神戸浩の関連作品 / Related Work

1-50件表示/全50件
  • こんにちは、母さん

    制作年: 2023
    「男はつらいよ」シリーズをはじめ、時代の変遷と人びとの暮らしを見つめ続けてきた山田洋次監督の91歳にして90本目の劇映画。墨田川のほとりで、スカイツリーを見上げる東京下町を舞台に、現代の令和を生きる「母と息子」の新たな物語を心情豊かに描き出す。主演を務めるのは、1972年公開の「男はつらいよ 柴又慕情」をはじめ、「母べえ」(08)「おとうと」(10)「母と暮せば」(08)など、約50年間にわたって山田洋次作品に出演してきた吉永小百合。下町に暮らす母・福江を演じ、映画出演123本目にして、山田洋次の『母』3部作の集大成となった。その息子・昭夫を演じるのはNHK大河ドラマ『鎌倉殿の十三人』の好演が記憶に新しい大泉洋。山田洋次と吉永小百合と初タッグを組んだ。原作は劇作家・永井愛(二兎社)が手掛けた同名の舞台作品。変わりゆく都会の片隅で、中間管理職の悲哀、シニアの淡い恋、地域とホームレスの問題、若者の生きがいの問題など、今日的なテーマを織り込みながら、それでも変わらぬ思い合う人びとの心を描く、おかしくも切ない人情喜劇。
  • ねばぎば 新世界

    制作年: 2020
    「ひとくず」の上西雄大が監督を務め、赤井英和と共にW主演したドラマ。かつてヤクザの組を潰して廻っていた勝吉は、その頃の弟分・コオロギと再会する。そんなある日、勝吉は宗教団体から逃げ出した少年を助ける。その宗教団体には勝吉の恩師の娘も入信していた。2020年ニース国際映画祭最優秀主演男優賞(赤井英和・上西雄大)、2021年WICA(ワールド・インディペンデント・シネマ・アワード)外国映画部門最優主演男優賞(赤井英和・上西雄大)受賞。
    50
  • 裏アカ

    制作年: 2020
    TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2015準グランプリを受賞した人間ドラマ。どこか満たされない真知子は、SNSの裏アカウントを作り際どい写真を投稿。思わぬ反響に快感を覚える中、フォロワーの一人ゆーとと一度限りの関係を持つが、彼に惹かれてしまい……。木村大作、降旗康男、原田眞人、成島出といった監督のもとで助監督を務めてきた加藤卓哉が本作で監督デビュー。やり場のない気持ちを抱えSNSの裏アカウントにハマっていく伊藤真知子を「火口のふたり」の瀧内公美が、表の顔と裏の顔を使い分ける年下の男をドラマ『左ききのエレン』に主演した神尾楓珠が演じる。2020年6月12日より公開延期。
    90
    • 手に汗握る
    • 感動的な
  • 星めぐりの町

    制作年: 2018
    数多くの映画やドラマなどで名バイプレイヤーとして活躍する小林稔侍の映画初主演作。娘とふたり暮らしの豆腐職人・島田勇作のもとに、東日本大震災で家族を失った少年・政美がやって来る。勇作とのふれあいの中で、政美は少しずつ心を再生させていくが……。共演は「関ヶ原」の壇蜜、「超高速!参勤交代 リターンズ」の神戸浩、「ボクの妻と結婚してください。」の高島礼子、「TAP THE LAST SHOW」の六平直政。監督・脚本は「蝉しぐれ」の黒土三男。音楽を「後妻業の女」の羽岡佳が手がける。2018年1月20日よりミッドランドスクエアシネマ、イオンシネマ豊田KiTARA、トヨタグランドにて先行公開。
    70
  • blank13

    制作年: 2017
    俳優の斎藤工が、“齊藤工”名義で手掛けた長編初監督作品。13年間、行方不明だった父の消息が判明。だが、その体はガンに侵されており、息子のコウジと再会した3ヶ月後に他界する。葬儀当日、参列者たちの口からコウジの知らない父の姿が明かされる……。出演は「嘘を愛する女」の高橋一生、「パーフェクト・レボリューション」のリリー・フランキー、「勝手にふるえてろ」の松岡茉優。
    80
  • DESTINY 鎌倉ものがたり

