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ヴァネッサ・レッドグレイヴの関連作品 / Related Work
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ファインディング・ユー あなたに逢えてよかった
制作年: 2021バイオリニストの卵とセレブ俳優の恋を描くハートフルロマンス。オーディションに落選し傷心したフィンリーは、アイルランドへ留学することに。滞在先のペンションで、彼女は飛行機で隣り合わせた映画スター・ベケットと驚きの再会を果たすが…。【スタッフ&キャスト】監督・脚本・製作:ブライアン・ボウ 原作:ジェニー・B・ジョーンズ 製作総指揮:ジュリアン・リード 撮影:マイケル・ラベル 出演:ローズ・リード/ジェディダイア・グッドエイカー/ヴァネッサ・レッドグレイヴ/パトリック・バーギン -
ジョージタウン
制作年: 2018「ジャンゴ 繋がれざる者」でアカデミー賞助演男優賞を受賞したクリストフ・ヴァルツ出演・初監督作で、実話に基づくクライムサスペンス。ある晩餐会の数時間後、社交界の有名人エルサの遺体が発見され、そのはるかに年下の夫モットが容疑者として浮上する。脚本は、ピューリッツァー賞受賞者で、「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」のデイヴィッド・オーバーン。出演は、「ローズの秘密の頁」のヴァネッサ・レッドグレイヴ、「ナイル殺人事件」のアネット・ベニング。kino cinema3館で開催の『Kino Festival 2023』で上映。 -
リヴァプール、最後の恋
制作年: 20171952年の「悪人と美女」でオスカー助演女優賞に輝いた往年の大女優グロリア・グレアムと駆け出しの若手舞台俳優ピーターの最後の恋を中心に描くラブストーリー。1981年、ピーターの元に、かつての恋人グレアムが倒れたという知らせが飛び込んでくる。出演は、「20センチュリー・ウーマン」のアネット・ベニング、「スノーピアサー」のジェイミー・ベル、「パディントン」のジュリー・ウォルターズ、「大統領の執事の涙」のヴァネッサ・レッドグレイヴ。監督は、「ホワイト・ライズ」のポール・マクギガン。88点- 感動的な
- おしゃれな
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ローズの秘密の頁(ぺージ)
制作年: 2016アイルランドの作家セバスチャン・バリーによる小説を「ドリームハウス」のジム・シェリダン監督が映画化。赤ん坊殺しの罪で40年間を精神病院で過ごしてきたローズ。罪を否認し続けるローズの封印されてきた過去が、1人の医師と1冊の聖書によって暴かれていく。出演は「キャロル」のルーニー・マーラ、「フォックスキャッチャー」のヴァネッサ・レッドグレイヴ、「キング・アーサー」のエリック・バナ、「シング・ストリート 未来へのうた」のジャック・レイナー、「ダイバージェント」シリーズのテオ・ジェームズ。72点 -
リチャード三世(2016)
制作年: 2016英国アルメイダ劇場の舞台を映画館で上映するアルメイダ・ライブの初作品。シェイクスピアの戯曲をアルメイダ劇場芸術監督のルパート・グールドが演出した。内紛の続くイングランド。不安定な情勢のなか、エドワード王の弟リチャードは兄の王冠を狙っていた。出演は、「007 スペクター」のレイフ・ファインズ、「フォックスキャッチャー」のヴァネッサ・レッドグレイヴ、「ROCK YOU! ロック・ユー!」のスコット・ハンディ。 -
フォックスキャッチャー
制作年: 20141996年に実際に起きたデュポン財閥御曹司によるレスリング五輪金メダリスト射殺事件を「マネーボール」のベネット・ミラー監督が映画化。心の暗部で繋がれた大富豪と金メダリストの病的ともいえる心理を鮮烈に描き出す。出演は「リトル・ミス・サンシャイン」のスティーヴ・カレル、「マジック・マイク」のチャニング・テイタム、「アベンジャーズ」のマーク・ラファロ、「ファクトリー・ガール」のシエナ・ミラー。80点 -
もうひとりのシェイクスピア
制作年: 2011文学史上の大きな謎である“シェイクスピア別人説”をモチーフに、「インデペンデンス・デイ」のローランド・エメリッヒ監督が描き出す宮廷愛憎劇。出演は「アメイジング・スパイダーマン」のリス・エヴァンス、「ジュリア」のヴァネッサ・レッドグレイヴ、「ドラゴン・タトゥーの女」のジョエリー・リチャードソン。80点 -
英雄の証明(2011)
制作年: 2011シェークスピア最後の悲劇『コリオレイナス』、の舞台を現代に置き換えて映画化したアクション大作。ローマの独裁者と敵国のリーダーによる宿命の戦いを描く。監督・主演は、「愛を読むひと」のレイフ・ファインズ。共演は、「300」のジェラルド・バトラー、「ジュリエットからの手紙」のヴァネッサ・レッドグレイヴ。60点 -
ジュリエットからの手紙
