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鈴木瑞穂の関連作品 / Related Work
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くじけないで
制作年: 201390歳から詩作をはじめ、上梓した『くじけないで』『百歳』(飛鳥新社刊)がベストセラーとなった柴田トヨ。激動の時代を生きてきた彼女の言葉に多くの人が勇気づけられる中、2013年1月に101歳で他界した柴田トヨの半生を描く。監督・脚本は「神様のカルテ」「60歳のラブレター」の深川栄洋。温かく心に沁みるような言葉を紡ぐ柴田トヨを「引き出しの中のラブレター」「蝶々夫人」の八千草薫が、彼女に詩作を勧める息子を「ストロベリーナイト」「プロゴルファー織部金次郎」シリーズの武田鉄矢が演じる。ほか、「少年H」の伊藤蘭、「武士の一分」の壇れい、「うさぎドロップ」の芦田愛菜らが出演。80点 -
もういいかい ハンセン病と三つの法律
制作年: 2012“病とともに安心して生きていける社会を作るために、ハンセン病問題は繰り返し語らなければならない”という思いの下、ハンセン病問題の実態を描いたドキュメンタリー。患者の証言などから、忘れられつつある負の歴史を記録してゆく。語り手は「洋菓子店コアンドル」の鈴木瑞穂。監督は「フランドン農学校の尾崎さん」の高橋一郎。 -
昭和30年代の日本・家族の幸福 夫婦編
制作年: 2006懐かしい昭和30年代の日本を振り返るドラマシリーズ「家族の幸福」夫婦編。戦前の家族制度の残る東北の農村を舞台に、新しい考えを持つ嫁と典型的な姑の対立を描いた「今どきの嫁」ほか、「妻と夫がけんかした話」と「愛情屋台」を収録する。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:青山通春 撮影:牛山邦一 出演:飯田蝶子/岸旗江/鈴木瑞穂(以上「今どきの嫁」) -
暗黒神話 餓鬼の章/天の章
制作年: 1990ひとりの少年の父殺しをめぐる謎を時空を超えた壮大なスケールで描くアニメ。諸星大二郎原作の同名漫画の映画化で、脚本・監督は「妖魔 上の巻・緋影魔境編 下の巻・魔狼兇牙編」の安濃高志、作画監督は「かんからさんしん」の柳田義明と「火垂るの墓」の河内日出夫がそれぞれ担当。 -
菩提樹 リンデンバウム
制作年: 1988両親を失くした女子医大生のあしながおじさんとの出逢いと、愛と苦悩を描く。大和和紀原作の同名漫画の映画化で、脚本は「ルパン三世 風魔一族の陰謀」の内藤誠と「冴島奈緒 アクメ記念日」の桂千穂が共同で執筆。監督は「ビッグ・マグナム 黒岩先生」の山口和彦、撮影は「ドン松五郎の大冒険」の奥村正祐がそれぞれ担当。 -
ロックよ、静かに流れよ
制作年: 1988ロックが好きな高校生の青春群像を描く。吉岡紗千子原作の同名手記の映画化で、脚本は「九月の冗談クラブバンド」の長崎俊一と、北原陽一が共同で執筆。監督は同作の長崎俊一、撮影は「パッセンジャー 過ぎ去りし日々」の杉村博章がそれぞれ担当。 -
はいからさんが通る(1987)
制作年: 1987大正後期、お転婆でハイカラな女の子が許婚の青年軍人と出逢い、繰りひろげる恋と冒険を描く。大和和紀原作の同名漫画の映画化で、脚本は「シャコタン・ブギ」の西岡琢也が執筆。監督は「いとしのエリー」の佐藤雅道、撮影は「スケバン刑事」の大町進がそれぞれ担当。90点 -
