ジェラール・ドパルデューの関連作品 / Related Work

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  • メグレと若い女の死

    制作年: 2022
    「仕立て屋の恋」のパトリス・ルコントが同作の原作者ジョルジュ・シムノンのミステリー小説を映画化。1953年、ドレスを着た身元不明の若い女性の刺殺体が発見される。所持品も目撃者もない。事件を担当するメグレ警視は、僅かな手がかりをもとに捜査にのめり込んでいく。出演は、「シラノ・ド・ベルジュラック」のジェラール・ドパルデュー、ジャド・ラベスト、「タイピスト!」のメラニー・ベルニエ、「バルバラ セーヌの黒いバラ」のオーロール・クレマン、「ともしび」のアンドレ・ウィルム。
  • ファヒム パリが見た奇跡

    制作年: 2019
    チェスチャンピオンを目指す政治難民の少年をめぐる実話を映画化。バングラデシュに暮らす天才チェス少年・ファヒムは、8歳の時に政治難民として父親と共に突如パリへ移住。言葉も分からず住む場所も定まらないなか、自由な未来を勝ち取るためチェス大会に挑む。ファヒムを演じるのは、本作が演技初挑戦で、自身もバングラデシュから政治亡命者の息子として逃れてきたというアサド・アーメッド。チェスコーチ役をフランスの名優ジェラール・ドパルデューが演じる。監督は俳優としても活躍するピエール=フランソワ・マルタン=ラヴァル。
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  • この世の果て、数多の終焉

    制作年: 2018
    第二次世界大戦末期のフランス領インドシナにおける凄惨な戦場の実態と傷ついた一人の兵士の魂に迫った戦争ドラマ。駐屯地での殺戮をただ1人生き延びたフランス人兵士ロベールは、兄を殺害したベトナム解放軍の将校への復讐を誓い、部隊に復帰するが……。出演は「ロング・エンゲージメント」のギャスパー・ウリエル。監督は「愛と死の谷」のギョーム・ニクルー。
  • TO THE ENDS OF THE WORLD(英題)

    制作年: 2018
    ジェラール・ドパルデュー、ギャスパー・ウリエル共演の戦争ドラマ。フランス映画祭 2018にて上映。(イオンシネマみなとみらいにて6月22日に上映)
  • パリ、憎しみという名の罠

    制作年: 2017
    『あるいは裏切りという名の犬』のオリヴィエ・マルシャル監督・脚本による実録クライムサスペンス。多額の負債を抱え、倒産の準備を進める会社経営者のアントワヌ。だが、温室効果ガスの排出枠に関する取引の中で金を稼ぐ闇ビジネスを思い付き…。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:オリヴィエ・マルシャル 原案:アリ・ハイディ 撮影:アントニー・ディアズ 音楽:エルワン・クルモルヴァン 出演:ブノワ・マジメル/ジェラール・ドパルデュー/イディル・チェンダー/ローラ・スメット
    59
  • ゲット・アライブ

    制作年: 2017
    「エル・クラン」のペテル・ランサーニ主演のアクション。美人局で日銭を稼ぐさえない詐欺師レオは偶然、カモにした男の持っていた機密ファイルを手に入れ、国際ギャングから命を狙われる。レオは兄ら昔の仲間たちに助けを求め、ギャング相手に大勝負を挑む。出演は、「シラノ・ド・ベルジュラック」のジェラール・ドパルデュー、「スガラムルディの魔女」のウーゴ・シルバ、「海底47m」のサンティアゴ・セグーラ。未体験ゾーンの映画たち2018にて上映。(C)2017 MyS Producción S.R.L., Efecto Kosher AIE, Bowfinger International Pictures S.L., A Contracorriente Films S.L., Quexito Films S.L., Laura Cynthia Teperman, Benteveo Producciones Audiovisuales S.A., DAK Grupo Creativo S.R.L., Royal Cinema Group S.R.L., Non Stop Digital S.A.
  • ハニートラップ 大統領になり損ねた男

    制作年: 2014
    欧州メディアを震撼させたIMF前専務理事ストロスカーンの セックス・スキャンダル事件の顛末を映画化。彼はセック ス依存症か、罠にはまっただけなのか?未体験ゾーンの映画たち2015にて上映。
    60
  • クリムゾン・プロジェクト

    制作年: 2013
    ジャン=クリストフ・グランジェの原作を映画化したアクションスリラー。12月のパリ。聖歌隊指揮者の死体が教会の中で発見された。退職した元刑事、リオネル・カスダンは、警察に先行して単独で犯人捜査に乗り出す。主演はジェラール・ドバルデュー。
    50
  • 戦火の愚かなる英雄

    制作年: 2013
    ナチス占領下の村で起きたドイツ兵殺人事件に翻弄される人々の姿を描いた戦争ドラマ。ルーマニアのある村でドイツ兵が殺害される。将校は犯人が見つからなければ村人全員を射殺すると宣告し…。ジェラール・ドパルデューとハーヴェイ・カイテルが共演。【スタッフ&キャスト】監督:ボグダン・ドレイヤー 脚本:アヌサヴァン・サラマニアン 出演:ジェラール・ドパルデュー/ハーヴェイ・カイテル/ラウラ・モランテ/ボグダン・イアンクー
    60
  • ヴィクトル・ユゴー 笑う男

    制作年: 2012
    「レ・ミゼラブル」などで有名なユゴーの同名小説が原作。同小説は1928年にもハリウッドのユニバーサル社も映画化している。本作は、日本では2014年9月14日にWOWOWシネマで放送された。
  • アステリックスの冒険 秘薬を守る戦い

    制作年: 2012
    フランスの国民的ヒーローコミックを映画化したシリーズ第4弾。紀元前50年。ローマ皇帝・カサエルにより、コーデリア女王が統治する国・ブリテンは存亡の危機に瀕する。アステリックスとオペリックスは、カサエル軍との戦いに臨むことになるが…。【スタッフ&キャスト】監督:ローラン・ティラール 原作:ルネ・ゴシニ/アルベール・ユデルゾ 撮影:キャスリン・プヨル 出演:エドゥアール・ベール/ジェラール・ドパルデュー/カトリーヌ・ドヌーブ/ファブリス・ルキーニ
  • ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日

    制作年: 2012
    ヤン・マーテルのベストセラー小説『パイの物語』を原作に、「ブロークバック・マウンテン」のアン・リー監督が映画化。動物園を経営する家族と航行中に嵐に遭い、一頭のトラと共に救命ボートで漂流する16歳の少年のサバイバルを描く。出演は、オーディションで選ばれたインド人のスラージ・シャルマ、「その名にちなんで」のイルファン・カーン、「シラノ・ド・ベルジュラック」のジェラール・ドパルデュー。2D/3D同時公開。
    80
  • しあわせの雨傘

    制作年: 2010
    優雅で退屈な毎日を送るブルジョワ主婦が、心臓発作で倒れた夫の代わりに雨傘工場を任されたことで新しい生き方を見出していく人生讃歌。監督は「Ricky リッキー」のフランソワ・オゾン。出演は、「隠された日記、母たち、娘たち」のカトリーヌ・ドヌーヴ、「アニエスの浜辺」のジェラール・ドパルデュー、「PARIS(パリ)」のファブリス・ルキーニ、カリン・ヴィアールなど。
    60
  • 刑事ベラミー

    制作年: 2009
    実際に起こった保険金詐欺事件を基に、その謎に挑む刑事の姿を描くミステリー。監督は、「引き裂かれた女」のクロード・シャブロル。出演は、「しあわせの雨傘」のジェラール・ドパルデュー、「幸せはシャンソニア劇場から」のクローヴィス・コルニヤック、「レセ・パセ 自由への通行許可証」のジャック・ガンブラン。
  • DISCO ディスコ

    制作年: 2008
    かつてディスコキングとして鳴らした40男が、若者に交じってダンスコンテストに挑む姿をユーモラスに描く“オヤジたちの青春ドラマ”。フランスの人気コメディアン、フランク・デュボスク(「Camping」)、「輝ける女たち」のエマニュエル・ベアールが出演。往年のディスコミュージックの数々がドラマを彩る。
  • バビロン A.D.

