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千石規子の関連作品 / Related Work
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東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007)
制作年: 2007母の女手一つで育てられた主人公(オダギリジョー)が、ガンに冒されつつも気丈に生きる母を支え、やがてその死を看取る…。互いを思いやりながら慎ましく暮す母と息子の姿を堅実な演出力によって描き出した自伝的ストーリー。原作はリリー・フランキーの同名小説。出演はオダギリジョー、樹木希林、内田也哉子。監督は松岡錠司。脚本は松尾スズキ。78点 -
OUT
制作年: 2002殺人事件をきっかけに、最悪の状況からOUT(脱出)しようとする4人の女たちの姿を、コミカルかつスリリングに描いたサスペンス。監督は「笑う蛙」の平山秀幸。98年度日本推理作家協会長篇賞を受賞した桐野夏生による同名小説を基に、「豚の報い」の鄭義信が脚色。撮影を「明日があるさ」の柴崎幸三が担当している。主演は、「木曜組曲」の原田美枝子、「陽はまた昇る」の倍賞美津子、「金融破滅ニッポン 桃源郷の人々」の室井滋、「木曜組曲」の西田尚美。第76回本誌日本映画ベスト・テン第4位、日本映画助演男優賞(香川照之)受賞、第26回日本アカデミー賞優秀主演女優賞(原田美枝子)、優秀助演女優賞(倍賞美津子)、優秀監督賞受賞、第57回毎日映画コンクール日本映画優秀賞、監督賞、脚本賞受賞、第15回日刊スポーツ映画大賞助演男優賞(香川照之)受賞、日本映画ペンクラブ賞日本映画第3位、第24回ヨコハマ映画祭2002年日本映画ベストテン第2位、監督賞、撮影賞受賞作品。 -
罠 THE TRAP(1996)
制作年: 1996横浜の名探偵・濱マイクが連続殺人事件の犯人によって仕組まれた罠に嵌められ絶対絶命の窮地に立たされてしまうサスペンス・シリーズの完結篇にあたる第3作。監督は「遥かな時代の階段を」の林海象。脚本は林と、やはり「遥かな時代の階段を」で組んだ天願大介との共同。撮影は「セラフィムの夜」の長田勇市が担当している。主演は「コールド・フィーバー」の永瀬正敏で、二役に挑んだ。共演にいつものレギュラーメンバーのほか、「夜がまた来る」の夏川結衣、「大失恋。」の山口智子など。R指定。60点 -
遥かな時代の階段を
制作年: 199594年に公開された「我が人生最悪の時」に続く、“私立探偵濱マイクシリーズ”の第2弾。監督は前作も手掛けている林海象。脚本は林と「アジアン・ビート アイ・ラブ・ニッポン」の天願大介の共同。主演はもちろん前作同様、永瀬正敏があたっている。日本探偵協会推薦。60点 -
男はつらいよ 寅次郎紅の花
制作年: 1995松竹のお正月の顔“寅さん”の活躍を描くシリーズ第48作は、奄美大島を舞台にした物語。監督は「男はつらいよ 拝啓 車寅次郎様」の山田洋次。脚本は山田と朝間義隆の共同。撮影は「時の輝き」の長沼六男で、先頃永眠した高羽哲夫の名も撮影監督としてクレジットされている。マドンナは、本シリーズには「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花」以来15年ぶりに登場の浅丘ルリ子で、今回で4回目となる当たり役・リリーを演じている。出演は倍賞千恵子、吉岡秀隆らおなじみのメンバーのほかに、「キャンプで逢いましょう」の後藤久美子が泉役で3年ぶり5度目の登場を果たした。翌年49作目の撮影を前に渥美清が死去したことにより、今作がシリーズ最終作となった。90点 -
ふたりだけのアイランド
制作年: 1991無人島へハネムーンに出掛けた新婚カップルが、結婚の夢と現実との違いに揺れ動く姿を描く。箕田律子原作『新婚旅行は無人島』の映画化で、脚本・監督は「砂の上のロビンソン」のすずきじゅんいち。撮影は「マドンナのごとく」の姫田真佐久がそれぞれ担当。 -
パンツの穴 キラキラ星みつけた!
