イェジー・スコリモフスキーの関連作品 / Related Work

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  • EO イーオー

    制作年: 2022
    ポーランドの巨匠、イエジー・スコリモフスキ監督が、ロベール・ブレッソンの「バルタザールどこへ行く」にインスパイアされ、EO(イーオー)という名のロバの放浪の旅を通して、その魂の純真さと、人間のおかしさや愚かさを描き出した、美しくも哀しい現代の寓話。サーカス団で平穏に暮らしていたEOは人間たちの都合でサーカス団を追われ、やむなく放浪の旅に出る。ミハウ・ディメクが撮影したポーランドからイタリアへと至る雄大な大自然、臨場感あふれるカメラワーク、パヴェウ・ミキェティンによる印象的な音楽に導かれ、観客はEOの旅を見守りつつも、ある時はEOの目線で予期せぬ荒波を潜り抜ける。第75回カンヌ国際映画祭にて審査員賞、作曲賞受賞。
    40
  • 恋する男

    制作年: 2019
    『踊る大走査線』シリーズなどバイプレイヤーとして活躍する小木茂光が主演する恋愛コメディ。妻子に逃げられ長年勤めた会社のリストラ対象となった小田は、一念発起し会社を立ち上げる。夢に向かうホステス・瞳と、仕事を手伝ってくれる雅美の間で揺れ……。映画の企画・制作・配給業務を行うマーメイドフィルムの代表を務める村田信男が初めてメガホンを取り、同社を通じ「早春 デジタル・リマスター版」「イレブン・ミニッツ」などが日本に紹介されたイエジー・スコリモフスキ監督が編集監修を手がける。共演は、グラビアアイドルの出口亜梨沙、「最低。」の佐々木心音、「空母いぶき」の工藤俊作ほか。
  • イレブン・ミニッツ

    制作年: 2015
    イエジー・スコリモフスキが、午後5時からの11分間を舞台に、大都会で暮らす人々の姿と、やがて訪れる運命を描いた群像劇スタイルのサスペンス。起承転結や詳細な心理描写、背景説明などを排除、各々のドラマをモザイク状に配置した斬新な手法が見もの。出演は「ベルファスト71」のリチャード・ドーマー、「カティンの森」のアンジェイ・ヒラ。
    40
  • 神聖ローマ、運命の日 オスマン帝国の進撃

    制作年: 2012
    17世紀のヨーロッパを舞台に、イスラム教勢力のオスマン・トルコ軍がキリスト教勢力である神聖ローマ帝国支配下のウィーンを包囲した事件“第二次ウィーン包囲”を描いた歴史スペクタクル。出演は「アマデウス」のF・マーレイ・エイブラハム、「エッセンシャル・キリング」など映画監督として活躍するイエジー・スコリモフスキ。
  • エッセンシャル・キリング

    制作年: 2010
    米軍に追われるアラブ人兵士の逃走劇を描くサバイバル・アクション。イスラエル、ポーランド、ノルウェーの壮大な風景描写が見どころ。監督は「アンナと過ごした4日間」のイェジー・スコリモフスキ。出演は「バッファロー’66」のヴィンセント・ギャロ。第67回ヴェネチア国際映画祭審査員特別賞・主演男優賞受賞。
  • アンナと過ごした4日間

    制作年: 2008
    看護師の部屋を毎晩覗いていた孤独な中年男はある晩、大胆な行動に出る。さびれた地方都市を舞台に、切なく哀しい恋を詩的に描いたラブストーリー。監督は、「早春」のイェジー・スコリモフスキ。出演は、「ニキフォル 知られざる天才画家の肖像」のアルトゥール・ステランコ。第21回東京国際映画祭審査員特別賞受賞。
  • イースタン・プロミス

    制作年: 2007
    ロンドンのロシアン・マフィアの世界をリアルな映像で描いた人間ドラマ。監督は「ヒストリー・オブ・バイオレンス」のデイヴィッド・クローネンバーグ。出演は「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのヴィゴ・モーテンセン、「21グラム」のナオミ・ワッツ。2007年トロント国際映画祭観客賞受賞、2008年アカデミー賞主演男優賞ノミネート。
  • GO!GO!L.A.