    制作年: 2017
    山崎貴が『三丁目の夕日』に続いて西岸良平のベストセラーコミック『鎌倉物語』を映画化。幽霊や物の怪が生息する鎌倉。ある日、この地で殺人事件が発生。ミステリー作家の一色正和は、犯罪研究の腕を買われ、警察から捜査への協力を求められるが……。出演は大河ドラマ『真田丸』の堺雅人、『とと姉ちゃん』の高畑充希。
    80
  • 俳優 亀岡拓次

    制作年: 2016
    演劇ユニット『TEAM NACS』の一員で「新宿スワン」他に出演する安田顕を主演にした、「ウルトラミラクルラブストーリー」の横浜聡子監督6年ぶりの長編。地味な生活を続ける脇役俳優が恋をしたことから、彼の人生が動き始める。パフォーマンスグループ『鉄割アルバトロスケット』を主宰する戌井昭人の同名小説を原作にしている。主人公が恋する居酒屋の若女将を「グッモーエビアン!」の麻生久美子が、大女優を「魂萌え!」の三田佳子が演じる。また山崎努、新井浩文、染谷将太、映画監督の大森立嗣が主人公を起用する監督たちとして出演している。劇場公開に先駆け、第28回東京国際映画祭アジアの未来部門で2015年10月25日、30日に上映された。
    70
  • 超高速!参勤交代 リターンズ

    制作年: 2016
    急な参勤交代を命じられた弱小藩の奮闘を描き第57回ブルーリボン賞作品賞を獲得した時代劇コメディの続編。金も人手も時間もない中、知恵と工夫をこらし江戸に参勤した湯長谷藩一行。帰路の途中、老中が逆襲を企て藩で一揆が起こり、さらなる危機に陥る。前作に引き続き「鴨川ホルモー」の本木克英が監督を、第37回城戸賞を受賞した土橋章宏が脚本を手がける。また、湯長谷藩藩主役の佐々木蔵之介、飯盛女から藩主の側室となったお咲役の深田恭子、老中役の陣内孝則らが再集結している。
    60
  • 好きでもないくせに

    制作年: 2016
    写真週刊誌FLASHのヌードグラビアで“謎の聖女”として話題を集める璃子が初主演した官能ラブストーリー。昼は売れないモデル、夜は人気キャバ嬢として働く沢石琴子は、合コンで出会ったモデルの川野陸に一目惚れ。後日、陸からデートに誘われるが……。共演は『ウルトラマンギンガS』の根岸拓哉、「ジェリー・フィッシュ」の川村亮介。監督・脚本は「ちょっとかわいいアイアンメイデン」など、エロティックな作品を得意とする吉田浩太。
    80
  • 鉄の子

    制作年: 2015
    埼玉県川口市を舞台にある家族の日々を映し出すヒューマンドラマ。親の再婚により同い年のきょうだいとなった小学生・陸太郎と真理子は、協力して両親を離婚させようとするが、両親の仲は悪くなるどころかますます良くなってしまい……。監督は「夜だから」の福山功起。出演は「ふがいない僕は空を見た」の田畑智子、「毎日かあさん」の舞優、「旅立ち 足寄より」のぺ・ジョンミョン、「劇場版カードファイト!! ヴァンガード 3つのゲーム」のスギちゃん。
  • ハッピーウエディング(2015)

    制作年: 2015
    「ギャラクシー街道」、「舞妓はレディ」などで助監督を務めてきた片島章三の初監督作品。熱血漢だがドジな性格の新米ウエディングプランナー、相川愛子は、娘が結婚式を挙げないことを寂しがる母親の相談を受け、何とか結婚式を成功させようと奔走する。出演は『ゆとりですがなにか』の吉岡里帆、「溺れるナイフ」のミッキー・カーチス。
  • あのひと