制作年: 1990諏訪湖を舞台に、多感な中学生たちの青春模様を描く。雑誌『BOMB!』連載の同名人気コーナーの映画化第五弾で、脚本・監督は「ホテトル天使・恥辱の罠」の鎮西尚一。共同脚本はふかやじんいち。撮影は福沢正典がそれぞれ担当。 -
六本木バナナ・ボーイズ
制作年: 1989東京・六本木を舞台に幼馴染みの二青年とヤクザとの争いを描く。喜多嶋隆原作の同名小説の映画化で、脚本は「もっとあぶない刑事」の柏原寛司が執筆。監督は「バカヤロー!2 「幸せになりたい。」」(「女だけトシとるなんて」)の成田裕介、撮影は「もっとあぶない刑事」の柳島克己がそれぞれ担当。主題歌は、清水宏次朗(「俺たちのシーズン」)。60点 -
はいからさんが通る(1987)
制作年: 1987大正後期、お転婆でハイカラな女の子が許婚の青年軍人と出逢い、繰りひろげる恋と冒険を描く。大和和紀原作の同名漫画の映画化で、脚本は「シャコタン・ブギ」の西岡琢也が執筆。監督は「いとしのエリー」の佐藤雅道、撮影は「スケバン刑事」の大町進がそれぞれ担当。90点 -
童貞物語(1986)
制作年: 1986童貞にオサラバしようとハッスルする少年たちのひと夏を描く。学研の「MOMOCO」に連載中の「童貞物語」の映画化で、脚本は「パンツの穴 花柄畑でインプット」の掛札昌裕、監督も同作の小平裕、撮影は「山下少年物語」の加藤雄大がそれぞれ担当。 -
ボクの女に手を出すな
制作年: 1986みなし児のツッパリ娘が大富豪のお坊ちゃまの家庭教師をすることになり、誘拐事件に巻き込まれていく姿を描く。桑原譲太郎原作の同名小説の映画化で、脚本は「制服百合族 悪い遊び」の斉藤博と中原俊の共同執筆。監督は「イヴちゃんの花びら」の中原俊、撮影は「部長の愛人 ピンクのストッキング」の鈴木耕一がそれぞれ担当。60点 -
近頃なぜかチャールストン
制作年: 1981非行中年グループと非行少年の奇妙な交流を描く。脚本は「英霊たちの応援歌 最後の早慶戦」の岡本喜八と利重剛の共同執筆、監督も岡本喜八、撮影は「関白宣言」の加藤雄大がそれぞれ担当。90点 -
ねらわれた学園(1981)
制作年: 1981平穏な学園を支配しようとする超能力を持った女生徒に立ち向う同じ力を持った少女の活躍を描く。眉村卓の同名の小説の映画化で、脚本は「水戸黄門(1978)」の葉村彰子、監督は「金田一耕助の冒険」の大林宣彦、撮影は「オレンジロード急行」の阪本善尚がそれぞれ担当。80点 -
父ちゃんのポーが聞える
制作年: 1971現代の医学では治療の方法すら発見されていない、筋肉が萎縮してしまうハンチントン舞踊病という病気と戦いながら、ベットの中で綴った松本則子という一少女の詩集『父ちゃんのポーが聞こえる』の映画化で、死に直面しながらも、けなげに生きようとする少女の心理を追求する。脚本は「昭和ひとけた社長対ふたけた社員」の笠原良三。監督・撮影も同作の石田勝心と志賀邦一がそれぞれ担当。 -
春らんまん(1968)
制作年: 1968水木洋子の原作を「ドリフターズですよ! 前進前進また前進」の松木ひろしが脚色したテレビドラマを、「颱風とざくろ」の井手俊郎が映画用に潤色・シナリオ化したホーム・コメディ。監督には「沈丁花」の千葉泰樹があたり、撮影は「燃えろ!太陽」の西垣六郎が担当した。 -
クレージー作戦 くたばれ! 無責任
制作年: 1963「ハワイの若大将」の田波靖男がオリジナル・シナリオを執筆、「写真記者物語 瞬間に命を賭けろ」の坪島孝が監督した喜劇。撮影は「女性自身」の遠藤精一。80点 -
はぐれ念仏 歓喜まんだら
制作年: 1962寺内大吉原作の『はぐれ念仏』を、「喜劇 駅前弁当」の長瀬喜伴が脚色。「河内風土記 続おいろけ説法」の佐伯幸三が監督したお色気もの。撮影は「喜劇 駅前弁当」の黒田徳三。 -
胎動期 私たちは天使じゃない
制作年: 1961封建的世界にありながら次第にめざめていく看護学生の群像を描いたもので、十津川光子の原作を、「裸の島」の新藤兼人が脚色し、「恋愛ズバリ講座」の三輪彰が監督した。撮影は「俺は都会の山男」の岡田公道。 -
新・三等重役 旅と女と酒の巻
制作年: 1960「新・三等重役」の続編で、源氏鶏太の原作を、「ある日わたしは」の井手俊郎が脚色、「顔役と爆弾娘」の筧正典が監督したサラリーマンもの。撮影は「悪魔の接吻」の中井朝一。パースペクタ立体音響。 -
地獄の午前二時