傷だらけの勲章
制作年: 1986エジプトで起きた一流企業の社長暗殺事件を追う刑事の姿を描く。脚本は「カポネ大いに泣く」の大和屋竺、監督は「積木くずし」の斎藤光正、撮影は「夢千代日記」の安藤庄平がそれぞれ担当。主題歌は、国分友里恵(「流れるままに~落花流水~」)。 -
ペンギンズ・メモリー 幸福物語
制作年: 1985戦争で心身ともに傷ついた青年と歌手志望の娘との愛をペンギンを主人公に描いたアニメーション。長沢岳夫の原作を河野洋、川崎良、久野麗が共同執筆。監督は木村俊士、撮影は「ボビーに首ったけ」の八巻磐がそれぞれ担当。 -
ひめゆりの塔(1982)
制作年: 1982太平洋戦争末期、全島が戦場と化した沖縄で、ひめゆり部隊と呼ばれ陸軍病院に配属された乙女たちのはかない青春を描く。28年ぶりの再映画化は脚本・水木洋子、監督・今井正と同じコンビ。前作では果たせなかった沖縄現地ロケを行ない、撮影は「裸の大将放浪記」の原一民が担当。68点 -
月光仮面(1981)
制作年: 1981理想国家建設をめざし現金強奪集団を組織する謎の人物と月光仮面の対決を描く。昭和三十三年ラジオ東京テレビ(現TBS)で放映されるや高視聴率を誇り、大瀬康一扮する月光仮面は日本中の子供たちの人気者となり、大村文武主演で東映でも映画化された。原作は川内康範、脚本は川内康範と「俺達に墓はない」の澤田幸弘、監督も同作の澤田幸弘、撮影は「単身赴任 情事の秘密」の山崎善弘がそれぞれ担当。70点 -
魔界転生(1981)
制作年: 1981天草四郎を中心に、細川ガラシャ夫人、宮本武蔵などが現世で果たせなかった夢、願望を満たすため黄泉の国から甦り徳川幕府をおびやかす。山田風太郎の原作の映画化で、脚本は「悪魔が来たりて笛を吹く(1979)」の野上龍雄、「忍者武芸帖 百地三太夫」の石川孝人、「復活の日」の深作欣二の共同執筆、監督も同作の深作欣二、撮影は「古都(1980)」の長谷川清がそれぞれ担当。89点- 感動的な
- かっこいい
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魔性の夏 四谷怪談より
制作年: 1981お馴染鶴屋南北の『四谷怪談』を青春群像ドラマとして映画化。脚本は「スローなブギにしてくれ」の内田栄一、監督は「海よお前が-帆船日本丸の青春-」の蜷川幸雄、撮影は「五番町夕霧楼(1980)」の坂本典隆がそれぞれ担当。 -
巣立ちのとき 教育は死なず
制作年: 1981絶対に退学者をださないという教育方針をつらぬく高校を舞台に、全国から集まった落ちこほれ生徒と教師のふれあいを描く。若林繁太の同名の原作の映画化で、脚本・監督はこの作品がデビュー作となる板谷紀之、撮影は「三本足のアロー」「くるみ割り人形」の杉田安久利がそれぞれ担当。 -
海よお前が 帆船日本丸の青春
制作年: 1981日本各地から集まった108人の若者が“太平洋の白鳥”と呼ばれる美しいバーグ型の帆船・日本丸に乗って、初めて体験した遠洋航海のす全てを記録したユニークなドキュメンタリータッチの劇映画。劇壇の異才・蜷川幸男が初めて監督になったこの映画は19歳から20歳までの本当の商船高等専門学校の実習生と田村高廣、原田大二郎らのプロ俳優が、乗船日から下船日までの6ヵ月間日本丸という限られた空間のなかで激しくぶつかりあいながら、さまざまな困難をのり越えていく姿を通して、青春とは何かをオール・ロケーション撮影で追求していく。製作は銭谷功、道祖土健、脚本は井手俊郎、撮影は兼松煕太郎、杉村博章、音楽は若草恵、主題歌は中島みゆきが担当。スチルは田代裕。 -