    制作年: 2008
    特殊な能力を持つ女性を守るため、邪悪な陰謀に立ち向かう男の姿を描くSFアクション。監督・脚本は「ゴシカ」のマチュー・カソヴィッツ。出演は「リディック」のヴィン・ディーゼル、「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」のミシェル・ヨー、「インストーラー」のメラニー・ティエリー、「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」のジェラール・ドパルデュー、「エンジェル」のシャーロット・ランプリングなど。
    60
  • ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵(パブリック・エネミー)No.1と呼ばれた男 Part 1 ノワール編

    制作年: 2008
    1960~70年代、カナダ、フランスでその名を轟かせた犯罪王ジャック・メスリーヌの生涯を2部作として映画化。第一部となる本作では、若き日のメスリーヌがフランスで犯罪に手を染め、カナダに渡って“社会の敵No.1”と呼ばれるようになるまでを描く。主演は「イースタン・プロミス」のヴァンサン・カッセル。
  • アニエスの浜辺

    制作年: 2008
    「落穂拾い」のアニエス・ヴァルダ監督による自伝的ドキュメンタリー。生い立ちや家族、友人、思い出の地、亡夫ジャック・ドゥミ、ヌーヴェル・ヴァーグ、ハリウッド等、彼女自身が語り、過去の作品やインタビュー、心象風景を交えながら現在と過去を繋いでいく。出演はアニエス・ヴァルダ、ジャック・ドゥミ、マチュー・ドゥミ、ジャン=リュック・ゴダール、ジェーン・バーキン、カトリーヌ・ドヌーヴ、ハリソン・フォード、ジム・モリソンなど。まもなく81歳になるアニエス・ヴァルダがベルギーの浜辺に立ち、鏡を並べる指示を出している。その鏡には海やアニエス自身、人影等が映りこむ。振り返ると彼女の人生には、いつも浜辺があった。子供時代を過ごしたベルギーの浜辺に始まり、戦火を逃れて疎開した南フランスの港町セート、夫であるジャック・ドゥミと渡ったアメリカ・西海岸……。自身、家族、友人、そして夫について思いを馳せながら続ける旅は、アニエスの個人史であると同時に、第二次世界大戦、戦後、ヌーヴェル・ヴァーグ、フラワーチルドレン、ウーマン・リヴ……、さながら現代史、そしてフランスの芸術史でもあった。
  • エディット・ピアフ 愛の讃歌

    制作年: 2007
    『バラ色の人生』『愛の賛歌』など数々の名曲を歌った、フランスが生んだ伝説のシャンソン歌手エディット・ピアフの波乱万丈の生涯を描いた伝記ドラマ。監督は「クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち」のオリヴィエ・ダアン。出演は「プロヴァンスの贈りもの」のマリオン・コティヤール、「パリ、ジュテーム」の ジェラール・ドパルデュー。
    70
  • いずれ絶望という名の闇

    制作年: 2007
    『あるいは裏切りという名の犬』のジェラール・ドパルデュー主演によるフィルムノワール。強引な捜査が原因で謹慎中の刑事・マットは、変死体で発見された相棒・フランクの死に疑問を抱き孤独な捜査を開始する。共演はアーシア・アルジェント。【スタッフ&キャスト】監督:ジル・ベア 脚本・出演:オリヴィエ・マルシャル 出演:ジェラール・ドパルデュー/アーシア・アルジェント/アイサ・マイガ
  • パリ、ジュテーム

    制作年: 2006
    全編パリで撮影された、パリの街が主役のラブ・ストーリー。ヌーヴェルヴァーグ全盛の65年、エリック・ロメールやジャン=リュック・ゴダールなど6人の監督がそれぞれの視点でパリを描いた「パリところどころ」の現代版ともいえる、新たなパリ映画。監督にはコーエン兄弟、ガス・ヴァン・サント、アルフォンソ・キュアロン、ウォルター・サレス、イサベル・コイシェ、諏訪敦彦、オリヴィエ・アサヤス、シルヴァン・ショメ、ジェラール・ドパルデューなど、出演者にはナタリー・ポートマン、イライジャ・ウッド、スティーヴ・ブシェミ、ジュリエット・ビノシュ、リュディヴィーヌ・サニエ、ジーナ・ローランズなど。
  • ラスト・ホリデイ

    制作年: 2006
    『メイド・イン・マンハッタン』のウェイン・ワン監督が、『シカゴ』のクイーン・ラティファ主演で描いたハートフルコメディ。医者に余命3週間と宣告されたジョージアは、ショックを受けながらも、残りの人生を思い切り楽しんで生きようと決意する。
    90
  • ダニエラという女

    制作年: 2005
    自らの美しさや男を魅了する方法を知り尽くす女が、真実の愛に目覚めていくラブ・ストーリー。監督は「メルシー・ラ・ヴィ」「私の男」のベルトラン・ブリエ。出演は「ブラザーズ・グリム」のモニカ・ベルッチ、「メルシィ! 人生」のジェラール・ドパルデュー、「ロング・エンゲージメント」のジャン=ピエール・ダルッサン。
  • あるいは裏切りという名の犬

    制作年: 2004
    実際に警察官だった経歴を持つオリヴィエ・マルシャル監督が、当時の事件や実在の人物に基づいて警察内部の暗部をあばくフレンチ・ノワール。フランスを代表する二大男優、ダニエル・オートゥイユとジェラール・ドパルデューが主演する。
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  • HAKUGEKI 迫撃

    制作年: 2004
    ラテンミュージックに乗せてテロリストと謎の美女、シークレットエージェントの戦いが展開するノンストップアクション。フランス大統領の突然の失踪により国内に危機が迫る。この非常事態を救うためシークレットエージェント・アントニオが立ち向かう。【スタッフ&キャスト】監督:フレデリック・オービュルタン 原作・脚本:ローラン・トゥーユ 製作:ピエール・グルンステイン 出演:ジェラール・ランヴァン/ジェラール・ドパルデュー/ミシェル・ガブリエル/エリック・エブアニー/ヴァレリア・ゴリノ
  • レディ・ダルタニアン 新・三銃士

    制作年: 2004
    世界的な名作冒険記「三銃士」をモチーフに、その後の物語をオリジナルで描いたヒロインアクション。スペインとの戦争が激化する1660年のフランスを舞台に、ダルタニアンの血筋を持つ娘・ヴァレンタインがルイ14世を宮廷の陰謀から守るために奔走する。【スタッフ&キャスト】監督:スティーブ・ボーヤム 製作総指揮:ロバート・ハルミJr. 脚本:サンドラ・ワイントローブ 出演:スージー・エイミー/ジェラール・ドパルデュー/ナスターシャ・キンスキー/マイケル・ヨーク/ジョン・リス=デイヴィス
  • 恍惚(2003)

    制作年: 2003
    セクシーな娼婦に夫を誘惑させ、情事の一部始終を報告させることで性的快感を得る妻が、いつしか娼婦と奇妙で危うい関係に陥る官能ドラマ。「ドライ・クリーニング」のアンヌ・フォンテーヌ監督作。ファニー・アルダンとエマニュエル・ベアールが、あやうい魅力を発揮する。
  • ルビー&カンタン

    制作年: 2003
    おしゃべりで陽気な男と寡黙な男が刑務所で出会い、ひょんなことから一緒に脱獄。様々なトラブルに遭遇しながら次第に友情を深めていく姿を軽妙に綴る。「レオン」のジャン・レノと「メルシィ!人生」のジェラール・ドパルデューが初共演した痛快コメディ。監督は、「上質なフレンチ・コメディの職人」として人気のフランシス・ヴェベール。
  • ボン・ヴォヤージュ

    制作年: 2003
    1940年、パリ陥落に至る激動の時代、女優と作家、大臣の三角関係を軸に、戦時下を生きる人々を描いた群像ドラマ。寡作で知られるフランスの巨匠、ジャン=ポール・ラプノーの8年ぶりの監督作。イザベル・アジャーニ、ジェラール・ドパルデュー、ヴィルジニー・ルドワイヤンといったフランスを代表するスターが競演。2004年のセザール賞では最多11部門にノミネートされ、最有望新人男優賞、最優秀撮影賞、最優秀美術賞を受賞した。
  • シティ・オブ・ゴースト(2002)

    制作年: 2002
    「ドラッグストア・カウボーイ」や「メリーに首ったけ」の俳優マット・ディロンの監督デビュー作。アメリカで保険金詐欺を働き東南アジアへ逃亡を図った男が、過去を清算し新たな人生を歩むためかつてのボスと対峙する異色の犯罪サスペンス。共演はジェームズ・カーン、フランスの名優ジェラール・ドパルデュー、「ソラリス」のナターシャ・マケルホーンなど。
  • 微笑みに出逢う街角

    制作年: 2002
    自分の居場所<アイデンティティ>をテーマとした3人の女性の冒険を描く、”幸せへの物語”。女性たちを演じるのはソフィア・ローレンと、「魅惑のアフロディーテ」でアカデミー助演女優賞を受賞したミラ・ソルヴィーノ、「彼女達の恋からわかること」のデボラ・カーラ・アンガー。音楽は「トリコロール」のズビグニエフ・プレイスネルが担当。ソフィア・ローレンにとって記念すべき100作目の作品となる。ソフィア・ローレンとプロデューサーのカルロ・ポンティとの間に生まれた息子エドアルド・ポンティの長編監督デビュー作。
  • サイレンス 血の呪