    制作年: 1998
    ロサンゼルスのショウビズ界を舞台にしたイギリス人青年のラヴ・ストーリー。監督はアキ・カウリスマキの実兄で「アマゾン」のミカ・カウリスマキ。脚本はリチャード・レイナーの『Los Angels without a Map』を基にミカ・カウリスマキ、リチャード・レイナーが執筆。製作は「バタフライ・キス」のジュリー・ベインズとサラ・ダニエル。製作総指揮は「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」のディーパック・ネイヤー。撮影は「ドーベルマン」のミシェル・アマチュー。音楽は「フィフス・エレメント」のセバスチャン・コルテラ。美術は「マイ・フレンド・メモリー」のキャロライン・ハナニア。編集は「アンダー・ザ・スキン」のエワ・J・リンド。衣裳は「スネーク・アイズ」のヤスミン・エイブラハム。出演は「バッファロー'66」のヴィンセント・ギャロ、「愛のトリートメント」のジュリー・デルピー、「アイズ ワイド シャット」のヴィネッサ・ショウほか。
  • マーズ・アタック!

    制作年: 1996
    突如地球に襲来した火星人たちに翻弄される人々の狂騒を描いたSFパニック・コメディ。監督は「バットマン」「エド・ウッド」のティム・バートン。トップス社の同名トレーディング・カード(62年に発売され、残酷さゆえにPTAの非難を浴びて発売中止になった)に基づき、「1984」のジョナサン・ジェムズが原案・脚本を執筆。製作はバートンと、「バットマン リターンズ」「エスケープ・フロム・L.A.」のラリー・フランコ。撮影は「クラッシュ」のピーター・シャシツキー。音楽は「エド・ウッド」を除くバートンの全長編で組んでいるダニー・エルフマン、美術は「クルックリン」などスパイク・リー作品の常連のウィン・トーマス、編集のクリス・レベンソンと衣裳のコリーン・アトウッドは「エド・ウッド」に続いての参加。SFXは「ツイスター」のILMが担当。出演は「バットマン」「クロッシング・ガード」のジャック・ニコルソン、「101」のグレン・クローズ、「リチャード三世」のアネット・ベニング、「ダンテズ・ピーク」のピアース・ブロスナン、「ゲット・ショーティ」のダニー・デヴィート、「花嫁のパパ2」のマーティン・ショート、「エド・ウッド」のサラ・ジェシカ・パーカー、「さまよう魂たち」のマイケル・J・フォックス、「BOYS」のルーカス・ハース、「レオン」のナタリー・ポートマン、「汚れた七人」のジム・ブラウン、「エスケープ・フロム・LA」のパム・グリアー、「判決前夜」の監督バーベット・シュローダー、「早春」の監督イェジー・スコリモフスキー、そしてバートンの私生活のパートナーでもある「エド・ウッド」のリサ・マリーら多彩な顔ぶれ。97年キネマ旬報外国映画ベスト・テン第8位。
    90
  • ビッグ・ショット(1987)

    制作年: 1987
    11歳の白人と黒人の少年2人組の逃走をコメディ・タッチで描く。エグゼクティヴ・プロデューサーはアイヴァン・ライトマン、製作はジョー・メドジャックとマイケル・C・グロス、監督は「F/X 引き裂かれたトリック」のロバート・マンデル、脚本はジョー・エスターハス、撮影はミロスラフ・オンドリチェク、音楽はブルース・ブロートンが担当。出演はリッキー・バスカー、ダリウス・マクラリーほか。
  • ホワイトナイツ 白夜

