戸浦六宏の関連作品 / Related Work

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  • 夢の女

    制作年: 1993
    侍の娘ながら、娼婦に身を落とした女・お浪の儚い半生を描く。永井荷風の同名の初期小説を久保田万太郎が新派のために脚色した舞台用の台本をもとにしてモノクロームの映画で描いた、松竹=セゾングループ提携作品。「外科室」の坂東玉三郎が、再び吉永小百合を主演にして描く監督第二作。
  • 墨東綺譚(1992)

    制作年: 1992
    墨東(ぼくとう)、玉ノ井に咲いた可憐な娼婦お雪との狂おしいまでのロマンスを中心に、文化勲章受賞作家であり、一代の遊蕩児であった永井荷風の半生を描く。脚本・監督は「さくら隊散る」の新藤兼人。撮影は同作の三宅義行がそれぞれ担当。
    74
  • ボクが病気になった理由

    制作年: 1990
    ガン、糖尿病、高血圧という現代の三大成人病をテーマに、それに関わる人々の姿をユーモラスに描くオムニバス。脚本・監督は「ジュリエット・ゲーム」の鴻上尚史(第一話)と「ゴジラVSビオランテ」の大森一樹(第二話)と「君は僕をスキになる」の渡邊孝好(第三話)。共同脚本は永井明。撮影は「バトルヒーター」の水野尾信正がそれぞれ担当。
  • 遥かなる甲子園

    制作年: 1990
    聴覚障害児のために建てられた「北城ろう学校」を舞台に、そこで野球に熱い夢を賭ける生徒と教師の姿を感動的に描く。小野卓司原作『廃校の夏』戸部良也原作の同名小説、山本おさむ原作の同名漫画の実話をもとにした映画化で、脚本は国弘威雄が執筆。監督は「ボクちゃんの戦場」の大澤豊。撮影は山本駿がそれぞれ担当。
  • 狙撃2 THE SHOOTIST

    制作年: 1990
    仲村トオル主演のVシネマ「狙撃」シリーズ第2弾。かつては射撃No.1の警官でありながら、退職して長距離トラックの運転手をしている松下は、東都銀行の元貸付部長・高橋の誘拐事件に遭遇。それは同銀行に融資を迫りたい暴力団・岸田不動産の仕業で…。【スタッフ&キャスト】監督:一倉治雄 企画:黒澤満 脚本:岡芳郎 撮影:森勝 出演:仲村トオル/早見優/戸浦六宏/芽野佐智恵
  • ラブ・ストーリーを君に

    制作年: 1988
    白血病に冒された少女と、それを見守る青年との純愛を描く。ディディエ・ドゥコワン原作の小説「眼れフローレンス」の映画化で、脚本は「紳士同盟」の丸山昇一が執筆。監督は「恋人たちの時刻」の澤井信一郎、撮影は「この愛の物語」の仙元誠三がそれぞれ担当。
    90
  • SO WHAT

    制作年: 1988
    ロックが好きな4人の男子高校生の恋愛や友情など青春群像を描く。大友克洋原作の同名漫画の映画化で、脚本は「バツ&テリー」の平野靖士と「Theえれくと」の水谷俊之(村松悟)と「不可思議物語 FANTASTIC COLLECTION」(「ワン・ステップ・ビヨンド」「猫はよく朝方帰ってくる」)の山川直人が共同で執筆。監督は同作の山川、撮影は「噛む女」の篠田昇がそれぞれ担当。
  • アナザーウェイ D機関情報

    制作年: 1988
    第二次世界大戦末期にヨーロッパへ渡った海軍中佐が軍務遂行か和平工作かの選択を迫られ苦悩する姿を描く。西村京太郎原作の小説『D機関情報』の映画化で、脚本は「おれは男だ! 完結編」の石倉保志が執筆。監督は「竜馬を斬った男」の山下耕作、撮影は赤塚滋がそれぞれ担当。日本・スイス合作。
  • 恋のカウントダウン

    制作年: 1987
    日本のお嬢さまが香港で騒動に巻き込まれる姿を描いた日本=香港合作映画。製作は神田明、長谷川安弘と監督を兼ねる「サンダーアーム 龍兄虎弟」の曾志偉、主演の譚詠麟の共同、脚本は「フィレンツェの風に抱かれて」の佐伯俊道と王晶、撮影は陳俊傑、志満義之、陳文濤、宇井忠幸、音楽は泰油羅賓が担当
  • ビリィ・ザ・キッドの新しい夜明け

