ナタリー・バイの関連作品 / Related Work

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  • アリバイ・ドット・コム2 ウェディング・ミッション

    制作年: 2023
    「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」のフィリップ・ラショーが監督・主演を務めたコメディ「アリバイ・ドット・コム カンヌの不倫旅行がヒャッハー!な大騒動になった件」の続篇。依頼人のアリバイ作りの会社を廃業したグレッグは、結婚を控えていたが、クセ者揃いの両親のせいで破談にならないか頭を悩ませ……。共演は「バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー」のエロディ・フォンタン、「たかが世界の終わり」のナタリー・バイ。
  • ジャン=リュック・ゴダール 反逆の映画作家(シネアスト)

    制作年: 2022
    映画監督ジャン=リュック・ゴダールの謎に包まれた作家人生を紐解くドキュメンタリー。彼の革新的な功績を整理し、網羅的に紹介するほか、家族や友人、元パートナーたちによる証言や、豪華な出演陣によるインタビューを織り込み、その知られざる素顔に迫る。監督・脚本・編集は、ドキュメンタリーの編集を数多く手掛けてきたシリル・ルティ。第79回ヴェネツィア国際映画祭ヴェネツィア・クラシック・ドキュメンタリー部門上映作品。
  • オートクチュール

    制作年: 2021
    世界最高峰の一流メゾン、ディオールのアトリエを舞台に、引退を目前に控えたお針子の女性と、夢を見ることさえ知らなかった移民二世の少女の人生が鮮やかに交差するヒューマンドラマ。監督はフランスで小説家としても活躍するシルヴィー・オハヨン。トリュフォーやゴダールらの作品でおなじみの大女優ナタリー・バイと、「パピチャ 未来へのランウェイ」「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」などのリナ・クードリが共演。境遇も年齢も正反対のふたりが、厳しいオートクチュールの世界で本当に大切なものを手に入れるまでを描く。映画の衣装デザイナーのキャリアを持ち、現在はオートクチュールのアトリエで働くジュスティーヌ・ヴィヴィアンの監修のもと、歴史に残る幻のドレスやムッシュー・ディオール直筆のスケッチ画など貴重なアーカイブ作品が登場するのも見どころ。
  • トマ

    制作年: 2018
    実母であるナタリー・バイを主演に迎えた、ローラ・スメット初監督の短篇作品。フランス映画祭 2018にて上映。(イオンシネマみなとみらいにて6月23日に上映)
  • グザヴィエ・ドラン バウンド・トゥ・インポッシブル

    制作年: 2017
    「たかが世界の終わり」でカンヌ国際映画祭グランプリに輝いた新鋭グザヴィエ・ドランの魅力に迫るドキュメンタリー。ドラン本人が映画製作に対する思いを語るほか、出演者や彼を支える世界の映画人たちの証言を交えて、ドラン作品の魅力を解き明かす。「たかが世界の終わり」に出演したヴァンサン・カッセルやマリオン・コティヤールが証言者として登場。
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  • アリバイ・ドット・コム カンヌの不倫旅行がヒャッハー!な大騒動になった件

    制作年: 2017
    「世界の果てまでヒャッハー!」のフィリップ・ラショーが監督・主演を務めたコメディ。グレッグは、依頼人のアリバイを作り、トラブルを回避する企業“アリバイ・ドット・コム”の経営者。だが、恋人の父親が顧客になったことから騒動が巻き起こる……。「最高の花婿」のエロディ・フォンタン、「たかが世界の終わり」のナタリー・バイが共演。未体験ゾーンの映画たち2018にて上映。
    100
  • 田園の守り人(もりびと)たち

    制作年: 2017
    「神々と男たち」のグザヴィエ・ボーヴォワによる人間ドラマ。第一次世界大戦下のフランス。2人の息子を戦場に送り出した農園の未亡人オルタンスと娘ソランジュは、若い働き手のフランシーヌを雇う。一時休暇で帰宅した次男はフランシーヌに惹かれるが……。「たかが世界の終わり」のナタリー・バイと、その娘で「ブルゴーニュで会いましょう」のローラ・スメットが母子役で共演している。
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    • 感動的な
  • モカ色の車