    制作年: 2002
    ジェラール・ドパルドュー、エロディ・ブシェーズ、カルメン・マウラなど、フランス・スペインの実力派が顔を揃えたサスペンス。とある修道院で働くサラが突如、原因不明の病に倒れた。司祭であり医師のジョアキムは、サラの身辺調査を始めるが…。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:グラハム・ギット 出演:ジェラール・ドパルドュー/エロディ・ブシェーズ/カルメン・マウラ
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  • ミッション・クレオパトラ

    制作年: 2002
    尊大なシーザーの鼻を明かそうと無謀な賭けをしたクレオパトラに振り回される人々の姿を、デフォルメされたキャラクターとふんだんなギャグを盛り込んだドタバタコメディ。フランスで長寿的人気のコミックを原作に、「ディディエ」のアラン・シャバ監督が映像化。出演は「アレックス」のモニカ・ベルッチと、「ヴィドック」のジェラール・ドパルデュー。
  • CQ

    制作年: 2001
    1960年代フランスのポップ・カルチャーにオマージュを捧げた青春映画。監督・脚本はこれがデビューとなるローマン・コッポラ。撮影は「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」のロバート・ヨーマン。音楽はフランスの人気バンド、メロウ。美術は「ナインスゲート」のディーン・タヴォウラリス。編集は「ウーマン・オン・トップ」のレズリー・ジョーンズ。出演は「ミリオン・ダラー・ホテル」のジェレミー・デイヴィス、これがデビューとなるアンジェラ・リンドヴァル、「天使が見た夢」のエロディ・ブシェーズ、「ヴィドック」のジェラール・ドパルデュー、「ハンニバル」のジャンカルロ・ジャンニーニ、「ムッソリーニとお茶を」のマッシモ・ジニ、「タイタニック」のビリー・ゼーン、「カサンドラ・クロス」のジョン・フィリップ・ロー、「レインメーカー」のディーン・ストックウェルほか。
  • ヴィドック(2001)

    制作年: 2001
    19世紀のパリに実在した探偵ヴィドックの死をめぐるゴシック・ミステリー。監督・脚本はこれがデビューとなるピトフ。共同脚本は「クリムゾン・リバー」のジャン=クリストフ・グランジェ。音楽も「クリムゾン・リバー」のブリュノ・クレ。美術は「宮廷料理人ヴァテール」のジャン・ラバス。キャラクター・デザインは「ロスト・チルドレン」の共同監督などで知られるマルク・キャロ。出演は「宮廷料理人ヴァテール」のジェラール・ドパルデュー、「ザ・ビーチ」のギヨーム・カネ、「愛のめぐりあい」のイネス・サストレ、「クリクリのいた夏」のアンドレ・デュソリエ、「エステサロン ヴィーナス・ビューティ」のエディット・スコブ、「ジャンヌ・ダルク」のジャン・ピエール・ゴズ、「シベリアの理髪師」のイザベル・ルノーほか。2001年シッチェス映画祭5部門受賞。
  • 102

    制作年: 2000
    キュートな小犬たちの脱出劇。名作アニメーション「101匹わんちゃん」を実写で 映像化した「101」の続編。監督は「ターザン」のケヴィン・リマ。製作は「トゥルーマン・ショー」のエドワード・S・フェルドマン。脚本・原案はクリスティン・バックリーとブライアン・レーガン。撮影は「ワールド・イズ・ノット・イナフ」のエイドリアン・ビドル。音楽は「悪いことしましョ!」のデイヴィッド・ニューマン。衣裳は「フック」のアンソニー・パウエル。出演は「エアフォース・ワン」のグレン・クローズ、「仮面の男」のジェラール・ドパルデュー、「タイタニック」のヨアン・グリフィス、「ノッティングヒルの恋人」のティム・マキナニー、「キャスパー」のエリック・アイドル(声)ほか。
    70
  • 宮廷料理人ヴァテール

    制作年: 2000
    十七世紀のフランスに実在した天才料理人フランソワ・ヴァテールの生き様を描いた歴史大作。監督・製作は「グッバイ・ラバー」のローランド・ジョフィ。脚本はジャンヌ・ラブリュヌ。英語脚色は「恋におちたシェイクスピア」のトム・ストッパード。音楽は「海の上のピアニスト」のエンニオ・モリコーネ。出演は「仮面の男」のジェラール・ドパルデュー、「アベンジャーズ」のユマ・サーマン、「海の上のピアニスト」のティム・ロス。「ラルフ一世はアメリカン」のジュリアン・グラヴァー、「ワン・ナイト・スタンド」のジュリアン・サンズほか。
  • メルシィ!人生

    制作年: 2000
    存在さえ忘れられがちなほど地味な人物が、絶体絶命のどん底から奇妙な手段で立ち直り、周りの人々を巻き込んで大混乱を起すコメディ。監督は「奇人たちの晩餐会」のフランシス・ヴェベール。出演はフランスのトップスター、ダニエル・オートゥイユとジェラール・ドパルデュー。
  • 仮面の男(1998)

    制作年: 1998
    太陽王と呼ばれた皇帝ルイ14世と仮面の男の謎を描く大河ロマン。文豪アレクサンドル・デュマの名作『鉄仮面』を、「ブレイブハート」の脚本家で本作が監督デビューとなるランダル・ウォレスの監督・脚本で映画化。製作総指揮は「ブレイブハート」のアラン・ラッド・Jr.。撮影は「マーズ・アタック!」のピーター・サシツキー。美術は「ネイキッド・タンゴ」のアンソニー・ブラッド。衣裳は「恋の闇 愛の光」のジェームズ・アシュソン。出演は「タイタニック」のレオナルド・ディカプリオ、「チャイニーズ・ボックス」のジェレミー・アイアンズ、「ハムレット」のジェラール・ドパルデュー、「コン・エアー」のジョン・マルコヴィッチ、「エンド・オブ・バイオレンス」のガブリエル・バーン、「リディキュール」のジュディット・ゴドレーシュ、「彼女たちの関係」のアンヌ・パリローほか。
    70
  • シーズ・ソー・ラヴリー

    制作年: 1997
    若く無軌道なカップルが、その過激さゆえにいったんは失った愛を、10年を経て再び取り戻すまでを描く濃密なラヴ・ストーリー。「ラヴ・ストリームス」はじめ、米インディペンデント映画界の先駆者だった故ジョン・カサヴェテスが20年前に書き下ろした脚本を、彼の実子で本作が監督第2作となるニック・カサヴェテスが映画化。主演は元々本作の映画化権を取得していた「クロッシング・ガード」(監督)「ゲーム」(出演)のショーン・ペンと、彼の妻のロビン・ライト・ペン(「クロッシング・ガード」)。製作は「ミルドレッド」のルネ・クレイマン。製作総指揮は「ミルドレッド」のベルナール・ブイとジェラール・ドパルデュー、ショーン・ペン、本作の共演者である「フェイス/オフ」のジョン・トラヴォルタの共同。共同製作総指揮は「コップランド」のボブとハーヴェイのワインスタイン兄弟。撮影は「フィフス・エレメント」のティエリー・アルボガスト。音楽はジョゼフ・ヴィタレリがスコアを担当し、音楽監修にアマンダ・シーア・デムがあたった。美術はクエンティン・タランティーノ作品で知られるデイヴィッド・ワスコ。編集は「ミルドレッド」のペトラ・フォン・オールフェン。衣裳は「グッド・ウィル・ハンティング」のベアトリス・アルーナ・バストール。共演は「ストレンジャー」のハリー・デイーン・スタントン、ニックの実母である「ミルドレッド」のジーナ・ローランズ、「スペース・トラッカー」のデビ・メイザーほか。「ロッキー」シリーズのタリア・シャイアとバート・ヤングが特別出演。
  • 僕のボーガス

    制作年: 1997
    母を亡くした少年と彼にしか見えない守護天使の友情を通して、人生の大切な真実を描いた心温まるファンタジー。『ウォンテッド・ハイスクール/あぶない転校生』(V)のジェフ・ロートバーグと、フランシス・X・マッカーシーの原案を、「ジュリア」「普通の人々」で2度アカデミー賞を受賞したアルヴィン・サージェントが脚色。監督には「月の輝く夜に」「オンリー・ユー」のノーマン・ジュイソンがあたった。製作はジュイソン、ロースバーグ、「ティン・カップ」のアーノン・ミルチャンの共同。製作総指揮は「ティン・カップ」のマイケル・ネイサンソン、「クイック&デッド」のパトリック・マーキー、「ブロンクス物語 愛につつまれた街」のゲイル・フレイザー=ベイゲルマン。撮影は「ボーイズ・ライフ」のデイヴィッド・ワトキン、音楽は「アメリカン・プレジデント」のマーク・シャイマン、美術は「007」シリーズのケン・アダム、編集は「オンリー・ユー」のスティーヴン・リヴキン。主演は「フォレスト・ガンプ 一期一会」の名子役ヘイリー・ジョエル・オズメント、「俺たちは天使だ」のジェラール・ドパルデュー、「エディー 勝利の天使」のウーピー・ゴールドバーグ。共演は「ハネムーンは命がけ」のナンシー・トラヴィス、カナダのテレビや舞台で活躍するデニス・マーシャー、歌手のウテ・レンパーほか。
  • ハムレット(1997)

