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原知佐子の関連作品 / Related Work
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ニッポニアニッポン フクシマ狂詩曲(ラプソディ)
制作年: 2019「セシウムと少女」の才谷遼監督によるスラップスティック・ミュージカル。3.11から8年、原発最前線の町役場へと出向を命じられた定年間近の楠穀平。町や住人、事故後の現状を目の当たりにするなか、やがて原子力研究所副所長就任を祝う狂乱の大宴会が始まる。出演は「私は絶対許さない」の隆大介、「嘘八白」の寺田農、新人のデコウトミリ、「明日にかける橋 1989年の想い出」の宝田明。トキ・キャラクターデザインを「この世界の片隅に」ののんが担当。ラピュタ阿佐ヶ谷20周年記念作品。 -
燃える仏像人間
制作年: 2012切り絵を背景の上で動かし、特殊効果などで加工する“劇メーション”作品。仏像盗難事件で両親を惨殺された少女が巻き込まれる恐怖を描く。監督・脚本は、本作がデビュー作となる宇治茶。声の出演は、「劇場版 とある魔術の禁書目録(インデックス) エンデュミオンの奇蹟」の井口裕香、「天空の城ラピュタ」の寺田農。 -
希望ヶ丘夫婦戦争(2009)
制作年: 2009「無常」、「姑獲鳥の夏」などで知られる映画監督、実相寺昭雄の短編小説を映画化。平凡なサラリーマン家庭が、夫の不能をきっかけに崩壊していく様を、社会風刺を盛り込みつつ描く。出演は「刺青 匂ひ月のごとく」のさとう珠緒、「ラストゲーム 最後の早慶戦」の宮川一朗太。79年に日活ロマンポルノでも映画化されている。 -
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007)
制作年: 2007母の女手一つで育てられた主人公(オダギリジョー)が、ガンに冒されつつも気丈に生きる母を支え、やがてその死を看取る…。互いを思いやりながら慎ましく暮す母と息子の姿を堅実な演出力によって描き出した自伝的ストーリー。原作はリリー・フランキーの同名小説。出演はオダギリジョー、樹木希林、内田也哉子。監督は松岡錠司。脚本は松尾スズキ。78点 -
ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE
制作年: 2003怪獣保護という従来にないスタンスを持つ特捜チームと共に、時代に見合ったヒーロー像を描いた『ウルトラマンコスモス』が劇場映画化。宇宙正義を標榜するウルトラマンジャスティスと地球愛のコスモス、2大ウルトラマンが前代未聞の壮絶なバトルを繰り広げる。同時上映は「新世紀2003 ウルトラマン伝説 THE KING'S JUBILEE」。 -
D坂の殺人事件(1998)
制作年: 1998伝説の責め絵の雁作作りを依頼した女の殺害事件に、名探偵・明智小五郎が挑むミステリー・ロマン。監督は「屋根裏の散歩者」の実相寺昭雄。脚本は、江戸川乱歩の「D坂の殺人事件」と「心理試験」を基に、「ラブ&ポップ」の薩川昭夫が脚色。撮影を「幻の光」の中堀正夫が担当している。主演は「らせん」の真田広之。97年東京国際ファンタスティック映画祭正式出品作品。60点 -
刑事物語4 くろしおの詩
制作年: 1985高知を舞台に、ふとしたことからヤクザに転身した刑事の活躍を描く「刑事物語」シリーズ第4作。片山蒼の原案をもとに、「刑事物語3 潮騒の詩」のちゃき克彰と同作の黒井和男が共同執筆。監督は「刑事物語」の渡邉祐介、撮影は「刑事物語3 潮騒の詩」の矢田行男がそれぞれ担当。 -