    制作年: 2014
    『夫婦善哉』などで知られる作家・織田作之助が、第二次世界大戦末期の1944年に執筆し、2012年に大阪で発見された脚本を映画化。戦争末期、戦死した部隊長の遺児“小隊長”を育てる人々の奇妙な共同生活を、ユーモラスなタッチで綴る。鷲尾直彦ら「太秦ライムライト」を製作した『劇団とっても便利』のメンバーに加え、「トワイライト ささらさや」の神戸浩、「ソロモンの偽証」二部作の田畑智子らが出演。監督は、松竹の社員でこれが長編デビュー作となる山本一郎。2016年5月14日より大阪・なんばパークスシネマにて先行公開。
  • ALWAYS 三丁目の夕日‘64

    制作年: 2012
    昭和39年の東京下町を舞台に、そこで暮らす人々の人間模様を描くシリーズ第3作。監督は前作、前々作に続き山崎貴が担当。「ゴールデンスランバー」の吉岡秀隆、「プリンセス トヨトミ」の堤真一、「探偵はbarにいる」の小雪、「これでいいのだ!!映画・赤塚不二夫」の堀北真希、「東京オアシス」のもたいまさこらおなじみの出演陣が集結。2D/3D同時公開。
    75
  • ハンサム・スーツ

    制作年: 2008
    着るだけでハンサムになれるハンサム・スーツを手に入れたブサイク男が、ブサイクとハンサムの二重生活を送りながら本当の幸せを見つけるまでを描くコメディ。監督は、CMディレクターを経て映画初監督となる英勉。脚本は「ラブ★コン」の鈴木おさむ。出演は、「ザ・マジックアワー」の谷原章介、「間宮兄弟」の塚地武雅。
    80
  • 青空ポンチ

    制作年: 2008
    挫折を経験した若者たちが、バンド活動を通してそれぞれの過去を見つめ直していく青春ドラマ。監督は「おそいひと」の柴田剛。出演は、これが映画主演デビューとなる石田真人、映画監督としても活動する板倉善之、『仮面ライダーキバ』の小池里奈、「ピーカン夫婦」の山本剛史など。
  • 母べえ

    制作年: 2007
    日本が太平洋戦争へと歩みを進めていく不穏な時代を舞台に、情愛深い家族の姿を描いた感動作。原作は野上照代のノンフィクション小説。出演は「北の零年」の吉永小百合、「サッド ヴァケイション」の浅野忠信、「武士の一分」の檀れい。監督は「武士の一分」の山田洋次。
    70
  • ALWAYS 続・三丁目の夕日

    制作年: 2007
    2005年度の日本アカデミー賞で作品賞など13部門を受賞、興収35億円の大ヒット作となった「ALWAYS 三丁目の夕日」のパート2。前作の結末から4ヶ月後となる昭和34年の春から翌年までの、三丁目で暮らす人々の悲喜こもごもな暮らしを描く。原作は「ビッグコミック オリジナル」で現在も連載されている西岸良平の国民的コミック。「リターナー」の山崎貴が前作に引き続いて脚本・監督。出演者も前作からそのままで、吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希、三浦友和らが続投。
    75
  • 奇談 キダン

    制作年: 2005
    数多くの熱狂的なファンを持つ漫画家、諸星大二郎の最高傑作との呼び声も高い『生命の木』が、完全映画化。プロデュースは「リング」「呪怨」で世界的にJホラー・ブームを巻き起こした一瀬隆重。主演は、NHK朝のテレビ小説『天花』で注目され、これが映画デビューとなる藤澤恵麻。諸星漫画の人気キャラ・稗田礼二郎を演じるのは「トリック」シリーズの阿部寛。
  • ALWAYS 三丁目の夕日

