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山本麟一の関連作品 / Related Work
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ヒロシマのたたかい はだしのゲン PART3
制作年: 1980中沢啓治原作の同名人気劇画の映画化三作目。広島への原爆投下までを描いた一作目、原爆投下直後を描いた二作目に続く三作目は被爆後の二年間の出来事を追う。脚本・監督は「茗荷村見聞記」の山田典吾、撮影は佐藤昌道がそれぞれ担当。 -
金田一耕助の冒険
制作年: 1979盗まれた石膏像の首をめぐって起こる連続殺人事件を解決する金田一耕助の活躍を描く。横溝正史の原作『瞳の中の女』の映画化で、脚本は「渚の白い家」の斎藤耕一と「修道女 濡れ縄ざんげ」の中野顕彰の共同執筆、監督は「ふりむけば愛」の大林宜彦、撮影は「ブルークリスマス」の木村大作がそれぞれ担当。70点 -
英霊たちの応援歌 最後の早慶戦
制作年: 1979昭和十八年十月十六日戸塚球場で行なわれた最後の早慶戦の後、出陣学徒として散華していった若者たちを描く。東京12チャンネルが開局十五周年を記念して製作。神山圭介の同名の小説の映画化で、脚本は「炎の舞」の山田信夫と「ダイナマイトどんどん」の岡本喜八の共同執筆、監督も同作の岡本喜八、撮影は「青春の門 自立篇(1977)」の村井博がそれぞれ担当。 -
悪魔が来りて笛を吹く(1979)
制作年: 1979元子爵、椿家の乱れた人間関係によって生まれた兄妹の起こす連続殺人事件を解決する金田一耕肋の活躍を描く。角川春樹事務所の企画で復活した金田一耕助は東宝で石坂浩二の主演で四本製作されたが、今回は、同じ角川春樹事務所の企画だが、西田敏行の主演で東映で製作された。脚本は「柳生一族の陰謀」の野上龍雄、監督はにっかつで「女の意地」を監督した後「太陽にほえろ!」「青春ド真中!」などのテレビ・シリーズを手がけている斎藤光正、撮影もテレビで活躍している伊佐山巌がそれぞれ担当している。 -
雲霧仁左衛門(1978)
制作年: 1978非情な武家組織に追われて盗賊と化した男と、彼に熾烈な闘争を挑む火付盗賊改めの姿を描く、池波正太郎原作の同名小説の映画化。脚本は「影狩り」の池上金男、監督は「暴力街(1974)」の五社英雄、撮影は「愛情の設計」の小杉正雄がそれぞれ担当。60点 -
夜明けの旗 松本治一郎伝
制作年: 1976部落解放運動の優れた指導者、松本治一郎の権力に屈せず、闘い抜いた半生を描く。脚本は「ラグビー野郎」の野波静雄と棚田吾郎の共同、監督は「脱走遊戯」の山下耕作、撮影は「テキヤの石松」の増田敏雄が担当。 -
新女囚さそり 701号
制作年: 1976篠原とおるの人気劇画を映画化した“さそりシリーズ”の二年半ぶりの復活で、政治家の陰謀で姉を殺され、輪姦されて、女子刑務所に投じられた松島ナミが、怨念を抱いて次々に仇に復讐していく姿を描く。脚本は「子連れ殺人拳」の鴨井達比古、監督は「爆発!750CC(ナナハン)族」の小平裕、撮影は「トラック野郎 望郷一番星」の飯村雅彦がそれぞれ担当。 -
嗚呼!!花の応援団 役者やのォー
