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ウィリアム・チャンの関連作品 / Related Work
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ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件
制作年: 2023「インファナル・アフェア」シリーズ以来となるトニー・レオンとアンディ・ラウが共演したサスペンス・アクション。1980年代のバブル経済真っ只中の香港を舞台に、国民から100億ドルをだまし取った凄腕詐欺師とそれを追う執念の捜査官の攻防を描く。監督・脚本は、「インファナル・アフェア」3部作の脚本を手掛けたフェリックス・チョン。 -
私のプリンス・エドワード
制作年: 2019脚本家兼作詞家として長らく活躍してきたノリス・ウォンによる長編監督デビュー作。香港のウェディングショップで働くフォンは、ウェディングフォト専門店のオーナー・エドワードと同棲中。だがフォンは10年前、お金欲しさから中国大陸の男性と偽装結婚していた。出演は、歌手としても活躍するステフィー・タン、「世界で一番しあわせな食堂」のジュー・パクホン。新宿武蔵野館ほか『新世代香港映画特集2023』にて上映。 -
楊貴妃 Lady Of The Dynasty
制作年: 2015「妻への家路」のチャン・イーモウらが監督を務める歴史スペクタクル。唐王朝隆盛期。時の皇帝・玄宗は、戦死者弔いの儀で舞を披露する玉環に心を奪われる。その様子に気づいた皇后・武恵妃は、とっさに18番目の皇子・寿王の妃になる娘だと嘘をつくのだが……。出演は「X-MEN:フューチャー&パスト」のファン・ビンビン、「孫文の義士団」のレオン・ライ、「楊家将 烈士七兄弟の伝説」のウー・ズン、「四川のうた」のジョアン・チェン。「呉清源 極みの棋譜」のティエン・チュアンチュアンと新鋭シーチンがチャン・イーモウと共に監督を務める。特集企画『未体験ゾーンの映画たち2017』にて上映。 -
モンキー・マジック 孫悟空誕生
制作年: 2014「孫文の義士団」のドニー・イェン、「グリーン・デスティニー」のチョウ・ユンファ、「極限探偵」シリーズのアーロン・クォック、「着信あり2」のピーター・ホー、「インファナル・アフェア」のケリー・チャンらが共演するファンタジーアクション。天界と魔界の戦い後、天界を補修した欠片から生まれた孫悟空が、五行山に閉じ込められるまでを描く。監督は「アクシデント」のソイ・チェン。70点 -
白蛇伝説 ホワイト・スネーク
制作年: 2011中国に伝わる民間説話『白蛇伝』を題材にした伝奇ファンタジー・アクション。監督・アクション指導は、「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」シリーズのチン・シウトン。出演は、「エクスペンダブルズ」のジェット・リー、「ドラゴン・スクワッド」のホアン・シェンイー。第68回ヴェネチア国際映画祭特別招待作品。 -
さらば復讐の狼たちよ
制作年: 20101920年代の中国の地方都市を舞台に、冷徹な支配者に挑む義に厚い盗賊団のリーダーの姿を描くアクション大作。「鬼が来た!」のチアン・ウェンが監督・脚本・出演を担当。共演は、「シャンハイ」のチョウ・ユンファ、「運命の子」のグォ・ヨウ、「2046」のカリーナ・ラウ、「レッドクリフ」シリーズのフー・ジュン。 -
マーシャル・シティー 超人大戦
