近藤芳正の関連作品 / Related Work

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  • 劇場版 それでも俺は、妻としたい

    制作年: 2025
    足立紳原作の同名小説を自らが監督し、風間俊介とMEGUMIがW主演を務めて話題を呼んだ深夜ドラマ『それでも俺は、妻としたい』。その未公開シーンを追加・編集したディレクターズ・カット版を劇場公開。
  • BISHU ~世界でいちばん優しい服~

    制作年: 2024
    「ミッドナイトスワン」で注目を集めた服部樹咲の長編映画初主演作。愛知県の尾州地域は、世界三大毛織物産地の一つ。この地で暮らす神谷史織は、親友・鴨下真理子の提案で、一宮市のファッションショーに自分がデザインした服を出品することになるが……。共演は「緑のざわめき」の岡崎紗絵、「愛のゆくえ」の長澤樹、「怪物」の黒川想矢。
    98
  • 湖の女たち

    制作年: 2024
    吉田修一による同名小説を「日日是好日」の大森立嗣監督・脚本で映画化。湖畔の介護施設で百歳の老人が殺された。事件を追う若手刑事・圭介とベテランの伊佐美。週刊誌記者・池田が過去の事件を探るなか、圭介は取り調べで出会った介護士・佳代と密会を重ねてゆく。出演は「旅猫リポート」の福士蒼汰、「夜、鳥たちが啼く」の松本まりか、「あの娘は知らない」の福地桃子。
  • 事実無根

    制作年: 2023
    京都の下町に実在する喫茶店を舞台に事実無根の「嘘」で傷ついた人たちの人生のやり直しを温かく描き出したヒューマンドラマ。映画、ドラマ、舞台で活躍する近藤芳正が喫茶店のマスター役で主演、名バイプレイヤーの村田雄浩がホームレスとなった元大学教授を、その義理の娘を「1秒先の彼女」の東茉凜が演じた。「あした、授業参観いくから。」「ファンタスマゴリー ザ・ゴーストショー」などで助監督を務めた柳裕章の初監督作品。事実無根の嘘に振り回された家族が、その呪縛から解放されるとき、「事実」よりも大切なものに気づいていく物語は、フランスのアヴィニョン・国際映画祭にて最優秀長編映画俳優賞、最優秀ドラマ映画賞を受賞するなど、数々のインディーズ映画祭で注目されている。
  • フィリピンパブ嬢の社会学

    制作年: 2023
    中島弘象による実体験を綴った同名ノンフィクションを原作に「ママ、ごはんまだ?」の白羽弥仁監督が映画化。パブで偶然出会ったフィリピン人・ミカに詰め寄られ、付き合うことになった大学院生・中島翔太。そんなある日、ミカが偽装結婚をしていることが判明し……。出演は「奇跡(2011)」以来の主演作品となる前田航基、本作でデビューを飾った一宮レイゼル、「PLAN75」のステファニー・アリアン。2023年11月10日より愛知県先行上映。
  • リバー、流れないでよ

    制作年: 2023
    劇団ヨーロッパ企画の「ドロステのはてで僕ら」に次ぐオリジナル長編映画第2弾。京の奥座敷と呼ばれる貴船を舞台に、雪が降りしきる真冬の季節に、繰り返す「2分間」から抜け出せなくなってしまった人々の混乱を描くタイムループコメディ。劇団代表にして、「夜は短し歩けよ乙女」「四畳半タイムマシンブルース」の脚本が高く評価された上田誠が「ドロステのはてで僕ら」に続いて原案・脚本を手がけ、映像ディレクターの山口淳太が監督を務めた。老舗料理旅館で働く仲居役の藤谷理子をはじめ、ヨーロッパ企画のメンバーが多数出演。鳥越裕貴、本上まなみ、早織、近藤芳正らが共演、乃木坂46の久保史緒里が友情出演している。
  • 向田理髪店