制作年: 1976南河内大学の応援団を舞台に、喧嘩には強いが女にはめっきり弱い親衛隊隊長を主人公にしたナンセンス喜劇。原作はどおくまんプロの同名劇画。今回は第二作目で主人公・青田赤道も二代目。脚本は前作の「嗚呼!! 花の応援団(1976)」の田中陽造、監督も前作同様に曽根中生、撮影は「団地妻 (秘)出張売春」の山崎善弘がそれぞれ担当。36点 -
新仁義なき戦い 組長最後の日
制作年: 1976“仁義なき戦い”シリーズ8作目。暴力団の抗争の中で常に上部組織に泣かされる弱小組織の男が、組長の命を狙い続ける執念を描いたアクション映画。脚本は「愉快な極道」の高田宏治、監督は「暴走パニック・大激突」の深作欣二、撮影も同作の中島徹がそれぞれ担当。60点 -
横浜暗黒街 マシンガンの竜
制作年: 1976横浜港を舞台に兇悪な母子ギャングの暗躍を描くアクション映画。脚本は「必殺女拳士」の松田寛夫、監督は新人・岡本明久、撮影は「トラック野郎 爆走一番星」の飯村雅彦がそれぞれ担当。 -
山口組外伝 九州進攻作戦
制作年: 1974近代組織暴力史上、最も有名な鉄砲玉、または最後の侠客と呼ばれた夜桜銭次の破乱万丈の生涯を通じて、全国制覇の野望を秘めた山口組最大の闘いといわれた九州進攻作戦の実態を描く。脚本は「激突!殺人拳」の高田宏治、監督は「海軍横須賀刑務所」の山下耕作、撮影は「山口組三代目」の山岸長樹がそれぞれ担当。50点 -
ジーンズブルース 明日なき無頼派
制作年: 1974精神的に満されぬ現代社会から脱皮を計る二人の若者が、短時間ではあるが二人だけの青春を精いっぱい生き、自滅するまでを描く。脚本は「ネオンくらげ 新宿花電車」の金子武郎、監督は脚本も執筆している「東京=ソウル=バンコック 実録麻薬地帯」の中島貞夫、撮影は「恐怖女子高校 アニマル同級生」の増田敏雄がそれぞれ担当。90点 -
ルパン三世 念力珍作戦
制作年: 1974フランスの怪盗アルセーヌ・ルパンの三世が日本を舞台に大活躍するアクション映画。原作はモンキー・パンチの劇画「ルパン三世」。脚本は「にっぽん三銃士 博多帯しめ一本どっこの巻」の長野洋、監督は「だまされて貰います」の坪島孝、撮影は「夕日くん サラリーマン仁義」の市原康至がそれぞれ担当。 -
大事件だよ 全員集合!!
制作年: 1973“全員集合!!”シリーズ第十二作目。名探偵を自負するドリフターズが巻き起す大騒動を描く喜劇。脚本は「野良犬(1973)」の森崎東、「チョットだけョ 全員集合!!」の田坂啓、監督は脚本も執筆している同作の渡辺祐介、撮影も同作の荒野諒一がそれぞれ担当。 -
やくざと抗争 実録安藤組
制作年: 1973「やくざと抗争」シリーズ第二作。二作目も安藤昇原作・小説の映画化であるが、前作と違って、安藤昇自身がモデルとなっている。不良学生グループのリーダーだった安藤昇がやくざ、テキヤを相手に血で血を争う抗争を繰り返しながら、“安藤組”を結成するまでを描く。脚本は「やくざと抗争」の石松愛弘、監督も同作の佐藤純彌、撮影は「人斬り与太 狂犬三兄弟」の仲沢半次郎がそれぞれ担当。 -
花と龍 青雲篇 愛憎篇 怒涛篇
制作年: 1973かつて六度映画化された火野葦平原作・同名小説の五度目の映画化で、初めての完全映画化である。若松の港を舞台に、一介のゴンゾ(沖仲仕)から一家をなした玉井金五郎と妻マンとの夫婦愛と、ゴンゾ同志の激しい抗争を描く。脚本は「人生劇場 青春・愛欲・残侠篇」の三村晴彦、野村芳太郎、監督は脚本も執筆している加藤泰、撮影は「快感旅行」の丸山恵司がそれぞれ担当。 -