平和の巡礼者ヨハネ・パウロII世
制作年: 1981第264代ローマ教皇パウロII世が史上初めて日本を訪れた模様を記録した公式記録映画。滞在期間は四日と短かったにも拘らず、教皇は実に精力的に活動した。その模様が2月23日の羽田到着から原爆老人ホームの見舞いまで、東京カテドラルマリア大聖堂や後楽園球場のミサ、武道館の若者との対話集会は言うまでもなく、被爆地の広島と長崎訪問を含めて、全日程が手際よく収録されている。製作白井詔子、高島道吉、脚本・監督千葉茂樹、解説鈴木瑞穂。企画女子パウロ会。1981年5月完成。16ミリ55分。 -
ヒロシマのたたかい はだしのゲン PART3
制作年: 1980中沢啓治原作の同名人気劇画の映画化三作目。広島への原爆投下までを描いた一作目、原爆投下直後を描いた二作目に続く三作目は被爆後の二年間の出来事を追う。脚本・監督は「茗荷村見聞記」の山田典吾、撮影は佐藤昌道がそれぞれ担当。 -
難病「再生不良性貧血症」と闘う 君はいま光のなかに
制作年: 1978「再生不良性貧血症」で愛児を亡くした一主婦の苦闘の記録を映画化したもので、日夜苦しみ続ける患者と家族の姿を通して、この病気のおそろしさと、献血の必要性を描く。脚本は岡田正代と塩田千種の共同執筆、監督は「鴎よ、きらめく海を見たか めぐり逢い」の吉田憲二、撮影も同作の大津幸四郎がそれぞれ担当。 -
天保水滸伝 大原幽学
制作年: 1976世界で初めて農民を組織したといわれる大原幽学を主人公に、笹川繁蔵、平手造酒、飯岡助五郎など浪曲でお馴じみの「天保水滸伝」をからませて、その時代に生きた人間群像を描く。脚本は「わが青春のとき」の山内久、監督は「不毛地帯」の山本薩夫、撮影は「君よ憤怒の河を渉れ」の小林節雄がそれぞれ担当。 -
新幹線大爆破
制作年: 1975東京・博多間を走る新幹線に仕掛けられた爆弾をめぐって、犯人と捜査当局の対決を描いたサスペンス映画。脚本は小野竜之助、監督は「ゴルゴ13(1973)」の佐藤純彌、撮影は「怪猫トルコ風呂」の飯村雅彦がそれぞれ担当。2025年5月9日より2週間限定でリバイバル上映する(配給:Filmarks)。70点 -
動脈列島
制作年: 1975日本が誇る新幹線に妨害を加えようとする青年医師と捜査陣の対決を描いたサスペンス映画。原作は清水一行の同名推理小説。脚本は「女房を早死させる方法」の白坂依志夫、監督は脚本も執筆している「悪名 縄張り荒らし」の増村保造、撮影は「沖田総司」の原一民がそれぞれ担当。80点 -
彫る 棟方志功の世界
制作年: 1975国際的にも高く評価される、日本が誇る版画家・棟方志功(1975年死去)。その人と芸術を、作品や氏が育った津軽の風土を通して描き出したドキュメンタリー映画。1975年度キネマ旬報文化映画ベストワンを受賞した。 -
ノストラダムスの大予言
制作年: 1974五島勉著「ノストラダムスの大予言」を、自らの手で滅亡に向いつつある人間への警鐘を打ち鳴らすものとして、映画化した恐怖ロマン。構成・脚本は八住利雄、潤色は「人間革命」の舛田利雄、と坂野義光、特技監督は「日本沈没」の中野昭慶、監督は舛田利雄、撮影は「人間革命」の西垣六郎、と鷲尾馨がそれぞれ担当。 -
