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岡田茉莉子の関連作品 / Related Work
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エリ・エリ・レマ・サバクタニ
制作年: 2005近未来を舞台に、世界中に蔓延する奇病に感染した少女が、ふたり組ユニットの奏でるノイズ・ミュージックによって再生する姿を描いたファンタジー。監督・脚本は「レイクサイド マーダーケース」の青山真治。撮影を「レイクサイドマーダーケース」のたむらまさきが担当している。主演は、「東京ゾンビ」の浅野忠信と「ギミー・ヘブン」の宮崎あおい。尚、タイトルの「Eli, Eli, Lema Sabachthani?」とは、ヘブライ語で”神よ、何ゆえに我を見捨てたもうや?“という意味である。第58回カンヌ国際映画祭ある視点部門出品、TOKYO FM開局35周年記念作品。 -
生きてはみたけれど 小津安二郎伝
制作年: 1983生涯五十四本の映画を作り、キネマ旬報ベスト・テン三年連続第一位という前人未踏の記録を始め、日本映画史に数々の名作を残した小津安二郎監督が逝って二十年。この映画は、小津作品の名作の中から忘れられない名場面を拾い上げ、その間を小津安二郎と関りあった多くの俳優、監督、スタッフ、文化人等の証言と六十年の生涯の克明な記録によって、継ぎ合せ、彼の一生を描く。脚本構成は井上和男と高岡享樹の共同執筆、監督は「喜劇 黄綬褒賞」の井上和男、撮影は「渚の白い家」の兼松煕太郎がそれぞれ担当。登場する人々は、岸恵子、司葉子、有馬稲子、淡島千景、岡田茉莉子、杉村春子、桜むつ子、東野英治郎、笠智衆、中村伸郎、須賀不二男、三上真一郎、木下恵介、今村昌平、佐々木康、新藤兼人、斎藤良輔、厚田雄春、浜田辰雄、今日出海、横山隆一、川喜多かしこ、ドナルド・リチー、佐藤忠男、中井貴恵、野田静(野田高梧未亡人)、野村八重子(伏見晃未亡人)、小津新一(兄)、小津信三(弟)山下とく(妹)。 -
吾輩は猫である(1975)
制作年: 1975夏目漱石の同名小説を映画化したもので、一匹の猫の眼を通して、通俗的な社会にはかない抵抗をしめす中学教師を描く喜劇。脚本は「ノストラダムスの大予言」の八住利雄、監督・潤色は「股旅」の市川崑、撮影は「雨のアムステルダム」の岡崎宏三がそれぞれ担当。音楽はバッハの「インベンション」よりとっている。70点 -
戒厳令(1973・日本)
制作年: 1973昭和十一年の二・二六事件によって施行された戒厳令を背景に、陰の指導者として処刑された北一輝の独創的な思想と人間を描く。脚本は別役実、監督は「告白的女優論」の吉田喜重、撮影も同作の長谷川元吉がそれぞれ担当。60点 -
黒の奔流
制作年: 1972殺人容疑で法廷に立たされた薄幸の女と彼女を無罪とするのに成功した弁護士との愛憎を描く。原作は松本清張の小説『種族同盟』の映画化。脚本は国弘威雄、監督は脚本も執筆している「ポルノギャンブル喜劇 大穴中穴へその穴」の渡辺裕介、撮影は「剣と花」の小杉正雄。 -
雌が雄を喰い殺す 三匹のかまきり
制作年: 1967「激流(1967)」のコンビの池田一朗と井上梅次が共同でシナリオを執筆し、井上梅次が監督した「雌が雄を喰い殺す かまきり」の続編。撮影は「恋をしようよ カリブの花」の丸山恵司。 -
雌が雄を喰い殺す かまきり
制作年: 1967「天下の快男児」の池田一朗と、「フォークで行こう 銀嶺は恋してる」の井上梅次が共同でシナリオを執筆し、井上梅次が監督したミステリー。撮影は新鋭笠川正夫。 -
千客万来(1962)
制作年: 1962「小早川家の秋」の野田高梧と「めぐり逢う日まで」の柳井隆雄、「あの波の果てまで」の富田義朗の三人が共同で脚本を書き、「河口」の中村登が監督した青春喜劇もの。撮影もコンビの厚田雄春。 -
秋刀魚の味 デジタルリマスター
