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞。60点 -
そして、私たちは愛に帰る
制作年: 2007ドイツとトルコ、2000キロの距離を隔ててすれ違う3組の親子が、悲しみを乗り越えて愛と希望を見出すまでを描く再生のドラマ。「愛より強く」のファティ・アキンが監督・脚本を担当、カンヌ映画祭で脚本賞を受賞した。出演は「ビエラ・愛の遍歴」でカンヌ映画祭主演女優賞のハンナ・シグラを始め、トルコを代表する名優が出演。90点 -
プロミスト・ランド(2004)
制作年: 2004イスラエルの巨匠アモス・ギタイ監督が、東欧から流入し売春組織に売られる女たちを通し、グローバル化時代におけるイスラエルを描く。2003年製作の「アリラ」、2007年の「撤退」と合わせて『21世紀におけるエグザイル三部作』と呼ばれる。第11回東京フィルメックス『アモス・ギタイ監督特集~越えて行く映画』第二部ほかにて上映。第61回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門出品作品。 -
ヴェルクマイスター・ハーモニー
制作年: 2000ハンガリーの街に突然現れた移動サーカスと巨大クジラをめぐり、人々が衝突する様を描いたダーク・ファンタジー。監督は、「サタンタンゴ」のタル・ベーラ。脚本は、タル・ベーラとクラスナホルカイ・ラースロー。撮影は、メドヴィジ・ガーボル。音楽は、ヴィーグ・ミハーイ。出演は、ラルス・ルドルフ、ペーター・フィッツ、「パッション」のハンナ・シグラほか。2024年11月1日よりタル・ベーラ監督 4 作品シネマート新宿にて順次上映。 -
百一夜
制作年: 1994映画発明百年を祝福するとともに、そのイメージと幻想の制度を挑発的に解体してみせる形而上学的コメディ。監督・脚本はヌーヴェルヴァーグ出身の女性映画作家でフィクションとドキュメンタリーの狭間で独特の映像表現を繰り広げる「ジャック・ドゥミーの少年期」のアニェス・ヴァルダ。製作会社はヴァルダのプロダクション、シネ・タマリスと、「魅せられて」「クラッシュ」など国際的に活躍する独立プロデューサー、ジェレミー・トーマスのレコーデッド・ピクチャーズ。製作総指揮はドミニク・ヴィニェ。撮影はエリック・ゴーティエ、美術はシール・ボアタールとセドリック・シモノー、編集はユーグ・ダルモア、録音はジャン=ピエール・デュレとアンリ・モレルがそれぞれ担当。衣裳はヴァルダの娘で、義父ジャック・ドゥミー監督作品で知られるロザリー・ヴァルダ。出演は映画百年の歴史がそのまま人格と化したシモン・シネマ氏に、仏映画第一世紀記念委員会委員長を務める名優ミシェル・ピコリ、その友人に「愛のめぐりあい」などののベテラン、マルチェロ・マストロヤンニ(96年死去)、ヴァルダとドゥミの子息マチュー・ドゥミー(「カンフー・マスター」)、「そして僕は恋をする」のエマニュエル・サランジェ。本作でヴァルダがオマージュを捧げている相手ルイス・ブニュエルの声(台詞は「記念行事に死を、忘却万歳!」)は、ブニュエル映画の常連で実際に巨匠の声態模写を特技にしている「ナサリン」のフランシスコ・ラバル。豪華なゲスト陣には、アヌーク・エーメ、ファニー・アルダン、ジャン=ポール・ベルモンド、死神役にロマーヌ・ボーランジェ、「冬の旅」でヴァルダと組み、ジャンヌ・ダルクに扮して登場するサンドリーヌ・ボネール、バス・ガイド役でジャン=クロード・ブリアリ、スター然とヘリコプターで登場するアラン・ドロン、豪勢でロマンチックな舟遊びを楽しむカトリーヌ・ドゥヌーヴとロバート・デ・ニーロ、ジェラール・ドパルデュー、ハリソン・フォード、ジーナ・ロロブリジダ、ジャンヌ・モローとハンナ・シグラが次々とシモン・シネマ氏を訪問する。