松浦美奈の関連作品 / Related Work

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  • ミナ

    制作年: 1993
    新人監督マルティーヌ・デュゴウソンが「野性の夜に」、「伴奏者」(92年セザール新人賞を受賞)のロマーヌ・ボーランジェと、「愛されすぎて」、Van Goch(91年セザール新人賞を受賞)のエルザ・ジルベルスタンを起用して、パリで暮らすユダヤ人少女の生活をJ・ドゥミやF・トリュフォーを時に思わせる、多様な手法で描く。デュゴウソンは既に前作でベルフォール映画祭でグランプリを受賞しており、この作品でもフランス・シナリオ大賞を製作前に受賞していた。映画は二人の少女を通して70年代から90年代までの時代相を見据えつつ、セルジュ・ゲンズブールやダリダの音楽を背景に、画家とジャーナリストという異なる職業と性格を対比させながら、物語を語っている。製作・脚本もデュゴウソン、撮影はドミニク・シャピュイ、音楽はピーター・シャーズが担当。他に「王妃マルゴ」のジャン・フィリップ・エコフェ、監督ベルトラン・タヴェルニエの息子ニルス・タヴェルニエ(デビュー作)などが脇を固めている。
  • 恋愛の法則

    制作年: 1993
    “外力の作用を受けないかぎり物体は静止、または運動を続ける”というニュートンの慣性の法則になぞらえて展開する、4人の男女の恋愛模様。監督は「ウォーターダンス」で共同監督を努めたマイケル・スタインバーグ。製作は主演のひとりでもあるエリック・ストルツと、アラン・ミンデル、デニス・ショウ。エグゼクティヴ・プロデューサーはジョエル・キャッスルバーグ、撮影はバーンド・ヘインル。音楽は、監督とは2度目のコンビとなる「ドクター」のマイケル・コンヴァーティノで、挿入歌はフライング・ブリトー・ブラザースが担当。主演は「ウォーターダンス」のエリック・ストルツ、「シングルス」のブリジット・フォンダ、「フィービー・ケイツの「私の彼は問題児(ドドンパ)」」のフィービー・ケイツ、「レザボア・ドッグス」のティム・ロス。ブリジットの父ピーター・フォンダが「イージー・ライダー」風のバイカー役でカメオ出演している。
  • ルディ 涙のウイニング・ラン

    制作年: 1993
    フットボールの名門チームの選手の座を獲得するために、さまざまな困難を持ち前の粘り強さで克服し、ついに夢を自分の腕で掴んだ若者の姿を実話に基づいて描いた、感動のスポーツ・ロマン。86年の「勝利への旅立ち」を見た実在の人物、ルディ・ルティガーが、自分の体験を映画化してもらうべく、監督のデイヴィッド・アンスポーと脚本家のアンジェロ・ピッツォにアプローチしたもの。製作はロバート・N・フライドとケイリー・ウッズ。撮影は「ダイ・ハード2」のオリヴァー・ウッド、音楽は「氷の微笑」のジェリー・ゴールドスミス。主演は「メンフィス・ベル」のショーン・アスティン。共演は「キスへのプレリュード」のネッド・ビーティ、「ミセス・ダウト」のロバート・プロスキーほか。
    100
  • モンテカルロ殺人事件

    制作年: 1993
    ヨーロッパの社交場モンテカルロに展開する珍妙な殺人事件の騒動を、8大スターの競演で描いたミステリーコメディ。60年製作の『Crimen』を元に、チャールズ・シャイアー、ナンシー・マイヤーズ、スティーヴ・クルーガーが脚本を執筆、本作がデビュー作となるユージン・レヴィの監督でリメイク。製作は「キングコング(1976)」のディノ・デ・ラウレンティス。撮影は「アマルコルド」のジュゼッペ・ロトゥンノ、音楽は「スリー・オブ・ハーツ」のリチャード・ギブスが担当。出演は94年3月4日に急死した「クール・ランニング」のジョン・キャンディ、「カーリー・スー」のジェームズ・ベルーシ、「ラスト・ショー2」のシビル・シェパードほか。
  • ミュータント・ニンジャ・タートルズ3

    制作年: 1993
    忍者ガメ(タートルズ)が活躍するファンタジー・アクション・シリーズの第3弾。今度は戦国時代の日本にタートルズたちがタイムスリップして大暴れする。監督・脚本は俳優としても活躍するテレビ・シリーズ『Mork and Mind』のスチュアート・ジラード、製作は「ミュータント・タートルズ」シリーズのトーマス・K・グレイ、キム・ドーソン、「ポリス・ストーリー 香港国際警察」のデイヴィッド・チャン。エグゼクティヴ・プロデューサーはゴールデン・ハーヴェスト代表のレイモンド・チョウ、撮影は「死海殺人事件」のデイヴィッド・ガーフィンケル、音楽はシリーズ全作を手がけるジョン・デュプレが担当。出演はシリーズ第一作のエリアス・コティーズ、同じく第2作のペイジ・ターコウ、「リーサル・ウェポン3」のスチュアート・ウィルソン、「愛と哀しみの旅路」のサブ・シモノ、「チャイナシャドー」のヴィヴィアン・ウーほか。
  • ボビー・フィッシャーを探して

    制作年: 1993
    7歳のチェスの天才少年と、その才能を信じて心血を注いで育てた父親の姿を描いたドラマ。スポーツ・ライターのフレッド・ウェイツキンが、実子ジョシュの少年期を描いたノンフィクションを、「シンドラーのリスト」の脚本家スティーヴン・ザイリアンが脚色と初監督を兼ねて映画化。製作は「アダムス・ファミリー」のコンビ、スコット・ルーディンとウィリアム・ホーバーグ。エグゼクティヴ・プロデューサーは「ザ・ファーム 法律事務所」の監督シドニー・ポラック。撮影は「テキーラ・サンライズ」のコンラッド・ホール、音楽は「心の扉」のジェームズ・ホーナーが担当。主演はオーディションで数千人の中から選ばれた8歳のマックス・ポメランツ。共演は「バグジー」のジョー・マンティーニャ、「タッカー」のジョアン・アレン、「デーヴ」のベン・キングスレイら。
    90
  • ブロンドの標的

    制作年: 1993
    父親の遺産を継いだ青年が、2人の謎のブロンド美女に翻弄されるさまを描いたフィルムノワール調の悪女サスペンス。主演女優2人が見事な肢体を披露してみせる、官能描写も魅力の一つ。監督は19歳でUCLAフィルムスクールを卒業し、「ゴーストバスターズ」「2010年」などの製作アシスタントを経て、本作でデビューしたデュエイン・クラーク。脚本はランドール・フォンタナで、着想は40年代のフィルムノワールの名作や、ジャック・ターナー、ニコラス・レイ監督などの諸作から得ているという。製作はスティーヴン・ポールとゲイリー・ビンコウ、撮影はアダム・ケイン、音楽はマイケル・タヴェサが担当。主演は元エイス・ワンダーのヴォーカルで、「リーサル・ウェポン2」「シュリンジ」のパッツィ・ケンジット、「ドアーズ」「心臓が凍る瞬間」「ダリアン」のジェニファー・ルービン、ボールドウィン兄弟の末っ子で「7月4日に生まれて」「黒豹のバラード」のスティーブン・ボールドウィン。彼の兄アダム・ボールドウィンが助演している。
  • 白銀に燃えて

    制作年: 1993
    厳寒のカナダと北部を舞台に、犬ぞりによる過酷なクロスカントリー・レースに挑戦した少年と犬たちの姿を、実話に基づいて描いた感動作。実際に真冬のミネソタ州にロケーション撮影を敢行し、大自然の中で繰り広げられる、ダイナミックな映像が大きな魅力となっている。また、ディズニー映画の伝統にのっとり(ウォルト・ディズニー自身が熱狂的な鉄道マニアだった)、懐かしの蒸気機関車の姿がふんだんにカメラに収められている。アルフレッド・ヒッチコック監督との名コンビで「裏窓」「泥棒成金」「知りすぎていた男」などを手掛けたジョン・マイケル・ヘイズが、ビング・クロスビーらに依頼されて71年に書いたオリジナル脚本に、「暴走機関車」のドルジェ・ミリセヴィックと「めぐり逢えたら」のジェフ・アーチが手を入れて完成させた。監督はTV界で活躍し、これが初の劇場用映画となるチャールズ・ハイドが当たった。製作は「愛は静けさの中に」「月の輝く夜に」のパトリック・パーマーと、ロバート・シュワルツの共同。撮影はウィリアム・ウェイジス、音楽はジョエル・マクニーリーが担当。主演は俳優ジョン・アスティンの実弟、マッケンジー・アスティン。共演は「隣人」「摩天楼を夢みて」のケヴィン・スペイシー、「M★A★S★H(マッシュ)」のデイヴィッド・オグデン・スティアーズ、「ルームメイト」のジョージ・ガーデスら。
  • スリー・オブ・ハーツ