ひめゆりの塔(1982)
制作年: 1982太平洋戦争末期、全島が戦場と化した沖縄で、ひめゆり部隊と呼ばれ陸軍病院に配属された乙女たちのはかない青春を描く。28年ぶりの再映画化は脚本・水木洋子、監督・今井正と同じコンビ。前作では果たせなかった沖縄現地ロケを行ない、撮影は「裸の大将放浪記」の原一民が担当。68点 -
悪魔が来りて笛を吹く(1979)
制作年: 1979元子爵、椿家の乱れた人間関係によって生まれた兄妹の起こす連続殺人事件を解決する金田一耕肋の活躍を描く。角川春樹事務所の企画で復活した金田一耕助は東宝で石坂浩二の主演で四本製作されたが、今回は、同じ角川春樹事務所の企画だが、西田敏行の主演で東映で製作された。脚本は「柳生一族の陰謀」の野上龍雄、監督はにっかつで「女の意地」を監督した後「太陽にほえろ!」「青春ド真中!」などのテレビ・シリーズを手がけている斎藤光正、撮影もテレビで活躍している伊佐山巌がそれぞれ担当している。 -
泥だらけの純情(1977)
制作年: 1977山口百恵・三浦友和のコンビ第六作目で、初の現代劇。外交官の令嬢とチンピラヤクザの恋を中心に、与えられた環境の中で精いっぱい生きる若者を描く。脚本は「パーマネント・ブルー 真夏の恋」の石森史郎、監督は「毒薬の匂う女」の富本壮吉、撮影は「愛のなぎさ」の安藤庄平がそれぞれ担当。 -
殺すまで追え 新宿25時
制作年: 1969「めくらのお市物語 真赤な流れ鳥」の宮川一郎と「新宿育ち」の長谷和夫が脚本を共同執筆し、長谷和夫が監督したアクションもの。撮影は「恋の季節」の丸山恵司が担当。 -
「空白の起点」より 女は復讐する
制作年: 1966笹沢左保の原作『空白の起点』を、「関東やくざ嵐」の宮川一郎が脚色、「天下の快男児」の長谷和夫が監督したエロティック・ミステリー。撮影は「坊っちゃん(1966)」の小杉正雄。 -
『おかあさん』第212話「さらばルイジアナ」
制作年: 1963TBS収蔵の貴重なドキュメンタリーフィルムをデジタル修復して劇場公開する「TBSレトロスペクティブ映画祭 実相寺昭雄特集」にて上映。母親を主題にした1話完結のスタジオドラマシリーズの第212話(1963年2月14日放送)。神学校の寮を舞台に、学生と若く美しい義母の関係が鮮烈に描かれる。後に実相寺の妻となる原知佐子との初仕事であり、原は美しき義母を演じた。目元、口元、オペラなど、実相寺演出が炸裂している。また、フィルム、VTR、生放送ブロックが混在し、当時のテレビドラマの在り方を伝える意味でも貴重。学生役を演じた川津祐介は緊張と興奮のあまり台詞を忘れ、鎮静剤を打って生放送に臨んだ。脚本は田村孟、音楽は八木正生。 -
『7時にあいまショー』「坂本九ショー」
制作年: 1963TBS収蔵の貴重なドキュメンタリーフィルムをデジタル修復して劇場公開する「TBSレトロスペクティブ映画祭 実相寺昭雄特集」にて上映。構成を永六輔が手掛け、ドラマ風の演出で大人気となった音楽番組『七時にあいまショー』から、坂本九が出演した1963年6月8日の放送回をピックアップ。胸を打つヒット曲の数々と、いずみたく、古今亭志ん朝、九重佑三子ら、多彩なゲストの顔ぶれが今も光り輝く。音楽番組ながら、精巧なドラマ用のセットを組んだため、スタッフや坂本九はスタジオが変更になったと思い込み、収録に遅れてやって来たという逸話も残る伝説の番組。21歳の坂本九が、HDリマスターで蘇る。 -
はぐれ念仏 歓喜まんだら
制作年: 1962寺内大吉原作の『はぐれ念仏』を、「喜劇 駅前弁当」の長瀬喜伴が脚色。「河内風土記 続おいろけ説法」の佐伯幸三が監督したお色気もの。撮影は「喜劇 駅前弁当」の黒田徳三。 -