またカメオ的な特別出演にはさらにサビーヌ・アゼマ、ジェーン・バーキン、アリエル・ドンバル、スティーヴン・ドーフ、アンドレア・フェレオル、レオナルド・ディカプリオ、ダリル・ハンナ、ジャン=ピエール・レオ、マーティン・シーン、ハリー・ディーン・スタントン、仏国際映画配給公社ユニフランス・インターナショナルの会長ダニエル・トスカン・デュ・プランティエらが顔を揃えている。さらにリュミエール兄弟の「列車の到着」に始まり、無声映画の傑作、トーキー古典時代を経て、現在に至る、映画百年の歴史を彩る様々な映画の抜粋映像が挿入される。 -
愛と死の間で(1991)
制作年: 1991殺人者と被害者として愛を成就できずにともに死んだ夫婦が、40年後に転生し自らの死の謎を解くスリラー。近年ヒッチコックタッチの映画は量産されているが、本作はそれのみならずヒッチ独特のガジェットまで大胆に取り入れた奇妙な味の一編。監督・主演に「ヘンリー五世」でオリビエの再来と評されたケネス・ブラナー。美術のティム・ハービー、音楽のパトリック・ドイル、衣裳のフィル・ダルトンも同作品のスタッフである。製作はリンゼイ・ドランとチャールズ・H・マグワイアー、エグゼクティヴ・プロデューサーは「ハバナ」の監督シドニー・ポラック、脚本は弱冠30歳のスコット・フランク、撮影はマシュー・F・レオネッティが担当。特別主演としてロビン・ウィリアムズとキャンベル・スコットが顔を出す。80点 -
ゴーレム、さまよえる魂
制作年: 1991旧約聖書『ルツ記』に材を取り、移住先で大黒柱を失った妻と義理の娘の放浪の旅を描く。監督はイスラエル出身のアモス・ギタイ。「エステル」「ベルリン・エルサレム」と合わせ、『亡命三部作』と呼ばれる。アテネ・フランセ文化センターで行われた『アモス・ギタイ映画祭2001』、第11回東京フィルメックス特集上映『アモス・ギタイ監督特集~越えて行く映画』などにて上映。 -
未来は女のものである
制作年: 1984同棲生活を送る男女の間に一人の妊娠した女が入り込むという奇妙な人間関係を描く。製作はルチアーノ・ルナ、監督は「ありきたりな狂気の物語」(82)のマルコ・フェレーリ、脚本はフェレーリ、ダーチャ・マライーニ、ピエラ・デッリ・エスポスティ、撮影はトニーノ・デリ・コリ、音楽はカルロ・サヴィーナ、美術はダンテ・フェレッティ、編集はルッジェーロ・マストロヤンニ、衣装はニコレッタ・エルコーレが担当。出演はオルネラ・ムーティ、ハンナ・シグラ、ニエル・アレストラップなど。 -
パッション(1982)
制作年: 1982映画の製作現場を背景にして、監督、製作者、ホテルの女主人、工場従業員らの交流を描く。監督・編集はジャン・リュック・ゴダール。撮影はラウール・クタール、ヴィデオはジャン・ベルナール・メヌーが担当。出演はイザベル・ユペール、ハンナ・シグラ、ミシェル・ピッコリ、イェジー・ラジヴィオヴィッチ、ラズロ・サボなど。 -
リリー・マルレーン
制作年: 1981第2次大戦下のヨーロッパを舞台に愛に生き歌に生きたひとりの女性歌手の姿を描く。製作はルッギ・ヴァルトライトナー、監督は「マリア・ブラウンの結婚」のライナー・ヴェルナー・ファスビンダー。ララ・アンデルセンの原作を基にマンフレッド・プルツァー・ファスビンダーが脚色。撮影はザヴィエル・シュワルツェンベルガー、音楽はペール・ラーベン、編集はユリアーネ・ローレンツ、美術はハリー・ベアーが各々祖当。出演はハンナ・シグラ、ジャンカルロ・ジャンニーニ、メル・フェラー、カール・ハインツ・フォン・ハッセル、クリスティーネ・カウフマン、ハーク・ボーム、カリン・バール、ウド・キアなど。『リリー・マルレーン 4Kデジタルリマスター版』が、2024年8月30日(金)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下にて開催される【ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー傑作選2024】にて上映。 -