    制作年: 1985
    芸術の自由を求めて祖国を捨てたソ連の青年と、自国の政策に抵抗してソ連に亡命したアメリカの青年の友情を描く。製作はテイラー・ハックフォードとウィリアム・S・ギルモア、監督は「カリブの熱い夜」のテイラー・ハックフォード、脚本はジェームズ・ゴールドマンとエリック・ヒューズ。撮影はデイヴィッド・ワトキン、音楽はミシェル・コロンビエ、美術はフィリップ・ハリソンが担当。なお、ライオネル・リッチーが歌った主題歌「セイ・ユー・セイ・ミー」がアカデミー賞主題歌賞を受賞した。出演はミハイル・バリシニコフ、グレゴリー・ハインズ、イザベラ・ロッセリーニなど。
    80
  • ライトシップ

    制作年: 1985
    灯台船に乗り込んできた3人のならず者と、船員の闘いを描く。ヴェネチア映画祭審査員特別賞を受賞。製作はビル・ベネンソン、モリッツ・ボーマン。エグゼクティヴ・プロデューサーはライナー・ショーンライン。監督は「早春」(70)のイエジー・スコリモフスキー。ドイツの作家ジーグフリート・レンツの小説を基に、舞台を北海から米ノーフォークに移してウィリアム・マイ、デイヴィッド・テイラーが脚色。撮影は「早春」のチャーリー・スタインバーガー、音楽はスタンリー・マイヤーズが担当。出演はクラウス・マリア・ブランダウアー、ロバート・デュヴァル(ヴェネチア映画祭主演男優賞を受賞)ほか。
  • ジョディ・フォスターのヴィクトリア 禍いの家の花嫁

    制作年: 1985
    ジョディ・フォスターとジョン・リスゴー共演によるドラマ。孤児院で幼年期を過ごし、北アイルランドに住む実業家のオリバーと結婚したヴィクトリア。だがいつしかDVの傾向にあるオリバーに恐怖を抱くようになり、ヴィクトリアは義弟と不倫関係になる。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:マイケル・ローリン 製作・出演:ジョディ・フォスター 脚本:イエジー・スコリモフスキ 撮影:ルイス・ホーヴァス 出演:ジョン・リスゴー/マイケル・マーフィ/ダン・ショア/ハリー・アンドリュース
    74
  • ムーンライティング(1982)

    制作年: 1982
    1981年12月にポーランド全土に戒厳令が敷かれたことをきっかけに、急ピッチで作り上げられた、サスペンスフルな傑作。当時ロンドンに腰を据えて移住したばかりのスコリモフスキ監督の実体験が投影されている。『イエジー・スコリモフスキ〜「亡命」作家43年の軌跡』としてシネマート新宿他にて特集上映された。
  • 手を挙げろ!

    制作年: 1981
    久々に再会した男たちがかつての学生時代を振り返り、今の成功しながらも満たされぬ生活に不満をぶつけ合う様を描く人間ドラマ。監督・脚本・主演は「早春」のイエジー・スコリモフスキ。スコリモフスキが三度、主人公アンジェイ役を演じた"アンジェイもの"3部作の最終篇。1967年に製作されるも劇中のスターリンの肖像の表現の仕方に当局から上映禁止処分を受けた。以後、スコリモフスキは国外で活動することになる。1981年に禁止処分が解除されたことを受けて、新たに新規パートを撮影、再編集が行われた。カンヌ初上映版は90分。2010年5月29日より、東京・渋谷シアターイメージフォーラムにて開催された「イエジー・スコリモフスキ'60年代傑作選」でデジタル上映。
  • シャウト

    制作年: 1978
    恐ろしい能力を持つ男と関わり合いを持ってしまった男女の恐怖を描き、78年のカンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞した異色ホラー。長らく未公開だったが2014年8月16日より、Boid配給でイエジー・スコリモフスキ特集としてシネマート新宿にて上映された。
  • 早春(1970)

