長谷川一夫の関連作品 / Related Work

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  • イヌ(2002)

    制作年: 2002
    本作で劇場長編デビューとなる北田直俊監督が、26歳の時に雑誌で目にした片足の老犬にインスピレーションを受け、製作を決意。制作費1800万、スタッフを極限に減らし完成までに7年の歳月を費やして完成させた執念の一作。人間たちに翻弄された末、交通事故で死んだ一匹のイヌが異端の姿で生まれ変わり、人間に復讐を企てる異色の実験映画。
  • 雪之丞変化(1963)

    制作年: 1963
    昭和十年朝日新聞連載三上於菟吉同名の原作から「王将(1962)」の伊藤大輔と「抜打ち鴉」の衣笠貞之助が共同で脚色、「私は二歳」の和田夏十がシナリオ化。市川崑が監督した仇討ちもの。撮影もコンビの小林節雄。出演は「秦・始皇帝」長谷川一夫、山本富士子、勝新太郎、若尾文子、「秦・始皇帝」「陽気な殿様」の市川雷蔵、真城千都世、尾上栄五郎など。
    90
  • 江戸無情

    制作年: 1963
    読売新聞連載・富田常雄原作を「新・座頭市物語」の犬塚稔と「中山七里」の松村正温が共同で脚色、「人斬り市場」の西山正輝が監督した時代活劇。撮影は「影を斬る」の武田千吉郎。
  • 裁かれる越前守

    制作年: 1962
    吉川英治原作から「黒蜥蜴(1962)」の新藤兼人が脚色、「誘拐」の田中徳三が監督した異色時代劇。撮影は「雨の九段坂」の本田平三。
  • 仲よし音頭 日本一だよ

    制作年: 1962
    逸見多十のオリジナルシナリオを「女は夜霧に濡れている」の井上芳夫が監督したサラリーマン喜劇。撮影は「スーダラ節 わかっちゃいるけどやめられねえ」の石田博。
  • 青葉城の鬼

    制作年: 1962
    山本周五郎原作『樅の木は残った』より「鉄砲安の生涯」の八尋不二が脚色、「斬る(1962)」の三隅研次が監督した伊達騒動もの。撮影もコンビの本多省三。
  • 秦・始皇帝

    制作年: 1962
    「釈迦」についで70ミリ映画の第二作。「青葉城の鬼」の八尋不二のオリジナル・シナリオを、「熱砂の月」の田中重雄が監督した史実もの。撮影もコンビの高橋通夫。
  • 桜田門

    制作年: 1961
    「濡れ髪牡丹」の八尋不二の脚本を、「唄は峠を越えて」の西山正輝が監督した井伊大老の半生記。「晴小袖」の武田千吉郎が撮影した。
  • 水戸黄門海を渡る

    制作年: 1961
    川内康範の原作を、原作者自身と杜松吉が脚色し、「喧嘩富士」の渡辺邦男が監督したおなじみの時代劇。撮影も同じく渡辺孝。
  • 黒い三度笠

    制作年: 1961
    プロデューサーの浅井昭三郎の脚本を「舞妓の休日」のコンビ、西山正輝が監督、本田平三が撮影した股旅もの。
  • 銭形平次捕物控 美人鮫

    制作年: 1961
    野村胡堂原作の銭形平次捕物帳から、「いれずみ乳房」の浅井昭三郎が脚色。「釈迦」の三隅研次が監督した捕物帖。撮影は「新源氏物語」の本多省三。
  • 晴小袖

    制作年: 1961
    川口松太郎の原作を、「武器なき斗い」の共同執筆者・依田義賢が脚色し、「一本刀土俵入(1960)」の安田公義が監督したもので、深川木場を背景にした明治もの。撮影は「月の出の血闘(1960)」の武田千吉郎。昭和十五年、新興キネマで映画化されたことがある。
  • 銭形平次捕物控 夜のえんま帳

    制作年: 1961
    野村胡堂の原作を、辻久一と渡辺邦男が脚色し、「天下御免」の渡辺邦男が監督した、おなじみ長谷川の銭形平次もの。撮影もコンビの渡辺孝。
  • 二人の武蔵

    制作年: 1960
    読売新聞連載の五味康祐の同名小説の映画化。渡辺邦男・吉田哲郎が脚色、「風来物語 あばれ飛車」のコンビ渡辺邦男が監督し、渡辺孝が撮影した。
  • 侠客春雨傘

    制作年: 1960
    「風来物語 あばれ飛車」の渡辺邦男が自らの脚本を監督したもので、吉原を背景にした娯楽時代劇。撮影もコンビの渡辺孝。
  • 一本刀土俵入(1960)

    制作年: 1960
    おなじみ長谷川伸の原作を「不知火検校」の犬塚稔が脚色し、「元禄女大名」の安田公義が監督した股旅映画。撮影は「疵千両」の本多省三。
  • 風来物語 あばれ飛車

    制作年: 1960
    「風来物語 仁侠篇」の続篇で、富田常雄の原作を、「源太郎船」の渡辺邦男が脚色・監督した。撮影も同じく「源太郎船」の渡辺孝。
  • 疵千両

    制作年: 1960
    長谷川伸の戯曲『疵高倉』を映画化したもので、「東海道ちゃっきり娘」の八尋不二が脚色し、「大江山酒天童子」の田中徳三が監督した時代劇。撮影は「紅蜥蜴」の本多省三。
  • 三人の顔役

    制作年: 1960
    斎藤良輔・芦沢俊郎・井上梅次の共同脚本を、「太陽を抱け」の井上梅次が監督したもので、長谷川一夫が暗黒街のボスに扮するアクション・ドラマ。「扉を叩く子」の小林節雄が撮影した。
  • 続次郎長富士

    制作年: 1960
    「大江山酒天童子」の八尋不二の脚本を「濡れ髪三度笠」の森一生が監督した娯楽時代劇。「銭形平次捕物控 美人蜘蛛」の牧田行正が撮影した。
  • 大江山酒天童子

    制作年: 1960
    川口松太郎の原作を、「銭形平次捕物控 美人蜘蛛」の八尋不二が脚色し、「浮かれ三度笠」の田中徳三が監督した、日本三大伝統の一つ“大江山の鬼退治”の物語。撮影は「初春狸御殿」の今井ひろし。
    70
  • 銭形平次捕物控 美人蜘蛛

    制作年: 1960
    「濡れ髪喧嘩旅」の八尋不二が野村胡堂の原作を脚色し、「千姫御殿(1960)」の三隅研次が監督した銭形シリーズの一作。「関の弥太っぺ(1959)」の牧田行正が撮影。
  • 三兄弟の決闘

