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河瀬直美の関連作品 / Related Work
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東京2020オリンピック SIDE:B
2021年開催の東京2020オリンピック競技大会を記録したオリンピック公式映画二部作の一つ。大会関係者やボランティア、医療従事者、一般市民ら非アスリートに焦点をあて、1年延期、ほぼ無観客で開催され、多くの問題が噴出し批判も集まった異例の大会を映す。オリンピック公式映画は、1912年の第5回ストックホルム大会以来撮り続けられている。「朝が来る」「萌の朱雀」の河瀬直美監督が総監督を務め、総勢150人のスタッフによる、750日間、5000時間に及ぶ記録から、アスリートを中心としたオリンピック関係者に焦点をあてた「SIDE:A」と本作「SIDE:B」が紡がれた。 -
東京2020オリンピック SIDE:A
2021年開催の東京2020オリンピック競技大会を記録したオリンピック公式映画二部作の一つ。アスリートを中心としたオリンピック関係者に焦点をあて、新型コロナウィルス感染拡大を受け1年延期、無観客で開催された大会に臨む選手たちの情熱や苦悩を見つめる。オリンピック公式映画は、1912年の第5回ストックホルム大会以来撮り続けられている。「朝が来る」「萌の朱雀」の河瀬直美監督が総監督を務め、総勢150人のスタッフによる、750日間、5000時間に及ぶ記録から、本作「SIDE:A」と大会関係者やボランティア、医療従事者、一般市民ら非アスリートに焦点をあてた「SIDE:B」が紡がれた。第75回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクションCANNES CLASSICS部門選出作品。 -
再会の奈良
なら国際映画祭が期待の若手映画監督を招き、奈良を舞台に映画を製作するプロジェクト「NARAtive」の最新作。中国残留孤児の「麗華」を探すために来日した養母と、少なからぬ縁で手を貸す若い娘、元警察官の男の旅が、切なくもユーモラスに描かれる。なら国際映画祭のエグゼクティブ・ディレクターであり奈良出身の河瀨直美と、「長江哀歌」「罪の手ざわり」のジャ・ジャンクーがエグゼクティブプロデューサーを務め、中国出身のポンフェイを監督に迎えてオリジナル脚本で製作された。ポンフェイ監督はデビュー作“Underground Fregrance”や「ライスフラワーの香り」がヴェネツィア国際映画祭で評価された新鋭。引退した警察官の一雄を「萌の朱雀」「哭声/コクソン」「MINAMATA-ミナマタ-」などで国際的活躍を見せる國村隼、中国から養女の麗華を探しにきた陳ばあちゃんに「妻の愛、娘の時」のウー・イエンシュー、中国残留孤児の娘で孤独を抱えて生きるシャオザーに注目の若手女優イン・ズー、物語の鍵を握る人物として永瀬正敏など、日中を代表する実力派俳優が顔を揃えた。 -
朝が来る
直木賞作家・辻村深月の小説を河瀨直美が映画化したヒューマン・ミステリー。特別養子縁組で男の子を迎え入れた栗原清和・佐都子の夫婦。6年後、生みの母を名乗る女性から「子どもを返してほしい」と連絡が入る。やがて2人の前に、その女性が現れるが……。出演は「八日目の蝉」の永作博美、「嵐電」の井浦新、「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」の蒔田彩珠。92点- 手に汗握る
- 感動的な
- 考えさせられる
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東の狼