    制作年: 2005
    昭和33年の下町を舞台に、そこに暮らす人々の日々の悲喜を描いた群像ドラマ。監督は「Returner」の山崎貴。西岸良平によるコミック『三丁目の夕日』を基に、山崎監督と古沢良太が共同で脚色。撮影を「恋は五・七・五!」の柴崎幸三が担当している。主な出演者は、「四日間の奇蹟」の吉岡秀隆、「ZOO」の須賀健太、「いま、会いにゆきます」の小清水一揮、「姑獲鳥の夏」の堤真一、「オペレッタ狸御殿」の薬師丸ひろ子、「Jam Films S/ブラウス」の小雪、「深紅」の堀北真希。第30回報知映画賞作品賞、助演男優賞(堤真一)、助演女優賞(薬師丸ひろ子)受賞、第18回日刊スポーツ映画大賞助演男優賞(堤真一)、助演女優賞(薬師丸ひろ子)、石原裕次郎賞受賞作品。
    78
  • フライ,ダディ,フライ

    制作年: 2005
    娘を傷つけた男に復讐を誓った平凡なサラリーマンが、高校生たちの特訓を受け逞しい父親へ変貌していく姿を描いた青春ドラマ。監督は「油断大敵」の成島出。金城一紀による同名原作を基に、金城自身が脚色。撮影を「プレイガール」の仙元誠三が担当している。主演は、「Tokyo tower」の岡田准一と「着信アリ2」の堤真一。
  • インストール

    制作年: 2004
    登校拒否の女子高生が、ませた男子小学生とエロチャットのバイトを通して、再生、成長していく姿を描いた青春ドラマ。監督は、本作が初の劇場用作品となる片岡K。第38回文藝賞を受賞した綿矢りさによる同名小説を基に、「恋文日和」の大森美香が脚色。撮影を『全国制覇テキ屋魂 第二章 鰯神社と恋吹雪』の池田英孝が担当している。主演は、「あずみ」の上戸彩と「ハウルの動く城」の神木隆之介。第17回東京国際映画祭コンペティション部門出品、文化庁支援作品。
    60
  • 隠し剣 鬼の爪

    制作年: 2004
    幕末の世、予期せぬ運命に翻弄される下級武士の生き様と、奉公娘との身分を越えた純愛を描いた時代劇。監督は「たそがれ清兵衛」の山田洋次。藤沢周平の2篇の原作『隠し剣鬼ノ爪』『雪明かり』を、山田監督と「釣りバカ日誌15 ハマちゃんに明日はない!?」の朝間義隆が共同で脚色。撮影を「油断大敵」の長沼六男が担当している。主演は、「ラブドガン」の永瀬正敏と「ナイン・ソウルズ 9 souls」の松たか子。第29回報知映画賞最優秀主演女優賞(松たか子)受賞、第7回日本シナリオ作家協会菊島隆三賞(山田洋次)受賞、文化庁支援作品。
    90
  • ウィニング・パス

    制作年: 2003
    事故で下半身不随となった高校生が、車椅子バスケとの出会いを通して再起していく姿を描いた青春ドラマ。監督は「チンパオ 陳宝的故事」の中田新一。三輪勝司による原案を基に、「6週間 プライヴェートモーメント」の矢城潤一と原田哲平が共同で脚本を執筆。撮影を「修羅のみち5 東北殺しの軍団」の今泉尚亮が担当している。主演は「偶然にも最悪な少年」の松山ケンイチ。第16回東京国際映画祭ニッポン・シネマ・フォーラム出品、北九州市制40周年記念、文化庁支援、文部科学省選定、厚生労働省推薦、写真美術館で観る映画シリーズvol.8作品。
  • ドラッグストア・ガール

    制作年: 2003
    失恋した女子大生と冴えない中年オヤジたちが、ラクロスに恋に奮闘する青春コメディ。監督は「釣りバカ日誌13」の本木克英。脚本は「アイデン&ティティ IDEN & TITY」の宮藤官九郎。撮影を「釣りバカ日誌13」の花田三史が担当している。主演は「13階段」の田中麗奈。第16回東京国際映画祭ニッポン・シネマ・フォーラム メディア・セレクション2003出品作品。HD24Pからのテレシネ。
  • AIKI