制作年: 2010ヴェローナにあるジュリエットの生家に届く世界中からの手紙をきっかけに、かつての恋人に再会しようとする女性とその孫、彼女の手紙を読んだ若い女性の旅を描く。出演は「マンマ・ミーア!」のアマンダ・セイフライド、「ハワーズ・エンド」のヴァネッサ・レッドグレイヴ。監督は「シャーロットの贈り物」のゲイリー・ウィニック。90点 -
トゥルース 闇の告発
制作年: 2010『ナイロビの蜂』のレイチェル・ワイズが、人身売買を告発して国連軍から追放された実在の女性警官を演じた社会派アクションサスペンス。ボスニアに派遣された警察官・キャシーは、現地警察や軍が少女売春や人身売買に関与していることを知り…。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:ラリーサ・コンドラキ 脚本:エイリス・キルヴァン 製作:エイミー・カウフマン 撮影:キアラン・マクギガン 出演:レイチェル・ワイズ/モニカ・ベルッチ/デヴィッド・ストラザーン/ヴァネッサ・レッドグレーヴ -
ラストデイズ・オブ・ザ・ワールド [EPISODE1:トリフィドの日]
制作年: 2009SFパニックの古典『トリフィドの日』を現代的解釈で映像化した第1巻。太陽風現象の影響で人類の大部分が視力を失い、世界はパニック状態に。さらに、石油に代わるエネルギー源として開発された肉食性植物・トリフィドが餌を求めて人間を襲い始め…。【スタッフ&キャスト】監督:ニック・コパス 原作:ジョン・ウィンダム 脚本:パトリック・ハービンソン 製作総指揮:エレノア・モーラン 出演:ダグレイ・スコット/ジョエリー・リチャードソン/ブライアン・コックス/ヴァネッサ・レッドグレーヴ -
ラストデイズ・オブ・ザ・ワールド [EPISODE2:人類SOS]
制作年: 2009SFパニックの古典『トリフィドの日』を現代的解釈で映像化した第2巻。“運命の日”以降、ロンドンは暴力が支配する地獄と化した。トリフィド研究者のメイスンは、繁殖能力を持たない新種のトリフィドを誕生させ、根絶やしにしようとするが…。【スタッフ&キャスト】監督:ニック・コパス 原作:ジョン・ウィンダム 脚本:パトリック・ハービンソン 製作総指揮:エレノア・モーラン 出演:ダグレイ・スコット/ジョエリー・リチャードソン/ブライアン・コックス/ヴァネッサ・レッドグレーヴ -
氷の素肌
制作年: 2007テリーサ・パーマーがしなやかな裸体を披露したクライムサスペンス。凶悪犯罪者のロイとデイルは、アートコレクターであるアンドリューの屋敷に潜り込む。ふたりはアンドリューを人質に取り屋敷での生活を始めるが、少しずつ彼の正体が明らかになり…。【スタッフ&キャスト】監督:デヴィッド・デニーン 脚本:デイヴ・ワーナー 製作:アンナ・フォーセット 撮影:サイモン・ダガン 出演:トラヴィス・フィメル/テリーサ・パーマー/スティーヴン・モイヤー/ヴァネッサ・レッドグレーヴ -
つぐない(2007)
制作年: 2007現代英国文学を代表する作家イアン・マキューアンの小説『贖罪』を「プライドと偏見」のキーラ・ナイトレイ主演、ジョー・ライト監督コンビで映画化。共演は「ラストキング・オブ・スコットランド」のジェームズ・マカヴォイ。幼い妹がついた嘘によって引き裂かれた恋人たちの過酷な運命を描く。第80回アカデミー賞では作曲賞を受賞。70点 -
いつか眠りにつく前に
制作年: 2007時代を超えた女性のドラマ。出演は、「ロミオ&ジュリエット」のクレア・デインズ、「ジュリア」のヴァネッサ・レッドグレイヴ、「プラダを着た悪魔」のメリル・ストリープなど。監督は「マレーナ」の撮影監督で、本作が監督2作目となるラホス・コルタイ。 -
ヴィーナス(2006)
制作年: 2006かつての人気俳優が若い女性に恋をし、彼女の“生の煌き”に生きがいを取り戻すヒューマンドラマ。監督は「ノッティングヒルの恋人」のロジャー・ミッシェル。主演は「アラビアのロレンス」の名優ピーター・オトゥール。他、「トゥームレイダー」のレスリー・フィリップスらが出演。 -
ロスト・キングダム スルタンの暦
制作年: 2005ひとりの勇者が辿る数奇な運命を描いたミステリーアドベンチャー。11世紀のペルシアと現代を舞台に、数学と天文学に才能を発揮し、時のスルタンに仕えたオマル・ハイヤームと、彼の愛と戦いの物語を伝承する少年との時空を超えた冒険奇談を描く。【スタッフ&キャスト】監督・脚本・製作:カイバン・マサイーク 脚本・製作:ベル・エイヴァリー 製作:セップ・リアヒ 音楽:エルトン・アヒ 出演:ブルーノ・ラストラ/ラデ・シェルベッジア/C・トーマス・ハウエル/ヴァネッサ・レッドグレーブ -
プレッジ
制作年: 2001引退直前の刑事が殺人事件を通じ、妄執に取り憑かれて行動する異色人間ドラマ。監督・製作は「クロッシング・ガード」のショーン・ペン。原作はスイスの作家、フリードリッヒ・デュレンマットの同名小説。撮影は「ボクサー」のクリス・メンゲス。音楽は「エル・ドラド/黄金の都」のハンス・ジマーと、同作の作曲補を担当していたクラウス・バーデルド。美術は「天使の贈り物」のビル・グルーム。編集はペン監督作常連でもある「ルール」のジェイ・キャシディ。衣裳はやはりペン監督作常連でもある「O〔オー〕」のジル・オハネソン。出演は「恋愛小説家」のジャック・ニコルソン、「アンブレイカブル」のロビン・ライト・ペン、「ソードフィッシュ」のサム・シェパード、「トラフィック」のベニシオ・デル・トロ、「エリン・ブロコビッチ」のアーロン・エッカート、「17歳のカルテ」のヴァネッサ・レッドグレーヴ、「追撃者」のミッキー・ローク、「耳に残るは君の歌声」のハリー・ディーン・スタントン、「鬼教師ミセス・ティングル」のヘレン・ミレンほか。 -