    制作年: 1993
    レズビアンの恋人たちとひとりのホストの奇妙な三角関係を描いた恋愛ドラマ。監督はポーランド出身で「アンナ」のユレク・ボガエヴィッチ。アダム・グリーンマンの原案を元に、彼とミッチ・グレイザーが共同で脚本を執筆。製作は「ユニバーサル・ソルジャー」のジョエル・B・マイケルズと、マシュー・アルマス。エグゼクティヴ・プロデェーサーは「プラインド・デート」のデイヴィッド・パーミュット。撮影は「レザボア・ドッグス」のアンジェイ・セクラ、音楽はリチャード・ギブスが担当。主演は「硝子の塔」のウィリアム・ボールドウィン、「ドラッグストア・カウボーイ」のケリー・リンチ、「ボクシング・ヘレナ」のシェリリン・フェンほか。
  • カフェ・オ・レ

    制作年: 1993
    異人種間の三角関係を描くラヴ・コメディ。監督・脚本・主演は「憎しみ」「アサシンズ」で注目をあつめるフランスの気鋭マチュー・カソヴィッツで、彼の長編劇映画監督デビュー作。製作のクリストフ・ロシニョンと撮影のピエール・エイムは本作以降「憎しみ」「アサシンズ」でもカソヴィッツと組んだ。音楽はジャン=ルイ&マリー・ドールン。美術はピエール=アンドレ・ロセッテ。編集はコレット・ファルジアとジャン=ピエール・セーガル。衣裳はリディ・ボナール。共演はカソヴィッツの次作「憎しみ」にも出演したユベール・クンデとジュリー・モディシェ、同作で主演したヴァンサン・カッセル、さらに彼の実父ジャン=ピエール・カッセルが特別出演。パリ映画祭審査員特別賞を受賞。
  • シュリンジ

    制作年: 1993
    特殊な液体を注射され、狼男へと変貌を遂げた刑事の苦悩と戦いを描く、異色のホラー・アクション。従来の狼男映画にない斬新な解釈や発想と、スタイリッシュなアクション演出が特徴。監督は「ワックス・ワーク」「サンダウン」のアンソニー・ヒコックス。脚本は「ビルとテッドの大冒険」「同・地獄旅行」のリチャード・クリスチャン・マシスン(エグゼクティヴ・プロデューサー補も兼任)と、マイケル・リーヴスの共同。製作はピーター・エイブラムスとロバート・レヴィー。撮影は「山猫は眠らない」のサンディ・シセル、音楽も同作のゲイリー・チャン。特殊メイクは「ダークマン」のトニー・ガードナーが担当。出演は「ガンメン」「黒豹のバラード」のマリオ・ヴァン・ピーブルズ、「ブロンドの標的」のパッツィ・ケンジット、「ネクロノミカン」のブルース・ペイン、「ハーヴェスト」のアンソニー・ジョン・デニソンら。
  • マイケル・パレ ボディハード

    制作年: 1993
    悪名高き貿易商の妻のボディガードとなった、元捜査官の活躍を描くアクション編。監督はプロデューサー出身で「ブラックピューマ」で監督デビューしたボブ・ミシオロウスキ。エグゼキュテイヴ・プロデューサーはアビ・ラーナー、トレバー・ショート、ジョアンナ・プラフスキー。製作はダニー・ラーナー。原作はジョージ・フェルナンデス。脚本はフェルナンデス、デイヴィッド・ジート、レス・ウェルトン。撮影はジョセフ・ウェイン、音楽は「ブラックピューマ」のウラジミール・ホルンツィ。一般映画制限付き。
  • キング・オブ・ハーレー

    制作年: 1993
    暗い過去を背負ったおとり捜査官がカスタムメイドのハーレーに跨がり、麻薬組織撲滅に挑むバイク・アクション。監督、 脚本は「レッド・オクトーバーを追え!」などの脚本で知られるラリー・ファーガソンで、本作が監督デビュー作。多くの事件を解決してきた実在のおとり捜査官ダン・ブラック(本作の技術アドバイサーでもある)の実話をもとにしている。製作は「愛を殺さないで」のジョン・フィードラーと「キングの報酬」のマーク・ターロフ。撮影は「メイフィールドの怪人たち」のロバート・スティーヴンス。音楽はコリー・レリオスとジョン・ダンドレアが担当。主演は「ホット・ショット」のチャーリー・シーン。「クィーンズ・ロジック 女の言い分・男の言い訳」のリンダ・フィオレンティーノ、「レザボア・ドッグス」のマイケル・マドセンらが共演。
  • 完全犯罪(1993)

    制作年: 1993
    ひとりの魔性の女を巡り、2人の男の愛憎と欲望が交錯する犯罪計画の顛末を、二転三転するプロットの中に描いたサスペンス・スリラー。監督・脚本は俳優出身で、本作がデビュー作のウィリアム・カラン。製作はロジャー・コーマン主宰のコンコード・ピクチャーズで映画製作のノウハウを学び、モーション・ピクチャーズ・オブ・アメリカ(MPCA)を設立したブラッド・クレヴォイと、パートナーであるスティーヴ・ステイブラーの共同。撮影はケント・ウェイクフォード、音楽はプレイ・フォー・レインが担当。主演は「スリープウォーカーズ」のメーチェン・エイミック、「帝王伝説」のエリック・ロバーツ、「クリフハンガー」のジョン・リスゴー。「ロボコップ」のダン・オハーリー、ドナルド・モファットらが脇を固めている。
  • がんばれ!ルーキー

    制作年: 1993
    メジャーリーグの弱小球団に入団した天才野球少年の活躍を描くスポーツコメディ。「ホーム・アローン」シリーズの泥棒役で知られる俳優のダニエル・スターンの初監督作品。脚本は、雑誌編集者から脚本家に転じたサム・ハーパー。製作はロバート・ハーパー、エグゼクティヴ・プロデューサーは「ラルフ一世はアメリカン」のジャック・ブロドスキーと「メジャーリーグ」のアービー・スミス。撮影は「許されざる者(1992)」のジャック・N・グリーン、音楽は「イヤー・オブ・ザ・ガン」のビル・コンティ。美術は「ホーム・アローン2」のスティーヴン・ジョーダン。主演は「ラジオ・フライヤー」のトーマス・イアン・ニコラス。共演は「沈黙の戦艦」のゲイリー・ビジー、「フォーリング・ダウン」のエイミー・モートン、「マルコムX」のアルバート・ホールら。94年3月に急逝したジョン・キャンディがノークレジットで、アナウンサー役で出演している。
    70
  • 危険な遊び(1993)

    制作年: 1993
    あどけない顔の裏に魔性を秘めた少年の恐怖を描くサスペンス・スリラー。アイドルスター・マコーレー・カルキンが従来のイメージを覆す悪役に初挑戦したことでも話題となった。監督は「愛がこわれるとき」のジョセフ・ルーベン、脚本はサマセット・モーム賞の受賞作家で「サワー・スイート」のイアン・マキューアン。製作は、ルーベンと「摩天楼はバラ色に」のメリー・アン・ペイジ、エグゼクティヴ・プロデューサーは「エイリアン3」のエズラ・スワードロウと、ダニエル・ロゴシン。撮影のジョン・リンドレイ、編集のジョージ・ボワーズは、監督とは「W」などほとんどの作品でコンビを組んでいる。音楽は「ケープ・フィアー」のエルマー・バーンスタイン、美術はビル・グルームが担当。主演は「ホーム・アローン」シリーズのマコーレー・カルキン。共演は「わが心のボルチモア」のイライジャ・ウッドほか。
    80
  • 恋人はパパ ひと夏の恋