仁義なき戦い 代理戦争
制作年: 1973“仁義なき戦い”シリーズ第三作。やくざ組織の抗争事件の裏に渦巻く、欲望、背信、復讐の凄惨かつ陰惨な組織の実態を描く。脚本は「仁義なき戦い 広島死闘篇」の笠原和夫、監督も同作の深作欣二、撮影も同作の吉田貞二がそれぞれ担当。76点 -
純子引退記念映画 関東緋桜一家
制作年: 1972藤純子の引退への花道を飾る任侠オールスター大作。脚本は「任侠列伝 男」の笠原和夫。監督は「日本やくざ伝 総長への道」のマキノ雅弘。撮影も「任侠列伝 男」のわし尾元也がそれぞれ担当。90点 -
日本暴力団 殺しの盃
制作年: 1972一匹狼の殺し屋が唯一人心から信じ合える友人のために命を張って組織暴力に挑む。“日本暴力団”シリーズ第四弾。脚本は「純子引退記念映画 関東緋桜一家」の笠原和夫、監督は「新網走番外地 吹雪の大脱走」の降旗康男、撮影は「日本悪人伝 地獄の道づれ」の赤塚滋がそれぞれ担当。 -
新網走番外地 嵐呼ぶダンプ仁義
制作年: 1972“新番外地シリーズ”第八作。盛夏の北海道を舞台に正義感の人一倍強い、一本気の男がまき起こす騒動を描く。脚本は「男の代紋」の村尾昭、監督は「日本暴力団 殺しの盃」の降旗康男、撮影は「ギャング対ギャング 赤と黒のブルース」の飯村雅彦がそれぞれ担当。100点 -
木枯し紋次郎 関わりござんせん
制作年: 1972笹沢左保原作・小説の映画化二作目。今回は原作より離れ、紋次郎の人間形成の秘密を探る。拭い難い苛酷な過去を背負い、厳しい現実に耐えて生きていく紋次郎の孤独と哀感を描く。脚本は「博奕打ち外伝」の野上龍雄、監督は「まむしの兄弟 傷害恐喝十八犯」の中島貞夫、撮影は「木枯し紋次郎」のわし尾元也がそれぞれ担当。70点 -
新網走番外地 吹雪の大脱走
制作年: 1971白雪におおわれた網走刑務所とその周辺の野原を舞台に男の争いを描く。“新番外地シリーズ”第七作目。脚本は「尼寺博徒」の大和久守正、監督は脚本も執筆している「新網走番外地 嵐呼ぶ知床岬」の降旗康男。撮影は「ごろつき無宿」の林七郎がそれぞれ坦当。100点 -
新網走番外地 嵐呼ぶ知床岬
制作年: 1971サラブレッドを生産する緑の牧場を舞台にする“新番外地シリーズ”第六作目。脚本は「傷だらけの人生」の村尾昭。監督は同シリーズ前作「新網走番外地 吹雪のはぐれ狼」の降旗康男。撮影は「夜の手配師 すけ千人斬り」の星島一郎がそれぞれ担当。70点 -
関東破門状(1971)
制作年: 1971巨大な組織内での戦いのために、抹殺されようとする元大幹部とそれをかばう古風な博徒の友情を描く。脚本は「関東幹部会」の鴨井達比古。監督は「関東流れ者(1971)」の小沢啓一。撮影も同作の安藤圧平がそれぞれ担当。 -
喜劇 女は男のふるさとヨ
制作年: 1971藤原審爾原作の「わが国おんな三割安」の映画化。脚本は「男はつらいよ 奮闘篇」の山田洋次。監督は脚本も執筆している「高校さすらい派」の森崎東。撮影も同作の吉川憲一がそれぞれ担当。 -
やくざ刑事 恐怖の毒ガス
制作年: 1971アクロバット・アクションを得意とする千葉真一の「刑事」シリーズ第3作。脚本は「博徒外人部隊」の神波史男、監督は、脚本も執筆している「経験」の鷹森立一。撮影は「ずべ公番長 東京流れ者」の中島芳男がそれぞれ担当。 -