    制作年: 2016
    ナタリー・バイとエマニュエル・ドゥヴォス競演のサスペンス。フランス映画祭 2018にて上映。(イオンシネマみなとみらいにて6月23日に上映)
  • たかが世界の終わり

    制作年: 2016
    舞台劇『まさに世界の終わり』をグザヴィエ・ドランが映画化し、第69回カンヌ国際映画祭グランプリを獲得したドラマ。若手作家のルイは死期が迫っていることを伝えに12年ぶりに帰郷。久しぶりに家族と顔を合わせるが、やがてそれぞれの胸の内が噴出する。「SAINT LAURENT/サンローラン」のギャスパー・ウリエルをはじめ、ナタリー・バイ、レア・セドゥ、ヴァンサン・カッセル、マリオン・コティヤールといった名だたる俳優が勢ぞろい、家族の心の機微を見せる。第89回アカデミー賞外国語映画賞カナダ代表作品。
  • シリアルキラーNo.1

    制作年: 2015
    フランスで初めてDNA鑑定により犯行が証明された連続殺人事件をモデルにしたサスペンス。未公開作品を紹介するWOWOWジャパンプレミアで放映された。
  • ママはレスリング・クイーン

    制作年: 2013
    服役していた女性が息子との関係を改善しようと、同じスーパーマーケットで働く同僚たちとともに彼の好きなプロレスに挑戦するハートフル・コメディ。「みんな誰かの愛しい人」のマリルー・ベリが息子を取り戻そうと奮闘するシングルマザーに扮するほか、「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」のナタリー・バイ、「最強のふたり」のオドレイ・フルーロ、「君と歩く世界」のコリンヌ・マシエロが、過酷なトレーニングや過激なパフォーマンスなどのプロレスへの挑戦を通じて本来の彼女たちらしさや自信を取り戻す女性たちを演じている。監督はフランスでテレビドラマを手がけるジャン=マルク・ルドニツキ。本作が映画初監督作品となる。
    90
  • わたしはロランス

    制作年: 2012
    カナダの田舎町に暮らす男性が交際中の女性に、女性になりたいと告白するラブ・ストーリー。監督・脚本は「HEARTBEATS」(未)「マイ・マザー/青春の傷口」(未)のグザヴィエ・ドラン。自身の性別に違和感を持つ主人公を「ブロークン・イングリッシュ」「ぼくを葬る」のメルヴィル・プポーが、戸惑いながらも彼にとって特別な存在でありたいと願う恋人を「マイ・マザー/青春の傷口」のスザンヌ・クレマンが、主人公の母親を「ポルノグラフィックな関係」「勝手に逃げろ/人生」のナタリー・バイが演じている。本作は第65回カンヌ国際映画祭ある視点部門に出品され、クィアパーム賞およびある視点部門最優秀女優賞(スザンヌ・クレマン)を獲得した。2025年4月25日より劇場再上映。
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  • ヴィザージュ

    制作年: 2009
  • 悪の華(2003)

    制作年: 2003
    上流階級に生きる、ある名家の人びと。だが、一枚の中傷ビラによって彼らが隠していた過去、そして優雅な姿の裏側に隠されていた退廃的な素顔が暴かれる。ギリシア悲劇とヒッチコック作品を融合したかのようなサスペンス。監督は「甘い罠」のクロード・シャブロル。出演は「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」のナタリー・バイ、「この胸のときめきを」のブノワ・マジメル。2011年5月21日より、東京・渋谷シアター・イメージフォーラムにて開催された特集上映「映画の國名作選II クロード・シャブロル未公開傑作選」にて上映。
  • キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