    制作年: 1993
    南の楽園バハマを舞台に、思春期に差しかかった娘とその成長ぶりにとまどう父親が巻き起こす騒動を描いたロマンティック・コメディ。91年のフランス映画「さよならモンペール」(ジェラール・ロージェ監督)を、同じジェラール・ドパルデューの主演でリメイク。監督のスティーヴ・マイナー、エグゼクティヴ・プロデューサーのエドワード・S・フェルドマンは「フォーエヴァー・ヤング 時を超えた告白」のコンビ。製作はフランスからジャック・バールと、「さよならモンペール」を手がけたジャン・ルイ・リヴィ。脚本は「三人の逃亡者」のフランシス・ヴェベールと「スリーメン&リトルレディ」のチャーリー・ピータースの共同。撮影は日系の新鋭ダリン・オカダ、音楽は「ホッファ」のデイヴィッド・ニューマンが担当。主演は「グリーン・カード」に続いてハリウッド映画に出演のジェラール・ドパルデューと、「恋に焦がれて」のキャサリン・ヘイグル(撮影当時は14歳)。共演は「原始のマン」のダルトン・ジェームズ、「アメリカン・ジゴロ」のローレン・ハットンほか。
  • 銃弾の微笑

    制作年: 1993
    ″クイック(早撃ち)″と異名をとるヒット・ウーマンと、麻薬組織の金を横領した会計士の逃避行をめぐって展開される、ひねりの効いたサスペンス・アクション。監督は新鋭リック・キング。製作はデイヴィッド・ランカスター、脚本はフレデリック・ベイリー、撮影はギザ・シンコヴィックス、音楽はロバート・スプレイベリーが担当。ヒロインには「ミステリー・デイト」の新星、テリー・ポロ。彼女の相手役を演じるのは「トラスト・ミー」「愛・アマチュア」でハル・ハートリー監督作品の″顔″となったマーティン・ドノヴァン。共演は「トゥルーライズ」のティア・カレル、「ホワイトハンター ブラックハート」「バーチャル・ウォーズ」のジェフ・フェイヒー、「マニアックコップ3」のロバート・ダヴィほか。
  • ロッタちゃん はじめてのおつかい

    制作年: 1993
    無邪気だがちょっとご機嫌ななめな女の子ロッタちゃんが繰り広げる愉快な騒動を描くハートフル・ドラマ。『長くつ下のピッピ』で有名な童話作家アストリッド・リンドグレーンの『ロッタちゃんのひっこし』『ロッタちゃんとクリスマスツリー』(階成社刊)と『ロッタのひみつのおくりもの』(岩波書店刊)の映画化で、監督・脚本は児童映画で活躍するヨハンナ・ハルドがあたった。製作は「マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ」のワルデマル・ベルゲンダール。撮影はオーロフ・ヨンソン。音楽はステファン・ニルソン。美術はラッセ・ヴェストフェルト。編集はヤン・ペルションとクリステル・フールブラント。衣裳はインゲル・ベーション。出演はオーデイションで選ばれたグレテ・ハヴネショルド以下、リン・グロッペスタード、マルティン・アンデション、ベアトリース・イェールオースほか。
  • ロッタちゃんと赤いじてんしゃ

    制作年: 1992
    きかん坊な少女ロッタちゃんの一夏を描いた心温まるファミリードラマ。原作はアストリッド・リンドグレーン。監督は「ロッタちゃん はじめてのおつかい」のヨハンナ・ハルド。撮影のオーロフ・ヨンソン、音楽のステファン・ニルソン以下スタッフは「ロッタちゃん はじめてのおつかい」に続く参加。出演はグレテ・ハヴネショルド以下、レギュラー陣が顔をそろえる。
  • 愛のあとに

    制作年: 1992
    30代の女流作家と、その2人の愛人との関係を描く恋愛ドラマ。監督・脚本は「ア・マン・イン・ラブ」のディアーヌ・キュリス、製作はフィリップ・リェーヴル、エグゼクティヴ・プロデューサーは「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」のロベール・ベンムッサ、共同脚本は「サーシャのために」のアントワーヌ・ラコンブレ、撮影は「フランチェスコ」のファビオ・コンヴェルシ、音楽はイヴ・シモンが担当。
  • 嵐が丘(1992)

    制作年: 1992
    エミリー・ブロンテの名作『嵐が丘』の映画史上五度目の映像化。今回は原作を最後まで忠実に映画化している。監督はテレビ・ドキュメンタリー出身のピーター・コズミンスキー。製作はキャスティング・ディレクター出身のメリー・セルウェイ。脚本はアン・デヴリン。撮影は「リトルマン・テイト」のマイク・サウソン。音楽は「ハイヒール」の坂本龍一が担当。主演は「ダメージ」のジュリエット・ビノシュ、英国ロイヤル・シェークスピアカンパニー出身で、本作が映画デビューとなるレイフ・ファインズ。「ヤング・シャーロック ピラミッドの謎」のソフィー・ウォード、「ヘンリー五世」のサイモン・シェパード、世界的な人気シンガーでアイルランド出身のシンニード・オコナーらが共演。
    80
  • 女と男の危機

    制作年: 1992
    日常の中のさまざまな“危機”にほんろうされる現代人の姿を、ユーモアとエスプリ豊かに描いたコメディ。監督・脚本は「ロミュアルドとジュリエット」の女流監督コリーヌ・セロー。製作は「田舎の日曜日」のアラン・サルド。撮影はロベール・アラズラキ。オリジナル・スコアはソニア・ヴィーダー・アテルトンで、彼を含む三人の奏者が演奏するベートーヴェンの「ピアノ三重奏曲第三番・ハ短調」を使用。主演は「ベティ・ブルー 愛と激情の日々」のヴァンサン・ランドン。共演はフランスの人気コメディアン、パトリック・ティムシット、「ラ・ブーム2」のザブー、「わんぱく戦争」などで知られる映画監督のイヴ・ロベールら。
  • パワー・オブ・ワン

    制作年: 1992
    1930年代の南アフリカで生まれたイギリス人の少年が孤児となり、人々の善意とアフリカの大自然に学びながら成長していく姿を描く人間ドラマ。監督は「ロッキー」のジョン・G・アヴィルドセン、製作は「JFK」のアーノン・ミルチャン、エグゼクティヴ・プロデューサーは「真実の瞬間」のスティーヴン・ルーサー、グラハム・バーク、グレッグ・クート。ブライス・コートネイの半自伝的同名小説をもとに「ベスト・キッド」のロバート・マーク・カーメンが脚本を執筆。撮影は「ダンス・ウィズ・ウルブズ」のディーン・セムラー、音楽は「レインマン」のハンス・ジマーが担当。主演はスティーブン・ドーフ、「ミュージックボックス」のアーミン・ミューラー・スタール、「許されざる者(1992)」のモーガン・フリーマン、「プロスペローの本」のサー・ジョン・ギールグッド。
  • 心の扉

    制作年: 1992
    心の扉を閉ざし、神秘的な沈黙の世界に閉じこもってしまった娘と、彼女を理解し、愛で支えようとする母親の藤を描いたヒューマン・ドラマ。監督・脚本・原案はテレビ、演劇界で活躍し、本作が初の劇場用映画となるマイケル・レサック。製作はジャーナリスト出身で「アフター・アワーズ」などのデール・ポロック。エグゼクティヴ・プロデューサーはヴィットリオ・チェッキ・ゴーリ。共同原案はロバート・ジェイ・リッツ。撮影は「ロッキー5 最後のドラマ」のヴィクター・ハマー。音楽は「フィールド・オブ・ドリームス」のジェームズ・ホーナーがそれぞれ担当。主演は「私がウォシャウスキー」のキャスリーン・ターナーと、オーディションで三千人の中から選ばれたアーシャ・メニーナ。「逃亡者(1993)」のトミー・リー・ジョーンズ、「キンダガートン・コップ」のパーク・オーヴァーオール、テレビシリーズ「ツイン・ピークス」のマイケル・ホース、シロー・ストロングらが脇を固める。
  • 恋のレディ&レディ?

