高瀬鎮夫の関連作品 / Related Work

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  • 真夜中の青春

    制作年: 1971
    何不自由なく育った富豪の息子が、黒人スラム街で経験する愛とヒューマニズムと現実との相剋をユーモラスなタッチで描いた映画。製作はノーマン・ジュイソン、監督は編集から転身のハル・アシュビー、脚本はウィリアム・ガン、撮影はゴードン・ウィリス、音楽はアル・クーパーがそれぞれ担当。出演はボー・ブリッジス、「夜の大捜査線」のリー・グラント、「ポギーとベス」のパール・ベイリー、ダイアナ・サンズ、ルイス・ゴゼット、新人のマーキー・ベイなど。2025年1月24日よりハル・アシュビー特集にて劇場上映。
  • マクベス(1971)

    制作年: 1971
    シェイクスピア原作の『マクベス』の映画化。アメリカの「プレイボーイ」誌のニュー・M・ヘフナー社長が設立したプレイボーイ・プロダクション製作の第1作。製作総指揮はヒュー・M・ヘフナー、製作はアンドリュー・ブランスバーグ、監督は「吸血鬼」のロマン・ポランスキー、シェイクスピアの原作をポランスキーとケネス・タイナンが脚色。撮影はギル・テイラー、音楽はザ・サード・イアー・バンド、編集はアリステア・マッキンタイアが各々担当。出演はジョン・フィンチ、フランセスカ・アニス、マーティン・ショー、ニコラス・セルビー、ジョン・ストライド、ステファン・チェイス、ポール・シェリー、テレンス・ベイラー、アンドリュー・ローレンス、フランク・ワイリーなど。
  • ラスト・ラン

    制作年: 1971
    かつては犯罪人の名運び屋が、平穏で孤独な生活に耐えきれず、命を賭けた最後の脱出行を試みるアクション映画。製作はカーター・デ・ヘブン、監督は「トラ・トラ・トラ!」のリチャード・フライシャー、脚本はアラン・シャープ、撮影はスヴェン・ニクヴィスト、音楽はジェリー・ゴールドスミスがそれぞれ担当。出演は「パットン大戦車軍団」のジョージ・C・スコット、トニー・ムサンテ、トリッシュ・ヴァン・デヴァー、コリーン・デューハースト、アルド・サンブレルなど。
  • レッドバロン(1971)

    制作年: 1971
    “赤い男爵”として知られる“紳士的戦士”のマンフレッド・フォン・リヒトホーフェンの最後を描き、栄光と名誉の戦いからビジネスとしての殺りく戦争への大きな転換時代を描破する。製作は「アドベンチャー」のジーン・コーマン、監督は、ジーンの実兄の「ワイルド・エンジェル」のロジャー・コーマン、脚本はジョン・ウィリアム・コリントン、撮影はマイケル・リード、音楽はヒューゴー・フリードホーファー、編集はゲオルグ・ファン・ノイが各々担当。出演は「軍曹」のジョン・フィリップ・ロー、ドン・ストラウド、コリン・レッドグレーヴ、カレン・ヒューストン、バリー・プリマスなど。
    50
  • ラスト・ショー

    制作年: 1971
    テキサスのある小さな町を舞台に、多感な青春の夢とその終わりを主題として、アメリカという国の失われた夢の終わりをも描き出す。音楽は1951年から52年にかけて流行したハンク・ウィリアムス、エディ・アーノルドなどのヒット曲を30枚のレコードから選出した。製作指揮はバート・シュナイダー、製作はスティーブン・フリードマン、監督はピーター・ボグダノヴィッチ、ラリー・マクマートリーの原作をマクマートリー自身とボグダノヴィッチが脚色した。撮影はロバート・サーティーズ、編集はドン・キャンバーンが各々担当。出演はティモシー・ボトムズ、ジェフ・ブリッジス、シビル・シェパード、ベン・ジョンソン、クロリス・リーチマン、エレン・バースティン、アイリーン・ブレナンなど。
    60
  • ホスピタル(1971)

    制作年: 1971
    大病院のメカニックな機構の弱点と盲点を衝き、そこに働く人たちの死に対する不感症、患者に対する唯物感を描く。1971年度アカデミー脚本賞、72年ベルリン映画祭銀熊賞受賞。製作はハワード・ゴットフリード、監督はアーサー・ヒラー、脚本はパディ・チャイエフスキー、撮影はヴィクター・J・ケンパー、音楽はモーリス・サーディン、編集はエリック・アルバートソンが各々担当。出演はジョージ・C・スコット、ダイアナ・リグ、バーナード・ヒューズ、ナンシー・マーチャンド、スティーブン・エリオット、ドナルド・ハロン、ロバーツ・ブラッサムなど。
    60
  • ベッドかざりとほうき

    制作年: 1971
    通信教育で猛勉強中のアマチュア魔女の魔法がまきおこすファンタジーとミュージカルとアドベンチャーを描く。原作はメアリー・ノートンの「魔法のベッド飾り」。製作は「メリー・ポピンズ」のビル・ウォルシュ監督はビル・ウォルシュと名コンビを謳われる「フラバァ・デラックス(新フラバー)」のロバート・スティーヴンソン、脚本はウォルシュとドン・ダグラディ、撮影はフランク・フィリップス、音楽はアーウィン・コスタル、編集はコットン・ウォーバートンが各々担当。出演はアンジェラ・ランズベリー、デイヴィッド・トムリンソン、ロディ・マクドウォール、サム・ジャッフェ、ジョン・エリクソン、シンディ・オカラハン、ロイ・スイート、イアン・ウエイヒルなど。
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    • 感動的な
  • わが緑の大地

    制作年: 1971
    夫人のジョアン・ウッドワードを主演させ、監督第1作「レーチェルレーチェル」を撮ったポール・ニューマンが監督する第2作目。製作はジョン・フォアマン、フランク・カフェイ、ケン・ケーシーの原作をジョン・ゲイが脚色した。撮影はリチャード・ムーア、音楽はヘンリー・マンシーニ、編集はボブ・ワイマンが各々担当。出演はポール・ニューマン、ヘンリー・フォンダ、リー・レミック、マイケル・サラザン、リチャード・ジャッケル、リンダ・ローソンなど。
    60
  • 男と女のあいだ

    制作年: 1971
    原作者のロイス・グールドが“危機に際し、人は友情という名のもとに何をしたのか”というテーマのもとに書いた小説“Such Good Friends”の映画化。大都会ニューヨークを舞台に、次々に友情に裏切られる人妻を通し、性と友情のあり方を描く。製作・監督は「夕陽よ急げ」のオットー・プレミンジャー、脚色はエスター・デール、音楽はトーマス・Z・シェパード、撮影はゲイン・レシャー、編集はハリー・ハワード、美術はルーベン・ター・アルトゥニアンが各々担当。出演はダイアン・キャノン、ジェームズ・ココ、ジェニファー・オニール、ケン・ハワード、ニナ・フォック、ローレンス・ラッキンビル、ルイーズ・レッサー、バージェス・メレディス、サム・レベーン、ウィリアム・レッドフィールド、ジェームズ・ベアードなど。
  • 地球最後の男 オメガマン