制作年: 2010ベニー・チャン監督、アーロン・クォック主演のSFアクション。サーカス団でピエロをしているサニーは、巡業先のマレーシアで財宝が隠されていると噂される洞窟に連れ込まれる。しかし、そこは旧日本軍の人体改造研究室だった。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:ベニー・チャン 撮影:アンソニー・プン 美術:ウィリアム・チャン VFX:ヴィクター・ウォン 出演:アーロン・クォック/スー・チー/ウー・ジン/コリン・チョウ -
冷たい雨に撃て、約束の銃弾を
制作年: 2009娘一家を犯罪組織に殺された元殺し屋の復讐を描くハードボイルド・アクション。監督は「エグザイル/絆」のジョニー・トー。出演は「クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち」のジョニー・アリディ、「サガン 悲しみよこんにちは」のシルヴィー・テステュー、「プラスティック・シティ」のアンソニー・ウォン、「エグザイル/絆」のラム・カートン、「新宿インシデント」のラム・シュ、「さそり(2008)」のサイモン・ヤムなど。 -
PUSH 光と闇の能力者
制作年: 2009国家によって開発された特殊能力者と、彼らを兵器として利用しようとする当局との攻防を描くSFアクション。監督は「ラッキーナンバー7」のポール・マクギガン。出演は「フェイク シティ ある男のルール」のクリス・エヴァンス、「リリィ、はちみつ色の秘密」のダコタ・ファニング、「紀元前1万年」のカミーラ・ベル、「ブラッド・ダイヤモンド」のジャイモン・フンスーなど。60点 -
マイ・ブルーベリー・ナイツ
制作年: 2007都市で出会って心を通いあわせた男女が結ばれるまでの気持ちの変遷を描くラブ・ロードムービー。主演は本作が映画デビュー作となるシンガーのノラ・ジョーンズ。共演に「コールド マウンテン」のジュード・ロウ、「スター・ウォーズ」シリーズのナタリー・ポートマンら。監督は、「2046」のウォン・カーウァイ。 -
かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート
制作年: 2006香港で35年以上愛され続けている国民的コミック「龍虎門」。絶大な人気を誇るこの原作から最高のキャラクターとエピソードを抽出して映画化されたアクション作品。主演はドニー・イェン(「HERO」)、ニコラス・ツェー(「PROMISE」)、ショーン・ユー(「ベルベット・レイン」)の三人。監督は「スパイチーム」のウィルソン・イップ。70点 -
ディバージェンス 運命の交差点
制作年: 2005一人の女性を中心に刑事と弁護士と殺し屋の運命が交わっていくアクション・ドラマ。監督は「香港国際警察/NEW POLICE STORY」のベニー・チャン。出演は「SPY_N」のアーロン・クォック、「風雲 ストームライダー」のイーキン・チェン、「レディ・ウェポン」のダニエル・ウー。 -
愛さずにいられない(2005)
制作年: 2005単調な結婚生活に疲れた人妻と美容師の禁断の愛を描いた官能ドラマ。主演は「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」のロザムンド・クワン。共演にTVドラマ『イルカ湾の恋人』のウォレス・フォ。「異邦人たち」を監督したスタンリー・クワンが製作総指揮を務める。 -
サイレンサー
制作年: 2005二人のオスカー俳優が“殺し屋”を競演するアクションサスペンス。監督は「チョコレート」のプロデューサー、リー・ダニエルス。出演は、「クィーン」で第79回アカデミー賞、ゴールデングローブ賞ほか多数の主演女優賞に輝いたヘレン・ミレン、落ち目のアメフト選手を演じた「ザ・エージェント」で第69回アカデミー助演男優賞に輝くキューバ・グッディング・Jr。 -