    制作年: 1960
    須崎勝弥と鈴村耕の脚本を「誰よりも君を愛す」の田中重雄が監督したアクションもの。撮影も「誰よりも君を愛す」の高橋通夫。
  • かげろう笠

    制作年: 1959
    「水戸黄門漫遊記(1958 三隅研次)」の三隅研次が監督する、長谷川一夫、香川京子の股旅物。脚本は「東海道の野郎ども」の犬塚稔、撮影は「水戸黄門漫遊記(1958 三隅研次)」の今井ひろしがそれぞれ担当。
  • 山田長政 王者の剣

    制作年: 1959
    大映がタイ国アスビン・ピクチュアーと提携した、初の日・タイ合作映画。バンコックに現地ロケを行った。村松梢風の原作を「孔雀城の花嫁」の小国英雄が脚色、「銭形平次捕物控 雪女の足跡」の加戸敏が監督したスペクタクルで、撮影は「鬼女系図」の牧田行正。
  • 次郎長富士

    制作年: 1959
    「若き日の信長」の八尋不二の脚本により同じく「若き日の信長」の森一生が監督した、おなじみ次郎長もの、オールスター・キャスト映画。撮影は「魔笛若衆」の本多省三。
    80
  • 四谷怪談(1959)

    制作年: 1959
    「千羽鶴秘帖」のコンビ八尋不二が脚本を書き、三隅研次が監督したおなじみの怪談もの。撮影は「山田長政 王者の剣」の牧田行正。
  • お役者鮫

    制作年: 1959
    「情炎(1959)」の衣笠貞之助と「お嬢吉三」の犬塚稔の共同脚本を、「山田長政 王者の剣」の加戸敏が監督したもので、歌舞伎の世界を背景にした怪奇時代劇。撮影は「四谷怪談(1959)」の牧田行正。
  • 歌麿をめぐる五人の女(1959)

    制作年: 1959
    美人画の喜多川歌麿と、彼をとりまく女性たちの生態を描いた娯楽時代劇。脚本・監督は「一刀斎は背番号6」の木村恵吾。撮影は「町奉行日記 鉄火牡丹」の今井ひろし。
  • 風来物語 仁侠篇

    制作年: 1959
    読売新聞に連載中の富田常雄の同名小説の映画化。日露戦争当時の東京を背景にしたメロドラマで、「暴風圏」の渡辺邦男が脚色・監督した。撮影も同じく「暴風圏」の渡辺孝が担当。
  • 関の弥太っぺ(1959)

    制作年: 1959
    おなじみ長谷川伸の原作を、「かげろう絵図」の犬塚稔が脚色し、「お役者鮫」の加戸敏が監督した股旅もの。撮影も同じく「お役者鮫」の牧田行正が担当した。
  • 女と海賊(1959)

    制作年: 1959
    大正十二年、伊藤大輔が書いたシナリオにより故野村芳亭が監督した同名作品の再映画化。再映画化に当っては原作者の伊藤大輔が八尋不二(近作「弁天小僧」)と全面的な改訂を加え、自ら「弁天小僧」につづいて監督した。撮影も同じく「弁天小僧」の宮川一夫が担当した。
  • 花の遊侠伝

    制作年: 1958
    歌舞伎や講談でお馴染の金子市之丞・河内山宗俊・片岡直次郎・暗闇の丑松などの人物が登場する明朗時代劇。「銭形平次捕物控 鬼火燈篭」の小国英雄のオリジナル・シナリオを、「女狐風呂」の安田公義が監督し、「銭形平次捕物控 鬼火燈篭」の牧田行正が撮影した。「銭形平次捕物控 鬼火燈篭」の長谷川一夫、「江戸は青空」の林成年、「東海道の野郎ども」の勝新太郎に、黒川弥太郎・浦路洋子・水戸光子・小堀明男・東山千栄子らが出演。
  • 命を賭ける男

    制作年: 1958
    「遊侠五人男」の八尋不二のオリジナル・シナリオを、同じく「遊侠五人男」の加戸敏が監督、「江戸っ子祭」の牧田行正が撮影した娯楽時代劇。主演は「忠臣蔵(1958)」の長谷川一夫、「天竜しぶき笠」の山本富士子、「旅は気まぐれ風まかせ」の市川雷蔵、「愛河」の川口浩。ほかに浦路洋子、近藤美恵子、田崎潤などが出演。色彩は大映カラー。
  • 銭形平次捕物控 雪女の足跡

    制作年: 1958
    野村胡堂の原作を、西村八郎と「赤胴鈴之助 黒雲谷の雷人」の松村正温が脚色、「濡れ髪剣法」の加戸敏が監督した、大映が正月には恒例の銭形平次もの。撮影は「抜き足差し足忍び足」の牧田行正。音楽は「喧嘩笠(1958)」(東映)の鈴木静一。「伊賀の水月」の長谷川一夫を筆頭に、船越英二・香川京子・沢村美智子らが出演。
  • 伊賀の水月(1958)

    制作年: 1958
    荒木又右衛門の鍵屋の辻での敵討ちを描いた時代劇で、脚本・監督は「日蓮と蒙古大襲来」の渡辺邦男、撮影も同じく「日蓮と蒙古大襲来」の渡辺孝。「日蓮と蒙古大襲来」の長谷川一夫を筆頭に、市川雷蔵・林成年・阿井美千子・近藤美恵子・河津清三郎らが大挙出演。
  • 日蓮と蒙古大襲来

    制作年: 1958
    日蓮上人と蒙古襲来の物語を、歴史の事実から飛躍して自由に創作したスペクタクルもの。渡辺邦男と八尋不二の共同脚本を「おこんの初恋 花嫁七変化」の渡辺邦男か監督、「忠臣蔵(1958)」の渡辺孝が撮影した。「花の遊侠伝」の長谷川一夫を筆頭に、「炎上」の市川雷蔵、「花の遊侠伝」の勝新太郎、梅若正二・淡島千景・叶順子らのオールスターキャスト。
    70
  • 銭形平次捕物控 鬼火燈篭

    制作年: 1958
    「女狐風呂」の小国英雄の脚本を、「命を賭ける男」の加戸敏が監督した、お馴染長谷川一夫の銭形平次もの。撮影は「命を賭ける男」の牧田行正。出演は「口笛を吹く渡り鳥」の長谷川一夫をはじめ、「杏っ子」の香川京子、「駅前旅館」の淡路恵子、その他、黒川弥太郎・阿井美千子・千葉敏郎、それに新人の岸正子。色彩は大映カラー(アグファカラー)。
  • 忠臣蔵(1958)