    制作年: 2022
    寂れた元炭鉱町「筑沢町」にある理髪店の親子の葛藤を軸に、過疎化、少子高齢化、介護、結婚難など、どこの地方も抱える深刻な問題に直面しながら懸命に生きる人々の姿を通して、家族の絆や人とのつながりの大切さを描いたヒューマンドラマ。原作は直木賞作家の奥田英朗。奥田原作の映画「純平、考え直せ」を監督した森岡利行が脚本・監督を務めた。理髪店を営む主人公・向田康彦には、本作が映画初主演となる高橋克実。その妻・恭子に富田靖子、東京の会社を辞めて戻って来た息子・向田和昌を白洲迅、康彦の同級生役に板尾創路と近藤芳正。原作では北海道だった舞台を九州に移し、撮影は福岡県大牟田市などをメインに、地元の人びとの全面的な協力を得て行われた。
  • くれなずめ

    制作年: 2021
    「アズミ・ハルコは行方不明」の松居大悟監督の実体験をモチーフに書かれた舞台劇を自ら映画化。高校時代の仲間6人が、友人の結婚披露宴で余興を行うために5年ぶりに再会。披露宴と二次会の間の妙に長い時間を持て余しながら、彼らは昔の思い出に想いを馳せる。出演は「窮鼠はチーズの夢を見る」の成田凌、「きみはいい子」の高良健吾。
    70
  • バイプレイヤーズ もしも100人の名脇役が映画を作ったら

    制作年: 2021
    名脇役たちが実名で出演するTVドラマ『バイプレイヤーズ』シリーズの劇場版。100人を超す役者で賑わう撮影所バイプレウッド。濱田岳ら若手俳優たちは犬を主役にした映画を撮影すべく奮闘するが、ベテランたちをも巻き込んだ様々なトラブルが巻き起こり……。「#ハンド全力」の松居大悟が、メイン監督を手がけるTVドラマ版から引き続き本作を監督。田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一ら総勢100人の名だたる脇役たちに加え、菜々緒、有村架純、天海祐希らが出演する。
  • 蒲田前奏曲

    制作年: 2020
    「わたしは光をにぎっている」の中川龍太郎、「月極オトコトモダチ」の穐山茉由、「プールサイドマン」の渡辺紘文ら4監督による連作長編。売れない女優・マチ子は、ある日、彼氏と間違われるほど仲の良い弟から彼女を紹介され、ショックを受ける。(「蒲田哀歌」)「飢えたライオン」で主演を務めた松林うららが、自身の地元である蒲田を舞台にプロデュースと出演を兼任。共演は「劇場」の伊藤沙莉、「火口のふたり」の瀧内公美。
  • 河童の女

    制作年: 2020
    「カメラを止めるな!」などを輩出しているENBUゼミナール・シネマプロジェクト第9弾。川辺の民宿で生まれ、今もそこで働いている浩二。ある日、父が女と出ていき、一人で民宿を続けることに。すると、東京から家出してきた美穂が住み込みで働き始める。監督は、舞台や映像作品の脚本・演出を多数手掛け、本作が初の劇場公開作品となる辻野正樹。ワークショップオーディションで選ばれた青野竜平、郷田明希らに加え、「記憶にございません!」の近藤芳正が出演している。
  • ゲキ×シネ「髑髏城の七人 Season花」

    制作年: 2019
    何度も再演されてきた劇団☆新感線の代表作『髑髏城の七人』のうち、2018年に小栗旬、山本耕史らが出演した「Season花」を“ゲキ×シネ”として映画館で上映。天正十八年。関東各地を荒らす髑髏党を率いる天魔王の前に、捨之介と名乗る男が現れる。共演は「チワワちゃん」の成河、「パーフェクト・レボリューション」の清野菜名、「サムライマラソン」の青木崇高。
    88
    • 感動的な
  • 決算!忠臣蔵

    制作年: 2019
    大石内蔵助が残した決算書を元に、赤穂浪士の吉良邸討ち入りをお金の面から描いた山本博文の『「忠臣蔵」の決算書』を映画化。元禄14年、お家再興の望みを絶たれた赤穂藩筆頭家老・大石内蔵助は、吉良邸討ち入りを計画。だが、その予算には上限があり……。出演は「泣くな赤鬼」の堤真一、「土竜(モグラ)の唄 潜入捜査官 REIJI」の岡村隆史。監督は「忍びの国」の中村義洋。
    42
    • 重厚感のある
    • かっこいい
  • 喝風太郎!!