    制作年: 1971
    細菌戦争の被害から、唯一人まぬがれた男が、異様な生き残りの一団によって呪いの追撃を受けるというSFアクション。製作は「ナンバー・ワン物語」のウォルター・セルツァー、監督は「フロリダ万才」のボリス・シーガル、脚本はジョン・ウィリアムとジョイス・フーパー・コリントンの共同、撮影は「モダンミリー」のラッセル・メティ、音楽は「いつも心に太陽を」のロン・グレーナー、編集はウィリアム・ジーグラーが各々担当。出演はチャールトン・ヘストン、「オール・アメリカン・ボーイ」のロザリンド・キャッシュ、「ウィル・ペニー」のアンソニー・ザーブ、「バニシング・ポイント」のポール・コスロなど。
    70
  • おもいでの夏(1971)

    制作年: 1971
    性への好奇心と、美しく優しい年上の女性への思慕の情と、同時に湧き起こる思春期を迎えた少年の微妙な心理をノスタルジックな感覚で描いた作品。製作は29歳の新進気鋭のプロデューサー、リチャード・ロス、監督は「レッド・ムーン」「幸せをもとめて」のロバート・マリガン、脚本はハーマン・ローチャー、撮影は「コレクター」「卒業」のロバート・サーティース、音楽は「シェルブールの雨傘」「華麗なる賭け」のミシェル・ルグラン、編集はフォルマー・ブラングステッドがそれぞれ担当。出演は「リオ・ロボ」のジェニファー・オニール、16歳の新人ゲーリー・グライムス、19歳で俳優志望のジェリー・ハウザー、オリヴァー・コナント、キャサリン・アレンタック、クリストファー・ノリス、ルー・フリッゼルなど。
    90
  • 海底都市

    制作年: 1971
    80年後の海底につくられた巨大な都市を舞台に、スリルとサスペンスをみなぎらせてストーリーが展開するSF映画。製作・監督はアーウィン・アレン、脚本はジョン・メレディス・ルーカス、原作はアーウィン・アレン、撮影はケネス・ピーチ、音楽はリチャード・ラサールがそれぞれ担当。出演は「素晴らしきヒコーキ野郎」のスチュアート・ホイットマン、ローズマリー・フォーサイス、ロバート・ワグナー、ロバート・コルバート、スザナ・ミランダなど。
  • 最後の弾丸

    制作年: 1971
    列車強奪の分け前を、奇妙なことから奪い返すアクション西部劇。製作はロバート・アーサー、監督は「シェナンドー河」のアンドリュー・V・マクラグレン、ウィリアム・ロバーツの原作をドン・テイトとディック・ネルソンが共同脚色、撮影はアルリック・エデンス、音楽はデイヴィッド・シャイア、編集はロバート・シンプソンが各々担当。出演は「西部開拓史」のジョージ・ペパード、ダイアナ・マルダー、ジョン・ヴァーノン、フランス・ニューエンなど。
  • 恐怖のメロディ

    制作年: 1971
    アメリカで最も人気のある映画スター、クリント・イーストウッドが初めて監督する。製作はロバート・デイリー、ジョー・ヘイムズの原作をディーン・リーズナーとヘイムズ自身が脚色した。撮影はブルース・サーティーズ、音楽はディー・バートン、編集はカール・ピンジトアが各々担当。出演はクリント・イーストウッド、ジェシカ・ウォルター、ドナ・ミルズなど。なお、「真昼の死闘」「ダーティハリー」など、イーストウッドとコンビを組んできたドン・シーゲル監督が、彼の処女作品を記念して、バーテンダーの役で友情出演している。
    80
  • 荒野に生きる

    制作年: 1971
    未開時代のアメリカ北西部を舞台に、瀕死の身を荒野に置き去りにされた男の生命力と復讐を描く。製作はサンフォード・ハワード、監督はリチャード・C・サラフィアン、1823年に実際にあった「アリカラ事件」をもとにジャック・デ・ウィットが脚本を執筆した。撮影はゲリー・フィッシャー、音楽はジョニー・ハリス、編集はジョフリー・フットが各々担当。出演はリチャード・ハリス、ジョン・ヒューストン、ジョン・ビンドン、ベン・カラザース、ジェームズ・ドゥーハンなど。
    50
  • コールガール(1971)

    制作年: 1971
    都会の混沌に犯人を追う警官の執念と、事件にからんだコールガールとのふれあいを描く。製作・監督は「くちづけ」のアラン・J・パクラ、脚本はアンディ・ルイスとデーブ・ルイスの共同、撮影は「真夜中の青春」のゴードン・ウィリス、美術はジョージ・ジェンキンス、音楽はマイケル・スモール、編集は「十二人の怒れる男」のカール・ラーナーがそれぞれ担当。出演は「ひとりぼっちの青春」のジェーン・フォンダ、「M★A★S★H(マッシュ)」のドナルド・サザーランド、チャールズ・チオッフィ、ロイ・シャイダー、ドロシー・トリスタン、リタ・ガム、ヴィヴィアン・ネイザンなど。
    60
  • ギャンブラー

    制作年: 1971
    荒くれ男どもが集まる開拓期の炭鉱町を舞台に、賭博場を経営する伊達男のギャンブラーと、売春宿の女将を中心に男対男の戦いを描く。製作はデビッド・フォスターとミッチェル・ブロウアー、監督は「バード・シット BIRD★SHIT」のロバート・アルトマン、エドモンド・ノートンの小説「マッケイブ」をアルトマンとブライアン・マッケイが脚色した。撮影は「さすらいのカウボーイ」のヴィルモス・ジグモンド。音楽はレオナード・コーエン、編集はルー・ロンバードが各々担当。出演は「俺たちに明日はない」のウォーレン・ベイティ、「遥か群集を離れて」のジュリー・クリスティ、他にルネ・オーベルジョノワ、ヒュー・ミレース、シェリー・デュヴァルなど。
  • クイン・メリー 愛と悲しみの生涯

    制作年: 1971
    流血、陰謀が渦まく16世紀スコットランドに生きた悲劇の女王メリー・スチュアートの物語。製作はハル・B・ウォリス、監督はチャールズ・ジャロット、脚本はジョン・ヘール、撮影はクリストファー・チャリス、音楽はジョン・バリー、編集はリチャード・マーデン、衣装はマーガレット・ファースが各々担当。出演は女王メリーにヴァネッサ・レッドグレーヴ、エリザベス女王にグレンダ・ジャクソン、他にパトリック・マクグーハン、ティモシー・ダルトン、ナイジェル・ダベンポート、トレバー・ハワード、ダニエル・マッセイ、イアン・ホルムなど。
  • くたばれ!ダーリン