    制作年: 1992
    女装して弱小女子サッカー・チームに入り、優勝に導こうと奮闘する少年の活躍を描くコメディ。監督は「メタル・ブルー」のシドニー・J・フューリー、製作はアルバート・S・ラディとアンドレ・E・モーガン、エグゼクティヴ・プロデューサーはグレイ・フレドリクソンとジェームズ・G・ロビンソン、脚本はカーティス・バーチ、撮影はダン・バーストール、音楽はリチャード・ギブスが担当。主演は全米の人気アイドルで、「ネバー・エンディング・ストーリー第2章」のジョナサン・ブランディス、一流ファッション誌の人気モデルで、本作がデビューのヴィネッサ・ショウ、テレビの有名コメディアンで「バック・トゥ・スクール」のロドニー・デンジャーフィールド。
  • お気にめすまま(1992)

    制作年: 1992
    若く美しいソプラノ歌手と貸し番犬屋を営む中年男の恋を描く恋愛コメディ。監督は「愛と野望のナイル」のボブ・ラフェルソン、製作・脚本は「おかしなレディ・キラー」のキャロル・イーストマン、共同製作は「モーニングアフター」のブルース・ギルバート、撮影は「ローズ家の戦争」のスティーブン・H・ブラム、音楽は、本作が遺作となった「マグノリアの花たち」のジョルジュ・ドルリューが担当。主演は「ア・フュー・グッドメン」のジャック・ニコルソン、「シー・オブ・ラブ」のエレン・バーキン。「ハリーとトント」などの監督、ポール・マザースキーがゲスト出演している。
  • カウチポテト・アドベンチャー

    制作年: 1992
    異次元テレビの世界へ吸い込まれた両親を助けるため奮闘する子供たちの姿を描く冒険コメディ。監督・撮影は「カナディアン・エクスプレス」のピーター・ハイアムズ。製作は「ラスト・オブ・モヒカン」のジェームズ・G・ロビンソン、エグゼクティヴ・プロデューサーはデイヴィッド・ニクセイとゲイリー・バーバー。脚本はトム・S・パーカーとジム・ジェニウェイン。音楽はブルース・ブロートンが担当。主演は「ニューヨークの恋人」のジョン・リッター、「ウエディング」のパメラ・ドーバー、「レッド・オクトーバーを追え!」のジェフリー・ジョーンズ。劇中のアニメーションは「ダフィ・ダック」シリーズなどで知られるチャック・ジョーンズが担当している。
  • いとこのビニー

    制作年: 1992
    殺人容疑を受けた従兄弟を助けようと奮闘する新米弁護士の姿を描く法廷コメディ。監督は、イギリス出身で「ナンズ・オン・ザ・ラン 走れ!尼さん」のジョナサン・リンで、本作がハリウッド第一作となる。製作・脚本は「ペテン師とサギ師 だまされてリビエラ」(脚本)のデール・ローナー、共同製作は「ヤングガン2」のポール・シフ、撮影は「死霊のはらわたII」のピーター・デミング、音楽は「過ぎゆく夏」のランディ・エデルマンが担当。主演は「ホーム・アローン2」のジョー・ペシ、「クロスロード」のラルフ・マッチオ、今年度アカデミー賞最優秀助演女優賞を本作で獲得した「オスカー(1991)」のマリサ・トメイ。ほかにミッチェル・フィットフィールド、フレッド・グウィン、レーン・スミスらが共演。
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  • ストーリービル 秘められた街

    制作年: 1992
    ニューオリンズを舞台に、殺人事件に巻き込まれた名門出の青年の姿を描く。監督・脚本はTVシリーズ「ツイン・ピークス」のマーク・フロスト。本作が劇場用映画第1作となる。製作は、エドワード・R・プレスマンと、デイヴィッド・ロウ、撮影はロン・ガルシア、編集はB・J・シアーズ、衣裳はルイーズ・フログレイ、音楽はカーター・バーウェルがそれぞれ担当。
  • ミッドナイト・ヒート

    制作年: 1992
    一度は悪の道から抜け出した青年が、旧友のために再び事件に巻き込まれていく、ハードボイルド・アクション。監督はテレビ界出身のジョン・ニコレラ、製作はキャンディス・ヤングとランス・キング。脚本はマックス・ストロムとジョン・アレン・ネルソン、撮影はチャールズ・ロジャー・ジュニア、音楽はクリス・ケーフード、音楽はヤン・ハマーが担当。
  • アメリカン・ハート

    制作年: 1992
    前科者の父親と、その息子の絆を描く。監督・原案は「子供たちをよろしく」のマーティン・ベル、製作は主演のジェフ・ブリッジスとロジリン・ヘラーとニール・コーニグスバーグ、エグゼクティヴ・プロデューサーは「アフター・ダーク」のケアリー・ブロカウ、脚本・原案はピーター・シルバーマン、撮影はジェームズ・R・バグドナス、音楽は「サウス・キャロライナ 愛と追憶の彼方」のジェームズ・ニュートン・ハワードが担当。
  • 妻への恋文

    制作年: 1992
    平凡な結婚生活に倦怠感が訪れた夫婦の“恋”の駆け引きを描く恋愛コメディ。監督・脚本は、フランス軽演劇界の演出家、劇作家として、また国民的喜劇俳優としても知られるジャン・ポワレで、この作品が監督デビュー作であったが、一九九二年三月心筋梗塞で死去し遺作となった。製作は「髪結いの亭主」のティエリー・ド・ガネー。エクゼクティヴ・プロデューサーはモニーク・ゲリエ。アレクサンドル・ジャルダンの同名小説をもとに、ポワレと多才な俳優としても知られるマルタン・ラモットが共同で脚色。撮影はエドゥアルド・セラ、音楽はジャン・クロード・プティが担当。主演は「フレンチ・コップス」のティエリー・レルミット、ポワレ監督の内縁の妻でもあった「サロメの季節」のカロリーヌ・セリエ。
  • 愛に翼を

    制作年: 1991
    子供をなくした夫婦と少年の一夏のふれあいを描く、フランス映画「フランスの思い出」(原案ジャン・ループ・ヒュバート)のアメリカ版リメイク。監督・脚本は「フォエバー・フレンズ」の脚本家のメアリー・アグネス・ドナヒュー、製作はスコット・クルーフ、パトリック・パーマー、エグゼクティヴ・プロデューサーはジャン・フランソワ・ルプティ、テッド・フィールド、ロバート・W・コート、撮影はポーランド出身のイェジー・ジーリンスキー、音楽はニューマン兄弟の末弟で近年の成長株デイヴィッド・ニューマンが担当。なお、主演のメラニー・グリフィスとドン・ジョンソンは実際の夫婦である。
  • いつも隣りにいてほしい

    制作年: 1991
    女主人公のクリスは、再婚を前に、2人の愛する男の選択に迷い続ける。1人は夢のある男性、もう一人は誠実な男性。結婚式を明日に控え、クリスはどちらを選ぶのか||人を愛することの次に大切なものとは何なのかを、女性の側から考える。選択に揺れるクリスを演じるのは、アカデミー賞女優のシシー・スペイセク。クリスの夫役ジョーイを、ウィリアム・ピーターセンが演じる。彼は監督のマーティン・デイヴィッドソンの友人でもあり、この映画の製作も務めた。マーティン・デビッドソンは「Long Gone」でACE賞を受賞した監督だが、日本ではこれが初めての公開となる。エグゼクティブ・プロデューサーはマイケル・ダグラス、脚本はジュール・セルボ。
  • ロビン・フッド(1991・パトリック・バーギン)

    制作年: 1991
    期せずして競作となった「ロビン・フッド」、こちらは先に公開となったパトリック・バーギン主演版。エグゼクティブ・プロデューサーはジョン・マクティアナン、製作はセイラ・ラドリクリフ、監督は「ゴリラ(1986)」のジョン・アーヴィン、脚本はサム・レスニック、ジョン・マッグラスの共同、撮影はジェーソン・リーヘル、音楽をジョッフリー・バーゴンが担当。出演はほかにユマ・サーマンら。
    80
  • トラスト・ミー

    制作年: 1991
    若い女と男が愛と信頼を探し求め、自分自身を発見していく姿を描く人間ドラマ。91年サンダンス・フィルムフェスティバル脚本賞受賞。監督・脚本は「シンプルメン」のハル・ハートリーで、本作が長編2作目。製作はブルース・ウェイス、エクゼクティフヴ・プロデューサーはジェローム・ブラウンスタイン、撮影はマイケル・スピラー、音楽はフィル・リードが担当。主演はハートリーの前作「アンビリーバル・トゥルース」に続いて出演するエイドリアン・シェリー、「シンプルメン」で海男マーティンを演じたマーティン・ドノヴァン。
    76
  • メル・ブルックス 逆転人生

    制作年: 1991
    賭けに応じてスラム街で暮らすことになった大富豪の人生を描く。メル・ブルックスが「スペースボール」以来4年ぶりに監督を手がけるコメディで、他に製作・脚本・主演も努める。エグゼクティブ・プロデューサーはエズラ・スワードロウ、共同脚本はルディ・デ・ルカ、スティーヴ・ハーバーマンとロン・クラーク、撮影はスティーブン・ボスター、音楽はジョン・モリスが担当。共演はレスリー・アン・ウォーレン、ジェフリー・タンバー他。
  • ニューマン