    制作年: 1986
    ギャングたちの襲撃から一軒の店を守るため、6人の用心棒たちが店のマスターと共に闘うまでを描く。高橋源一郎の原案を基に、彼と山川直人が脚本を共同執筆。監督は自主映画を撮り続け、これが初の35ミリ監督作品となる山川直人。撮影は「国東物語」の高間賢治が担当。主題歌は、ゼルダ(「黄金の時間」)。
  • 落葉樹

    制作年: 1986
    老作家が少年時代を回想する中で、亡き母への追憶と思慕が描かれる。原作・脚本・監督は「地平線」の新藤兼人、撮影は三宅義行がそれぞれ担当。
  • 地平線(1984)

    制作年: 1984
    実家の倒産を救うため、二十歳で渡米結婚した女性を中心に、アメリカの大地に生き抜いた日本移民たちの姿を描く。「北斎漫画」の新藤兼人が、実姉をモデルに書き下した「祭りの声」をもとに、彼自身が脚本化、監督した。撮影も同作の丸山恵司がそれぞれ担当。
  • 戦場のメリークリスマス

    制作年: 1983
    第二次世界大戦下、ジャワ山中の日本軍俘虜収容所を舞台に、男たちの交流を描く。サー・ローレンス・ヴァン・デル・ポストの「影の獄にて」の映画化で、脚本は「愛の亡霊」の大島渚とポール・マイヤースバーグの共同執筆、監督も同作の大島渚、撮影は成島東一郎がそれぞれ担当。
    70
  • この子の七つのお祝いに

    制作年: 1982
    戦後の混乱によって人生の歯車を狂わされた女の悲惨な一生とその復讐を描く。第一回横溝正史賞を受賞した斉藤澪の同名小説の映画化で、脚本は松木ひろしと増村保造、監督は「エデンの園」の増村保造、撮影は「あゝ野麦峠・新緑篇」の小林節雄が各々担当。
    80
  • 北斎漫画

    制作年: 1981
    『富嶽三十六景』の他に『北斎漫画』で春画の大家としても知られる葛飾北斎と娘・お栄の一生、ふんけいの友、滝沢馬琴との交流を描く。矢代静一の同名の戯曲の映画化で、脚本・監督は「絞殺」の新藤兼人、撮影は丸山恵司がそれぞれ担当。
    70
  • 動乱

    制作年: 1980
    昭和史の起点となった五・一五事件から二・二六事件までの風雲急を告げる時を背景に、寡黙な青年将校とその妻の愛を描いたもので第一部「海峡を渡る愛」、第二部「雪降り止まず」の二部構成になっている。脚本は「英霊たちの応援歌 最後の早慶戦」の山田信夫、監督は「聖職の碑」の森谷司郎、撮影は「天使の欲望」の仲沢半次郎がそれぞれ担当。
    70
  • 真田幸村の謀略

    制作年: 1979
    関ケ原の戦いで敗退した真田幸村が、天下統一の野望を成就しようとする家康の首を狙って、真田十勇士と共に、さまざまな謀略に打って出る姿を描く。脚本は「やくざの墓場 くちなしの花」の笠原和夫「団鬼六 縄と肌」の松本功、「ひと夏の秘密」の田中陽造、「総長の首」の中島貞夫の共同執筆、監督も同作の中島貞夫、撮影は「地獄(1979)」の赤塚滋がそれぞれ担当。
    60
  • 本日ただいま誕生

    制作年: 1979
    曹洞宗大垣法永寺住職故小沢道雄師が自分の辿った、数奇な運命を著述した同名の小説の映画化。脚本は下飯坂菊馬と千田由治の共同執筆、監督は「わが青春のイレブン」の降旗康男、撮影は田中正がそれぞれ担当。
  • 絞殺

    制作年: 1979
    突然暴力をふるいだした有名高校に通う息子を、生命の危険に脅やかされた父親が耐えかねて絞殺したという実際に起った事件をもとに映画化。脚本・監督は「竹山ひとり旅」新藤兼人、撮影は「ある映画監督の生涯 溝口健二の記録」の三宅義行がそれぞれ担当。
    80
  • オリオンの殺意より 情事の方程式

    制作年: 1978
    財力で人を抑えこもうとする保守的なエゴイストの父を殺そうとする若者の姿を描く、勝目梓原作小説の映画化。脚本は「順子わななく」のいどあきお、監督はこの作品でデビューした根岸吉太郎、撮影は「さすらいの恋人 眩暈(めまい)」の森勝がそれぞれ担当。
  • 白い肌の狩人 蝶の骨

    制作年: 1978
    地味で控えめな女子大生が卒業後、容貌を変え、洗練されていく姿を描く、赤江瀑の原作の映画化。脚本は「肉体の悪魔」の白坂依志夫、監督は「黒薔薇夫人」の西村昭五郎、撮影は「高校大パニック」の山崎善弘がそれぞれ担当。
  • 原子力戦争 Lost Love