    制作年: 1971
    女にかけてはモーレツな既婚男の浮気ぶりを、男の悲哀をこめて描いたコメディー。製作総指揮はデイヴィッド・L・ウォルバー、製作はスタン・マーグリース、監督はメル・スチュアート、脚本はロバート・カウフマン、撮影はヴィリス・ラテニークス、音楽はラロ・シフリン、編集はデイヴィッド・サクソンがそれぞれ担当。出演は「M★A★S★H(マッシュ)」のエリオット・グールド、「真夜中のカーボーイ」のブレンダ・ヴァッカロ、新人のエンジェル・トンプキンス、ダブニー・コールマン、レオナルド・ストーンなど。
  • 刑事キャレラ 10+1の追撃

    制作年: 1971
    南仏の保養地ニースに起こった不気味な連続殺人事件をめぐって、キャレラ刑事の活躍を描く。製作は「シシリアン」のジャック・E・ストラウス、監督はフィリップ・ラブロ、エド・マクベインの原作をラブロとジャック・ライズマンが共同脚色した。撮影は「君に愛の月影を」のジャン・パンゼ、音楽はエンニオ・モリコーネ、編集はクロード・バロワが各々担当。出演は「流れ者」のジャン・ルイ・トランティニアン、「初恋(1971)」のドミニク・サンダ、サッシャ・ディステル、カルラ・グラビナ、ポール・クローシェ、ローラ・アントネリ、ジャン・ピエール・マリエルなど。
    60
  • 西部無法伝

    制作年: 1971
    奴隷廃止論が盛んになってきた南北戦争直前。白と黒とでコンビを組んで荒らし回った痛快なペテン師の物語。製作はハリー・ケラー、監督は「怒りを胸にふり返れ」のポール・ボガート、リチャード・アラン・シモンズの原作をピエール・マートンとジョン・L・ゴダードが脚色、撮影はフレッド・コーネカンプ、音楽はデイヴィッド・シャイアが各々担当。出演は「地平線から来た男」のジェームズ・ガーナー、「真夜中の青春」のルイス・ゴセット・ジュニア、「マンハッタン無宿」のスーザン・クラーク、「課外教授」のブレンダ・サイクス、アンドリュー・ダガンなど。
    60
  • 004/アタック作戦

    制作年: 1971
    フランス革命を背景に架空の双生児兄弟を歴史上の実在の人物にからませた風刺コメディー。製作と監督は「お呼びの時間」「クルーゾー警部」の名コンビ、ノーマン・レアとバッド・ヨーキン、脚本はフレッド・フリーマンとローレンス・J・コーエン、撮影はジャン・トゥールニエ、音楽はジョン・アディソンが各々担当。出演は「キャンディ」のエバ・オーリン、「俺たちに明日はない」のジーン・ワイルダー、「コールガール」のドナルド・サザーランド、ヒュー・グリフィス、ジャック・マッゴーラン、ビリー・ホワイトロウなど、オーソン・ウェルズがナレーターとして初めと終わりに特別出演している。
  • 地平線から来た男

    制作年: 1971
    そのヌーボーとした風采によって凄腕のガンマンと勘違いされ、思わぬ事態が次々と起こる。総製作・監督はバート・ケネディ、製作はビル・フィネガン、脚本はジェームズ・エドワード・グラント、撮影はハリー・ストラドリング、音楽はジャック・エリオット、エリン・ファーガソンがそれぞれ担当。出演は「夕陽に立つ保安官」のジェームズ・ガーナー、スザンヌ・プレシェット、チャック・コナーズ、ジョン・デナー、マリー・ウィンザー、ジャック・エラム、ハリー・モーガン、ジョーン・ブロンデルなど。日本語版監修は高瀬鎮夫。デラックスカラー、ビスタサイズ。1971年作品。
    65
  • 小さな冒険者

    制作年: 1971
    アイルランドとイギリスの微妙な対立関係を背景に、遺産相続をめぐって大人の薄汚ない欲望の罠に落とし込まれる幼い兄妹の恐怖を描いた作品。製作・監督は「ソルジャー・ブルー」のラルフ・ネルソン。ウォルター・マッケンの原作をネルソンとフランク・ガブリエルソンが脚色、撮影はハリー・ワックスマン、音楽はロイ・バッド、編集はジョン・ジンプソンが各々担当。出演は「オリバー」のロン・ムーディー、「小さな恋のメロディ」のジャック・ワイルド、ドロシー・マクガイア、「マイ・フェア・レディ」のスタンレー・ハロウェイ、へレン・レイ、ウィリアム・ラッシュトンなど。
  • 白い肌の異常な夜

    制作年: 1971
    女性特有の愛憎の心理構造を鋭くえぐった作品。製作・監督は「刑事マディガン」のドン・シーゲル、トーマス・カリナンの原作をジョン・B・シェリーとグライムス・グリスが共同脚色、撮影はロバートの息子ブルース・サーティーズ、音楽はラロ・シフリン、編集はカール・ピンジトアが各々担当。出演は「真昼の死闘」のクリント・イーストウッド、ジェラルディン・ペイジ、エリザベス・ハートマン、ジョー・アン・ハリス、パメリン・ファーディンなど。
    64
  • 断絶

    制作年: 1971
    車に乗ってアメリカ中を渡り歩く3人のストリート・レーサーたちの愛と孤独を描く。製作はマイケル・S・ラーフリン、監督・編集はアメリカ映画を初めて手がけるイギリス人のモンテ・ヘルマン。ウィル・コリーの原案をルディ・ワーリッツァーとウィル・コリーが脚本化した。撮影はジャック・デールソン、音楽はビリー・ジェームズが各々担当。出演はジェームズ・テイラー、ウォーレン・オーツ、ローリー・バード、デニス・ウィルソンなど。
  • 11人のカウボーイ

    制作年: 1971
    ゴールドラッシュで男たちが金を深しに行ってしまったため、牛の大群の輸送に困り果てた牧場主が、仕方なく少年カウボーイを雇い入れ、400マイルの荒野を横断していく。製作・監督は「華麗なる週末」のマーク・ライデル、脚色は、原作を書いたウィリアム・デール・ジェニングスとアーヴィング・ラヴェッチ、ハリエット・フランク・ジュニアの3人、撮影は「おもいでの夏」で、3度目のアカデミー賞を受賞したロバート・サーティース、音楽は「屋根の上のバイオリン弾き」のジョン・ウィリアムス(2)、編集はニール・トラヴィスが各々担当。出演はジョン・ウェイン、11人の小さなカウボーイには、ジョン・キャラダインの息子のロバート・キャラダイン、スティーブン・フーディス、ニコラス・ビューヴィ、A・マルティネスなど、ほかの共演は「ワイルドバンチ」のスリム・ピケンズ、「トパーズ(1969)」の黒人俳優ロスコー・リー・ブラウンなど。
    80
  • ジョーン・バエズ 心の旅

      制作年: 1971
      映画「ウッドストック」に続き、夫デビッド・ハリスを牢獄から解放させるために全米縦断コンサート旅行に出たジョーン・バエズを追って、各地での演奏と私生活を克明に記録したドキュメンタリー。原題の「キャリー・イット・オン」はタイトルバックに流れる曲名。
    • 残酷女刑務所