なら国際映画祭NARAtive2016作品として制作された、奈良県東吉野村が舞台のドラマ。絶滅したとされるニホンオオカミはまだいると信じる猟師のアキラ。取り憑かれたように狼狩りをしに森の奥深くへ入る彼は、狼の姿にかつての恋人の亡霊を重ねる。監督は「THE SWIMMING POOL」でなら国際映画祭2014審査員特別賞を受賞した、ハバナ出身のカルロス・M・キンテラ。「光」などを監督、なら国際映画祭エグゼクティブディレクターを務める河瀬直美がプロデュースする。主演は「お父さんと伊藤さん」の藤竜也。第4回なら国際映画祭にてワールドプレミア。第30回東京国際映画祭『TIFF マスタークラス』河瀨直美監督スペシャルトークイベント内にて特別上映。 -
CINEMA FIGHTERS
EXILEが所属するLDH JAPANと別所哲也が代表を務めるショートショートフィルムフェスティバル&アジア、作詞家・小竹正人のコラボから生まれたオムニバス。EXILE TRIBEの楽曲にインスパイアされた物語を、河瀬直美ら6人が映像化。各作品にEXILE TRIBEのメンバーが主演するほか、山田孝之(「何者」)、桜庭ななみ(「マンハント」)、水崎綾女(「光」)、倍賞美津子(「あやしい彼女」)、鹿賀丈史(「相棒-劇場版IV-首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断」)らが共演。 -
光(2017・日=外・河瀬直美監督)
「殯の森」の河瀬直美監督によるラブストーリー。単調な日々を送っていた美佐子は、弱視の天才カメラマン・雅哉と出逢い、彼の撮影した夕日の写真に心を突き動かされる。次第に視力を奪われていく雅哉の葛藤を見つめるうち、美佐子の中で何かが変わり始める。出演は、「あん」の永瀬正敏、「HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス」の水崎綾女。60点 -
ひと夏のファンタジア
河瀬直美監督がプロデューサーを務める、映画をめぐる日韓合作ファンタジー。次回作の構想を練りに奈良に来た韓国人監督テフンは、五條市の人々と触れ合う中で、物語を生み出していく。監督と人々の邂逅を追う第一部と監督が紡ぐ恋物語の二部構成。本作を手がけたのは、「つむじ風」「眠れぬ夜」のチャン・ゴンジェ監督。「サニー 永遠の仲間たち」のキム・セビョクや「イエローキッド」の岩瀬亮が、第一部・二部とで演じ分けている。韓国のインディペンデント・フィルム・プロダクションMOCUSHURAとともに、なら国際映画祭実行委員会が製作に参加している。0点 -
祖谷物語 おくのひと
日本最後の桃源郷といわれる徳島県祖谷を舞台に、その美しくも厳しい大地に根をおろし、時代に翻弄されながらも逞しく生きる人々の姿を描くヒューマンドラマ。監督は、自主映画『夢の島』で国内外から高い評価を得た蔦哲一朗。出演は「女忍 KUNOICHI」の武田梨奈、「たそがれ清兵衛」の田中泯、「さよなら渓谷」の大西信満。第26回(2013年)東京国際映画祭上映作品。2014年1月11日より、徳島県にて先行公開。50点 -
冴え冴えてなほ滑稽な月
「Destroy Vicious デストロイ・ヴィシャス」の島田角栄監督が“SM”と“パンク”をモチーフに作り上げた異色ミステリー。並外れた推理能力を持つSMクラブの女王と、彼女に惹かれ調教を受けながら事件を解決する刑事の姿を描く。出演は「ボーイズ・オン・ザ・ラン」の黒川芽以、『ブラック・ジャック』シリーズの大塚明夫、「タクミくんシリーズ」の浜尾京介。0点 -
311仙台短篇映画祭制作プロジェクト『明日』
仙台市内ではスクリーン上映される機会の少ない「短篇映画」をぜひ多くの人たちに観てもらいたいという思いから、2001年11月より開催されている「ショートピース!仙台短編映画際」。本作は、41人の監督たちが「震災」という経験を、映画というフィルターを通して、各作品3分11秒にまとめたオムニバス作品。 -
3.11 A Sense of Home Films
東日本大震災後、「朱花の月」の河瀬直美監督の呼び掛けで終結した世界の映像作家21名が、“A Sense of Home”をテーマに3分11秒で製作した短編のオムニバス。監督は、「ブンミおじさんの森」のアピチャッポン・ウィーラセタクン、「四川のうた」のジャ・ジャンクー、「母なる証明」のポン・ジュノ。 -
