ケン・ローチの関連作品 / Related Work

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  • 家族を想うとき

    制作年: 2019
    「わたしは、ダニエル・ブレイク」のケン・ローチ監督が引退宣言を撤回し、時代の波に翻弄される家族の絆を描いた人間ドラマ。マイホームを建てるため父はフランチャイズの宅配ドライバーになるが、過酷な労働条件に振り回され、家族との時間を奪われていく。労働時間を定めずに締結される労働契約、いわゆるゼロ時間契約について取り上げている。第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作品。
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    • 感動的な
    • 泣ける
  • 水と砂糖のように

    制作年: 2016
    ルキノ・ヴィスコンティ監督の「揺れる大地」などに携わりイタリア映画黄金時代を築いた一人、撮影監督カルロ・ディ・パルマを追ったドキュメンタリー。映画監督や関係者の証言や彼が撮影した映像を交え彼の功績を振り返ると共に、映画黄金時代の核心に迫る。数々の作品で組んだウディ・アレンはじめヴィム・ヴェンダース、ベルナルド・ベルトリッチ、ケン・ローチらが出演。ディ・パルマと人生を共にしたアドリアナ・キエサがプロデューサーを務める。
  • ヴァーサス/ケン・ローチ映画と人生

    制作年: 2016
    イギリスの巨匠、ケン・ローチのドキュメンタリー。監督自身はもちろん、多くの関係者にインタビューを行い、BBC時代の作品や『ケス』『麦の穂をゆらす風』などの代表作を振り返りながら、ケン・ローチの生涯とキャリアを明らかにする。【スタッフ&キャスト】監督:ルイーズ・オズモンド 出演:ケン・ローチ/キリアン・マーフィー
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  • わたしは、ダニエル・ブレイク

    制作年: 2016
    ケン・ローチ監督が二度目のカンヌ国際映画祭パルムドールに輝いた社会派ドラマ。ダニエルは心臓疾患により医師から仕事を止められるが、複雑な制度に翻弄され支援を受けられない。手助けしたシングルマザーの家族と交流を深め、貧しくとも支え合うが……。一貫して社会問題に目を向けてきたケン・ローチ監督は「ジミー、野を駆ける伝説」を最後に劇映画からの引退を表明していたものの、拡がる格差や貧困を鑑み、引退を撤回し本作を制作した。2017年第91回キネマ旬報ベスト・テン外国映画1位、外国映画監督賞(ケン・ローチ)。
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    • 感動的な
    • 泣ける
    • ほのぼのとした
  • ジミー、野を駆ける伝説

    制作年: 2014
    「天使の分け前」のケン・ローチ監督が、1930年代のアイルランドを舞台に、庶民のために戦った無名の活動家ジミー・グラルトンの姿を描いたドラマ。出演は「めぐり逢う大地」のバリー・ウォード、「Hamlet」のシモーヌ・カービー、「恋人たちのパレード」のジム・ノートン。カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作。
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  • 1945年の精神

    制作年: 2012
    政治活動家としても知られるケン・ローチ監督が手掛けたドキュメンタリー。1945年、戦勝国・イギリスに誕生した労働党政権。貧困をなくすべく立ち上がった彼らの活動を振り返ると共に、今再び貧困にあえぐ現代の労働者たちに奮起を促していく。【スタッフ&キャスト】監督:ケン・ローチ 製作:レベッカ・オブライエン/ケイト・オグボーン 音楽:ジョージ・フェントン 出演:クレメント・アトリー/ウインストン・チャーチル/アナイリン・ベヴァン/ブルース卿
  • 天使の分け前

    制作年: 2012
    「麦の穂をゆらす風」で第59回カンヌ国際映画祭パルム・ドールを獲得したケン・ローチ監督が、トラブルばかり起こす青年がウイスキーと出会ったことにより成長していく様を描いたヒューマン・コメディ。“天使の分け前”とは、ウイスキーが熟成する過程で年2%ずつ減っていくその減少分を指す言葉。本作でデビューを果たしたポール・ブラニガン、「エリックを探して」のジョン・ヘンショウ、「クィーン」のロジャー・アラム、「明日へのチケット」のガリー・メイトランドらが出演。脚本は「SWEET SIXTEEN」や「麦の穂をゆらす風」などケン・ローチ監督と数々の作品でタッグを組んできたポール・ラヴァティ。第65回カンヌ国際映画祭審査員賞受賞作品。
  • ルート・アイリッシュ