クレイドル・ウィル・ロック
制作年: 19991930年代のアメリカで、時代の圧力に立ち向かう芸術家たちの姿を描いた群像劇。監督・脚本・製作は「デッドマン・ウォーキング」のティム・ロビンス。音楽は監督の実兄であるデイヴィッド・ロビンス。出演は「天井桟敷のみだらな人々」のジョン・タートゥーロ、「セレブリティ」のハンク・アザリア、「ルル・オン・ザ・ブリッジ」のヴァネッサ・レッドグレイヴ、「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ」のエミリー・ワトソン、「地上より何処かで」のスーザン・サランドン、「プリティ・ブライド」のジョーン・キューザック、「マルコヴィッチの穴」のジョン・キューザック、「ワイルドシングス」のビル・マーレーほか。 -
ルル・オン・ザ・ブリッジ
制作年: 1998不思議な石をきっかけに知り合った重傷を負った元サックス奏者と美女との恋を、繊細で謎めいたタッチで描いたラヴ・ストーリー。監督・脚本は「スモーク」「ブルー・イン・ザ・フェイス」(共同監督も)の原作を手掛けた作家ポール・オースターで、彼の監督デビュー作(単独)。主演のハーヴェイ・カイテル(「コップランド」)はじめ共演陣の一部(ヴィクター・アーゴなど)、製作のピーター・ニューマンとグレッグ・ジョンソン(「グレン・グールドをめぐる32章」のエイミー・カウフマンと共同)、劇中のバンド演奏をつとめたジョン・ルーリー&ラウンジ・リザーズ、美術のカリナ・イワノフは「スモーク」「ブルー・イン・ザ・フェイス」に続く参加。製作総指揮はシャロン・ハレル、ジェーン・バークレイ、イラ・デュッチマン。撮影はエイリック・サカロフ。音楽は「スポーン」のグレアム・レヴェルがスコアをつとめ、音楽監修をスーザン・ジェイコブスが担当。編集は「アイス・ストーム」のティム・スクィアース。衣裳は「デヴィッド・バーンのトゥルー・ストーリー」のアデル・ルッツ。共演は「リプレイスメント・キラー」のミラ・ソルヴィーノ、「イングリッシュ・ペイシェント」のウィレム・デフォー、「ミッション:インポッシブル」のヴァネッサ・レッドグレイヴ、「フェイス/オフ」のジーナ・ガーション、『シカゴホープ』のマンディ・パティンキンほか。また、ドン・バイロン、リチャード・エドソン(「ストレンジャー・ザン・パラダイス」)など、オースターと縁があるニューヨーク派のミュージシャンも顔を見せる。 -
ディープ・インパクト
制作年: 1998巨大彗星の衝突によって大破局を迎えた地球の最後の日々の人間模様を描いたパニック大作。監督は「ピースメーカー」のミミ・レダーで、彼女の監督第2作。脚本は「ザ・プレイヤー」「ニュー・エイジ」(監督も)のマイケル・トルキンと「ゴースト ニューヨークの幻」のブルース・ジョエル・ルービン。製作総指揮はドリームワークスの総帥である「アミスタッド」のスティーヴン・スピルバーグと、「コンタクト」のジョアン・ブラッドショーと「ピースメーカー」のウォルター・パークス。製作は「ドライビング・Missデイジー」の名製作者リチャード・D・ザナックとデイヴィッド・ブラウンのコンビ。撮影のディートリッヒ・ローマン(遺作となった本作は彼に捧げられている)、美術のレスリー・ディリー、編集のデイヴィッド・ローゼンブルームは「ピースメーカー」に続く参加。音楽は「タイタニック」のジェームズ・ホーナー。特殊視覚効果はスピルバーグの一連の作品で名を馳せるILM。出演は「フェノミナン」のロバート・デュヴァル、「アミスタッド」のモーガン・フリーマン、「アメリカの災難」のティア・レオーニ、「フリッパー」のイライジャ・ウッド、「ジャングル2ジャングル」のリリー・ソビエスキー、「ミッション:インポッシブル」のヴァネッサ・レッドグレイヴ、「17 セブンティーン」のマキシミリアン・シェルほか、新旧多彩な布陣。60点 -
ダロウェイ夫人
制作年: 1997老いや死を意識し始めた女性の心の移ろいを描いた一編。20世紀を代表する女性作家ヴァージニア・ウルフの長編小説『ダロウェイ夫人』の映画化。監督は「アントニア」でアカデミー外国語映画賞を受賞したマルレーン・ゴリス。脚本は舞台女優としても有名なアイリーン・アトキンス。製作はリサ・カテセラス・パレとステファン・ベイリー。製作総指揮はクリス・J・ボール、ウィリアム・タイラー、サイモン・カーティス、ビル・シェパード。撮影はスー・ギブソン。音楽はイロナ・セカス。美術はデイヴィッド・リチェンズ。編集はミヒャエル・ライヒヴァイン。衣裳はジュディー・ペッパーダイン。主演は「ディープ・インパクト」のヴァネッサ・レッドグレイヴ。共演は「デビル」のナターシャ・マケルホーン、「英国万歳!」のルパート・グレイヴス、「魅せられて四月」のマイケル・キッチン、「ヤング・シャーロック ピラミッドの謎」のアラン・コックス、「ジャングル・ブック」のリナ・ハーディ、「エレファント・マン」のジョン・スタンディングほか。 -