    制作年: 1978
    原子力発電にスポットを当て、青年ヤクザが目撃した、ある港町の原子力発電所をめぐる賛成派と反対派の利権争いを描く。田原総一郎原作の同題名小説の映画化。脚本は「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の鴨井達比古、監督は「祭りの準備」の黒木和雄、撮影は「ある機関助士」の根岸栄がそれぞれ担当。
    70
  • 春男の翔んだ空

    制作年: 1977
    献身的に障害児と共に生き、飛行機事故で、志しなかばで倒れた身障児学級教師・野杉春男とその教え子たちの生活を描く。脚本・演出は「はだしのゲン 涙の爆発」の山田典吾、撮影も同作の小林節雄がそれぞれ担当。
  • 竹山ひとり旅

    制作年: 1977
    津軽三味線の名人・高橋竹山の苦難の半生を中心に自ら、放浪芸人を名乗る若き日の竹山を描く。脚本・監督は「ある映画監督の生涯 溝口健二の記録」の新藤兼人、撮影は「不毛地帯」の黒田清巳がそれぞれ担当。
  • 神戸国際ギャング

    制作年: 1975
    昭和22年の神戸を舞台に、男女混成のギャング団の凄絶な生きざまを描いたアクション映画。脚本は「喜劇 特出しヒモ天国」の松本功と山本英明、監督は「実録阿部定」の田中登、撮影は「資金源強奪」の赤塚滋がそれぞれ担当。
    80
  • 下苅り半次郎 (秘)観音を探せ

    制作年: 1975
    徳川四代将軍家綱が、来世に再び将軍として生まれかわるために“み仏の子宮”を捜す事になり、伊賀者が“下苅り屋”としてあらゆる階層の女達を覗いていく、というポルノ時代劇。原作は小池一雄・作、神江里見・画の劇画「子宮を探せ・下苅り半次郎」。脚本は「生贄夫人」の田中陽造、監督は「忘八武士道 さ無頼」の原田隆司、撮影は「痴情ホテル」の国定玖仁男がそれぞれ担当。
  • 暴動・島根刑務所

    制作年: 1975
    “刑務所”シリーズ二作目。刑務所に服役する囚人たちを主人公に、社会から隔絶された人間たちの生きざまを描く。脚本は「脱獄広島殺人囚」の野上龍雄、監督も同作の中島貞夫、撮影は「恐喝のテクニック 肉地獄」の増田敏雄がそれぞれ担当。
    100
  • 山口組外伝 九州進攻作戦

    制作年: 1974
    近代組織暴力史上、最も有名な鉄砲玉、または最後の侠客と呼ばれた夜桜銭次の破乱万丈の生涯を通じて、全国制覇の野望を秘めた山口組最大の闘いといわれた九州進攻作戦の実態を描く。脚本は「激突!殺人拳」の高田宏治、監督は「海軍横須賀刑務所」の山下耕作、撮影は「山口組三代目」の山岸長樹がそれぞれ担当。
    50
  • 続ためいき

    制作年: 1974
    若いOLの性への憧れと悩み、そして処女を喪失してからの女としての生き方を描く。脚本は「(秘)女子大生 SEXアルバイト」の田中陽造、監督は「ためいき」の曽根中生、撮影は水野尾信正がそれぞれ担当。
  • 従軍慰安婦

    制作年: 1974
    己の肉体を将兵に捧げることが「お国の為」と信じて戦地へ赴いた慰安婦たちの最前線における極限の性を描く。原作は千田夏光のドキュメント「“声なき女”八万人の告発・従軍慰安婦」。脚本は「現代任侠史」の石井輝男、監督は「ボディガード牙 必殺三角飛び」の鷹森立一、撮影は「ゴルゴ13(1973)」の飯村雅彦がそれぞれ担当。
  • 0課の女 赤い手錠

    制作年: 1974
    目的のためには、殺しもやり、自分の体を武器にしてまで犯罪者を追いつめる女刑事の活躍を描く。原作は篠原とおるの劇画「0課の女」。脚本は「女囚さそり 701号怨み節」の神波史男と松田寛夫、監督は「不良番長 骨までしゃぶれ」の野田幸男、撮影は「セックスドキュメント 金髪コールガール」の中島芳男がそれぞれ担当。
    70
  • 御用牙 鬼の半蔵やわ肌小判

    制作年: 1974
    権力者の恥部を握り、体制の壁を突き破る江戸町奉行所の同心“かみそり半蔵”こと板見半蔵の活躍を描く。原作は小池一雄・作、神田たけ志・画の同名劇画。脚本は「御用牙 かみそり半蔵地獄責め」の増村保造、監督は「君は海を見たか」の井上芳夫、撮影は「新座頭市物語 笠間の血祭り」の牧浦地志がそれぞれ担当。
  • 極道VSまむし

