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ケイト・ウィンスレットの関連作品 / Related Work
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リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界
制作年: 2023トップモデルから報道写真家に転身し、「シビル・ウォー アメリカ最後の日」の主人公のモデルになった女性、リー・ミラーの数奇な運命を映画化。1938年、親友たちと休暇を過ごしていたリーは、ローランドと恋に落ちる。だがその頃、青春を謳歌する彼らに、第二次世界大戦の脅威が迫っていた。製作総指揮と主演を務めたのは、リー・ミラーの生き方に感銘を受けた、「愛を読むひと」のケイト・ウィンスレット。出演は、「パーム・スプリングス」のアンディ・サムバーグ、「インフィニティ・プール」のアレクサンダー・スカルスガルド。「エターナル・サンシャイン」の撮影監督であるエレン・クラスの長編監督デビュー作。 -
アバター ウェイ・オブ・ウォーター
制作年: 2022全世界歴代興行収入記録を塗り替えたジェームズ・キャメロン監督によるSF大作「アバター」の続編。神秘の星パンドラの一員となりネイティリと家族を築いたジェイクだったが、再び人類がパンドラに現れ森を追われ、身を寄せた海の部族の元にも侵略の手が迫る。前作でパンドラの先住民ナヴィと人間のDNAを組み合わせた肉体〈アバター〉を得てパンドラに降り立ったジェイク役のサム・ワーシントンが続投。ゾーイ・サルダナ、シガーニー・ウィーバーも引き続き出演する。 -
アンモナイトの目覚め
制作年: 2020ケイト・ウィンスレットとシアーシャ・ローナンが共演したラブストーリー。人間嫌いの古生物学者メアリーは、ひょんなことから化石収集家の妻シャーロットを預かることに。自分とは正反対のシャーロットに苛立つメアリーだったが、次第に惹かれるようになる。監督は、「ゴッズ・オウン・カントリー」のフランシス・リー。プロデューサーは、「LION ライオン 25年目のただいま」のイエン・カニング。第73回カンヌ国際映画祭、第45回トロント国際映画祭オフィシャルセレクション選出作品。 -
ブラックバード 家族が家族であるうちに
制作年: 2019オスカー女優のスーザン・サランドンとケイト・ウィンスレットが初共演し母子を演じたドラマ。夫と暮らす静かな海辺の邸宅に娘たちとその家族、家族同然の親友を集めたリリー。彼女はある理由から死を覚悟し、最後の時間を過ごすために彼らを呼んだのだった。デンマーク映画「サイレントハート」を同作の脚本家クリスチャン・トープがアメリカ映画として脚色し、「ノッティングヒルの恋人」のロジャー・ミッチェルが監督を担当。出演は、「アリス・イン・ワンダーランド」シリーズのミア・ワシコウスカ、「ジュラシック・パーク」シリーズのサム・ニール。 -
ザ・マウンテン 決死のサバイバル21日間
制作年: 2017ケイト・ウィンスレットとイドリス・エルバ共演によるサバイバルアドベンチャー。翌日にN.Y.で結婚式を行うアレックスと、ボルティモアで手術の執刀をするベン。予定の飛行機が嵐の接近で欠航し、見知らぬふたりはセスナ機で目的地まで同乗することに。【スタッフ&キャスト】監督:ハニ・アブ・アサド 原作:チャールズ・マーティン 脚本:クリス・ワイツ 撮影監督:マンディ・ウォーカー 出演:ケイト・ウィンスレット/イドリス・エルバ/ダーモット・マローニー/ボー・ブリッジス60点 -
トリプル9 裏切りのコード
制作年: 2016「欲望のバージニア」のジョン・ヒルコートが、ケイシー・アフレック、キウェテル・イジョフォーら豪華キャストと組んだ犯罪アクション。警官が撃たれたことを意味する緊急コード“トリプルナイン”を利用した強盗計画が、予想外の事態に発展する。共演は「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」のアンソニー・マッキー、「スティーブ・ジョブズ」(15)のケイト・ウィンスレット、「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」のガル・ガドット。 -