    制作年: 2019
    本宮ひろ志のコミックを市原隼人主演で映画化。山寺での修行を終え、街に現れた僧・風太郎は、常識外れだが自由な振る舞いで、出会った人々の心を開放してゆく。そんな中、風太郎はホームレスのために炊き出しのボランティアを行う女性・麻季と出会うが……。共演は『仮面ライダーアマゾンズ』の藤田富、「HiGH&LOW THE MOVIE 」の工藤綾乃。監督は、短編「ひとまずすすめ」が第8回田辺・弁慶映画祭でグランプリなど4冠に輝いた新鋭・柴田啓佑。
  • 人間失格 太宰治と3人の女たち

    制作年: 2019
    太宰治による小説『人間失格』誕生の背景を、「Diner ダイナー」の蜷川実花監督が事実を下地にフィクションで活写。酒と恋に溺れ自堕落な生活を送る作家・太宰治は、夫の才能を信じる妻の美知子に叱咤され、ついに自分にしか書けない物語に取りかかるが……。突飛な言動と奔放な私生活ながら圧倒的な人気と才能で女を惹きつける太宰治を小栗旬が、太宰の正妻・美知子を宮沢りえが、太宰の愛人である作家志望の静子と未亡人の富栄をそれぞれ沢尻エリカと二階堂ふみが演じ、太宰治の恋と生涯を色鮮やかに描く。
    74
    • セクシーな
  • 記憶にございません!

    制作年: 2019
    三谷幸喜監督が放つポリティカルコメディ。演説中に石を投げられ記憶を失ってしまった総理大臣・黒田啓介。史上最低の支持率を叩き出した彼の記憶喪失は極秘事項で、知るのは秘書官3人のみ。人の顔も政策も家族も思い出せないなか、アメリカ大統領が来日する。主演の黒田を「嘘八百」の中井貴一が演じるほか、「空飛ぶタイヤ」のディーン・フジオカ、「コーヒーが冷めないうちに」の石田ゆり子、「体操しようよ」の草刈正雄、「64 ロクヨン」の佐藤浩市、「SUNNY 強い気持ち・強い愛」の小池栄子が出演。
    74
    • 笑える
    • ほのぼのとした
  • SHORT TRIAL PROJECT 2018

    制作年: 2018
    新進気鋭のクリエイターと役者で短編映画を企画制作するオムニバスシリーズ第7弾。「カメラを止めるな!」の上田慎一郎、ドラマ『おっさんずラブ』のYuki Saito、「栞」の榊原有佑、ドラマ『世にも奇妙な物語』の小椋久雄らが手掛けた8篇で構成。出演は、「22年目の告白 私が殺人犯です」の平田満、「リングサイド・ストーリー」の近藤芳正、ドラマ『中学聖日記』の小野莉奈、女子高生ミスコン初代グランプリの永井理子、ドラマ『陸王』の石井貴就。
    82
    • おしゃれな
  • ボクはボク、クジラはクジラで、泳いでいる。

    制作年: 2018
    和歌山県に実在するクジラだけを飼育している『太地町立くじらの博物館』を舞台にしたヒューマンドラマ、来客数は減少、次々に飼育員が辞めていくなか、飼育員リーダーに任命された太一。ある日、彼はスタッフ手作りによる“くじら夢まつり”の開催を計画する。「空飛ぶタイヤ」などの矢野聖人が映画初主演を務め、「三十路女はロマンチックな夢を見るか?」の武田梨奈、「サクラダリセット」の岡本玲、「密偵」の鶴見辰吾が脇を固める。監督は、「幸せの青い鳥居」などの短編やテレビ演出を手がけてきた藤原知之。撮影を「セトウツミ」の高木風太が担当。2018年10月12日より和歌山県先行公開。
    60
  • 三十路女はロマンチックな夢を見るか?

