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根岸季衣の関連作品 / Related Work
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淀川長治物語神戸篇 サイナラ
制作年: 200019988年に他界された”映画の伝道師“淀川長治さんの少年時代を描いた伝記ドラマ。監督は「マヌケ先生」で総監督を務めた大林宣彦。脚本は「長崎ぶらぶら節」の市川森一と大林監督の共同。撮影を「ザ・ウーマン」の稲垣涌三が担当している。主演は「マヌケ先生」の厚木拓郎と「深い河」秋吉久美子。スーパー16ミリからのブローアップ。 -
NAGISA なぎさ(2000)
制作年: 200012歳の多感な少女が体験する、ひと夏の出来事を綴った青春ドラマ。監督は「箱の中の女2」の小沼勝。村上もとかによる原作コミックを基に、「凶犯」の齊藤猛と「幻想・アンダルシア」の村上修が脚色。撮影を「野獣死すべし」の田口晴久が担当している。主演は、新人の松田まどかで、本作でキネマ旬報ベスト・テン新人女優賞を受賞。スーパー16ミリからのブローアップ。2000年6月10日岐阜・高山旭座、北海道・札幌ポーラスターにて先行上映。 -
ひまわり(2000)
制作年: 2000海難事故で行方不明になった女性の葬儀に出席したかつての同級生や恋人たちが想い出を回想する中、やがて浮かび上がってくる死者の想いを描く青春ドラマ。監督は行定勲で、劇場公開作としては本作がデビューとなる。16ミリからのブローアップ。 -
AUDITION オーディション
制作年: 2000映画のオーディションにやってきた女性の中から再婚相手を探そうとした中年男性が辿る、恐怖の体験を描いたサイコ・ホラー。監督は「DOA〈DEAD OR ALIVE 犯罪者〉」の三池崇史。村上龍による同名小説を、「BLOOD〈狼血〉」の天願大介が脚色。撮影を「DOA」の山本英夫が担当している。主演は、「冷たい血 AN OBSESSION」の石橋凌と「DOG―FOOD」の椎名英姫。第29回ロッテルダム国際映画祭国際批評家連盟賞、同オランダ批評家連盟賞受賞作品。60点 -
チンパオ 陳宝的故事
制作年: 1999太平洋戦争末期、食料徴発と称し日本軍部隊に大切な子牛を略奪された中国人の幼い兄妹と、ひとりの日本人兵士の心の交流を描いたヒューマン・ドラマ。監督は「Pipi とべないホタル」の中田新一。実体験を基にした元小学校教諭・黒薮次男による児童文学を、中田新監督と叢者甲、「栄光へのシュプール 猪谷千春物語」の今泉俊昭が共同脚色。撮影を「宮澤賢治 その愛」の伊藤嘉宏が担当している。主演は、「秘祭」の田村高廣とその青年時代を演じた『天うらら』の大浦龍宇一。日中平和友好条約締結20周年記念企画、日中合作作品。 -
アイ・ラヴ・ユー(1999)
制作年: 1999手話での演劇を目指す耳の不自由な女性と、彼女を巡る人たちとの心の触れ合いを描くヒューマン・ドラマ。監督は、「GAMA/月桃の花」の大澤豊と”日本聾者劇団”の演出家である米内山明宏。脚本は、自身による原作を基に岡崎由起子が執筆。撮影を「GAMA/月桃の花」の岡崎宏三が担当している。主演はNHK『のっぽさんの手話入門』への出演経験を持つ、新人の忍足亜希子。芸術文化進行基金助成作品。 -
洗濯機は俺にまかせろ<ディレクターズ・バージョン>
制作年: 1999先に公開され、好評を博した「洗濯機は俺にまかせろ」のディレクターズ・カット版。先に公開されたヴァージョンより6分ほど長く、劇場公開が決定する以前の映画祭などで上映されていたものである。 -
あの、夏の日 とんでろ じいちゃん