    制作年: 1958
    大映創立十八年を記念して作られた忠臣蔵。渡辺邦男、八尋不二、民門敏雄、松村正温と四人で共同執筆した脚本を「アンコール・ワット物語 美しき哀愁」の渡辺邦男が監督、渡辺孝が撮影をそれぞれ担当した。出演は内蔵助の長谷川一夫を筆頭に、鶴田浩二、菅原謙二、山本富士子、京マチ子、市川雷蔵、根上淳、淡島千景、三益愛子、川口浩等々のオールスター・キャスト。色彩は大映カラー。
    90
  • 江戸っ子祭

    制作年: 1958
    「日露戦争勝利の秘史 敵中横断三百里」の共同執筆者の一人小国英雄のオリジナル・シナリオを、「有楽町で逢いましょう」の島耕二が監督し、「銭形平次捕物控 八人の花嫁」の牧田行政が撮影した時代劇。主演は「遊侠五人男」の長谷川一夫、「有楽町で逢いましょう」の川口浩、「白い悪魔」の野添ひとみ。ほかに林成年、角梨枝子、中村鴈治郎など。色彩は大映カラー。
  • 遊侠五人男

    制作年: 1958
    オール読物所載の川口松太郎の原作を八尋不二が脚色、「雪の渡り鳥」の加戸敏が監督した股旅もの。撮影は「森の石松(1957)」の武田千吉郎。主演は「雪の渡り鳥」の長谷川一夫、「月姫系図」の市川雷蔵、阿井美千子、田代百合子、「清水港喧嘩旅」の勝新太郎、「桃太郎侍(1957)」の木暮実千代。それに梅若正二、中村玉緒、近藤美恵子、黒川弥太郎。色彩は大映カラー。
  • 口笛を吹く渡り鳥

    制作年: 1958
    「命を賭ける男」の八尋不二のオリジナル・シナリオを、「旅は気まぐれ風まかせ」のコンビ田坂勝彦が監督、武田千吉郎が撮影した股旅映画。「命を賭ける男」の長谷川一夫、「愛河」の若尾文子に、岩井半四郎・中村玉緒・笠智衆、それに歌手の三波春夫らが出演している。色彩は大映カラー(イーストマンカラー)。
  • 銭形平次捕物控 八人の花嫁

    制作年: 1958
    野村胡堂の原作を「地獄花」の伊藤大輔が脚色し、「不知火頭巾」の田坂勝彦が監督した銭形平次捕物シリーズ作品。撮影は「鬼火駕篭」の牧田行正。主演は「雪の渡り鳥」の長谷川一夫、山本富士子、「新しい背広」の八千草薫。ほかに川上康子、阿井美千子、黒川弥太郎、榎本健一、三田登喜子、楠トシエなど。色彩は大映カラー。
  • 源氏物語 浮舟

    制作年: 1957
    源氏物語「宇治十帖」に登場する浮舟をヒロインにした北条秀司の同名戯曲の映画化。「朱雀門」の八尋不二が脚色、「月形半平太(1956)」の衣笠貞之助が監督した。撮影は「母白雪」の竹村康和。主演は「鼠小僧忍び込み控 子の刻参上」の長谷川一夫、「朱雀門」の山本富士子、市川雷蔵、「女優(1956)」の乙羽信子、「大阪物語」の中村鴈治郎、中村玉緒、三益愛子。ほかに夏目俊二、柳永二郎、浪花千栄子、浜世津子、橘公子など。色彩は大映カラー。
  • 銭形平次捕物控 まだら蛇

    制作年: 1957
    御存じ銭形平次捕物控、大映カラーによって描く娯楽時代劇。野村胡堂の原作から伊藤大輔監督が脚本をかき、「逢いぞめ笠」の加戸敏が監督、「月形半平太(1956)」の牧田行正が撮影を担当する。主な出演者は「月形半平太(1956)」の長谷川一夫、「鬼姫競艶録」の美空ひばり、「君を愛す」の山本富士子、「霧の音」の木暮実千代、「あばれ鳶」の黒川弥太郎、ほかに堺駿二、山茶花究など。
  • スタジオはてんやわんや

    制作年: 1957
    先に発表された「スタジオは大騒ぎ」に次ぐ、大映スタア総出演のスタジオ紹介篇。
  • 鼠小僧忍び込み控 子の刻参上

    制作年: 1957
    さきに公開された「鼠小僧忍び込み控」の好評に応え、長谷川一夫主演の新人気シリーズとして登場する。脚本は「眠狂四郎無頼控」の小国英雄、「続花頭巾」の田坂勝彦が監督し、同じく武田千吉郎が撮影を担当する。主な出演者は「銭形平次捕物控 まだら蛇」の長谷川一夫、「いとはん物語」の小野道子、「編笠権八」の角梨枝子、「新・平家物語 静と義経」の浜口喜博、「編笠権八」の夏目俊二、ほかに三島雅夫、十朱久雄、山茶花究、小堀誠など。
  • 刃傷未遂

    制作年: 1957
    浅野内匠頭の松の廊下での刃傷事件の一年前、勅使饗応を拝任した青年大名が強欲の吉良上野介をやっつけるという明朗時代劇の一篇。林不忘の原作をもとに「いとはん物語」の伊藤大輔が脚本をかき、「銭形平次捕物控 まだら蛇」の加戸敏が監督する。撮影は「信号は赤だ」の牧田行正。主な出演者は「鼠小僧忍び込み控 子の刻参上」の長谷川一夫、「顔(1957)」の岡田茉莉子、「大阪物語」の勝新太郎、ほかに黒川弥太郎、三田登喜子、柳永二郎など。
  • 銭形平次捕物控 女狐屋敷

    制作年: 1957
    野村胡堂の原作を「忘れじの午後8時13分」の小国英雄が脚色し、「刃傷未遂」の加戸敏が監督した。撮影は同じく牧田行正。主な出演者は「源氏物語 浮舟」の長谷川一夫、「怪猫夜泣き沼」の阿井美千子、「南蛮寺の佝僂男」の林成年、「弥太郎笠(1952)」の木暮実千代、「妻こそわが命」の若松和子、「残月講道館」の小野道子。ほかに黒川弥太郎、近藤美恵子、堺駿二、南左斗子、山茶花究、小堀明男、矢島ひろ子など。大映ビスタビジョン第三作。色彩は大映カラー。
  • 鳴門秘帖(1957)