    制作年: 2017
    「ドクムシ」の武田梨奈が夢もない独身女性を演じたロマンティックサスペンス。30歳の誕生日まであと数日に迫った那奈の部屋に、突如銀行強盗3人が侵入。しかし彼らは全く強盗らしくなく、訳ありの様子。那奈は夢を追う強盗団の逃走劇に巻き込まれていく。監督は、のちに押井守監督が長編リメイクした「東京無国籍少女」(2012)を手がけた山岸謙太郎。強盗を働き逃げる3人を、「トモダチゲーム 劇場版」の久保田悠来、「トリガール」の佐生雪、「八月のラヴソング」の酒井美紀が演じる。
    80
  • リングサイド・ストーリー

    制作年: 2017
    「百円の恋」の武正晴監督が、佐藤江梨子×瑛太をW主演に迎えて撮り上げた人情喜劇。職を失ったカナコは、ひょんなことからプロレス団体で働き始める。彼氏で売れない役者のヒデオは、そんなイキイキとしたカナコの姿に嫉妬し、驚きの行動に出てしまうが……。共演は「家族はつらいよ2」の有薗芳記、「サバイバルファミリー」の田中要次、「あまっちょろいラブソング」の伊藤俊輔、「ヒーローマニア 生活」の村上和成、「きみはいい子」の高橋和也、「スキャナー 記憶のカケラをよむ男」の峯村リエ、プロレスラーの武藤敬司、黒潮“イケメン”二郎、K-1王者の武尊。一般公開に先駆け、2017年7月15日、特集企画『カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2017』にて上映。
    50
  • 獣道(2017)

    制作年: 2017
    「下衆の愛」の内田英治監督が大人に翻弄される地方都市の若者を映し出す、実話を下敷きにした青春ドラマ。母親に入れられた宗教施設が摘発され様々な人の間を転々とする愛衣。彼女に思いを寄せる不良の亮太。二人は現状から抜け出し居場所を探そうともがく。「下衆の愛」に続き、イギリスの映画製作・配給会社サードウィンドウフィルムズ代表アダム・トレルがプロデューサーを務める。「悪の教典」の伊藤沙莉扮する愛衣、「スイートプールサイド」の須賀健太扮する亮太を中心に、本能のまま荒くれた人生を突き進む若者を描く。共演はお笑いコンビ・マテンロウのアントニー、「太陽を掴め」の吉村界人ほか。
    100
  • 屋根裏の散歩者(2016)

    制作年: 2016
    江戸川乱歩エロティック・シリーズ第三弾。明智小五郎は大病院の令嬢から婚約者・遠藤の浮気調査を頼まれる。遠藤は同じ下宿の女子学生と肉体関係にあった。一方、その下宿の住人・郷田は屋根裏に忍び込み、天井から他人の生活を覗くことを愉しみとしていた。出演は、「ちょっとかわいいアイアンメイデン」の木嶋のりこ、「甘い鞭」の間宮夕貴、「D坂の殺人事件」の河合龍之介、「夏美のホタル」の淵上泰史。
    40
  • ホテルコパン

