ナンニ・モレッティの関連作品 / Related Work

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  • チネチッタで会いましょう

    制作年: 2023
    「監督ミケーレ黄金の夢」でヴェネツィア、「ジュリオの当惑とまどい」でベルリン、「親愛なる日記」でカンヌと、40歳にして3大映画祭を制覇したナンニ・モレッティ監督が製作・脚本・出演も兼ねたコメディ・ドラマ。イタリア・ローマ郊外にあるヨーロッパ最大の撮影スタジオ、チネチッタ撮影所で撮影を敢行した。映画監督ジョヴァンニは新作の撮影中に立て続けに災難に見舞われ、自分が時代の変化についていけていないことに気付き、悩み焦り始める。ベテランの映画監督ジョヴァンニをナンニ・モレッティ監督自身が演じるほか、「母よ、」などモレッティ監督作常連のマルゲリータ・ブイや、フランスの俳優・監督マチュー・アマルリックらが出演。2023年第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作品。
  • 3つの鍵

    制作年: 2021
    ローマ の高級住宅街。同じアパートに住む3つの家族。顔見知り程度の隣人たちの扉の向こう側の顔を誰も知らない。ある夜の交通事故をきっかけに、それぞれがした選択が、次第に彼らをぎりぎりの淵まで追い詰めていく。扉を固く閉ざしてしまった彼らの、未来への扉を開く鍵は何なのか…‥。第74回カンヌ国際映画祭正式上映作品。2022年9月HTC有楽町他全国順次公開。(イタリア映画祭2022公式HPより)
  • 母よ、

    制作年: 2015
    ナンニ・モレッティによる自叙伝的作品。恋人と別れ、娘との関係も上手くいかず、さらに入院中の母の世話を抱えている女性映画監督マルゲリータ。アメリカから到着した主演俳優バリーとも確執が続く中、病院から母の余命宣告を受けてしまう。出演は「はじまりは5つ星ホテルから」のマルゲリータ・ブイ、「ジゴロ・イン・ニューヨーク」のジョン・タトゥーロ、「ローマ法王の休日」のナンニ・モレッティ。2015年(第68回)カンヌ国際映画祭エキュメニカル審査員賞受賞。
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    • 重厚感のある
    • ほのぼのとした
  • ローマ法王の休日

    制作年: 2011
    選出されたくないという願いもむなしく選ばれてしまった新しいローマ法王が、大観衆へ向けた就任演説直前にローマの街に逃げ出すハートウォーミングなコメディ。監督・脚本は「息子の部屋」でカンヌ国際映画祭の最高賞であるパルム・ドールを獲得したナンニ・モレッティ。本作に出演もしている。「昼顔」「ここに幸あり」などで知られるフランスの名優ミシェル・ピッコリが、逃げた先のローマで街の人々や彼らの真心などに触れて自らの存在意義を見出していく新法王をチャーミングに演じる。他、「アマチュア」のイエルジー・スチュエル、「イル・ポスティーノ」のレナート・スカルパらが出演。第64回カンヌ国際映画祭正式出品作品。
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  • クワイエット・カオス パパが待つ公園で

    制作年: 2008
    「息子の部屋」のナンニ・モレッティ脚本、主演のヒューマンドラマ。
  • それぞれのシネマ「映画ファンの日記」

    制作年: 2007
    『あなたにとって映画館とは』をテーマに、世界の名匠たちが【3分間】で撮ったオムニバスの一遍。カンヌ国際映画祭の60回目の開催を記念し製作された。
  • 夫婦の危機

    制作年: 2006
    元敏腕映画プロデューサーが、若い女性の脚本を映画化しようとしたことをきっかけに騒動が巻き起こる様子を通じて、家庭や仕事、イタリア政治の危機を描くコメディ。監督は「息子の部屋」のナンニ・モレッティ。出演は「恋するローマ、元カレ・元カノ」のシルヴィオ・オルランド、「ローマ法王の休日」のマルゲリータ・ブイ。
  • 息子の部屋

    制作年: 2001
    傷ついた家族が再生に向けて歩みだしていく様を描いた感動作。監督・脚本・主演は「ナンニ・モレッティのエイプリル」のナンニ・モレッティ。撮影は「親愛なる日記」のジュゼッペ・ランチ。共演は「僕のビアンカ」のラウラ・モランテ、新人のジャスミン・トリンカほか。2001年カンヌ国際映画祭パルムドール賞受賞。
  • ナンニ・モレッティのエイプリル

    制作年: 1998
    妻の出産・育児と自分の仕事との葛藤をドキュメンタリー風に描いたコメディ。監督・脚本・製作・主演は「親愛なる日記」のナンニ・モレッティ。撮影は「雨上がりの駅で」のジュゼッペ・ランチ。美術は「親愛なる日記」のマルタ・マッフッチ。編集はアンジェロ・ニコリニ。録音はアレッサンドロ・ツォノン。衣裳はヴァレンティーナ・タヴィアー二。共演は「ニルヴァーナ」のシルヴィオ・オルランドほか。
  • 親愛なる日記