      制作年: 1971
      人里離れた女刑務所を舞台に女囚たらの凄惨な戦いを描く。製作はエディー・ロメロ、ジェーン・シャファー、監督はジャック・ヒル、脚本はドン・スペンサー、撮影はフレディー・コンデ、音楽はホール・ダニエルズ、編集はミリー・ポール、クリフ・フェネマンなどが各々担当。出演はジュディ・ブラウン、ロバータ・コリンズ、パム・グリアーなど。
    • ダーティハリー

      制作年: 1971
      冷酷非情な殺人狂を追う、敏腕刑事の渇いた執念を描く。製作総指揮はロバート・デイリー、製作・監督は「真昼の死闘」のドン・シーゲル、脚本はハリー・ジュリアン・フィンク、リタ・M・フィンク、ディーン・ライズナーの共同、撮影はブルース・サーティーズ、編集はカール・ピンジトアが各々担当。出演はクリント・イーストウッド、ハリー・ガーディノ、レニ・サントーニ、アンディ・ロビンソン、ジョン・ヴァーノンなど。翻訳は高瀬鎮夫。
      80
    • ドラキュラ血の味

      制作年: 1971
      惨死をとげたドラキュラ伯爵が、隠れたる弟子の手によって甦り、恐ろしい形相で惨劇を引き起こしていく“ドラキュラ”シリーズ。製作はアイダ・ヤング、監督はピーター・サスディ、脚本はジョン・エルダー、撮影はアーサー・グラント、音楽はジェームズ・バーナード、監修はクリス・バーンズがそれぞれ担当。出演は「帰ってきたドラキュラ」「マジック・クリスチャン」のクリストファー・リー、リンダ・ヘイドン、ジョフリー・キーン、「クレオパトラ(1963)」のグエン・ワトフォード、ピーター・サリス、イスラ・ブレア、ジョン・カーソン、マーティン・ジャービス、アンソニー・コーラン、ラルフ・ベーツなど。
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    • ドク・ホリデイ

      制作年: 1971
      すでに伝説化されてしまった感のある西部の英雄、ドク・ホリディ、ワイアット・アープを、「わが愛は消え去りて」のフランク・ペリーが、史実に忠実に、しかも1970年代の眼で彼らを見つめようと思いたち、アメリカのジャーナリスト、ピート・ハミルと協力して映画化した作品。製作・監督はペリーが、脚本にはハミルがあたり、撮影は「さよならコロンバス」のジェラルド・ハーシュフェルド、音楽はジミー・ウェッブ、編集はアラン・ハイムが各々担当。出演は「愛すれど心さびしく」のステイシー・キーチ、「アレンジメント<愛の旋律>」のフェイ・ダナウェイ、舞台俳優であり舞台演出家のハリス・ユーリン、マイク・ウィットニー、デンバー・ジョン・コリンズ、ダン・グリーンバーグ、ペネロープ・アレン、ヘディ・ソンタグ、ブルース・M・フィッシャーなど。
      50
    • 時計じかけのオレンジ

      制作年: 1971
      人々は生活を賭けた労働から解放され、衣食住の心配をすることがなくなった世の中。15歳のアレックス少年は、機械的に規則正しく過ぎてゆく毎日に退屈していた。完全に管理された未来社会で、あまりあるエネルギーをもてあそぶティーン・エイジャーの理由なき反抗を描く。製作・脚本・監督は「2001年宇宙の旅」のスタンリー・キューブリック、原作は1962年に発表されたアンソニー・バージェスの同名小説。撮影はジョン・オルコット、音楽はウォルター・カーロス、編集はビル・バトラー、美術はラッセル・ハッグ、ピーター・シールズが各々担当。出演は「if もしも…」のマルコム・マクドウェル、パトリック・マギー、ウォーレン・クラーク、ジェームズ・マーカス、マッジ・ライアンなど。
      70
    • パパ、ずれてるゥ!

      制作年: 1971
      娘の家出騒動を中心に親子の断絶をユーモラスに描いた作品。製作はアルフレッド・W・クラウン、監督はチェコスロバキアの新人ミロシュ・フォアマン、脚本はジョン・ガーレ、ジャン・クロード・カリエール、ジョン・クラインの共同執筆、撮影はミロスラフ・オンドリチェク、編集はジョン・カーター(2)が各々担当。出演は「顔」のリン・カーリン、「卒業」「キャッチ22」などのシナリオを担当したバック・ヘンリー、新人リニア・ヒーコック、ジョージア・エンゲル、トニー・ハーヴェイ、オードラ・リンドリー、ポール・ベネディクトなど。翻訳は高瀬鎮夫。
    • 白銀の冒険

      制作年: 1971
      グルノーブル・オリンピックのアルペン・スキー2冠王、ジャン・クロード・キリーが主演するドロボー映画。製作はエドワード・リシェン、監督は「ウェスタン・ロック ザカライヤ」のジョージ・イングランド、脚本はケン・コルブとジェフリー・ブルーム、撮影はガボール・ポガニー、音楽はジャック・ルーシェ、編集はゲイリー・グリッファンが各々担当。出演はキリーのほか、「あしやからの飛行」のダニエル・ゴベール、クリフ・ポッツ、レリオ・ルタッツィ、「冒険者(1970)」のデリア・ボッカルド、ヴィットリオ・デ・シーカなど。
    • デザーター 特攻騎兵隊

      制作年: 1971
      荒涼としたアメリカ南西部に、復讐の鬼と化した男の執念の嵐が吹き荒れるアクション西部劇。製作はディノ・デ・ラウレンティス、監督はバート・ケネディ、脚本はクレア・ハフェイカー、撮影はアルド・トンティ、音楽はピエロ・ピッチオーニがそれぞれ担当。出演は「冒険者(1970)」のベキム・フェーミュ、「暗くなるまで待って」のリチャード・クレンナ、チャック・コナーズ、スリム・ピケンズ、ウディ・ストロード、リカルド・モンタルバン。他に巨匠ジョン・ヒューストンが将軍役で出演している。日本語版監修は高瀬鎮夫。テクニカラー、パナビジョン。1971年作品。
    • 追撃のバラード

      制作年: 1971
      メキシコ・アメリカ混血の保安官が白人に侮辱され、さげすまれ、貧しい生活の中で凄まじい信念に生きる。製作はアイラ・スタイナー、監督はエドウィン・シーリン、エルモア・レナードの原作をローランド・キビーとデイヴィッド・レイフィールが共同脚色、撮影はガボール・ボガニーが担当。出演はバート・ランカスター、スーザン・クラーク、ジョン・サイファー、バートン・ヘイマン、フランク・シルベラ、リチャード・ジョーダン、フィル・ブラウン、ファニタ・ペナローザなど。日本語版監修は高瀬鎮夫。デラックスカラー、ビスタサイズ。1971年作品。
      60
    • イワン・デニーソヴィチの一日