    制作年: 1997
    17世紀の文豪ウィリアム・シェイクスピアの言わずと知れた古典『ハムレット』を、舞台を中世から19世紀に移し、絢爛豪華なタッチで映画化。監督・脚本・主演は、「世にも憂鬱なハムレットたち」の英国演劇界の俊英ケネス・ブラナーで、オールスター・キャストで4時間の大作に挑んだ。製作はブラナーと「フランケンシュタイン」以降コンビを組むデイヴィッド・バロン。撮影は「アラビアのロレンス」「スカーレット・レター」のベテラン、アレックス・トムソン。音楽は「フェイク」のパトリック・ドイルで、主題歌『IN PEACE』をオペラ界の最高のテナー歌手プラシド・ドミンゴが歌う。美術はブラナーとは「ヘンリー5世」以降全作品で組む「オセロ」のティム・ハーヴェイ。編集は「世にも憂鬱なハムレットたち」のニール・ファレル。衣裳は『待ち焦がれて』(V)のアレックス・バーン。共演は「タイタニック」のケイト・ウィンスレット、「ドラゴンハート」のジュリー・クリスティ、「彼と彼女の第二章」のビリー・クリスタル、「ショート・カッツ」のジャック・レモン、「トゥルーライズ」のチャールトン・ヘストン、「ジャック」のロビン・ウィリアムス、「俺たちは天使だ」のジェラール・ドパルデューなど映画界のスターに加え、「世にも憂鬱なハムレットたち」のリチャード・ブライアーズ、マイケル・マロニー、ニコラス・ファレル、「シャイン」のジョン・ギールグッド、「愛と死の間で」のデレク・ジャコビ、「ロストワールド ジュラシック・パーク」のリチャード・アッテンボロー、「秘密と嘘」のティモシー・スポールほか豪華な顔触れ。
    80
  • シークレット・エージェント

    制作年: 1996
    二重スパイが引き起こす悲劇を描いたサスペンス。文豪ジョゼフ・コンラッドの『密偵』を基に撮られたアルフレッド・ヒッチコックの「サボタージュ」(36)のリメイク。主演・製作総指揮は「モナリザ」「ニクソン」の個性派俳優ボブ・ホスキンス。監督・脚本は「キャリントン」のクリストファー・ハンプトンで、彼の監督第2作。撮影はデニス・レノア。音楽は「ベント 堕ちた饗宴」のフィリップ・グラス。共演は「ロスト・ハイウェイ」のパトリシア・アークェット、「ある貴婦人の肖像」のクリスチャン・ベール、「仮面の男」のジェラール・ドパルデューほか。ロビン・ウィリアムスがノー・クレジットで特別出演。
  • ミルドレッド

    制作年: 1996
    母親役から抜けきれない中年女性が、自分自身の人生を見つけるまでを暖かく見つめるヒューマン・ドラマ。監督は米インディペンデント映画の旗手、故ジョン・カサヴェテスの長男ニック・カサヴェテス。「ミセス・パーカー ジャズエイジの華」などの俳優だった彼の初監督作で、フランスで父の作品を配給している俳優ジェラール・ドパルデューの協力で実現した(出演も)。製作はルネ・クレイトマン。脚本はカサヴェテスとヘレン・コールドウェル。撮影は「あなたが寝てる間に…」のフェドン・パパマイケル・ジュニア。音楽はスティーヴン・ハフステター。美術は「フェイシズ」「ラスト・ショー2」のフェドン・パパマイケル・シニア。編集はイングマール・ベルイマン後期の作品『蛇の卵』『操り人形の人生から』(未公開)を手掛けるペトラ・フォン・オールフェン。主演はニックの実母の女優ジーナ・ローランズ。出演は「オンリー・ユー」のマリサ・トメイ、本作がデビューの子役ジェイク・ロイド、「リトル・オデッサ」のモイラ・ケリーほか。
  • プロヴァンスの恋

    制作年: 1995
    プラトニックな愛を貫く若き騎士と美しい貴婦人の冒険の旅を、南仏プロヴァンス地方の美しい自然を背景に描いた歴史ロマン。原作は20世紀フランスを代表する作家、ジャン・ジオノ(1895~1970)の小説『屋根の上の軽騎兵』(邦訳・河出書房新社)。これまで10回以上も映画化が計画され、主演にジェラール・フィリップ、アラン・ドロン、監督にルネ・クレマン、ルイス・ブニュエルらが候補に上がったが、いずれも頓挫。今回は、原作は20歳の頃から愛読してきたという、「うず潮」「シラノ・ド・ベルジュラック」のジャン=ポール・ラプノーが、監督・脚本にあたった。脚色は「肉体の冠」などの名脚本家ジャック・コンパネーズを父に持つ女性映画監督ニーナ・コンパネーズと、「勝手に逃げろ/人生」「マックス、モン・アムール」「シラノ・ド・ベルジュラック」のジャン=クロード・カリエール。製作はルネ・クレイトマン。製作総指揮はベルナール・ブーイ。撮影は「リディキュール」「フィフス・エレメント」のティエリー・アルボガスト。音楽は「ボーマルシェ/フィガロの誕生」のジャン=クロード・プティ。美術は「昨日・今日・明日」「シラノ・ド・ベルジュラック」のエツィオ・フリジェリオ。編集は「ザ・マシーン/私の中の殺人者」のノエル・ボワソン、衣裳は「シラノ・ド・ベルジュラック」「愛の報酬/シャベール大佐の帰還」のフランカ・スワクルチャピーノ。録音はピエール・ガメ。主演は「イングリッシュ・ペイシェント」のジュリエット・ビノシュと、「IP5/愛を探す旅人たち」「私の男」のオリヴィエ・マルティネス。共演は「男と女、嘘つきな関係」のピエール・アルディティ、「フレンチ・キス」のフランソワ・クリュゼ、「天使が隣で眠る夜」のジャン・ヤンヌ、「レイダース 失われたアーク」のポール・フリーマンほか。また、「シラノ・ド・ベルジュラック」「僕のボーガス」のジェラール・ドパルデューが特別出演。
  • 俺たちは天使だ

    制作年: 1995
    天使が煩悩だらけの実業家に、堕天使が厳格な天使に取り憑いたことで巻き起こる騒動を描いたコメディ。「おかしなおかしな訪問者」(92)でフランスで大ヒットをさせたジャン=マリー・ポワレ監督と主演のクリスチャン・クラヴィエがコンビを組んだ第7作。本作ではフランス映画界きっての大スターで、「グリーン・カード」「ミルドレッド」などアメリカ映画にも進出しているジェラール・ドパルデューを迎えた。香港でのアクションシーンとCGを使ったSFXシーンも見どころ。共演は「クリシーの静かな日々」のエヴァ・グリマルディ、「メルシー・ラ・ヴィ」のイヴ・レニエ、スーパーモデルのエヴァ・ヘルツィゴヴァほか。また、「フル・コンタクト」の陳治良(チャールズ・チン)が香港マフィアを演じている。
  • リュミエールの子供たち

    制作年: 1995
    1895年の“映画誕生”(リュミエール兄弟のシネマトグラフの発表と公開上映)の100周年を祝い、過去一世紀に作られたフランス映画の代表作のべ307本から名場面を抜粋して作られたアンソロジー。監督は「めぐり逢う朝」のアラン・コルノー、「愛を弾く女」「夕なぎ」のクロード・ソーテ、「オディールの夏」「死への逃避行」のクロード・ミレールら現代フランス映画を代表する現役のベテラン監督3人に加え、テレビ・ジャーナリストのピエール・ビヤール、『ル・モンド』紙の映画担当オリヴィエ・バロ、テレビの映画番組のディレクター、ジャン・クロード・ロメール、そしてゴーモン・シネマテークのディレクターで無声映画復元の分野でフランスの第一人者としてマルセル・レルビエの「エル・ドラドオ」、ルイ・フイヤードの「ファントマ」「吸血ギャング団」「ジュデックス」などを復元したピエール・フィリップ、映画助監督のクリストフ・バラティエの合計9名。製作は「ロシュフォールの恋人たち」「ニュー・シネマ・パラダイス」の二枚目スターでコスタ・ガブラスの「Z」以来、プロデューサーとしても活躍が目ざましいジャック・ペラン。音楽は「シェルブールの雨傘」で知られる、「プレタポルテ」を手掛けたジャズと映画音楽の巨匠ミシェル・ルグラン。編集はイヴ・デシャン。音声はポール・ベルトー、編集イヴ・デシャンがそれぞれ担当。世界最初の映画スターと言われるパテ社のコメディのマックス・ランデールに始まり、アルレッティ、ジャン・ギャバン、アラン・ドロン、イヴ・モンタンら日本のファンにも馴染み深い大物からイレーネ・ジャコブ、ヴァネッサ・パラディらまでの古今の大スターに、ミシェル・シモン、ジャン=ルイ・バロー、ピエール・ルノワール、フランソワーズ・ロゼー、マルセル・ダリオ、ルイ・ジューヴェなどの名優たち、それに劇映画監督を世界で最初に名乗ったアリス・ギー・ブラシェに20世紀フランス映画・演劇界最大の巨人サッシャ・ギトリー、ジャン・ルノワールやフランソワ・トリュフォーなどの偉大な映画作家たちが次々と登場する賑やかさはまさに、映画100周年のお祝いにふさわしい。100年の記念とはいうものの構成は年代順ではなく、エンタテインメント志向で「歌」「ギャグ」「キス」といったコーナーや「レ・ミゼラブル」の6度にわたる映画化をまとめて見せるなどなど、テーマに沿って時代を自在に横断する編集が行われている。また「天井桟敷の人々」などの名作のアウトテイクやメイキング映像を見てくれるのは貴重。
  • 愛の報酬 シャベール大佐の帰還