Destroy Vicious デストロイ・ヴィシャス
架空の街ネオオオサカシティーを舞台に、お尋ね者のヤクザが聾パンクロッカーの女と出会い、互いの孤独を埋めていくかのように惹かれていく姿を描く「ジャップ・ザ・ロック・リボルバー」の島田角栄監督作。出演は「ララピポ」の松本さゆき、「掌の小説」の内田春菊、「少年メリケンサック」の遠藤ミチロウ、「名前のない女たち」の鳥肌実など。 -
七夜待
デビュー作『萌の朱雀』でカンヌ映画祭カメラドールを受賞してから10年。河瀬監督は2007年の『殯の森』で再びカンヌの舞台に立ち、グランプリを受賞。その河瀬監督が次なるスタートを切ったのがこの作品で、国際色豊かなキャストとスタッフを率いて、初の海外ロケに挑戦。主人公は、偶然なのか運命なのか、タイの田舎の家に滞在する事になった日本人女性。「言葉によるコミュニケーション」の不在は、思い込みや行き違いを生じさせ、作品にはそうした混乱をそのまま持ち込んだような場面もいくつか見られる。しかしマッサージという、言葉に頼らない「体のふれあいを通したコミュニケーション」の可能性を示す手段と考えれば、納得できるだろう。 -
垂乳女 Tarachime
映画作家・河瀬直美が自らの出産を素材に「生」と「死」を描くドキュメンタリー。フランスではテレビ放映された。山形国際ドキュメンタリー映画祭2007 特別賞、スイス・ロカルノ映画祭 審査員特別賞作品。 -
沙羅双樹
「萌の朱雀」(97)で、カンヌ映画祭カメラドール(新人監督賞)を史上最年少で受賞する鮮烈なデビューを飾り、続く「火垂(ほたる)」(00)では生と死の物語を四季を通じて織りあげた河瀬直美監督が、三たび故郷の奈良を舞台に描く。主人公の俊を演じるのは、奄美大島出身のストリート・ミュージシャンの福永幸平。俊の幼馴染み・夕(ゆう)には、1000人を超えるオーディションから選ばれた兵頭祐香。ほか生瀬勝久、樋口可南子、そして監督の河瀬直美が俊の母親、礼子役で女優としても出演。音楽をUAが担当している。16ミリからのプローアップ。2003年6月21日奈良・奈良観光会館地下劇場/大阪・シネ・リーブル梅田にて先行上映。 -
かたつもり
家を出ていった父母に代わって自分を育ててくれた祖母との日常を捉えた私的ドキュメンタリー。監督は「につつまれて」の河瀬直美。祖母で養母の河瀬宇乃にカメラを向け、裏の空き地に小さな家庭菜園を作ってえんどう豆を育てる祖母の姿や、直美の小さな頃の想い出話などの温かく平穏な祖母との日常をつづっていく。カンヌ映画祭カメラドール(新人監督賞)を受賞した「萌の朱雀」の公開にあわせて劇場公開された。94年度製作作品。95年の山形国際ドキュメンタリー映画祭で奨励賞を受賞している。8ミリを16ミリにブローアップ。 -
につつまれて
「萌の朱雀」でカンヌ映画祭カメラ・ドール(新人監督賞)を受賞した河瀬(現・仙頭)直美が、生後まもなく生き別れて記憶にすら刻まれていない父親を探し求めながら、自らの出自を問う過程を記録したプライベート・ドキュメンタリー。25年前の肖像写真や戸籍の転入転出記録を頼りに、父親の足跡を探し続けるキャメラは、アルバムに写る自分の過去と現在の位置を確かめながら、父親の存在に近づこうとしていく。父の所在が明らかになるにつれ、出会うことへの畏れとそれでもフィルムを回し続けたいと願う切実な思いが絡み合い、キャメラはさらに自身と向かい合う。自らを全てさらけ出すことで、河瀬の作品の最初のエポックメイキングとなった作品。イメージフォーラムフェスティバル93奨励賞、95年度山形国際ドキュメンタリー映画祭国際映画批評家連盟特別賞受賞。92年度製作作品。1995年「「すべて女の子カントク」プロジェクト」の1本として公開されているが、「萌の朱雀」の公開にあわせ、94年製作の「かたつもり」とともに初めて正式公開された。8ミリからのブローアップ。
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