ベルリン・アレクサンダー広場
制作年: 19791982年に37歳の若さで急逝した、ニュー・ジャーマン・シネマの鬼才ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督が、1979年から80年にかけて手掛けたテレビシリーズ。日本でも2002年に劇場公開されたが、2013年3月16日より全14話を日替わりで、ユーロスペースにてデジタルリマスター上映された。 -
マリア・ブラウンの結婚
制作年: 1979敗戦前夜に結婚式をあげ、わずかl夜で夫を戦地におくり出した女、マリア・ブラウンの波乱に富んだ半生を描く。製作はミハエル・フェングラー、監督・原案はライナー・ヴェルナー・ファスビンダー、脚本はぺーター・メルテスハイマーとペア・フレーリッヒ、撮影はミハエル・バルハウス、音楽はぺーア・ラーべン、美術はノルべルト・シェーラー、編集はユリアーネ・ローレンツが各々担当。出演はハンナ・シグラ、クラウス・レーヴィッチュ、イヴァン・デニー、ハーク・ボーム、ゴットフリート・ヨーン、ギーゼラ・ウーレン、ジョージ・バード、エリザべト・トリッセナー、イゾルデ・バルドなど。 -
ある道化師
制作年: 1975富裕なカトリックの家庭に育ちながら、戦後社会の新しい虚偽と安易なモラルに反発して“道化師”として生きる男の苦悩を描く。製作はハインツ・アンガーメイヤーとマクシミリアン・シェル、監督はヴォイチェフ・ヤスニー、ハインリヒ・ベルの原作を基にベルとヴォイチェフ・ヤスニーが脚色。撮影はウォルター・ラサリー、音楽はエバルハルト・シェーナー、編集はダグマー・ヒルツ、衣裳はシャルロッテ・フレミングとルート・ギルベルトが各々担当。出演はヘルムート・グリーム、ハンナ・シグラ、エヴァ・マリア・メインケ、グスタフ・ルドルフ・ゼルナー、ハンス・クリスチャン・ブレッヒ、アレクサンダー・マイ、スザンヌ・サイドラーなど。 -
ペトラ・フォン・カントの苦い涙
制作年: 19721960年代後半~1970年代の“ニュー・ジャーマン・シネマ”の旗手ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督による1972年製作のメロドラマ。ファッションデザイナーのペトラは助手のマレーネを下僕のように扱う一方、若くて美しい女性カーリンに惹かれ……。ファスビンダー監督が1971年に書いた同名戯曲を自らの手で映画化。「不安が不安」「シナのルーレット」などファスビンダー作品の常連マーギット・カーステンゼンがデザイナーのペトラ・フォン・カントを演じる。1972年第22回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品作品。1972年ドイツ映画賞にて主演女優賞・助演女優賞・撮影賞を受賞。2022年のフランソワ・オゾン監督作「苦い涙」は本作をリメイクしたもの。日本では2023年6月16日より劇場初公開。 -
花婿、女優、そしてヒモ
制作年: 1968ブルックナーの舞台劇「青春の病」をめぐり、ストローブ演出の舞台劇と、その舞台裏での女優の私生活を交錯させて描いた短編。監督はジャン=マリー・ストローブとダニエル・ユイレの共同。出演はクリスティン・ペーターゾン、ハンナ・シグラ、ライナー・W・ファスビンダーほか。1997年11月21日より、兵庫・神戸ファッション美術館にて開催された「ストローブ=ユイレ映画祭~ジャン=マリー・ストローブとダニエル・ユイレの軌跡~」にて上映。
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