    制作年: 2002
    デンマークの実在の車椅子武術家、オーレ・キングストン・イェンセンをモデルに、下半身麻痺となった青年が合気柔術を通して再び生きる力を取り戻していく姿を描いた人間ドラマ。監督は「無敵のハンディキャップ」の天願大介で、脚色も担当。撮影に『アジアンビート5 台湾篇シャドー・オブ・ノクターン』の李以須があたっている。主演は「回路」の加藤晴彦。第59回ヴェネチア国際映画祭出品、第27回報知映画賞助演男優賞(石橋凌)受賞、日活創立90周年記念、平成14年度文化庁映画芸術振興事業、文部科学省選定(青年向、成人向)、厚生労働省推薦、東京都知事推奨作品。
  • たそがれ清兵衛

    制作年: 2002
    殺伐とした幕末の世、子持ちの寡男である下級武士の生き様を描いた時代劇。監督は「十五才 学校・」の山田洋次。藤沢周平の3つの短篇を基に、山田監督と「釣りバカ日誌13」の朝間義隆が共同で脚色。撮影を「親分はイエス様」の長沼六男が担当している。主演は、「助太刀屋助六」の真田広之と「うつつ UTUTU」の宮沢りえ。第76回本誌日本映画ベスト・テン第1位、日本映画監督賞、日本映画主演男優賞(真田広之)、日本映画主演女優賞(宮沢りえ)、日本映画新人男優賞(田中泯)、日本映画脚本賞受賞ほか国内の数々の賞を独占するほか、2003年アカデミー賞外国映画賞にもノミネートされた。他の受賞は、第53回ベルリン国際映画祭出品、第26回日本アカデミー賞最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀主演男優賞(真田広之)、最優秀主演女優賞(宮沢りえ)、最優秀助演男優賞(田中泯)、最優秀脚本賞、最優秀撮影賞、最優秀照明賞、最優秀編集賞、最優秀録音賞、最優秀美術賞、最優秀音楽賞、新人俳優賞(田中泯)、優秀助演男優賞(小林稔侍)、優秀助演女優賞(岸惠子)受賞、第57回毎日映画コンクール日本映画大賞、男優主演賞(真田広之)、女優助演賞(宮沢りえ)、撮影賞、録音賞、技術賞(中岡源権)受賞、第45回ブルーリボン賞作品賞、助演女優賞(宮沢りえ)受賞、第27回報知映画賞作品賞、監督賞、主演女優賞(宮沢りえ)受賞、第15回日刊スポーツ映画大賞作品賞、監督賞、主演男優賞(真田広之)、助演女優賞(宮沢りえ)受賞、日本映画ペンクラブ賞会員選出ベスト5日本映画第1位、第24回ヨコハマ映画祭日本映画ベストテン第3位、平成十四年度文化庁映画芸術振興事業作品。
    85
  • 船を降りたら彼女の島

    制作年: 2002
    瀬戸内海・瀬ノ島を舞台に、結婚という人生の転機に立った若い女性の心理を描いたドラマ。監督は「群青の夜の羽毛布」の磯村一路で、脚本も監督自らが執筆。撮影を「アカルイミライ」の柴主高秀が担当している。主演は「模倣犯」の木村佳乃。第9回International Family Film Festival長編ドラマ部門賞受賞、日本芸術文化振興会映画芸術振興事業作品。2002年11月9日より、愛媛・衣山シネマサンシャインにて先行上映。
  • 人間の屑

    制作年: 2001
    平成のダメ男の無軌道で出鱈目な人生を、パンクに描いたドラマ。監督は「ちんちろまい」の中嶋竹彦。町田康による原作を基に、「ローカルニュース」の中村義洋が脚色。撮影を「火垂」の猪本雅三が担当している。主演は「式日 SHIKI-JITSU」の村上淳。尚、本作は『J・MOVIE・WARS 5』として製作・公開された。スーパー16ミリからのブローアップ。
  • 川の流れのように