      制作年: 1971
      国外追放処分を受けたソビエト文学の闘う作家ソルジェニーツィンが、スターリン批判の急先鋒作家としてフルシチョフ政権下のソ連文壇雪どけ時代にノーヴィ・ミール誌に発表した処女作の映画化。製作・監督はキャスパー・リード、脚本はロナルド・ハーウッド、撮影はスヴェン・ニクヴィスト、音楽はアーン・ノーディム、編集はセルマ・コネルが各々担当。出演はトム・コートネイ、アルフレッド・バーク、ジェームズ・マックスウェル、エリック・トンプソン、エスペン・スクジョンバーグ、アルフ・マルランド、マシュー・ギネス、ジョン・コーディングなど。
    • 八点鐘が鳴るとき

      制作年: 1971
      消えた金塊船の行方を追う諜報部員の活躍を描くアクション映画。製作はエリオット・カストナー、監督はエティエンヌ・ペリエ、アリステア・マクリーンが自らの原作を脚色、撮影はアーサー・イベットソン、音楽はウォルター・スコット、編集はジョン・シャーリーが各々担当。出演はアンソニー・ホプキンス、ナタリー・ドロン、ロバート・モーレイ、ジャック・ホーキンスなど。
      60
    • 黒い警察

      制作年: 1971
      元警察官たちで組織され、ファシスト的思想をもつ“黒い警察”と呼ばれる暗黒組織に挑む一警部の戦いを描く。製作はロベルト・インファセッリ、監督はステファノ・バンツィーナ、脚本はルチオ・デ・カルロ、撮影はリカルド・パロッティーニ、音楽はステルヴィオ・チプリアーニが各々担当。出演はエンリコ・マリア・サレルノ、シリル・キューサック、マリオ・アドルフ、マリアンジェラ・メラートなど。
    • おかしな求婚

      制作年: 1971
      プレイボーイの億万長者の財産も遂に底をつき、そこで思い付いた財産目当ての結婚騒動のてん末は?…。製作はジョセフ・マンデューク、監督は・脚色は主演も兼ねるエレイン・メイ、撮影はゲイン・レシャー、編集はエド・ベイヤーが各々担当。出演はエレイン・メイのほかに「おかしな二人」のウォルター・マッソー、ジャック・ウェストン、ジョージ・ローズ、ジェームズ・ココなど。
      60
    • おかしなホテル

      制作年: 1971
      プラザ・ホテルの一室で起こる3つのドラマからなるオムニバス。製作はハワード・W・コッチ、監督は「二人の天使」のアーサー・ヒラー。脚本はニール・サイモン、撮影はジャック・マータ、音楽はモーリス・ジャール、編集はフランク・ブラクトが各々担当。ウォルター・マッソーが3役を兼ね、彼をめぐる3人の中年女には、モーリン・スティプルトン、バーバラ・ハリス、リー・グラントが扮している。
    • おしゃれキャット

      制作年: 1971
      「101匹わんちゃん大行進」「眠れる森の美女」「シンデレラ姫」を製作してきたウォルト・ディズニー・プロの16本目の作品。製作はウォルフガング・ライザーマンとウィンストン・ヒブラー。監督は「王さまの剣」「ジャングル・ブック(1967)」などのウォルフガング・ライザーマン。脚本ケン・アンダーソン他、音楽はジョージ・ブランスが各々担当。なお「おしゃれキャット」のタイトル・ソングは70年の芸能生活に幕を閉じた82歳のモーリス・シュバリエが歌っている。
      90
    • 栄光のル・マン

      制作年: 1971
      パリの南西約 200キロの小都市ル・マンで開催される世界最大のカー・レースとして有名な“ル・マン24時間レース”を背景に“栄光”にすべてを注ぎ、スピードの極限に挑む男たちの壮烈なドラマ。製作はジャック・レディッシュ、監督はTV出身の新人リー・H・カッツィン、脚本はハリー・クライナー、撮影はロバート・ハウザーとルネ・ギッサール・ジュニアが各々担当。出演はスティーヴ・マックィーン、ジークフリート・ラウヒ、エルガ・アンデルセン、ロナルド・ライヒフント、リュック・メレンダ、そのほかレースの場面には38回ル・マン優勝者のリチャード・アットウッドなど十数人のプロ・レーサーが特別出演している。この映画に使われたレーシング・マシンは24台である。
      70
    • ウイラード(1971)

      制作年: 1971
      小動物の突然の集団異変による恐怖を描いた作品。この作品にはネズミの大群が現われ、次々と殺人を犯していくというスリラーとなっている。製作総指揮はチャールズ・A・プラット、監督は「愛は心に深く」のダニエル・マン、スティーブン・ギルバートの小説「ネズミ男の手帖」をギルバート・A・ラルストンが脚色、撮影はロバート・ハウザー、音楽はアレックス・ノースがそれぞれ担当。出演は「いちご白書」のブルース・デイヴィソン、「ワイルドバンチ」のアーネスト・ボーグナイン、「愛すれど心さびしく」のソンドラ・ロック、「ナタリーの朝」のエルザ・ランチェスターなど。
      60
    • 明日の壁をぶち破れ

      制作年: 1971
      インディアンへの白人の蔑視に挑戦する、混血青年のエネルギーの爆発を描写した作品。製作はメアリー・ローズ・ソルティ、監督は「地獄の天使」のT・C・フランク、脚本はフランク&テレサ・クリスチーナ、撮影はフレッド・コーネカンプとジョン・スティーブンス、音楽はマンデル・ロウ、編集はラリー・ヒースとマリオン・ロスマンがそれぞれ担当。出演は「地獄の天使」のトム・ローリン、クラーク・ホワット、ドロレス・テーラー、バート・フリード、ジュリー・ウェッブなど。日本語版監修は高瀬鎮夫。テクニカラー、ビスタサイズ。1971年作品。
    • 愛はひとり

      制作年: 1971
      退屈な田舎の生活に飽きた1人の若い娘が、何かを求めてシカゴという大都会にでてくるが、次第に都会の小さな歯車となり、失望し無気力になっていく自分自身と闘って生きる姿を描く。製作はこれが第1作目のピーター・ハイアムズ、監督は「フクロウと子猫ちゃん」のハーバート・ロス、脚本もピーター・ハイアムズ、撮影はジェラルド・ハーシュフェルド、音楽はジャック・エリオット、編集はモーリー・ワイントローブが各々担当。出演はキャンディス・バーゲン、ピーター・ボイル、ジェームズ・カーン、マーシャル・ロッド、エリン・オライリーなど。
    • 愛の狩人

      制作年: 1971
      対照的なタイプの2人の男の、それぞれめぐりあう女性との肉体関係を通して青春の愛と性の矛盾を衝く。製作総指揮はジョゼフ・E・レビンとクライヴ・リード、製作・監督はマイク・ニコルズ、脚本はジュールス・ファイファー、撮影はジュゼッペ・ロトゥンノ、美術はリチャード・スィルバートが各々担当。出演はジャック・ニコルソン、キャンディス・バーゲン、アーサー・ガーファンクル、アン・マーグレット、リタ・モレノ、シンシア・オニールなど。
      62
    • ボーイフレンド

