- キネマ旬報WEB トップ
- 小林三四郎
小林三四郎の関連作品 / Related Work
1-24件表示/全24件
-
Blue Island 憂鬱之島
「乱世備忘 僕らの雨傘運動」のチャン・ジーウン監督が、実在する三人の人物がそれぞれ文化大革命、六七暴動、天安門事件に遭遇し激動の歴史を乗り越えてきた記憶や、香港市民が自由を守るために闘う姿を、ドキュメンタリーとフィクションを組み合わせて記録する。「乱世備忘 僕らの雨傘運動」のプロデューサー、ピーター・ヤムや、「十年」の製作総指揮を務めたアンドリュー・チョイが参加。北米最大級のドキュメンタリー映画祭、Hot Docs カナディアン国際ドキュメンタリー映画祭2022にて最高賞を受賞。第13回台湾国際ドキュメンタリー映画祭審査員特別賞など三冠に輝いた。 -
自宅警備員と家事妖精
函館イルミナシオン映画祭シナリオ大賞特別賞に輝いた潮喜久知の脚本を映画化。2020年の函館。引きこもり生活を送る45歳の古川稔は、母の死をきっかけに、自宅の洋館から退去を迫られる。そんな彼の前に、洋館に住み着く家事妖精の絹が現れ……。出演は「カメラを止めるな!」の大沢真一郎、「菊とギロチン」の木竜麻生。監督は、「バカヤロウの背中」が田辺弁慶映画祭、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭などでノミネートを果たした新鋭・藤本匠。 -
M/村西とおる狂熱の日々
“AVの帝王”村西とおるの本質に迫るドキュメンタリー。1996年夏。借金50億からの再起を目指す村西は、北海道で世界初の4時間超のVシネマと35本のヘアヌードビデオの撮影を敢行。そのメイキング映像と現在のコメントから、村西の実像が明らかに。村西本人に加え、「全裸監督」の原作者・本橋信宏、玉袋筋太郎、西原理恵子、宮台真司、片岡鶴太郎といった著名人も登場。 -
台湾萬歳
台湾の日本語世代を取材した「台湾人生」「台湾アイデンティティー」に続く酒井充子のドキュメンタリーシリーズ台湾三部作最終章。台湾の原風景が色濃く残る台東縣で、元カジキ漁・漁師や、伝統的な狩りを続けるブヌン族など、“変わらない台湾”の姿を追う。撮影は、「風の波紋」の松根広隆。0点 -
大地を受け継ぐ
原発事故の影響で作物出荷停止の措置を受け、命を絶った農家の男がいた。彼の息子は今もその土地を耕し、作物を作り続けている……。福島県須賀川市を訪れた東京の学生がその4年間の物語に心を揺さぶられる様を捉えたドキュメンタリー。監督は、「いきもののきろく」の井上淳一。 -
ふたつの祖国、ひとつの愛 イ・ジュンソプの妻
韓国では知らぬ者はない国民的画家イ・ジュンソプとその日本人妻・方子。戦火に翻弄された1組の夫婦の生き様を通じて、日本と韓国の関係を見つめ直したドキュメンタリー。監督は「台湾人生」、「台湾アイデンティティー」など、台湾の“日本語世代”の取材を通じて、日本と台湾の解けない関係性を描き出した酒井充子。0点 -
台湾アイデンティティー
台湾の<日本語世代>と呼ばれる老人たちを追った「台湾人生」の酒井充子監督が、再び彼らの人生と戦後台湾の埋もれた年月を見つめ直すドキュメンタリー。舞台を台湾、ジャカルタ、横浜へと移しながら、日本統治時代を経て、第二次世界大戦、二二八事件、白色テロの時代を生き抜いた老人たちに寄り添っていく。80点 -
ドキュメント灰野敬二
1970年代から現在にいたるまで独自の道を歩み続けてきた音楽家・灰野敬二の姿を追うドキュメンタリー。「エンドレス・ワルツ」「AA」に出演するなど幅広い活動をし、フリージャズや現代音楽、舞踏などジャンルを超えたアーティストともコラボレーションを繰り広げ、新しい音楽表現を追求し続ける灰野の肖像を記録している。監督は、プロデューサーおよび編集を担当した「ヨコハマメリー」で文化庁映画賞、日本映画プロフェッショナル大賞・日本映画批評家大賞ドキュメンタリー作品賞などを、また同じくプロデューサーおよび編集を担当した「美代子阿佐ヶ谷気分」でイタリア・ぺサロ映画祭審査員特別賞をもたらした白尾一博。 -
鬼に訊け 宮大工 西岡常一の遺言
法隆寺の昭和大修理、薬師寺の伽藍復興に一生を捧げ、ガンに冒されながらも若い大工に仕事のあり方を伝えようとした“最後の宮大工”西岡常一の姿を捉えたドキュメンタリー。彼の仕事に対する考え方や思想を追求することで、日本人が忘れてしまった日本文化と日本人の心の復興を願う。監督は「アイヌ・シタッピリ」の山崎佑次。ナレーションを「探偵はbarにいる」の石橋蓮司、音楽を「ごろつき2」の佐原一哉が担当する。明治41年奈良県に生まれた西岡常一は、法輪寺三重塔、薬師寺金堂・西塔の再建を棟梁として手がけ、飛鳥時代から受け継がれていた寺院建築の技術を後世に伝えた“最後の宮大工”だ。1990年5月、薬師寺回廊第一期工事。西岡は最晩年にあたるこの時期、癌に冒されながら最後の教えを若者達へ授けていた。「千年の檜には千年のいのちがある」「木は鉄より強し」はやさと量だけを競う、模倣だけの技術とは根本的に異なる日本人のいにしえの叡智、そして明快な指針。千年先へいのちを繋いでゆくという途方もない時間の流れが、所縁ある人々へのインタビューから浮かび上がってゆく……。100点 -
