- キネマ旬報WEB トップ
- 江戸川乱歩
江戸川乱歩の関連作品 / Related Work
1-55件表示/全55件
-
人でなしの恋(2022)
制作年: 2022江戸川乱歩の同名小説を原案とした長編映画。マッチングアプリで門野と出会い、お互い惹かれ合って結婚した京子。幸せを感じていたが、夫が自分以外の誰かを愛しているのではないかという疑念に駆られ、探偵を雇って真相を追う。そして目にしたものとは……。出演は、「COME&GO カム・アンド・ゴー」の兎丸愛美、「海辺の映画館 キネマの玉手箱」の細田善彦、ドラマ『砂時計』の渋江譲二。監督・脚本は、「LOVE STAGE!!」の井上博貴。 -
聖なる蝶 赤い部屋
制作年: 2021江戸川乱歩の短編小説『悪魔人形』を映画化したエロティック・サスペンス。女子生徒への盗撮が発覚し、全てを失った元高校教師・杉浦の前に、女子高生のルミが現れる。次第にルミに執着していく杉浦は、彼女を10代の姿のまま永遠に残そうとするが……。出演は「クローゼット(2020)」の栗林藍希、「裸の天使 赤い部屋」の波岡一喜。監督は「裸の天使 赤い部屋」の窪田将治。 -
裸の天使 赤い部屋
制作年: 2021江戸川乱歩の短編小説『畸形の天女』を映画化したエロティック・サスペンス。不動産会社社長・松永には、週に一度訪れる秘密の隠れ家があった。ある夜、そこで“文子”という少女に出会い、深い関係に落ちていく松永。だが、文子はある秘密を抱えていた……。出演は「大コメ騒動」の木下ほうか、オーディション番組『ザ・ラストヒロイン~ワルキューレの審判~』で、15万人の中からラストヒロインに選ばれた中山来未。 -
メビウスの悪女 赤い部屋
制作年: 2020江戸川乱歩による短編を現代風にアレンジする“赤い部屋”シリーズ第1弾。1924年に発表された『双生児』を原案に「屋根裏の散歩者(16)」の窪田将治監督が映画化。姉の婚約者に恋するあまり、姉を殺して姉になりすます双子の妹の愛欲を描くエロティックホラー。出演は元グラビアアイドルの清水楓、「花と蛇 ZERO」の川野直輝、「アイネクライネナハトムジーク」の柳憂怜。特集企画『夏のホラー秘宝まつり 2020』にて上映。70点 -
超・少年探偵団NEO Beginning
制作年: 2019江戸川乱歩の『少年探偵団』シリーズを原案に、少年探偵団初代団長・小林少年のひ孫・芳狼と怪人二十面相の数奇な運命を活写する学園ミステリー。芳狼たちは学園に次々と起こる怪事件に巻き込まれ、ミステリー同好会メンバーとともに怪事件の謎解きにはまる。監督は「ジョーカーゲーム 脱出」の芦塚慎太郎。小林少年のひ孫・芳狼を「見えない目撃者」の高杉真宙が、親友のワタリを「ふたつの昨日と僕の未来」の佐野岳が、明智小五郎のひ孫・小夜を「あの日のオルガン」の堀田真由が演じる。0点 -
BD 明智探偵事務所
制作年: 2018江戸川乱歩の『少年探偵団』シリーズを原案に映画化。明智小五郎が怪人二十面相を追って長らく不在にしている明智探偵事務所では、助手の小林、彼を慕う井上、そしてマユミが留守を預かっていた。そんな折、一人の母親が行方不明の娘の捜索を依頼しに訪れる。出演は、「マジックナイト」の小澤廉、アイドルユニット・祭nine.の寺坂頼我、「コープスパーティー」シリーズの前田希美、「聖ゾンビ女学院」の的場華鈴、「グッドモーニングショー」の小木茂光。監督は、「がらくた」の名倉良祐。 -
屋根裏の散歩者(2016)
制作年: 2016江戸川乱歩エロティック・シリーズ第三弾。明智小五郎は大病院の令嬢から婚約者・遠藤の浮気調査を頼まれる。遠藤は同じ下宿の女子学生と肉体関係にあった。一方、その下宿の住人・郷田は屋根裏に忍び込み、天井から他人の生活を覗くことを愉しみとしていた。出演は、「ちょっとかわいいアイアンメイデン」の木嶋のりこ、「甘い鞭」の間宮夕貴、「D坂の殺人事件」の河合龍之介、「夏美のホタル」の淵上泰史。40点 -