    制作年: 2010
    「麦の穂をゆらす風」でカンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞したケン・ローチ監督が、イラク戦争で戦死した友人の死の真相を探る男の姿を通じて、戦争の後遺症を抱えながら生きる人々の姿をスリリングに描く。出演は「アンダー・ザ・スキン」のマーク・ウォーマック、『主任警部アラン・バンクス』のアンドレア・ロウ。
  • エリックを探して

    制作年: 2009
    「麦の穂を揺らす風」でカンヌ国際映画祭パルム・ドールに輝いた名匠ケン・ローチとサッカー界のスーパースター、エリック・カントナが手を組んだロマンティックコメディ。エリック・カントナは本人役で出演の他、製作総指揮も担当。主演は「ロビン・フッド」のスティーヴ・エヴェッツ。2009年カンヌ映画祭コンペ部門出品作。
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  • この自由な世界で

    制作年: 2007
    イギリスの名匠ケン・ローチ監督が、カンヌ映画祭パルム・ドールを受賞した「麦の穂を揺らす風」に続いて手掛けた作品。ロンドンの移民労働者とシングルマザーの女性の姿を通じ、自由に生きることの意味を問う。脚本のポール・ラヴァティがベネチア映画祭最優秀脚本賞を受賞。主演は本作が映画デビューのキルストン・ウェアリング。
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  • それぞれのシネマ「ハッピーエンド」

    制作年: 2007
    『あなたにとって映画館とは』をテーマに、世界の名匠たちが【3分間】で撮ったオムニバスの一遍。カンヌ国際映画祭の60回目の開催を記念し製作された。
  • 麦の穂をゆらす風

    制作年: 2006
    アイルランド独立戦争から内戦に至る歴史の中で生まれた悲劇を描く人間ドラマ。監督はイギリス映画界の至宝ケン・ローチ(「大地と自由」)。主演は映画の舞台であるアイルランド出身のキリアン・マーフィー(「バットマン・ビギンズ」)。2006年度カンヌ映画祭の最高賞・パルムドールを受賞している。
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  • 明日へのチケット

    制作年: 2005
    「木靴の樹」のエルマンノ・オルミ、「桜桃の味」のアッバス・キアロスタミ、「麦の穂をゆらす風」のケン・ローチが参加した3話構成の人間ドラマ。ローマへ向かう列車を舞台に、重なりあう登場人物がそれぞれの物語を紡いでゆく。
  • やさしくキスをして

    制作年: 2004
    アイルランド人の女性とイスラム系移民2世の男性が、宗教の問題を乗り越えて愛を貫こうとするラヴ・ストーリー。監督は「SWEET SIXTEEN」のケン・ローチ。脚本のポール・ラヴァティをはじめ、スタッフはほぼ同作からの引き継ぎ。音楽はケン・ローチ作品以外にも「ディープ・ブルー」「ジャスティス 闇の迷宮」などがあるジョージ・フェントン。出演はアイルランドの映画界で活躍するエヴァ・バーシッスル、これがデビューとなるアッタ・ヤクブほか。2004年セザール賞EU(欧州賞)作品賞、同年IFTA賞主演女優賞、同年バリャドリッド国際映画祭観客賞などを受賞。
  • 11’0901/セプテンバー11 イギリス編

    制作年: 2002
    世界を代表する11人の監督が11分9秒1フレームという共通の時間枠で描く「9.11」オムニバスの1本。監督は「SWEET SIXTEEN」のケン・ローチ
  • SWEET SIXTEEN

    制作年: 2002
    過酷な境遇下にある不良少年を描いた痛切な青春映画。監督は「ブレッド&ローズ」のケン・ローチ。脚本のポール・ラヴァティ、撮影のバリー・エイクロイド、音楽のジョージ・フェントン、美術のマーティン・ジョンソン、編集のジョナサン・モリスら、主要スタッフは「ブレッド&ローズ」に引き続いての登板。出演はオーディションで選ばれた新人たちであるマーティン・コムストン、ウィリアム・ルアン、アンマリー・フルトン、ミッシェル・クルター、トミー・マッキー、「アシッド・ハウス」のゲイリー・マコーマックほか。2002年カンヌ国際映画祭脚本賞受賞。
  • ナビゲーター ある鉄道員の物語

    制作年: 2001
    イギリスに生きる市井の人々の物語を描きつづけるケン・ローチ監督が、90年代の「英国鉄道民営化」によって生活が変わった労働者の姿を描く人間ドラマ。2001年のヴェネチア国際映画祭に正式出品された。
  • ブレッド&ローズ

