弦巻裕の関連作品 / Related Work

1-57件表示/全57件
  • 魔女の香水

    制作年: 2023
    香水をテーマに夢を見失った女性の成長を描く人間ドラマ。後輩への上司のセクハラ行為を抗議して職を失い、自暴自棄になった若林恵麻は、“魔女さん”と呼ばれる上品な女性・白石弥生の香水店を手伝うことに。そんなある日、金木犀の香り漂う男性・横山蓮と出会い……。出演は、「弥生、三月 君を愛した30年」の黒木瞳、「殺さない彼と死なない彼女」の桜井日奈子、「種まく旅人 華蓮のかがやき」の平岡祐太。監督・脚本は、「たった一度の歌」の宮武由衣。
  • いつか、いつも‥‥‥いつまでも。

    制作年: 2022
    「西の魔女が死んだ」「8月のクリスマス」の長崎俊一監督と脚本家・矢沢由美のコンビが贈るラブストーリー。祖父の病院で働く医師・俊英の前に、憧れの人に似た亜子が現れるが、性格は理想像からかけ離れていた。亜子は俊英一家の元で暮らすことになり……。主人公の俊英を「前田建設ファンタジー営業部」の高杉真宙が、都会の生活から逃れ俊英たちと一つ屋根の下で暮らし始める亜子を「町田くんの世界」の関水渚が演じ、人と人とのつながりを描く。
  • 焼け跡クロニクル

      制作年: 2022
      自宅が火事になるという身近な災害とゼロからの再起を、映画監督の原將人と妻の原まおりが記録したセルフ・ドキュメンタリー。焼け跡から救い出した8ミリフィルムに写っていた日常の記憶と被災後にスマートフォンで記録したデジタル映像を組み合わせ、過去と現在、未来をつなぎ、家族の歴史を紡いでいく。あの日あの時の、なんでもない日常の記憶が生きる力になってゆく。痛みの物語でありながら、包み込まれるような優しさと懐かしさに満ちあふれ、映画の力を見せてくれる。
    • 映画 太陽の子

      制作年: 2021
      歴史的事実に基づき、日本の原爆開発を背景にした青春群像劇。2020年放送のドラマ版に異なる視点と結末を加えた劇場版。軍から密命を受け原子核爆弾の研究開発を進める修、幼馴染の世津、戦地から一時帰宅した修の弟・裕之は久しぶりの再会を喜ぶが……。出演は、「ターコイズの空の下で」の柳楽優弥、「花束みたいな恋をした」の有村架純、「天外者」の三浦春馬。監督・脚本は、ドラマ『青天を衝け』の黒崎博。音楽は、「愛を読むひと」のニコ・ミューリー。サウンドデザインは、「アリー/スター誕生」のマット・ヴォウレス。
      60
    • いしぶみ

      制作年: 2016
      戦後70周年特別番組として広島テレビで制作・放送された『いしぶみ~忘れない。あなたたちのことを~』を再編集した劇場公開版。原爆により命を奪われた旧制広島二中の一年生321人が最後に残した言葉を「海街diary」の綾瀬はるかが読み語る朗読劇。さらにジャーナリストの池上彰が遺族やその関係者へのインタビューを通して、今なお残る物語の続きを伝える。監督は、「海街diary」で綾瀬とタッグを組んだ是枝裕和。
    • 海よりもまだ深く

      制作年: 2016
      「海街diary」の是枝裕和監督が、「歩いても 歩いても」「奇跡」に続き阿部寛とタッグを組んで綴る家族の物語。いつまでも大人になりきれない男とその母、元嫁と息子が、母が独り暮らしをする団地で偶然一晩過ごすことになり……。出演は、「あん」の樹木希林、「脳内ポイズンベリー」の真木よう子。
      72
    • 海街diary