    制作年: 1994
    文豪オノレ・ド・バルザックの連作『人間喜劇』のなかの一篇『シャベール大佐』を映画化。莫大な遺産を残して戦死したはずの大佐が帰還、再婚していた妻と、その再婚相手の三者の駆け引きを描く文芸大作。監督は「伴奏者」などの名カメラマンで、本作が監督デビューとなるイヴ・アンジェロ。製作はジャン・ルイ・リヴィ、脚色は監督とジャン・コスモ、撮影は「真夜中の恋愛論」のベルナール・リュティック、録音はピエール・ガメ、美術はベルナール・ヴェザ、衣装はフランカ・スカルシャピノがそれぞれ担当。主演は「三人姉妹」(88)以来久々の日本公開作となったファニー・アルダンと、「エリザ」のジェラール・ドパルデューで、アルダンの初主演作である「隣の女」(81)以来13年ぶりの競演。共演は「愛を弾く女」の名優アンドレ・デュソリエ、「木と市長と文化会館 または七つの偶然」はじめロメール映画の常連ファブリス・ルキーニ。「ミナ」のロマーヌ・ボーランジェとドパルデューの娘ジュリーが小さな役で友情出演。
  • 百一夜

    制作年: 1994
    映画発明百年を祝福するとともに、そのイメージと幻想の制度を挑発的に解体してみせる形而上学的コメディ。監督・脚本はヌーヴェルヴァーグ出身の女性映画作家でフィクションとドキュメンタリーの狭間で独特の映像表現を繰り広げる「ジャック・ドゥミーの少年期」のアニェス・ヴァルダ。製作会社はヴァルダのプロダクション、シネ・タマリスと、「魅せられて」「クラッシュ」など国際的に活躍する独立プロデューサー、ジェレミー・トーマスのレコーデッド・ピクチャーズ。製作総指揮はドミニク・ヴィニェ。撮影はエリック・ゴーティエ、美術はシール・ボアタールとセドリック・シモノー、編集はユーグ・ダルモア、録音はジャン=ピエール・デュレとアンリ・モレルがそれぞれ担当。衣裳はヴァルダの娘で、義父ジャック・ドゥミー監督作品で知られるロザリー・ヴァルダ。出演は映画百年の歴史がそのまま人格と化したシモン・シネマ氏に、仏映画第一世紀記念委員会委員長を務める名優ミシェル・ピコリ、その友人に「愛のめぐりあい」などののベテラン、マルチェロ・マストロヤンニ(96年死去)、ヴァルダとドゥミの子息マチュー・ドゥミー(「カンフー・マスター」)、「そして僕は恋をする」のエマニュエル・サランジェ。本作でヴァルダがオマージュを捧げている相手ルイス・ブニュエルの声(台詞は「記念行事に死を、忘却万歳!」)は、ブニュエル映画の常連で実際に巨匠の声態模写を特技にしている「ナサリン」のフランシスコ・ラバル。豪華なゲスト陣には、アヌーク・エーメ、ファニー・アルダン、ジャン=ポール・ベルモンド、死神役にロマーヌ・ボーランジェ、「冬の旅」でヴァルダと組み、ジャンヌ・ダルクに扮して登場するサンドリーヌ・ボネール、バス・ガイド役でジャン=クロード・ブリアリ、スター然とヘリコプターで登場するアラン・ドロン、豪勢でロマンチックな舟遊びを楽しむカトリーヌ・ドゥヌーヴとロバート・デ・ニーロ、ジェラール・ドパルデュー、ハリソン・フォード、ジーナ・ロロブリジダ、ジャンヌ・モローとハンナ・シグラが次々とシモン・シネマ氏を訪問する。またカメオ的な特別出演にはさらにサビーヌ・アゼマ、ジェーン・バーキン、アリエル・ドンバル、スティーヴン・ドーフ、アンドレア・フェレオル、レオナルド・ディカプリオ、ダリル・ハンナ、ジャン=ピエール・レオ、マーティン・シーン、ハリー・ディーン・スタントン、仏国際映画配給公社ユニフランス・インターナショナルの会長ダニエル・トスカン・デュ・プランティエらが顔を揃えている。さらにリュミエール兄弟の「列車の到着」に始まり、無声映画の傑作、トーキー古典時代を経て、現在に至る、映画百年の歴史を彩る様々な映画の抜粋映像が挿入される。
  • フランソワ・トリュフォー 盗まれた肖像

      制作年: 1993
      フランスの映画作家、フランソワ・トリュフォーの生涯に迫ったドキュメンタリー・フィルム。元『カイエ・デュ・シネマ』誌編集長のセルジュ・トゥビアナと、テレビ・ディレクターのミシェル・パスカルの共同監督で、2年間にわたりトリュフォーと親交の深かった30数名に取材し、彼の実像を追った。証言者は、エリック・ロメール、クロード・シャブロルといったヌーヴェルヴァーグの映画的同志から、彼の遺族、娘ローラや未亡人マドレーヌ・モルゲンステルスらのそして幼少時代からの親友ロベール・ラシェネー氏まで幅広く、これまで公にされなかった事実も明らかにされる。また、「大人は判ってくれない」のスクリーン・テストや「野生の少年」の演出風景、著書『映画術 ヒッチコック/トリュフォー』(晶文社刊)の生録テープなどの貴重な素材の数々、「あこがれ」に始まるトリュフォー作品からの断片のコラージュを織りまぜて、この不世出の映画監督の素顔を生き生きと描きだしている。製作はモニーク・アノー、撮影はモーリス・フェルー、ジャン・イヴ・ル・ムネール、ミシェル・スーリューがそれぞれ担当。出演はジェラール・ドパルデュー、ファニー・アルダン、ナタリー・バイ、エリック・ロメール、クロード・シャブロル、ローラ・トリュフォー、マドレーヌ・モルゲンステルヌほか。
    • ジェルミナル

      制作年: 1993
      フランスの自然主義文学の巨匠エミール・ゾラの同名小説を「老人と子供」「愛と宿命の泉」のベテラン監督クロード・ベリが35億円という空前の製作費をかけて壮大に映画化したもの。19世紀末の北フランスの炭坑にやってきた若き機械工と、彼の生活を助けるユマ家族の苦悩に満ちた末路を、当時燃えさかった労働運動、ストライキを大きくフィーチャーしながら描いている。主演のルノーは痛烈なメッセージ・ソングを発表し続けて国内で絶大な信頼を得るシンガーで、これが映画初主演。そのほか「ジョナスは2000年に25才になる」「夜よ、さようなら」の個性派女優ミュウ・ミュウ、「シラノ・ド・ベルジュラック」「ゴダールの決別」で今や現代フランス映画界を代表する俳優となったジェラール・ドパルデュー、「地下室のメロディー」のジャン・カルメら、豪華な演技陣が脇を固める。脚本はベリと彼の妹アルレット・ランマンとの共同。撮影は「インド夜想曲」「めぐり逢う朝」のイヴァ・アンジェロ。SFXには「バットマン」のデレク・メディングスが加わっている。
    • ゴダールの決別

      制作年: 1993
      ジャン・リュック・ゴダールがフランスの大スター、ジェラール・ドパルデューを初めて起用して、創造主(神)と肉体をモチーフに作り上げた作品。監督のゴダールは80年代に入り、再び長編映画の世界に回帰し、近年も「ヌーヴェルヴァーグ」、「ゴダールの新ドイツ零年」などを発表している。本作品では、いつもながら脚本・編集を兼ねている。製作のアラン・サルドは「ゴダールの探偵」などで脚本家としても参加しているフランスを代表する製作者。撮影は近年のゴダール作品のほとんどを担当し、リヴェットの「彼女たちの舞台」などリヴェット作品も多く担当しているカロリーヌ・シャンペティエ。録音は現在のゴダールの映画作りに欠かせないフランソワ・ミュジーが担当。主演は「カミーユ・クローデル」のジェラール・ドパルデュー。共演は彼の妻役に舞台で活躍してきたローランス・マスリア、「伴奏者」のベルナール・ヴェルレーほか。
      60
    • 恋人はパパ ひと夏の恋