仁義なき戦い 頂上作戦
制作年: 1974“仁義なき戦い”シリーズ第四作目。昭和38年春から39年へかけて、敵対する二つの広域暴力団の代理戦争とも言うべき広島抗争を、リアリズム・タッチで描く。原作は飯干晃一の「仁義なき戦い」、脚本は「仁義なき戦い 代理戦争」の笠原和夫、監督も同作の深作欣二、撮影も同作の吉田貞次がそれぞれ担当。74点 -
日本沈没(1973)
制作年: 1973日本海溝の異変から日本列島が沈没すると予測した博士を中心に、日本民族救出のためのプロジェクト・チームが秘密裡に結成され、活動する様と、列島が大異変をくり返しながら沈没するまでを描く。脚本は「現代任侠史」の橋本忍、監督は「放課後」の森谷司郎、撮影は「日本侠花伝」の村井博と、木村大作がそれぞれ担当。68点 -
戦争と人間 第三部 完結篇
制作年: 1973五味川純平の同名小説の映画化の第三部・完結篇。果てしない動乱の歴史に翻弄される人々の運命を、“死の商人”新興財閥・伍代家の綾なす人間模様を中心に描く。脚本は「戦争と人間 第二部・愛と悲しみの山河」の武田敦と山田信夫、監督も同作の山本薩夫、撮影は「恋人たちは濡れた」の姫田真佐久がそれぞれ担当。 -
混血児リカ ひとりゆくさすらい旅
制作年: 1973“混血児リカ”シリーズ二作目。謎の事件を追って、横浜から東北の八戸へと飛んだリカが、権力や暴力に向って戦いを挑み、自由奔放な大活躍をする。原作は凡天太郎の同名の劇画。脚本は「讃歌」の新藤兼人、監督は「混血児リカ」の中平康、撮影も同作の杉田安久利がそれぞれ担当。 -
無宿人御子神の丈吉 黄昏に閃光が飛んだ
制作年: 1973“御子神の丈吉”シリーズ第三作目。恋女房と子供の仇、国定忠治を追って道中をつづける丈吉の前に、次々と強敵が現われ、また殺し合いを演ずる者同士に奇妙な友情が生まれる。脚本は「反逆の報酬」の永原秀一、監督は脚本も執筆している「無宿人御子神の丈吉 川風に過去は流れた」の池広一夫、撮影は「喜劇 泥棒大家族 天下を取る」の岡崎宏三。 -
アカマタの歌 海南小記序説 西表島・古見
制作年: 1973「チロンヌプカムイ イオマンテ」の北村皆雄監督によるドキュメンタリー。沖縄の日本復帰直後1972年の夏、西表島・古見の祭祀の撮影に訪れるが、村の人々に秘儀の撮影を激しく拒まれる。視点を変えて、集落の家族を記録することによって、島の歴史が浮かび上がる。 -
激動の昭和史 沖縄決戦
制作年: 1971沖縄戦を舞台に、十万の軍人と十五万の民間人の運命を描く。脚本は「裸の十九才」の新藤兼人。監督は「座頭市と用心棒」の岡本喜八。撮影は「学園祭の夜 甘い経験」の村井博がそれぞれ担当。1971年7月17日より、東京・日比谷映画にて先行ロードショー。72点 -
戦争と人間 第二部 愛と悲しみの山河
制作年: 1971昭和七年の満州事変から一二年蘆溝橋事件までを背景に、全面的戦火の時代に突入してゆこうという動乱期に、愛と正義を至上のものとして生きようとする伍代家の次男俊介と不幸な結婚に縛られながら俊介と運命をともにしようとする人妻狩野温子の悲劇的な恋愛を中心にさまざまな人間模様を描いていく。原作は五味川純平の大河小説「戦争と人間」。脚本は「内海の輪」の山田信夫と「沖縄(1970)」の武田敦。監督は「戦争と人間」の山本薩夫。撮影は「女子学園 悪い遊び」の姫田真佐久がそれぞれ担当。