若き仕立屋の恋 Long version
制作年: 20042004年ヴェネチア国際映画祭で上映されたオムニバス映画「愛の神、エロス」の一編としてウォン・カーウァイ監督が手掛けた短編の拡張版。1960年代の香港。仕立屋見習いのチャンは、美しい高級娼婦ホアと出会い、何年にもわたり彼女の服を作り上げる。出演は、「西遊記 孫悟空vs白骨夫人」のコン・リー、「雪暴 白頭山の死闘」のチャン・チェン。2018年北京国際映画祭上映作品。 -
たまゆらの女<ひと>
制作年: 2002二人の男への思いに揺れる女の悲恋を描いたラヴ・ストーリー。監督・製作・脚本は「きれいなおかあさん」のスン・チョウ。原作・脚本は小説家のベイ・チュン。撮影は「ふたりの人魚」のワン・ユー。音楽は「花様年華」の梅林茂。編集も「花様年華」のウィリアム・チャン。出演は「きれいなおかあさん」のコン・リー、「ダブル・ビジョン」のレオン・カーフェイ、「初恋のきた道」のスン・ホンレイほか。 -
藍宇(ランユー) 情熱の嵐
制作年: 2001天安門事件に揺れる北京の街で、禁断の愛に身を投じた二人の男。彼らの10年にも及ぶ愛の軌跡を、「ホールド・ユー・タイト」「異邦人たち」のスタンリー・クワンが映画化。金のために初めて同性に身体を許した上、その相手を心から愛してしまう主人公・ラン・ユーを、「山の郵便配達」「小さな中国のお針子」の劉・(リィウ・イエ)が演じる。原作は中国のweb上において匿名で発表され、台湾で出版された小説『北京故事』。 -
花様年華
制作年: 2000既婚男女の切ない恋をスタイリッシュに描いたラヴ・ストーリー。監督・製作・脚本は「ブエノスアイレス」のウォン・カーウァイ。撮影は「孔雀」のクリストファー・ドイルと「フラワーズ・オブ・シャンハイ」のリー・ピンビン。音楽はマイケル・ガラッソ。美術・編集・衣裳は「ブエノスアイレス」のウィリアム・チャン。出演は「フラワーズ・オブ・シャンハイ」のトニー・レオン、「ひとめ惚れ」のマギー・チャン、「フラワーズ・オブ・シャンハイ」のレベッカ・パン、「欲望の街 古惑仔」シリーズのライ・チン、本業は小道具係のスー・ピンランほか。2000年カンヌ国際映画祭主演男優賞、高等技術賞、モントリオール映画祭最優秀作品賞、台湾金馬奨主演女優賞、撮影賞、衣裳賞、ヨーロッパ映画賞最優秀非ヨーロッパ映画賞、2001年セザール賞外国語作品賞ほか受賞。92点- おしゃれな
- かっこいい
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ブエノスアイレス
制作年: 199790年代を代表する映画作家、「欲望の翼」「天使の涙」のウォン・カーウァイが、南米はブエノスアイレスを舞台に、さすらうゲイの男二人の人生模様を鮮烈に綴った一編。デビュー以来一貫して香港を舞台にしてきたウォン監督が、初めて国外、しかもかねて彼が興味を寄せる、南米はブエノスアイレスを主要な舞台としてロケし、さらに初めて同性愛を題材に扱ったことも、話題となった。主演は香港はじめ中華圏を代表する二人の大スター、レスリー・チャンとトニー・レオン。撮影のクリストファー・ドイル、美術・編集のウィリアム・チョンは前作「天使の涙」に引き続いて参加した言わずと知れたカーウァイ組の常連。製作はカーウァイ、製作総指揮はチャン・イーチェン。また、アソシエイト・プロデューサーは、日本で「欲望の翼」以来国内配給を手掛けてきたプレノンアッシュ代表の篠原弘子と、T・J・チョン、クリストフ・ツァンの共同。製作主任はジャッキー・パン。衣裳デザインとして菊池武夫が協力している。音楽はエンド・タイトルの英語題同名歌を演奏するダニー・チョンの名前がクレジットされているが、劇中ではカエターノ・ヴェローゾ、アストル・ピアソラ、フランク・ザッパなど、ヴァラエティに富んだ選曲で聞かせる。「カップルズ」などエドワード・ヤン作品で売る台湾の若手、チャン・チェンがトニー・レオンにからむ若い男として共演。第50回(97年)カンヌ映画祭最優秀監督賞受賞。97年キネマ旬報外国映画ベスト・テン第6位。 -