    制作年: 1957
    大正十五年、大阪毎日新聞に連載された吉川英治の原作『鳴門秘帖』はこれまで度々映画化され、戦後も同じ大映が「甲賀屋敷」として長谷川一夫、山田五十鈴主演、衣笠貞之助監督で撮っているが今回も同じ衣笠貞之助が監督している。脚本は「稲妻街道」でコンビの衣笠と犬塚稔が書き、「大阪物語」の杉山公平が撮影した。主演は「銭形平次捕物控 女狐屋敷」の長谷川一夫。「稲妻街道」の市川雷蔵、「真昼の対決」の山本富士子「夕凪」の淡島千景、「赤銅鈴之助 新月塔の妖鬼」の林成年。色彩は大映カラー。
  • 雪の渡り鳥

    制作年: 1957
    長谷川伸の同名戯曲の映画化で、いわゆる鯉名の銀平を主人公とした股旅時代劇。同じ原作からこれまで衣笠貞之助によって「鯉名の銀平」(昭和八年)「月の渡り鳥」(二十六年)と二度も映画化されている。今回は「鳴門秘帖(1957)」の共同脚色者の一人、犬塚稔が脚色、「赤胴鈴之助 新月塔の妖鬼」の加戸敏が監督した。撮影は「三日月秘文」の竹村康和。主演は「鳴門秘帖(1957)」の長谷川一夫(前作「月の渡り鳥」と同じ銀平の役)同じく山本富士子、「森の石松(1957)」の黒川弥太郎と阿井美千子、そのほか志村喬、小堀明男、清水元など。色彩は大映カラーで、大映初の「大映スコープ」版。
  • 月形半平太 花の巻 嵐の巻(1956)

    制作年: 1956
    月さま雨が……お馴染の行友李風原作、月形半平太の大映カラーによる再映画化。脚本は衣笠貞之助と「折鶴七変化 (前後編)」の犬塚稔、「火花」に次いで衣笠貞之助が監督、「銭形平次捕物控 人肌蜘蛛」の杉山公平と「怪猫五十三次」の牧田行正が共同で撮影を担当。主な出演者としては「逢いぞめ笠」の長谷川一夫、三益愛子、「日本橋」の山本富士子、「弥次喜多道中」の市川雷蔵、久々の京マチ子、「惚れるな弥ン八」の菅原謙二、「あこがれの練習船」の川口浩、矢島ひろ子、「不知火奉行」の勝新太郎、林成年、三田登喜子、「スタジオは大騒ぎ」の川上康子、八潮悠子、高松英郎、「恋すれど恋すれど物語」の大河内傳次郎、「女囚と共に」の木暮実千代、「銭形平次捕物控 人肌蜘蛛」の黒川弥太郎、「忘れえぬ慕情 Printemps_a_Nagasaki」の山村聡、その他千田是也、山形勲、田崎潤、石黒達也など。
  • 逢いぞめ笠

    制作年: 1956
    颯爽とした男の心意気にしみじみとした情愛をからませた股旅もの。脚本比佐芳武「三っ首塔」監督加戸敏「怪猫五十三次」撮影武田千吉郎「花頭巾」というスタッフ。主な出演者は「銭形平次捕物控 人肌蜘蛛」の長谷川一夫、「滝の白糸(1956)」の近藤美恵子、「続へそくり社長」の越路吹雪、「無法者の島」の角梨枝子、「母を求める子ら」の三益愛子、他に杉山昌三九、浅尾奥山、沢村宗之助など。
  • 銭形平次捕物控 人肌蜘蛛

    制作年: 1956
    野村胡堂原作、銭形平次捕物控の大映カラー色彩による映画化である。江戸神田祭を背景に展開される刺青連続殺人事件。脚色は「宝島遠征」の小国英雄、監督は「刑事部屋」の森一生、撮影担当は「柳生連也斎 秘伝月影抄」の杉山公平。主な出演者は「鼠小僧忍び込み控」の長谷川一夫、「花頭巾」の市川雷蔵、山本富士子、阿井美千子、「折鶴七変化 (前後編)」の黒川弥太郎「滝の白糸(1956)」の近藤美恵子、「魔の花嫁衣裳 (前後篇)」の矢島ひろ子、ほかに堺駿二、夏目俊二、中村玉緒、入江たか子など。
  • 鼠小僧忍び込み控

    制作年: 1956
    意表をつく結末とサスペンスの堆積にヒネリを利かした、鼠小僧次郎吉を主人公とする挟盗物。「銭形平次捕物控 死美人風呂」のトリオ小国英雄が賀集院太郎の原作を脚色し、加戸敏が監督、牧田行正が撮影をそれぞれ担当した。主な出演者は「残菊物語(1956)」の長谷川一夫、「流転(1956)」の香川京子「忍術武者修業」の三田登喜子、「浅太郎鴉」の杉山昌三九、「残菊物語(1956)」の見明凡太朗など。
  • 残菊物語(1956)

    制作年: 1956
    名優尾上菊之助の悲恋を描いた村松梢風原作の再映画化。今回は大映カラー総天然色で製作される。(前作は昭和十四年、溝口健二監督、花柳章太郎・森赫子主演、同年キネマ旬報邦画ベスト・テン第二位入賞)。前作同様、依田義賢が脚色を担当し、「虹いくたび」の島耕二、長井信一が監督、撮影を、それぞれ担当した。主な出演者は、「銭形平次捕物控 死美人風呂」の長谷川一夫、「チャッカリ夫人とウッカリ夫人 (夫婦御円満の巻)」の淡島千景、「浅太郎鴉」の黒川弥太郎と市川小太夫・「腰元行状記」の阿井美千子、「東京犯罪地図」の見明凡太朗など。歌舞伎俳優の市川寿美蔵、嵐三右衛門、沢村訥升が特別出演している。
  • 銭形平次捕物控 死美人風呂

    制作年: 1956
    野村胡堂の原作を「宇宙人東京に現わる」の小国英雄が脚色、「怪盗と判官」の加戸敏が監督、「花の渡り鳥」の牧田行正が撮影を担当した。主なる出演者は「花の渡り鳥」の長谷川一夫、「歌え! 青春 はりきり娘」の美空ひばり、「復讐浄瑠璃坂・二部作」の大河内傳次郎、「続々獅子丸一平」の市川小太夫、「唄祭り 江戸っ子金さん捕物帖」の川田晴久、「まらそん侍」の三田登喜子、「又四郎喧嘩旅」の阿井美千子など。
  • 新・平家物語 義仲をめぐる三人の女