サラリーマン奥様心得帖
制作年: 1961「八百屋お七 江戸祭り一番娘」の共同執筆者・若尾徳平の脚本を、「大空の野郎ども」の古沢憲吾が監督したサラリーマンもの。撮影は「八百屋お七 江戸祭り一番娘」の鈴木斌が担当。 -
河内風土記 おいろけ説法
制作年: 1961今東光の週刊新潮連載の「河内風土記」の映画化で風俗喜劇。椎名竜治が脚色、「地の涯に生きるもの」の久松静児が監督、撮影も同じく遠藤精一。パースペクタ立体音響。 -
河内風土記 続おいろけ説法
制作年: 1961今東光の「河内風土記」を原作とする「河内風土記 おいろけ説法」の続編。脚色は前作と同じく椎名竜治、監督は「断崖の決闘」の佐伯幸三、撮影は「駅前団地」の遠藤精一。パースペクタ立体音響。 -
サラリーマン出世太閤記・完結篇 花婿部長No.1
制作年: 1960サラリーマン出世太閤記の第五作完結篇で、「サザエさんの赤ちゃん誕生」の笠原良三の脚本を、「新・三等重役」の筧正典が監督した。撮影は「侍とお姐ちゃん」の完倉泰一。パースペクタ立体音響. -
新・三等重役 旅と女と酒の巻
制作年: 1960「新・三等重役」の続編で、源氏鶏太の原作を、「ある日わたしは」の井手俊郎が脚色、「顔役と爆弾娘」の筧正典が監督したサラリーマンもの。撮影は「悪魔の接吻」の中井朝一。パースペクタ立体音響。 -
黒い画集 あるサラリーマンの証言
制作年: 1960週刊朝日に連載中の松本清張『黒い画集』の中の一編『証言』の映画化。「空港の魔女」の橋本忍が脚色し、「裸の大将」の堀川弘通が監督した。撮影は「新・三等重役」の中井朝一。パースペクタ立体音響。第34回キネマ旬報ベスト・テン日本映画第2位。90点 -
サラリーマン御意見帖 出世無用
制作年: 1960「サラリーマン御意見帖 男の一大事」に続くサラリーマン御意見帖シリーズの第二作。長瀬喜伴・吉田精弥の脚本を、「サラリーガール読本 むだ口かげ口へらず口」の岩城英二が監督し、「国定忠治(1960)」の西垣六郎が撮影した。 -
ぼく東綺譚(1960)
制作年: 1960永井荷風の『ぼく東綺譚(ぼくとうきたん)』を軸に『失踪』と『荷風日記』を組合せて、「女経」の八住利雄が脚色し、「珍品堂主人」の豊田四郎が監督した文芸映画。撮影も「珍品堂主人」の玉井正夫が担当。昭和35年度芸術祭参加作品。 -
女子大学生 私は勝負する
制作年: 1959門脇順子の原作を、「拳銃0号」の共同執筆者・寺田信義が脚色し、「僕らの母さん」の板谷紀之が監督したもので、大学生の無軌道な生態を描いたもの。撮影は「愛妻記」の栗林実。 -
宇治みさ子の 緋ぢりめん女大名
制作年: 1958「薔薇と女拳銃王」の岡戸利秋と芝二郎の共同脚本を「人形佐七捕物帖 浮世風呂の死美人」の毛利正樹が監督した宇治みさ子の若衆シリーズの一篇。撮影は「太陽娘と社長族」の友成達雄。「黄金奉行」の宇治みさ子、「亡霊怪猫屋敷」の和田桂之助のほか、浜野桂子・天知茂・丹波哲郎・林寛らが出演している。 -
新日本珍道中(西日本の巻)
制作年: 1958新東宝の創立十周年記念映画。川内康範、近江俊郎、曲谷守平の共同脚本を二班に分れて製作した。太平洋側班は、「坊ちゃんの野球王」の近江俊郎が監督、杉本正二郎が撮影した。日本海側班は「金語楼の成金王」の曲谷守平が監督、「楠公二代誠忠録」の西本正が撮影した。出演は、高島忠夫、宇津井健、中山昭二、日比野恵子、筑紫あけみなどのオールスター。色彩はイーストマンカラー。 -
人形佐七捕物帖 浮世風呂の死美人