制作年: 1962妻に先立たれた夫、娘を嫁に出す父親という小津安二郎監督が生涯を通し描いてきたテーマを、岩下志麻、笠智衆、佐田啓ニ、岡田茉莉子らの共演で綴った名作ドラマ。脚本は「小早川家の秋」のコンビ、野田高梧と小津安二郎が共同で執筆。撮影は「愛染かつら(1962)」の厚田雄春。小津作品の撮影チーフ助手を務めた川又昂監修による、4Kスキャニングによる最新のデジタル修復を実施したHDマスター。2013年11月23日より、東京・神田 神保町シアターにて開催された「生誕110年・没後50年記念 映画監督 小津安二郎」にて上映。 -
秋日和 デジタルリマスター
制作年: 1960夫を亡くした母と娘のお互いを思いやる気持ちを中心に、亡夫の友人たちが起こす騒動を描いたドラマ。監督は小津安二郎。里見とんの原作を、野田高梧と小津安二郎が共同で脚色。撮影は厚田雄春。出演は、原節子、司葉子、岡田茉莉子、佐田啓二、佐分利信ほか。小津作品の撮影チーフ助手を務めた川又昂監修による、4Kスキャニングによる最新のデジタル修復を実施したHDマスター。2013年11月23日より、東京・神田 神保町シアターにて開催された「生誕110年・没後50年記念 映画監督 小津安二郎」にて上映。 -
四万人の目撃者
制作年: 1960週刊読売に連載された有馬頼義の同名小説を映画化した推理映画。「晴れ姿勢揃い 剣侠五人男」の共同執筆者・高岩肇が脚色し、「正々堂々」のコンビ堀内真直が監督し、小原治夫が撮影した。 -
橋(1959・日本)
制作年: 1959毎日新聞連載、大佛次郎作の同名小説の映画化。「春を待つ人々」の共同シナリオ執筆者の柳井隆雄が脚色、「「花粉」より 空かける花嫁」のコンビ・番匠義彰が監督、生方敏夫が撮影した。 -
モダン道中 その恋待ったなし
制作年: 1958東北・北海道の名所旧蹟を背景にした道中喜劇。野村芳太郎・山田洋治の共同脚本を、「月給一三、〇〇〇円」のコンビ野村芳太郎が監督、井上晴二が撮影した。「渡る世間は鬼ばかり ボロ家の春秋」の佐田啓二。「楢山節考(1958)」の高橋貞二、「現代無宿」の岡田茉莉子・桑野みゆき・三井弘次・桂小金治・若水ヤエ子らが出演。色彩はイーストマン松竹カラー。 -
柳生武芸帳 双龍秘劔
制作年: 1958週刊新潮連載の五味康祐原作を、「太夫さんより 女体は哀しく」の稲垣浩が「「元祿忠臣蔵・大石最後の一日」より 琴の爪」の若尾徳平と共に脚色し、自ら監督した時代劇。先の「柳生武芸帳(1957)」の続編である。キャストは前作出演者の鶴田浩二、三船敏郎、久我美子、岡田茉莉子などのほかに、松本幸四郎、「太夫さんより 女体は哀しく」の乙羽信子が新登場。撮影は「危険な英雄」の中井朝一。色彩はアグファカラー。 -
悪女の季節
制作年: 1958老人の莫大な財産を狙う悪女二人を軸に、人間の欲望を風刺的に描いたもので、「女侠一代」の菊島隆三のオリジナル・シナリオを、「本日休診」の渋谷実が監督したサスペンス・コメディ。撮影は「渡る世間は鬼ばかり ボロ家の春秋」の長岡博之。「女侠一代」の山田五十鈴、「モダン道中 その恋待ったなし」の岡田茉莉子に、伊藤雄之助・東野英治郎・三好栄子などのヴェテラン、杉浦直樹・川口のぶ・丸条映子らの新人が出演する。 -
嵐の中の抱擁 おもかげは遥かなり
制作年: 1957「暴力の波止場」の富田義朗のオリジナルシナリオを、「炎の氷河」の穂積利昌が監督。撮影は「母と子の窓」の西川亨。主演は、「土砂降り」の岡田茉莉子、「花は嘆かず(1957)」の川喜多雄二「情痴の中の処女 天使の時間」の菅佐原英一、「婦警日誌より 婦人科医の告白」の七浦弘子。ほかに草間百合子、十朱久雄、北竜二、槙芙佐子など。福田公子と改名した尾上さくらも出演している。 -
柳生武芸帳(1957)
制作年: 1957“週刊新潮”連載の五味康祐原作を「空の大怪獣 ラドン」の木村武(1)と「嵐(1956)」の稲垣浩が脚色、同じく稲垣浩が監督した異色時代劇。撮影は「歌う不夜城」の飯村正。主演は「この二人に幸あれ」の三船敏郎、「眠狂四郎無頼控 第二話 円月殺法」の鶴田浩二、「黄色いからす」の久我美子、「大阪物語」の香川京子、「顔(1957)」の岡田茉莉子。ほかに大河内傳次郎、中村扇雀、東野英治郎、岩井半四郎、左卜全、小堀明男など。色彩はアグファカラー。