メイキング・オブ・D坂の殺人事件 主演:祥子
制作年: 20152月劇場公開予定の江戸川乱歩没後50周年記念となるエロティックサスペンス『D坂の殺人事件』のメイキングDVD。映画初主演にして過激なヌードシーンやベッドシーン、SMシーンに体当たりで挑んだ人気グラビアタレント・祥子に密着した貴重映像を満載。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:窪田将治 原作:江戸川乱歩 出演:祥子/河合龍之介/木下ほうか(以上本編)60点 -
D坂の殺人事件(2015)
制作年: 20151998年に実相寺昭雄が映画化した江戸川乱歩の同名小説を、乱歩没後50年を記念して再映画化。明智小五郎が、ある自殺事件の真相を探るサスペンス。映画初主演となる祥子が、激しい情愛シーンに挑んだ。共演は、「愛の果実」の河合龍之介、「私の叔父さん」の草野康太。監督・脚本・編集は、「失恋殺人」の窪田将治。60点 -
屋根裏の散歩者(2006)
制作年: 2006江戸川乱歩原作の同名小説の映画化。これまでに3度映画化された乱歩の代表作を監督するのは、「村の写真集」の三原光尋。出演は嘉門洋子、窪塚俊介。本作は、同時期に制作された「人間椅子」とあわせて「エロチック乱歩」と銘打たれ、週替わりのレイトショーで上演された。 -
人間椅子(2006)
制作年: 2006江戸川乱歩原作の同名小説の映画化。監督は、「梵天」でAHFショートフィルムフェスティバルグランプリを獲得した佐藤圭作。出演は、宮地真緒、小沢真珠、板尾創路。本作は、同時期に制作された「屋根裏の散歩者」とあわせて「エロチック乱歩」と銘打たれ、週替わりのレイトショーで上演された。 -
乱歩地獄
制作年: 2005怪奇ミステリー小説の巨人・江戸川乱歩の未映像作品4作を、個性派監督陣が映画化。監督陣は映像ディレクターの竹内スグル、「D坂の殺人事件」以来、7年ぶりに乱歩作品を手掛ける実相寺昭雄、ピンク映画界の鬼才・佐藤寿保、若者にカリスマ的人気を誇る漫画家・カネコアツシ。キャストは浅野忠信、成宮寛貴、松田龍平。いずれも独特の色気を備えた男たちが、各エピソードで主演を務める。 -
THE SNOW ザ・スノウ
制作年: 2002『拳神/KENSHIN』のスティーヴン・フォン主演、共演に伊東美咲、谷原章介、石堂夏央ら日本の若手スターを配したゴシックホラーサスペンス。愛する妻と友人の裏切りにより、家庭と財産を奪われた男の復讐を描いた江戸川乱歩の名作「白髪鬼」を映画化。【スタッフ&キャスト】原作:江戸川乱歩 監督・脚本:ウォン・マンワン 脚本:最合昇/江原千登勢 出演:スティーヴン・フォン/伊東美咲/谷原章介/石堂夏央 -
盲獣VS一寸法師
制作年: 2001盲獣と一寸法師によるふたつの猟奇的犯罪に挑む、名探偵・明智小五郎の活躍を描いたエログロ・サスペンス。監督は「地獄」の石井輝男。江戸川乱歩の2編の原作『盲獣』と『一寸法師』を基に、石井監督自身が脚色。撮影も石井監督が担当している。主演は、映画初出演となるイラストレーターのリリー・フランキーと「クロエ Chloe」の塚本晋也。 -
双生児 GEMINI
制作年: 1999同じ顔を持つ双子の兄弟の数奇な運命が招く復讐劇を描いた怪奇サスペンス。監督は「TOKYO FIST」の塚本晋也で、脚色・撮影監督・編集も務めている。原作は江戸川乱歩の短篇「双生児~ある死刑囚が教誨師にうちあけた話~」。主演は、「中国の鳥人」の本木雅弘と映画初出演のりょう。第56回ヴェネチア国際映画祭、モントリオール国際映画祭出品作品。68点 -
D坂の殺人事件(1998)