      制作年: 2015
      2006年から『月刊フラワーズ』に連載されマンガ大賞2013を受賞した吉田秋生の『海街diary』を、「そして父になる」で第66回カンヌ国際映画祭審査員賞を獲得した是枝裕和監督が映画化。神奈川県の鎌倉の四季を映しながら、母親の違う妹を引き取った姉妹たちの一年を丹念に描く。四姉妹を「映画 ホタルノヒカリ」の綾瀬はるか、「モテキ」の長澤まさみ、「パズル」の夏帆、テレビドラマ『幽かな彼女』の広瀬すずが、幼かった長女・次女・三女を置いて再婚した3人の実母を「一枚のハガキ」の大竹しのぶが演じる。ほか、「容疑者Xの献身」の堤真一、「はじまりのみち」の加瀬亮、「魂萌え!」の風吹ジュン、「そして父になる」のリリー・フランキーらが出演。
      81
      • 感動的な
      • おしゃれな
      • ほのぼのとした
    • そして父になる

      制作年: 2013
      「奇跡」「誰も知らない」の是枝裕和監督が、子どもを取り違えられた二組の家族を通して、家族とは何か掘り下げるヒューマン・ドラマ。自らの手で人生を切り拓いてきたエリート会社員の子が取り違えられていたことが発覚、取り違えられた先の家族と交流するうちに彼の価値観が変わっていく。エリート会社員を「真夏の方程式」「容疑者Xの献身」の福山雅治が、その妻を「トロッコ」「萌の朱雀」の尾野真千子が、子どもを取り違えられたもう一組の夫婦を「ぐるりのこと。」のリリー・フランキーと「さよなら渓谷」の真木よう子が演じている。第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門審査委員賞受賞およびエキュメニカル賞特別表彰作品。2013年9月24日より先行公開。
      70
    • 奇跡(2011)

      制作年: 2011
      奇跡を信じた子供たちと、彼らを見守り、翻弄され、癒されていく大人たちを描く「空気人形」の是枝裕和監督作。出演は、本作が映画初主演となるお笑いコンビ“まえだまえだ”の前田航基、前田旺志郎、「空気人形」のオダギリジョー、「孤高のメス」の夏川結衣、「死刑台のエレベーター」の阿部寛、「曲がれ!スプーン」の長澤まさみ、「ロストクライム 閃光」の原田芳雄、「瞬 またたき」の大塚寧々、「悪人」の樹木希林。2011年6月4日より、九州地区先行公開。
      68
    • 冬の日

      制作年: 2011
      『火の魚』『セカンドバージン』などのTVドラマの演出を手掛けた黒崎博監督による中編映画。カメラマンの夢を諦め、故郷に帰ってきた女性と周囲の人々との交流を描く。出演は「曲がれ!スプーン」の長澤まさみ、「ジーン・ワルツ」の風吹ジュン。
    • セカンドバージン

      制作年: 2011
      2010年にNHKで放送された同名ドラマの劇場版。キャリア女性と妻のいる17歳年下の男性のスキャンダラスな関係を描くラブストーリー。スタッフはドラマと同じく、脚本・大石静、監督・黒崎博。出演は、「FLOWERS フラワーズ」の鈴木京香、ドラマ『鈴木先生』の長谷川博己、「ウルルの森の物語」の深田恭子。
      40
    • DON’T STOP!(2011)

        制作年: 2011
        カフェバーや出版社の経営、作家など様々な分野で活動する高橋歩と、事故で下半身と左腕の自由を失った通称CAPが仲間と共にアメリカを旅する姿を追ったドキュメンタリー。監督は「あずみ」シリーズなど、俳優としても活躍する小橋賢児。
      • ミロクローゼ

        制作年: 2010
        愛する女性になりふり構わず突き進む男たちを「闇金ウシジマくん」の山田孝之が一人三役で演じるラヴファンタジー。監督は、独自の映像世界を描き続ける「狂わせたいの」の石橋義正。共演は「スノープリンス 禁じられた恋のメロディ」のマイコ、「トリハダ 劇場版」の石橋杏奈、「愛を乞うひと」の原田美枝子、「棒の哀しみ」の奥田瑛二。
      • 白い息

