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トム・ウェイツの関連作品 / Related Work
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リコリス・ピザ
制作年: 2021「ファントム・スレッド」のポール・トーマス・アンダーソン監督の最新作。1970年のアメリカのカリフォルニア州サンフェルナンド・バレーを舞台に、運命的に出会ったアラナとゲイリーの恋の痛みや喜びを、当時の音楽やファッションを完全に再現して贈る青春映画。2022年・第94回アカデミー賞作品賞、監督賞、脚本賞にノミネートされたほか、世界中の映画賞に輝いた。主演は三姉妹バンド、ハイムの三女アラナ・ハイムとポール・トーマス・アンダーソン監督の盟友フィリップ・シーモア・ホフマンの息子クーパー・ホフマン。ともに本作で鮮烈な映画デビューを飾った。そのほか、ショーン・ペン、トム・ウェイツ、ブラッドリー・クーパー、ベニー・サフディが共演。監督とは本作で5作目のタッグとなるレディオヘッドのジョニー・グリーンウッドが音楽を担当し、劇伴のほか計38曲の楽曲が全編を彩る。「リコリス・ピザ」は1970年代に南カリフォルニアで展開していた独立系レコード・ショップ・チェーンの名称。映画の中ではその店は登場せず、「リコリス・ピザ」という言葉さえ発せられないが、タイトルが示唆するように全編にわたって音楽が効果的に使用され、当時のポール・マッカートニー、ドアーズなどによる名曲がぎっしりと詰め込まれている。2022年第96回キネマ旬報ベスト・テン外国映画第1位作品。 -
デッド・ドント・ダイ
制作年: 2019第72回カンヌ国際映画祭のオープニングを飾ったジム・ジャームッシュによるゾンビ・コメディ。アメリカの田舎町で、次々と墓場から死者が蘇る事態が発生。3人だけの警察署で勤務するピーターソン巡査や葬儀屋のゼルダが退治するが、ゾンビは増殖していく。出演は、「ゴーストバスターズ」のビル・マーレイ、「パターソン」のアダム・ドライバー、「サスペリア」のティルダ・スウィントン、「荒野にて」のクロエ・セヴィニー。65点- 怖い
- 笑える
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さらば愛しきアウトロー
制作年: 2018名優ロバート・レッドフォードが、実在した伝説の銀行強盗を演じる俳優引退作。80年代アメリカ。紳士的な犯行スタイルで強盗と脱獄を繰り返したフォレスト・タッカー。ジョン・ハント刑事が彼を追うなか、フォレストは仲間と共に金塊を狙った大仕事を計画する。共演は「歌え!ロレッタ 愛のために」のシシー・スペイセク、「マンチェスター・バイ・ザ・シー」のケイシー・アフレック、「リーサル・ウェポン」シリーズのダニー・グローヴァー、「Dr.パルナサスの鏡」のトム・ウェイツ。監督は「A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー」のデヴィッド・ロウリー。74点- おしゃれな
- かっこいい
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Virginia/ヴァージニア
制作年: 2011「ゴッドファーザー」で第45回アカデミー賞作品賞など3部門を獲得し「カンバセーション…盗聴…」「地獄の黙示録」でカンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞した名匠フランシス・フォード・コッポラ監督が手がける幻想的なミステリー。ミステリー作家が訪れたエドガー・アラン・ポーゆかりの街で現在と過去に起こった忌まわしい2つの殺人事件の真相を紐解くうちに、彼自身の過去も浮かび上がってくる。「バットマン フォーエバー」のヴァル・キルマーが街の秘密を探るうちに夢とうつつを行き交う小説家を、「SOMEWHERE」のエル・ファニングが主人公を導くミステリアスな少女を演じる。「ドラキュラ」などに出演した吟遊詩人トム・ウェイツがナレーションを担当。 -