制作年: 1958横溝正史の『まぼろし役者』より、「勝利者の復讐」の金田光夫と、文珠三郎が脚色、「阿波狸変化騒動」の毛利正樹が監督、「スーパー・ジャイアンツ 宇宙怪人出現」の鈴木博が撮影した人形佐七シリーズ第四話。主演は「楠公二代誠忠録」の若山富三郎、「色競べ五人女」の日比野恵子、「天下の副将軍 水戸漫遊記」の天城竜太郎など。 -
スーパー・ジャイアンツ 宇宙怪人出現
制作年: 1958「スーパー・ジャイアンツ 宇宙艇と人工衛星の激突」の宮川一郎と三輪彰の共同脚本を昇進第一回の三輪彰が自ら監督したお馴染みスーパー・ジャイアンツもの。撮影は「色競べ五人女」の鈴木博。出演は「女体棧橋」の宇津井健をはじめ、中村彰、田原知佐子、浅見比呂志など。 -
童貞社員とよろめき夫人
制作年: 1958「金語楼の成金王」の銀座八郎の脚本を、「女の防波堤」の小森白が監督し、同じく岡戸嘉外が撮影したコメディ。主演は「戦雲アジアの女王」の中山昭二、「女の防波堤」の荒川さつき、小畑絹子。ほかに小倉繁、田原知佐子、小川虎之助、小高まさるなどが助演している。 -
妖蛇荘の魔王
制作年: 1957「怪談本所七不思議」の共同脚色者の一人、赤坂長義と「波止場の王者」の土井通芳の共同シナリオを「白蝋城の妖鬼」の曲谷守平が監督した探偵活劇。撮影は「鋼鉄の巨人 怪星人の魔城」の森田守。主演は「天下の鬼夜叉姫」の明智十三郎に若杉嘉津子、御木本伸介、「鋼鉄の巨人 怪星人の魔城」の山口美奈子、「誓いてし」の上原謙。ほかに、江川宇禮雄など。 -
怪談かさねが渕(1957)
制作年: 1957三遊亭円朝の原作から、「人形佐七捕物帖 大江戸の丑満刻」の川内康範が脚本を書き、同じく中川信夫が監督した。撮影も「人形佐七捕物帖 大江戸の丑満刻」の平野好美。主演は「毒婦夜嵐お絹と天人お玉」の若杉嘉津子「剣聖 暁の三十六番斬り」の和田孝、「風雲天満動乱」の丹波哲郎。ほかに、北沢曲子など。 -
「青春万歳」より 源平恋合戦
制作年: 1957旺文社刊、高校時代連載で、放送劇としても文化放送など十三局から流された宮崎博史原作『青春万歳』の映画化。「新・己が罪」の杉本彰が脚色、「女競輪王」の小森白が監督した。撮影は「警察官」の西本正。主演は「明治天皇と日露大戦争」の高島忠夫、舟橋元、新人の大原譲二、「リングの王者 栄光の世界」の田原知佐子、「角帽と女子大三人娘」の久保菜穂子、「続サザエさん」の松島トモ子。 -
日米花嫁花婿入替取替合戦
制作年: 1957日米二組の新婚夫婦をめぐる喜劇。湯浅金吾の原案から、「笑いの魔術師」の岡田豊が脚本を書き、「美男をめぐる十人の女」の曲谷守平が監督、「姫君剣法 謎の紫頭巾」の山中晋が撮影した。主演は、「ドライ夫人と亭主関白」の高島忠夫、「若君漫遊記 伏見稲荷の大仇討」の日比野恵子、御木本伸介、江川宇禮雄、「体当り殺人狂時代」のジョージ・ルイカー、大宮デン助など。 -
リングの王者 栄光の世界
制作年: 1957「姫君剣法 謎の紫頭巾」の内田弘三が脚本をかき、石井輝男が第一回作品として監督する拳闘映画で、撮影は「角帽と女子大三人娘」の鈴木博が担当。主な出演者は、「警察官」の宇津井健、「体当り殺人狂時代」の池内淳子、「警察官」の中山昭二、ほかに伊沢一郎、細川俊夫、若杉嘉津子など。 -
美男をめぐる十人の女
制作年: 1956岡戸利秋の原案から、岡戸嘉外と曲谷守平が脚本執筆した青春喜劇で、曲谷守平が第一回監督、「女大学野球狂時代」に次いで岡戸嘉外が撮影を担当する。主な出演者は「坊ちゃんの逆襲」の高島忠夫、「波止場の王者」の久保菜穂子、「鬼姫競艶録」の筑紫あけみ、「女競輪王」の江畑絢子、ほかに高橋豊子、高田稔、小倉繁、ジョージ・ルイカーなど。