    制作年: 2000
    ロサンゼルスで生きる中南米からの移民の労使間闘争にスポットを当てた社会派ドラマ。監督は「マイ・ネーム・イズ・ジョー」のケン・ローチ。脚本は同じく「マイ・ネーム・イズ・ジョー」のポール・ラヴァティ。撮影はローチ作品の常連であるバリー・エイクロイド。音楽も最近のローチ作品の常連であるジョージ・フェントン。出演はこれが映画デビューとなるピラール・パディージャ、「彼女を見ればわかること」のエルピディア・カリージョ、「サマー・オブ・サム」のエイドリアン・ブロディほか。
  • マイ・ネーム・イズ・ジョー

    制作年: 1998
    元アルコール依存症で失業中の中年男を主人公に、英国労働者階級の泥沼を描き出す社会派ドラマ。監督は「カルラの歌」の名匠ケン・ローチ。脚本は同作に続きポール・ラヴァティ。製作はレベッカ・オブライエン。製作総指揮はウルリッヒ・フェルスベルグ。撮影のバリー・エイクロイド、音楽のジョージ・フェントン、美術のマーティン・ジョンソン、編集のジョナサン・モリスはローチ作品の常連。衣裳はローナ・ラッセル。出演は「リフ・ラフ」「フェアリーテイル」のピーター・マラン、「カルラの歌」のルイーズ・グッドール、「ジャッカル」のデイヴィッド・ヘイマンほか。98年カンヌ国際映画祭主演男優賞受賞。
  • カルラの歌

    制作年: 1997
    ニカラグアを舞台に、内乱に引き裂かれる宿命の激しい愛を描いた大河ロマン。監督は「ケス」「大地と自由」のケン・ローチ。脚本はポール・ラヴァティ。製作のサリー・ヒビン、撮影のバリー・アクロイドは「リフ・ラフ」以来ローチとコンビを組む。音楽は「レディバードレディバード」「大地と自由」に続き、ローチ作品は3作目となるジョージ・フェントン。美術はマーティン・ジョンソン。編集はジョナサン・モリス。出演は「フル・モンティ」のロバート・カーライル、ニカラグア出身で主演は本作が初めてのオヤンカ・カベサス、「羊たちの沈黙」のスコット・グレンほか。
  • レディーバード レディーバード

    制作年: 1995
    社会福祉の名のもとに親権を取り上げられた女性の法権力と社会に対する闘いを描く、実話を基にした人間ドラマ。監督は「ケス」「レイニング・ストーンズ」のケン・ローチ。製作のサリー・ヒビン、撮影のバリー・アクロイド、美術のマーティン・ジョンソン、編集のジョナサン・モリスはいずれも「リフ・ラフ」「レイニング・ストーンズ」でローチと組んだスタッフ。脚本は演劇を中心にテレビ・ラジオで活躍歴のあるロマ・ムンロで、本作が長編劇映画デビューとなる。音楽は「フィッシャー・キング」などのジョージ・フェントン。主演はリヴァプール出身のコメディアン、クリシー・ロックと、実際にチリからの政治亡命者で、その後イギリスでミュージシャンとして活動しているウラジミール・ヴェガで、ともに映画初出演。94年ベルリン国際映画祭で銀熊賞(準グランプリ)、主演女優賞(クリシー・ロック)を受賞。
  • 大地と自由

    制作年: 1995
    30年代のスペイン内戦で反ファシズムのために戦った青年たちの理想と幻滅を鮮烈に描きだす戦争ドラマ。監督は「ケス」「レディーバード・レディバード」のケン・ローチで、これまで一貫して英国の庶民生活に目を向けてきた彼の、初の大規模な海外製作にしてドラマチックな歴史物。製作はレベッカ・オブライエン、エグゼクティヴ・プロデューサーは「レディーバード・レディバード」のサリー・ヒビンとゲラルド・ヘレロ、「愛のめぐりあい」のウルリッヒ・フェルスベルク。脚本は「レイニング・ストーンズ」のジム・アレン。撮影は「リフ・ラフ」以降90年代のローチの全作品を手がけるバリー・アクロイド。音楽のジョージ・フェントン、美術のマーチン・ジョンソン、編集のジョナサン・モリスはいずれも「レディーバード・レディバード」にも参加したローチの常連スタッフ。出演は「バック・ビート」「ウェールズの山」のイアン・ハート、スペインの女優ロサナ・パストールほか。95年カンヌ国際映画祭批評家連盟賞、同年ヨーロッパ映画大賞、セザール賞最優秀外国語映画賞など多数受賞。
  • リフ・ラフ