    制作年: 1991
    発明好きの兄弟が作ったロボットに、父親の魂が宿る不思議な出来事を描くSFファンタジー。監督・脚本はテレビ、舞台出身のトニー・クックソン、製作は「バベットの晩餐会」のジャスト・ベッザー、エグゼクティヴ・プロデューサーはペルニール・シズビー、撮影は「家族狂想曲」のポール・エリオット、音楽はランディ・ミラーが担当。
  • マイ・スイートファミリー

    制作年: 1991
    複雑な家庭環境が生み出す奇妙な出来事を13歳の少女を中心に描いたコメディ。監督は『デランシー・ストリート』(V)のジョアン・ミックリン・シルヴァー、製作はジェリー・オルセンとローリー・パールマン、エグゼクティヴ・プロデューサーはメリッサ・ゴダードとピーター・モーガン、脚本はフランク・ムガヴェロ、撮影はテオ・ヴァン・デ・サンデが担当。
  • ホット・スポット

    制作年: 1991
    テキサスの田舎町を舞台に、野心あふれる男と2人の女をめぐる犯罪と罠を描くサスぺンス。エグゼクティブ・プロデューサーはビル・ケヴィン、デレク・パワーとスティーブン・ウジュエイキ。製作はポール・ルイス、監督は「ハートに火をつけて」のデニス・ホッパー、52年に発表されたチャールズ・ウィリアムズの小説[ヘル・ハズ・ノー・フューリー(地獄に怒りなし)」をもとに、ウィリアム自らとノナ・タイソンが脚色、撮影はウェリー・スタイガー、音楽はジャック・ニッチェが担当。出演はドン・ジョンソン、ヴァージニア・マドセン、ジェニフアー・コネリーほか。
  • BOOK OF LOVE あの日の恋

    制作年: 1991
    50年代のアメリカを舞台に、若者たちの恋と友情を描く青春ドラマ。監督は、ニュー・ライン・シネマの創設者で「ミュータント・タートルズ」などのプロデューサーとして知られるロバート・シェイで、本作品が監督デビューとなる。製作は、「クライ・ベイビー」のレイチェル・タラレイ、原作・脚本はウィリアム・コッツウィンクル、撮影はピーター・デミング、音楽はスタンリー・クラークが担当。
  • コレット 水瓶座の女

    制作年: 1991
    女流作家シドニー・ガブリエル・コレットの、最初の夫との結婚前後の出来事を綴った愛欲メロドラマ。監督はジョン・ヒューストンの息子で「ミスター・ノース 風をはこんだ男」のダニー・ヒューストン。エグゼクティヴ・プロデューサーはトッド・ブラックとキャスリン・ギャランとジョー・ワイザン、脚本はルース・グラハム、撮影はヴォルフガング・トロイ、音楽は「グレイストーク ターザンの伝説」のジョン・スコットが担当。
  • ミーティング・ヴィーナス

    制作年: 1991
    パリのオペラ座を舞台に、指揮者と歌手の恋と、オペラ「タンホイザー」が上演されるまでの舞台裏を描いたドラマ。製作は「メンフィス・ベル」のデイヴィッド・パトナム、監督・脚本は「ハヌッセン」のイシュトヴァーン・サボー、共同脚本にマイケル・ハースト、撮影はラヨシュ・コルタイ、音楽はリヒャルト・ワグナー。出演は「運命の逆転」のグレン・クロース、ニエル・アレストラップほか。クロースのオペラの吹き替えはキリ・テ・カナワが担当。
  • 紅夢

    制作年: 1991
    絶大な権力を持つ大地主の家に第4夫人として嫁ぐことになったヒロインの愛憎を描く。蘇童の小説『妻妾成群』の原作を「菊豆」の張藝謀が映像化。エグゼクティヴ・プロデューサーを「悲情城市」の侯孝賢と張文澤が手がける。製作は邱復生、脚本は倪震、撮影は趙非、音楽プロデュースは立川直樹が担当。
  • グラン・マスクの男

    制作年: 1991
    孤児たちのために覆面レスラーとしてプロレスのリングに上がる神父の雄姿をさわやかにつづったスポーツ・ロマン。監督・脚本は本作で長編デビューを果たしたエリック・デュレ。製作はジャン・マリエ・デュプレとマルク・シャイエ。共同脚本はアラン・ジロー。撮影はエンニオ・グァルニエリ。音楽はジャン・ピエール・フォーキーがそれぞれ担当。出演は「グラン・ブルー」のジャン・レノ。共演は監督の実兄で「ニキータ」のマルク・デュレ、「ザ・プレイヤー」のマーリー・マトリンら。
  • 恋路(1991)

    制作年: 1991
    昔の恋人の出現に揺れるヒロインの姿を描く女性映画。監督・脚本は「フランスの友だち」のジャン・ルー・ユベール。エグゼクティヴ・プロデューサーはジャン・クロード・フリューリー。製作は「フランスの思い出」のアラン・ドパルデュー。撮影は「フランスの思い出」のクロード・ルコント。音楽は「プラトーン」のジョルジュ・ドルリュー。編集はレイモンド・ギュヨ。衣装はアニック・フランソワが担当。
  • フールズ・オブ・フォーチュン

    制作年: 1990
    ウイリアム・トレヴァーの同名小説を基に、20世紀初頭のアイルランド独立戦争を背景にして、一家族の崩壊と再生を描いた歴史ドラマ。監督は「乙女座殺人事件」のパット・オコナー、製作は「ロビン・フッド」(監督ジョン・アービン)のセイラ・ラドクリフ、エグゼクティヴ・プロデューサーはビーヴァンとグラハム・ブラッドストリート、脚本はマイケル・ハースト、撮影は「乙女座殺人事件」のジャージー・ジーリンスキー、音楽は「心の旅」のハンス・ジマーが担当。
  • ソフィー・マルソーのパシフィック通り

    制作年: 1990
    アメリカへ旅立ったパリジェンヌが、頼りもなく苦労する姿を描く青春ドラマ。製作はピエール・アンドリュー、監督はベルナール・シュミット、脚本はマリオン・ベルノー、撮影はマルシア・バローが担当。出演はソフィー・マルソー、アダム・コールマン・ハワードほか。
  • プロヴァンス物語 マルセルのお城

    制作年: 1990
    「愛と宿命の泉」の原作者、マルセル・パニョルの回想録『少年時代の思い出』の中から第二部・第三部を基に、「わんぱく戦争」のイヴ・ロベールが監督し映画化。「マルセルの夏」の続篇で、脚本はジェローム・トネールとイヴ・ロベールの共同、撮影はロベール・アラズラキ、音楽はウラジミール・コスマが担当。出演は「マルセルの夏」のジュリアン・シアマーカ、ナタリー・ルーセル、フィリップ・コーベールほか。
    70
  • マリーナ

    制作年: 1990
    ニュー・ジャーマン・シネマの先駆的存在であり、ダニエル・シュミット、ミッシェル・フーコー、ハンス・ユルゲン・ジーバーベルグ等に多大な影響を与えたヴェルナー・シュローターがトラウマを抱えた女性作家の生活を描く。妄想的な精神分裂的世界を描写している点では彼の「愚か者の日」に連なる作品でもある。91年のドイツ映画賞で、最優秀作品、監督、主演女優(イザベル・ユペール)、編集(ユリアーネ・ローレンツ)賞を受賞、製作はトーマス・クッチェンリッターとステファン・クッチェンリッター、インゲホルク・バッハマンの原作を基にエルフリード・ジュリネクが脚本を執筆。撮影はエルフィ・ミケシュ、音楽はジャコモ・マンゾーニが担当。出演は「愛・アマチュア」のイザベル・ユペール、「黒の過程」のマチュー・カリエール、また「ラ・パロマ」、「まわり道」のペーター・カーンほか。
  • プロヴァンス物語 マルセルの夏

    制作年: 1990
    19世紀末の南フランスに生まれた少年マルセルとその周りの人々の交流をノスタルジックに描いた心優しきヒューマン・ドラマ。本作と「マルセルのお城」の二部作で成っている。監督は「ぐうたらバンザイ!」のイヴ・ロベール、脚本はロベールとジェローム・トネール、ルイ・ヌスラの共同、撮影はロベール・アラズラキ、音楽はウラジミール・コスマが担当。「愛と宿命の泉」の原作者マルセル・パニョルの回想録が基になっている。出演はフィリップ・コーベール、ナタリー・ルーセル、ジュリアン・シアマーカほか。
    60
  • キング・オブ・ニューヨーク