    制作年: 2000
    60年振りに故郷に戻ってきた女流作家と、無為な日々を送っているかつての友人たちの心の交流を描いた人間ドラマ。監督は「マンハッタンキス」の秋元康。脚本は、遠藤察男と秋元監督の共同。撮影を岡崎俊彦が担当している。主演は「もののけ姫」の森光子。
  • がんばっていきまっしょい(1998)

    制作年: 1998
    20数年前の四国・松山を舞台に、ボートに青春をかけた女子高生たちの姿を瑞々しく描いた青春ドラマ。監督は「目を閉じて抱いて」の磯村一路。第4回坊ちゃん文学賞を受賞した敷村良子の同名小説を、磯村監督自身が脚色。撮影を「ちんなねえ」の長田勇市が担当している。主演は新人・田中麗奈でキネマ旬報日本映画新人女優賞を受賞した。芸術文化振興基金助成作品。キネマ旬報日本映画ベスト・テン第3位。
    82
  • SF サムライ・フィクション

    制作年: 1998
    剣の達人である素浪人に奪われた宝刀を取り返そうと奔走する若侍が、平和主義者の中年侍との出会いの中で成長していく姿を描いた新感覚の時代活劇。監督・脚色は、本作で本篇デビューを果たしたミュージック・ビデオ界のクロサワの異名を持つ中野裕之。脚本は「シャ乱Qの演歌の花道」の斎藤ひろし。撮影をミュージック・ビデオやCFなどで活躍中の矢島祐次郎が担当している。主演は、「ラブ&ポップ」の吹越満と「恋は舞い降りた。」の風間杜夫、ロックミュージシャン・布袋寅泰。
  • 陽炎2

    制作年: 1996
    女胴師と彼女の姉貴分の確執を中心に、ヤクザの抗争を描いた娯楽時代劇。故・五社英雄監督が「陽炎」で創りあげた主人公はそのままに、前作とは違った内容で展開する。監督・脚本は「帝都物語外伝」の橋本以蔵。撮影も「帝都物語外伝」の藤石修が担当している。主演は「集団左遷」の高島礼子。敵役の女博徒に小柳ルミ子がふんしている。
  • 学校II

    制作年: 1996
    先生と生徒の心の交流を描いたヒューマンドラマ「学校」の第2弾。今回は北海道の養護学校に舞台を移し、その教室に集う様々な人間たちのふれあいのドラマをつづっていく。監督は「男はつらいよ 寅次郎紅の花」の山田洋次。脚本は山田と「男はつらいよ/寅次郎紅の花」の朝間義隆の共同。撮影をやはり「男はつらいよ 寅次郎紅の花」の長沼六男が担当している。主演は「釣りバカ日誌8」の西田敏行。共演に「男はつらいよ 寅次郎紅の花」の吉岡秀隆、「ユーリ」の永瀬正敏ほか。96年度キネマ旬報ベストテン第8位。
    90
  • 学校の怪談2

    制作年: 1996
    古い学校に伝わるオバケ話を題材に、子供たちが恐ろしい体験を通してたくましく成長していく姿を描いたジュブナイル・ホラーの第2弾。監督、脚本、撮影はそれぞれ前作同様、平山秀幸、奥寺佐渡子、柴崎幸三が担当している。主演は、前作と役柄は違うものの野村宏伸が再びつとめ、「ゲレンデがとけるほど恋したい。」の西田尚美がヒロインとして登場している。校長先生役の岸田今日子の怪演も話題となった。
    80
  • 虹をつかむ男

    制作年: 1996
    渥美清の急逝に伴いシリーズ終了となった「男はつらいよ」に代わって松竹の正月番組をつとめた人情喜劇。映画を愛してやまぬ映画館主をめぐる人間模様を、数々の名画の断片を交えて描いた。監督は「学校II」の山田洋次。脚本は山田と朝間義隆の共同。撮影は「学校II」の長沼六男。「学校II」に続いて西田敏行と吉岡秀隆が主演したほか、「男はつらいよ」のレギュラー陣が顔を揃えている。またCG合成で寅さんにふんした渥美も一場面に登場し、本作も渥美に捧げられた。
    76
  • Love Letter(1995)