      制作年: 1971
      ファッション・モデルの女王として一世を風びしたツイッギーの主演するファンタジックなミュージカル。製作・監督・脚本はケン・ラッセル、原作(舞台劇)はサンディ・ウィルソン、撮影はデイヴィッド・ワトキン、音楽(編曲・指揮)はピーター・マクスウェル・デイヴィス、舞踏振付けはテリー・ギルバート、衣装デザインはシャーリー・ラッセル、編集はマイケル・ブラッドセルが各々担当。出演はツイッギー、クリストファー・ゲイブル、マックス・エイドリアン、ブライアン・プリングル、マレー・メルヴィン、モイラ・フレーザー、ジョージナ・ヘイル、ウラデク・シーバルなど。1995年9月2日より、136分の完全版が日本公開された。
    • 雨のエトランゼ

      制作年: 1971
      錯綜する現代社会に歪められた、異常な愛を描いた作品。監督は新鋭セルジオ・ゴッビ、仏推理大賞を受けたドミニク・ファーブルの「美しい野獣」をセルジオ・ゴッビ、ジョルジュ・タベ、アンドレ・タベが共同脚色、撮影はダニエル・ディオ、音楽は「扉の影に誰かいる」のジョルジュ・ガルヴァランツが各々担当。出演は「地獄に堕ちた勇者ども」のヘルムート・バーガー、ヴィルナ・リージ、シャルル・アズナヴール、フランソワーズ・ブリオン、「ガラスの部屋」のアラン・ヌーリーなど。
    • ベニスに死す

      制作年: 1971
      純粋な美の具現と思えるような美少年に、魅入られた芸術家の苦悶と恍惚を描いた作品。製作総指揮はマリオ・ガッロ、製作・監督はルキノ・ヴィスコンティ、脚色はルキノ・ヴィスコンティとニコラ・バダルッコ、原作はトーマス・マン、撮影はパスカリーノ・デ・サンティス、音楽はグスタフ・マーラー(第3・第5交響曲より)、衣装デザインはピエロ・トージが各々担当。
      69
    • 水の中の小さな太陽

      制作年: 1971
      地方の名士の夫人と青年の愛を描いたフランソワーズ・サガンの『冷たい水の中の小さな太陽』(原題)の映画化。製作はジェラール・ベイトー、監督はジャック・ドレー、脚本は、ドレー、ジャン・クロード・カリエール、エンニオ・フライアーノ、台詞はジャン・クロード・カリエール、撮影はジャン・バダル、音楽はミシェル・ルグランが各々担当。出演はクローディーヌ・オージェ、マルク・ポレル、ジュディット・マーグル、アンドレ・ファルコン、ベルナール・フレッソン、バーバラ・バックなど。
    • 肉体の悪魔(1971)

      制作年: 1971
      十七世紀のフランス。宗教的戒律の裏に潜む性の不道徳性に煩悶する尼僧の心理を利用した、地方都市ルーダンの政治的策謀が巧妙になし遂げられた。この事件に興味を覚えたイギリスの文豪オルダス・ハクスレーは、二十年前『ルーダンの悪魔』を執筆、このハクスレーの小説をジョン・ホワイティングが『悪魔たち』で劇化し、この映画は、その小説と戯曲をもとに、「恋する女たち」の監督ケン・ラッセルと「クリスマス・キャロル」のプロデューサー、ロバート・H・ソロが共同製作した作品である。監督・脚本はケン・ラッセル、撮影はデイヴィッド・ワトキン、美術はロバート・カートライト、衣装デザインは監督夫人のシャーリー・ラッセル、音楽はピーター・マクスウェル・デイヴィス、編集はマイケル・ブラッドセルが各々担当。出演は「裸足のイサドラ」のヴァネッサ・レッドグレイヴ、「恋する女たち」のオリヴァー・リード、ダッドリー・サットン、マックス・エイドリアン、ジェンマ・ジョーンズ、マレー・メルヴィン、マイケル・ゴザード、ジョージナ・ヘイル、ブライアン・マーフィー、クリストファー・ローグ、グラハム・アーミテージなど。
    • 警視の告白

      制作年: 1971
      跳梁跋扈するマフィアの黒い手に操られるイタリアの社会機構。その魔手に侵された警察権力の脆弱と男の正義を描く。監督は「禁じられた恋の島」のダミアーノ・ダミアーニ。ダミアーニとフルヴィオ・ジッカの原案をダミアーニ自身とサルバトーレ・ラウリーニが共同脚色。撮影はクラウディオ・ラゴーナ、音楽は「昨日にさようなら」のリズ・オルトラーニ、編集はアントニオ・シチリアーノが各々担当。出演は「続荒野の用心棒」のフランコ・ネロ、「小さな巨人」「キャッチ22」のマーティン・バルサム、「キャンディ」のマリル・トロ、クラウディオ・ゴーラ、アルトゥーロ・ドミニチ、ミシェール・ガンミノ、ルチアーノ・ロルカス、ジャンカルロ・プレートなど。日本語版監修は高瀬鎮夫。テクニカラー、テクニスコープ。
    • 夏の日のフォスティーヌ

      制作年: 1971
      女流監督としてデビューしたニナ・コンパネーズが、十六歳の少女が大人になっていく姿を、南フランスの田園の避暑地を背景に描く。製作はマグ・ボダール、ミシェル・ショケー、フィリップ・デュサールの三人。脚本はコンパネーズ自らが執筆し、ギスラン・クロケが撮影を担当。出演はミュリエル・カタラ、ジョルジュ・マルシャル、モーリス・ガレル、クレール・ベルネ、フランシス・ユステールなど。
    • 哀しみの終るとき

      制作年: 1971
      他人には起り得ても、まさか自分たちに、と思っていた夫婦を襲った突然の出来事。製作総指揮はクロード・ピノトー、監督、脚本はジャン・ルイの妻ナディーヌ・トランティニャン、撮影はウィリアム・ルプシャンスキー、音楽はミシェル・ポルナレフ、編集はニコール・ルプシャンスキーが各々担当。出演はカトリーヌ・ドヌーヴ、マルチェロ・マストロヤンニ、ダニエル・ルブランなど。
    • 帰らざる夜明け

      制作年: 1971
      メグレ警部ものなので知られているフランスの推理作家ジョルジュ・シムノンの小説から、「帰ってきたギャング」「未青年」などのピエール・グラニエ・ドフェールが監督したもので、彼自身が、「栗色のマッドレー」のパスカル・ジャルダンと共に脚色した。製作はラルフ・ボーム、撮影はワルター・ウォティッツ、音楽はフィリップ・サルドが各々担当。出演はアラン・ドロン、シモーヌ・シニョレ、オッタヴィア・ピッコロ、ジャン・ティシェ、モニク・ショーメット、ボビー・ラポワントなど。日本語版監修は高瀬鎮夫。イーストマンカラー・メトロスコープ。
      60
    • 甘い告白