    制作年: 2002
    実在の天才少年詐欺師と、彼を追うFBI捜査官を描く小粋なクライム・コメディ。監督・製作は「マイノリティ・リポート」のスティーヴン・スピルバーグ。脚本は「ラッシュアワー2」のジェフ・ネイサンソン。原作は主人公のモデルとなったフランク・W・アバグネイルによるベストセラー。撮影は「マイノリティ・リポート」のヤヌス・カミンスキー。音楽も「マイノリティ・リポート」のジョン・ウィリアムス。出演は「ギャング・オブ・ニューヨーク」のレオナルド・ディカプリオ、「ロード・トゥ・パーディション」のトム・ハンクス、「アメリカン・スウィートハート」のクリストファー・ウォーケン、「フリーマネー」のマーティン・シーン、「エステサロン/ヴィーナス・ビューティ」のナタリー・バイ、「パール・ハーバー」のジェニファー・ガーナーほか。
    80
    • 笑える
    • ほのぼのとした
    • 考えさせられる
  • バルニーのちょっとした心配事

    制作年: 2000
    「百貨店大百科」のファブリス・ルキーニが、愛する妻と家庭がありながら女性と男性の愛人までいる憎めないビジネスマンをユーモラスに好演。恋愛の国フランスならではの、お洒落でおかしなラブコメディ。
  • エステサロン ヴィーナス・ビューティ

    制作年: 1999
    エステティック・サロンで働くアンジェルの恋愛を中心に、 その同僚たちやサロンの経営者など世代も個性も異なる女性たちに 焦点をあてた軽妙なドラマ。「アメリ」のオドレイ・トトゥ出演。
  • ポルノグラフィックな関係

    制作年: 1999
    体だけの関係を半年続けてきた熟年男女の心の揺れをインタビュー形式で描写するセクシュアル心理劇。監督はベルギー出身の新鋭フレデリック・フォンテーヌ。出演は「エステサロン ヴィーナス・ビューティ」のナタリー・バイ、「ニノの空」のセルジ・ロペス。
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  • パパラッチ(1998)

    制作年: 1998
    特ダネを追って日夜走り回るパパラッチ(盗撮キャメラマン)の姿を描いた娯楽作。監督は「カンヌ映画祭殺人事件」のアラン・ベルベリアン。脚本はダニエル・トンプソン、ベルベリアン、ジャン=フランソワ・アラン、セモン・ミシェル、ヴァンサン・ランドン、パトリック・ティムシット。撮影はヴィンセンツォ・マラーノ。音楽はフランク・ルーセル。出演は「女優マルキーズ」のパトリック・ティムシット、「憎しみ」のヴァンサン・ランドン、「ザ・マシーン 私の中の殺人者」のナタリー・バイほか。
  • リュミエールの子供たち