        制作年: 2010
        国内外での活躍が期待される日本人若手監督作として、コ・フェスタPAOにより選出された中短編2作品を同時上映する。監督は、「悪人」助監督の久万真路、ドラマ『セカンドバージン』演出の黒崎博。
      • 少女たちの羅針盤

        制作年: 2010
        水生大海の同名ミステリー小説を「西の魔女が死んだ」の長崎俊一監督が映画化。4年前の殺人事件と、当時演劇に夢中になっていた4人の少女たちの姿を、現在と過去を交錯させながら描く。出演は「シーサイドモーテル」の成海璃子、「BECK」の忽那汐里、「斬 KILL キリコ」の森田彩華、「青い青い空」の草刈麻有。2011年4月23日より、広島・福山市シネフク大黒座、エーガル8シネマズにて先行公開。
      • 心中天使

        制作年: 2010
        思いとは裏腹な現実を送る男女が、ある日、“なにか”を感じて変わっていく……。“現代の関係性”をテーマに、「溺れる人」の一尾直樹監督が描く長編第2作。出演は、「殯の森」の尾野真千子、「花とアリス」の郭智博、ドラマ『ゲゲゲの女房』の菊里ひかり。人気アニメ『蒼穹のファフナー』のangelaが主題歌を担当。
        50
      • オカンの嫁入り

        制作年: 2010
        咲乃月音の小説『さくら色 オカンの嫁入り』を原作に、「酒井家のしあわせ」」の呉美保監督が映画化。突然の母の結婚を素直に喜べない娘と、自由奔放でありながらも娘を愛情深く見つめる母の姿を描く。出演は「ソラニン」の宮崎あおい、桐谷健太、「信さん・炭坑町のセレナーデ」の大竹しのぶ、「アウトレイジ」の國村隼など。
        70
      • ViVA!Kappe ビバ!カッペ

        制作年: 2010
        水戸市の農場を舞台に、東京で夢破れた少女が農業を通じて本当の自分を見つけていく青春ストーリー。水戸市市制120周年記念作品。監督はドラマ『まっすぐな男』の植田尚。主演は「黄昏れて初恋」の西尾舞生、ドラマ『魔法戦隊マジレンジャー』の伊藤友樹。その他、遠藤憲一、渡辺裕之、榊原郁恵、愛川欽也らが特別出演。
        60
      • 空気人形

        制作年: 2009
        カンヌ映画祭で最優秀男優賞を受賞した「誰も知らない」の是枝裕和監督が、業田良家の短編漫画を映画化。心を持ってしまったラブドールの恋の行方を通して、空虚な現代人の姿と、生きることの喜びと悲しみを描くファンタジー。出演は「リンダ リンダ リンダ」のペ・ドゥナ。第62回カンヌ映画祭“ある視点”部門正式出品作品。
        80
      • バオバブの記憶

          制作年: 2008
          アフリカのサバンナで目にするバオバブの樹。この樹が生活に密着し、信仰の対象ともなっているセネガルの村人の暮らしを通して、人間と自然の共存について問いかけるドキュメンタリー。監督は「ナミイと唄えば」で知られるドキュメンタリーの名手、本橋成一。「余命」など数多くの作品で活躍する俳優の橋爪功がナレーションを担当。
        • 蛇にピアス

          制作年: 2008
          芥川賞を受賞した金原ひとみの同名原作を「嗤う伊衛門」の蜷川幸雄が映画化。舌にピアス、背中に刺青という肉体改造に溺れていく女性の愛と絶望の日々を描く。出演は「転々」の吉高由里子、「ひゃくはち」の高良健吾、「実録・連合赤軍あさま山荘への道程」のARATAなど。
          60
        • 西の魔女が死んだ

