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厚田雄春の関連作品 / Related Work
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東京画
制作年: 1985作家の心のうちをありのままにさらす旅日誌の展開の中で、東京という街、そして見るということを主題に、優しさにあふれるまなざしで小津安二郎へのオマージュをつづってゆくドキュメンタリー。監督・脚本・録音・ナレーションは「ベルリン・天使の詩」のヴィム・ヴェンダースで、機内から見た東京の空、東京駅、地下鉄の構内、桜の墓地、原宿、パチンコ、ホテルのテレビの映像など、彼自身の普通の旅人としての好奇心の範囲で映像は展開する。撮影は「デヴィット・バーンのトゥルー・ストーリー」のエド・ラッハマン、音楽は〈ディック・トレイシー〉、編集はヴェンダースと「ベルリン・天使の詩」の主演女優でもあるソルヴェイグ・ドマルタンが担当。オープニングとエンディングに小津作品「東京物語」(53)をフィーチャーさせ、ヴェンダースの敬愛する小津映画の人々である笠智衆や撮影監督の厚田雄春との出会いを通して、彼の東京の画(イメージ)もまた、小津の50ミリの世界に近づいてゆく。出演はほかにヴェルナー・ヘルツォークら。 -
生きてはみたけれど 小津安二郎伝
制作年: 1983生涯五十四本の映画を作り、キネマ旬報ベスト・テン三年連続第一位という前人未踏の記録を始め、日本映画史に数々の名作を残した小津安二郎監督が逝って二十年。この映画は、小津作品の名作の中から忘れられない名場面を拾い上げ、その間を小津安二郎と関りあった多くの俳優、監督、スタッフ、文化人等の証言と六十年の生涯の克明な記録によって、継ぎ合せ、彼の一生を描く。脚本構成は井上和男と高岡享樹の共同執筆、監督は「喜劇 黄綬褒賞」の井上和男、撮影は「渚の白い家」の兼松煕太郎がそれぞれ担当。登場する人々は、岸恵子、司葉子、有馬稲子、淡島千景、岡田茉莉子、杉村春子、桜むつ子、東野英治郎、笠智衆、中村伸郎、須賀不二男、三上真一郎、木下恵介、今村昌平、佐々木康、新藤兼人、斎藤良輔、厚田雄春、浜田辰雄、今日出海、横山隆一、川喜多かしこ、ドナルド・リチー、佐藤忠男、中井貴恵、野田静(野田高梧未亡人)、野村八重子(伏見晃未亡人)、小津新一(兄)、小津信三(弟)山下とく(妹)。 -
明日の夢があふれてる
制作年: 1964「現代金儲け物語」の菅野昭彦と「裸一貫」の小林久三が共同でシナリオを執筆「さまざまの夜」の番匠義彰が監督した青春もの。撮影は「残菊物語(1963)」の厚田雄春。 -
秋刀魚の味 デジタルリマスター
制作年: 1962妻に先立たれた夫、娘を嫁に出す父親という小津安二郎監督が生涯を通し描いてきたテーマを、岩下志麻、笠智衆、佐田啓ニ、岡田茉莉子らの共演で綴った名作ドラマ。脚本は「小早川家の秋」のコンビ、野田高梧と小津安二郎が共同で執筆。撮影は「愛染かつら(1962)」の厚田雄春。小津作品の撮影チーフ助手を務めた川又昂監修による、4Kスキャニングによる最新のデジタル修復を実施したHDマスター。2013年11月23日より、東京・神田 神保町シアターにて開催された「生誕110年・没後50年記念 映画監督 小津安二郎」にて上映。 -
千客万来(1962)
制作年: 1962「小早川家の秋」の野田高梧と「めぐり逢う日まで」の柳井隆雄、「あの波の果てまで」の富田義朗の三人が共同で脚本を書き、「河口」の中村登が監督した青春喜劇もの。撮影もコンビの厚田雄春。 -
秋日和 デジタルリマスター
制作年: 1960夫を亡くした母と娘のお互いを思いやる気持ちを中心に、亡夫の友人たちが起こす騒動を描いたドラマ。監督は小津安二郎。里見とんの原作を、野田高梧と小津安二郎が共同で脚色。撮影は厚田雄春。出演は、原節子、司葉子、岡田茉莉子、佐田啓二、佐分利信ほか。小津作品の撮影チーフ助手を務めた川又昂監修による、4Kスキャニングによる最新のデジタル修復を実施したHDマスター。2013年11月23日より、東京・神田 神保町シアターにて開催された「生誕110年・没後50年記念 映画監督 小津安二郎」にて上映。 -
お早よう デジタルリマスター
制作年: 1959“おなら遊び”が流行っていたわんぱく盛りの兄弟が、まだ珍しかったテレビ欲しさに両親と喧嘩をし、巻き起こす騒動を描いたコメディ。監督は小津安二郎。脚本は野田高梧と小津安二郎。撮影は厚田雄春。出演は、佐田啓二、久我美子、笠智衆、三宅邦子、杉村春子ほか。小津作品の撮影チーフ助手を務めた川又昂監修による、4Kスキャニングによる最新のデジタル修復を実施したHDマスター。2013年11月23日より、東京・神田 神保町シアターにて開催された「生誕110年・没後50年記念 映画監督 小津安二郎」にて上映。90点 -
彼岸花 デジタルリマスター