    制作年: 1995
    1895年の“映画誕生”(リュミエール兄弟のシネマトグラフの発表と公開上映)の100周年を祝い、過去一世紀に作られたフランス映画の代表作のべ307本から名場面を抜粋して作られたアンソロジー。監督は「めぐり逢う朝」のアラン・コルノー、「愛を弾く女」「夕なぎ」のクロード・ソーテ、「オディールの夏」「死への逃避行」のクロード・ミレールら現代フランス映画を代表する現役のベテラン監督3人に加え、テレビ・ジャーナリストのピエール・ビヤール、『ル・モンド』紙の映画担当オリヴィエ・バロ、テレビの映画番組のディレクター、ジャン・クロード・ロメール、そしてゴーモン・シネマテークのディレクターで無声映画復元の分野でフランスの第一人者としてマルセル・レルビエの「エル・ドラドオ」、ルイ・フイヤードの「ファントマ」「吸血ギャング団」「ジュデックス」などを復元したピエール・フィリップ、映画助監督のクリストフ・バラティエの合計9名。製作は「ロシュフォールの恋人たち」「ニュー・シネマ・パラダイス」の二枚目スターでコスタ・ガブラスの「Z」以来、プロデューサーとしても活躍が目ざましいジャック・ペラン。音楽は「シェルブールの雨傘」で知られる、「プレタポルテ」を手掛けたジャズと映画音楽の巨匠ミシェル・ルグラン。編集はイヴ・デシャン。音声はポール・ベルトー、編集イヴ・デシャンがそれぞれ担当。世界最初の映画スターと言われるパテ社のコメディのマックス・ランデールに始まり、アルレッティ、ジャン・ギャバン、アラン・ドロン、イヴ・モンタンら日本のファンにも馴染み深い大物からイレーネ・ジャコブ、ヴァネッサ・パラディらまでの古今の大スターに、ミシェル・シモン、ジャン=ルイ・バロー、ピエール・ルノワール、フランソワーズ・ロゼー、マルセル・ダリオ、ルイ・ジューヴェなどの名優たち、それに劇映画監督を世界で最初に名乗ったアリス・ギー・ブラシェに20世紀フランス映画・演劇界最大の巨人サッシャ・ギトリー、ジャン・ルノワールやフランソワ・トリュフォーなどの偉大な映画作家たちが次々と登場する賑やかさはまさに、映画100周年のお祝いにふさわしい。100年の記念とはいうものの構成は年代順ではなく、エンタテインメント志向で「歌」「ギャグ」「キス」といったコーナーや「レ・ミゼラブル」の6度にわたる映画化をまとめて見せるなどなど、テーマに沿って時代を自在に横断する編集が行われている。また「天井桟敷の人々」などの名作のアウトテイクやメイキング映像を見てくれるのは貴重。
  • 運命の瞬間・そしてエイズは蔓延した

    制作年: 1993
    世界中で問題となっているエイズに関して取り組んだ、マシュー・モディーン主演の衝撃作。
  • フランソワ・トリュフォー 盗まれた肖像

      制作年: 1993
      フランスの映画作家、フランソワ・トリュフォーの生涯に迫ったドキュメンタリー・フィルム。元『カイエ・デュ・シネマ』誌編集長のセルジュ・トゥビアナと、テレビ・ディレクターのミシェル・パスカルの共同監督で、2年間にわたりトリュフォーと親交の深かった30数名に取材し、彼の実像を追った。証言者は、エリック・ロメール、クロード・シャブロルといったヌーヴェルヴァーグの映画的同志から、彼の遺族、娘ローラや未亡人マドレーヌ・モルゲンステルスらのそして幼少時代からの親友ロベール・ラシェネー氏まで幅広く、これまで公にされなかった事実も明らかにされる。また、「大人は判ってくれない」のスクリーン・テストや「野生の少年」の演出風景、著書『映画術 ヒッチコック/トリュフォー』(晶文社刊)の生録テープなどの貴重な素材の数々、「あこがれ」に始まるトリュフォー作品からの断片のコラージュを織りまぜて、この不世出の映画監督の素顔を生き生きと描きだしている。製作はモニーク・アノー、撮影はモーリス・フェルー、ジャン・イヴ・ル・ムネール、ミシェル・スーリューがそれぞれ担当。出演はジェラール・ドパルデュー、ファニー・アルダン、ナタリー・バイ、エリック・ロメール、クロード・シャブロル、ローラ・トリュフォー、マドレーヌ・モルゲンステルヌほか。
    • ザ・マシーン 私のなかの殺人者

      制作年: 1990
      自ら開発した装置で、殺人鬼と脳を交換した科学者を襲う恐怖を描くサイコ・スリラー。ジャン・ルイ賞、仏推理小説大賞、グーテンベルグ・サスペンス大賞を受賞したルネ・ベネットの『わが体内の殺人者』(邦訳・ハヤカワ文庫)を「夜のめぐり逢い」のフランソワ・デュペロンの監督・脚本で映画化。製作はルネ・クレトマン、撮影は「ベロニカ・フォスのあこがれ」などライナー・W・ファスビンダー作品で知られるディートリッヒ・ローマンが担当。主演は「エリザ」のジェラール・ドパルデュー。共演は「ゴダールの探偵」のナタリー・バイ、フランス演劇界で活躍するディディエ・ブルドンほか。
    • セ・ラ・ヴィ(1990)