素晴らしきかな、人生(2016)
制作年: 2016「プラダを着た悪魔」のデヴィッド・フランケル監督が、深い悲しみを乗り越える力を象った人間ドラマ。広告代理店の代表ハワードは最愛の人を亡くし、失意の底から抜け出せずにいた。同僚から心配される中、ある奇妙な3人との出会いが彼の人生を変えていく。悲しみに暮れるハワードを「メン・イン・ブラック」シリーズのウィル・スミスが、死・時間・愛を名乗る奇妙な3人をそれぞれ「黄金のアデーレ 名画の帰還」のヘレン・ミレン、歌手のジェイコブ・ラティモア、「はじまりのうた」のキーラ・ナイトレイが演じる。また、 「マイ・インターン」のセオドア・シャピロが音楽を担当し、冬のニューヨークを舞台にした本作に華を添える。70点 -
リベンジャー 復讐のドレス
制作年: 2015ケイト・ウィンスレット主演によるリベンジサスペンス。都会で仕立て屋として成功し、25年ぶりに故郷の田舎町に戻って来たティリー。彼女はその美貌で男たちを虜にし、ドレスで女たちを美しく変身させ、町に馴染んでいくが…。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:ジョスリン・ムーアハウス 脚本:P・J・ホーガン 撮影:ドナルド・M・マカルパイン 音楽:デヴィッド・ハーシュフェルダー 出演:ケイト・ウィンスレット/ジュディ・デイヴィス/リアム・ヘムズワース/ヒューゴ・ウィーヴィング0点 -
スティーブ・ジョブズ(2015)
制作年: 2015「スラムドッグ$ミリオネア」のダニー・ボイルがアップル社の共同創業者である故スティーブ・ジョブズの半生に迫った伝記ドラマ。MacintoshやiMacなどの3つの新作発表会にスポットを当て、その舞台裏と父としての素顔を浮き彫りにする。原案は、ウォルター・アイザックソンの同名ベストセラー。脚本を「ソーシャル・ネットワーク」のアーロン・ソーキンが担当。出演は「それでも夜は明ける」のマイケル・ファスベンダー、「愛を読むひと」のケイト・ウィンスレット、「ネイバーズ」のセス・ローゲン。70点 -
ヴェルサイユの宮廷庭師
制作年: 201517世紀のフランスを舞台に、ヴェルサイユ宮殿の庭園庭師に抜擢された女性の生き様を描いた歴史ドラマ。出演は「愛を読むひと」でアカデミー賞主演女優賞に輝いたケイト・ウィンスレット、「君と歩く世界」のマティアス・スーナールツ。「ハリー・ポッター」シリーズのアラン・リックマンが、出演と兼任で監督を務めた。64点 -
ダイバージェントNEO
制作年: 2015人々が性格別に5つの共同体いずれかに分類され管理下に置かれる未来都市を舞台に、どれにも当てはまらない異端者=ダイバージェントと判定された少女の戦いを描く、ベロニカ・ロスのヤングアダルトSF小説『ダイバージェント』シリーズの映画化第2弾。本作では少女の亡き両親が命がけで守ろうとしたある箱の謎に迫る。監督は「RED/レッド」「フライトプラン」のロベルト・シュヴェンケ。主人公の少女役のシャイリーン・ウッドリー、少女の恋人役のテオ・ジェームズ、少女を排斥しようとする権力者役のケイト・ウィンスレットら前作からのキャストに加え、「マルホランド・ドライブ」のナオミ・ワッツらが新たに参加。60点 -
ムービー43
制作年: 2013弟とともに「メリーに首ったけ」を監督したピーター・ファレリーが企画、「ラッシュアワー」のブレット・ラトナー、「スーパー!」のジェームズ・ガン、「ドクター・ドリトル2」のスティーヴ・カーら総勢10人の監督が集結したオムニバス・コメディ。「タイタニック」のケイト・ウィンスレットとデートする「レ・ミゼラブル」のヒュー・ジャックマンの首に信じられないものが現れ、「クラウド・アトラス」のハル・ベリーが意地の張り合いの果てに容貌を一変させ、「HACHI 約束の犬」のリチャード・ギアが等身大女性型音楽プレイヤーを開発する企業のお気楽なCEOを演じるなど、豪華キャストが下劣で下品、下衆なコメディに挑戦している。70点 -
レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで
制作年: 200850年代の米国郊外、パリへの移住を決めた夫婦が迎える衝撃の結末とは。監督は「アメリカン・ビューティー」のサム・メンデス。出演は「タイタニック」以来の共演となる「ブラッド・ダイヤモンド」のレオナルド・ディカプリオと「リトル・チルドレン」のケイト・ウィンスレット(第66回ゴールデン・グローブ賞主演女優賞受賞)。74点 -
マウス・タウン ロディとリタの大冒険
制作年: 2006クレイアニメを得意とするアードマンとドリームワークスが贈る冒険ファンタジー。ひとりぼっちのネズミ・ロディが、ひょんなことから辿り着いた“マウス・タウン”での生活を通して“家族愛”に目覚めていく。ハリウッドスターが声優として多数参加。【スタッフ&キャスト】監督:デヴィッド・ボワーズ 監督・原案:サム・フェル 原案・脚本:ディック・クレメント プロデューサー:セシル・クレイマー 出演(声):ヒュー・ジャックマン/ケイト・ウィンスレット/イアン・マッケラン/シェーン・リッチー/ジャン・レノ50点 -
オール・ザ・キングスメン(2006)
制作年: 2006金、出世、名誉、愛、裏切り。人間の本性を余すところ無く描き、ピュリッツアー賞に輝いたロバート・ペン・ウォーレンの実話小説をもとにした人間ドラマで、1949年度のアカデミー賞3部門(作品、主演男優、助演賞)を受賞したロバート・ロッセン監督の名作のリメイク。主演は、ショーン・ペン(「ミスティック・リバー」)、ジュード・ロウ(「リプリー」)、ケイト・ウィンスレット(「タイタニック」)。監督は「シビル・アクション」のスティーヴン・ゼイリアンだ。70点 -
ホリデイ(2006)
制作年: 2006休暇中に自宅を取り替える“ホーム・エクスチェンジ”により、運命の恋に出会う様を描いた男女四人が織り成すロマンティック・コメディ。出演は「イン・ハー・シューズ」のキャメロン・ディアス、「ネバーランド」のケイト・ウィンスレット、「ハッカビーズ」のジュード・ロウ、「ナチョ・リブレ/覆面の神様」のジャック・ブラック。監督は「恋愛適齢期」のナンシー・メイヤーズ。90点 -
ネバーランド
制作年: 2004『ピーター・パン』の物語を書いた劇作家ジェームズ・バリと、ピーターという名の少年の交流を描いた感動作。監督は「チョコレート」のマーク・フォースター。脚本はこれがデビューとなるデイヴィッド・マギー。原作はアラン・ニーの戯曲『The Man Who Was Peter Pan(ピーター・パンだった男)』。撮影は「チョコレー ト」のロベルト・シェイファー。音楽は「運命の女」のヤン・A・P・カチュマレク。美術は「キリング・ミー・ソフトリー」のジェマ・ジャクソン。衣裳は「コレリ大尉のマンドリン」のアレクサンドラ・バーン。出演は「シークレット・ウインドウ」のジョニー・デップ、「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」のケイト・ウィンスレット、「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」のジュリー・クリスティ、「マイ・ボディガード」のラダ・ミッチェル、「ニューオーリンズ・トライアル」のダスティン・ホフマン、「トゥー・ブラザーズ」のフレディ・ハイモア、「インティマシー/親密」のジョー・プロスペロ、これがデビューとなるニック・ラウドとルーク・スピル、「ハリー・ポッターと賢者の石」のイアン・ハート、「ゴスフォード・パーク」のケリー・マクドナルドほか。2004年ナショナル・ボード・オブ・レヴュー最優秀作品賞ほか受賞。90点 -
エターナル・サンシャイン
制作年: 2004記憶を除去する特殊な手術を受けた男女の恋の行方を描いたラヴ・ストーリー。監督・原案は「ヒューマンネイチュア」のミシェル・ゴンドリー。製作総指揮・脚本・原案は「ヒューマンネイチュア」「アダプテーション」のチャーリー・カウフマン。撮影は「アナライズ・ユー」のエレン・クラス。音楽は「パンチドランク・ラブ」のジョン・ブライオン。美術は「恋する遺伝子」のダン・リー。編集は「小説家を見つけたら」のヴァルディス・オスカードゥティル。衣裳は『マテリアル・ウーマン』(V)のメリッサ・トス。出演は「ブルース・オールマイティ」のジム・キャリー、「ネバーランド」のケイト・ウィンスレット、「スパイダーマン」シリーズのキルスティン・ダンスト、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのイライジャ・ウッド、「コラテラル」のマーク・ラファロ、「真珠の首飾りの少女」のトム・ウィルキンソンほか。2005年アカデミー賞オリジナル脚本賞ほか多数受賞。80点 -
ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
制作年: 2003同僚の女性をレイプ・殺害した罪で死刑目前の元大学教授にインタビューすることになった女性記者が、やがて彼の冤罪を信じ、独自の調査に乗り出す。ケビン・スペイシー、ケイト・ウィンスレット共演の重厚のサスペンス・ドラマ。監督は「ザ・コミットメンツ」のアラン・パーカー。90点 -
クリスマス・キャロル(2001)
制作年: 2001ケイト・ウィンスレットやニコラス・ケイジら、豪華キャストが声の出演を務めた、クリスマスの時期にピッタリな心温まる感動アニメーション。強欲な男が3人の亡霊に導かれ、優しさや愛に目覚めていく姿をファンタジータッチで描く。【スタッフ&キャスト】監督:ジミー・ムラカミ 原作:チャールズ・ディケンズ 美術監督:エロール・ブライアント 出演(声):サイモン・キャロウ/ケイト・ウィンスレット/リス・アイファンズ/ニコラス・ケイジ -
エニグマ
制作年: 2001ロバート・ハリスの大ベストセラー小説『暗号機エニグマへの挑戦』を、「ワールド・イズ・ノット・イナフ」のマイケル・アプテッド監督が映画化。第2次大戦下のイギリスを舞台に、ドイツ軍の難解な暗号システムに挑む暗号解読チームの活躍を描く。 -
アイリス
制作年: 2001アルツハイマーで苦しんだイギリスの女性作家アイリス・マードックと、夫の愛の生活を描いた実話ドラマ。監督・脚本は演劇界で活躍するリチャード・エア。共同脚本は「恋する予感」のチャールズ・ウッド。原作は、アイリスの夫の文芸評論家ジョン・ベイリーによる『アイリスとの別れ』。撮影は「ハリー・ポッターと秘密の部屋」のロジャー・プラット。音楽は「ビューティフル・マインド」のジェームズ・ホーナー。美術は「ブリジット・ジョーンズの日記」のジェマ・ジャクソン。編集は「ブリジット・ジョーンズの日記」のマーティン・ウォルシュ。衣裳は「プルーフ・オブ・ライフ」のルース・マイヤーズ。出演は「シッピング・ニュース」のジュディ・デンチ、「クイルズ」のケイト・ウィンスレット、「ブリジット・ジョーンズの日記」のジム・ブロードベント、「シャンプー台のむこうに」のヒュー・ボナヴィル、「キャリントン」のペネロープ・ウィルトン、「ノッティングヒルの恋人」のサミュエル・ウェスト、「102」のティモシー・ウェスト、「悪いことしましョ!」のエレノア・ブロンほか。2002年アカデミー賞助演男優賞、英国アカデミー賞主演女優賞、ゴールデン・グローブ賞助演男優賞ほか受賞。 -
クイルズ
制作年: 2000スキャンダラスなフランスの文学者、マルキ・ド・サドの晩年を描く作品。監督は「ライジング・サン」のフィリップ・カウフマン。脚本はダグ・ライト。撮影は「キャラクター 孤独な人の肖像」のロジェール・ストッファーズ。音楽は「リトル・ダンサー」のスティーヴン・ウォーベック。美術は「恋におちたシェイクスピア」のマーティン・チャイルズ。出演は「TATARI」のジェフリー・ラッシュ、「グッバイ・モロッコ」のケイト・ウィンスレット、「グラディエーター」のホアキン・フェニックス、「追撃者」のマイケル・ケインほか。2000年ナショナル・ボード・オブ・レビュー最優秀作品賞、最優秀助演男優賞ほか多数受賞。80点 -
グッバイ・モロッコ