    制作年: 1956
    週刊朝日連載の吉川英治の原作を「新・平家物語」の成澤昌茂、辻久一、「婦系図 湯島の白梅」の衣笠貞之助が共同脚色し、同じく衣笠貞之助が監督、「藤十郎の恋」の杉山公平が撮影を担当した。主なる出演者は「俺は藤吉郎」の長谷川一夫、「新女性問答」の京マチ子、「見合い旅行」の山本富士子、「くちづけ(1955)」第三話の高峰秀子、「虚無僧変化」の大河内傳次郎、「あばれ振袖」の進藤英太郎、「虚無僧変化」の黒川弥太郎など。色彩は大映カラー。
  • 花の渡り鳥

    制作年: 1956
    川口松太郎の戯曲を「踊り子行状記」の共同脚色者の一人、犬塚稔が脚色、「銭形平次捕物控 どくろ駕籠」の田坂勝彦が監督、「長崎の夜」の牧田行正が撮影を担当した。主なる出演者は「俺は藤吉郎」の長谷川一夫、夏目俊二、「怪盗と判官」の市川雷蔵、勝新太郎、清水谷薫、阿井美千子、「次郎物語(1955)」の木暮実千代など。
  • 七つの顔の銀次

    制作年: 1955
    『小説新潮』所載の川口松太郎の小説から「醉いどれ二刀流」の犬塚稔が脚色、監督は「丹下左膳 丹下左膳 こけ猿の壷」の三隅研次が当っている。撮影は「潮来出島 美男剣法」の竹村康和、音楽は「母を尋ねて幾山河」の飯田三郎の担当。出演者は「伊太郎獅子」の長谷川一夫、「丹下左膳 こけ猿の壷」の高峰三枝子、「愛すればこそ」の香川京子、「川のある下町の話」の根上淳、「千姫(1954)」の峰幸子など。
  • 俺は藤吉郎

    制作年: 1955
    「週刊サンケイ」連載の川口松太郎の原作を「悪太郎売出す」の八尋不二が脚色、「長崎の夜」の森一生が監督、「新・平家物語」の宮川一夫が撮影を担当した。主なる出演者は「新・平家物語」の林成年、「長崎の夜」の長谷川一夫、「赤城の血祭」の島崎雪子、「江戸一寸の虫」の瑳峨三智子、「我が名はペテン師」の角梨枝子など。
  • 長崎の夜

    制作年: 1955
    「ほらふき丹次」の八木隆一郎と「旗本退屈男 謎の伏魔殿」の高岩肇が共同で脚本を書き「藤十郎の恋」の森一生が監督、「つばくろ笠」の牧田行正が撮影を担当した。主なる主演者は「藤十郎の恋」の長谷川一夫、「幻の馬」の若尾文子、「娘の人生案内」の市川和子、「おしゅん捕物帖 謎の尼御殿」の菅井一郎、「花の二十八人衆」の入江たか子、「銭形平次捕物控 どくろ駕籠」の若杉曜子、「かんかん虫は唄う」の石黒達也など。
  • 麝香屋敷

    制作年: 1955
    吉川英治の長篇小説から「血槍富士」の八尋不二が脚本を書き、「伊太郎獅子」の田坂勝彦が監督に、同じく牧田行正が撮影に当る。「七つの顔の銀次」の長谷川一夫と高峰三枝子、「めくら狼(1955)」の瑳峨三智子、「哀愁日記」の柳永二郎、「隠密若衆」の田崎潤、「ここに泉あり」の伊沢一郎、「血槍富士」の進藤英太郎等が主なる出演者である。
  • 伊太郎獅子

    制作年: 1955
    『明星』連載の子母沢寛の小説から「一本刀土俵入(1954)」の犬塚稔が脚色し、「花の白虎隊」の田坂勝彦が監督し、「銭形平次捕物控 幽霊大名」の牧田行正が撮影する。「近松物語」の長谷川一夫が主演し、「明治一代女」の木暮実千代、「新しき天」の山本富士子、「丹下左膳 こけ猿の壷」の三田登喜子と坂東好太郎及び柳永二郎のほか香川良介、杉山昌三九、澤村國太郎などが助演する。
  • 藤十郎の恋

    制作年: 1955
    菊池寛の原作から「楊貴妃」の依田義賢が脚本を書き「花ざかり男一代」の森一生が監督する。撮影は「楊貴妃」の杉山公平、音楽は「おえんさん」の斎藤一郎の担当。「つばくろ笠」の長谷川一夫、「楊貴妃」の京マチ子、「あした来る人」の小沢栄、「八州遊侠伝 源太あばれ笠」の柳永二郎、「伊太郎獅子」の三田登喜子、猿之助劇団の女形市川松蔦などが出演する。
  • つばくろ笠

    制作年: 1955
    「風雲将棋谷(1955)」の比佐芳武が脚本を書き、「麝香屋敷」の田坂勝彦と牧田行正が夫々監督、撮影にあたる。出演者は「麝香屋敷」の長谷川一夫、「火の驀走」の山本富士子、「青春怪談(1955 市川崑)」の山根寿子、「長脇差大名」の黒川彌太郎のほかに三益愛子、加東大介、香川良介、進藤英太郎などである。
  • 薔薇いくたびか

    制作年: 1955
    小山いと子の原作を「次男坊判官」の衣笠貞之助と相良準が共同で脚色し、「川のある下町の話」の衣笠貞之助が監督にあたる。撮影は「火の驀走」の渡辺公夫。出演者は「月に飛ぶ雁」の若尾文子、「暁の合唱(1955)」の根上淳、「お嬢さん先生」の南田洋子、「麝香屋敷」の長谷川一夫、「楊貴妃」の京マチ子、「火の驀走」の山本富士子、「幸福を配達する娘」の菅原謙二、船越英二のほかに市川雷蔵、勝新太郎、林成年、村田知英子、市川和子、矢島ひろ子、三益愛子などのオールスター出演である。
  • 銭形平次捕物控 どくろ駕籠

    制作年: 1955
    平次捕物控シリーズの一つで、未発表の書卸し原作を「つばくろ笠」と同じく比佐芳武、田坂勝彦、牧田行正が夫々脚色、監督、撮影にあたる。「つばくろ笠」の長谷川一夫、「お笑い捕物帖 八ッあん初手柄」の榎本健一を初め、「照る日くもる日(1954)」の南悠子、「楊貴妃」の阿井美千子と進藤英太郎、「月を斬る影法師」の江島みどりのほか、清川虹子、入江たか子、羅門光三郎などが出演する。
  • 醉いどれ二刀流