ミッション:インポッシブル
制作年: 1996不可能な任務に挑むスペシャリストの活躍を描いたスパイ・アクション大作。TVドラマ『スパイ大作戦』(66~73)を基に、主演のトム・クルーズが初の製作も兼ね、映画化権の交渉から3年に及ぶ準備期間を経て、自身のプロダクション〈クルーズ‐ワグナー・プロ〉の第1回作品として完成させた。監督は「カリートの道」のブライアン・デ・パルマ。「今そこにある危機」のスティーヴン・ザイリアンと「カリートの道」のデイヴィッド・コープの原案を、コープとクルーズ主演の「ザ・ファーム 法律事務所」のロバート・タウンが共同で脚色。製作はクルーズとパートナーのポーラ・ワグナー、エクゼクティヴ・プロデューサーは「トゥルーナイト」のポール・ヒットコック。撮影は「カリートの道」など、監督とは6作目となるスティーブン・H・ブラム、美術は「生きてこそ」のノーマン・レイノルズ、編集は「レイジング・ケイン」など、監督とは10本目となる「アイ・ラブ・トラブル」のポール・ハーシュ、衣裳は「心の地図」のペニー・ローズ、特殊メイクは「セブン」のロブ・ボッティンが担当。音楽は「バットマン リターンズ」のダニー・エルフマンがスコアを書き、ロックグループ〈U2〉のアダム・クレイトンとラリー・ミューレンがアレンジ・演奏したTV版のテーマ曲(ラロ・シフリン作曲)を使用している。主演は「インタヴュー・ウィズ・ヴァンパイア」のトム・クルーズ。共演は「ヒート」のジョン・ヴォイト、「とまどい」のエマニュエル・ベアール、「フレンチ・キス」のジャン・レノ、「湖畔のひと月」のヴァネッサ・レッドグレーヴほか。また、エミリオ・エステヴェスがノー・クレジットで友情出演している。84点- 手に汗握る
- おしゃれな
- かっこいい
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アル・パチーノのリチャードを探して
制作年: 1996シェイクスピアの史劇『リチャード三世』(邦訳・新潮文庫など)、その上演のためのリハーサルと、上演されたシーンとのモンタージュを通して、シェイクスピアの精神を現代に甦らそうと試みる演劇ドキュメンタリー。監督・製作は「ヒート(1996)」の演技派アル・パチーノで、自身の資金をつぎ込み、念願の初監督を実現。製作はパチーノと、彼の舞台活動に過去5年間にわたり協力しているマイケル・ハッジ。エグゼクティヴ・プロデューサーは「陽のあたる教室」のウィリアム・ティートラー。ナレーションはパチーノがフレデリック・キンボールと共に執筆。撮影はダイレクト・シネマの旗手リチャード・リーコックの子息、「SUPER MODEL'S CATWALK」のロバート・リーコック。音楽は「ムーンライト&ヴァレンチノ」のハワード・ショア。美術はケヴィン・リッター。編集はパスクァーレ・ブバ、ウィリアム・アンダーソン、ネッド・バスティール、アンドレ・ベッツ。衣裳はオード・ブロンソン・ハワード、デボラ・スコット、劇中劇『リチャード三世』のクライマックスの戦闘シーンはイヴォンヌ・ブレイクが担当。パチーノは舞台でも何度か演じたシェイクスピア劇最高の悪役グロスター公リチャード(のちのリチャード三世)に扮する。共演は「陪審員」のアレック・ボールドウィン、「ユージュアル・サスペクツ」「ザ・プロデューサー」のケヴィン・スペイシー、「キルトに綴る愛」のウィノナ・ライダー、「フランケンシュタイン」のアイダン・クインと、アメリカ映画の演技派スターたちがシェイクスピア劇の大役で好演。キャストたちは映画の随所に挿入される、劇映画として演じられた『リチャード三世』でそれぞれの役に扮すると共に、リハーサルやディスカッションなどでは本人として登場して、役作りやシェイクスピアの解釈、その現代的意義について活発に発言する。さらにシェイクスピアをより良く知るため英国へ赴き、シェイクスピアの生家などを訪問するパチーノに応える形で、英国劇壇の重鎮「プロスペローの本」のジョン・ギールグッド、「ヘンリー五世」「から騒ぎ」の英国劇壇の寵児、「世にも憂鬱なハムレットたち」のケネス・ブラナー、「欲望」「ミッション:インポッシブル」の名女優ヴァネッサ・レッドグレイヴ、舞台『オセロ』(64)の名演も知られる「スニーカーズ」のジェームズ・アール・ジョーンズがインタビューに応じ、シェイクスピアを演じる心構えや秘訣を明かす。70点 -
闇に抱かれて(1995)