日本女侠伝 血斗乱れ花
制作年: 1971「日本女侠伝 鉄火芸者」に続く、シリーズ第4作目。脚本は「カポネの舎弟 やまと魂」の野上龍雄。監督は「博奕打ち いのち札」の山下耕作。撮影は「喜劇 ギャンブル必勝法」の山岸長樹がそれぞれ担当。 -
日本女侠伝 真赤な度胸花
制作年: 1970「日本暗殺秘録」の笠原和夫が脚本を書き、「新網走番外地 流人岬の血斗」の降旗康男が監督したシリーズ第二作。撮影は、「緋牡丹博徒 鉄火場列伝」の古谷伸が担当した。 -
玄海遊侠伝 破れかぶれ
制作年: 1970吉田敬太郎の原作「吉田磯吉翁伝」をもとに「日本女侠伝 真赤な度胸花」の笠原和夫が脚本化し、「女組長」のマキノ雅弘が監督した任侠もの。撮影は「天狗党」の牧浦地志が担当。 -
任侠興亡史 組長と代貸
制作年: 1970「日本女侠伝 真赤な度胸花」の笠原和夫と「昭和残侠伝 人斬り唐獅子」の長田紀生が脚本を共同執筆し、「日本女侠伝 真赤な度胸花」の降旗康男が監督した組長シリーズ第三作。撮影は「不良番長 王手飛車」の星島一郎が担当。70点 -
日本暴力団 組長くずれ
制作年: 1970現代ヤクザの断面をリアルなタッチで描く日本暴力団シリーズ第四弾。深作、佐藤、降旗康男のあとを受け、「現代女胴師」の新人・高桑信が取り組むセンチメンタル篇。脚本は「日本暴力団 組長」、「日本暴力団 組長と刺客」とこのシリーズを担当した、「やくざ刑事」の神波史男。撮影は「日本ダービー 勝負」の仲沢半次郎。 -
新網走番外地 大森林の決斗
制作年: 1970“新番外地シリーズ”第四作。脚本は「博徒一家」の村尾昭。監督は「捨て身のならず者」の降旗康男。撮影は「昭和残侠伝 人斬り唐獅子」の林七郎が担当。100点 -
昭和残侠伝 死んで貰います
制作年: 1970一年ぶりで東映に戻ってきたマキノ雅弘が、傑作「残侠伝」シリーズの演出にあたる。脚本は「博徒仁義 盃」の大和久守正、監督は「牡丹と竜」のマキノ雅弘、撮影は「新網走番外地 大森林の決闘」の林七郎がそれぞれ担当。100点 -
新網走番外地 吹雪のはぐれ狼
制作年: 1970“新番外地シリーズ”第五作。雪化粧をした零下の北海道、カムイベツを舞台に高倉健が暴れ廻る。脚本は「新網走番外地 大森林の決闘」の村尾昭。監督、撮影も同作の降旗康男と森七郎がそれぞれ担当。80点 -
新網走番外地 さいはての流れ者
制作年: 1969伊藤一原作の『網走番外地』(プレス東京刊)を、「関東テキヤ一家」の村尾昭が脚色し、「必殺 博奕打ち」の佐伯清が監督した“新番外地シリーズ”第三作。撮影は「夜の歌謡シリーズ おんな」の飯村雅彦が担当。100点 -
緋牡丹博徒 花札勝負
制作年: 1969石本久吉の原案に基き、「緋牡丹博徒 一宿一飯」の鈴木則文と「待っていた極道」の烏居元宏が英同で脚本化、監督は「みな殺しの霊歌」の加藤泰。撮影は「緋牡丹博徒 一宿一飯」の古谷伸があたったシリーズ第三作。100点 -
人生劇場 飛車角と吉良常
制作年: 1968尾崎士郎の原作『人生劇場・残侠篇』を、「代貸」棚田吾郎が脚色し、「宮本武蔵 巌流島の決斗」の内田吐夢が三年ぶりに監督した。撮影は「裏切りの暗黒街」の仲沢半次郎。90点