    制作年: 1970
    火となって燃えあがる十五歳の少年のういういしい異性への願望を描く。製作はヘルムート・イエデレ、監督はポーランド出身の新鋭イェジー・スコリモフスキー、脚本はスコリモフスキーとJ・グルーザ、B・サリク、撮影はチャーリー・スティンベルガー、音楽はキャット・スティーブンス、編集はバリー・ビンズが各々担当。出演は「きんぽうげ」のジェーン・アッシャー、「初恋(1971)」のジョン・モルダー・ブラウン、ディアナ・ドース、カール・マイケル・フォーグラー、クリストファー・サンフォード、バート・クウォーターなど。2018年1月13日よりデジタル・リマスター版が公開(配給:コピアポア・フィルム)。
    70
  • 出発(1967)

    制作年: 1967
    ポルシェに賭ける青年の恋と大人への成長を詩的でシュールなタッチで綴った青春映画。監督は「バリエラ」(66)「早春」(70)など、ロマン・ポランスキーと並ぶポーランド新世代の旗手と謳われたイェジー・スコリモフスキーで、母国を離れてベルギーで撮った監督第3作。脚本はスコリモフスキーとアンジェイ・コステンコ。撮影はウィリー・クラント。音楽はクシシュトフ・T・コメダで、主題歌のシャンソンはクリスチアーヌ・ルグラン。出演は,「大人は判ってくれない」「イルマ・ヴェップ」などヌーヴェルヴァーグの“顔”であるジャン=ピエール・レオ、「二十歳の恋」(レオと共演)「男性・女性」のカトリーヌ・イザベル=デュポールほか。
  • バリエラ

    制作年: 1966
    自分の人生に疑問を感じもがく男女が出会い恋に落ちる様を、美しいモノクロ映像と意表を突いた画面構成で描いたドラマ。監督は「不戦勝」のイエジー・スコリモフスキ。2010年5月29日より、東京・渋谷シアターイメージフォーラムにて開催された「イエジー・スコリモフスキ'60年代傑作選」でデジタル上映。
  • 不戦勝

    制作年: 1965
    気が進まない試合に出ることとなったボクサーの心の揺れを描くドラマ。監督・脚本・主演は「身分証明書」のイエジー・スコリモフスキ。前作「身分証明書」から6年後のアンジェイを描いた第2作。2010年5月29日より、東京・渋谷シアターイメージフォーラムにて開催された「イエジー・スコリモフスキ'60年代傑作選」でデジタル上映。
  • 身分証明書

    制作年: 1964
    兵役に出向く青年の屈折した内面を詩情あふれる映像と大胆なカメラワークで描いた作品。監督・脚本・主演はポーランドのイエジー・スコリモフスキ。これが長編デビュー作となった。2010年5月29日より、東京・渋谷シアターイメージフォーラムにて開催された「イエジー・スコリモフスキ'60年代傑作選」でデジタル上映。
  • 水の中のナイフ

    制作年: 1962
    イェジー・スコリモフスキー、ヤクブ・ゴールドベルク、ロマン・ポランスキーの共同脚本を新鋭ロマン・ポランスキーが監督した恋愛心理映画。撮影はイェジー・リップマン、音楽はクシシュトフ・コメダが担当した。出演は「夜行列車」のレオン・ニェムチック、新人ヨランタ・ウメッカ、ズィグムント・マラノウィッチなど。
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  • 夜の終りに

    制作年: 1960
    「灰とダイヤモンド」のイェジー・アンジェイエフスキーとイェジー・スコリモフスキーの脚本を「二十歳の恋」(ポーランド編)のアンジェイ・ワイダが監督した現代の若者たちを描いたドラマ。撮影はクシシュトフ・ウィニエウィッチ、音楽はクシシュトフ・コメダ。出演者は「暴力への回答」のタデウシュ・ウォムニツキ、「夜行列車」のズビグニエフ・チブルスキー、舞台のクリスティナ・スティプウコフスカなど。A・T・G第十三回上映作品。
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