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大谷巖の関連作品 / Related Work
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御用牙 かみそり半蔵地獄責め
制作年: 1973“御用牙”シリーズ二作目。板見半蔵こと“かみそり半蔵”がその正義感から彼が考え出した拷問術と鍛えあげたセックスなどを駆使して権力の恥部を掴み、体制の壁を突き崩す活躍を描く。小池一雄・作、神田たけ志・画の劇画「御用牙」の映画化。脚本・監督は「音楽」の増村保造。撮影は「子連れ狼 親の心子の心」の宮川一夫がそれぞれ担当。90点 -
新座頭市 破れ!唐人剣
制作年: 1971日本の豪剣、魔剣と対決してきた座頭市が、はじめて異国の唐人剣と対峙する。脚本は安田公義と「忍びの衆」の山田隆之。監督は「怪談累が淵(1970)」の安由公義。撮影も同作の牧浦地志がそれぞれ担当。64点 -
四谷怪談 お岩の亡霊
制作年: 1969鶴屋南北の原作「東海道四谷怪談」を「座頭市果し状」の直居鉄哉が脚色し、「関東おんな悪名」の森一生が監督した。撮影は「用心捧兇状旅」の武田千吉郎が担当。戦後七度目の映画化。 -
眠狂四郎無頼控 魔性の肌
制作年: 1967柴田錬三郎の原作を、「にせ刑事」の高岩肇が脚色し、「新書・忍びの者」の池広一夫が監督した“眠狂四郎”シリーズ第九作目。撮影は「東京博徒」の竹村康和。48点 -
雪之丞変化(1963)
制作年: 1963昭和十年朝日新聞連載三上於菟吉同名の原作から「王将(1962)」の伊藤大輔と「抜打ち鴉」の衣笠貞之助が共同で脚色、「私は二歳」の和田夏十がシナリオ化。市川崑が監督した仇討ちもの。撮影もコンビの小林節雄。出演は「秦・始皇帝」長谷川一夫、山本富士子、勝新太郎、若尾文子、「秦・始皇帝」「陽気な殿様」の市川雷蔵、真城千都世、尾上栄五郎など。90点 -
消えた小判屋敷
制作年: 1958香住春吾の原作を、「人肌孔雀」の松村正温が脚色、「千両槍」の天野信が監督した推理時代劇。撮影は「流れ星十字打ち」の今井ひろし。「人肌孔雀」の梅若正二、「白蛇小町」の毛利郁子、ほかに美川純子・千葉敏郎などが出演している。 -
雪の渡り鳥
制作年: 1957長谷川伸の同名戯曲の映画化で、いわゆる鯉名の銀平を主人公とした股旅時代劇。同じ原作からこれまで衣笠貞之助によって「鯉名の銀平」(昭和八年)「月の渡り鳥」(二十六年)と二度も映画化されている。今回は「鳴門秘帖(1957)」の共同脚色者の一人、犬塚稔が脚色、「赤胴鈴之助 新月塔の妖鬼」の加戸敏が監督した。撮影は「三日月秘文」の竹村康和。主演は「鳴門秘帖(1957)」の長谷川一夫(前作「月の渡り鳥」と同じ銀平の役)同じく山本富士子、「森の石松(1957)」の黒川弥太郎と阿井美千子、そのほか志村喬、小堀明男、清水元など。色彩は大映カラーで、大映初の「大映スコープ」版。 -
天使もお年ごろ(二部作)
制作年: 1956美しい友情と明るい恋愛を描いた青春明朗篇。中野実の原作を、ベテラン柳川真一が脚色、「ボロ靴交響楽」の西村元男が監督した。撮影は「花の兄弟(1956)」の竹村康和。主な出演者は「処刑の部屋」の梅若正義、新スター藤間大輔、「屋根裏の女たち」の浜口喜博、「あさ潮ゆう潮」の南左斗子、「怪猫五十三次」の若松和子、「折鶴七変化 (前後編)」の春風すみれ。その他真風圭子、水戸光子、滝花久子、岡村文子など。 -
黒帯嵐
制作年: 1953読切読物倶楽部に連載された甲斐克彦の原作を、「砂絵呪縛(1953)」の八尋不二が脚色、「木曽路の子守唄」の加戸敏、武田千吉郎が監督、撮影にあたった。「血闘(1953)」の三田隆、「怪談佐賀屋敷」の伏見和子、「坊っちゃん(1953)」の藤間紫、「地獄門」の小柴幹治、千田是也、「続砂絵呪縛 雪女郎」の杉山昌三九などが出演している。 -