    制作年: 1991
    イギリスの労働者階級の男と歌手を目指す女性の愛と葛藤を通して、リフラフ(最下層の人々)たちの喜びや悲しみを描いた人間ドラマ。九一年ヨーロッパ映画賞作品賞受賞作。監督は、「レイニング・ストーンズ」が九三年のカンヌ国際映画祭の審査員賞を、候孝賢の「戯夢人生」と共に分け合ったケン・ローチ。ヨーロッパの巨匠の一人だが、本作が日本初紹介作である。脚本は、建築現場で働きながら執筆活動を行っていたビル・ジェシー。自身の体験を元に書かれた本作は、彼の遺作となった。製作はサリー・ヒビン。撮影はバリー・アクロイド。音楽はロックバンド、ポリスの元ドラマーで「ランブルフィッシュ」のスチュワート・コープランドが担当。主演は建設労働者から俳優に転じ、映画、テレビ、舞台などで活躍するロバート・カーライルと「ロンドン・キルズ・ミー」のエマー・マッコート。共演は、同じく労働者出身のリッキー・トムリンソンほか。
  • レイニング・ストーンズ

    制作年: 1991
    貧苦にあえぎながらも娘のためを思って孤軍奮闘する男の姿を通して、イギリス社会の底辺に生きる人々の愛や痛み、社会の矛盾を悲喜劇調で描いたヒューマン・ドラマ。93年度のカンヌ国際映画際で侯孝賢の「戯夢人生」と共に審査員賞を分け合った。監督のケン・ローチ以下、製作のサリー・ヒビン、撮影のバリー・アクロイド、音楽のスチュワート・コープランド、編集のジョナサン・モリスと、同監督作品「リフ・ラフ」のスタッフが結集。脚本はジム・アレンが担当。出演はボイラーマン兼業で本作が初主演作となるブルース・ジョーンズ。歌手・女優のジュリー・ブラウン、本作が映画初出演の子役ジェマ・フェニックス、「リフ・ラフ」のリッキー・トムリンスンほか。
  • ファザーランド

    制作年: 1986
    『ルート・アイリッシュ』のケン・ローチ監督の幻の作品。東西ドイツ時代。壁を越え、信念を胸に、父親の影を追って英国・ケンブリッジへ向かった男の姿を描く。詳細未定。【スタッフ&キャスト】監督:ケン・ローチ 出演:ゲルルフ・パナーハ/ファビエンヌ・バーブ/クリスティン・ローズ
  • ケス

    制作年: 1969
    ハヤブサと戯れることだけが生きがいの労働者階級の少年の姿を、叙情性と冷酷さが同居する鮮やかなタッチで描き出した一編。監督は「夜空に星のあるように」「リフ・ラフ」「レイニング・ストーンズ」のケン(ケネス)・ローチで、戦後イギリス映画で最も重要な映画作家と言われる彼の長編第2作。素人俳優の使用、徹底したロケーション主義など、禁欲的で知性あふれるスタイルが見どころで、監督自身が自らの最高傑作に挙げている。製作は『キャシー・カム・ホーム』(日本未公開)などローチとのコンビで知られるトニー・ガーネット、本作のためにローチとケストレル・フィルムズを興した。脚本はバリー・ハインズの未発表小説『Kestrel for Knave(少年の長元坊)』を基に、ハインズとローチが共同で執筆。望遠レンズの巧みな使用とロングショットの交錯が印象的な撮影は、のちに「キリング・フィールド」「ミッション」を手掛ける名手クリス・メンジス。出演は主人公ビリーに扮するデイヴィッド・ブラッドリーをはじめ、全員が実際に炭鉱町に住む労働者階級の人々である。ビリーに理解を示す教師を演ずるコリン・ウェランドのみが職業俳優で、後年「わらの犬」(出演)をへて、「炎のランナー」(81)で第54回アカデミー脚本賞を受賞した。ロケ地の炭鉱町は原作・脚本のハインズの生まれ故郷バーンズレイで、主要な舞台でもある学校では、彼が実際に教鞭を取っていたこともある。69年カルロヴィ・ヴァリ映画祭でグランプリを受賞。日本ではテレビ放映のほか、94年に川崎市民ミュージアムのケン・ローチ回顧特集でも上映。
  • 夜空に星のあるように

    制作年: 1967
    女流作家ネル・ダンのベストセラー小説を、彼女とケン・ローチが脚色、TV出身の新鋭ケン・ローチが監督した。撮影はブライアン・プロビン、音楽をフォーク歌手ドノヴァンが担当している。出演は、この映画でチェコのカーロビ・バリ映画祭で主演女優賞を獲得したキャロル・ホワイト、「血と怒りの河」のテレンス・スタンプ、他にジョン・ビンドン、ケイト・ウィリアムスなど。製作は「ダーリング」「遥か群衆を離れて」のジョゼフ・ジャンニ。
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