    制作年: 1974
    釜ヶ崎の極道こと島村清吉と、神戸・新開地のまむしの兄弟が、美しい保母をめぐって大暴れするアクション喜劇。脚本は「非情学園ワル ネリカン同期生」の松本功と山本英明、監督は脚本も執筆している「唐獅子警察」の中島貞夫、撮影は「まむしの兄弟 二人合わせて30犯」のわし尾元也がそれぞれ担当。
    80
  • わが道

    制作年: 1974
    青森出身の出稼者が東京で行き倒れ、身元不明人として勝手に医大の解剖実験材料にされた事件の裁判闘争記録「ある告発--出稼ぎ裁判の記録」(佐藤不器、風見透編者)の映画化である。脚本・監督は「心」の新藤兼人、撮影も同作の黒田清巳がそれぞれ担当。(ワイド・フジカラー)
  • 十六歳の戦争

    制作年: 1974
    昭和二十年八月七日の大空襲によって、二千四百余名の犠牲者を出した豊川海軍工廠壊滅の悲劇を、戦後二十八年目の慰霊祭を背景に、若い二人の男女を通して描く。脚本は山田正弘、監督は脚本も執筆している「修羅」の松本俊夫、撮影は押切隆世がそれぞれ担当。
  • 赤い鳥逃げた?

    制作年: 1973
    28歳の青年が、弟分とその恋人のブルジョア娘との共同生活の中で反逆と無頼のうちに過ぎ去った青春への郷愁を断ち切るべく、その欝屈した心情を無意味な行動によって暴発させ、自滅していくまでの過程を描く。脚本は「喜劇 三億円大作戦」のジェームス・三木、監督は脚本も執筆している「エロスの誘惑」の藤田敏八、撮影は鈴木達雄がそれぞれ担当。
  • 青幻記 遠い日の母は美しく

    制作年: 1973
    奄美諸島のひとつ沖永良部島を舞台に、母と子の哀しく清々しい情愛を、美しい厳粛な大自然と対面しながら、謳いあげる。原作は一色次郎の同名小説で、「儀式」のカメラマンの成島東一郎の脚本・撮影も担当した監督第一回作品である。脚本は他に平岩弓枝、伊藤昌輝が共同執筆。
  • 非情学園ワル

    制作年: 1973
    “ワル”と呼ばれ、学校で番を張る少年の妥協を許さぬ故の苛酷な青春と、更生させるべく努力する教師たち、また学校を追い出そうと策略する教師たち、対立する不良学生との抗争を描く。真樹日佐夫・作、影丸譲也・画の劇画「ワル」の映画化。脚本は「不良番長 骨までしゃぶれ」の松本功と山本英明、監督は新人三堀篤、撮影は「昭和残侠伝 破れ傘」の飯村雅彦がそれぞれ担当。
  • 宮本武蔵(1973)

    制作年: 1973
    吉川英治の同名小説の映画化。動乱の時代、野望に満ちた青年・武蔵の闘争のドラマを厳流島における佐々木小次郎との決闘まで描く。脚本は「花と竜 青雲篇 愛憎篇 怒濤篇」の野村芳太郎と山下清泉、監督も同作の加藤泰、撮影も同作の丸山恵司がそれぞれ担当。
  • 狂走セックス族

    制作年: 1973
    スピード狂の若者と彼を追走する白バイの警官。現代の若者が、欲求不満をオートバイにぶつける、そのスピードを通してひとつの青春像を描く。脚本は「恐怖女子高校 暴行リンチ教室」の鈴木則文、監督は脚本も執筆している新人・皆川隆之、撮影は「鉄砲玉の美学」の増田敏雄がそれぞれ担当。
  • 女医の愛欲日記

    制作年: 1973
    実在の事件をヒントに異常性愛の快楽に耽溺し、自ら破滅していく女医を描く。脚本・監督は新人深尾道典、撮影は塚越竪二が担当。
  • 子連れ狼 冥府魔道

    制作年: 1973
    “子連れ狼”シリーズ五作目。柳生一族絶滅のために怨念の旅をつづける拝一刀・大五郎親子の、柳生との凄絶な闘いと、非情な親子の愛を描く。小池一雄・作、小島剛夕・画の劇画『子連れ狼』の映画化。脚本は「高校生無頼控 突きのムラマサ」の小池一雄、と中村努、監督は「桜の代紋」の三隅研次、撮影も同作の森田富士郎がそれぞれ担当。
    70
  • ボディガード牙 必殺三角飛び