ゼロ年代全景「FROG」
2000年から2009年にかけての“ゼロ年代”をテーマに、3人の新鋭監督がそれぞれの視点から時代を切り取ったオムニバス映画。出演は「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」の吉本菜穂子、「美代子阿佐ヶ谷気分」の本多章一、「いつかの君へ」の加藤裕月。「ベロニカは死ぬことにした」の堀江慶がプロデュースを担当。70点 -
黄金花 秘すれば花、死すれば蝶
映画界で美術監督として長年活躍してきた木村威夫が「夢のまにまに」に続きメガホンを取った長編第2作。老人ホームで生活する個性溢れる面々の姿を描く。出演は「ウルトラミラクルラブストーリー」の原田芳雄、「インスタント沼」の松坂慶子、「サッドヴァケイション」の川津祐介、「グーグーだって猫である」の松原智恵子、「犬神家の一族」の三條美紀など。 -
アメリカばんざい crazy as usual(2008)
イラク戦争開戦5周年を迎えてもなお若者を世界の戦場に送り出しているアメリカ。イラクやアフガニスタン、コソボ、ベトナムなどに送り出された若者たちのその後を追い、マスコミが伝えない、戦争の裏側を描くドキュメンタリー。監督は「闇を掘る」「Marines Go Home - 辺野古・梅香里・矢臼別」の藤本幸久。2008年3月20日、イラク戦争は開戦5周年を迎えた。今なお戦場へ兵士は送り続けられている。2008年6月6日の米国防総省発表によれば、米軍兵士の死者は4,091人、負傷者は30,182人に膨れ上がっている(2008年1月発表の世界保健機関の推計によるとイラク人死者は推定15万人超)。そんな中、イラク戦争に反対の声をあげるアメリカ人も増えている。許可なく軍務を離れる兵士も8千人を超えた。イラク開戦当時とは異なる今のアメリカの変化を生み出す契機になったのは、現役兵士や帰還兵、その家族たちの命がけの「NO」だ。しかし、それゆえに、アメリカは新兵獲得に躍起になっている。軍の広報予算は年間40億ドル。テレビでも、映画館でも、宅配ピザの箱でも、軍隊に入ろうのキャッチコピーが躍っている。そしてその矛先の多くは貧困層に向けられる。というのもアメリカの公立学校は、その学区の固定資産税収入を財源とし、貧困地域では学校そのものが貧乏なのだ。お金のない学校では国庫補助金を得るために、子どもの個人情報を軍に売り渡したり、授業を提供することが困難なために軍事教練科目を取り入れ軍人が授業したりしている。軍のリクルーターは高校生の携帯電話に直接アクセスすることができ、軍に入れば大学にも行ける、この境遇から抜け出して未来が開けると勧誘する。学歴社会のアメリカで、仕事を得るには大学卒業資格は必須。兵士になる名目は志願だが、その実態は格差社会がもたらす貧困徴兵制。ターゲットになるのは、いつも「NO」といえない貧困層とマイノリティーだ。現在、アメリカの全人口の100人に1人、350万人がホームレスで、男性ホームレスの3人に1人が元兵士といわれている。にも関わらずアメリカでは連邦予算の半分が軍に振り向けられている。戦争を続ける国・アメリカに暮らす人びとは、深く傷ついていた。若者たちも、母親たちも深く傷ついていた……。 -
すんドめ(2007)
何の希望もない毎日を、漫然と過ごしていた青年が美少女と出会い、彼女の精神的な奴隷となることで、苦痛の中にある痺れるような快感に目覚めていく、偏愛的な青春ストーリー。『ヤングチャンピオン』で連載中、単行本は10万部を突破した超人気コミックの映画化。出演は、グラビアアイドルの鈴木茜、『サプリ』『きらきら研修医』の次原かな、「恋空」の二宮敦。脚本・監督は、本作が劇場作品デビューとなる宇田川大吾。60点 -
BORDER LINE(2002・日)
2000年の<PFF(ぴあ・フィルム・フェスティバル)アワード>でグランプリを含む4賞を受賞した李相日(リ・サンイル)が、スカラシップ権を得て監督したもので、李にとって初めての長編となる。前作「青~chong~」が高校という「限定された空間」の、恋と友情という「絞り込んだ話」だったのに対し、この作品は、東から北へと「移動する」ロードムービーであり、性別も職業も年齢も「違う5人の話」となっている。時に深く、時に浅く、それまでまったく知らなかった他人とかかわることで自分の罪を知り、罰を受け、かすかだが確かな希望を感じるまでの道のりを、力強く描く。68点 -
美容室へイクっ! 童貞卒業物語
『ドラマ版 ふたりエッチ』のエロカワ女優・七海なな主演のエロスコメディ。童貞がコンプレックスのカリスマ美容師・マモルは、必ず童貞を卒業できるという謎のスクールに入る。彼はそこで美人講師・はつみと出会い、イケメンへと成長していく。【スタッフ&キャスト】製作:高●澤吉紀 監督:羽生研司 プロデューサー:独古洋平/小林三四郎 脚本:高橋祐太 出演:七海なな/津田篤
1-24件表示/全24件