制作年: 1958娘が自分の相談なしに結婚の約束をしていたと知った父親は激怒、ふたりの結婚に反対する…世界中の名監督に影響を与えた小津安二郎監督が初のカラー作品に挑戦したホームドラマ。里見とんの小説を、小津安二郎・野田高梧のコンビが脚色。出演は、佐分利信、田中絹代、山本富士子、有馬稲子・久我美子・佐田啓二、笠智衆ほか。小津作品の撮影チーフ助手を務めた川又昂監修による、4Kスキャニングによる最新のデジタル修復を実施したHDマスター。2013年11月23日より、東京・神田 神保町シアターにて開催された「生誕110年・没後50年記念 映画監督 小津安二郎」にて上映。 -
眼の壁
制作年: 1958松本清張のベスト・セラーを、「赤い陣羽織」の高岩肇が脚色、「黒い花粉」の大庭秀雄が監督したもので、パクリ屋の手形詐欺を発端として展開する推理映画。撮影は「彼岸花」の厚田雄春。「顔役(1958)」の佐田啓二、「昨日は昨日今日は今日」の朝丘雪路、さらに高野真二・渡辺文雄・宇佐美淳也らが出演するほか、テレビ俳優・鳳八千代が入社第一回作品として起用された。90点 -
ここに幸あり(二部作)(1956)
制作年: 1956産業経済新聞連載の富田常雄の小説を「あっぱれ腰抜け珍道中」の共同脚色者の一人、中山隆三が脚色し、「駄々っ子社長」の番匠義彰が監督、「早春」の厚田雄春が撮影を担当した。主なる出演者は「続・この世の花 第6・7部」の川喜多雄二、水原真知子、「駄々っ子社長」の小山明子、片山明彦、「「少年宮本武蔵」より 晴姿稚児の剣法」の佐竹明夫、「柳生連也斎 秘伝月影抄」の三津田健など。 -
おとこ大学 新婚教室
制作年: 1955新聞連載の小説を「大学は出たけれど」の野村芳太郎が脚色、監督し、同じく厚田雄春が撮影、木下忠司が音楽を担当。主なる出演者は「あなたと共に」の佐田啓二、「女の一生(1955)」の淡島千景、「名探偵明智小五郎シリーズ 青銅の魔人 第一部」の藤乃高子、「地獄の花束」の大坂志郎、「あなたと共に」の野添ひとみ等。 -
水郷哀話 娘船頭さん
制作年: 1955「若旦那と踊子」の伏見晁が脚本を執筆、短篇映画「娘の晴着」を発表した萩原徳三が第一回長篇作品としてメガフォンをとる。撮影は「おとこ大学 新婚教室」の厚田雄春、音楽は「あなたと共に」の池田正義が担当する。出演者は「七変化狸御殿」の美空ひばり、「ママ横をむいてて」の石浜朗、「この世の花」の片山明彦、「あなたと共に」の御園裕子、「八州遊侠伝 白鷺三味線」の市川小太夫、「おふくろ(1955)」の沢村貞子など。 -
大学は出たけれど(1955)
制作年: 1955「おとこ大学 婚前教育の巻」の椎名利夫の脚本を、「びっくり五十三次」の野村芳太郎が監督する青春喜劇。撮影は「君に誓いし」の厚田雄春、音楽は「喧嘩鴉」の木下忠司の担当である。出演者は「喧嘩鴉」の高橋貞二、「地獄への復讐」の三橋達也、「三羽烏奮戦す」の川喜多雄二、草苗光子、紙京子、七浦弘子、「君に誓いし」の水原真知子、「真実の愛情を求めて 何処へ」の斎藤達雄などである。 -
東京物語 ニューデジタルリマスター
制作年: 1953小津安二郎生誕110年として小津監督の名作「東京物語」をデジタル修復したニューデジタルリマスター版。撮影チーフ助手を務めた川又昂の監修の元、4Kスキャニングによるマスターを一コマ単位でデジタル修復。音声も小津監督の監督助手を務めた田中康義監修の元清水和法により修復が行われている。2011年4月4日NHK BSプレミアム「山田洋次監督が選んだ日本の名作100本」で放映された。その後2013年ベルリン国際映画祭Berlinale Classics部門出品用に更に修正が行われている。2013年11月23日より、東京・神田 神保町シアターにて開催された「生誕110年・没後50年記念 映画監督 小津安二郎」にて上映。90点 -
我が家は楽し(1951)
制作年: 1951製作は、「善魔」の小出孝、原案は田中澄江で、「三つの結婚」の柳井隆雄と田中澄江とが協力で脚本を書いている。監督は「奥様に御用心」の中村登。出演者の主なものは、「善魔」の笠智衆、楠田薫、「おぼろ駕篭」の山田五十鈴、「女の水鏡」の高峰秀子、「愛情の旋風」の佐田啓二、他に桜むつ子、青山杉作など。 -
あの丘越えて(1951)
制作年: 1951製作は「飛び出した若旦那」の山口松三郎で、雑誌「キング」所載の菊田一夫の原作から、同じく「飛び出した若旦那」の瑞穂春海が脚色、監督に当り、「麦秋」の厚田雄春が撮影を受持っている。出演者は「ひばりの子守唄」の美空ひばり、「飛び出した若旦那」の鶴田浩二、「麦秋」の井川邦子のほかに森川まさみ、河村黎吉、飯田蝶子、坂本武、堺駿二などである。 -
非常線の女
制作年: 1933弟を暗黒街から助けようとする可憐な姉に心打たれた与太者とその情婦を描く無声映画。監督は小津安二郎。出演は田中絹代、岡譲二、水久保澄子ほか。原作のゼームス槙は小津監督の変名。(11巻)
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