    制作年: 1973
    “ボディガード牙”シリーズ第二作。全身凶器をつけたような超人牙が、その空手の威力を発揮して、大暴れするアクション映画。脚本は、「ボディガード牙」の中西隆三、監督は脚本も執筆している同作の鷹森立一、撮影は「夜の歌謡シリーズ なみだ恋」の山沢義一がそれぞれ担当。
  • 色魔狼

    制作年: 1973
    汚職の責めをかぶり自殺した父の復讐のために、頭脳的な詐欺や、情報入手に女たちを利用しながら、父を陥れた男たちに復讐していくバイタリティ溢れた男を描く。脚本は「不良番長 骨までしゃぶれ」の松本功、監督は「新網走番外地 嵐呼ぶダンプ仁義」の降旗康男、撮影は「やくざと抗争」の稲田喜一がそれぞれ担当。
  • 麻薬売春Gメン

    制作年: 1972
    横浜を舞台にマリファナ密売組織に潜入した麻薬捜査官が、同僚のGメンの復讐、ルートの潰滅を計るため命を賭けて組織に挑戦する。脚本は「セックスドキュメント 性倒錯の世界」の金子武郎、監督は脚本も執筆している「喜劇 セックス攻防戦」の高桑信、撮影は「夜のならず者」の星島一郎
  • 鉄輪

    制作年: 1972
    能狂言「鉄輪」と、同じ人物設定の現代劇によるオリジナルシナリオとを並列構成して、嫉妬の執念を追究する。脚本・監督は「裸の十九才」の新藤兼人。撮影も同作の黒田清巳。
  • ギャング対ギャング 赤と黒のブルース

    制作年: 1972
    実録的任侠アクションをドラマチックに描いた作品。脚本、監督は共に「博徒斬り込み隊」の佐藤純彌。撮影も同作の飯村雅彦がそれぞれ担当。
  • 夏の妹

    制作年: 1972
    本土復帰にわきかえる沖縄を舞台に、戦中、戦後を通じて日本と沖縄を引き裂いた愛と憎しみを、沖縄の美しい自然を背景に、少女の心情を通して描く。脚本は「儀式」の田村孟と佐々木守、監督は脚本も執筆している同作の大島渚、撮影は「男一匹ガキ大将」の吉岡康弘がそれぞれ担当。
    60
  • 麻薬売春Gメン 恐怖の肉地獄

    制作年: 1972
    “麻薬売春Gメン”シリーズ第二作。沖縄の美しい景色を背景に、そこに巣食う麻薬組織に敢然と挑戦する麻薬Gメンたちを描く。脚本は「麻薬売春Gメン」の金子武郎、監督は脚本も執筆している同作の高桑信、撮影も同作の星島一郎がそれぞれ担当。
  • 女囚さそり 第41雑居房

    制作年: 1972
    “さそり”シリーズ第二作。“さそり”と呼ばれる女囚ナミのたたかれても屈せず、じっと冷静に待ちながら、刑務所長を象徴とする権力への復讐を描く。原作は“ビッグ・コミック”連載中の篠原とおる原作・画の同名劇画の映画化。脚本は「人斬り与太 狂犬三兄弟」の神波史男と松田寛夫、監督は脚本も執筆している「女囚701号 さそり」の伊藤俊也、撮影は「ポルノの帝王」の清水政郎がそれぞれ担当。
    90
  • 讃歌

    制作年: 1972
    谷崎潤一郎原作の「春琴抄」の映画化で、従えようとする少女と、従おうとする少年との“掠奪”と“献身”のすさまじい葛藤、そして、それはやがて常識の域をふみこえた美的恍惚の世界へと広がっていく。脚本・監督は「鉄輪」の新藤兼人撮影は「忍ぶ川」の黒田清巳がそれぞれ担当。
    70
  • 狼やくざ 殺しは俺がやる

    制作年: 1971
    「やくざ刑事」シリーズで得意のアクロバット演技をみせた千葉真一の新シリーズ第一作。脚本は「日本悪人伝」の神波史男。監督は「やくざ刑事 俺たちに墓はない」の鷹森立一。撮影は「悪の親衛隊」の中島芳男かそれぞれ担当。
  • 沈黙(1971)

    制作年: 1971
    一九六六年に出版されて谷崎賞を受賞した遠藤周作の同名小説の映画化。脚本は遠藤周作。監督は脚本も執筆している「無頼漢」の篠田正浩。撮影は「座頭市あばれ火祭り」の宮川一夫がそれぞれ担当
    76
  • 若き日の講道館