008皇帝ミッション
制作年: 199690年代の香港映画界最高のマネー・メイキング・スターことチャウ・シンチー主演による、「0061・北京より愛をこめて!?」に続くスパイ・アクション・コメディ。香港では96年興行収入第2位と大ヒットを記録。監督はビンセント・コックとシンチーの共同。脚本はコック、シンチーに、ロウ・マンセンの共同。製作は「エボラ・シンドローム 悪夢の殺人ウィルス」のバリー・ウォン。音楽はシンチーとは「食神」でも組んだ、香港ロック・シーンを代表するミュージシャン、タッツ・ラウ(出演も)。カリーナ・ラウの衣裳は「楽園の瑕」のウィリアム・チョン。共演は「楽園の瑕」のカリーナ・ラウ、「野獣の瞳」のカルメン・リー、「0061」「チャイニーズ・オデッセイ」のロー・ガーインほか。96年東京国際ファンタスティック映画祭出品作品。 -
楽園の瑕
制作年: 199690年代を代表する映画作家、「恋する惑星」「天使の涙」のウォン・カーウァイが、伝説の剣士たちの青春群像を鮮烈な感覚で綴った一編。中国の人気武侠小説家、金庸の代表作『射[周鳥]英雄傳』(邦訳・徳間書店刊)を基に、原作では老人である主人公らの若き日の姿を描くという設定で、カーウァイが脚本を執筆。アソシエイト・プロデューサーは「ソウル」などの監督でもあるシュウ・ケイ。エグゼクティヴ・プロデューサーはカーウァイの盟友で「チャイニーズ・オデッセイ」などの監督でもあるジェフ・ラウ、撮影のクリストファー・ドイル、美術・編集・衣装のウィリアム・チョン、音楽のフランキー・チャン、ローウェル・A・ガルシアとカーウァイ作品の常連スタッフが集結。他に編集で「風にバラは散った」などの監督でもあるパトリック・タム、カイ・キッウァイ、コン・ジ・ラウ、武術指導に「カンフー・カルト・マスター/魔教教主」のサモ・ハン・キンポーらが参加。出演は「欲望の翼」のレスリー・チャン、マギー・チャン、トニー・レオン、カリーナ・ラウ、ジャッキー・チュンに加え、「恋する惑星」のブリジット・リン、「黒薔薇VS黒薔薇」のレオン・カーフェイ、当時ほとんど演技経験のないまま、降板したジョイ・ウォンに代わって起用された「天使の涙」のチャーリー・ヤンと香港映画界のスターが競演。94年ヴェネチア映画祭金のオゼッラ賞、第14回香港電影金像奨撮影賞・美術賞、第31回台湾金馬賞撮影賞・編集賞受賞。 -
花の影
制作年: 199620年代、混乱の中華民国時代、とある名家をめぐる男女の退廃的な恋愛模様を、エキゾチシズムあるれる壮麗なスケールで描くメロドラマ。監督は「さらば、わが愛/覇王別姫」のチェン・カイコーで、製作も同作で組んだシー・フンとトン・チュンニェン。カイコーとワン・アンイーの原案をもとに、「ソウル」などの作品で知られる香港の映画作家シュウ・ケイが脚本を執筆。撮影は「楽園の瑕」の名手クリストファー・ドイル。音楽は「黄色い大地」「秋菊の物語」のチャオ・イーピン。20年代の租界時代の上海を再現する大セットを建築した美術はホァン・チァグイが担当。出演は「さらば、わが愛/覇王別姫」のレスリー・チャンとコン・リー、ディヴィッド・ウーほか。 -
wkw/tk/1996@/7’55”hk.net