    制作年: 1954
    辻久一の企画による大映京都時代劇。犬塚稔(妻恋黒田節)と吉田哲郎との協同脚本を、「銭形平次捕物控 金色の狼」の森一生が監督している。撮影は「妻恋黒田節」の牧田行正。出演者は「お菊と播磨」の長谷川一夫、「或る女」の若尾文子、「阿波おどり狸合戦」の黒川弥太郎、三田登喜子などである。
  • 花の三度笠

    制作年: 1954
    『平凡』連載の子母沢寛の原作を「花の喧嘩状」以来のコンビ犬塚稔、田坂勝彦が脚色、監督した。撮影、音楽も同じ牧田行正、渡辺浦人。長谷川一夫、山根寿子といった顔ぶれも同上だが、これに「銭形平次捕物控 金色の狼」の山本富士子、「魔剣」の長谷川裕見子、「春雪の門」の村田知英子などが加わっている。
  • 番町皿屋敷 お菊と播磨

    制作年: 1954
    岡本綺堂の原作『番町皿屋敷』を川口松太郎が映画的に構成、「獅子の座」の伊藤大輔が脚色監督し、撮影は「怪盗まだら蜘蛛」の杉山公平が、音楽は「魅せられたる魂」の伊福部昭がそれぞれ担当。キャストは長谷川一夫(花の三度笠)と津島恵子(美しき鷹)の初顔合せに、「美しき鷹」の田崎潤、「心の日月」の村田知英子、「怪猫有馬御殿」の阿井三千子などが出演する。
  • 花の長脇差

    制作年: 1954
    「雪の夜の決闘」の衣笠貞之助が脚本監督する時代劇で、撮影も同じく「雪の夜の決闘」の竹村康和が当っている。音楽は「一等マダムと三等旦那」の服部正。出演者は「お菊と播磨」の長谷川一夫、「女の園」の高峰三枝子、「舞妓物語(1954)」の入江たか子、歌舞伎俳優の市川猿之助、「血ざくら判官」の進藤英太郎、「勲章」の小沢栄などである。
  • 知らずの弥太郎

    制作年: 1954
    加藤友一(澤村國太郎の本名)と菅沼完二のオリジナル共同脚本を、「醉いどれ二刀流」の森一生が監督している。撮影、音楽ともに「醉いどれ二刀流」の牧田行正、上里義三である。出演者は「花の長脇差」の長谷川一夫、「風立ちぬ(1954)」の山根寿子、「花のいのちを」の三田隆、山本富士子などである。
  • 鉄火奉行

    制作年: 1954
    衣笠貞之助が「花の長脇差」に次いで監督する映画で、毎日新聞連載の夕刊小説を、衣笠が「伝七捕物帖 刺青女難」の柳川真一と共同で脚色した。撮影も「花の長脇差」と同じく竹村康和、音楽は「女の暦」の斎藤一郎である。長谷川一夫が「知らずの弥太郎」に次いで主演し、「かくて夢あり」の島崎雪子、「女の暦」の香川京子、「関八州勢揃い」の大河内傳次郎、「怪猫岡崎騒動」の坂東好太郎、「伝七捕物帖 刺青女難」の柳永二郎、「かくて夢あり」の小堀誠等が助演している。
  • 銭形平次捕物控 幽霊大名

    制作年: 1954
    新人弘津三男の第一回監督作品。脚色は「月よりの使者(1954)」の八住利雄、撮影には「花の白虎隊」の牧田行正が当った。主なる主演者は「鉄火奉行」の長谷川一夫、「花の白虎隊」の市川雷蔵、宝塚の神代錦、「二十四の瞳(1954)」の井川邦子、「日本の虎」の長谷川裕見子、「月よりの使者(1954)」の村田知英子、「君に誓いし」の柳永二郎、「嫁とよばれてまだ三月」の渡辺篤等で、新人中村玉緒がデビューする。
  • 近松物語

    制作年: 1954
    近松門左衛門作の『大経師昔暦』を川口松太郎が劇化(オール読物所載「おさん茂兵衛」)し、それをもととして「忠臣蔵(1954)」の依田義賢が脚本を執筆、「噂の女」の溝口健二が監督に当る。撮影も同じく宮川一夫で、音楽は「千姫(1954)」の早坂文雄の担当。出演者は「銭形平次捕物控 幽霊大名」の長谷川一夫、「母の初恋」の香川京子、「君待船」の南田洋子、「新しき天」の小沢栄のほか、進藤英太郎、田中春男など。
    90
  • 銭形平次捕物控 金色の狼

    制作年: 1953
    「銭形平次捕物控 からくり屋敷」以来一年ぶりの銭形平次シリイズ物。報知新聞連載の野村胡堂の小説『水車の音』を「大仏開眼」の八木隆一郎か脚色、平次物を多く手がけている森一生が監督した。「怪談佐賀屋敷」の牧田行正の撮影である。主な主演者は「お祭り半次郎」の長谷川一夫、「浅草物語」の山本富士子、「魅せられたる魂」の木暮実千代「血闘(1953)」の南田洋子(時代劇初出演)、「にごりえ」の三津田健、「魔剣」の香川良介、伊達三郎、「黒帯嵐」の伊沢一郎、小柴幹治、「次郎長三国志 第五部 殴込み甲州路」の澤村國太郎、「続丹下左膳」の南条新太郎などである。
  • お祭り半次郎

    制作年: 1953
    ベルリン国際映画祭に出席した稲垣浩(旅はそよ風)の帰朝第一回作品で、脚本も同監督が藤木弓のペン・ネームで執筆している。撮影は「佐々木小次郎 (第一部)(1950)」以来稲垣監督とコンビをなす「サラリーマンの歌」の安本淳。出演者は「地獄門」の長谷川一夫、「赤線基地」の三國連太郎、中北千枝子、「南十字星は偽らず」の高峰三枝子、「逃亡地帯」に出た北川町子、「次郎長三国志 第五部 殴込み甲州路」の谷晃などである。
  • 地獄門