制作年: 1998ロンドンからふたりの娘を連れてモロッコにやってきたシングルマザーの、自分探しの旅を描く女性映画。監督は『パパとマチルダ』(V)のギリーズ・マッキノン。製作は「魅せられて四月」のアン・スコット。製作総指揮はサイモン・ラルフとマーク・シヴァス。脚本は「ピアノ・レッスン」のビリー・マッキノン。監督のギリーズとは兄弟である。原作は精神分析の祖ジークムント・フロイトの孫娘、エスター・フロイトの小説『ヒディアス・キンキー』。撮影は「フル・モンティ」のジョン・デ・ボーマン。音楽はジョン・キーン。ジョージ・ハリスンの『ヒア・カムズ・ザ・サン』やジェファーソン・エアプレインの『サムバディ・トゥ・ラヴ』など70年前後のロック・ナンバーが使用されている。録音はブルーノ・シャリエ。美術はルイーズ・マルザロリとピエール・ゴンペルス。編集はピア・デ・チャウラ。衣裳は「スパイス・ザ・ムービー」のケイト・カリン。出演は「タイタニック」のケイト・ウインスレット、「憎しみ」のサイード・タグマウイ、新人の少女ベラ・リザとキャリー・ムーラン、「内なる傷痕」のピエール・クレマンティほか。 -
ハムレット(1997)
制作年: 199717世紀の文豪ウィリアム・シェイクスピアの言わずと知れた古典『ハムレット』を、舞台を中世から19世紀に移し、絢爛豪華なタッチで映画化。監督・脚本・主演は、「世にも憂鬱なハムレットたち」の英国演劇界の俊英ケネス・ブラナーで、オールスター・キャストで4時間の大作に挑んだ。製作はブラナーと「フランケンシュタイン」以降コンビを組むデイヴィッド・バロン。撮影は「アラビアのロレンス」「スカーレット・レター」のベテラン、アレックス・トムソン。音楽は「フェイク」のパトリック・ドイルで、主題歌『IN PEACE』をオペラ界の最高のテナー歌手プラシド・ドミンゴが歌う。美術はブラナーとは「ヘンリー5世」以降全作品で組む「オセロ」のティム・ハーヴェイ。編集は「世にも憂鬱なハムレットたち」のニール・ファレル。衣裳は『待ち焦がれて』(V)のアレックス・バーン。共演は「タイタニック」のケイト・ウィンスレット、「ドラゴンハート」のジュリー・クリスティ、「彼と彼女の第二章」のビリー・クリスタル、「ショート・カッツ」のジャック・レモン、「トゥルーライズ」のチャールトン・ヘストン、「ジャック」のロビン・ウィリアムス、「俺たちは天使だ」のジェラール・ドパルデューなど映画界のスターに加え、「世にも憂鬱なハムレットたち」のリチャード・ブライアーズ、マイケル・マロニー、ニコラス・ファレル、「シャイン」のジョン・ギールグッド、「愛と死の間で」のデレク・ジャコビ、「ロストワールド ジュラシック・パーク」のリチャード・アッテンボロー、「秘密と嘘」のティモシー・スポールほか豪華な顔触れ。80点 -
タイタニック(1997)
制作年: 1997北大西洋上で氷山に衝突し、20世紀最大の海難事故となった豪華客船タイタニック号の悲劇を、ラヴ・ストーリーの要素を交じえて描いたスペクタクル超大作。ほぼ原寸大に再現されたタイタニック号をはじめ、総製作費2億ドルという巨費を投じたゴージャスな雰囲気が見どころ。監督・脚本は「ターミネーター2」「トゥルーライズ」のジェームズ・キャメロン。SFXはキャメロン自身が設立した特撮工房のデジタル・ドメインがあたった。製作はキャメロンと「トゥルーライズ」のジョン・ランドー。製作総指揮のレイ・サンチーニ、撮影のラッセル・カーペンター、美術のピーター・ラモント、編集(キャメロンも参加)のコンラッド・バフ(「ダンテズ・ピーク」)とリチャード・A・ハリス、特殊効果コーディネーターのトーマス・L・フィッシャーは「トゥルーライズ」に続いての参加。共同製作はアル・ギディングス、グラント・ヒル、シャロン・マン。音楽は「身代金」「デビル」のジェームズ・ホーナー。衣裳は「レジェンド・オブ・フォール 果てしなき想い」のデボラ・L・スコット。スタント・コーディネーターは「ゴールデンアイ」のサイモン・クレーン。海洋部門コーディネーターは「ウォーターワールド」のランス・ジュリアン。主演は「ロミオ&ジュリエット」のレオナルド・ディカプリオと「日蔭のふたり」のケイト・ウィンスレット。共演は「トゥルーライズ」のビル・パクストン、「真夏の出来事」のビリー・ゼーン、「悪魔のような女」のキャシー・ベイツ、「許されざる者」のフランシス・フィッシャー、「ユージュアル・サスペクツ」のスージー・エイミス、「ファースト・ワイフ・クラブ」のヴィクター・ガーバー、「ゴースト&ダークネス」のバーナード・ヒル、「アナコンダ」のジョナサン・ハイド、「マウス・オブ・マッドネス」のデイヴィッド・ワーナー、「透明人間」(33)の老女優グロリア・スチュワートほか。70点 -
日蔭のふたり