制作年: 1996世紀末の香港に生きる日本人青年のある日常を、モノローグでスタイリッシュに切り取った短編。監督は90年代を代表する映画作家ウォン・カーウァイ。かねてファンだったファッション・デザイナー菊池武夫の打診を受け、彼をエグゼクティヴ・プロデューサーに迎え、短期間で脚本もない状態で即興的に撮り上げた。撮影のクリストファー・ドイル、美術・編集のウィリアム・チャンは「天使の涙」などでおなじみのカーウァイ組の常連スタッフ。出演は「ACRI」の浅野忠信、「天使の涙」のカレン・モク。一部がテレビ各局でワールドのCMとしても放映された。 -
ブレード/刀
制作年: 1995亡き父の形見である折れた刀を武器に、仇に挑む青年の戦いを描いた時代劇アクション。76年のジミー・ウォン主演作「独臂刀」(日本未公開)を、本作の後に「ダブルチーム」でハリウッド・デビューを果たしたツイ・ハークの監督・製作・脚本・編集でリメイク。製作総指揮はハークとコンビを組むレイモンド・チョウ、脚本はツイ・ハーク、ソー・マンシン、コアン・ホイの共同。撮影はコン・セイ、音楽はウィリアム・フーとウィリアム・ウォンの共同、主題歌は女優でもあるサリー・イップ、美術はウィリアム・チャン、ヤウ・ワイミン、ビル・ライ、編集はツイ・ハークとコン・マ、衣裳はウィリアム・チャン、アクション監督はユン・ブン、タン・ワイ、マン・ホイ。主演は「青蛇転生」「金玉満堂 決戦!炎の料理人」でもツイ・ハークと組んだウィン・ツァオ。共演は「ダブルチーム」のシャン・シンシン、「世界の涯てに」のチャン・ホー、「恋する惑星」のヴァレリー・チョウ、「新・欲望の街II 97古惑仔・最終章」のマイケル・ツェとジェイソン・チューほか。 -
夜半歌聲 逢いたくて、逢えなくて
制作年: 1995かつての舞台の名優が悲恋の末、怪人となって甦り、積年の宿願を遂げようとする姿を華麗に描いた時代物サスペンス。戦前の上海映画界の名匠馬徐維邦の『夜半歌聲』(37)のリメイクで、主演は「君さえいれば/金枝玉葉」のレスリー・チャン、監督は「白髪魔女伝」のロニー・ユーで、67年のユアン・チウファン監督版に次いで3度目の映画化。撮影のピーター・パウ、美術のエディ・マーは「白髪魔女伝」でもロニー・ユーと組んだ。衣裳はウォン・カーウァイ作品で知られるウィリアム・チョン。共演は「恋人たちの食卓」のウー・チェンリン(広東語ではン・シンリン)、「人生は琴の弦のように」のホアン・レイ、本作で脚本も担当したロイ・ゼットーほか。香港で製作されたが、全編北京語が使用され、公開時には北京語、広東語の2ヴァージョンで公開されたのは珍しい。 -
金玉満堂 決戦!炎の料理人
制作年: 1995中華料理の名門レストランを舞台に、元名料理人たちが悪の料理人集団と料理対決を繰り広げるアクション・コメディ。監督は『青蛇転生』(V)のツイ・ハーク。製作は彼と「ゴールデン・ガイ」などのレイモンド・ウォンの共同。脚本はハークとフィリップ・チェン、ン・マンファイの共同。撮影は「テラコッタ・ウォリア/秦俑」「フル・ブラッド」のピーター・ポー、音楽は「黒薔薇VS黒薔薇 kurobara tai kurobara」など、多作なローウェル・ロー、美術・衣装は「恋する惑星 CHUNGKING EXPRESS」(美術)はじめウォン・カーウァイ全作品や「スウォーズマン 女神復活の章」(衣装)のウィリアム・チョンがそれぞれ担当。出演は「さらば、わが愛 覇王別姫」「白髪魔女伝」のレスリー・チョン、「つきせぬ想い」のアニタ・ユン、ツイ・ハーク作品の主演は「上海ブルース」以来11年ぶりとなる『大英雄』(V)のケニー・ビー、「恋人たちの食卓」のジャウ・ウェンジュオ、「新ポリス・ストーリー」のロー・ガーイン、「エドワード・ヤンの恋愛時代」のニー・シューチュン、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナIII/天地争覇』(V)のション・シンシンなど。 -