    制作年: 1953
    イーストマン・カラーによる大映第一回総天然色映画で製作は永田雅一、菊池寛の原作「袈裟の良人」を「大仏開眼」の衣笠貞之助が脚色し、監督している。撮影は「浅間の鴉」の杉山公平、音楽監督を「続思春期」の芥川也寸志、美術監督を伊藤熹朔がそれぞれ担当している。出演者は「花の喧嘩状」の長谷川一夫、「あにいもうと(1953)」の京マチ子、「砂絵呪縛(1953)」の黒川弥太郎、香川良介、小柴幹治、「夕立勘五郎」の石黒達也、「南十字星は偽らず」の千田是也、「薔薇と拳銃」の田崎潤など。
    80
  • 花の喧嘩状

    制作年: 1953
    犬塚稔のオリジナルを泉次郎吉が脚色し、監督、撮影を「関の弥太ッぺ(1953)」の田坂勝彦、牧田行正がそれぞれ担当している。音楽も同じ渡辺浦人。出演者は「獅子の座」の長谷川一夫、「関の弥太ッぺ(1953)」の山本富士子、坂東好太郎、「愛情について」の山根寿子、「再会(1953)」の菅井一郎など。
  • 獅子の座

    制作年: 1953
    原作は松本たかしの『初神鳴』。「治郎吉格子」の伊藤大輔の大映復帰第一作。伊藤大輔と「愛欲の裁き」の田中澄江の共同脚色で、撮影は「柳生の兄弟」の石本秀雄。「嫁ぐ今宵に」の団伊玖磨が音楽を担当する他、宝生流十七代宗象宝生九郎と宝生英雄が能楽指導にあたる。風俗老証は「新書太闇記」の甲斐荘楠音。「花の講道館」の長谷川一夫、「憲兵」の岸恵子、堀雄二、「新書太閤記 流転日吉丸 流転日吉丸」の田中絹代、新派の大矢市次郎、伊志井寛、俳優座東山千栄子、子役に加藤雅彦(沢村国太郎子息)、若草劇団の水村国臣などが出演する。
  • 近世名勝負物語 花の講道館(1953)

    制作年: 1953
    村松梢風の読売新聞連載『近世名勝負物語』中の一篇を原作とし、「銭形平次捕物控 からくり屋敷」の八尋不二が脚色、「絵本猿飛佐助」の森一生が監督にあたった。撮影は「凸凹太閤記」の牧田行正。柔道映画初出演の長谷川一夫を中心に、この程大映に入社した読売新聞選出のミス・ニッポン山本富士子、「千羽鶴(1953)」の木暮実千代、「恋人のいる街」の田崎潤、「村八分」の菅井一郎などが出演する。
  • 銭形平次捕物控 からくり屋敷

    制作年: 1953
    企画は「神州天馬侠(1952)」の高桑義生、野村胡堂の原作から「社長秘書」の八尋不二が脚色し、「腰抜け巌流島」の森一生が監督に当り、「大仏開眼」の杉山公平が撮影を担当している。出演者の主なものは「大仏開眼」の長谷川一夫と黒川弥太郎、「稲妻(1952)」の三浦光子のほか霧立のぼる、入江たか子、青山杉作などである。
  • 浅間の鴉

    制作年: 1953
    「銭形平次捕物控 からくり屋敷」の高桑義生の製作。長谷川伸の原作から「修羅城秘聞 双龍の巻」の脚本につづいて衣笠貞之助がシナリオを書き、「神州天馬侠(1952)」の田坂勝彦が監督し「銭形平次捕物控 からくり屋敷」と同じく杉山公平が撮影を担当している。キャストは、「銭形平次捕物控 からくり屋敷」の長谷川一夫、黒川弥太郎などに、「風雲千両船」の山根寿子が加わっている。
  • 地獄門 デジタル復元版

    制作年: 1953
    第7回カンヌ国際映画祭グランプリ、第27回アカデミー賞最優秀外国語映画賞、衣装デザイン賞を受賞した大映の第一回天然色映画「地獄門」のデジタル復元版。撮影助手として本作に関わった森田富士郎氏の監修の元、オリジナル・ネガより三色分解したマスター・ポジなどを素材に当時の色彩を復元している。東京国立近代美術館・フィルムセンターと角川映画の共同事業。2011年5月2日NHK・BSプレミアムで放映。2012年4月28日、東京・京橋フィルムセンターにて特別上映。
  • 治郎吉格子

    制作年: 1952
    製作は「稲妻草紙」の小倉浩一郎で、吉川英治の原作から「大江戸五人男」の伊藤大輔が脚色、監督したものである。撮影は同じく「大江戸五人男」石本秀雄である。出演者は「銭形平次・恋文道中」の長谷川一夫の二役に「この春初恋あり」の高峰三枝子、「歌くらべ青春三銃士」の岸恵子のほか、進藤英太郎、河野秋武、市川小太夫、特別出演のミス・ワカサなどである。
  • 続 修羅城秘聞

    制作年: 1952
    「修羅城秘聞 双龍の巻」の続篇をなすもの。製作スタッフ、キャスト共に前篇編と同じであるが、後篇では、前篇梗概の解説を徳川夢聲が吹込んでいる。また前篇と同じく新演伎座との提携作品である。
  • 修羅城秘聞 双龍の巻

    制作年: 1952
    原作は山手樹一郎の『桃太郎侍』より、「名月走馬燈」の衣笠貞之助が脚本を書き、監督に当たったもの。撮影は「銭形平次・恋文道中」の杉山公平である。出演者の主なものは「治郎吉格子」の長谷川一夫、「三万両五十三次」の大河内傳次郎に轟夕起子、「阿波狸屋敷」の沢村晶子、「あばれ熨斗」の坂東好太郎のほか、羅門光三郎、澤村國太郎、清川荘司、河野秋武などである。
  • 風雲千両船

    制作年: 1952
    東宝創立二十周年記念映画として清川峯輔が製作に当たったもので、村上元三の原作を「清水の次郎長伝」の三村伸太郎が脚本を書き、「上海の女」の稲垣浩が監督に当っている。撮影は「足にさわった女(1952)」の安本淳。出演者の主なものは、「慶安秘帖」以来の大谷友右衛門、「勘太郎月夜唄」の市川段四郎と二本柳寛、「上海の女」の山口淑子、「振袖狂女」の山根寿子、「丘は花ざかり(1952)」の沢村貞子、「生きる」の志村喬その他の助演者。
  • 大佛開眼