          制作年: 2008
          第44回小学館文学賞など数々の賞に輝いた梨本花歩のベストセラー小説を映画化。おばあちゃんと少女の、愛と驚きに満ちたかけがえのない時間を描いたヒューマンドラマ。監督は「8月のクリスマス」の長崎俊一。出演は、シャーリー・マクレーンの娘で日本映画初出演となるサチ・パーカー、本作で映画デビューとなる高橋真悠。
          80
        • 歩いても 歩いても

          制作年: 2007
          カンヌ映画祭最優秀男優賞を受賞した「誰も知らない」の是枝裕和監督が手掛けたホームドラマ。長男の命日を迎え、久しぶりに両親の元に集まった家族の一日を描く。「自虐の詩」の阿部寛、「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」の樹木希林、「たみおのしあわせ」の原田芳雄らが出演。
          92
        • ゲゲゲの鬼太郎(2007)

          制作年: 2007
          水木しげるの同名人気マンガの実写映画化。幽霊族の末裔・鬼太郎と、彼を取り巻く妖怪たちの奇想天外な物語。出演は「キャプテントキオ」のウエンツ瑛士、「チェケラッチョ!!」の井上真央、「暗いところで待ち合わせ」の田中麗奈。監督は「ドラッグストア・ガール」の本木克英。
          80
        • 黒帯 KURO-OBI

          制作年: 2006
          昭和初期、空手の修行に勤しむ若き三人の男たちと“黒帯”をめぐる、真の武道アクション映画。監督は「闇打つ心臓」「死国」の長崎俊一。脚本は「らせん」の飯田譲治。主演は明武舘剛柔流空手道の八木明人、(社)日本空手協会の師範の中達也、他。
          60
        • 花よりもなほ

          制作年: 2006
          仇討ちのために江戸へ出てきた若い武士が、貧しいながらも人情あふれる長屋で暮らすうちに武士の生き方に疑問を持ち、人間として成長していく姿を描く人情時代劇。監督は「誰も知らない」の是枝裕和。出演は「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」の岡田准一、「阿修羅城の瞳」の宮沢りえ。
        • ナミイと唄えば

            制作年: 2006
            石垣島生まれの“沖縄最後のお座敷芸者”ナミイこと新城浪の旅の様子を追ったドキュメンタリー。監督は「ナージャの村」の本橋成一。
          • エドワード・サイード OUT OF PLACE

            制作年: 2005
            2003年白血病により67歳でこの世を去った世界的知識人エドワード・サイードの軌跡を辿るドキュメンタリー。監督は「阿賀に生きる」の佐藤真。
          • 誰がために

            制作年: 2005
            多発する少年犯罪の事件をベースに、生と死の本質を鋭く問いかける罪と罰のドラマ。監督は、巨匠・黒木和雄を師として「美しい夏キリシマ」「スリ」などで助監督経験を積んだ、新鋭・日向寺太郎。主演は演技派俳優、浅野忠信。被害者・亜弥子に、「美しい夏キリシマ」のエリカ。共演に「ジョゼと虎と魚たち」で高い評価を得た池脇千鶴。
          • ULTRAMAN(2004)

            制作年: 2004
            ウルトラマンとなった男が、その運命を受け入れ凶悪怪獣に立ち向かっていく姿を描いた特撮ヒーロー・アクション。監督は「ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ ウルトラマンガイア―超時空の大決戦―」の小中和哉。脚本は「ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE」の長谷川圭一。撮影を「ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE」の大岡新一が担当している。主演は「13階段」の別所哲也。第17回東京国際映画祭特別招待部門出品作品。
          • 誰も知らない