制作年: 1998伝説の責め絵の雁作作りを依頼した女の殺害事件に、名探偵・明智小五郎が挑むミステリー・ロマン。監督は「屋根裏の散歩者」の実相寺昭雄。脚本は、江戸川乱歩の「D坂の殺人事件」と「心理試験」を基に、「ラブ&ポップ」の薩川昭夫が脚色。撮影を「幻の光」の中堀正夫が担当している。主演は「らせん」の真田広之。97年東京国際ファンタスティック映画祭正式出品作品。60点 -
人間椅子(1997)
制作年: 1997奇妙な手紙を受け取った女流作家が、いつしか陶酔の世界へと落ちていく姿を描いた官能ロマン。監督は「勝手に死なせて!」の水谷俊之。江戸川乱歩による同名短編を、水谷自らが脚色。撮影に「海ほおずき The Breath」の長田勇市があたっている。主演は「義務と演技」の清水美砂。R指定。 -
人でなしの恋(1995)
制作年: 1995初恋の相手と結婚したうら若き女性が、夫の隠された性癖に苦悩する姿を描いたドラマ。原作は江戸川乱歩の同名の短編小説。監督・脚色はCF、プロモーション・ビデオ出身の松浦雅子で、今回が劇映画デビューとなる。撮影は「GONIN」の佐々木原保志。主演は「RAMPO 奥山監督版」「RAMPO 黛監督版」の羽田美智子で、自ら主題歌も歌う。第8回東京国際映画祭ヤングシネマコンペティション正式出品作品。 -
RAMPO インターナショナル・ヴァージョン
制作年: 199594年に2つのヴァージョンが公開されて話題になった「RAMPO」の奥山監督版を、新たに海外向けに編集し直したインターナショナル・ヴァージョン。アメリカでのチャリティー・プレミアでも公開された。オリジナルとの大きな違いは冒頭のアニメーション部分が延長されたことと、話題のサブリミナル・フィルムを削ったこと、ラストの解釈などである。また、千住明による新たに作曲された音楽(ヴァーツラフ・ノイマン指揮、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団演奏)が使用されている。(R指定) -
RAMPO 奥山監督版
制作年: 1994自作の小説のヒロインにそっくりの女性に翻弄され、虚構と現実をさまよう作家・江戸川乱歩の姿を描くドラマ。映画生誕百年・乱歩生誕百周年記念・松竹創業百周年記念作品。ふたりの監督のバージョンが話題を呼んだもので、本作はプロデューサー・奥山和由が初監督を手がけた版。新たな出演者を加えて黛りんたろう版の70パーセントを撮り直し、サブリミナル、1/fゆらぎ、フレグランスなど様々な効果をほどこし、特別ゲストが大挙出演したパーティなども話題となった。また冒頭には乱歩の小説「お勢登場」のアニメーションが挿入されている。脚本は奥山と「東京上空いらっしゃいませ」の榎祐平の共同、撮影は「ヌードの夜」の佐々木原保志が担当。 -
RAMPO 黛監督版
制作年: 19942バージョンで話題を呼んだ「RAMPO」の、最初に撮影されたもので、NHK「花の乱」などの演出家黛りんたろう監督作品。脚本は奥山和由、黛、榎祐平の共同、撮影は森田富士郎が担当。 -
屋根裏の散歩者(1992)
制作年: 1992屋根裏を徘徊し節穴から覗きを繰り返す男と覗かれる住人たちの、耽美と幻想の世界と犯罪を描く。江戸川乱歩の生誕100年を記念して作られた、同名小説の3度目の映画化。監督は「私、なんでもします!」の実相寺昭雄。脚本は薩川昭夫、撮影は中堀正夫が担当。R指定を受けた日本上映版と、3分長いインターナショナルバージョン(成人指定)の2バージョンが公開された。 -
江戸川乱歩の陰獣
制作年: 1977江戸川乱歩原作の『陰獣』の映画化。本格派推理小説家による殺人事件の謎ときを描く。脚本は「竹久夢二物語 恋する」の加藤泰と「憧憬 あこがれ」の仲倉重郎の共同、監督は「日本侠花伝」の加藤泰、撮影は「俺たちの時」の丸山恵司がそれぞれ担当。70点 -