      制作年: 1993
      南の楽園バハマを舞台に、思春期に差しかかった娘とその成長ぶりにとまどう父親が巻き起こす騒動を描いたロマンティック・コメディ。91年のフランス映画「さよならモンペール」(ジェラール・ロージェ監督)を、同じジェラール・ドパルデューの主演でリメイク。監督のスティーヴ・マイナー、エグゼクティヴ・プロデューサーのエドワード・S・フェルドマンは「フォーエヴァー・ヤング 時を超えた告白」のコンビ。製作はフランスからジャック・バールと、「さよならモンペール」を手がけたジャン・ルイ・リヴィ。脚本は「三人の逃亡者」のフランシス・ヴェベールと「スリーメン&リトルレディ」のチャーリー・ピータースの共同。撮影は日系の新鋭ダリン・オカダ、音楽は「ホッファ」のデイヴィッド・ニューマンが担当。主演は「グリーン・カード」に続いてハリウッド映画に出演のジェラール・ドパルデューと、「恋に焦がれて」のキャサリン・ヘイグル(撮影当時は14歳)。共演は「原始のマン」のダルトン・ジェームズ、「アメリカン・ジゴロ」のローレン・ハットンほか。
    • 1492 コロンブス

      制作年: 1992
      アメリカ大陸を発見したクリストファー・コロンブスの半生を描く。大陸発見500年を記念したフランス、スペイン両国の文化省後援作品で、監督は「テルマ&ルイーズ」のリドリー・スコット、製作はスコットと「ボヴァリー夫人」のアラン・ゴールドマン、エグゼクティヴ・プロデューサーは「テルマ&ルイーズ」のミミ・ポーク・ソテラと「ミッション」のイエン・スミス、脚本はロザリン・ボッシュ、撮影は「テルマ&ルイーズ」のエイドリアン・ビドル、音楽は「南極物語」のヴァンゲリスが担当。
    • めぐり逢う朝

      制作年: 1991
      一七世紀の音楽家マラン・マレと、その師サント・コロンブの葛藤と愛を描いた人間ドラマ。全篇に二人の代表曲が流れ、また撮影は、当時と同じ光源を使って行われた。九一年ルイ・デリュック賞、九二年セザール賞主要七部門(作品、監督、助演女優、撮影、音楽、録音、衣装デザイン)受賞。監督・脚本は「インド夜想曲」のアラン・コルノー。製作はジャン・ルイ・リヴィ。共同脚本・原作はパスカル・キニャール。撮影は「インド夜想曲」のイヴ・アンジェロ。音楽は同作のジョルディ・サバールが担当。主演は、マレを「1492 コロンブス」のジェラール・ドパルデュー、コロンブをジャン=ピエール・マリエル、「シラノ・ド・ベルジュラック」のアンヌ・ブロシェ。なおマレの青年時代を、ドパルデューの息子ギョームが演じている。
    • さよならモンペール

      制作年: 1991
      高級リゾート地モーリシャスを舞台に、恋によって大人になる娘と、それを見守る父親の姿を描く人間ドラマ。監督・脚本は七〇年代にシニカルでブラック・ユーモアに溢れた風刺漫画家として活躍し、「エレベーターを降りて左」の脚本を書いたジェラール・ロジェ。製作はジャン・ルイ・リヴィ。撮影はパトリック・ブロシェ。音楽はフランソワ・ベルネームが担当。主演は本作がデビュー作となるマリー・ジラン、「めぐり逢う朝」のジェラール・ドパルデュー。
    • メルシー・ラ・ヴィ

      制作年: 1991
      疎外され打ち捨てられた青春の魂のオデッセイを、斬新なイメージでとらえた異色の青春映画。過去・現在・未来、異なる次元の映像をモノクロとカラーで交錯させたイメージの洪水が、青春の背負う歴史の重荷を表現する。監督・脚本は「バルスーズ」「美しすぎて」のベルトラン・ブリエ、撮影は「ディーバ」「テレーズ」をはじめ、最近では「リバー・ランズ・スルー・イット」などハリウッドで活躍中のフィリップ・ルスロ。主演のふたりの少女に、「なまいきシャルロット」「小さな泥棒」のシャルロット・ゲンズブールと、「幻の女」のアヌーク・グランベール。共演に、ジェラール・ドパルデュー、ジャン・ルイ・トランティニャン、ミシェル・ブラン、アニー・ジラルドとフランスを代表する名優たちがズラリと顔をそろえている。
    • 記憶の扉

      制作年: 1990
      失われた過去の記憶をめぐり、問答を続ける作家と警察署長を悪夢的に描いた不条理サスペンス。監督・編集は「明日を夢見て」のジュゼッペ・トルナトーレ。脚本は「めぐりあう朝」のパスカル・キニャールの原案を基に、キニャールとトルナトーレが執筆。撮影はブラスコ・ジウラート、音楽はイタリアを代表する映画音楽家、「ディスクロージャー」のエンニオ・モリコーネが担当。主演は「愛の報酬/シャベール大佐の帰還」のジェラール・ドパルデュー。共演は「死と処女」の監督ロマン・ポランスキー、「ザ・ブロンド」のセルジョ・ルビーニほか。
    • グリーン・カード

      制作年: 1990
      グリーン・カードを得るため、形だけの結婚をしたフランス人男性とアメリカ人女性が、いつしか恋に落ちていく、ロマンティック・コメディ。エグゼクティブ・プロデューサーは「ニア・ダーク 月夜の出来事」のエドワード・S・フェルドマン、製作・監督・脚本は「いまを生きる」のピーター・ウィアーで、撮影はCM、ドキュメンタリー界出身のジョフリー・シンプソン、音楽は「パシフィック・ハイツ」のハンス・ジマー。出演はハリウッド映画初出演のジェラール・ドパルデュー、アンディ・マクドウエルほか。
    • シラノ・ド・ベルジュラック(1990)

      制作年: 1990
      詩人かつ剣客でありながら、大きな鼻のコンプレックスに悩み、生涯ひとつの恋を貫いた男の生涯を描くエドモン・ロスタンの有名な戯曲の映画化。製作はルネ・クレトマンとミシェル・セイドゥー、監督・脚本は「炎のごとく」('81・V)のジャン・ポール・ラプノー、共同脚本はジャン・クロード・カリエール、撮影はピエール・ロム、音楽をジャン・クロード・プティが担当。出演はジェラール・ドパルデュー、アンヌ・ブロシェほか。
    • ザ・マシーン 私のなかの殺人者

      制作年: 1990
      自ら開発した装置で、殺人鬼と脳を交換した科学者を襲う恐怖を描くサイコ・スリラー。ジャン・ルイ賞、仏推理小説大賞、グーテンベルグ・サスペンス大賞を受賞したルネ・ベネットの『わが体内の殺人者』(邦訳・ハヤカワ文庫)を「夜のめぐり逢い」のフランソワ・デュペロンの監督・脚本で映画化。製作はルネ・クレトマン、撮影は「ベロニカ・フォスのあこがれ」などライナー・W・ファスビンダー作品で知られるディートリッヒ・ローマンが担当。主演は「エリザ」のジェラール・ドパルデュー。共演は「ゴダールの探偵」のナタリー・バイ、フランス演劇界で活躍するディディエ・ブルドンほか。
    • お家に帰りたい

      制作年: 1989
      アラン・レネ監督のカルチャー・ギャップ・コメディ。脚本がアメリカの漫画家で「愛の狩人」の脚本家でもあるジュールス・ファイファー、俳優陣の大部分がブロードウェイ勢という、どこかアメリカが匂うコメディの中に、レネ監督は自分捜しのテーマを潜ませている。89年ヴェネチア国際映画祭脚本賞受賞。
    • ふたり(1989)

      制作年: 1989
      パリの街で出会った男女が、傷つけあいながらも愛を育んでゆく姿を描くラブ・ストーリー。製作はピエール・ゴーシェ、監督・原案・脚本は「フレンチ・コップス」のクロード・ジディ、共同脚本はカトリーヌ・リロワ、撮影はジャン・ジャック・タルべ、音楽はジャン・クロード・プティが担当。出演はマルーシュカ・デートメルス、ジェラール・ドパルデューほか。
    • 美しすぎて