            制作年: 2004
            実際に起きた事件をモチーフに、母親に捨てられた4人の幼い兄妹がアパートの一室で人知れず生き抜いていこうとする姿を描いたドラマ。監督・脚本は「帰ってきた刑事まつり/はぐれちゃった刑事」の是枝裕和。撮影を「沙羅双樹」の山崎裕が担当している。主演は、映画初出演となる『クニミツの政』の柳楽優弥、新人の北浦愛、木村飛影、清水萌々子。第78回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位、日本映画助演女優賞(YOU)、日本映画新人男優賞(柳楽優弥)受賞、第59回毎日映画コンクール日本映画優秀賞、録音賞、スポニチグランプリ新人賞(柳楽優弥)受賞、第57回カンヌ国際映画祭男優賞(柳楽優弥)受賞、第47回ブルーリボン賞作品賞、監督賞受賞、第29回報知映画賞作品賞受賞、第28回日本アカデミー賞優秀助演女優賞(YOU)受賞、第28回山路ふみ子賞福祉賞(是枝裕和)受賞、第26回ヨコハマ映画祭日本映画2004年ベストテン第3位、最優秀新人賞(柳楽優弥)受賞、日本映画ペンクラブ賞会員選出ベスト5日本映画第2位、芸術文化振興基金助成事業作品。
            75
          • チョムスキー9.11 Power and Terror

            制作年: 2002
            アメリカの外交政策を批判し続ける言語学者、ノーム・チョムスキー氏が9.11の同時多発テロについて語ったインタヴューや、同氏の講演の模様を収めた長篇ドキュメンタリー。監督は「老人の海」のジャン・ユンカーマン。撮影を「花子」の大津幸四郎が担当している。第76回本誌文化映画ベスト・テン第5位、日本ペンクラブ賞ノン・シアトリカル部門1位作品。DVからのキネコ。
          • 釣りバカ日誌13 ハマちゃん危機一髪!

            制作年: 2002
            なじみハマちゃん、スーさんの釣りバカコンビが、富山を舞台に騒動を繰り広げるコメディ・シリーズの通算15作。監督は「釣りバカ日誌12」の本木克英。やまさき十三、北見けんいちによる原作コミックを下敷きに、「釣りバカ日誌12」の山田洋次と朝間義隆が共同で脚本を執筆。撮影を「釣りバカ日誌12」の花田三史が担当している。主演は、「陽はまた昇る」の西田敏行と「大河の一滴」の三國連太郎。ゲストスタアとして、「ギブリーズ episode2」の鈴木京香、「ホタル」の小澤征悦、「猫の恩返し」の丹波哲郎が出演している。
          • 花子

              制作年: 2001
              たべものアートなるユニークな作品を作る知的障害者とその家族の日常をとらえた長篇ドキュメンタリー。監督は「SELF AND OTHERS」の佐藤真。撮影を「まひるのほし」の大津幸四郎が担当している。第14回東京国際映画祭ニッポン・シネマ・ナウ参加、日本芸術振興会芸術団体等活動基盤整備事業作品。DVからのキネコ。2001年10月20日より京都・京都朝日シネマにて先行上映。
            • アレクセイと泉

              制作年: 2001
              チェルノブイリ原発事故で被災した村に、今も暮らす老人たちとひとりの青年の生活を見つめた長篇ドキュメンタリー。監督は「ナージャの村」の本橋成一。撮影を「ナージャの村」の一ノ瀬正史が担当している。第52回ベルリン国際映画祭ベルリナー新聞賞&国際シネクラブ賞受賞、芸術文化振興会映像芸術振興事業作品。スーパー16ミリからのブローアップ。
            • 東京ハレンチ天国 さよならのブルース

              制作年: 2001
              殺し屋初心者の男と売れないGSバンドのメンバーの出会いを軸に繰り広げられる騒動を描くハードボイルド・コメディ。監督・脚本は本田隆一。撮影を「空の穴」の橋本清明が担当している。主演は「BOOMERANG2000」の山本浩司。尚、本作は大阪芸術大学の卒業生による作品特集上映『ディープ、クレイジー 映画』で公開された。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2001ファンタスティック・オフシアター部門グランプリ受賞作品。16ミリ。
              90
            • ボクの、おじさん<THE CROSSING>