トワイライト・ランデヴー
制作年: 1995時間を超えて愛し合う運命に陥った恋人たちの姿を描くファンタジー・ロマンス。監督・製作は、80年代、すれ違いラヴ・ロマンスの一編「上海ブルース」(84)で名を挙げた「金玉満堂/決戦!炎の料理人」の名匠ツイ・ハーク。エグゼクティヴ・プロデューサーは「恐怖分子」のレイモンド・チョウ、邱復生、脚本はハークと「スウォーズマン/女神復活の章」のロイ・ゼットー、シャロン・ホイの共同、撮影は「金玉満堂」のピーター・ポウ、音楽は「ターゲット・ブルー」のウィリアム・フー、レイモンド・ウォン、美術は「恋する惑星」などのウィリアム・チャン、ジョエル・チャン、編集は「金玉満堂」のマク・チーセン、SFXは「城市特警」などでハークと組む新視覚特技工作室がそれぞれ担当。主演は香港の人気アイドル、ニッキー・ウーとチャーリー・ヤン。ちなみに、二人は「バタフライ・ラヴァーズ」(94)で共演済みだが、日本公開は本作が先になった。 -
天使の涙
制作年: 1995ネオンきらめく香港の街の音と光の中、5人の若者たちの恋と青春群像を描いた一編。監督・脚本は「欲望の翼」「恋する惑星」のウォン・カーウァイ。全編にわたる極端な超ワイドレンズの使用、トレードマークとなったコマ落とし/コマ伸ばしの連続によるアクション場面の躍動感、光と音の斬新な使い方など、その斬新なビジュアル・センスにさらに磨きがかかった。当初、3話から成るはずだった「恋する惑星」で省略したエピソードを発展させたものだが、監督自身は「同じスピリットから生まれたもので、続編ではない」と発言している。製作は「黒薔薇VS黒薔薇」「チャイニーズ・オデッセイ」など娯楽作品の監督でもあるジェフ・ラウ、撮影は「欲望の翼」以来コンビを組むクリストファー・ドイル、美術は「いますぐ抱きしめたい」以降のカーウァイと組むウィリアム・チョンなど、カーウァイ作品の常連スタッフが集結。出演は「妖獣都市・香港魔界篇」「シティー・ハンター」のレオン・ライ、「スウォーズマン/女神伝説の章」のミシェル・リー、「恋する惑星」の金城武、「バタフライ・ラヴァーズ」「トワイライト・ランデブー」のチャーリー・ヤン、「チャイニーズ・オデッセイ」のカレン・モク。 -
バタフライ・ラヴァーズ(1996)
制作年: 1994運命に引き裂かれながらも愛し合う男女の悲恋を描くラヴ・ファンタジー。京劇などで知られ、リー・ハンシャン監督版(63)など映画化も多数の古典『梁山伯與祝英台』を、「金玉満堂/決戦!炎の料理人」の才人ツイ・ハークの監督・製作で映画化。脚本はハークとシャロン・ホイの共同。エグゼクティヴ・プロデューサーは「恐怖分子」のレイモンド・チョウ。撮影は「金玉満堂」のピータ・ポウ。音楽は「ラスト・ヒーロー・イン・チャイナ/烈火風雲」のジェームズ・ウォン、クォン・チーレオン、「トワイライト・ランデヴー」のレイモンド・ウォンの共同、美術・衣裳は「恋する惑星」のウィリアム・チョン、編集は「金玉満堂」のマク・チーセン、SFXは新視覚特技工作室がそれぞれ担当。主演は香港の人気アイドル、ニッキー・ウーとチャーリー・ヤンで、女優が男形を演じる歌劇という従来の『梁山伯與祝英台』の映画化パタンを破った新感覚の演出も話題になった。 -
男たちの挽歌4