    制作年: 1952
    昭和二十七年度芸術祭参加作品として大映京都撮影所に於て社長永田雅一の指揮の下に製作、企画には松山英夫企画調整部長と辻久一が共同で当っている。原作は長田秀雄の戯曲で昭和十六年新協劇団によって上演され評判となったものである。脚色は「武蔵と小次郎」の八木隆一郎で、「修羅城秘聞 双龍の巻」の衣笠貞之助が監督に当り、「振袖狂女」の杉山公平が撮影している。配役は「勘太郎月夜唄」の人、長谷川一夫、「美女と盗賊」の京マチ子、「すっ飛び駕」の大河内傳次郎、黒川弥太郎、「怪談深川情話」の水戸光子、「暴力」の日高澄子、「利根の火祭」の坂東好太郎やその他多彩な助演陣である。
  • 勘太郎月夜唄

    制作年: 1952
    「振袖狂女」に次ぐ大映と新演技座の提携作品で、「すっ飛び駕」と同じく亀田耕司の企画である。脚本は「歌くらべ荒神山」の八住利雄、監督の田坂勝彦は田坂具隆監督の実弟で、稻垣浩、伊藤大輔、マキノ雅弘、衣笠貞之助などの諸監督に師事し、今回一本立となったもの。撮影は「新やじきた道中」の牧田行正。出演者の主なものは、「振袖狂女」の長谷川一夫、「原爆の子」の乙羽信子、「大学の小天狗」の香川京子、「怪談深川情話」の堀雄二のほかに、横山エンタツ、清川虹子、長谷川照容などである。
  • 振袖狂女

    制作年: 1952
    毎日新聞夕刊に連載された川口松太郎の原作から、「西遊記(1952)」の八尋不二が脚色し、「十六夜街道」の安田公義が監督に当たっている。撮影は「修羅城秘聞 双龍の巻」の杉山公平である。出演者の主なものは、「修羅城秘聞 双龍の巻」の長谷川一夫に「四十八人目の男」の山根寿子、「西陣の姉妹」の宮城野由美子の他に黒川弥太郎、小堀誠、松島トモ子、岡譲二などで、衣裳考証に岩田專太郎、劇中人形芝居の指導には桐竹紋十郎、豐澤猿二郎の両氏、狂女舞の按舞には藤間良輔が当たっている。
  • 銭形平次捕物控 地獄の門

    制作年: 1952
    野村胡堂の十八番『錢形平次捕物控』の中の『地獄の門』から「治郎吉格子」の伊藤大輔が脚本を書き、「決闘鍵屋の辻」の森一生が監督に当たっている。撮影は「西遊記(1952)」の牧田行正。出演者の主なものは、「修羅城秘聞 双龍の巻」の長谷川一夫、「母山彦」の三浦光子と長谷川裕見子、「西遊記(1952)」の日高澄子と花菱アチャコ、「ある夜の出來事」の高杉早苗、「恋風五十三次」の河津清三郎などである。
  • 月の渡り鳥

    制作年: 1951
    原作は、長谷川伸の三尺もの『鯉名の銀平』から、「紅蝙蝠(1950)」をあげた衣笠貞之助が脚本を書き演出に当たったもので、長谷川一夫が「阿修羅判官」に引きつづき出演、「暴夜物語」をあげた乙羽信子と初めて顔を合わせる。ほかに黒川弥太郎、香川良介、澤村國太郎などが助演している。
  • 銭形平次・恋文道中

    制作年: 1951
    企画清川峰輔の大映、新演技座提携作品で、『錢形平次捕物帖』でおなじみの野村胡堂の原作から、「折鶴笠」の冬島泰三が脚本を書き監督したものである。撮影は「源氏物語(1951)」の杉山公平が当たっている。出演者は「月から来た男」の長谷川一夫と長谷川裕見子に、三年振りでアメリカから帰り、今度大映と契約を結んだ三浦光子の第一回出演のほか、花菱アチャコ、浪曲の広沢虎造、日高澄子、本間謙太郎、上田吉二郎、その他である。
  • 月から来た男

    制作年: 1951
    脚本は「折鶴笠」の犬塚稔、監督と撮影は「母人形」のコ佐伯幸三と牧田行正である。出演者は「源氏物語(1951)」の長谷川一夫、水戸光子、長谷川裕見子に、澤村國太郎、東野英治郎、阿部九洲男、殿山泰司など。
  • 源氏物語(1951)

    制作年: 1951
    大映が創立十周年記念映画として永田雅一自ら製作者となり、企画課長松山英夫の企画、谷崎潤一郎監修、池田龜鑑校閲の下に、脚本は新藤兼人、演出は吉村公三郎、大映「自由学校(1951 吉村公三郎)」に次ぐコンビである。撮影は「緑の果てに手を振る天使」の杉山公平。出演者は「折鶴笠」の長谷川一夫、「海の花火」の木暮実千代、「牝犬」の京マチ子、「愛妻物語」の乙羽ね信子、「ひばりの子守唄」の水戸光子、「奴隷の街」の堀雄二、「逢魔が辻の決闘」の大河内傳次郎などの外に、相馬千恵子、長谷川裕見子、東山千栄子、滝沢修、本間謙太郎、菅井一郎、進藤英太郎等。
  • 折鶴笠

    制作年: 1951
    「緑の果てに手を振る天使」の犬塚稔の脚本で、「上州鴉」の冬島泰三が監督に当っている。撮影は「花ある怒濤」の牧田行正。主演は「名月走馬燈」の長谷川一夫、「夏祭り三度笠」の山田五十鈴、「水戸黄門漫遊記 飛龍の剣」の長谷川裕見子、他に清川虹子、羅門光三郎、澤村國太郎などの助演。
  • 名月走馬燈

    制作年: 1951
    「月の渡り鳥」と同じく清川峰輔の企画で、衣笠貞之助が自ら脚本を書き監督に当っている。撮影は新人本多省三が起用されている。出演者の主なるものは「銭形平次・恋文道中」の長谷川一夫に「上州鴉」の水戸光子、「誰が私を裁くのか」「お遊さま」の乙羽信子をはじめ、羅門光三郎、河野秋武、香川良介、澤村國太郎、加東大介、大美輝子、毛利菊枝等である。
  • 銭形平次(1951)

    制作年: 1951
    「紅蝙蝠(1950)」と同じく清川峰輔の企画で、野村胡堂の知られた捕物シリーズの小説から「鬼あざみ」の冬島泰三が脚色して、「阿修羅判官」の森一生が監督に当たっている。主演は、「月の渡り鳥」をあげた長谷川一夫、それに「雪割草」の三條美紀、「阿修羅判官」の長谷川裕見子、「鉄の爪」の日高澄子などがつき合っている。
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