ザ・ウォーカー
制作年: 2010「サブウェイ123 激突」のデンゼル・ワシントンと「ダークナイト」のゲイリー・オールドマン共演のサスペンスアクション。文明崩壊後、世界に唯一残された本を運ぶ男と、それを狙う盗賊との戦いを描く。デンゼル・ワシントンのブレード・アクションも見どころ。監督は「フロム・ヘル」のアルバート&アレン・ヒューズ兄弟。70点 -
Dr.パルナサスの鏡
制作年: 2009「ダークナイト」でアカデミー助演男優賞を受賞したヒース・レジャーの遺作にして、撮影中に急逝した彼の穴をジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルが埋めることで完成を見たファンタジー。監督は「未来世紀ブラジル」のテリー・ギリアム。豪華キャストを迎えて、ギリアム独特の映像世界がスクリーンに展開する。84点 -
アウトサイダー コンプリート・ノベル
制作年: 2005フランシス・フォード・コッポラ監督が1983年に手がけた青春映画「アウトサイダー」を、原作小説により忠実なものへと再編集した2005年発表のディレクターズカット版。このバージョンは日本では、2024年11月29日より開催される「70/80年代 フランシス・F・コッポラ 特集上映 -終わらない再編集-」(新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか)で、4Kレストア版にて初公開。70点 -
コーヒー&シガレッツ(2003)
制作年: 2003ジム・ジャームッシュ監督による、コーヒーを飲みながら、タバコを吸いながら、様々な登場人物たちがどうでも良さそうで、良くない、でもひとくせある会話を繰りひろげていく11本のショート・ストーリー。それぞれ、登場人物や撮影された時期・場所は異なっているものの、「ナイト・オン・ザ・プラネット」などで試みられた、各エピソードを連結するジャームッシュ独特の「仕掛け」が随所に見受けられる。出演はロベルト・ベニーニ、ケイト・ブランシェット、イギー・ポップ、トム・ウェイツなど。72点 -
ブコウスキー:オールドパンク
制作年: 2002アメリカ文学界にツバを吐き、自分の信じる道を貫いた詩人/作家チャールズ・ブコウスキー。1994年に亡くなった彼の貴重なインタビュー映像に加え、ショーン・ペン、トム・ウェイツ、U2のボノなど信奉者たちが、各々ブコウスキーへの愛を語るドキュメンタリー。 -
FISHING WITH JOHN
制作年: 1997「ストレンジャー・ザン・パラダイス」などで知られる映画人・ミュージシャンの才人、ジョン・ルーリーを水先案内人に、彼と5人のゲストがともに釣りをする、ドキュメンタリーのようでありながら、とぼけた味わいの演出がほどこされたコメディ・タッチの連作短編。ビデオで撮影された者をキネコ化して上映。監督・主演・脚本・原作・音楽はジョン・ルーリー。製作はルーリーと西前拓。製作総指揮は岡部憲治。撮影はジェームズ・ネアーズ、黒崎義行、トム・クリューガー、マイケル・スピラー。出演は第1話に、ルーリーとはデビュー作の「パーマネント・バケーション」以来と付き合いが深い監督のジム・ジャームッシュ。第2話にミュージシャンで「ショート・カッツ」など映画出演も多いトム・ウェイツ。第3話に「誘う女」の俳優マット・ディロン。第4話に「スピード2」の俳優ウィレム・デフォー。第5・6話に「スペース・トラッカー」の俳優・監督デニス・ホッパーと、ユニークな顔ぶれ。 -
蜘蛛女
制作年: 1994美しく冷酷な悪女と、彼女に魅入られて破滅していく悪徳警官の姿を描いたフィルムノワール。「危険な天使」の女性脚本家ヒラリー・ヘンキンのオリジナル脚本を「チェンジリング」「ザ・クレイズ 冷血の絆」のピーター・メダックの監督で映画化。製作はヘンキンと「黒豹のバラード」のポール・ウェブスター、エグゼクティヴ・プロデューサーは「死の接吻(1991)」のエリック・フェルナーと「黒豹のバラード」のティム・ビーヴァン。撮影はダリウス・ウォルスキー、音楽は「リバー・ランズ・スルー・イット」のマーク・アイシャム、美術はスチュアート・ワーツェルが担当。主演は「心のままに」のレナ・オリンと「トゥルー・ロマンス」のゲイリー・オールドマン。共演は「裸のランチ」のロイ・シャイダー、「ドラキュラ(1992)」のトム・ウェイツほか。 -