    制作年: 1971
    古い柔術の世界から、近代的な柔道の講道館へ入学した青年柔道家の物語。脚本は松浦健郎と八尋大和。監督は「皆殺しのスキャット」の森一生。撮影は「秘録長崎おんな牢」の今井ひろしがそれぞれ担当。
  • 儀式

    制作年: 1971
    創立十周年を記念して日本ATGが創造社と提携製作した作品。桜田家に集まる複雑な血縁関係者が織りなす人間模様と、この一族を包んで流れていった歳月のなかに、混迷と動乱に満ちた昭和の時代と日本人の心情をさぐろうとするもの。脚本は「東京戦争戦後秘話 映画で遺書を残して死んだ男の物語」の佐々木守と「少年」の田村孟、監督の大島渚の協同執筆。撮影も「東京戦争戦後秘話 映画で遺書を残して死んだ男の物語」の成島東一郎がそれぞれ担当。
    76
  • 兇状流れドス

    制作年: 1970
    脚本は「荒い海」の直居欽哉、監督は「尻啖え孫市」の三隅研次で、初めてのヤクザ映画に挑んでいる。撮影は「眠狂四郎卍斬り」の武田千吉郎が担当。
  • 忍びの衆

    制作年: 1970
    司馬遼太郎の原作「伊賀の四鬼」をテレビドラマ「悪一代」を書いた山田隆之が脚色し、「眠狂四郎円月殺法」の森一生が監督した“忍びの者”シリーズ第九作。撮影は「二代目若親分」の森田富士郎。
  • 戦後秘話 宝石略奪

    制作年: 1970
    日本--シンガポールを舞台に、五〇億のダイヤをめぐるアクション。菅原通済の『昭和秘録・ダイヤモンド大蒙古の行方』から、「日本暗殺秘録」の中島貞夫と金子武郎が脚本を共同執筆。監督は中島貞夫。撮影は「妖艶毒婦伝 お勝兇状旅」の山沢義一が担当。
  • その人は女教師

    制作年: 1970
    三船敏郎の実子三船史郎のデビュー第一作。脚本は「終りなき生命を」の宮内婦貴子、監督は「俺たちの荒野」の出目昌伸、撮影は「栄光への反逆」の黒田徳三がそれぞれ担当。
  • 裸の十九才

    制作年: 1970
    地方から上京した少年が大都会の非情なメカニズムの車輪に巻きこまれ、次第に脱落し、ふとしたはずみで殺人を犯すという事件を素材にした、近代映協創立二十周年記念映画。脚本は「かげろう」の関功と松田昭三、監督は脚本にも参加している「かげろう」の新藤兼人、撮影は同作の黒田清巳がそれぞれ担当。
  • 沖縄(1969)

    制作年: 1969
    「ドレイ工場」の武田敦が脚本・監督した長編劇映画。第一部=一坪たりともわたすまい、第二部=怒りの島、よりなり共通のテーマは“民族の自覚に燃えた怒り”。撮影は「砂の女」の瀬川浩が担当した。
  • 秘録怪猫伝

    制作年: 1969
    「東海道お化け道中」の浅井昭三郎が脚本を執筆し、「笹笛お紋」の田中徳三が監督した妖怪もの。撮影は「刑務所破り」の今井ひろしが担当した。
  • おんな刺客卍

    制作年: 1969
    風巻紘一の同名原作を、「緋牡丹博徒 二代目襲名」の鈴木則文、「にっぽん'69 セックス猟奇地帯」の中島貞夫、「絞死刑」の深尾道典が共同脚色し、「戦後最大の賭場」の山下耕作が監督したアクションもの。撮影は「旅に出た極道」の赤塚滋。
  • かげろう(1969)

    制作年: 1969
    「触角」の新藤兼人が脚本・監督を担当、撮影も新藤チームの黒田清巳が加わった。なお新人の関功が脚本執筆に参加している。
  • めくらのお市 みだれ笠

    制作年: 1969
    棚下照生の原作を、「女めくら 花と牙」の直居鉄哉と服部佳のコンビが脚色し、「猛烈社員 スリゴマ忍法」の市村泰一が監督したシリーズ第三作。撮影は「海はふりむかない」の小杉正雄が担当した。
  • 東海道お化け道中

    制作年: 1969
    「出獄四十八時間」の吉田哲郎と「秘録おんな寺」の浅井昭三郎が脚本を共同執筆し、「博徒一代 血祭り不動」の安田公義と「妖怪大戦争」の黒田義之が共同監督した妖怪シリーズ第三作。撮影は今井ひろしと武田千吉郎が担当。
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  • 昭和おんな仁義

    制作年: 1969
    藤原審爾の原作(小説エース所載)を「蛇娘と白髪魔」の長谷川公之と田口耕三が共同脚色し、「ある女子高校医の記録 失神」の弓削太郎が監督したアクションもの、撮影はコンビの渡辺公夫。
  • 関東おんな極道