制作年: 1999夏の尾道を舞台に、おじいちゃんと孫の少年が繰り広げる不思議な冒険を描いたファンタジー。監督は「風の歌が聴きたい」の大林宣彦で、同監督による『新・尾道三部作』の最終作。山中恒による『とんでろじいちゃん』を、「故郷」の石森史郎と大林監督が共同脚色。撮影を「風の歌が聴きたい」の坂本典隆が担当している。主演は、「SADA」の小林桂樹と子役・厚木拓郎。 -
洗濯機は俺にまかせろ
制作年: 1999洗濯機の修理が得意(?)な青年と出戻り女性の恋を中心に、中古電機店に集う一風変わった人々の心の交流を日記風に描いたハートフル・コメディ。監督は「悪の華」の篠原哲雄。第6回小説現代新人賞を受賞した宮崎和雄原作による同名小説を、「月とキャベツ」のプロデューサー・松岡周作が脚色。撮影を「コキーユ 貝殻」の上野彰吾が担当している。主演は、「死国」の筒井道隆と「ジューンブライド-6月19日の花嫁-」の富田靖子。 -
友情 Friendship
制作年: 1998アメリカで実際にあったエピソードを基に、白血病に冒された少女と彼女のクラスメイトたちの厚き友情を描いたヒューマン・ドラマ。監督は「大安に仏滅!?」の和泉聖治。脚本は、「大安に仏滅!?」の布勢博一と「曖・昧・Me」の伊藤尚子の共同。撮影を「大安に仏滅!?」の安藤庄平が担当している。主演は、故三船敏郎の愛娘で映画初出演の三船美佳。文部省選定、厚生省、骨髄移植推進財団推薦作品。90点 -
三毛猫ホームズの推理<ディレクターズ・カット>
制作年: 1998北海道・函館の女子大で起こった連続殺人事件に挑む、警視庁の刑事と一匹の猫の活躍を描くディテクティヴ・コメディ。監督は「あした」の大林宣彦。赤川次郎による同名小説を、「天使のウィンク 日光猿軍団」の中岡京平が脚色。撮影を大沢栄一が担当している。主演は「不法滞在」の陣内孝則。尚、本作は96年9月にテレビ朝日系列で放送されたものに、約30分の未公開映像を加えた完全版である。スーパー16ミリからのブローアップ。 -
アンラッキー・モンキー
制作年: 1998図らずも強盗犯・殺人犯になってしまったアンラッキーな男たちの姿を描くブラック・コメディー。脚本・監督は「ポストマン・ブルース」のサブ。撮影は「野獣の肖像」の栗山修司が担当している。主演もやはり「ポストマン・ブルース」の堤真一。ヒロインに「OL忠臣蔵」の吉野公佳。第48回ベルリン国際映画祭招待作品。 -
MISTY(1997)
制作年: 1997緑深い森の中で起こった殺人事件の真相をめぐる男と女の業を描いたドラマ。監督はNHKのディレクターとして名作ドラマを数々手掛け、これが劇場映画デビューとなった三枝健起。黒澤明の「羅生門」を初め、国内外で何度も映画化されてきた芥川龍之介の名作『藪の中』を井上由美子が脚色。撮影を「スワロウテイル」の篠田昇が担当している。主演は「クリスマス黙示録」の天海祐希と「傷だらけの天使」の豊川悦司、香港映画界の人気スターでこれが日本映画初出演となる「天使の涙」の金城武。R指定。 -
お日柄もよくご愁傷さま
制作年: 1996結婚式にお葬式、娘の出産や自分のリストラ、さらには家庭内の問題など、次から次へと起きる騒動を通して、家族の絆を見つめ直す中年サラリーマンの姿を描いたハートフル・コメディ。監督・原案は「修羅がゆく2 戦争勃発」の和泉聖治。脚本はテレビ・ドラマ『課長さんの厄年』の布勢博一。主演は長い俳優生活で本作が初の長篇主演作品となった「時の輝き」の橋爪功。 -
KAMIKAZE TAXI