ショート・カッツ
制作年: 1993アメリカのごく普通の住宅地を舞台に、些細なことから生じる人生の出会いと別れ、葛藤と和解、愛と裏切り、生と死などを、さまざまなエピソードで綴った一編。死の暗示を根底に置き、さながら、アメリカの市井に生きる人々の黙示録というべき人間絵巻となっている。22人の主要登場人物からなる9組の家族や友人たちの日常が、無数のエピソードで縦横に語られ、時にすれ違い、時に重なり合いながら、クライマックスに向かって進む複雑な構成の妙が圧巻。″アメリカのチェーホフ″と呼ばれ、アメリカで最も愛された作家のひとり、レイモンド・カーヴァーの9つの短編と一編の詩(村上春樹訳による中央公論社のカーヴァー全集に所収)を、「ザ・プレイヤー」でハリウッドに復帰した異才ロバート・アルトマンが監督。ほかのカーヴァー作品の断片や原作にない独自のエピソードも盛り込まれた脚本は、アルトマンと『クインテット』(V)などでも組んだフランク・バーハイトの共同。製作は73年の「ボウイ&キーチ」以来、アルトマンのパートナーを務めるケイリー・ブロコウ。撮影は「KAFKA 迷宮の悪夢」のウォルト・ロイド、美術は監督の実子スティーブン・アルトマンが担当。音楽は大物プロデューサーのハル・ウィルナーの指揮の下、「蜘蛛女」のマーク・アイシャムがオリジナル・スコアを書き、出演もしているジャズシンガーのアニー・ロスが、エルヴィス・コステロ、U2など意表を突く選曲の挿入歌を歌う。出演は「ザ・プレイヤー」のアンディ・マクドウェル、ティム・ロビンス、「ストリーマーズ 若き兵士たちの物語」のマシュー・モディン、「バッド・ガールズ」のマデリーン・ストウらオールスター・キャスト。 -
ドラキュラ(1992)
制作年: 19921897年に発表された恐怖小説の古典『吸血鬼ドラキュラ』を、原作のイメージに忠実なスタイルで描く。監督・製作は「ゴッドファーザーPARTII」のフランシス・フォード・コッポラ、製作はフレッド・フックスとチャールズ・B・マルヴェヒル、エグゼクティヴ・プロデューサーは「愛は霧のかなたに」の監督マイケル・アプテッドとロバート・オコナー、脚本は「フック」のジェームズ・V・ハート、撮影は「マンボ・キングス わが心のマリア」のミハエル・バルハウス、音楽は「コルチャック先生」のヴォイチェフ・キラールが担当。70点 -
クィーンズ・ロジック 女の言い分・男の言い訳
制作年: 1991ニューヨークの下町、クィーンズ区で生まれ育ち、仲間の結婚式のために久々に再会した7人の男女の姿を描く人間ドラマ。監督はミュージック・ヴィデオの演出家として知られる「キャント・バイ・ミー・ラブ」のスティーヴ・ラッシュ、エグゼクティヴ・プロデューサーは「愛を殺さないで」のテイラー・ハックフォードとスチュアート・ベンジャミン、脚本は、出演も兼ねるトニー・スピリダキス、撮影はアミール・モクリ、音楽はジョー・ジャクソンが担当。主演は「ア・フュー・グッドメン」のケヴィン・ベーコン、「ゴッドファーザーPARTIII」のジョー・マンティーニャ、「モダーンズ」のリンダ・フィオレンティーノ、「二十日鼠と人間」のジョン・マルコヴィッチ。他に「ベアスキン」のトム・ウェイツと「ブルー・スチール」のジェイミー・リー・カーティスが共演している。 -
ナイト・オン・ザ・プラネット
制作年: 1991世界の5つの都市のタクシーの中で同じ時間に起こる出来事を繋いでいく、「ミステリー・トレイン」のジム・ジャームッシュ監督・脚本作。今回は製作もジャームッシュ自身、エグゼクティヴ・プロデューサーはジム・スターク、撮影は「ワイルド・アット・ハート」のフレデリック・エルムス、音楽は「ダウン・バイ・ロー」のトム・ウェイツが担当。78点 -
ミステリー・トレイン