関の弥太ッぺ(1953)
制作年: 1953すでに幾度か映画化された長谷川伸の原作を阿蘇太郎が脚色、「浅間の鴉」の田坂勝彦が監督した。「花の講道館」の牧田行正、「悲剣乙女桜」の渡辺浦人がそれぞれ撮影、音楽を担当している。「浅間の鴉」の黒川弥太郎、「花の講道館」の山本富士子、「凸凹太閤記」の坂東好太郎、「右門捕物帖 からくり街道」の霧立のぼる、その他が出演している。 -
雨月物語
制作年: 1953上田秋成の「雨月物語」九話のうち「蛇性の婬」「浅茅が宿」の二つを採って自由にアレンジした川口松太郎の小説(オール読物)を原型として、川口松太郎、依田義賢が共同脚色した。製作の永田雅一、企画の辻久一、共に「大仏開眼」のトップ・スタッフ。監督、撮影は「お遊さま」以来のコンビ溝口健二と宮川一夫である。早坂文雄、伊藤熹朔がそれぞれ音楽・美術面の総監督にあたり、風俗考証を甲斐荘楠音、舞及び謡曲の指導を観世流の小寺金七がする。キャストは「大仏開眼」の京マチ子、水戸光子、「煙突の見える場所」の田中絹代、「妖精は花の匂いがする」の森雅之などの他俳優座の小沢栄、青山杉作が出演する。第13回ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞受賞。90点 -
あの手この手(1952)
制作年: 1952朝日放送の連続ラジオドラマ、京都伸夫作『アコの贈物』の映画化で、企画は「大仏開眼」の辻久一。脚色監督を「足にさわった女(1952)」の市川崑が担当し、共同脚色は和田夏十、音楽黛敏郎、ともに「足にさわった女(1952)」の顔ぶれである。撮影は「腰抜け巌流島」の武田千吉郎。「二つの処女線」の久我美子、「牛若丸」の水戸光子、「千羽鶴(1953)」の森雅之、「勘太郎月夜唄」の堀雄二らをたすけて津村悠子、望月優子、大伴千春、伊藤雄之助、平井岐代子、近衛敏明、荒木忍等が助演する。 -
羅生門 デジタル完全版
制作年: 19501951年ヴェネチア国際映画祭グランプリ金獅子賞、52年米アカデミー賞名誉賞(最優秀外国語映画賞)を受賞した黒沢明監督作品「羅生門」を、ハリウッド最高のデジタル技術を駆使し、映像・録音を本来の状態に蘇らせた。撮影は「雨月物語」の宮川一夫。出演は、「七人の侍」の三船敏郎、「地獄門」の京マチ子。80点- 感動的な
- 重厚感のある
- かっこいい
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狙われた女(1948)
制作年: 1948「好色五人女」につぐ大映京都の時代もので、脚本は東宝「新馬鹿時代」「青い山脈(1949)」(今井正と共同)の小国英雄、監督は「おしどり笠」「山猫令嬢」の森一生。大映と新契約した嵐寛寿郎が「闇を走る馬車」「龍虎伝」以来一年二ヶ月ぶりで「好色五人女」の花柳小菊、「親馬鹿大将」の金語楼と組んで主演する。他に漫才の一路、突破が特出し、映画久しぶりの沢村貞子に、これまた終戦後初の市川男女之助、「かくて忍術映画は終わりぬ」「春爛漫狸祭」の新人日高澄子が助演する。 -
三十三の足跡
制作年: 1948企画は「狙われた女」「千姫御殿(1948)」の辻久一、「七つの顔」「十三の眼」「二十一の指紋」につぐ片岡千恵蔵の伴内シリーズで、脚本は「にっぽんGメン」「黒雲街道」の比佐芳武、演出は「黒雲街道」につぐ松田定次である。カメラは「王将(1948)」の石本秀雄の担当。出演者は「黒雲街道」につぐ片岡千恵蔵のほか「四人目の淑女」の木暮実千代「月光城の盗賊」の喜多川千鶴「大島情話」の月形龍之介「陽気な街」の杉狂児「のらくら海浜騒動」の曉照子「情熱の人魚」の山本礼三郎らである。