制作年: 1995過去に凌辱された心の傷を抱える女性ジャーナリストが同じ悩みを抱えた者が暮らす療養所で癒されていく姿を描いたシリアス・ドラマ。主演は「ジュラシック・パーク」「パーフェクト・ワールド」のローラ・ダーンで、ジャナ・スー・メメル、トム・コールウェルと共同でエグゼクティヴ・プロデューサーも兼任。監督は「エレファント・マン」などの製作者で『コードネームはエメラルド』(V)などの監督作があるジョンサン・サンガー。製作はパトリック・ホワイトリィ、脚本はケヴィン・ドロニー、撮影はキース・ヴァン・オーストロム、音楽は「バスケットボール・ダイアリーズ」のグレアム・レヴェル、美術はバーバラ・ダンフィ、編集はトニ・モーガンがそれぞれ担当。共演は「プレイグ」のラウル・ジュリア、「湖畔のひと月」のヴァネッサ・レッドグレーヴほか。 -
リトル・オデッサ
制作年: 1994近年ロシア系移民が急増し、“リトル・オデッサ”と呼ばれるN.Y.ブリックリンの南端ブライトン・ビーチを舞台に、ひと組の兄弟の相剋を通して、現代アメリカが抱える家族の悲劇を描いたドラマ。監督・脚本はUCLA出身の24歳の新鋭ジェームズ・グレイ。製作は「ボブ・ロバーツ」「蜘蛛女」のポール・ウェブスター。現地ロケを展開した撮影は「キリング・ゾーイ」『真夜中の戦場』(V)のトム・リッチモンド。音楽はダナ・サノで、全編に流れるロシア正教のコラール(聖歌)が作品に深みを与えている。主演は「フォー・ルームス」のティム・ロスと、「母の贈り物」のエドワード・ファーロング。「きっと忘れない」のモイラ・ケリー、「愛と精霊の家」のヴァネッサ・レッドグレーヴ、「ドン・サバティーニ」のマクシミリアン・シェルらが脇を固める。94年ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞、助演女優賞(レッドグレイヴ)受賞。 -
マザーズボーイ 危険な再会
制作年: 1994わが子を利用して、夫の恋人を殺そうとする妻の異常な行動を描いたサイコスリラー。ゴールド・ダガー賞(英国推理作家協会最優秀長篇小説賞)受賞作の『パーフェクト・マーダー』などで知られるバーナード・テイラーの小説を、カナダのTV界出身で本作でハリウッドに進出したイヴ・シモノーの監督で映画化。製作はジャック・E・フリードマンとウェイン・S・ウィリアムス、エグゼクティヴ・プロデューサーはランダル・ポスター、ボブ・ワインスタイン、ハーヴェイ・ウェインスタイン。脚本はバリー・シュナイダーとリチャード・ハウリー。撮影はエリオット・デイヴィス、音楽は「ヘルバウンド 地獄のヒーロー5」のジョージ・S・クリントンが担当。主演は「フォーエヴァー・ヤング 時を超えた告白」のジェイミー・リー・カーティス。共演は『ニュージーズ』(V)のルーク・エドワーズ、「ウィロー」のジョアン・ウォーリー・キルマー、「ハワーズ・エンド」のヴァネッサ・レッドグレーヴ、「ザ・プレイヤー」のピーター・ギャラガー。 -
尼僧の恋
制作年: 1993愛と教義の間で揺れ動き、禁じられた恋に身を焦がす若き尼僧の悲恋を描いたラブ・ロマン。ジジョヴァンニ・ヴェルガの小説(原題『山雀物語』)を「ハムレット」(90)のフランコ・ゼフィレッリの監督・脚本で映画化。製作はマリオ・チェッキ・ゴーリとヴィットリオ・チェッキ・ゴーリ。撮影は「オテロ」のエンニオ・グァルニエリ、音楽はクラウディオ・カポニとアレッジオ・ヴラド。美術は「ひまわり」のジャンティット・ブルチェラーロ、衣装は「ベニスに死す」ほかルキノ・ヴィスコンティ作品でおなじみのピエロ・トージ。主演はオーディションで10か国、6000人の中から選ばれたアンジェラ・ベティス。共演は同じく映画初主演のジョナサン・シャーク、「リベンジ」のシンニード・キューザック、「オセロ」(66)のフランク・フィンレイ、「ハワーズ・エンド」のヴァネッサ・レッドグレイヴほか。ビデオタイトル「尼僧の恋 マリアの涙」。 -
愛と精霊の家
制作年: 1993チリの名家の喜びと悲しみに満ちた50年にわたる数奇な運命を、豪華スターの競演で描いた壮大な人間ドラマ。ラテン・アメリカを代表する女性作家イザベル・アジェンデの世界的なベストセラー小説『精霊たちの家』(国書刊行会)を、「ペレ」「愛の風景」のビレ・アウグストの監督・脚本で映画化。製作は「薔薇の名前」のベルント・アイヒンガー。撮影のヨルゲン・ペルソン、美術のアンナ・アスプは「ペレ」「愛の風景」に続いて監督とは3度目のコンビ。音楽は「プリティ・リーグ」のハンス・ジマー、衣装は「ボイジャー」のバルバラ・バウムが担当。出演は「永遠(とわ)に美しく…」のメリル・ストリープ、「ダメージ」のジェレミー・アイアンズ、「危険な情事」のグレン・クロース、「エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事」のウィノナ・ライダー、「尼僧の恋 マリアの涙」のヴァネッサ・レッドグレイヴほか。 -
ハワーズ・エンド
制作年: 1992知的で情緒豊かな中産階級の家庭と現実的な資産家の家庭、2つの家族が別荘“ハワーズ・エンド”をめぐって繰り広げる運命的な人間模様を描くドラマ。監督は「眺めのいい部屋」「モーリス」に続き3度目のE・M・フォースター作品の映画化となる「ミスター&ミセス・ブリッジ」のジェームズ・アイヴォリー、製作はアイヴォリィとのコンビで知られるイスマイール・マーチャントで、本作は2人のプロダクション、マーチャント・アイヴォリィ・プロ創立30周年記念作品となる。脚本はルース・プラヴァー・ジャブヴァーラ、撮影はトニー・ピアース・ロバーツ、音楽はリチャード・ロビンズが担当、いずれも「ミスター&ミセス・ブリッジ」のメンバーである。2019年9月13日より4Kデジタル・リマスター版が全国順次公開(配給:ハーク)。90点 -