              制作年: 2000
              大人の入り口に立った14歳の少年と、都会の生活に苛立つ29歳の叔父との心の交流を描いた青春ドラマ。監督・脚本は「絵の中のぼくの村」の東陽一。撮影を「大阪物語」の蔦井孝洋が担当している。主演は、「洗濯機は俺にまかせろ」の筒井道隆と「学校の怪談2」の細山田隆人。第50回ベルリン国際映画祭正式招待作品。1999年12月11日熊本県・熊本Denkikanにて先行上映。
            • 王母鄭氏 チョンおばさんのクニ

              制作年: 2000
              従軍慰安婦として中国へ連行されて以来、故国の韓国へ帰ることを願い続けた女性の半世紀ぶりの帰国の模様に迫ったドキュメンタリー。監督は、本作が初監督作となる班忠義。撮影も班監督自身があたっている。VTR作品。ビデオプロジェクターによる上映。
            • 鯨捕りの海

              制作年: 1998
              日本の沿岸で続けられている沿岸小型捕鯨を中心に、北太平洋でのミンク鯨の捕獲調査やノルウェーの捕鯨を正確に記録した長篇ドキュメンタリー作品。5月1日、古くから捕鯨の町として栄えてきた和歌山県太地町の漁港では鯨漁解禁を待って、第三十一純友丸がゴンドウ鯨漁に出漁する。6月1日、北太平洋での鯨の捕獲調査で科学的調査と共に鯨の解体作業が行われる。ノルウェーのロフォーテン諸島には、北海でのミンク鯨漁が解禁されたが、反捕鯨の運動の高まりによって生活を奪われた親子代々の鯨捕りがいる。夏、純友丸はツチ鯨を追って千葉県和田浦へ。「橋のない川」「絵の中のぼくの村」などの助監督をつとめた梅川俊明の初監督作品。芸術文化振興基金助成映画。98年度キネマ旬報文化映画ベスト・テン第10位。16ミリ。
            • いさなのうみ

              制作年: 1997
              鯨捕りに憧れる青年と、彼をめぐるふたりの少女たちの交流を描いた青春ファンタジー。監督・脚本は本作がデビューとなる日垣一博。撮影を「[Focus]」の佐野哲郎が担当している。主演は、オーディションで選ばれた新人・二宮哲也と「Shall We ダンス?」の馬渕英里何、やはり映画デビューとなる遠藤久美子の3人。
            • 鍛金 奥山峰石のわざ

              制作年: 1997
              日常品や装飾品として用いられる金属板を槌で叩いて成型する鍛金の技術により、96年に重要無形文化財保持者となった奥山峰石氏の仕事ぶりにスポットを当てた短編ドキュメンタリー。52年に山形県の新庄市から上京して鍛金職人に弟子入りし、独立してからも30年以上も創作を続けている奥山氏の生真面目で真摯な創作姿勢を、丹念な撮影と柔軟な演出とで紹介していく。鍛金の製品は金属であっても金槌や木槌で打ち延ばすので、かなり薄手のものを作ることができるれという利点があり、完成されたものは金属の表面に打ち出した跡が残って、その打ち肌が鍛金独特の質感を出している。さらに従来の鍛金に比べ、より複雑なデザインをほどこす独自の技術を研究し開発し続ける奥山氏の遊び心に満ちた創意工夫の足跡を、実作業の全工程を追いながら記録した貴重な映像である。監督は「オイシサをつくる/発酵の魅力」の松川八州雄。97年度キネマ旬報文化映画ベスト・テン第4位。
            • もうひとつの人生