制作年: 199480年代を席捲した〈香港ノワール〉ブームを産んだ、チョウ・ユンファ主演、ジョン・ウー監督の人気シリーズをもとに、「ゴッド・ギャンブラー 完結編」のバリー・ウォンが監督・製作・脚本を手がけ、若手俳優を起用、スタッフ・内容もリニューアルして製作した一編。エグゼクティヴ・プロデューサーは「酔拳2」のバービー・トン、撮影は『BLACK CAT/黒い女豹』(V)のチェン・シュウキョン、音楽は 浩傑、李莫金、美術監修は「欲望の翼」「恋する惑星 CHUNGKING EXPRESS」ほかのウィリアム・チョン、武術指導は「スウォーズマン 女神復活の章」のラム・ディックォンと『レディ・ソルジャーズ エリツィン暗殺指令』(V)のプーン・キンクァンがそれぞれ担当。出演は「つきせぬ想い」のイーキン・ツェンとラウ・チンワン、バリー・ウォン作品の常連「ゴッド・ギャンブラー 完結編」のチンミー・ヤウ、「酔拳2」でジャッキー・チェンと渡りあう悪役を怪演したロー・ホイクゥン、「フル・ブラッド」のミッシェル・ウォン、「ターゲット・ブルー」のイー・シンなど。 -
恋する惑星
制作年: 199490年代を代表する映像作家、「いますぐ抱きしめたい」「欲望の翼」のウォン・カーウァイが、香港は重慶マンション周辺を舞台に、ある二組のカップルの出会いをめぐるドラマを独自の語り口と映像感覚で綴った一編。彼自身の製作会社であるジェット・トーン・プロの第1作で、製作は彼の盟友にして香港映画界で八面六臂の活躍をみせる、「黒薔薇VS黒薔薇 kurobara tai kurobara」「フル・ブラッド」の異才ジェフ・ラウが参加。撮影は前半部をカーウァイの劇場第一作「いますぐ抱きしめたい」のアンドリュー・ラウ(ラウ・ワイキョン)が、後半部を「欲望の翼」のクリストファー・ドイルがそれぞれ担当。音楽は本来は監督も手掛ける映画人である『東邪西毒』のフランキー・チャン、美術はカーウァイの全4作を手掛ける、「スウォーズマン 女神復活の章」のウィリアム・チョンがそれぞれ担当。出演は「悲情城市」「欲望の翼」などのトニー・レオン(本作で香港電影金像奨主演男優賞受賞)、『北京オペラブルース』(V)、「スウォーズマン 女神復活の章」のブリジット・リンの実力派俳優に、本作がスクリーン・デビューとなる新人2人、香港一の若手女性人気歌手フェイ・ウォンと台湾のニューフェイス、日台ハーフの金城武がからむという好対照なキャスティング。加えて「月夜の願い」のチャウ・カーリンがスチュワーデス役で出演。効果的に使用される劇中曲は、デニス・ブラウンの『Sings in Life』、ママス&パパスの『夢のカリフォルニア』、ダイナ・ワシントンの『縁は異なもの』、フェイ・ウォンの『夢中人』(クランベリーズの『Dreams』のカヴァー)ほか。95年香港電影金像奨作品・監督・主演男優賞受賞。 -
暗戀桃花源
制作年: 1992同じ舞台で繰り広げられる羽目になった悲劇と喜劇が、やがていつの間にか交じり合い、調和し、様相を変えていくさまを描く寓意的な物語。86年に台北で初演されて以来、各国で好評を博した同名舞台を、その作・演出を手掛け、台湾演劇界のリーダー的存在である頼聲川が自ら脚色・初監督して映画化。製作は頼聲川が主宰する劇団表演工作坊のマネージング・ディレクターであり、私生活でも彼のパートナーである丁乃竺。撮影と照明は「欲望の翼」「恋する惑星 CHUNGKING EXPRESS」の杜可風、美術と衣裳は「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」の張叔平が担当。音楽は日本のジャズ・ミュージシャンで「十九才の地図」の板橋文夫と「新・悲しきヒットマン」の梅津和時が参加している。主演は「恋する惑星 CHUNGKING EXPRESS」の林青霞、「エドワード・ヤンの恋愛時代」の金士傑、「恐怖分子」の李立羣と顧寶明ほか。92年台湾金馬奨最優秀脚色・助演男優賞他、各国の映画祭で数々の賞を受賞。 -