      制作年: 1989
      美しすぎる女性を妻にもった男が別の女性との恋に悩む姿を描く恋愛映画。監督・脚本は「タキシード」のベルトラン・ブリエ、撮影はフィリップ・ルスロが担当。出演はジェラール・ドパルデュー、ジョジアーヌ・バラスコ、キャロル・ブーケほか。日本版字幕は寺尾次郎。カラー。シネスコ。ドルビーステレオ。
    • カミーユ・クローデル

      制作年: 1988
      19世紀末、愛と芸術の葛藤の中で生きた彫刻家カミーユ・クローデルの後半生を描く。製作はクリスチャン・フェシュネール、監督は本作品がデビューになるブルーノ・ニュイッテン。レーヌ・マリー・パリスの原作を基に、脚本・台詞はニュィッテンとマリリン・ゴールディンの共同、撮影はピエール・ロム、音楽はガブリエル・ヤーレが担当。出演は「死への逃避行」のイザベル・アジャーニ、ジェラール・ドパルデューほか。
    • 夜のめぐり逢い

      制作年: 1988
      冬の夜、郊外の高速道路で出会ったある男女の心の動きを描く心理ドラマ。製作はルネ・クレトマン、監督・脚本は本作品が長篇第一作になるフランソワ・デュペイロン、共同脚本はドミニク・ファイス、撮影はシャルリー・ヴァン・ダムが担当。出演はカトリーヌ・ドヌーヴ、ジェラール・ドパルデューほか。
    • 悪魔の陽の下に

      制作年: 1987
      テーマとしてのキリスト教を背景に、一人の神父の行動に話を求めながら底辺に潜む人間の苦悩を描いてゆく。ジョルジュ・ベルナノスの同名小説の映画化で、エグゼキュティヴ・プロデューサーはクロード・アベイユ、製作はジャン・クロード・ブルラとエディット・コルネル、監督・脚本・出演は「愛の記念に」のモーリス・ピアラ、共同脚本はシルビー・ダントン、撮影はウィリー・クラントが担当。音楽はアンリ・デュティユの第一交響曲より間奏曲を使用。主演はジェラール・ドパルデューとサンドリーヌ・ボネール。88年カンヌ映画祭グランプリ受賞作。
    • 愛と宿命の泉

      制作年: 1986
      1920年代のフランスのプロヴァンス地方の農村を舞台に、泉をめぐり二代にわたって展開する愛憎劇。製作はピエール・グルンステイン。マルセル・パニョルの原作を基に「チャオ・パンタン」のクロード・ベリが監督・脚本。共同脚色はジェラール・ブラッシュ、撮影はブルーノ・ニュイッテン、音楽はジャン・クロード・プティが担当。出演は第1部はイヴ・モンタン、ジェラール・ドパルデュー、2部はエマニュエル・ベアール、ダニエル・オートゥイユほか。
    • タキシード(1986)

      制作年: 1986
      娼婦とそのヒモ、そしてこのカップルに割り込んできたホモの泥棒の三人が織り成す奇妙な関係をおもしろ悲しく描いたドラマ。製作はフィリップ・デュサール、監督・脚本は「美しすぎて」のベルトラン・ブリエ、撮影はジャン・パンゼル、音楽はセルジュ・ゲンズブールが担当。出演はジェラール・ドパルデュー、ミュウ・ミュウほか。
    • ソフィー・マルソーの刑事物語

      制作年: 1985
      モーリス・ピアラ監督、ジェラール・ドパルデュー、ソフィー・マルソー共演によるサスペンスドラマ。警察官のマンジャンは、尋問をした女性・ノリアと偶然再会する。「恋など馬鹿げている」と言いながら、マンジャンは次第に彼女に惹かれていき…。【スタッフ&キャスト】監督・脚本・脚色:モーリス・ピアラ 原案・脚本・脚色:カトリーヌ・ブレイヤ 製作:エマニュエル・シュランベルジェ 撮影:ルチャーノ・トヴォリ 出演:ジェラール・ドパルデュー/ソフィー・マルソー/リシャール・アンコニナ/パスカル・ロカール
    • ポリス

      制作年: 1985
      「シラノ・ド・ベルジュラック」のジェラール・ドパルデューが、1985年のヴェネツィア映画祭で最優秀男優賞を受賞した犯罪ドラマ。監督・脚本は「悪魔の陽の下に」のモーリス・ピアラ。原案・共同脚本で「ロマンスX」のカトリーヌ・ブレイヤが参加している。共演は「ワールド・イズ・ノット・イナフ」のソフィー・マルソー、「チャオ・パンタン」のリシャール・アンコニナ、「沈黙の女 ロウフィールド館の惨劇」のサンドリーヌ・ボネール。特集上映「フランス映画の知られざる巨匠 モーリス・ピアラ」で日本劇場初公開。
    • フォート・サガン

      制作年: 1984
      フランスがアフリカで植民地拡大政策をおし進めていた1911年。その尖兵として灼熱のサハラ砂漠で戦う陸軍中尉の恋と死を描く。エグゼキュティヴ・プロデューサーはアルビナ・ドゥ・ボワールヴレイ、監督は「メナース」のアラン・コルノー。ルイ・ガルデルの原作をアンリ・ドゥ・トゥルンヌとルイ・ガルデルとコルノーが共同で脚本化。撮影はブルーノ・ニュイッテン、編集はティエリー・デロクル、音楽はフィリップ・サルドが担当。出演はジェラール・ドパルデュー、ソフィー・マルソー、カトリーヌ・ドヌーヴなど。
      60
    • 傷ついた男

      制作年: 1983
      野性的で危険な雰囲気を漂わせる男に思いを寄せる、繊細で孤独な青年の危険な“恋”の物語。「ラスト・オブ・モヒカン」などの出演作や「蘭の肉体」などの監督作で知られるパトリス・シェローが、当初予定されていたジャン・ジュネの「泥棒日記」の映画化を断念した末に、その精神を生かしたオリジナル企画に変更。小説「ぼくの命を救ってくれなかった友へ」で知られ、九一年にエイズで死去した作家・写真家のエルヴェ・ギベールと共同で脚本を執筆し、監督を手がけた。製作は「愛と宿命の泉」などの監督として知られるクロード・ベリ。撮影は一連のダニエル・シュミット作品や「満月の夜」のレナート・ベルタ。音楽はフィオレンツォ・カルピが担当。主演は「ベティ・ブルー 愛と激情の日々」のジャン・ユーグ・アングラード。共演は「季節のはざまで」のヴィットリオ・メッゾジョルノ(フランス語の吹き替えは「グリーン・カード」のジェラール・ドパルデュー)、「髪結いの亭主」のローラン・ベルタンら。「ポンヌフの恋人」のドニ・ラヴァンが脇役で出演。
    • 溝の中の月

      制作年: 1982
      波止場の裏町を舞台に、貧しい若者の愛を求める姿を描く。製作はリズ・ファイヨル、監督は「ディーバ」のジャン・ジャック・ベネックス。デイヴィッド・グーディスの原作を基にベネックスとオリヴィエ・メルゴーが脚色。撮影はフィリップ・ルスロ、音楽はガブリエル・ヤーレが担当。出演はジェラール・ドパルデュー、ナスターシャ・キンスキーほか。
    • ダントン

      制作年: 1982
      フランス革命の中心的人物、ダントンとロべスピエールのそれぞれの〈革命〉における信念と葛藤を描く。製作はアラン・ドパルデュー、監督は「戦いのあとの風景」のアンジェイ・ワイダ。女流作家スタニスワヴァ・プシビシェフスカ原作の『ダントン事件』を基にブニュエル作品などでおなじみのジャン・クロード・カリエールが脚色、A・ワイダ、アグニエシュカ・ホランド、ボレスワフ・ミハレク、ヤツェク・ガシオロフスキが脚本協力として加わっている。撮影はイゴール・ルター、音楽はジャン・プロドロミデス、美術はアラン・スタルスキ、編集はアリナ・プリュガル・ケトリング、衣装はイヴォンヌ・サシノー・ド・ネスルが担当。主演はジェラール・ドパルデュー。ヴォイツェフ・プショニャック、パトリス・シェロー、ロジェ・プランション、ジャック・ヴィルレ、アンゲラ・ヴィンクラー、ボグスワフ・リンダなど。
    • 隣の女

      制作年: 1981
      妻と息子をもち平凡な生活を送っていた男と、偶然彼の隣に引越して来た昔の恋人との激しい恋と葛藤を描く。監督は「終電車」のフランソワ・トリュフォー、原案・脚本はトリュフォー、シュザンヌ・シフマン、「恋のマノン」(67)の監督で知られるジャン・オーレル、撮影は日本初登場のウィリアム・ルプシャンスキー、音楽はジョルジュ・ドルリュー、編集はマルティーヌ・バラーク、美術はジャン・ピエール・コユ・スヴェルコ、製作責任はアルマン・バルボウ、録音はミシェル・ローランが各々担当。出演はジェラール・ドパルデュー、ファニー・アルダン、アンリ・ガルサン、ミシェール・ボームガルトネル、ヴェロニク・シルヴェル、ロジェ・ヴァン・オール、フィリップ・モリエ・ジュヌーなど。ロケはすべてグルノーブル近郊で行なわれた。
      60
    • 終電車

