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是枝裕和の関連作品 / Related Work
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怪物
制作年: 2023「万引き家族」の是枝裕和監督、「花束みたいな恋をした」脚本の坂元裕二、「ラストエンペラー」音楽の坂本龍一がタッグを組んだミステリアスなドラマ。大きな湖のある郊外の町で子ども同士のケンカが起きる。やがてそれは大人や社会、メディアを巻き込む事件となる。出演は、「ある男」の安藤サクラ、「HOKUSAI」の永山瑛太、「千夜、一夜」の田中裕子。第76回カンヌ国際映画祭にて、坂元裕二が脚本賞を受賞した。70点 -
ベイビー・ブローカー(2022)
制作年: 2022是枝裕和初の韓国映画。“赤ちゃんポスト”に預けられた赤ん坊を連れ去る“ベイビー・ブローカー”のサンヒョンとドンス。“赤ちゃんポスト”に赤ん坊を預けた女ソヨン。サンヒョンとドンスを追う刑事のスジンとイ。“赤ちゃんポスト”が繋いだ彼らの運命は? 出演は「パラサイト 半地下の家族」のソン・ガンホ、「新感染半島 ファイナル・ステージ」のカン・ドンウォン、「空気人形」のぺ・ドゥナ。60点 -
マイスモールランド
制作年: 2022差別や迫害から故郷を逃れ日本で育ったクルド人少女を描き、第72回ベルリン国際映画祭アムネスティ国際映画賞・特別表彰を授与された人間ドラマ。クルド人サーリャは同世代の日本人と同様にごく普通の高校生活を送っていたが、ある日突然在留資格を失い……。監督は、早稲田大学在学中に制作した「circle」が東京学生映画祭準グランプリに輝き、是枝裕和監督率いる映像制作者集団『分福』に所属する川和田恵真。サーリャを5カ国のマルチルーツを持つモデルの嵐莉菜が演じ、難民として認められた例がこれまでないに等しくいつ強制退去させられるかわからない在日クルド人の葛藤を映し出す。 -
潤一
制作年: 2019ミステリアスな青年と女たちが織りなす刹那の愛を描いた直木賞作家・井上荒野による短編集を、「走れ!T校バスケット部」の志尊淳主演で実写化。無職で宿無し、女から女へと渡り歩く潤一は、女たちの孤独な日常の隙間に入り込み、小さな波紋を残し去っていく。映画監督・是枝裕和率いる制作者集団・分福が企画した連続ドラマ。分福作品の企画プロデュースに携わってきた北原栄治と「夜明け」の広瀬奈々子が監督、脚本を「エンディングノート」の砂田麻美が手がけ、分福所属の制作者が集結。連続ドラマを対象にした国際的ドラマの祭典・カンヌシリーズ2019にノミネートされた。テレビ放映・配信に先駆けて劇場上映。90点 -
万引き家族
制作年: 2018「三度目の殺人」の是枝裕和監督長編14作目。東京の下町で、犯罪で生計を立てている貧しい一家。ある日、父・治と息子・祥太は万引きの帰り道、凍えている幼い女の子を見つけ、連れて帰る。体じゅうの傷から境遇を察した妻・信代は、家族として受け入れる。出演は、「美しい星」のリリー・フランキー、「DESTINY 鎌倉ものがたり」の安藤サクラ、「ちはやふる」シリーズの松岡茉優、「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」の池松壮亮、「64 ロクヨン」前後編の緒方直人、「ちょっと今から仕事やめてくる」の森口瑤子、「あゝ、荒野」前後篇の山田裕貴、「谷崎潤一郎原案/TANIZAKI TRIBUTE『富美子の足』」の片山萌美、「今夜、ロマンス劇場で」の柄本明、「彼女の人生は間違いじゃない」の高良健吾、「怒り」の池脇千鶴、「海よりもまだ深く」の樹木希林。第71回(2018年)カンヌ国際映画祭にてパルムドール受賞。2018年 第92回キネマ旬報ベスト・テン日本映画第1位、読者選出日本映画第1位、読者選出日本映画監督賞受賞。82点 -
十年 Ten Years Japan
制作年: 201810年後の社会、人間を描く国際共同プロジェクトの日本版で、「万引き家族」の是枝裕和が総合監修を務めたオムニバス映画。75歳以上の高齢者に安楽死を奨励する未来版“姥捨て”の「PLAN75」、AIによる道徳教育を描く「いたずら同盟」など全5話。出演は、「無限の住人」の杉咲花、「パンク侍、斬られて候」の國村隼、「海を駆ける」の太賀、「あゝ、荒野」の川口覚、「怒り」の池脇千鶴。 -
SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬
制作年: 2018デヴィッド・ボウイ、ジム・ジャームッシュ、YMOら多くのアーティストとコラボレーションする写真家・鋤田正義に迫るドキュメンタリー。時代の寵児をカメラに収めてきた足跡を辿るとともに、彼自身や親交ある人々の証言から人柄や魅力を浮かび上がらせる。監督は、数々のミュージックビデオの演出・プロデュースを手がけ、「自分の事ばかりで情けなくなるよ」などのプロデュースを務めてきた相原裕美。鋤田正義の甥・鋤田晃久が、音楽担当およびプロデューサーとして参加している。80点 -
三度目の殺人
制作年: 2017「そして父になる」の是枝裕和監督が再び福山雅治とタッグを組んだ法廷心理ドラマ。弁護士・重盛は、殺しの前科がある三隅の弁護を担当する。三隅は工場の社長を殺し、死体に火をつけた容疑で起訴されていた。しかし調査を進めると意外な事実が浮かび上がる。出演は、「関ヶ原」の役所広司、「ちはやふる」シリーズの広瀬すず、「グラッフリーター刀牙」の斎藤由貴、「ちょっと今から仕事やめてくる」の吉田鋼太郎、「風俗行ったら人生変わったwww」の満島真之介、「永い言い訳」の松岡依都美、「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」の市川実日子、「家族はつらいよ」シリーズの橋爪功。70点 -
海街diary
制作年: 20152006年から『月刊フラワーズ』に連載されマンガ大賞2013を受賞した吉田秋生の『海街diary』を、「そして父になる」で第66回カンヌ国際映画祭審査員賞を獲得した是枝裕和監督が映画化。神奈川県の鎌倉の四季を映しながら、母親の違う妹を引き取った姉妹たちの一年を丹念に描く。四姉妹を「映画 ホタルノヒカリ」の綾瀬はるか、「モテキ」の長澤まさみ、「パズル」の夏帆、テレビドラマ『幽かな彼女』の広瀬すずが、幼かった長女・次女・三女を置いて再婚した3人の実母を「一枚のハガキ」の大竹しのぶが演じる。ほか、「容疑者Xの献身」の堤真一、「はじまりのみち」の加瀬亮、「魂萌え!」の風吹ジュン、「そして父になる」のリリー・フランキーらが出演。81点- 感動的な
- おしゃれな
- ほのぼのとした
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台湾新電影(ニューシネマ)時代
制作年: 20141980年代に台湾映画界に新たな潮流をもたらした台湾ニューシネマの誕生30周年を記念し制作されたドキュメンタリー。「悲情城市」のホウ・シャオシェン監督ら各国の映画人や芸術家にインタビュー。後世に与えた影響や、運動の意義などを探る。また、作中にはホウ・シャオシェンやエドワード・ヤン、台湾ニューウェーブの先駆けであるワン・トンの監督作が登場する。劇場公開に先駆け、第10回大阪アジアン映画祭『台湾:電影ルネッサンス2015〈小特集:エドワード・ヤンとその仲間たち〉』にて上映された(映画祭タイトル「光と陰の物語:台湾新電影」)。 -
そして父になる
制作年: 2013「奇跡」「誰も知らない」の是枝裕和監督が、子どもを取り違えられた二組の家族を通して、家族とは何か掘り下げるヒューマン・ドラマ。自らの手で人生を切り拓いてきたエリート会社員の子が取り違えられていたことが発覚、取り違えられた先の家族と交流するうちに彼の価値観が変わっていく。エリート会社員を「真夏の方程式」「容疑者Xの献身」の福山雅治が、その妻を「トロッコ」「萌の朱雀」の尾野真千子が、子どもを取り違えられたもう一組の夫婦を「ぐるりのこと。」のリリー・フランキーと「さよなら渓谷」の真木よう子が演じている。第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門審査委員賞受賞およびエキュメニカル賞特別表彰作品。2013年9月24日より先行公開。70点 -
Beautiful Islands ビューティフル アイランズ
制作年: 2009気候変動に揺れる3つの島で、それぞれ故郷を愛して生きる人々の“普通の暮らし”を見つめたドキュメンタリー。ナレーションやBGMを排し、絆を育む祭りや、代々受け継がれてきた伝統工芸、食文化、水辺のゆったりとした生活など、気候変動によって失われる危機にある彼らの暮らしを映し出す。監督・プロデユーサー・編集は「にがい涙の大地から」の海南友子。エグゼクティブプロデユーサーとして「空気人形」の是枝裕和が参加している。南太平洋に浮かぶ9つの島からなる世界で4番目に小さな国、ツバル。ヤシの木と漁業を生活の基本にし、老若男女ともに祭りで歌や踊りを楽しんでいる。13歳のシレタと10歳のアマタの姉妹も、大家族に囲まれ伸びやかに毎日を過ごし、目を輝かせて将来の夢を語る。だが、子供たちは学校で気候変動について教えられ、将来自分たちの島が無くなる可能性が高いことを知っている……。アドリア海の宝石といわれる海上都市ベネチアは、紀元5世紀からの歴史を持つ世界遺産の街。13世紀の城を改築、ワーグナーやバルザックも宿泊した“ホテル ダニエリ”は、今も世界中のVIPを惹きつける。