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吉行和子の関連作品 / Related Work
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父ちゃんのポーが聞える
制作年: 1971現代の医学では治療の方法すら発見されていない、筋肉が萎縮してしまうハンチントン舞踊病という病気と戦いながら、ベットの中で綴った松本則子という一少女の詩集『父ちゃんのポーが聞こえる』の映画化で、死に直面しながらも、けなげに生きようとする少女の心理を追求する。脚本は「昭和ひとけた社長対ふたけた社員」の笠原良三。監督・撮影も同作の石田勝心と志賀邦一がそれぞれ担当。 -
ごんたくれ(1966)
制作年: 1966神戸のある定時制高校の教師の書いた落第生報告記をもとに、「学生仁義」の直居欽哉と「忍びの者 伊賀屋敷」の服部佳が共同で脚本化し、「銭のとれる男」の村野鐵太郎が監督した昭和四十一年度芸術祭参加作品。撮影は「複雑な彼」の上原明。 -
嵐を突っ切るジェット機
制作年: 1961「ヒマラヤ無宿 心臓破りの野郎ども」の松浦健郎の原作を「俺は地獄へ行く」の星川清司が脚色、「海の勝負師」の蔵原惟繕が監督したアキラの航空アクション篇。撮影は「白い雲と少女」の間宮義雄。 -
あいつと私(1961)
制作年: 1961週刊読売連載の石坂洋次郎の原作を「都会の空の非常線」の池田一朗と中平康が脚色、「あした晴れるか」の中平康が監督した裕次郎回復後の第一作。撮影は「ろくでなし野郎」の山崎善弘。80点 -
機動捜査班
制作年: 1961警視庁第四課で暴力団関係の事件を追う刑事たちの活躍を描いた日活の「機動捜査班」シリーズ(1961年~63年、全13本)の第1弾。覆面パトカーに乗って内偵を続ける刑事たちの地道な捜査と、警察を出し抜くやくざの謀略、迫力のアクションが人気を博した。同じく日活製作の「刑事物語」シリーズ(1956年64年、全24本)から、警視庁鑑識課に勤務経験のある長谷川公之と、脚本家の宮田達男を共同脚本に迎え、「刑事物語 部長刑事を追え!」の小杉勇が監督を務めた。モノクロームの美しい夜のシーンは、撮影を「事件記者」の松橋梅夫、照明を後に相米慎二作品を多く手掛けた熊谷秀夫。丹波哲郎が不遜な笑いを浮かべる男・小池をミステリアスに演じ、良質なサスペンス映画となっている。 -
近眼のマグー 千一夜物語
制作年: 1959有名な『アラビアン・ナイト』の“アラジンの魔法のランプ”の話を自在に漫画化したもの。製作は「ジェラルド・マックボイン・ボイン」で知られるスティーブン・ボサストー、監督はジャック・キニー。音楽は「愛情物語」のジョージ・ダニング。日本語版の声の出演は、マグー=大森義夫、ヤスミンダ姫=吉行和子、青年アラジン=安田正利、大臣ワジア=下条正巳、王様=下元勉など。 -
病妻物語 あやに愛しき
制作年: 1956上林暁の“聖ヨハネ病院にて”他一連の病妻ものから「流離の岸」の新藤兼人が脚本執筆、宇野重吉が第一回監督した劇団民芸作品。撮影は「夜間中学」の前田実。主な出演者は「逆光線」の信欣三、「雑居家族」の田中絹代、「母子像」の山田五十鈴、「三っ首塔」の小沢栄、「悪魔の街」の菅井一郎、「名寄岩 涙の敢斗賞」の清水将夫、滝沢修、「白夫人の妖恋」の東野英治郎、その他内藤武敏、小夜福子、奈良岡朋子など劇団民芸総出演。