      制作年: 1971
      強盗容疑で拘留中の若者を手錠のまま結婚させるという警察の温情の陰にひそむ残酷な意図のために踏みにじられる若いカップルの愛情を、アルジェリアの港町を背景に描く。製作はクリスチーヌ・グーズ・レナル、監督は「新・七つの大罪」のエドゥアール・モリナロ、ジョルジュ・アルノーがストーリーを書き、モリナロとジャン・フランソワ・オーデュロイが脚色した。撮影は「告白」のラウール・クタール、音楽は「太陽の下の10万ドル」のジョルジュ・ドルリューが各々担当。出演は、「君に愛の月影を」のフィリップ・ノワレ、「ラスベガス強奪作戦」のロジェ・アナン、「渚の果てにこの愛を」のマルク・ポレル、「愛と死と」のカロリーヌ・セリエなど。日本語版監修は高瀬鎮夫。イーストマンカラー、メトロスコープ。
    • 雨のパスポート

      制作年: 1971
      東西間の巧妙なスパイ合戦に巻き込まれる、新婚夫婦の思いがけない恋の行方を描いた作品。製作はスティーヴン・パロス、ピエール・ブロンベルジェの共同、監督はマイケル・ウイナーの「ジョーカー野郎」「脱走山脈」の脚本を担当した「地獄のかけひき」のリチャード・クレメント、ジョージ・マートン、ティボー・メレイの共同原作をクレメントが脚色、撮影はクリストファー・チャリス、音楽はクロード・ボラン、編集はジョン・ブルームが各々担当。出演は「雨の訪問者」のマルレーヌ・ジョベール、「アレンジメント」のカーク・ダグラス、「ライアンの娘」のトレヴァー・ハワード、トム・コートネイなど。
    • 若いけものたち

      制作年: 1971
      古い伝統におしこめられた若者の権威への反抗が、恐るべき事件を生み出していく。製作はガレス・ウィガン、監督は新進のジョン・マッケンジー、ギルス・クーパーの原作をサイモン・レブンが脚色、撮影はジェフリー・アンスワース、音楽はマイケル・J・ルイス、編集はファーガス・マクドネルが各々担当。出演はデイヴィッド・ヘミングス、ダグラス・ウィルマー、アンソニー・ヘイガース、キャロリン・シーモアなど。
      60
    • 暗殺の森

      制作年: 1970
      一九二八年から四三年までの、ローマとパリにおけるファシズムがおこってから崩壊するまでの物語。製作はマウリツィオ・ロディ・フェ、監督・脚本はベルナルド・ベルトルッチ、原作はアルベルト・モラヴィアの「孤独な青年」。撮影はヴィットリオ・ストラーロ、音楽はジョルジュ・ドルリューが各々担当。出演はジャン・ルイ・トランティニャン、ステファニア・サンドレッリ、ドミニク・サンダ、ピエール・クレマンティなど。2015年10月31日よりデジタルリマスター版を限定公開。
      60
    • 花と夕日とライフルと… 風来坊

      制作年: 1970
      ギャグとジョークをもりこんだマカロニ・ウエスタンのコメディ篇。製作はイタロ・ジンガレリ、監督・脚本はE・B・クラッチャー、撮影はアルド・ジョルダーニ、音楽はミカリッツィが各々担当。出演はテレンス・ヒル、バッド・スペンサー、ファリー・グレンジャー、ステファン・ザガライヤ、ダン・スターキー、ジセラ・ハーン、エツィオ・マラーノなど。
      60
    • パリは気まぐれ

      制作年: 1970
      修道院から抜けだした若い尼僧が、あこがれのパリで演じる大冒険をコミカルに描く。製作はアンドレ・ジェノーヴェ、監督・脚本は「ある日アンヌは」のギイ・カザリル。撮影はクロード・ルコント、音楽はフランソワ・ド・ルーベ、編集はニコル・ガードゥションが各々担当。出演はブリジット・バルドー、アニー・ジラルド、ジェス・ハーン、ジャン・カルメ、ジャック・ジュアノー、ジャック・デュビー、ドミニク・ザルディなど。
    • 総進撃

      制作年: 1970
      戦争という極限状況によってあばかれる人間の心に潜むファシズム、冷酷無比な攻撃性、そしてその異常性の前に脆くも崩れ堕ちる正義、理想、無償の散華への決意……。製作はルチアーノ・ペルジア、フランチェスコ・ロージ、監督は「イタリア式奇蹟」のフランチェスコ・ロージ、エミリオ・ルッスノーの原作をアントニオ・グエラ、ラファエレ・ラ・カプリア、フランチェスコ・ロージが共同脚色、撮影はパスカリーノ・デ・サンティス、音楽はピエロ・ピッチオーニが各々担当。出演は「砂丘」のマーク・フレチェット、「サテリコン」のアラン・キュニー、「山いぬ」のジャン・マリア・ヴォロンテ、ジャン・ピエロ・アルベルティーニ、ピエロ・アルベルティーニ、ピエル・パオロ・カッポーニ、フランコ・グラツィオーシ、マリオ・フェリチアーニ、など。日本語版監修は高瀬鎮夫。テクニカラー、テクニスコープ。
    • ロバと王女

      制作年: 1970
      幻想的なお伽噺の映画化。製作はマグ・ボダール女史、監督は「シェルブールの雨傘」「ロシュフォールの恋人たち」のジャック・ドゥミー、十七世紀フランスの詩人・作家のシャルル・ペローの童話「ロバの皮」をジャック・ドゥミーが脚色、撮影は「ロシュフォールの恋人たち」のギスラン・クロケ、音楽はミシェル・ルグランが各々担当。出演はカトリーヌ・ドヌーヴ、ジャック・ペラン、「美女と野獣」のジャン・マレー、「去年マリエンバートで」のデルフィーヌ・セイリグ、そして若くして世を去る女王もカトリーヌ・ドヌーヴが扮している。
      80
    • さらば荒野

      制作年: 1970
      無知で野蛮な無法者が見せる直情径行と、逆に文明によってメッキされた男の異常な人間性を対比させて、復讐の執念と愛の姿を描く。総製作はジュールス・レヴィ、アーサー・ガードナー、アーノルド・レビンのトリオ。製作はルー・モーハイム、監督はドン・メドフォード、脚本はギルバート・A・ラルストン、ルー・モーハイム、ウィリアム・ノートン、撮影はセシリオ・パニャーガがそれぞれ担当。出演はオリヴァー・リード、キャンディス・バーゲン、ジーン・ハックマン、サイモン・オークランド、ロナルド・ハワード、ミッチ・ライアンなど。
    • ウィズ・ジョー・コッカー

      制作年: 1970
      ぴったりとフィットしたカラー・シャツにジーパン姿、目には見えないギターを弾いて現代人の魂の叫びを切々と歌い上げるロック歌手ジョー・コッカー。彼を中心に43名の一行が、1970年3月19日から5月16日までの59日間、飛行機を借り切って、アメリカの20都市を飛び回った演奏旅行の記録フィルム62時間分を、1時間59分に編集したもの。一行はジョー・コッカーはじめ、歌手、演奏家、彼らの家族、ガール・フレンド、それに犬が1匹と数名の映画班を含んだ顔ぶれである。その演奏旅行は行く先々で札どめの大成功を収めた。製作総指揮はジェリー・モス、製作はピエール・アディジ、ハリー・マークス、ロバート・エイベル、監督はピエール・アディジ、撮影はデイヴィッド・マイアース、編集はシド・レヴィンがそれぞれ担当。
    • 荒野の三悪党

