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小池朝雄の関連作品 / Related Work
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せんせい(1983)
制作年: 1983昭和二十年八月九日、長崎に投下された原爆を入市被爆し、急性骨髄性白血病により三十二歳でこの世を去った、元長崎市立山里小学校教論山口竹子さんと子供たちのふれあいを描く。坂口便・平和教育資料編集委員会編による原作『夾竹桃の花咲くたびに』の映画化で、脚本は関功、監督は「青葉学園物語」の大澤豊、撮影は山本駿がそれぞれ担当。 -
南極物語(1983)
制作年: 1983南極観測隊が悪天候に阻まれ、やむなく南極の地に置き去りにしてきた十五匹のカラフト犬の生への闘いと、観測隊員たちの姿を描く。脚本は「人生劇場(1983)」の野上龍雄、「色ざんげ(1983)」の佐治乾、「暗室」の石堂淑朗、「キタキツネ物語 THE FOX IN THE QUEST OF THE NORTHERN SUN」の蔵原惟繕の共同執筆。監督は「青春の門 自立篇(1982)」の蔵原惟繕、撮影は「キタキツネ物語 THE FOX IN THE QUEST OF THE NORTHERN SUN」の椎塚彰がそれぞれ担当。70点 -
日本フィルハーモニー物語 炎の第五楽章
制作年: 1981一九五六年に創立され十七年目の一九七二年、経営主である放送局に資金援助を打ち切られ、解散を余儀無くされた日本フィルハーモニー交響楽団が存続を希望する楽団員たちによって独自の道を歩むまでを描く。今崎暁巳の『友よ、未来をうたえ』『続・友よ未来をうたえ』の映画化で、脚本は「看護婦のオヤジがんばる」の神山征二郎と今崎暁巳の共同執筆、監督も同作の神山征二郎、撮影は「悪女軍団」の森勝がそれぞれ担当。 -
忍者武芸帖 百地三太夫
制作年: 1980秀吉の腹心、不知火将監によって父、百地三太夫を殺された息子、鷹丸の一族再興のための活躍を描く。脚本は石川達男、「団鬼六 少女縛り絵図」の神波史男、「トラック野郎 故郷特急便」の鈴木則文の共同執筆、監督も同作の鈴木則文、撮影は「影の軍団 服部半蔵」の中島徹がそれぞれ担当。 -
看護婦のオヤジがんばる
制作年: 1980看護婦を妻にもつ亭主と子供たちの生活をコミカルに描くことで、看護婦という仕事が家族の犠牲の上に成立っていることを訴える。藤田健次の原作「看護婦のオヤジがんばる」と「看護婦のオヤジ泣いて笑って」を合せて映画化したもので、脚本は関功、監督は「二つのハーモニカ」の神山征二郎、撮影も同作の南文憲がそれぞれ担当。 -
蘇える金狼(1979)
制作年: 1979昼間は平凡なサラリーマンを装いながらも、夜になると、身体を鍛え巨大資本乗っ取りを企む男の姿を描く。大藪春彦の同名の小説の映画化で、脚本は「肉の標的・奪う!」の永原秀一、監督は「白昼の死角」の村川透、撮影も同作の仙元誠三がそれぞれ担当60点 -
その後の仁義なき戦い
制作年: 1979暴力組織の新旧交代に伴う激烈な内部抗争に集点を絞り、その中で、翻弄される若いヤクザたちの友情、裏切り、戦い、生きざま死にざまを描く。脚本は「総長の首」の神波史男と「宇宙からのメッセージ MESSAGE_from_SPACE MESSAGE from SPACE」の松田寛夫、監督は「まむしの兄弟 二人合わせて30犯」以来四年ぶりの工藤栄一、撮影は「トラック野郎 一番星北へ帰る」の中島徹がそれぞれ担当。60点 -
走れトマト にっぽん横断三〇〇キロ
制作年: 1978日活児童映画室製作の児童劇映画六作目。春休みに日本横断三百キロの自転車旅行をする四人の小学生が自立と連帯の精神をつかみ取る姿を描く。脚本は「東京からきた女の子」の加藤盟、監督は「新どぶ川学級」の岡本考二、撮影は「20歳の性白書 のけぞる」の高村倉太郎がそれぞれ担当。 -