              制作年: 1996
              アルコール依存症に苦しむ人たちとその家族の姿をとらえ、家族の絆と愛情を浮き彫りにしたドキュメンタリー。大阪の、あるアルコール依存症者と家族による自助グループの会合を中心に、16歳の時から酒と離れられずにいた断酒歴2年の夫(43歳)とその妻、7年前に病院で知り合ってから互いに励まし合い続けている3人の仲間、夫や子供たちと離別してひとりで生きている断酒歴12年の女性(48歳)、断酒歴17年の夫(54歳)とその妻が心の支えとする主治医と、実際のアルコール依存症者と家族や周囲の人たち計4組のエピソードを紹介する。監督は「免田栄 獄中の生」の小池征人。95年度キネマ旬報文化映画ベストテン第6位。16ミリからのブローアップ。
            • ティンク・ティンク ハイビジョン・ステレオ版

                制作年: 1996
                沖縄音楽をルーツにした独自の音楽活動を続ける人気グループ「りんけんバンド」の野外コンサートと、彼らのサウンドの原風景である沖縄の自然と人々の姿を織り交ぜながら描く、94年11月に公開された音楽映画のハイビジョン・ステレオ版。今回は、前回のフィルムでの上映時に比べ、高音質に重きを置いているのが特徴。BOX東中野の“沖縄ポップ・ムービー”特集の中の1本として公開された。ビデオプロジェクターによる上映。
              • 絵の中のぼくの村

                制作年: 1996
                昭和20年代の日本の村の生活を、双子の少年の目を通してファンタジックに描き出すスケッチ風のドラマ。監督は「橋のない川(1992)」の東陽一。絵本作家・田島征三による同名の自伝的エッセイを、東と「おこげ」の中島丈博が共同で脚色した。撮影は「もうひとつの人生」の清水良雄。双子の田島兄弟の少年時代を演じたのはオーディションで選ばれた実際の双子の松山翔吾・慶吾兄弟。その母親役を演じた原田美枝子がキネマ旬報主演女優賞を受賞した。第46回ベルリン国際映画祭にて銀熊賞を受賞。96年度キネマ旬報ベストテン第5位。
              • ヤマムラアニメーション図鑑 キップリングJr.

                制作年: 1995
                “こどもの城”ヴィデオ『みる・しる・つくる アニメーション・キット』の為に製作された人形アニメーション。シカゴ国際児童映画祭特別名誉賞受賞作品。95年製作。
              • ヤマムラアニメーション図鑑 KID’S CASTLE

                制作年: 1995
                “こどもの城”のヴィデオ『みる・しる・つくるアニメーション・キット』の為に製作されたイラスト・アニメーション。95年製作。
              • ただひとたびの人

                制作年: 1995
                先行に不安を感じながらも、浮草のような暮らしを続ける尺八奏者の生活をドキュメンタリー・タッチで綴った作品。監督は89年の「グッドバイ(1989)」以来、4年ぶりにメガホンを取った加藤哲。93年度トリノ国際映画祭審査員特別賞受賞。16ミリ。
              • ティンク・ティンク

                  制作年: 1994
                  沖縄音楽をルーツにした独自の音楽活動を続ける人気グループ「りんけんバンド」の野外コンサートと、彼らのサウンドの原風景である沖縄の自然と人々の姿を織り交ぜながら描く音楽映画。バンドのリーダー、照屋林賢の原案・初監督作品で、タイトルになった「ティンク・ティンク」とは沖縄で幼児をあやす時に口ずさまれる三線(沖縄の三味線)の擬音。プロローグから第八章「カチャーシー」までに分けられたストーリーの中に、「なんくる節」「ありがとう」「ムリカ六星(むちぶし)」「エイサー(月ん夜ぬ下(ちちんゆぬしちや))」「世世世(ゆーゆーゆー)~You You You」「ビーチパーリー」「かてーむん」「綱曳(ちなひち)どー」「白雲(しらくむ)」「嘉手久(かでいーくー)~唐船(とうしん)どーい」「めでたい めでたい」「天ぬ鏡(ていんぬかがん)」「海とぅ島」などの曲のライブ演奏が挿入される。
                • 幕末純情伝