      制作年: 1969
      30万ドルの金塊をめぐるアクション西部劇。製作はビノ・チコーナとジュゼッペ・コリッツィの共同、監督、脚本はジュゼッペ・コリッツィ、音楽はカルロ・ルスティケリが各々担当。出演は「ベビイドール」「大頭脳」のイーライ・ウォラック、テレンス・ヒル、バッド・スペンサー、ブロック・ピータースなど。
    • 果てしなき慕情

      制作年: 1969
      若い女性に最も人気の高いヨーロッパの名所・観光地をふんだんに登場させて、ひとりの夢見る少女の恋と冒険を描く青春映画。製作総指揮はレナード・ライトストン、製作はロイ・ミリチップ、監督はデズモンド・デイヴィス、女流作家アン・パイパーの原作をパイパーとデズモンド・デイヴィスが脚色化した。撮影はギル・テイラー、音楽はパット・ウイリアムズ、編集はラルフ・シェルドンが各々担当。出演はバーバラ・フェリス、ハリー・アンドリュース、グラディス・クーパー、ビル・ヒナント、ジェームズ・ヴィリアーズなど。
    • ルーという女

      制作年: 1969
      現代の最も先端を行くファッション界で、精神的に泥まみれになって生きる1人のモデルの姿を冷酷にみつめる。製作はジョイ・フォアマン、監督はこの作品でデビューしたジェリー・シャッツバーグ。エイドリアン・ジョイスとシャツバーグの共同原案をエイドリアン・ジョイスが脚本化した。撮影はアダム・ホレンダー、音楽はマイケル・スモール、編集はイバン・ロットマンが各々担当。出演はフェイ・ダナウェイ、バリー・プリマス、ヴィヴェカ・リンドフォース、バリー・モース、ロイ・シャイダー、ルース・ジャクソン、ジョン・ヘファーナンなど。
      60
    • ワイルド バンチ オリジナル・ディレクターズ・カット

      制作年: 1969
      過激にして鮮烈な暴力描写で知られる名匠サム・ペキンパーの代表作にして、アメリカ映画史に新たな地平を切り拓いた映画「ワイルドバンチ」の監督編集版。脚本はワロン・グリーン。撮影は名手ルシエン・バラード。音楽はジェリー・フィールディング。出演は「サンセット大通り」「慕情」のウィリアム・ホールデン、「浜辺の女」「ダラスの熱い日」のロバート・ライアン、「マーティ」「北国の帝王」のアーネスト・ボーグナインほか。96年東京ファンタスティック映画祭でも特別上映された。
    • 愛・結婚

      制作年: 1968
      結婚による幸福の条件であるセックスの満足、その最高のオルガスムスを得るにはどうすればよいか……を追求する。肉体的にも精神的にも豊かな性生活を送るためにSEXを解剖学、心理学、生理学的な立場からあらゆる角度で捉え、その中から性的満足の頂点であるオルガスムスに達するために必要な知識、方法を動く映像で描く。製作、ストーリーはデイヴィッド・グラント、監督はテリー・グルド、撮影はジョン・ミルコックス、美術はノーマン・バーティガンが各々担当。
    • 哀愁のみずうみ

      制作年: 1968
      上流階級の虚飾に満ちた生活に空しさを感じ、真実を求めて飛び出した女が、初めて見出した愛。しかしその愛も自堕落な生活を断ち切れない男の弱い意志によって、はかなく消え去ってしまう。平和主義者でドイツの作家ステファン・ツヴァイクの小説「女の24時間」の映画化、監督はドミニク・ドルーシュ、脚色はドミニク・ドルーシュとマリー・フランス・リヴィエールが共同執筆。撮影はワルター・ウォティッツが各々担当。出演はダニエル・ダリュー、ロベルト・ホフマン、「マルキ・ド・サドのジュスティーヌ」のロミナ・パワー、レナ・スケルラ、マルト・マリシアなど。
    • のぞき(1966)

      制作年: 1966
      映画監督を夢見る青年の夢と希望を描く。製作はスタンリー・ルービン、監督はアーサー・ヒラー、脚本はウィリアム・ピーター・ブラッティ、撮影はチック・ウォーターソン、音楽はリン・マレーが各々担当。出演はウォーレン・ビーティ、レスリー・キャロン、キーナン・ウィン、ハーミオン・ジンゴールド、マイケル・ブラディなど。
    • 未知への飛行

      制作年: 1964
      アメリカの核戦略爆撃機がソ連攻撃に向かい、米ソ両国に核戦争の危機が迫るというSF映画。ユージン・バーディクとハーベイ・ホイラーの「未確認原爆投下指令/フェイル・セイフ」(創元推理文庫)に基づき、ウォルター・バーンスタインが脚色、シドニー・ルメットが監督した。製作はマックス・E・ヤングスタイン、撮影はジェラルド・ハーシュフェルド、美術はアルバート・ブレナー、編集はラルフ・ローゼンブラムが各々担当。出演はヘンリー・フォンダ、ダン・オハーリー、ウォルター・マッソー、ラリー・ハグマンなど。IP創立10周年記念作品。
      70
    • ギデオン

      制作年: 1958
      ロンドン警視庁のギデオン警部のある1日を描いた警察映画。製作をマイケル・キラーニン、監督は「駅馬車」のジョン・フォード、脚本はT・E・B・クラーク、原作はJ・J・マリックの『ギデオンの一日』(早川書房刊)、撮影はフレデリック・A・ヤング、音楽はダグラス・ガムレイが各々担当。出演はジャック・ホーキンス、アンナ・リー、アンナ・マッシー、ダイアン・フォスター、アンドリュー・レイ、デレク・ボンド、グリゼルダ・ハーベイ、ロナルド・ハワード、ローレンス・ナイスミス、シリル・キューサックなど。
    • マデリーン 愛の旅路

      制作年: 1950
      許されぬ愛に身を焦がす実在した女マデリーン・スミスの生き方を描く。製作はスタンリー・ヘインズ、監督はデイヴィッド・リーン、脚本はニコラス・フィップス、スタンリー・ヘインズ、撮影はガイ・グリーン、音楽はウィリアム・オルウィンが各々担当。出演はアン・トッド、ノーマン・ウーランド、イヴァン・デニ、レスリー・バンクスなど。
      60
    • 上海から来た女(1947)

      制作年: 1947
      ふとしたキッカケで殺人事件に巻き込まれていく男を描くサスペンス・スリラー。製作・監督・脚本は「市民ケーン」のオーソン・ウェルズ、原作はシャーウッド・キング、撮影はチャールズ・ロートン・ジュニア、音楽はハインツ・ロームヘルドが各々担当。出演はリタ・ヘイワース、オーソン・ウェルズ、エベレット・スローン、グレン・アンダース、テッド・デ・コルシアなど。
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