悲しき酒場のバラード
制作年: 1991アメリカ南部出身の作家カーソン・マッカラーズの同名小説を、舞台演出家であり俳優のサイモン・カラウ監督が映画化した作品。製作は「ミスター&ミセス・ブリッジ」のイスマイール・マーチャント、エグゼクティヴ・プロデューサーはポール・ブラッドレイ、脚本は「ミーティング・ヴィーナス」のマイケル・ハースト、撮影は「熱砂の日」のウォルター・ラサリー、音楽は「モーリス」のリチャード・ロビンズが担当。 -
湖畔のひと月
制作年: 1990イタリアの高級リゾート地に展開する、熟年カップルの軽妙でロマンチックな恋物語。英国のチェーホフといわれた作家H・E・ベイツの同名小説(本邦未訳)を、英国演劇界の裏方から脚本家に転身したトレヴァー・ペンサムが脚色、「戦争の犬たち」「ロビン・フッド」(91)のジョン・アーヴィンが監督にあたって映画化。製作は英国演劇界の名プロデューサーで、劇映画は「アナザー・カントリー」以来となるロバート・フォックス。エグゼクティブ・プロデューサーは「スモーク」のボブ・ワインスタインとハーヴェイ・ワインスタイン、ドナ・ジグリオッティ。撮影は「ロミオとジュリエット」(68)など数多くの作品で知られるイタリア映画界の名キャメラマン、パスカリーノ・デ・サンティス。音楽は「おっぱいとお月さま」のニコラ・ピオヴァーニが担当。主演は「ジュリア」「リトル・オデッサ」のヴァネッサ・レッドグレイヴで、このところ老いや衰えを強調した役が続いた彼女が、美しい水着姿を含めて久々に若々しさをアピールしている。共演は「ジャッカルの日」「クワイ河からの帰還/戦場にかける橋2」のエドワード・フォックス、「パルプ・フィクション」のユマ・サーマン、イタリアの名優ヴィットリオ・ガスマンの実子ヴィットリオ・ガスマン、そして「ルナ」のベテラン、アリダ・ヴァリほか。 -
ヤンクス
制作年: 1980第2次大戦末期のイギリスを舞台に、ヤンクス(アメ公)と呼ばれるアメリカ兵とイギリス女性の愛を通して、異なった文化と歴史を越えた人間の真の触れ合いを描く。製作はジョセフ・ジャンニとレスター・パースキー、監督は「マラソンマン」のジョン・シュレシンジャー。コリン・ウェランドの原案を基にコリン・ウェランドとウォルター・バーンシュタインが脚色。撮影はディック・ブッシュ、音楽はリチャード・ロドニー・べネット、編集はジム・クラーク、製作デザインはブライアン・モリスが各々担当。出演はリチャード・ギア、リサ・アイクホーン、バネッサ・レッドグレーブ、ウィリアム・デベイン、チック・ベネラ、ウェンディ・モーガン、レイチェル・ロバーツ、トニー・メロディ、マーティン・スミスなど。 -
オーロラ殺人事件
制作年: 1979北極にあるNATO(北大西洋条約機構)の秘密基地べア島を舞台に、島に眠る莫大な金塊をめぐって展開される国際的な陰謀を描くミステリー・アクション映画。製作はピーター・スネル、監督は「怒りの日」のドン・シャープ。アリステア・マクリーンの原作「北海の基場」(早川書房刊)を基にデイヴィッド・バトラー、ドン・シャープとマレー・スミスが脚色。撮影はアラン・ヒューム、音楽はブライアン・シモンズとクリス・グリーナム、編集はトニー・ロウアー、美術はケネス・ライアンとピーター・チャイルズ、特殊効果はロイ・ホワイブロウ、ジョン・トーマス、デイヴィッド・ハリスとリー・ルートリーが各々担当。出演はドナルド・サザーランド、バネッサ・レッドグレーヴ、リチャード・ウィドマーク、クリストファー・リー、バーバラ・パーキンス、ロイド・ブリッジス、ローレンス・デーン、パトリシア・コリンズなど。 -
アガサ 愛の失踪事件
制作年: 1979イギリスの女流推理作家として著名なアガサ・クリスティの1926年の失踪事件を基に、その事件にまつわる人間模様を描く。製作はジャービス・アステアとガブリック・ロージー、監督はマイケル・アプテッド。キャサリン・タイナンの原作を基に彼女とアーサー・ホプクラフトが脚色。撮影はビットリオ・ストラーロ、音楽はジョニー・マンデル、編集はジム・クラーク、美術はサイモン・ホランド、製作デザインはシャーリー・ラッセルが各々担当。出演はダスティン・ホフマン、ヴァネッサ・レッドグレーブ、ティモシー・ダルトン、ヘレン・モース、トニー・ブリットン、ティモシー・ウェスト、セリア・グレゴリー、アラン・バデル、ポール・ブルーク、イボンヌ・ギランなど。60点 -
ジュリア
制作年: 1977アメリカ演劇界の女流劇作家として知られるリリアン・ヘルマンが74年に出した回顧録(「ジュリア」パシフィカ刊)の映画化で、ヘルマンに絶大な影響を与えた女性ジュリアとの美しい友情とハードボイルド作家ダシェル・ハメットとの愛が描かれる。製作指揮をジュリアン・デロード、製作はリチャード・ロス、監督は「ジャッカルの日」のフレッド・ジンネマン、脚色を「ボビー・ディアフィールド」のアルビン・サージェント、撮影は「華麗なるギャツビー」のダグラス・スローカム、編集はウォルター・マーチ、音楽はジョルジュ・ドルリューが各々担当。出演はジェーン・フォンダ、ヴァネッサ・レッドグレーヴ、ジェースン・ロバーズ、マクシミリアン・シェル、ハル・ホルブルックなど。60点 -