制作年: 1989メンフィスの一夜を舞台に、同じホテルに泊まる互いを知らない3組の人物を描く。エグゼクティヴ・プロデューサーは平田国二郎と須田英昭、製作はジム・スターク、監督・脚本は「ダウン・バイ・ロー」のジム・ジャームッシュ、撮影はロビー・ミュラー、音楽はジョン・ルーリーが担当。出演は工藤夕貴、永瀬正敏、ジョー・ストラマーほか。72点 -
チキンハート・ブルース
制作年: 1989宝石密輸を企てた3人の男女の逃亡と追跡を描くコメディ・ドラマ。エグゼクティヴ・プロデューサーはケアリー・ブロカウ、製作はキャシアン・エルウェス、監督は「バラの刻印」のロバート・ドーンヘルム、脚本はトーマス・マクゲーンとジム・ハリソンの共同、撮影はブライアン・ダッガン、音楽はトム・バーラーが担当。出演はキース・キャラダイン、サリー・カークランドほか。 -
ビッグ・タイム
制作年: 1988シンガーソングライターでもあり俳優でもあるトム・ウェイツの87年に行われたコンサートの風景を収めたドキュメンタリー・ライヴ・フィルム。エグゼクティヴ・プロデューサーはクリス・ブラックウェル、製作はリュック・ローグ、監督はクリス・ブラム、舞台監督はキャスリン・ブレナンと主演のウエイツ、撮影はダニエル・ヘイニィ、編集はグレン・スキャントルベリーが担当。映画は全編のほとんどがトム・ウェイツのコンサート・シーンで構成されているが、曲の合い間にウエイツ自身が演じる劇場で働く男の話(案内係、切符売り、照明係等)をサブ・プロットに織り込んで、マイム役者、俳優、語り部、そして言葉のマジシャンとしてのトム・ウェイツの姿を浮き彫りにしてゆく。96点- 感動的な
- おしゃれな
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キャンディ・マウンテン
制作年: 1987伝説的ギター製作者を探して放浪の旅に出る若者の精神の成長の姿を通して、アメリカそのものを描く作品。製作はルース・ワイドバーガー、監督は写真界の大御所、ロバート・フランクと、脚本を担当したルディ・ウォルドバーガーの共同、撮影はピオ・コラーディ。特別出演のミュージシャンらの音楽が全篇に使用されている。出演はケヴィン・J・オコナー、ハリス・ユーリンほか。 -
黄昏に燃えて
制作年: 1987大恐慌時代のニューヨークを舞台に、落ちぶれた元野球選手の男と元ラジオ歌手の女の愛と性を描く。製作はキース・バリッシュとマーシャ・ナサティア。84年ピュリッツァー賞に輝いたウィリアム・ケネディの同名タイトルの小説を彼自身が脚本を担当して映画化。監督は「蜘蛛女のキス」のヘクトール・バベンコ。撮影はラウロ・エスコレル、音楽はジョン・モリス、美術はロバート・ゲラが担当。出演は「イーストウィックの魔女たち」のジャック・ニコルソン、「心みだれて」のメリル・ストリープ、「スター80」のキャロル・ベイカー、「ダウン・バイ・ロー」のトム・ウェイツほか。88点- 手に汗握る
- 感動的な
- かっこいい
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アウトサイダー(1983)
制作年: 1983どこにも行き場のない少年たちの姿、行動を描くドラマ。提供・監督は「ワン・フロム・ザ・ハート」のフランシス・フォード・コッポラ。製作はフレッド・ルース、グレイ・フレデリクソン。S・E・ビントンが17歳の時に発表した同名小説(大和書房、集英社文庫)に基づき、キャスリーン・クヌートセン・ローウェルが脚色、撮影はスティーブン・H・ブラム、音楽はフランシスの父親力ーマイン・コッポラが手掛けている。主題歌の「ステイ・ゴールド」は、力ーマイン・コッポラが作曲し、スティーヴィー・ワンダーが作詞、ワンダーが歌っている。プロダクション・デザイナーは、ディーン・タヴォーラリス、特殊視見効果はロバート・スワースが担当。出演はC・卜ーマス・ハウエル、マット・ディロン、ダイアン・レイン、ラルフ・マッチオ、エミリオ・エステヴェスなど。原作者のヒントンが看護婦役でゲスト出演している。ドルビー・ステレオ。パナビジョンで撮影。日本版字幕は戸田奈津子。テクニカラー、シネスコサイズ。1983年作品。65点 -