    制作年: 1969
    今岡和夫がシナリオを執筆し、「秘録おんな蔵」の森一生が監督したもの。撮影は「眠狂四郎悪女狩り」の武田千吉郎。
  • 新宿泥棒日記

    制作年: 1969
    「帰って来たヨッパライ」の四人のグループがシナリオの執筆し、大島渚が監督した。撮影は吉岡康弘と仙元誠三が担当した。
  • 出獄四十八時間

    制作年: 1969
    「座頭市喧嘩太鼓」の吉田哲郎がシナリオを執筆し、「秘録おんな蔵」の森一生がメガホンをとったアクションもの。撮影は「座頭市果し状」の宮川一夫が担当した。
  • 女めくら 花と牙

    制作年: 1968
    「ひとり狼」の直居欽哉と、服部佳が共同でシナリオを執筆し、「こわしや甚六」の市村泰一が監督したアクションもの。撮影は「いれずみ無残」の小杉正雄。
  • 座頭市喧嘩太鼓

    制作年: 1968
    「座頭市牢破り」の猿若清方、「二匹の用心棒」の杉浦久「尼くずれ」の吉田哲郎の三人が共同で脚本を執筆し、「二匹の用心棒」の三隅研次が監督した座頭市シリーズ第十九作。撮影は「兵隊やくざ強奪」の森田富士郎が担当した。
    76
  • 続・秘録おんな牢

    制作年: 1968
    「秘録おんな蔵」の浅井昭三郎がシナリオを執筆し、「座頭市果し状」の安田公義が監督した「秘録おんな牢」の続篇。撮影は「関東女やくざ」の牧浦地志。
  • 鮮血の賭場

    制作年: 1968
    「嵐の果し状」の星川清司と「波止場の鷹」の中西隆三が本を執筆し、「燃える雲」の野村孝が監督したアクションもの。撮影は「残侠無情」の峰重義が担当。
  • 強虫女と弱虫男

    制作年: 1968
    「薮の中の黒猫」の新藤兼人がオリジナル・シナリオを執筆し、監督したコメディー。撮影は「性の起原」の黒田清巳。
  • 怪談残酷物語

    制作年: 1968
    柴田錬三郎の『怪談累ヶ淵』を「雪夫人繪圖(1969)」の成澤昌茂が脚色。「嵐に立つ」の長谷和夫が監督した怪談もの。撮影は「みな殺しの霊歌」の丸山恵司。
  • 鉄砲伝来記

    制作年: 1968
    高野悦子の原案から「陸軍中野学校 開戦前夜」の長谷川公之がシナリオを執筆、「悪名十八番」の森一生が監督した歴史に題材を取った悲恋もの。撮影は「眠狂四郎女地獄」の森田富士郎。
  • 帰って来たヨッパライ

    制作年: 1968
    「絞死刑」の田村孟、佐々木守、足立正生、大島渚など創造社の同人五人が共同でシナリオを執筆し、大島渚が監督したアングラ・レコードのヒットソングの映画化。撮影も同じ吉岡康弘。
    80
  • 絞死刑

    制作年: 1968
    「無理心中 日本の夏」の田村孟、佐々木守、大島猪と深尾道典がシナリオを執筆し、大島渚が監督した、死刑制度存廃問題、在日朝鮮人間題をテーマとした異色社会劇。撮影も同じ吉岡康弘。
  • 薮の中の黒猫

    制作年: 1968
    「華岡青洲の妻」の新藤兼人がオリジナル・シナリオを執筆し、監督も担当した。平安期に時代をとった妖怪もの。撮影は「性の起原」の黒田清巳。
  • なみだ川

    制作年: 1967
    山本周五郎の原作「おたふく物語」を、「悪名一代」の依田義賢が脚色し、「古都憂愁 姉いもうと」の三隅研次が監督した女性もの。撮影も「悪名一代」の牧浦地志。
  • 無理心中 日本の夏

    制作年: 1967
    「日本春歌考」のトリオ田村孟、佐々木守、大島渚が共同でシナリオを執筆し、大島渚が監督した異色社会ドラマ。撮影は写真家吉岡康弘で映画第一作。
    70
  • 日本のいちばん長い日(1967)

    制作年: 1967
    大宅壮一名義(実際の著者は当時編集者だった半藤一利)で当時の政治家宮内省関係、元軍人や民間人から収録した実話を編集した同名原作(文芸春秋社刊)を、「上意討ち -拝領妻始末-」の橋本忍が脚色し、「殺人狂時代」の岡本喜八が監督した終戦秘話。撮影は「喜劇 駅前競馬」の村井博。
    78
  • 性の起原