やくざ戦争 日本の首領
制作年: 1977全国制覇を目指す暴力団・中島組。政界・財界・右翼の大物とコネをつけ、組織強化を計る半面、二人の娘に手を焼く父親でもある組織の首領を描く。脚本は「沖縄やくざ戦争」の高田宏治、監督も同作の中島貞夫、撮影は「夜明けの旗 松本治一郎伝」の増田敏雄がそれぞれ担当。60点 -
横浜暗黒街 マシンガンの竜
制作年: 1976横浜港を舞台に兇悪な母子ギャングの暗躍を描くアクション映画。脚本は「必殺女拳士」の松田寛夫、監督は新人・岡本明久、撮影は「トラック野郎 爆走一番星」の飯村雅彦がそれぞれ担当。 -
夜明けの旗 松本治一郎伝
制作年: 1976部落解放運動の優れた指導者、松本治一郎の権力に屈せず、闘い抜いた半生を描く。脚本は「ラグビー野郎」の野波静雄と棚田吾郎の共同、監督は「脱走遊戯」の山下耕作、撮影は「テキヤの石松」の増田敏雄が担当。 -
安藤昇のわが逃亡とSEXの記録
制作年: 1976昭和33年、安藤組最大の襲撃事件における安藤昇の逃亡34日間の性生活を実録タッチで描く。脚本は「トルコ風呂(秘)昇天」の高田純、監督は「江戸川乱歩猟奇館 屋根裏の散歩者」の田中登が「神戸国際ギャング」に続いて東映で演出する。撮影は「キンキンのルンペン大将」の花沢鎮男がそれぞれ担当。 -
世界の空軍 AIR FORCE’77
制作年: 1976この作品の内容は、ベトナム戦争で活躍したファントム以後、世界航空機の性能戦争の中で次々と生まれた最新鋭機の全貌をとらえ、その激しい競争の模様と、各国の現有勢力の戦闘機を中心に描いている。日進月歩の航空界の中でも、電子戦といわれる程、誘導装置にエレクトロニクスを充分に活用、駆使した軍用機の世界は、特にテンポが早い。特にアメリカでは、空中戦のため、機体の改良に力を入れ、エンジンにも改良の手が加えられ、マッハ一以上の世界が常識化された。また、通常装置として、ミサイルが登場し、強力なものと改良されてきた。ソヴィエトもスピードの点では、アメリカを一歩リードしたと言われている。その他、北欧の国なども、その特別の地形や、きびしい気象条件にあわしたものをつくり、スウェーデンなどは、世界初の逆噴射装置をつけた戦闘機を開発した。また、レーダー網にひっかからない超低空のものも現われてきた。こうして、各国は競って、より高性能の新型機の開発に余念がない。 -
動脈列島
制作年: 1975日本が誇る新幹線に妨害を加えようとする青年医師と捜査陣の対決を描いたサスペンス映画。原作は清水一行の同名推理小説。脚本は「女房を早死させる方法」の白坂依志夫、監督は脚本も執筆している「悪名 縄張り荒らし」の増村保造、撮影は「沖田総司」の原一民がそれぞれ担当。80点 -
御用牙 鬼の半蔵やわ肌小判
制作年: 1974権力者の恥部を握り、体制の壁を突き破る江戸町奉行所の同心“かみそり半蔵”こと板見半蔵の活躍を描く。原作は小池一雄・作、神田たけ志・画の同名劇画。脚本は「御用牙 かみそり半蔵地獄責め」の増村保造、監督は「君は海を見たか」の井上芳夫、撮影は「新座頭市物語 笠間の血祭り」の牧浦地志がそれぞれ担当。 -
仁義なき戦い 頂上作戦
制作年: 1974“仁義なき戦い”シリーズ第四作目。昭和38年春から39年へかけて、敵対する二つの広域暴力団の代理戦争とも言うべき広島抗争を、リアリズム・タッチで描く。原作は飯干晃一の「仁義なき戦い」、脚本は「仁義なき戦い 代理戦争」の笠原和夫、監督も同作の深作欣二、撮影も同作の吉田貞次がそれぞれ担当。74点 -
高校生無頼控 突きのムラマサ
制作年: 1973“高校生無頼控”シリーズ第二作。兄を探しながら、ガクラン無宿をつづけるムラマサの痛快な活躍を地方高校を舞台に描く。脚本は「子連れ狼 親の心子の心」の小池一雄、監督は「高校生無頼控」の江崎実生、撮影は「無宿人御子神の丈吉 牙は引き裂いた」の市原康至がそれぞれ担当。 -