ランブルフィッシュ
制作年: 1983不良グループのリーダーである兄と、その兄を慕う弟の危うい青春の日々を描く。製作はフレッド・ルースとダグ・クレイボーン、エグゼクティヴ・プロデューサー・監督は「アウトサイダー」のフランシス・フォード・コッポラ。S・E・ヒントンの原作を基にヒントンとコッポラが脚色。撮影はスティーブン・H・ブラム、音楽はスチュワート・コープランド、編集はバリー・マルキン、プロダクション・デザイナーはディーン・タヴォラリスが担当。出演はマット・ディロン、ミッキー・ローク、ダイアン・レイン、デニス・ホッパー、ヴィンセント・スパーノ、ダイアナ・スカーウィッドなど。日本版字幕は金由文夫。テクニカラー<モノクロ=パートカラー>、ビスタサイズ。1983年作品。60点 -
子供たちをよろしく
制作年: 1983シアトルにある小さな公園ほどの広さの場所で気ままに生活するティーンエイジャー・グループの生活を綴ったドキュメンタリー映画。製作はアンジェリカ・T・サレー、コニー&ウィリー・ネルンン、監督・撮影はマーティン・ベル、音楽はトム・ウェイツ、編集はナンシー・ベイカーが担当。出演の子供たちは、実際にその広場で生活する子供たちで、彼らはみな家出や逃亡の末にそこに集まって来た子供たち。年齢は13歳から19歳。ラット(どぶねずみ)は小柄な17歳。年長者のジャックと共につぶれたホテルに住んでいる。今はブラブラしているが将来は空軍に入ることを夢みている。タイニーは14歳の栄養失調気味の売春婦でラットの友だち。未熟なうちからセックスに熱中してしまった彼女は、3艘以上のヨットをもつ大金持になるのが夢だ。ドゥエインは、繁華街をうろつくヤセッポチの16歳。刑務所にいる父親を訪ね自分との絆を見つけようとしている。シャドウは、オシャレな元気者で18歳。ポン引きのようなことをやっている。本人はプレイボーイだと思ってキザなカッコをしている。シェリーは、3人目の夫と暮らす若い母の元から家出した13歳の金髪娘。7人兄弟で幼い頃に性的暴力を受けた経験をもっている。それぞれ、10代の子供たちだが、廃虚のようなホテルで気楽な生活をしながら仲間を作っている。が、麻薬、売春を何とも思わず、留置所に入れられたり福祉事務所の人たちに話を問われても、あまり気にしない。このドキュメンタリーは、そんな彼らの姿を捉えながら、街頭暮らしの不安と魅力をレポートしている。 -
ワン・フロム・ザ・ハート
制作年: 1982ラス・ベガスを舞台に3人の男と3人の女の恋と別離を描くミュージカル・ロマンス映画。グレイ・フレデリクソンとフレッド・ルースが製作、バーナード・ガーステンが製作指揮を担当。監督は「地獄の黙示録」のフランシス・フォード・コッポラ。原案・共同製作はアーミヤン・バーンスタイン、脚本はバーンスタインとコッポラが執筆している。撮影はヴィットリオ・ストラーロだが、ストラーロはアメリカ撮影者協会員ではないので撮影監督のクレジットはロン・ガルシアに与えられている。音楽はトム・ウェイツが作り、彼とクリスタル・ゲイルが歌っている。出演はフレデリック・フォレスト、テリー・ガー、ナスターシャ・キンスキー、ラウル・ジュリアなど。テクノビジョンで撮影。ドルビー・ステレオ。日本版字幕は戸田奈津子。メトロカラー、スタンダード。1982年作品。70点 -
ワン・フロム・ザ・ハート リプライズ
制作年: 1982「地獄の黙示録」でカンヌ映画祭グランプリを獲得したフランシス・フォード・コッポラが次作として発表したロマンティック・ミュージカルの再編集・4Kレストア版。ベガスの街をスタジオセットに完全再現し、出会いと別れを繰り返す一組の男女の愛の逃避行を描く。出演は「地獄の黙示録」のフレデリック・フォレスト、「トッツィー」のテリー・ガー、「パリ、テキサス」のナスターシャ・キンスキー。「70/80年代 フランシス・F・コッポラ 特集上映 ―終わらない再編集―」にて上映。
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