    制作年: 1990
    ニューヨークの暗黒街に巣くうブラック・マフィアの白人リーダーが血で血を争う抗争の中で野望を達成してゆこうとする姿を描くアクション。エグゼクティヴ・プロデューサーはジェイ・ジュリアンとヴィットリオ・スクァランテ、製作はメアリー・ケイン、監督は「チャイナ・ガール」のアベル・フェラーラ、脚本はニコラス・セント・ジョン、撮影はボージャン・バゼリ、音楽をジョー・デリアが担当。出演はクラストファー・ウォーケン、ローレンス・フィッシュバーンほか。
  • グッドフェローズ

    制作年: 1990
    実在の人物をモデルに“グッドフェローズ”と呼ばれるギャングたちの生き様を描くドラマ。エグゼクティヴ・プロデューサーはバーバラ・デ・フィーナ、製作はアーウィン・ウィンクラー、監督は「ニューヨーク・ストーリー」のマーティン・スコセッシ、脚本は原作者のニコラス・ピレッジとスコセッシの共同、撮影はミハエル・バルハウスが担当。出演はロバート・デ・ニーロ、レイ・リオッタほか。
    73
  • バッド・インフルエンス 悪影響

    制作年: 1990
    エリート青年がメフィストフェレスの如き美少年に導かれて経験する地獄廻りのような出来事を描くサイコ・サスペンス。製作はスティーヴ・ティッシュ、監督は「窓/ベッドルームの女」のカーティス・ハンソン、脚本は「アパートメント・ゼロ」のデイヴィッド・コープ、撮影はロバート・エルスウィット、音楽はトレーバー・ジョーンズ。出演はジェームズ・スペイダー、ロブ・ロウほか。
  • ヤングガン2

    制作年: 1990
    88年にアメリカで大ヒットした「ヤングガン(1988)」の続編で、西部史上のヒーロー、ビリー・ザ・キッドと新メンバーも加わった“警備団“レギュレーターズ”の活躍を描くアクション大作。エグゼクティヴ・プロデューサーはジェームズ・G・ロビンソン、ジョー・ロス、ジョン・フスコ、製作はアービー・スミスとポール・シッフ、監督はニュージーランドから初めてハリウッド進出を果たしたジョフ・マーフィー、脚本はジョン・フスコ、撮影はディーン・セムラー、音楽はアラン・シルベストリが担当。出演はエミリオ・エステベス、キーファー・サザーランドほか。日本版字幕は松浦美奈。カラー、シネスコ、ドルビーステレオ。1990年作品。
  • カウチ・イン・ニューヨーク

    制作年: 1990
    ニューヨークの超エリート精神分析医と、パリに住むお人好しのダンサーの卵がアパートを交換したことから起こる騒動と恋を描く、風刺の効いたロマンチック・コメディ。監督は「ゴールデン・エイティーズ」「アメリカン・ストーリーズ/食事・家族・哲学」のシャンタル・アケルマン。製作は「オーソン・ウェルズ/イッツ・オール・トゥルー」のレジーヌ・コンキエとジャン=リュック・オルミエール。主演は「スモーク」のウィリアム・ハートと「トリコロール/青の愛」のジュリエット・ビノシュ。
  • プランサー

    制作年: 1989
    純粋な少女の心がクリスマス・イブに呼び起こす奇跡のような出来事を描くメルヘンティックなドラマ。製作は「ビルとテッドの大冒険」のラファエラ・デ・ラウレンティス、監督は「ウィーズ」のジョン・ハンコック、脚本はグレッグ・テイラー、撮影はミッシャ・ススロフ、音楽はモーリス・ジャールが担当。出演はサム・エリオット、レベッカ・ハレルほか。
  • ベッドルーム・アイズ

    制作年: 1989
    夫婦の間の疑惑が呼び起こす悲劇を描くエロティック・サスペンス。製作・監督はポルノ界出身のチャック・ビンセント、脚本はジェラルド・チッコリッティ、撮影はラリー・レベーヌが担当。出演はウィングス・ハウザー、キャシー・シャワーほか。
  • ハッピー・トゥギャザー(1989)

    制作年: 1989
    ひょんなことから大学寮のルームメイトになってしまった男女の恋愛模様をコメディ・タッチで描く青春映画。製作はジェレ・ヘンショー、監督はメル・ダムスキー、脚本はクレイグ・J・メヴィアス、撮影はジョー・ペネラ、音楽はロバート・フォークが担当。出演はパトリック・デンプシー、ヘレン・スレイターほか。
  • アドベンチャー・キッズ 氷河洞窟の謎

    制作年: 1989
    南米を舞台に、冒険少年の活躍を描くアクション映画。監督・製作はラデュ・ガブレア。エグゼクティブ・プロデューサーはヨーラム・グローバスとクリストファー・ピアース。脚本はマイケル・ワープ。撮影はローサ・エリアス・スティッケルブルックス。編集エマニュエル・デウィット。音楽はロバート・M・エスティ2世。出演は「オーバー・ザ・トップ」で注目された子役、デイヴィッド・メンデンホール、マイケル・モリアーティ他。
  • ストリート・オブ・ヒーロー

    制作年: 1989
    死んだと思われていた伝説のロックヒーローが、再び舞台に上がるまでをライブ・シーンをからめて描く音楽映画。製作はステファニー・レイチェル、監督は「フラッシュバック」のジャン・クロード・ロード、脚本はチャールズ・ゼブ・コーエン、リック・ドゥエリング、撮影はレネ・ヴェルジェ、音楽はジョン・キャファティが担当。出演はマイケル・パレ、マリア・オルシーニほか。
  • いまを生きる

    制作年: 1989
    59年、ニューイングランドの全寮制学院を舞台に、学生たちの愛と生、そして死を描くドラマ。製作はスティーヴン・ハフトとポール・ユンガー・ウィット、監督は「モスキート・コースト」のピーター・ウィアー、脚本はトム・シュルマン、撮影はジョン・シール、音楽はモーリス・ジャールが担当。出演はロビン・ウィリアムス、イーサン・ホークほか。
    90
  • ヤーバ

    制作年: 1989
    “ヤーバ”と呼ばれる老婆とひとりの少年の心の交流を描くドラマ。製作・監督・脚本は「チョイス」のイドリッサ・ウエドラオゴ、共同製作はピエール・アラン・マイヤーとフレディ・デナエス、撮影はマチアス・ケリン、音楽はフランシス・ベベイが担当。出演はファティマータ・サンガ、ヌフー・ウエドラオゴほか。
  • ドッグ・イン・パラダイス

    制作年: 1989
    「ニュー・シネマ・パラダイス」で生き生きとしたシチリア少年を演じたサルヴァトーレ・カシオの日本公開作品第三弾。製作はフランコ・クリスタルディ、監督は「ビッグ・ガン」(71)のドゥッチョ・テッサリ、脚本はエンニオ・デ・コンチーニ、ドゥッチョ・テッサリ、マナヘム・ヴェラスコ、マルチェロ・コシア、原作はレモ・フォルラーニ、撮影はマルコ・オノラート、カルロス・スアレス、音楽はデット・マリアーノが担当・出演はピーター・ユスティノフ、ロベルト・アルピほか。
  • ステップ・アクロス・ザ・ボーダー

    制作年: 1989
    ジャンルを越えた活動を続けるマルチ・ミュージシャン、フレッド・フリス。彼が世界各地で出会うアーティストたちとの共演、そして街や人々の表情をも同時にとらえたユニークな音楽映画。監督はともにこれが劇場映画デビューとなるニコラス・フンベルトとヴェルナー・ペンツェルの共同、撮影はオスカー・セルガドが担当。出演するミュージシャンはほかにジョン・ゾーン、アート・リンゼイ、イヴァ・ビトヴァ、そして日本からも林英哲、ハコら。また、映像作家のジョナス・メカスや写真家のロバート・フランクも特別出演している。映画はタイトル通り国境を、そして芸術のあらゆる領域の「境界を越え」て活躍するフリスの赴くまま、東京、大阪、京都、ライプチッヒ、ニューヨーク、チューリッヒと世界各地にロケを行ない、さまざまなミュージシャンとのセッションや台所で行なう即興音楽などの模様を収めることによってその変幻自在なスタイルの魅力を伝える。と同時に、その土地が持つランドスケープや人々の織りなす表情、例えば日本ならば竜安寺の石庭や屋台のおでん屋などを、インタビューなど多彩な手法を使って描くことで映像と音楽をシンクロさせることに成功している。
  • ロザリンとライオン