    制作年: 1967
    「酔いどれ波止場」の新藤兼人がオリジナル・シナリオを執筆し、監督した。「本能」のテーマをひき継いだ異色作。撮影は「本能」の黒田清巳。
  • 忍者武芸帳

    制作年: 1967
    白土三平原作の同名の長篇漫画を、「白昼の通り魔」の大島渚と佐々木守が共同で脚色し、大島渚が監督した長篇劇画。撮影は原画をそのまま写したもので、コンビの高田昭が担当。
    70
  • 若親分喧嘩状

    制作年: 1966
    「密告者」の高岩肇がシナリオを執筆、「若親分出獄」の池広一夫が監督した“若親分”シリーズ第三作目。撮影は「密告者」の森田富士郎。
  • とべない沈黙

    制作年: 1966
    「あるマラソンランナーの記録」の黒木和雄、文化映画「ピカソ」の松川八洲雄、それに「彼女と彼」の演出助手をつとめた岩佐壽彌が共同でシナリオを執筆、黒木和雄が監督した前衛映画。撮影は鈴木達夫。
  • ザ・ガードマン 東京忍者部隊

    制作年: 1966
    「ザ・ガードマン 東京用心棒」の長谷川公之がオリジナルシナリオを執筆、「牝犬脱走」の弓削太郎が監督したサスペンスドラマ。撮影は「大怪獣ガメラ」の宗川信夫。
  • 泥棒番付

    制作年: 1966
    司馬遼太郎の“盗賊と間者”を素材に「座頭市地獄旅」の佐藤大輔がシナリオを執筆、「若親分喧嘩状」の池広一夫が監督した新シリーズ第一作。撮影は「続・兵隊やくざ」の武田千吉郎。
    80
  • 非行少女ヨーコ

    制作年: 1966
    「ひも」の小野龍之助と「あばずれ」の神波史男が共同でシナリオを執筆、新人降旗康男が監督した青春もの。撮影は「夜の牝犬」の仲沢半次郎。
  • 白昼の通り魔

    制作年: 1966
    武田泰淳の原作を「人間に賭けるな」の田村孟が脚色、「悦楽」の大島渚が監督した社会ドラマ。撮影はコンビの高田昭。
    60
  • 陸軍中野学校 雲一号指令

    制作年: 1966
    「複雑な彼」の長谷川公之がシナリオを執筆、「ほんだら捕物帖」の森一生が監督したシリーズ第二作目。撮影は「若親分乗り込む」の今井ひろし。
    80
  • 異聞猿飛佐助

    制作年: 1965
    中田耕治の原作を、福田善之が脚色、「美しさと哀しみと」の篠田正浩が監督した忍者もの。撮影もコンビの小杉正雄。
  • 座頭市地獄旅

    制作年: 1965
    子母沢寛の原作を、「徳川家康」の伊藤大輔が脚色、「剣鬼」の三隅研次が監督した“座頭市”シリーズ第十二作目。撮影もコンビの牧浦地志。
  • 悦楽

    制作年: 1965
    山田風太郎の原作「棺の中の悦楽」を「天草四郎時貞」の大島渚が脚色・監督した。撮影は高田昭。
    50
  • 剣鬼

    制作年: 1965
    柴田錬三郎の同名の原作を、「眠狂四郎魔性剣」の星川清司が脚色、「無法松の一生(1965)」の三隅研次が監督した剣豪もの。撮影もコンビの牧浦地志。
    66
  • 夜明けのうた

    制作年: 1965
    「執炎」の山田信夫がシナリオを執筆「執炎」以来コンビの蔵原惟繕が監督したメロドラマ。撮影もコンビの間宮義雄。
    85
    • 感動的な
    • セクシーな
  • 悪の紋章

    制作年: 1964
    橋本忍の同名小説を「娘と私」の広沢栄と「切腹」の橋本忍が共同で脚色「白と黒」の堀川弘通が監督した社会ドラマ。撮影は「男嫌い」の逢沢譲。
  • ギャング同盟

    制作年: 1963
    「傷だらけの不敵者」の秋元隆太と「特別機動捜査隊 東京駅に張り込め」の佐治乾と「ギャング対Gメン」の監督深作欣二が共同で脚本を執筆、深作が監督したギャングもの。撮影は「警視庁物語 全国縦断捜査」の山沢義一。
    80
  • 狐雁一刀流

    制作年: 1963
    大屋典一原作「狐雁」を宮川一郎が脚色、「若さま侍捕物帳 お化粧蜘蛛」の松村昌治が監督した剣士もの。撮影は「浪人街の顔役」の山岸長樹。
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