制作年: 1995組に反旗を翻した若いチンピラと、彼と逃亡を共にするペルー育ちの日系人との交流を描くロードムーヴィー。『復讐の天使/KAMIKAZE TAXI』のタイトルでOV作品として既に発売されていながら、スクリーン上映を望む多くのリクエストに応え、劇場公開となった。監督・脚本は「ペインテッド・デザート」の原田眞人。撮影は「家なき子(1994)」の阪本善尚が担当している。主演は「極東黒社会」の役所広司と、「平成無責任一家 東京デラックス」の高橋和也。ミッキー・カーチスが本作でキネマ旬報助演男優賞を受賞している。東京国際ファンタスティック映画祭'94正式出品作品。95年度キネマ旬報ベストテン第8位。(R指定)70点 -
渚のシンドバッド
制作年: 1995同性の同級生に恋心を抱く青年、そんな彼に接近してくる風変わりな少女。同級の六人の17歳の男女が織り成す、ひと夏の青春群像劇。監督・脚本は「二十才の微熱」の橋口亮輔。音楽を元“男闘呼組”の高橋和也が担当し、主題歌も歌っている。主演はテレビ・ドラマ『正義は勝つ』の岡田義徳、『走らんか!』の草野康太、「麗霆”子!! 総長最後の日」の浜崎あゆみ。ぴあフィルムフェスティバルを背景に、東宝とぴあが提携するニューレーベル“YES”(Young Entertainment Square)の第一弾として製作された。第8回東京国際映画祭ヤングシネマ・コンペティション参加作品。95年度キネマ旬報ベストテン第10位。78点 -
青春デンデケデケデケ
制作年: 19921960年代中頃の四国の田舎町を舞台に、ベンチャーズに憧れ、ロックバンドに情熱を燃やす高校生たちを軽快に描く青春ドラマ。監督は「ふたり」の大林宣彦。第105回直木賞を受賞した芦原すなおの同名小説(河出書房新社・刊)を原作に、脚本を石森史郎、撮影を萩原憲治と岩松茂が担当。特別出演するベンチャーズの「パイプライン」をはじめ、60年代のロック・ミュージックが全編に散りばめられている。90点 -
はるか、ノスタルジィ
制作年: 1992青春時代を過ごした小樽を訪れた作家と彼に町を案内する少女が、作家の本名を名乗る不思議な少年に導かれて、痛ましい青春の記憶を再生させていくドラマ。「転校生」「さびしんぼう」に続く原作・山中恒、監督・大林宣彦のコンビの第三作で、山中が故郷・小樽を舞台に書き下ろした作品を大林自身が脚色、大林ファンタジーの集大成的な作品になっている。先に公開された「青春デンデケデケデケ」の前に撮影された作品で、「ふたり」に続いて石田ひかりが主演、少女・はるかと、三好遥子の二役に挑んでいる。友情出演として多岐川裕美、石田ゆり子、入江若葉、岩松了ほか多くのゲストが顔を出している。小樽・札幌・大阪などでは九二年に先行公開された。60点 -
タフ PART IV 血の収穫篇
制作年: 1991『突入せよ!「あさま山荘」事件』の原田眞人が監督を手掛けた、木村一八主演のハードボイルドアクション第4弾。次郎の標的は謎の殺し屋を残すのみとなった。そこで代理人のゆきは自らが囮となって標的をおびき出そうとするが、そこには…。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:原田眞人 撮影:藤沢順一 音楽:川崎真弘 製作:末吉博彦 出演:木村一八/根岸季衣/矢島健一/長谷川公彦 -
タフ PART III ビジネス殺戮篇
制作年: 1991『突入せよ!「あさま山荘」事件』の原田眞人が監督を手掛けた、木村一八主演のハードボイルドアクション第3弾。殺し屋として更なる成長を目指す次郎は、代理人のゆきを通して5人殺しの契約を結ぶ。しかし、ターゲットの雀荘で意外な人物に遭遇し…。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:原田眞人 撮影:藤沢順一 音楽:川崎真弘 出演:木村一八/根岸季衣/山下容莉枝/ガダルカナル・タカ/矢島健一 -
彼のオートバイ、彼女の島