    制作年: 1989
    猛獣使いの美少女に恋した若者が彼女と共に青春を賭けてサーカスの大舞台に挑むまでを、実在の調教師ティエリー・ル・ポルティエとその妻ロザリンの伝記を基に描く。製作はカトリーヌ・マズィェール、監督・脚本は「ベティ・ブルー 愛と激情の日々」のジャン・ジャック・ベネックス、撮影はジャン・フランソワ・ロバン、音楽はラインハルト・ワグナーが担当。出演はイザベル・パスコ、ジェラール・サンドスほか。
  • 彼女がステキな理由

    制作年: 1989
    ミュージカル版『エレファント・マン』の主役を務めることになった売れないコメディアンの奮闘を描くラブ・コメディー。エグゼクティヴ・プロデューサーはティム・ビーヴァン。製作はポール・ウェブスター、監督は本作がデビューのメル・スミス、脚本は自らの体験を基にリチャード・カーティス、撮影はエイドリアン・ビドルが担当。出演はジェフ・ゴールドブラム、エマ・トンプソンほか。
  • 私の夜はあなたの昼より美しい

    制作年: 1989
    偶然パリの街で出会った男女の、三日三晩に渡る愛の葛藤を描く恋愛ドラマ。製作はアラン・サルド。ラファエル・ビエドゥーによる同名小説を基に、監督・脚本は「悪魔」のアンジェイ・ズラウスキ、撮影はパトリック・ブロシェ、音楽はアンジェイ・コジンスキが担当。出演はソフィー・マルソー、ジャック・デュロンほか。
  • スキャンダル(1989)

    制作年: 1989
    '59年、イギリスに起きた「プロヒューモ事件」をめぐる男女の愛憎を描く実話ドラマ。エグゼクキュティヴ・プロデューサーはニック・パウエルとジョー・ボイド、製作はスティーブン・ウーリー、監督はマイケル・ケイトン・ジョーンズ、脚本はマイケル・トーマス、撮影はマイク・マロイ、音楽はカール・デイヴィスが担当。出演はジョン・ハート、ジョアン・ウォーリー・キルマーほか。
  • 夫たち、妻たち、恋人たち

    制作年: 1988
    夏のバカンスを過ごすさまざまな人々の人間模様を描く群像ドラマ。製作はシャルル・ガッソ、監督・脚本は「上級生」のパスカル・トマ、共同脚本はフランソワ・カヴィリオーリ、撮影はルナン・ポール、音楽はマリーヌ・ロジェが担当。出演はジャン・フランソワ・ステヴナン、スーザン・モンクールほか。
  • 華麗なる殺人 死ぬには美しすぎて

    制作年: 1988
    ミラノを舞台に連続モデル殺人事件を描くサスペンス映画。監督はダリオ・ピアーナ。アキーレ・マンゾッティとピアーナの原案を基に、脚本はピアーナとクラウディオ・マンシーニ、マンゾッティ、撮影はアラン・ジョーンズが担当。出演はフローレンス・ゲランほか。
  • デモンズ3

    制作年: 1988
    北イタリアの大聖堂を舞台に、現在に甦った悪魔に襲われる人々の姿を描くホラーシリーズ第3作。製作はダリオ・アルジェント、監督は「アクエリアス」のミケーレ・ソアヴィ、原案・脚本はアルジェントとフランコ・フェリーニ、撮影はレナート・タフリが担当。出演はトーマス・アラナほか。
  • スチューデント

    制作年: 1988
    恋に揺れ動くある女子大生の姿を描くラブ・ロマンス。製作はアラン・ポワレ、監督・脚本は「ラ・ブーム2」のクロード・ピノトー、共同脚本はダニエル・トンプソン、撮影はイヴ・ロダレック、音楽はウラジミール・コスマが担当。主演はソフィー・マルソー、ヴァンサン・ランドンほか。
  • EMMA(1988)

    制作年: 1988
    裕福な家庭に育ちながら無関心な両親の気を引こうと狂言誘拐を企てる少女の心の彷徨を追ったデンマーク作品。製作はティーヴィ・マグヌッソン、監督・脚本はセーアン・クラーグ・ヤーコプセン、共同脚本はイェアン・O・イェンセン、撮影はダン・ローステン、音楽をトーマス・リンダールが担当。出演はリーネ・クルーセ、ボリエ・アールステットほか。
  • パリス by ナイト

    制作年: 1988
    パリを舞台に、女性のもつ複雑な内面をサスペンス仕立てで描き出す心理ドラマ。エグゼクティヴ・プロデューサーはエドワード・R・プレスマン、製作はパトリック・カサヴェッティ、監督・脚本は「ストラップレス」のデイヴィッド・ヘアー、撮影はロジャー・プラット、音楽をジョルジュ・ドルリューが担当。出演はシャーロット・ランプリング、マイケル・ガンボンほか。
  • バイ・バイ・ベイビー

    制作年: 1988
    愛しながらも別れた一組の男女の愛の行方を描く。エグゼキュティヴ・プロデューサーはトニー・レニス、製作はピオ・アンジェレッティとアドリアーノ・デ・ミケーリ、監督・原案・脚本はエンリコ・オルドイーニ、共同脚本はリリアーナ・ベッティとパオロ・コステッラ、撮影はジュゼッペ・ルッゾリーニが担当。出演はキャロル・アルト、ルカ・バルバレスキほか。
  • フォエバー・フレンズ

    制作年: 1988
    57年のアトランティック・シティの海岸で出会った11歳の2人の少女の、その後30年に及ぶ愛と友情、そして別れを描く。エグゼクティヴ・プロデューサーはテリー・シュワルツ、製作はボニー・ブルックハイマー・マーテル、主演のベット・ミドラーとマーガレット・ジェニングス・サウス、監督は「潮風のいたずら(1988)」のゲイリー・マーシャル。アイリス・レイナー・ダートの原作を基に、脚本はメアリー・アグネス・ドナヒュー、撮影はダンテ・スピノッティ、音楽は「サマーストーリー」のジョルジュ・ドルリューが担当。出演はほかに、「最後の誘惑」のバーバラ・ハーシーなど。オリジナル・タイトルは“Beaches”
  • 汚れなき瞳の中に

    制作年: 1988
    あるひとりの少年が、現実と幻想のはざまで巻き込まれる殺人事件をファンタジックに描くサスペンス映画。製作はアンドリュー・G・ラ・マーカ、・監督、脚本はフランク・ラロッジア、撮影はラッセル・カーペンターが担当。出演はルーカス・ハース、レイ・キャリオウほか。
  • クリッター2

    制作年: 1988
    前作でクリッターが生み残していた卵がその2年後ふ化したことによる騒動を描くシリーズ第2作。エグゼクティヴ・プロデューサーはロバート・シェイ、製作はバリー・オッパー、監督・脚本は本作がデビューになるミック・ギャリス、共同脚本はD・T・トゥィー、撮影はラッセル・カーペンター、音楽はTBDが担当。出演はスコット・グライムスほか。
  • ファントム・エンパイア

    制作年: 1987
    地底に眠る伝説の帝国を舞台に繰り広げられる冒険を描くSFコメディ。製作・監督・脚本は「宇宙要塞からの脱出」のフレッド・オーレン・レイ、共同脚本はT・L・ランク、フォード、撮影はゲイリー・グレーヴァー、音楽はロバート・ギャレットが担当。出演はロス・へーゲン、ジェフリー・コムスほか。
  • ノーマンズ・ランド(1987)

    制作年: 1987
    車泥棒の容疑者と警官との友情を描くスリラー・ドラマ。エグゼクティヴ・プロデューサーはロン・ハワードとトニー・ガンズ、製作はディック・ウルフとジョゼフ・スターン、監督は「戦場の小さな恋人たち」のピーター・ワーナー、脚本はD・ウルフ、撮影はヒロ・ナリタ、音楽はバジル・ポールドゥリスが担当。出演はチャーリー・シーンほか。
  • ストリッパー殺人事件(1988)