      制作年: 1981
      ナチ占領下の混乱のパリを舞台に劇場を守る一人の女優の愛を描く。製作・監督は「緑色の部屋」のフランソワ・トリュフォー、脚本はトリュフォーとシュザンヌ・シフマン、台詞はトリュフォー、シフマンとジャン・クロード・グランベルグ、撮影はネストール・アルメンドロス、音楽はジョルジュ・ドルリュー、編集はマルティーヌ・バラーク、マリー・エーメ・デブリルとジャン・フランソワ・ジル、美術はジャン・ピエール・コユ・スヴェルコが各々担当。出演はカトリーヌ・ドヌーヴ、ジェラール・ドパルデュー、ジャン・ポワレ、ハインツ・ベネント、アンドレア・フェレオル、サビーヌ・オードパン、ジャン・ルイ・リシャール、モーリス・リッシュなど。
      60
    • アメリカの伯父さん

      制作年: 1980
      女性一人男性二人の行動や心理の動きを臨床心理学的な視点から分析しながら人間の心理と病理、記憶と行動との関係等を描く。製作はミシェル・フォール、監督は「プロビデンス」のアラン・レネ、助監督はレネ夫人のフロランス・マルローとジャン・ルオン、脚本はジャン・グリュオー、撮影はサッシャ・ヴィエルニー、音楽はアリエ・ジェルラトカ、編集はアルベール・ジュルジャンソン、美術はジャック・ソルニエ、衣裳はカトリーヌ・ルテルリエが各々担当。出演はジェラール・ドパルデュー、ニコール・ガルシア、ロジェ・ピエール、・マリー・デュボア、ネリー・ボルジョー、ピエール・アルディティ、ジェラール・ダリュウ、アンリ・ラボリ教授など。
    • 仮面・死の処方箋

      制作年: 1978
      フランスの一地方都市の医師界を舞台に善や正義という名の仮面の下に息づく人間の本性を描く。製作はジャック・ドルフマン、製作協力はフランシス・ジロー、監督はジャック・ルーフィオ、脚本はジョルジュ・コンションの原作を彼とジャック・ルーフィオ、ジャン・ルイ・シュヴァリエが脚色。撮影はアンドレアス・ヴァインディング、音楽はフィリップ・サルドが各々担当。出演はミシェル・ピッコリ、ジェラール・ドパルデュー、ジェーン・バーキン、マリナ・ヴラディ、シャルル・ヴァネル、ミシェル・オークレールなど。地方公開時「イノセント」と二本立てで上映された。
      60
    • 甘くない砂糖

      制作年: 1978
      砂糖が不足するという砂糖パニックを利用してひと稼ぎしようとする若い詐欺師と彼に利用される初老の男の奇妙な交流を描く。監督は「仮面・死の処方箋」のジャック・ルーフィオ。脚本はゴンクール賞作家ジョルジュ・コンションとルーフィオ、撮影はルネ・マトゥラン、音楽はフィリップ・サルド、編集はジュヌヴィエーヴ・ウィンディング、美術はクロード・ルノワールが各々担当。出演はジャン・カルメ、ジェラール・ドパルデュー、ミシェル・ピッコリ、ネリー・ボルジョー、ジョルジュ・デクリエール、ロジェ・アナン、マルト・ヴィラロンガなど。
    • ハンカチのご用意を

      制作年: 1978
      子供のできない若い夫婦の奇妙な愛のつながりを描く。製作はジョルジュ・バロン、監督・脚本は「バルスーズ」のベルトラン・ブリエ、撮影はジャン・パンゼル、音楽はジョルジュ・ドルリューが各々担当。出演はジェラール・ドパルデュー、パトリック・ドベール、キャロル・ロール、ミシェル・セローなど。
    • 左利きの女

      制作年: 1977
      『アメリカ,家族のいる風景』のヴィム・ヴェンダース製作の人間ドラマ。ノーベル文学賞作家であり、ヴェンダース作品の脚本家でもあるP・ハントケが監督。12ヶ月連続名作上映プロジェクト「12ヶ月のシネマリレー」にて4Kレストア版が日本初上映。
    • バイバイ・モンキー コーネリアスの夢

      制作年: 1977
      マンハッタンを舞台に、コミュニケートが苦手な異国人青年の孤独を描くシニカル・ドラマ。製作はジョルジョ・ノチェッラとモーリス・ベルナール、イヴ・ガセール、イヴ・ペイロ、監督・原案・脚本は「未来は女のものである」のマルコ・フェレーリ、共同脚本はジェラール・ブラッシュとラファエル・アズコーナ、撮影はルチアーノ・トヴォリ、音楽はフィリップ・サルドが担当。出演はジェラール・ドパルデュー、マルチェロ・マストロヤンニほか。伊語タイトルは“Cia Maschio”仏語タイトルは“Reve De Singe”
    • シルヴィア・クリステルのピンク泥棒

      制作年: 1977
      「エマニエル夫人」シリーズのシルヴィア・クリステル主演によるエロティックコメディ。42年のパリ。宝石強盗で逮捕されたルネ・ギリエールは精神異常者を装って精神病院に入院。やがてそこも脱走し、警察官のマルカンに匿ってもらうが…。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:フランシス・ジロー 製作:ジャック・エリック・ストラウス 原作:ロジェ・ボルニッシュ 脚本:ジャック・ルーフィオ 出演:シルヴィア・クリステル/ジェラール・ドパルデュー/ミシェル・ピッコリ
    • ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ

      制作年: 1976
      トラックでゴミを運ぶ仕事をしながら町を転々とする若者二人が、ふと立ち寄ったスナックで少年のような少女と出会い三人の間で複雑な恋愛感情が交錯するさまをムーディに描く。監督・脚本・音楽を担当したセルジュ・ゲンズブールが当時妻だったジェーン・バーキンと共に吹き込んだ同名のレコード・アルバムをヒントに映画化したもの。製作はジャック・エリック・ストラウス、撮影はウィリー・クラントとヤン・レ・マッソン、美術はテオバール・ムーリッスが担当。出演はジェーン・バーキン、ジョー・ダレッサンドロ、ユーグ・ケステル、ルネ・コルデホフ、ジェラール・ドパルデューなど。英語サウンド・トラック。2010年6月5日にデジタル・リマスター版が「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」と改題して公開。
      70
    • 1900年

      制作年: 1976
      1900年の同じ日に生まれた身分の異なる二人の男子が激動の時を経て成長しそれぞれの人生をまっとうする姿を描く二部構成の長編ドラマ。製作はアルベルト・グリマルディ、製作主任はマリオ・ディ・ビアーゼ、監督は「ルナ」のベルナルド・ベルトルッチ、脚本はフランコ・アルカッリ、ジュゼッペ・ベルトルッチ、ベルナルド・ベルトルッチ、撮影はヴィットリオ・ストラーロ、音楽はエンニオ・モリコーネが担当している。出演はバート・ランカスター、ロバート・デ・ニーロ、ロモロ・ヴァッリ、ドミニク・サンダ、スターリング・ヘイドン、ジェラール・ドパルデュー、ステファニア・サンドレッリ、アリダ・ヴァリなど。
    • バロッコ

      制作年: 1976
      最愛の恋人と瓜二つでありながら、同時にその恋人を殺した犯人でもある男と不条理な愛に落ちてゆく女の姿をフィルム・ノワールタッチの中に描くミステリー。製作はアラン・サルドとアンドレ・ジェノーヴェ、監督は「ランデヴー」のアンドレ・テシネ、脚本はテシネとマリリン・ゴールディンの共同、撮影は「ラ・ピラート」のブルーノ・ニュイッテン、音楽はフィリップ・サルドが担当。出演はイザベル・アジャーニ、ジェラール・ドパルデューほか。
    • 友情(1974)

      制作年: 1974
      「ギャルソン!」のクロード・ソーテ監督、イヴ・モンタン主演によるドラマ。共演はミシェル・ピコリ、セルジュ・レジアーニ。
    • 事件(1973)

      制作年: 1973
      NHK衛星第2で放映。
    • バルスーズ

      制作年: 1973
      二人の不良青年の八方破れな生き方を描くコメディ。製作はポール・クロードン、監督は「ヒットラーなんか知らないよ」のベルトラン・ブリエ、脚本はブリエ自身とフィリップ・デュマルセーの共同、撮影はブルーノ・ニュイッテン、音楽はステファン・グラッペリが各々担当。出演はジェラール・ドパルデュー、ミュウ・ミュウ、パトリック・ドベール、ジャンヌ・モロー、ブリジット・フォッセー、ジャック・シャイユー、ミシェル・ペーレロンなど。
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