江戸川乱歩猟奇館 屋根裏の散歩者
制作年: 1976夜となく昼となく天井裏を散歩し、他人の生活をのぞき、ついには殺人まで犯す男を主人公にした江戸川乱歩原作の「屋根裏の散歩者」の映画化。脚本は「主婦の体験レポート 新・おんなの四畳半」のいど・あきお、監督は「神戸国際ギャング」の田中登、撮影は「ひめごころ」の森勝がそれぞれ担当。 -
江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間
制作年: 1969江戸川乱歩原作の「パノラマ島奇談」他数篇の作品を「明治・大正・昭和 猟奇女犯罪史」の石井輝男と掛札昌裕が脚色し、石井が監督した猟奇もの。撮影は、「必殺 博奕打ち」の赤塚滋が担当した。 -
黒蜥蜴(1968)
制作年: 1968日本の推理小説界の第一人者である故江戸川乱歩の原作を、三島由紀夫が戯曲化し、それを「雪夫人繪圖(1969)」の成澤昌茂が脚色、「博徒解散式」の深作欣二が監督した舞台の映画化。撮影は「ケメ子の唄」の堂脇博。Blu-ray&DVD発売を記念して、2025年6月6日より劇場上映。 -
少年探偵団 敵は原子潜航艇
制作年: 1959江戸川乱歩の原作を「快傑黒頭巾(1953)」の小川正が脚色し、「月光仮面 魔人の爪」の若林栄二郎が監督した冒険科学活劇。撮影も「月光仮面 魔人の爪」の星島一郎が担当。 -
蜘蛛男
制作年: 1958新映画社が、配給のプレミア映画社と提携しての第一回作品。監督には、戦争中「第五列の恐怖」、戦後は「二死満塁」を作った山本弘之が久々に登場、撮影は「怪奇黒猫組」の古泉勝男。主演は、「明治天皇と日露大戦争」の藤田進、船橋元、ほかに宮城千賀子、岡譲司、八島恵子、河上敬子など。 -
少年探偵団 透明怪人
制作年: 1958江戸川乱歩の原作を「素っ飛び笠」の小川正が脚色、「ジェット機出動 第101航空基地」の小林恒夫が監督、「母つばめ」の藤井静が撮影した探偵劇。主演は「緋ざくら大名」の波島進、「江戸の名物男 一心太助」の中原ひとみ、「日日の背信」の伊藤雄之助。ほかに山手弘、小畑やすし、小宮光江、外野村晋などが出演している。 -
少年探偵団・第一部 二十面相の復讐
制作年: 1957少年探偵団シリーズ第三回。江戸川乱歩の原作を「雪姫七変化」の小川正が脚色、「とんちんかん 八百八町」の石原均が監督し、「船頭姉妹」の福島宏が撮影した。主演は「大菩薩峠(1957)」の波島進、「船頭姉妹」の中村雅子、月丘千秋、カムバックしてこれが東映専属第一回の浜田百合子、バレー界の小牧正英。ほかに神田隆、明石潮、増田順二、小森康充、原国雄など。 -
少年探偵団 かぶと虫の妖奇
制作年: 1957昨年封切られた「少年探偵団 妖怪博士 二十面相の悪魔 二部作」に続く怪奇冒険活劇。江戸川乱歩の原作を「無敵社員」の小川正が脚色、「警視庁物語 白昼魔」のコンビ、関川秀雄が監督、福島宏が撮影した。主演は、「拳銃を捨てろ」の岡田英次、「不良女学生」の中村雅子、宇佐美諄、「地獄岬の復讐」の小宮光江、「多情仏心」の加藤嘉など。 -
少年探偵団 第一部 妖怪博士
制作年: 1956秘密の設計図をめぐって捲きおこる怪人二十面相と名探偵明智小五郎の一騎打ち。江戸川乱歩の“少年探偵団”より「やくざ大名」の小川正が脚色、「野郎ども 表へ出ろ」の小林恒夫が監督、「大学の石松」の佐藤三郎が撮影を担当する。主な出演者は久方ぶりの岡田英次、「夕日と拳銃」の南原伸二、「大学の石松」の中原ひとみ、それに新進の古賀京子、佐山二三子、ヴェテラン宇佐美諄、神田隆、明石潮など。 -
死の十字路