制作年: 199619世紀のイングランドを舞台に、運命に翻弄されながらも愛を貫き通そうとする男女の姿を描いた文芸ラブ・ストーリー。イギリスの文豪トマス・ハーディの長編小説『日陰者ジュード』をホセイン・アミニが脚色し、テレビ界出身でこれが劇場用映画第2作のマイケル・ウィンターボトム(「GO NOW」)の監督で映画化。製作は、監督とレヴォリューション・フィルムズを主宰するアンドリュー・イートン、製作総指揮はマーク・シャイヴァスとスチュアート・ティル。撮影は「他人のそら似」のエドゥアルド・セラ、音楽は演劇界でも活躍するエイドリアン・ジョンストン、美術は「バック・ビート」のジョゼフ・ベネット、編集は「GO NOW」のトレヴァー・ウェイト、衣裳は「ウェールズの山」のジャンティ・イェイツ。主演は「デス&コンパス」のクリストファー・エクルストンと「いつか晴れた日に」のケイト・ウィンスレット。共演は「トゥルーナイト」のリアム・カニンガム、「ミュリエルの結婚」のレイチェル・グリフィス、英国を代表する喜劇女優のジューン・ホイットフィールドほか。 -
いつか晴れた日に
制作年: 1995近代英国を舞台に、対照的な性格の良家の姉妹が、結婚をめぐる愛とお金の問題を越えて幸福をつかむまでをコミカルに描いた一編。18世紀の女性作家ジェーン・オースティンが1795年に発表した小説『いつか晴れた日に 分別と多感』(小社刊)の映画化。脚色は、主演もつとめた「キャリントン」のエマ・トンプソンで、映画の脚本は初挑戦だったにもかかわらず、第68回アカデミー脚色賞を女優として初めて受賞。主要キャストも彼女の人選によるもので、英国を代表する映画・舞台俳優が集結。監督は「ウェディング・バンケット」「恋人たちの食卓」で、ニューヨーク・インディーズの旗手となった台湾出身の映画作家、アン・リー。エグゼクティヴ・プロデューサーは「サブリナ」のシドニー・ポラック、製作はポラックのミラージュ・プロの、「愛と死の間で」でトンプソンと組んだ、「サブリナ」のリンゼイ・ドラン。製作補はアン・リーの盟友で「推手」以来、パートナーを組むジェームズ・シェイマス、ローリー・ボーグ。撮影は「フォー・ウェディング」のマイケル・コールター、音楽は「リトル・プリンセス」のパトリック・ドイル、美術は「ハワーズ・エンド」(アカデミー賞受賞)のルチアーナ・アリジ、編集はアン・リーとは全作品で組むティム・スクイアーズ、衣裳は「眺めのいい部屋」(アカデミー賞受賞)のジェニー・ビーヴァンとジョン・ブライトのコンビがそれぞれ担当。共演は「乙女の祈り」のケイト・ウィンスレット、「恋する予感」のアラン・リックマン、「9か月」のヒュー・グラントほか。第68回アカデミー賞脚色賞受賞(エマ・トンプソン)はじめ、各賞にノミネート。96年度キネマ旬報外国映画ベストテン第10位。90点 -
乙女の祈り(1994)
制作年: 199454年6月にニュージーランドで起きた実際の事件に材を取り、多感な二人の少女が、殺人の凶行に駆り立てられるまでを追った異色の心理ドラマ。思春期の少女特有の純粋さと残酷さを描くヴィヴィッドな演出と、少女たちが夢見る幻想世界を表現する斬新なヴィジュアル・センスが見もの。監督は「ブレインデッド」の奇才ピーター・ジャクソン。製作は「ブレインデッド」ほか、彼の前2作でもジャクソンとコンビを組んだジム・ブース、エクゼクティヴ・プロデューサーはハンノー・フス。脚本はジャクソンとテレビ映画出身で89年以来彼とパートナーを組むフランシス・ウォルシュの共同。撮影のアルン・ボリンガー、音楽のピーター・ダセント、編集のジェイミー・セルカークら、ジャクソン作品の常連組のほか、ヴィジュアル・エフェクトをW.E.T.A.、美術をグラント・メイジャーがそれぞれ担当。主演の少女2人には新人のメラニー・リンスキーとケイト・ウィンスレットがそれぞれ起用された。劇中歌として、50年代の人気歌手マリオ・ランザの『フニクリ・フニクラ』やプッチーニの『蝶々夫人』が使われるなど音楽的に多彩な内容となっている。ちなみにモデルとなった2人は現在社会復帰しており、ポウリーンはオークランドの書店に勤務し、ジュリエットは英国に戻った後アン・ペリーの名前で作家になったと報じられている。
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