APOCALYPSE:A REQUIEM for the SIXTIES
制作年: 19771960年代から70年代にかけて、フィルムによるサブカルチャー史を描いた作家にして映画監督ピーター・ホワイトヘッドの日本初公開作。サブカルチャーの面から捉えた1960年代論。 -
シャーロック・ホームズの素敵な挑戦
制作年: 1976極度の麻薬中毒に陥っているシャーロック・ホームズが、フロイドの力をかりて事件を解決する後日談的ストーリー。製作総指揮はアレックス・ウイニッキー、アーレン・セラーズ、製作・監督は「シーラ号の謎」のハーバート・ロス、脚本・原作(立風書房刊)はニコラス・メイヤー、撮影はオズワルド・モリス、音楽はジョン・アディソンが各々担当。出演はアラン・アーキン、ヴァネッサ・レッドグレイヴ、ロバート・デュヴァル、ニコル・ウィリアムソン、ローレンス・オリヴィエなど。(イギリス)60点 -
オリエント急行殺人事件(1974)
制作年: 1974オリエント急行の中で起こった殺人事件をめぐって、それに関わった人間群像の愛憎と名探偵エルキュール・ポワロの活躍を描いたアガサ・クリスティ女史の同名小説の映画化。製作はジョン・ブラボーンとリチャード・グッドウィン、監督は「セルピコ」のシドニー・ルメット、脚本はポール・デーン、撮影はジェフリー・アンスワース、音楽はリチャード・ロドニー・ベネットが各々担当。出演はアルバート・フィニー、ローレン・バコール、マーティン・バルサム、イングリッド・バーグマン、ジャクリーン・ビセット、ジャン・ピエール・カッセル、ショーン・コネリー、ジョン・ギールグッド、ウェンディ・ヒラー、アンソニー・パーキンス、ヴァネッサ・レッドグレイヴ、レイチェル・ロバーツ、リチャード・ウィドマーク、マイケル・ヨーク、コリン・ブレークリー、デニス・クイリー、ジョージ・クールリスなど。68点 -
肉体の悪魔(1971)
制作年: 1971十七世紀のフランス。宗教的戒律の裏に潜む性の不道徳性に煩悶する尼僧の心理を利用した、地方都市ルーダンの政治的策謀が巧妙になし遂げられた。この事件に興味を覚えたイギリスの文豪オルダス・ハクスレーは、二十年前『ルーダンの悪魔』を執筆、このハクスレーの小説をジョン・ホワイティングが『悪魔たち』で劇化し、この映画は、その小説と戯曲をもとに、「恋する女たち」の監督ケン・ラッセルと「クリスマス・キャロル」のプロデューサー、ロバート・H・ソロが共同製作した作品である。監督・脚本はケン・ラッセル、撮影はデイヴィッド・ワトキン、美術はロバート・カートライト、衣装デザインは監督夫人のシャーリー・ラッセル、音楽はピーター・マクスウェル・デイヴィス、編集はマイケル・ブラッドセルが各々担当。出演は「裸足のイサドラ」のヴァネッサ・レッドグレイヴ、「恋する女たち」のオリヴァー・リード、ダッドリー・サットン、マックス・エイドリアン、ジェンマ・ジョーンズ、マレー・メルヴィン、マイケル・ゴザード、ジョージナ・ヘイル、ブライアン・マーフィー、クリストファー・ローグ、グラハム・アーミテージなど。 -
クイン・メリー 愛と悲しみの生涯
制作年: 1971流血、陰謀が渦まく16世紀スコットランドに生きた悲劇の女王メリー・スチュアートの物語。製作はハル・B・ウォリス、監督はチャールズ・ジャロット、脚本はジョン・ヘール、撮影はクリストファー・チャリス、音楽はジョン・バリー、編集はリチャード・マーデン、衣装はマーガレット・ファースが各々担当。出演は女王メリーにヴァネッサ・レッドグレーヴ、エリザベス女王にグレンダ・ジャクソン、他にパトリック・マクグーハン、ティモシー・ダルトン、ナイジェル・ダベンポート、トレバー・ハワード、ダニエル・マッセイ、イアン・ホルムなど。 -
怪奇な恋の物語
制作年: 1970現代文明の異常性によって精神を錯乱させられてしまう男の恐怖を描く。製作は「サテリコン」のアルベルト・グリマルディ、監督は「殺人捜査」のエリオ・ペトリ、トニーノ・グエッラとペトリの共作小説をペトリ自身とルチアーノ・ヴィンセンツォーニが脚色、撮影はルイジ・クヴェイレル、音楽はエンニオ・モリコーネ、編集はルッジェーロ・マストロヤンニが各々担当。絵はアメリカ前衛画壇の一人者、ジム・ダインが描いている。出演は「裸足のイサドラ」のヴァネッサ・レッドグレイヴ、「キャメロット」「続荒野の用心棒」のフランコ・ネロ、ジョルジュ・ジェレ、ガブリエラ・グリマルディ、リタ・カルデローニ、レナート・メネゴットなど。 -
素晴らしき戦争