制作年: 1956江戸川乱歩の原作を渡辺剣次が脚色し、「裏町のお転婆娘」の井上梅次が監督、「銀心中」の伊藤武夫が撮影を担当した。主なる出演者は「ビルマの竪琴(1956)」の三國連太郎、「風船」の新珠三千代、芦川いづみ、「赤ちゃん特急」の大坂志郎(二役)、「第8監房」の三島耕、「極楽剣法」の安部徹、俳優座の山岡久乃など。 -
一寸法師(1955)
制作年: 1955江戸川乱歩の原作を「継母」の館岡謙之助が脚色、「日本の虎」の内川清一郎が監督する。撮影は「鉄腕巨人」の岩佐一泉、音楽は「消えた中隊」の大森盛太郎の担当である。出演者には銀座のサンドウィッチマンが和久井勉という芸名で一寸法師を演ずる外「変化大名 前・後篇」の三浦光子、「ほらふき丹次」の安西郷子、「人間魚雷回天」の宇津井健、「太陽のない街」の二本柳寛などである。 -
名探偵明智小五郎シリーズ 青銅の魔人 第四部
制作年: 1955スタッフ、キャストともに前三部に同じ。なお第二部には「謎の夜光時計」第三部に「恐怖の天守閣」第四部に「決闘獅子ケ島」という傍題がつく。 -
名探偵明智小五郎シリーズ 青銅の魔人 第一部
制作年: 1954「怪人二十面相」に次ぐシリーズ作で、原作、脚色、撮影共に同一スタッフ。監督は「三羽烏奮戦す」の穂積利昌。「大学は出たけれど」の諸角啓二郎と中村俊介、こけし座の高山武男のほか主要キャストも同じである。 -
怪人二十面相 三部作 第一部人か魔か? 第二部巨人対怪人 第三部怪盗爆砕
制作年: 1954児童向娯楽映画として製作されたもので、「少年」連載の原作を「三日月童子 三部作」の小川正が脚色、「黄色い鞄」の新人弓削進が監督に当り、「若旦那と踊子」の長岡博之が撮影する。「鉄仮面」の若杉英二をはじめ、沼尾釣、「真実の愛情を求めて 何処へ」の藤乃高子、「鉄仮面」の草間百合子、「青春前期」の須賀不二夫、「三つの愛」の細谷一郎、「千姫(1953)」の山形勲らが出演する。 -
氷柱の美女
制作年: 1950関幸輔の企画で、江戸川乱歩の原作『吸血鬼』より「まぼろし夫人」の高岩肇が脚色、「母燈台」の久松静児が監督した。撮影は「美貌の顔役」の峰重義、主演は「恋狼火」の岡譲二、「無頼漢長兵衞」の相馬千恵子、「母燈台」の美奈川麗子、「彼女は答える」の水島道太郎らである。 -
幽霊塔(1948)
制作年: 1948「誰に恋せん」を企画した黒岩健而が当たり、江戸川乱歩の原作を「狸になつた和尚さん」の岡田豊と「死美人事件」の笠原良三の協同脚本、監督は「鉄拳の街」以来の佐伯幸三が一年ぶりの担当、カメラは「誰に恋せん」の柿田勇、出演者は「殺すが如く」の羽鳥敏子「三面鏡の恐怖」の船越英二や「すいれん夫人とバラ娘」の見明凡太朗「死美人事件」の美奈川麗子らが助演する。 -
一寸法師(1948)
制作年: 1948「彼と共に去りぬ」につぐ小倉浩一郎の企画で、江戸川乱歩原作同名の探てい小説に取材し、「われ泣きぬれて」の沢村勉が脚本を書いた。「母の灯」以来一年ぶりの市川哲夫(市川春代の弟)が監督に当たる。新東宝の藤田進が「富士山頂(1948)」についで主演し、「それでも私は行く」の月丘夢路(M・S・C)、「色ざんげ(1948)」についで松竹入社第二作の鈴木美智子、「夜の女たち」の永田光男が出演、元大都の活劇スター兼監督(八代毅)で鳴らし戦時中満映にいたハヤブサ・ヒデトが帰還後第一作としてカムバックする。問題の一寸法師にふんする酒井福助は京都日ノ丸移動演劇部“お笑いの家”の浪曲家で、酒井雲門下、身長二尺一寸、廿四歳という変わり種。なおこの映画は藤田進の明智小五郎ものシリーズの第一編で関西お盆映画をねらって封切られる。 -
蝶々失踪事件
制作年: 1947歌劇歌手の変死に端を発する連続殺人事件を描く探偵もの。横溝正史の探偵小説を江戸川乱歩が構成、高岩肇が脚本を担当。監督は久松静児。出演は岡譲二、伊沢一郎、三益愛子ほか。オリジナルタイトルは「蝶々殺人事件」。
1-55件表示/全55件