制作年: 1986初夏の信州で知り合った男女が、オートバイを通して結ばれていくまでを描く。片岡義男原作の同名小説の映画化で、脚本は「姉妹坂」の関本郁夫、監督は同作の大林宣彦、撮影は「さびしんぼう」の阪本善尚かそれぞれ担当。主題歌は、原田貴和子(「彼のオートバイ、彼女の島」)。60点 -
野ゆき山ゆき海べゆき
制作年: 1986戦争の影が押し寄せている頃の瀬戸内の城下町を舞台に子供たちの戦争ごっこを描く。モノクロ版とカラー版と2種類のプリントで公開。佐藤春夫原作の「わんぱく時代」の映画化で、脚本は「子象物語 地上に降りた天使」の山田信夫、監督は「四月の魚」の大林宣彦、撮影は「PARIS-DAKAR 15 000 栄光への挑戦」の坂本善尚がそれぞれ担当。 -
時をかける少女(1983)
制作年: 1983ある日突然、時間を超える能力を持ってしまった少女の不思議な経験と悲しい恋を描く。筒井康隆の同名小説の映画化で、脚本は「転校生」の剣持亘、監督も同作の大林宣彦、撮影も同作の阪本善尚がそれぞれ担当。主題歌は、原田知世。90点 -
コールガール(1982)
制作年: 1982警察に追われ国外に逃亡していたかつての恋人と再会し、思わぬ事件に巻き込まれるコールガールの姿を描く。脚本は「欲情まんかい 若妻同窓会」の中野顕彰、小川英、「すっかり…その気で!」の田波靖男の共同執筆、監督も同作の小谷承靖、撮影は「団鬼六 女美容師縄地獄」の安藤庄平がそれぞれ担当。 -
悪霊島
制作年: 1981瀬戸内海のある島を舞台に起る、連続殺人事件を追う金田一耕肋の活躍を描く。横溝正史の同名の小説の映画化で、脚本は「幸福号出帆」の清水邦夫、監督は「夜叉ヶ池」の篠田正浩、撮影も同作の宮川一夫がそれぞれ担当。 -
五番町夕霧楼(1980)
制作年: 1980家族のために廓に身を売った女と、幼友達の青年僧との愛を描く。水上勉の同名の小説と「金閣炎上」を合せて映画化したもので、脚本は「天使の欲望」の中島丈博、監督は「黄金の犬」の山根成之、撮影は「神様のくれた赤ん坊」の坂本典隆がそれぞれ担当。54点 -
野獣死すべし(1980・村川透)
制作年: 1980戦地を渡り歩いた通信社の元カメラマンが、翻訳の仕事に身を隠しながら、一匹の野獣となって、管理社会の安穏とした生活に犯罪で挑む姿を描く。原作は大藪春彦の同名の小説で、昭和三十四年に白坂依志夫脚本、須川栄三監督、仲代達矢主演で一度映画化されている。脚本は「翔んだカップル」の丸山昇一、監督は「薔薇の標的(1980)」の村川透、撮影も同作の仙元誠三がそれぞれ担当。60点 -
ギャンブル一家 チト度が過ぎる
制作年: 1978大型トラックに作った家に住むギャンブル狂いの家族を描く。脚本は馬場当、監督は「おさな妻(1970)」の臼坂礼次郎、撮影は渡辺貢がそれぞれ担当している。 -
不連続殺人事件
制作年: 1977坂口安吾の原作の推理小説を映画化。山奥の別荘に集まった、二十九人の男女がくりひろげるサスペンス・ミステリーを描く。脚本は「国際線スチュワーデス 官能飛行」の大和屋竺と「嗚呼!! 花の応援団 役者やのォー」の田中陽造と曽根中生、荒井晴彦の四人共同、監督は「嗚呼!! 花の応援団 役者やのォー」の曽根中生、撮影は「レイプ25時 暴姦」の森勝がそれぞれ担当。80点 -
新女囚さそり 701号
制作年: 1976篠原とおるの人気劇画を映画化した“さそりシリーズ”の二年半ぶりの復活で、政治家の陰謀で姉を殺され、輪姦されて、女子刑務所に投じられた松島ナミが、怨念を抱いて次々に仇に復讐していく姿を描く。脚本は「子連れ殺人拳」の鴨井達比古、監督は「爆発!750CC(ナナハン)族」の小平裕、撮影は「トラック野郎 望郷一番星」の飯村雅彦がそれぞれ担当。