制作年: 1969替え歌でつづられた反戦ミュージカル。俳優として知られたリチャード・アッテンボローの監督第1作。製作はブライアン・ダフィーとリチャード・アッテンボロー。コンテニュィティをアン・スキナーが担当。撮影はゲリー・ターピン、音楽監督はアルフレッド・ラルストン、美術はハリー・ホワイト、振付はエレナー・フェイザン、衣裳デザインはアンソニー・メンデルソン、編集はケヴィン・コナーがそれぞれ担当。出演はローレンス・オリヴィエ、ラルフ・リチャードソン、ジョン・ギールグッド、ジョン・ミルズ、ケネス・モア、ジャック・ホーキンス、コリン・レッドグレーヴ、ポール・シェリー、モーリス・ローヴス、コーリン・ファレル、マルカム・マックフィー、ウェンデル・アルナット、ヴァネッサ・レッドグレーヴ、ダーク・ボガードなどの他、多数ゲスト出演。テクニカラー、パナビジョン。1969年作品。 -
裸足のイサドラ
制作年: 1969世界一の美女でありダンサーである、と謳われたイサドラ・ダンカンの、栄光と失意の一生をつづった愛の物語。監督は「土曜の夜と日曜の朝」のカレル・ライス。脚本はメルヴィン・ブラッグとクライヴ・エクストンの共同執筆。美術はマイケル・セイモア、撮影はラリー・ピザー、振付はリッツ・ピスク、衣裳はジョン・ブリッグスとジャッキー・ブリード、音楽はモーリス・ジャール、編集をトム・プリーストリーが担当。出演は「遥かなる戦場」のヴァネッサ・レッドグレイヴ、「モダン・ミリー」のジェームズ・フォックス、「墓石と決闘」のジェーソン・ロバーズ、イバン・チェンコ、ジョン・フレーザー、ベッシー・ラブ、ウラジミール・レスコバ、トニー・ボーゲル、リビー・グレンなど。 -
Swinging London:ロンドン66-67
制作年: 1967【Tonite Let's All Make Love in London】60年代後半、英国を席捲したいわゆる“スウィンギング・ロンドン”のムーブメントをめぐり、その中心地ロンドンの光景をとらえたドキュメンタリー。当時のカウンター・カルチャーを代表する音楽シーンから、ローリング・ストーンズを追った記録映像のほか、当時ニュー・タイプの映画スターとして売っていたマイケル・ケイン、ジュリー・クリスティ、ヴァネッサ・レッドグレイヴや、ポップ・アートの旗手アラン・オルドリッジ、デイヴィッド・ホックニーほかへのインタビューが当時を象徴する曲に乗せて綴られる。製作・監督・撮影・編集はローリング・ストーンズの記録映画『Charlie is My Daring』、クリップ『この世界に愛を』、ビートルズの『ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー』『ペニー・レイン』のプロモーション・フィルムを手掛けた映像作家、ピーター・ホワイトヘッド。パートカラー、スタンダード、54分。 【ロンドン66-67 The Pink Floyd】ロック・グループ、ピンク・フロイドの67年1月11日、ロンドンはサウンド・テクニクス・スタジオでのレコーディング・セッションを収めた未発表映像の編集版。今やビートルズ、ローリング・ストーンズに次ぐ人気を得るビッグ・グループとなった同グループの初期サイケデリック時代における貴重な演奏が見られる。とりわけ、伝説のミュージシャン、シド・バレットの非常に珍しい演奏風景をとらえている点は貴重。監督・撮影は「Tonite Let's All Make Love in London」のピーター・ホワイトヘッド。パートカラー、スタンダード、30分。 -
キャメロット(1967)
制作年: 1967T・H・ホワイトの小説「円卓の騎士」を「マイ・フェア・レディ」のコンビ、アラン・ジェイ・ラーナーが劇化と作詞をし、フレデリック・ローが作曲した、ブロードウェーのヒット・ミュージカル「キャメロット」の映画化。この映画化にあたっては、ラーナー自身が自らの戯曲を映画用に脚色し、「南太平洋」のジョシュア・ローガンが監督した。撮影はリチャード・H・クライン、音楽はロウの作曲になるものをアルフレッド・ニューマンが音楽監督にあたり、振付はバディ・シュワブ、美術はエドワード・キャレア、衣裳はジョン・トラスコットがそれぞれ担当した。出演は「天地創造」のリチャード・ハリス、「欲望(1966)」のヴァネッサ・レッドグレーヴ、「真昼の用心棒」のフランコ・ネロ、ほかにデイヴィッド・ヘミングス、ライオネル・ジェフリーズ、ローレンス・ネイスミス、アンソニー・ロジャース、ピーター・ブラミロウなど。製作はジャック・L・ワーナー。 -
欲望(1966)
制作年: 1966フリオ・コルタザールの短編小説をヒントに「赤い砂漠」の監督ミケランジェロ・アントニオーニが書き下した原作を、アントニオーニとトニーノ・グエッラが共同で脚色し、アントニオーニが監督した。彼はこの作品で本年度アカデミー監督賞候補にあげられ、またアメリカ映画批評家協会主催の一九六六年度最優秀作品賃、最優秀監督賞を得ている。撮影はコンビのカルロ・ディ・パルマ、音楽はハーバート・ハンコックが担当。出演はデイヴィッド・ヘミングス、英国映画「モーガン」で六六年度カンヌ映画祭で主演女優賞を獲得したヴァネッサ・レッドグレイヴ、「脱走計画」のサラ・マイルズ、ファッション・モデルのフェルシュカほか。製作はカルロ・ポンティ。テクニカラー、テクニスコープ。80点
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