仁義なき戦い 広島死闘篇
制作年: 1973“仁義なき戦い”シリーズ第二作。日本の社会を震感させた日本のヤクザ組織の代理戦争でもある“広島ヤクザ戦争”の実態を、組織に利用され裏切られる男を通して描く。原作は飯干晃一の同名小説、脚本は「仁義なき戦い」の笠原和夫、監督も同作の深作欣二、撮影も同作の吉田貞次がそれぞれ担当。74点 -
必殺仕掛人 梅安蟻地獄
制作年: 1973“必殺仕掛人”シリーズ第二作目。江戸時代、被害者の晴らせぬ怨みを代りに晴らす仕掛人の活躍を描く。原作は池波正太郎の同名小説。脚本は宮川一郎、監督は脚本も執筆している「必殺仕掛人」の渡辺祐介、撮影も同作の小杉正雄がそれぞれ担当。90点 -
子連れ狼 親の心子の心
制作年: 1972“子連れ狼”シリーズ第四作。柳生一族の陰謀のため妻を殺され、非運逆境のなかで生きる父と子。そして、一匹狼の刺客としての凄絶な殺陣が繰りひろげられる“漫画アクション”に連載中の小池一雄・原作、小島剛夕・画の同名劇画の映画化。脚本は「子連れ狼 死に風に向う乳母車」の小池一雄。監督は「狼やくざ 葬いは俺が出す」の斎藤武市、撮影は「無宿人御子神の丈吉 川風に過去は流れた」の宮川一夫がそれぞれ担当。100点 -
新網走番外地 嵐呼ぶダンプ仁義
制作年: 1972“新番外地シリーズ”第八作。盛夏の北海道を舞台に正義感の人一倍強い、一本気の男がまき起こす騒動を描く。脚本は「男の代紋」の村尾昭、監督は「日本暴力団 殺しの盃」の降旗康男、撮影は「ギャング対ギャング 赤と黒のブルース」の飯村雅彦がそれぞれ担当。100点 -
新座頭市物語 折れた杖
制作年: 1972“座頭市”シリーズ二十四作目。今作は勝新太郎がこのシリーズ初めて、「顔役(1971)」に引き続き二本目の監督作。脚本は犬塚稔、撮影は「座頭市御用旅」の森田富士郎がそれぞれ担当。80点 -
ポルノギャンブル喜劇 大穴中穴へその穴
制作年: 1972日本一の大興行師を目指す男が、釜ケ崎に乗り込み口八丁手八丁のギャンブル修業する姿を描く。脚本は「狼やくざ 殺しは俺がやる」の神波史男。監督は脚本も執筆している「喜劇 トルコ風呂王将戦」の渡辺裕介。撮影は「関東テキヤ一家 浅草の代紋」のの鈴木重平。 -
現代やくざ 人斬り与太
制作年: 1972やくざ組織に挑戦する愚連隊と組織の中で巧みに泳ぐ二人の男を通して“暴力”のナマの姿を描く。技術的には、ノーライト、ノーレフ、手持ちカメラ、100ミリ望遠レンズを主体に撮影、また全篇4倍増感現像で粒子の荒れた画像を出している。脚本は「博徒斬り込み隊」の石松愛弘、監督は脚本も執筆している「軍旗はためく下に」の深作欣二。撮影は「喜劇 セックス攻防戦」の仲沢半次郎。70点 -
女番長ブルース 牝蜂の挑戦
制作年: 1972京都と大阪のズベ公グループと暴力団の対決を描く。脚本は助監督の皆川隆之と「現代ポルノ伝 先天性淫婦」の鈴木則文。監督鈴木則文。撮影は「女番長ブルース 牝蜂の逆襲」の古谷伸がそれぞれ担当。80点 -
日本悪人伝 地獄の道づれ
制作年: 1972人間の心の奥底にひそむ魔性を描く「日本悪人伝」シリーズ第二作。脚本は山田隆之。監督は「日本悪人伝」の村山新治。撮影は「現代ポルノ伝 先天性淫婦」の赤塚滋がそれぞれ担当。 -
すいばれ一家 男になりたい
制作年: 1971「喜劇 ギャンブル必勝法」に続く山城新伍主演喜劇。脚本は、「不良番長 口から出まかせ」の松本功。監督は「関東テキヤ一家 喧嘩火祭り」の鈴木則文。撮影は「カポネの舎弟 やまと魂」の増田敏雄がそれぞれ担当。 -
現代ポルノ伝 先天性淫婦
制作年: 1971「色情日記」の主演女優サンドラ・ジュリアンと池玲子が共演。脚本は「温泉みみず芸者」の掛札昌裕。監督は脚本も執筆している「女番長ブルース 牝蜂の逆襲」の鈴木則文。撮影は「まむしの兄弟 お礼参り」の赤塚滋がそれぞれ担当。 -