チャイニーズ・ゴースト・ストーリー3
制作年: 1991邪悪な妖魔と僧侶との戦いをSFXを駆使して描くファンタジー・ホラーのシリーズ第3弾。監督と製作には前2作と同様に程小東と徐克があたり、脚本は徐克と司徒慧、撮影は劉滿棠、音楽は載楽民と黄霑、SFXは徐克が主宰するシネフェックス・ワークショップが担当。90点 -
欲望の翼
制作年: 19901960年の香港を舞台に6人の若者の青春群像を、オールスター・キャストと独自のスタイリッシュな話法で綴る前衛的大作。脚本・監督は前作「いますぐ抱きしめたい」でデビューしたウォン・カーウァイ、エグゼクティヴ・プロデューサーは70年代香港映画のスター、アラン・タン、撮影は「ソウル」のクリストファー・ドイルが担当。2018年2月3日よりデジタルリマスター版が公開(配給:ハーク)。デジタル・リマスター版ではカットされていた約1分間のシーンが復活したオリジナル・バージョンの4Kレストア版が、2023年12月8日よりBunkamura ル・シネマ渋谷宮下にて劇場上映(配給:ハーク)。86点- おしゃれな
- かっこいい
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ペディキャブ・ドライバー
制作年: 198940年代のマカオを舞台に、ペディキャブ(自転車で引く人力車)の車夫が、恋に喧嘩に大活躍するアクションもの。監督・製作・主演の3役をこなしたのは「五福星」シリーズなど諸作で知られるサモ・ハン・キンポーで、彼の80年代の活動における集大成というべき一編。脚本は「ハードボイルド 新・男たちの挽歌」のバリー・ウォン(王晶とは別人)と「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」のユェン・カイチー、音楽は「誰かがあなたを愛している」のローウェル・ロー(助演も)、美術は「恋する惑星」のウィリアム・チョン。共演は「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズのモク・シウチョン(マックス・モク)、「スウォーズマン/女神伝説の章」のファニー・ユン、「ツイン・ドラゴン」のニナ・リー、「山中傅奇」「空山霊雨」のスン・ユエなど。また、サモ・ハンの人脈を反映して、「霊幻導士」シリーズのラム・チェンイン、「酔拳2」のラウ・カーリョンたちがカメオ出演している。別邦題「帰って来たデブゴン 昇龍拳」。 -
いますぐ抱きしめたい
制作年: 1988香港北部、モンコクの暗黒街に生きる青春群像をスタイリッシュな映像の中に切り取ってみせた、「最後勝利」の脚本家ウォン・カーウェイの監督デビュー作。撮影はアンドリュー・ラウ、音楽をダニー・チャンが担当。出演はアンディ・ラウ、マギー・チャンほか。4Kレストア版が、2023年12月8日よりBunkamura ル・シネマ渋谷宮下にて劇場上映(配給:ハーク)。62点 -
レスリー・チャン 嵐の青春
制作年: 1982衝撃的にこの世を去ったレスリー・チャンがアイドルスターとして活躍していた80年代初期に、俳優として高い評価を受け、第2回香港電影金像奨助演男優賞にノミネートされた作品が、日本で限定公開。1980年代香港青春映画の傑作と言われ、1989年に日本で開催された“香港電影祭”で1度だけ上映され、レスリー・チャンのファンだけでなく一般の映画ファンからも公開が熱望されていた幻の映画。デザイナー志望の青年と日本から帰ってきた従姉妹は、それぞれに熱烈な恋を燃え上がらせるが、やがて思いがけない悲劇に襲われる。
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