    制作年: 1995
    天国の恋人に向けて送った一通のラヴレターがきっかけで、埋もれていた二つの恋が浮き彫りになっていくラヴ・ストーリー。監督・脚本は今作が劇場用長編映画デビュー作となる「Undo“アンドゥー”」の岩井俊二。撮影は「夏の庭 The Friends」の篠田昇。主演は「波の数だけ抱きしめて」以来4年ぶりの映画出演となる中山美穂で、一人二役に挑戦して、ブルーリボン賞、報知映画賞、ヨコハマ映画祭、高崎映画祭などで主演女優賞を獲得した。共演は「NIGHT HEAD」の豊川悦司と、これが映画初出演となる酒井美紀、柏原崇ほか。ヨコハマ映画祭作品賞、監督賞、主演男優賞(豊川)、主演女優賞(中山)、撮影賞(篠田)、新人女優賞(酒井)を受賞した。95年度キネマ旬報ベストテン第3位、同・読者選出ベストテン第1位。日本公開30周年を記念し4Kリマスターを2025年4月4日より上映。
    80
  • 南の島に雪が降る(1995)

    制作年: 1995
    戦時中のニューギニアで、演芸分隊に任命された男が出会う苛酷な戦争体験を綴ったドラマ。監督・製作・脚色は「奇跡の山 さよなら、名犬平治」の水島総。主演は「螢II 赤い傷痕」の高橋和也。戦後50年記念作品。
  • 帝都物語外伝

    制作年: 1995
    明治末から昭和初期を舞台にした「帝都物語」、第二次世界大戦末期を舞台にした「帝都大戦」という、二本の映画化作品を生んだ荒俣宏のSF大河ロマンの続編的な同名小説の映画化で、前二作とは趣の異なるサイコ・サスペンス調ラブ・ストーリー。監督は「ぷるぷる 天使的休日」の橋本以蔵。主演は「ごろつき2」の西村和彦。共演は「愛の新世界 Le_Nouveau_Monde_Amoureux」の鈴木砂羽。(R指定)
  • クレイジー・コップ 捜査はせん!

    制作年: 1995
    どうしようもないパープリンな刑事たちと無気味な一味、間抜けな警視庁の連中が織り成すスラップスティック・コメディ。監督はこれがデビュー作となる片嶋一貴。脚本は「私を抱いてそしてキスして」の高橋洋。スーパー16ミリからのブローアップ。
  • 男はつらいよ 寅次郎紅の花

    制作年: 1995
    松竹のお正月の顔“寅さん”の活躍を描くシリーズ第48作は、奄美大島を舞台にした物語。監督は「男はつらいよ 拝啓 車寅次郎様」の山田洋次。脚本は山田と朝間義隆の共同。撮影は「時の輝き」の長沼六男で、先頃永眠した高羽哲夫の名も撮影監督としてクレジットされている。マドンナは、本シリーズには「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花」以来15年ぶりに登場の浅丘ルリ子で、今回で4回目となる当たり役・リリーを演じている。出演は倍賞千恵子、吉岡秀隆らおなじみのメンバーのほかに、「キャンプで逢いましょう」の後藤久美子が泉役で3年ぶり5度目の登場を果たした。翌年49作目の撮影を前に渥美清が死去したことにより、今作がシリーズ最終作となった。
    90
  • 中指姫 俺たちゃどうなる?

    制作年: 1993
    とことんツイてない男女三人が、次々と事件に巻き込まれていく様を描くスラップステイック調のロードムービー。秋元康の企画によりソウル・デュオとして人気を博しているバブルガム・ブラザーズの初主演作で、監督は「! [ai-ou]」の堤ユキヒコ。脚本はTVドラマ『ポケベルが鳴らなくて』などの遠藤察男、撮影は東原三郎が担当。二人と共演するのは映画初出演になる田中律子、その他、東幹久、久保田利伸をはじめとする人気俳優、タレント、ミュージシャンらが多数特別出演している。
  • 学校(1993)