    制作年: 1987
    猟奇的なストリッパー連続殺人事件の犯人を追う女性刑事の活躍を描く。監督は新人のカット・シー・ルーベン。出演はケイ・レンツ、グレッグ・エヴィガンほか。
  • 勇者ストーカーの冒険

    制作年: 1987
    邪悪な妖術師に戦いを挑む若者を描くヒロイック・ファンタジーのシリーズ第2弾(但し、1作目は未公開)。製作はフランク・アイサ・ジュニア、エグゼクティヴ・プロデューサーはロジャー・コーマン、監督はジム・ウィノースキー、脚本はニール・ルッテンバーグ、撮影はレオナルド・ソリス、音楽はチャック・シリノが担当。出演はジョン・ターレスキー、モニーク・ガブリエルほか。
  • 華麗なる不倫

    制作年: 1987
    沢山の美女に囲まれて豪華な生活を贈るひとりのハンサムな若者と、彼をめぐる女性達の姿を描く。製作・原案はフレッド・ワイントローブ、監督・脚本は本作品がデビュー作となるサンドラ・ワイントローブ、撮影はケント・ウェイクフォード、音楽はデイヴィッド・ウィートリーとポール・E・アントネッリが担当。出演はマイケル・パレ、モード・アダムスほか。
  • 巴里を追いかけて

    制作年: 1987
    映画に情熱を注ぐ3人の男女の愛の行方を描く。エグゼキュティヴ・プロデューサーはクロード・アベイユ、製作はダニエル・トスカン・デュ・プランティエ、監督・脚本は「C階段」のジャン・シャルル・タケラ、撮影はジャック・アシュエリス、音楽はレイモン・アレッサンドリーニが担当。出演はティエリー・フレモン、アン・ジゼル・グラスほか。
  • ファイアー&アイス 白銀の恋人たち

    制作年: 1987
    美女に恋した青年の奮闘を描くスキー映画。製作・監督・脚本・撮影はウィリー・ボグナーが担当。出演はジョン・イーヴスほか。日本版字幕は松浦美奈。
  • KGB追跡 聖書の秘密

    制作年: 1987
    ある聖書をめぐる争いに巻き込まれた動物学者の活躍を描く。製作はクリス・ディヴィスとデイヴィッド・バレット、監督・脚本はダンカン・マクラクラン、撮影はヨハン・ヴァン・デル・ヴェールとニック・ヘロルド、音楽はニック・ピカードが担当。出演はケネス・ギルマンほか。
  • インカ帝国の謎

    制作年: 1987
    古代インカ帝国の秘宝をめぐって繰り広げられる冒険を描く。製作・監督は「大西部無頼列伝」のフランク・クレイマー、原案・脚本はクレイマーとG・サンチェ・アルヴィノ、音楽はウォルト・リッツが担当。出演はコンラッド・ニコルズほか。
  • わが美しき愛と哀しみ

    制作年: 1987
    激しい恋におちた男女の狂気なまでの愛の情熱を描く。製作はヤニック・ベルナール、監督・脚本はジョゼ・ピネイロで本作が日本公開第一作目にあたる。共同脚本はルイ・カラフェルトとソータ、撮影はリシャール・アンドリ、音楽は「悲しみのヴァイオリン」のロマノ・ムスマラが担当。出演はカトリーヌ・ヴィルクニング、ステファン・フェラーラほか。
  • 鏡の向う側

    制作年: 1987
    アルベルト・モラヴィアの『関心』が原作の本作品は、禁じられた愛と家族の崩壊、ショッキングな性の苦悩を描いた人間心理ドラマ。製作はフランチェスコ・カサッティ、セルジオ・マルティネリ、監督はジョヴァンニ・ソルダティ、脚本はロドルフォ・ソネゴ、レオーネ・コロッナ、ジョヴァンニ・ソルダティ、撮影はシルヴァーノ・イッポリティ、音楽はピノ・ドナジオが担当。出演は「炎のランナー」のベン・クロス、ステファニア・サンドレッリほか。
  • キンドレッド

    制作年: 1986
    科学が生み落とした新生物の恐怖を描くホラー映画。エグゼキュティヴ・プロデューサーはジョエル・フリーマン、製作はジェフリー・オブロウ、監督・脚本はオブロウとスティーブン・カーペンターの共同、共同脚本はジョン・ペニー、アール・ガファーリ、ジョゼフ・ステファノ、撮影はS・カーペンター、音楽はデイヴィッド・ニューマンが担当。出演はデイヴィッド・アレン・ブルックスほか。
  • レディ・ドール

    制作年: 1986
    邪悪な発明によって色情狂に変身してしまう女性の姿を描く。製作はアラン・シルッキー。ミロ・マナラの同名漫画を基に、監督・脚本はジャン・ルイ・リシャール、撮影はジャック・ルノアール、音楽はモーリス・ルクールが担当。出演はフローレンス・ゲランほか。
  • 肉体と財産

    制作年: 1986
    夏の終わりの大西洋岸のリゾート地を舞台に、ある殺人事件に巻き込まれた6人の男女の姿を描くフィルム・ノワール。製作はウンベール・バルサンとジャン・ピエール・マオ、ジェームズ・ガンの原作を基に、監督・脚本・台詞は本作品が日本での一般公開第一作になるブノワ・ジャコ、撮影は「さよなら子供たち」のレナート・ベルタ、音楽はエリック・ルランが担当。出演は「ステッペンウルフ」のドミニク・サンダ、「建築家の腹」のランベール・ウィルンン、ジャン・ピエール・レオーほか。
  • 悪霊伝説

    制作年: 1986
    死後もなお日常生活をし続ける死者たちを描く。製作はホセ・フレイド、監督はジョセフ・ブラウンスタイン、脚本はサンチャゴ・モンカダ、音楽はゲレッグ・デベルスが担当。出演はスコット・トンプソン・ベイカー、ローリン・ジーン、「風と共に散る」のドロシー・マローンほか。
  • クリッター

    制作年: 1986
    銀河系刑務所を脱獄した極悪非道の小動物クリッターが地球に飛来して巻き起こす騒動を描くSF。製作はルパート・ハーヴェイ、エグゼクティヴ・プロデューサーはロバート・シェイ、監督・脚本はロジャー・コーマン門下でこれがデビューのステファン・ヘレク、共同脚本はドモニク・ミュアー、撮影はティム・サーステッド、音楽はデイヴィッド・ニューマンが担当。出演はディー・ウォレス・ストーン、M・エメット・ウォルシュほか。
  • ハリウッド・コップ

    制作年: 1986
    巨大なシンジケートに挑む、刑事コンビの活躍を描いたアクション。製作はモッシュ&シモン・ビビヤン、脚本・監督はアミール・シャーヴァン、撮影はピーター・パリアン、音楽はエルトン・ファロコ・アヒがそれぞれ担当。出演はジム・ミッチャム、キャメロン・ミッチェルほか。
  • レッドソニア

    制作年: 1985
    女戦士レッド・ソニアの活躍を描いたヒロイック・ファンタジー。製作はクリスチャン・フェリー、監督は「キング・オブ・デストロイヤー コナンPART2」のリチャード・フライシャー、エグゼクティヴ・プロデューサーはA・マイケル・リーバーマン、脚本はロバート・E・ハワードの創造した登場人物を下にクライヴ・エクストン、ジョージ・マクドナルド・フレイザーが執筆。撮影はジュゼッペ・ロトゥンノ、編集はフランク・J・ユリオステ、音楽はエンニオ・モリコーネがそれぞれ担当。出演はアーノルド・シュワルツェネッガー、ブリジット・ニールセン、サンダール・バーグマンほか。
  • マラノーチェ

    制作年: 1985
    詩人で作家のウォルト・カーティスの同名小説を映像化。ガス・ヴァン・サントの監督長編処女作。22年の時を経て正式に劇場公開された。後の「ドラッグストア・カウボーイ」「マイ・プライベート・アイダホ」に続くポートランド三部作の第一作目としても知られる。脚本はウォルト・カーティス。
  • グラマー

    制作年: 1985
    若いモデルがさまざまな体験を経て成長してゆく姿を描く。エグゼキュティヴ・プロデューサーはチャーリー・ファーネル、製作はルシアン・デュヴァル、監督・脚本はフランソワ・メルレ、共同脚本はミシェル・フェレーリ、撮影はジャン・ジャック・フローリ、音楽監督はジャック・ロビンソンが担当。出演はガブリエラ・デュフワ、イヴ・ジュフロワなど。
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