      制作年: 1990
      一九五八年の夏のリヨンを舞台に、ある一家の最後のヴァカンスを描く人間ドラマ。監督・脚本は「愛のあとに」のディアーヌ・キュリス。エグゼクティヴ・プロデューサーはロベール・ベンムッサ。共同脚本はアラン・ル・アンリ。撮影は「ジョニーの事情」のジュゼッペ・ランチ。音楽は「ピストルと少年」のフィリップ・サルドが担当。出演は「夏に抱かれて」のナタリー・バイ、「男と女II」のリシャール・ベリ、「ラ・ブーム2」のザブー、「サブウェイ」のジャン・ピエール・バクリ、「僕と一緒に幾日か」のヴァンサン・ランドンなど。
    • 夏に抱かれて

      制作年: 1987
      42年の夏のフランスを舞台に、時代の波に揺れる三人の男女の微妙な愛の彷徨を描く。フランソワーズ・サガンの同名小説を原作に、製作はアラン・サルド、監督・脚色は「愛する者の名において」のロベール・アンリコ、共同脚色はジャン・オーランシュとディディエ・ドゥコワン、撮影は「悲しみのヴァイオリン」のフランソワ・カトンネ、音楽は「ブロンテ姉妹」のフィリップ・サルドが担当。出演は「ゴダールの探偵」のナタリー・バイ、クリストフ・マラヴォワ、ピエール・アルディティほか。
    • ゴダールの探偵

      制作年: 1985
      ある一つのホテルを背景に過去に起きた殺人事件とそれを追う探偵たちを中心に様々な人間たちのドラマを描く。製作はアラン・サルド、監督は「ゴダールのマリア」のジャン・リュック・ゴダール。アラン・サルドとフィリップ・セトボンの脚本を基にゴダールとアンヌ・マリー・ミエヴィルが脚色。撮影はブルーノ・ニュイッテン、音楽はピエール・ガメが担当。出演はジョニー・アリディ、ナタリー・バイなど。
    • 真夜中のミラージュ

      制作年: 1984
      50
    • 愛しきは、女 ラ・バランス

      制作年: 1983
      パリ区の犯罪多発地帯でのギャング組織と警察の対決を軸にスパイとして組織に放たれる“バランス”(密告者(たれこみや))たちの葛藤を描くフィルム・ノワール。製作はジョルジュ・ダンシジェールとアレクサンドル・ムヌーシュキン、監督・脚本はボブ・スウェム、撮影はベルナール・ジツェルマン、音楽はローラン・ボーケ、美術はエリック・ムラールが担当。出演はナタリー・バイほか。
    • 勝手に逃げろ/人生

      制作年: 1979
      72年の「万事快調」以来、政治的/実験的な映画に専念していた映画作家ジャン・リュック・ゴダールが商業映画に復帰し、「パッション(1982)」「カルメンという名の女」をはじめとする80年代以降の充実したフィルモグラフィーの幕開けとなった作品。新旧の作品の連続公開で再びゴダールが注目を集めているさなか、15年目にして正式に初公開された。これ以後のゴダール作品に繰り返し現れるスイス・レマン湖畔の美しい自然を背景に、3人の男女の出会いと別れを描く。70年代のゴタール作品で追求されてきたコミュニケーション、労働、性、権力、家族制度といった主題が、スローモーションとストップモーションを多用した瑞々しく、躍動感溢れる映像でつづられている。奇妙な題名は二重の題名のモンタージュで、観客に第三の題名の創造を示唆しているという。「-1=勝手に逃げろ」「0=人生」という導入部に続く、「1=創造界」「2=不安」「3=商売」「4=音楽」の4つの章で構成されている。クレジットはcomposer=構成者となっているゴダール自身の原案を、公私に渡るパートナーであるアンヌ・マリー・ミエヴィル、ルイス・ブニュエル作品などで知られるフランスを代表する脚本家ジャン・クロード・カリエールの共同で脚色(ミエヴィルは編集も担当)。撮影は「ヌーヴェルヴァーグ」のウィリアム・ルプシャンスキーと、「ヘカテ」などダニエル・シュミット作品で知られるレナート・ベルタ。音楽は「愛人 ラマン」「ベティ・ブルー 愛と激情の日々」のガブリエル・ヤーレが担当。主演は「パッション(1982)」「愛・アマチュア」のイザベル・ユペール、「私の夜はあなたの昼より美しい」のジャック・デュトロン、「ゴダールの探偵」「夏に抱かれて」のナタリー・バイほか。
    • 緑色の部屋