    制作年: 1993
    現代イタリア映画界の才人監督、ナンニ・モレッティが個人的な日記に寄せて、3部構成でイタリアの今を浮き彫りにするシネ・エッセイ。76年の長編第1作『自立人間』(日本未公開)以来、「青春のくずや~おはらい」「監督ミケーレの黄金の夢」「僕のビアンカ」「赤いシュート」と、常に自作自演で“ミケーレ”という名の主人公を演じてきたモレッティが、初めて自分自身として登場している。作中にある通り、生死の間を彷徨した経験ののちに作られたが、従来以上の深みとそれを超克したかのような楽天的な姿勢が感動的。監督・脚本はモレッティ、製作はサケール・フィルムを共同で主宰する盟友のアンジェロ・バルバガッロ。見事な野外撮影を展開したのは「ノスタルジア」「グッドモーニング・バビロン!」の名手ジュゼッペ・ランチ アンジェロ・バルバガッロ。音楽は「赤いシュート」に次いで監督とは2作目となるニコラ・ピオヴァーニがスコアを書き、アンジェリック・キジョの『バトンガ』、レナード・コーエンの『アイム・ユア・マン』、ハレドの『ディディア』、そしてキース・ジャレットの名演『ケルン・コンサート』の挿入曲が効果的。共演は「フラッシュダンス」のジェニファー・ビールスと夫の映画監督アレクサンダー・ロックウェル、「フィオリーレ 花月の伝説」のレナート・カルペンティエリほか。94年カンヌ国際映画祭最優秀監督賞、94年ヨーロッパ映画賞最優秀作品賞、94年『カイエ・デュ・シネマ』誌ベストワンを受賞。
  • 赤いシュート

    制作年: 1989
    交通事故で記憶を失った若き共産党指導者が、自己を再発見していく姿を描いた人間ドラマ。監督・製作・脚本は「僕のビアンカ」のナンニ・モレッティ、製作はアンジェロ・バルバガッロ、撮影は「太陽は夜も輝く」のジュゼッペ・ランチ、音楽は「ボイス・オブ・ムーン」のニコラ・ピオヴァーニが担当。なお劇中、モレッティ監督の初期8ミリ短編La Sconfittaと、テレビ・オンエアの形でデイヴィッド・リーン監督の「ドクトル・ジバゴ」が挿入されている。
  • イタリア不思議旅

    制作年: 1988
    革命前夜のイタリアを旅する2人の牧童の姿を描くコメディ。製作はナンニ・モレッティとアンジェロ・バルバガッロ、監督・脚本はダニエル・ルケッティ、共同脚本はフランコ・ベルニーニとアンジェロ・パスクィーニ、撮影はフランコ・ディ・ジャコモ、音楽はニコラ・ピオヴァーニが担当。出演はパオロ・ヘンデル、ジョヴァンニ・グイデッリほか。
  • ジュリオの当惑

    制作年: 1985
    故郷のローマに戻って来た新米神父の姿を描く。製作はアキーレ・マンゾッティ、監督・脚本・原案はナンニ・モレッティ、共同脚本・原作はサンドロ・ペトラリア、撮影はフランコ・ディ・ジャコモ、音楽はニコラ・ピオヴァーニが担当。出演はナンニ・モレッティ、フェルッチョ・デ・セレサほか。1986年・第36回ベルリン国際映画祭にて銀熊賞(審査員特別賞)受賞。
  • 僕のビアンカ

    制作年: 1984
    周囲の環境に馴染めない潔癖症の男の破滅をアイロニカルに描くコメディ。製作はアキーレ・マンゾッティ、監督・脚本・主演は「ジュリオの当惑」のナンニ・モレッティ、共同脚本はサンドロ・ペトラリア、撮影はルチアーノ・トヴォリ、音楽はフランコ・バッティアートが担当。出演はほかにラウラ・モランテなど。
  • 監督ミケーレの黄金の夢

    制作年: 1981
    映画製作にとりかかろうとしている監督の苦悩を描くコメディ。製作はレンツォ・ロッセリーニ、監督・脚本・主演は「僕のビアンカ」のナンニ・モレッティ、撮影はフランコ・ディ・ジャコモ、音楽はフランコ・ピエルサンティが担当。出演はほかにラウラ・モランテなど。1981年・第38回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門にて審査員大賞を受賞。
  • 青春のくずや おはらい

    制作年: 1978
    夢や希望を失った若者たちの姿を描く青春コメディ。製作はマリオ・ガッロ、監督・脚本・主演は「監督ミケーレの黄金の夢」のナンニ・モレッティ、撮影はジュゼッペ・ピノリ、音楽はフランコ・ピエルサンティが担当。出演はほかにリナ・サストリなど。
  • 父 パードレ・パドローネ

    制作年: 1977
    非識字者だった羊飼いの少年が、学間を学び、厳格な父と対立しながらもたくましい知識欲によって成長していく姿を描く。ガヴィーノ・レッダの自伝(平凡社)の映画化で、彼自身も冒頭とラストに登場し、自らを語る。脚本・監督は日本初登場のパオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ兄弟。撮影はマリオ・マシーニ、美術はジョヴァンニ・ズバッラ、出演はオメロ・アントヌッティ、サヴェリオ・マルコーニ、マルチェッラ・ミケランジェリなど。この映画は、1977年のカンヌ国際映画祭グランプリと、同国際批評家大賞を受賞した。
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