    制作年: 1993
    東京・下町にある夜間中学校を舞台に、様々な境遇を持つ生徒たちと先生との交流を描くドラマ。監督・脚本は「男はつらいよ 寅次郎の青春」の山田洋次で、彼の十五年来暖めていた企画の映画化。脚本は山田と「スペインからの手紙 ベンポスタの子どもたち」の朝間義隆の共同。撮影は「男はつらいよ 寅次郎の青春」の高羽哲夫と「夢の女」の長沼六男の共同。キネマ旬報ベストテン第六位。
    90
  • 東京の神様

    制作年: 1992
    東京で暮らす貧しい男女の焦燥の日々を描いた恋愛ドラマ。監督は本篇が初監督作となる長田綾奈で製作、脚本、主演も兼ねている。撮影は本田茂が担当。
  • 下駄とジャズ

    制作年: 1992
    50年前にジャズにとりつかれた老人が昔のバンド仲間の消息を尋ね歩く姿を描いた、「ひとけたの夏」に続く伊丹市製作の16ミリ作品。監督・脚本は「晩秋」の住野真子、共同脚本に西尾幸嗣、撮影は横山健二がそれぞれ担当。
  • 無能の人

    制作年: 1991
    多摩川の河原で石を売る男とその家族を中心に、現代社会から落ちこぼれた人々をユーモラスかつ暖かく描くドラマ。つげ義春原作の同名漫画の映画化で、脚本は「われに撃つ用意あり」の丸内敏治が執筆。監督は本作が第一回作品となる俳優の竹中直人。撮影は「さわこの恋」の佐々木原保志がそれぞれ担当。
  • 不可思議物語 FANTASTIC COLLECTION

    制作年: 1988
    SF、オカルト、サスペンスなど8本の短篇からなるオムニバス映画。監督は「アイコ十六歳」の今関あきよし、「ビリィ・ザ・キッドの新しい夜明け」の山川直人、中田信一郎、伊島薫がそれぞれ2話ずつ担当。
  • ビリィ・ザ・キッドの新しい夜明け

    制作年: 1986
    ギャングたちの襲撃から一軒の店を守るため、6人の用心棒たちが店のマスターと共に闘うまでを描く。高橋源一郎の原案を基に、彼と山川直人が脚本を共同執筆。監督は自主映画を撮り続け、これが初の35ミリ監督作品となる山川直人。撮影は「国東物語」の高間賢治が担当。主題歌は、ゼルダ(「黄金の時間」)。
  • 身代り紋三 地獄屋敷

    制作年: 1955
    野村胡堂の小説を「長脇差大名」と同じく松浦健郎と神戸浩が共同脚色し、加戸野五郎が監督、「りゃんこの弥太郎」の岩佐一泉が撮影を担当した。主なる出演者は「男一匹」の若山富三郎、「美女決闘」の長谷川裕見子、「下郎の首」の小沢栄、「男一匹」の黒川彌太郎、花柳小菊、新人中村又三郎など。
  • 長脇差大名

    制作年: 1955
    「隠密若衆」と同じく松浦健郎と神戸浩が共同で脚本を執筆し、「青春デカメロン」以来久しぶりの加戸野五郎が監督し、「ほらふき丹次」の河崎喜久三が撮影する。主なる出演者は「地獄谷の花嫁」の黒川弥太郎、「明治一代女」の藤木の実、「鶏はふたたび鳴く」の南風洋子、「めくら狼(1955)」の田崎潤など。
  • 隠密若衆

    制作年: 1955
    野村胡堂の原作「隠密縁起」を「花嫁立候補(1955)」の松浦健郎が神戸浩と共同で脚色し、「恋天狗」の渡辺邦男が監督に、同じく渡辺孝が撮影に当る。「忍術児雷也 逆襲大蛇丸」でデビューした若山富三郎が主演に抜擢され、「恋天狗」の花柳小菊、「酔いどれ囃子」の長谷川裕見子のほか相馬千恵子、岡譲司、田崎潤などが出演。
1-50件表示/全50件