      制作年: 1978
      結婚後わずかの間に事故で死んでしまった若妻の肖像や遺品で飾られた“緑色の部屋”で生活する男の死者への愛情を描く。製作はマルセル・べルべールとローラン・トゥノー、監督は「恋愛日記」のフランソワ・トリュフォー。ヘンリー・C・ジェームズの数篇の単篇小説を基にトリュフォーとジャン・グリュオーが脚色。助監督はシュザンヌ・シフマン、撮影はネストール・アルメンドロス、音楽はモーリス・ジョーべール、編集はマルティーヌ・バラーク・キュリー、美術はジャン・ピエール・コユ・スヴェルコ、衣装はモニーク・デュリーとクリスチャン・ガスクが各々担当。出演はフランソワ・トリュフォー、ナタリーバイ、ジャン・ダステ、ジャン・ピエール・ムーラン、アントワーヌ・ヴィテーズ、ジャーヌ・ロブル、ジャン・ピエール・デュコス、アニー・ミレールなど。
    • 恋愛日記

      制作年: 1977
      女性を愛し崇拝してやまなかった男性の女性遍歴を描く。製作・監督は「アデルの恋の物語」のフランソワ・トリュフォー、脚本はフランソワ・トリュフォー、ミシェル・フェルモー、シュザンヌ・シフマン、撮影はネストール・アルメンドロス、音楽はモーリス・ジョーベール、録音はミシェル・ローラン、編集はマルティーヌ・バラーク・キュリー、衣裳はモニーク・デュリー、装置はジャン・ピエール・コユ・スヴェルコが各々担当。出演はシャルル・デネール、ブリジット・フォッセー、ネリー・ボルジョー、ジュヌヴィエーヴ・フォンタネル、ナタリー・バイ、サビーヌ・グラセール、ヴァレリー・ボニエ、マルティーヌ・シャサン、ロゼリーヌ・プヨー、レスリー・キャロンなど。
    • 映画に愛をこめて アメリカの夜

      制作年: 1973
      『パメラを紹介します』という一本の映画の撮影開始から完了までを、一本の映画の中で描く。製作総指揮はマルセル・ベルベール、監督は「恋のエチュード」のフランソワ・トリュフォー、脚本はトリュフォーとジャン・ルイ・リシャール、シュザンヌ・シフマンの共同、撮影はピエール・ウィリアム・グレン、音楽はジョルジュ・ドルリュー、編集はマルティーヌ・バラークが各々担当。出演はジャクリーン・ビセット、ジャン・ピエール・オーモン、ヴァレンティナ・コルテーゼ、ジャン・シャンピオン、ダニ、ジャン・ピエール・レオー、アレクサンドラ・スチュワルト、ニク・アリギ、ナタリー・バイ、デイヴィッド・マーカム、ベルナール・ムネーズ、ガストン・ジョリー、ゼナイッド・ロッシなどで、劇中劇の監督役としてフランソワ・トリュフォーが出演している。一九七三年度アカデミー外国語映画賞、ニューヨーク批評家賞などを受賞。
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