そしてこの地には、代々受け継がれてきたベネチアングラスなどの様々な工芸がある。ゴンドラ乗りの父を持つ13歳のクラウディオと9歳のダリオは、そんな伝統ある街の歴史を教えてくれる父を誇らしく思うのだった……。ベーリング海峡に近いアラスカ最西端に位置するシシマレフ島。海抜500メートルのこの島では、先住民族イヌピアック族を中心に約600人が暮らしている。アメリカナイズされた生活を送るようになった今でも、アザラシやカリブー(トナカイ)の狩猟が生活の柱。幼い子供たちを育てるレイモンドとメラニーの家でも、猟銃の手入れは日常の大切な仕事だった。シェルトンとクララ夫妻は、猟をしていた息子が割れた氷に落ちて亡くなったと語る……。 -
大丈夫であるように Cocco 終らない旅
制作年: 20081997年にデビューし圧倒的なパフォーマンスで日本の音楽シーンに躍り出た後、絵本の執筆や『ゴミゼロ大作戦』など様々な活動でもその才能と行動力を示してきたシンガー・Cocco。彼女のデビュー10周年の全国ツアーと、故郷・沖縄での日常を記録したドキュメンタリー。監督は「歩いても 歩いても」の是枝裕和。 -
誰も知らない
制作年: 2004実際に起きた事件をモチーフに、母親に捨てられた4人の幼い兄妹がアパートの一室で人知れず生き抜いていこうとする姿を描いたドラマ。監督・脚本は「帰ってきた刑事まつり/はぐれちゃった刑事」の是枝裕和。撮影を「沙羅双樹」の山崎裕が担当している。主演は、映画初出演となる『クニミツの政』の柳楽優弥、新人の北浦愛、木村飛影、清水萌々子。第78回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位、日本映画助演女優賞(YOU)、日本映画新人男優賞(柳楽優弥)受賞、第59回毎日映画コンクール日本映画優秀賞、録音賞、スポニチグランプリ新人賞(柳楽優弥)受賞、第57回カンヌ国際映画祭男優賞(柳楽優弥)受賞、第47回ブルーリボン賞作品賞、監督賞受賞、第29回報知映画賞作品賞受賞、第28回日本アカデミー賞優秀助演女優賞(YOU)受賞、第28回山路ふみ子賞福祉賞(是枝裕和)受賞、第26回ヨコハマ映画祭日本映画2004年ベストテン第3位、最優秀新人賞(柳楽優弥)受賞、日本映画ペンクラブ賞会員選出ベスト5日本映画第2位、芸術文化振興基金助成事業作品。75点 -
扉の向こう ロック歌手・宮本浩次という生き方
制作年: 2004宮本浩次率いるロック・バンド”エレファントカシマシ“のニュー・アルバム製作過程に、約3カ月に渡って密着した長篇ドキュメンタリーで、テレビ放映版に再編集を加えた劇場版。演出は千切谷知子。撮影を神山健一郎が担当している。 -
蛇イチゴ(2003)
制作年: 2003是枝裕和が初プロデュースする「是枝プロジェクト」の第2弾。28才の新鋭、西川美和のオリジナル脚本に是枝自らが惚れ込んで映画化が実現した。出演は本作が映画初主演となるお笑いコンビ“雨上がり決死隊”の宮迫博之。共演に「櫻の園」「コンセント」のつみきみほ。74点 -
帰ってきた 刑事まつり「はぐれちゃった刑事」
制作年: 2003「主人公は刑事」「完成尺は10分以内」「1分につき最低1回はギャグを入れる」という条件で、映画監督たちが刑事を主人公に競作したオムニバスの第2弾。監督は「花よりもなほ」の是枝裕和。 -
DISTANCE(2001)
制作年: 2001無差別殺人を犯したカルト教団の実行犯の遺族が、過去と向き合う姿を描いた人間ドラマ。監督・脚本は「ワンダフルライフ」の是枝裕和。撮影を「Der Ausflug 遠足」の山崎裕が担当している。主演は、「ちんちろまい」のARATA、「金髪の草原」の伊勢谷友介、「BROTHER」の寺島進、「アカシアの道」の夏川結衣、「風花」の浅野忠信。第54回カンヌ国際映画祭コンペティション部門参加作品。第16回高崎映画祭最優秀作品賞、最優秀助演男優賞(遠藤憲一)、最優秀助演女優賞(夏川結衣)受賞作品。スーパー16ミリからのブローアップ。63点 -
ワンダフルライフ(1999)
制作年: 1999天国への入口で、人生を振り返り一番印象的な想い出を選択する死者たちと、彼らの手助けをする人々の交流を描いたファンタジックな人間賛歌のドラマ。監督は「幻の光」の是枝裕和。脚本も是枝監督自らが執筆。撮影を「肉筆浮世絵の発見」の山崎裕が担当している。主演は、モデル出身のARATA。98年度トロント映画祭出品、第46回サン・セバスチャン映画祭国際映画批評家連盟賞受賞、第16回トリノ映画祭最優秀脚本賞受賞、第20回ナント三大陸映画祭グランプリ受賞作品。スーパー16ミリからのブローアップ。66点
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