                  制作年: 1991
                  新選組の沖田総司は女だったという奇抜な設定で、幕末を舞台に沖田を巡っての坂本竜馬と土方歳三の三角関係を描く歴史コメディ。つかこうへい原作の同名小説の映画化で、脚本・監督は「愛人・悦楽の午後」の薬師寺光幸。撮影は「病院へ行こう」の浜田毅がそれぞれ担当。
                  90
                • ワールド・アパートメント・ホラー

                  制作年: 1991
                  アジア人が集まり住む都心のボロアパートを舞台に、地上げにやってきたチンピラヤクザと住人たちとの奇妙な葛藤を描く。脚本・監督は「AKIRA」の大友克洋。共同脚本は信本敬子。撮影は「宇宙の法則」の篠田昇がそれぞれ担当。
                • 追悼のざわめき デジタルリマスター版

                  制作年: 1988
                  大阪のアンタッチャブルな寄せ場[釜が崎]で、あからさまな差別や偏見にまみれ、それぞれの閉ざされた苦境の中で懸命に生きようとする登場人物たちの絶望と破滅を描く。ニュープリントからのHDテレシネ、音響はオリジナル音源からのデジタルリマスター、さらにミュージシャン・上田現が書き下ろした楽曲が追加されている。監督は松井良彦。
                • ふ・し・ぎ・なBABY

                  制作年: 1988
                  GENJIの5人と超能力を持った不思議な赤ちゃんとの交流を描く。飯田譲治と北原陽一の原案を元に飯田が脚本を執筆。監督は「E.YAZAWA RUN&RUN 矢沢永吉ラン&ラン」の根本順善、撮影は「ロックよ、静かに流れよ」の杉村博章がそれぞれ担当。主題歌は、光GENJI(「いつかきっと……」)。
                • 妖女の時代

                  制作年: 1988
                  一人の男が双生児の美人女医を調査するうち殺人事件へ巻き込まれていく様子を描く。遠藤周作原作の小説『妖女のごとく』の映画化で、脚本は「「さよなら」の女たち」の大森一樹が執筆。監督は「ロックよ、静かに流れよ」の長崎俊一、撮影は「森の向う側」の安藤庄平がそれぞれ担当。
                • SO WHAT

                  制作年: 1988
                  ロックが好きな4人の男子高校生の恋愛や友情など青春群像を描く。大友克洋原作の同名漫画の映画化で、脚本は「バツ&テリー」の平野靖士と「Theえれくと」の水谷俊之(村松悟)と「不可思議物語 FANTASTIC COLLECTION」(「ワン・ステップ・ビヨンド」「猫はよく朝方帰ってくる」)の山川直人が共同で執筆。監督は同作の山川、撮影は「噛む女」の篠田昇がそれぞれ担当。
                • 不可思議物語 FANTASTIC COLLECTION

                  制作年: 1988
                  SF、オカルト、サスペンスなど8本の短篇からなるオムニバス映画。監督は「アイコ十六歳」の今関あきよし、「ビリィ・ザ・キッドの新しい夜明け」の山川直人、中田信一郎、伊島薫がそれぞれ2話ずつ担当。
                • ロックよ、静かに流れよ

                  制作年: 1988
                  ロックが好きな高校生の青春群像を描く。吉岡紗千子原作の同名手記の映画化で、脚本は「九月の冗談クラブバンド」の長崎俊一と、北原陽一が共同で執筆。監督は同作の長崎俊一、撮影は「パッセンジャー 過ぎ去りし日々」の杉村博章がそれぞれ担当。
                • ビリィ・ザ・キッドの新しい夜明け

                  制作年: 1986
                  ギャングたちの襲撃から一軒の店を守るため、6人の用心棒たちが店のマスターと共に闘うまでを描く。高橋源一郎の原案を基に、彼と山川直人が脚本を共同執筆。監督は自主映画を撮り続け、これが初の35ミリ監督作品となる山川直人。撮影は「国東物語」の高間賢治が担当。主題歌は、ゼルダ(「黄金の時間」)。
                1-57件表示/全57件