制作年: 1958文学界所載・菊村到作「事件の成立」の映画化。一人の若い女性の失踪事件を中心に、金のためには手段を選ばぬ人間悪を推理的手法で描いたもの。「警視庁物語 魔の伝言板」の長谷川公之が脚色、「季節風の彼方に」の関川秀雄が監督した。撮影は「空中サーカス 嵐を呼ぶ猛獣」の藤井静。「殿さま弥次喜多 怪談道中」の中村賀津雄、「鰯雲」の木村功、「空中サーカス 嵐を呼ぶ猛獣」の中村雅子・佐久間良子に、山茶花究・堀雄二・山形勲・東野英治郎らが出演。 -
太鼓たゝいて笛吹いて
制作年: 1958菊田一夫の原案を、「旅は気まぐれ風まかせ」の小国英雄が脚色、「愛情の都」の杉江敏男が監督、同じく「愛情の都」の完倉泰一が撮影した時代喜劇。宮城まり子、有島一郎、三木のり平らのコメディアンに、久慈あさみ、草笛光子、平田昭彦、中田康子なども加わる豪華キャスト。色彩はイーストマンカラー。 -
警視庁物語 夜の野獣
制作年: 1957東映の犯罪ものシリーズ“警視庁物語”の一篇。「肌色の月」の長谷川公之の脚本により、「天狗街道」の小沢茂弘が監督、「少年探偵団・第二部 夜光の魔人」の福島宏が撮影した。主演は「満月乙女笠」の堀雄二、「どたんば」の波島進、神田隆、加藤嘉、風見章子、「ジェット機出動 第101航空基地」の小宮光江、それに浜田百合子など。 -
太夫さんより 女体は哀しく
制作年: 1957戦後の京都・島原遊廓を舞台に女の世界の哀歓を描いた北条秀司の原作『太夫さん』(昭和三十年十一月、新派が明治座で上演、テアトロン賞受賞)の映画化。「夕凪」の八住利雄が脚色、「柳生武芸帳(1957)」の稲垣浩が監督した。撮影は「ロマンス誕生」の岡崎宏三。主演は、これが東宝復帰第一回作品の乙羽信子、「月と接吻」の淡路恵子、「別れの茶摘み歌 お姉さんと呼んだ人」の扇千景、「異母兄弟」の田中絹代、「大学の侍たち」の環三千世、「夕凪」の万代峯子、千石規子。ほかに中北千枝子、小沢栄太郎、色彩はアグファカラー。初期タイトルは「太夫さんより」。1957年10月1日より先行ロードショー。 -
日清戦争風雲秘話 霧の街
制作年: 1957大林清の原作による同名のNHK連続放送劇の映画化。「反逆者」の高岩肇と「地獄岬の復讐」の森田新が共同脚色、「喧嘩道中」の佐々木康が監督した。撮影は「地獄岬の復讐」の西川庄衛。主演は「鞍馬天狗 御用盗異聞」の東千代之介、「若さま侍捕物帳 深夜の死美人」の三笠博子、「源氏九郎颯爽記 濡れ髪二刀流」の波島進、「殺人者を逃すな」の星美智子、山形勲。ほかに今井俊二、徳大寺伸、宇佐美諄、小沢栄太郎など。 -
あらくれ(1957)
制作年: 1957日本自然主義文学の代表者、徳田秋声が大正四年発表した同名の原作より「夜間中学」の水木洋子が脚色、「流れる」の成瀬巳喜男が監督した文芸篇。撮影は「大安吉日」の玉井正夫。主演は「雲の墓標より 空ゆかば」の高峰秀子、「花は嘆かず(1957)」の上原謙、「人間魚雷出撃す」の森雅之、「雪国(1957)」の加東大介、「多情仏心」の三浦光子。ほかに東野英治郎、岸輝子、宮口精二、志村喬、丹阿弥谷津子、仲代達矢など。1957年5月28日より全国公開。 -
顔(1957)
制作年: 1957“小説新潮”所載、松本清張原作の映画化、スリラー篇。脚色は「裸の青春」の井手雅人と「君美しく」の瀬川昌治の共同、「歌う弥次喜多 黄金道中」の大曽根辰保が監督、石本秀雄が撮影にあたる。主な出演者は松竹京都初出演の岡田茉莉子(大安吉日)、「雲の墓標より 空ゆかば」の大木実、笠智衆、「ここは静かなり」の佐竹明夫、ほかに山内明、千石規子、小沢栄、十朱久雄、宮城千賀子、森美樹、永田光男など。66点 -
目白三平物語 うちの女房
制作年: 1957平凡な庶民生活の中に、あふれるユーモアとペーソスを描いた中村武志の『サラリーマン・目白三平』を「美貌の都」の井手俊郎が脚色し、「殉愛」の鈴木英夫が監督する。撮影は「眠狂四郎無頼控」の山崎一雄。主な出演者は「暴れん坊街道」の佐野周二、「米」の望月優子、「歌う不夜城」の久慈あさみ、ほかに杉葉子、団令子、佐原健二、千石規子など。 -
世にも面白い男の一生 桂春団治
制作年: 1956大阪が生んだ無類の愛敬者、桂春団治の物語。長谷川幸延の原作より監督の木村恵吾が新喜劇の渋谷天外と共同脚色、「月の紘道館」の木村恵吾がフリーになっての第一作。撮影は「遠山金さん捕物控 影に居た男」の三村明。主な出演者は「猫と庄造と二人のをんな」の森繁久彌、「日本橋」の淡島千景、「殉愛」の八千草薫、「日蝕の夏」の高峰三枝子、「猫と庄造と二人のをんな」の浪花千枝子、エンタツ、「天上大風」の田中春男、「アチャコ行状記 親馬鹿天国」の本郷秀雄、ほかに三好栄子、杉山昌三九、山路義人など。