現代やくざ 血桜三兄弟
制作年: 1971全国制覇を狙う大阪誠心会とそれに対抗するチンピラやくざの抗争を描く「現代やくざ」シリーズ第四作。脚本は「カポネの舎弟 やまと魂」の野上龍雄。監督は「セックスドキュメント 性倒錯の世界」の中島貞夫。撮影も同作の増田敏雄がそれぞれ担当。 -
夜の手配師 すけ千人斬り
制作年: 1971華やかな赤坂の夜を舞台に、ネオン街に棲息するヒモとコールガールの生態を描く。脚本は「未亡人殺しの帝王」の小野竜之助。監督も同作の内藤誠。撮影は「現代やくざ 盃返します」の星島一郎がそれぞれ担当。 -
セックス喜劇 鼻血ブー
制作年: 1971うだつの上らぬ自動車セールスマンをめぐってのセックス喜劇。脚本は「不良番長 口から出まかせ」の山本英明と「すいばれ一家 男になりたい」の松本功。監督は「新宿の与太者」の高桑信。撮影は「博徒外人部隊」の仲沢半次郎がそれぞれ担当。 -
現代やくざ 盃返します
制作年: 1971任侠道と組長の命令に板ばさみになった若者を描く。原作は『特集漫画トピックス』に連載された村上和彦の「昭和極道史 逆縁の盃」。脚本は「昭和残侠伝 死んで貰います」の大和久守正、監督は「博徒仁義 盃」の佐伯清。撮影は「新宿の与太者」の星島一郎がそれぞれ担当。60点 -
戦後秘話 宝石略奪
制作年: 1970日本--シンガポールを舞台に、五〇億のダイヤをめぐるアクション。菅原通済の『昭和秘録・ダイヤモンド大蒙古の行方』から、「日本暗殺秘録」の中島貞夫と金子武郎が脚本を共同執筆。監督は中島貞夫。撮影は「妖艶毒婦伝 お勝兇状旅」の山沢義一が担当。 -
関東テキヤ一家 天王寺の決斗
制作年: 1970「極悪坊主 念仏三段斬り」の高田宏治が脚本を執筆し、関東テキヤ・シリーズ「関東テキヤ一家 喧嘩仁義」の鈴木則文が監督したシリーズ第三作。撮影は「緋牡丹博徒 お竜参上」の赤塚滋が担当。80点 -
シルクハットの大親分 ちょび髭の熊
制作年: 1970「シルクハットの大親分」シリーズ第二作。脚本は「人斬り観音唄」の高田宏治、監督は「関東テキヤ一家 天王寺の決斗」の鈴木則文。撮影は「札つき博徒」の塚越監二がそれぞれ担当 -
残酷・異常・虐待物語 元禄女系図
制作年: 1969「徳川女刑罰史」でメガホンをとった石井輝男と「大奥(秘)物語」の掛札昌裕が脚本を共同執筆した風俗もの。監督は石井輝男、撮影は「横紙破りの前科者」の吉田貞次が担当した。 -
緋牡丹博徒 花札勝負
制作年: 1969石本久吉の原案に基き、「緋牡丹博徒 一宿一飯」の鈴木則文と「待っていた極道」の烏居元宏が英同で脚本化、監督は「みな殺しの霊歌」の加藤泰。撮影は「緋牡丹博徒 一宿一飯」の古谷伸があたったシリーズ第三作。100点 -
長靴をはいた猫(1969)
制作年: 1969フランスのルイ十四世時代に活躍したシャルル・ペローの原作を「アンデルセン物語」の井上ひさしと山元護久が共同で脚本を執筆し、コンビを組んだ矢吹公郎が演出した長編カラー漫画。昭和三十三年の「白蛇伝」から教えて第十五作目。100点 -
徳川いれずみ師 責め地獄
制作年: 1969「残酷・異常・虐待物語 元禄女系図」の掛礼昌裕と「異常性愛記録 ハレンチ」の石井輝男が脚本を共同執筆し、石井輝男が監督した性愛路線第六作。撮影はコンビのわし尾元也。 -
明治・大正・昭和 猟奇女犯罪史
制作年: 1969「やくざ刑罰史 私刑」の石井輝男、掛札昌裕に野波静雄が加わって脚本を執筆、石井輝男が監督した風俗もの。撮影は「徳川いれずみ師 責め地獄」の、わし尾元也。 -
江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間
制作年: 1969江戸川乱歩原作の「パノラマ島奇談」他数篇の作品を「明治・大正・昭和 猟奇女犯罪史」の石井輝男と掛札昌裕が脚色し、石井が監督した猟奇もの。撮影は、「必殺 博奕打ち」の赤塚滋が担当した。