    制作年: 2015
    「極道大戦争」の市原隼人主演による群像劇。生徒の自殺がトラウマとなりホテルコパンで働き始めた元教師・海人。以前の活気を取り戻そうと躍起になるオーナーや不愛想な従業員と共に働いていたある日、ワケありの宿泊客が次々と訪れる。共演は「紙の月」の近藤芳正、「忘れないと誓ったぼくがいた」の大沢ひかる、「ガキ・ロック」の前田公輝、「ファイナル・ジャッジメント」の水田芙美子、「TOKYO CITY GIRL」の栗原英雄、「水の声を聞く」の玄理、「ハヌル SKY」の大谷幸広、「山本慈昭 望郷の鐘 満蒙開拓団の落日」の李麗仙、「うなぎ」の清水美沙。「7s セブンス」などのプロデューサーを務めた門馬直人の長編監督デビュー作。
    70
  • 野良犬はダンスを踊る

    制作年: 2015
    衰えが目立ち始め引退を考えるようになった殺し屋の葛藤を描くハードボイルド作品。監督は「D坂の殺人事件」(2015)や「僕の中のオトコの娘」の窪田将治。人間味溢れるベテランの殺し屋を演じるのは、「紙の月」「ラヂオの時間」など多くの作品に出演し映画・舞台・ドラマなど幅広くバイプレイヤーとして活躍する近藤芳正。本作が映画初主演作品であり、また初めて濡れ場に挑んでいる。ほか、「チチを撮りに」の柳英里紗、「ソロモンの偽証」シリーズの木下ほうか、特撮ドラマ『仮面ライダーキバ』の加藤慶祐、「カバディーン!!!!!!!~嗚呼・花吹雪高校篇~」の鈴木勝吾らが出演。
  • D坂の殺人事件(2015)

    制作年: 2015
    1998年に実相寺昭雄が映画化した江戸川乱歩の同名小説を、乱歩没後50年を記念して再映画化。明智小五郎が、ある自殺事件の真相を探るサスペンス。映画初主演となる祥子が、激しい情愛シーンに挑んだ。共演は、「愛の果実」の河合龍之介、「私の叔父さん」の草野康太。監督・脚本・編集は、「失恋殺人」の窪田将治。
    60
  • ゲキ×シネ「阿修羅城の瞳2003」

    制作年: 2015
    舞台を映画館で上映する「ゲキ×シネ」シリーズの原点となった劇団☆新感線の2003年の代表作のデジタルリマスター版。文化文政の江戸を舞台に、鬼と人の戦いを描く。出演は、「天地明察」の市川染五郎、「アマルフィ 女神の報酬」の天海祐希、「超高速!参勤交代」の伊原剛志、「パーマネント野ばら」の夏木マリ。
  • ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE2 サイキック・ラブ

    制作年: 2014
    テレビのバラエティ番組の人気コーナーを映画化したシリーズ第2弾。本作では、何者かが超能力を駆使して支配する世界を舞台に、スーパー高校生が24時間キスを我慢するというストーリーが展開。リハーサルを重ねて作り上げられたその世界観に、主演の“劇団ひとり”こと川島省吾(「青天の霹靂」)が完全アドリブで挑む。
    70
  • 紙の月

    制作年: 2014
    角田光代の同名小説を「桐島、部活やめるってよ」の吉田大八監督が映画化。銀行勤めの平凡な主婦が、年下の大学生との出会いをきっかけに金銭感覚が少しずつ歪み始め、犯罪に手を染めていく様を映し出す。出演は「父と暮らせば」の宮沢りえ、「愛の渦」の池松壮亮、「闇金ウシジマくん」の大島優子、「ハッピーフライト」の田辺誠一、「かもめ食堂」の小林聡美。
    66
    • 怖い
    • 考えさせられる
  • WOOD JOB!(ウッジョブ) 神去なあなあ日常

    制作年: 2014
    「ウォーターボーイズ」の矢口史靖監督が、「舟を編む」の三浦しをんのベストセラー小説を映画化。林業をテーマに、高校卒業後に山奥の村で暮らすことになった都会育ちの少年の成長を、ふんだんなユーモアと恋物語を交えて描いたコメディ。出演は「ヒミズ」の染谷将太、「モテキ」の長澤まさみ、「悪の教典」の伊藤英明。
  • 許されざる者(2013)

    制作年: 2013
    第65回アカデミー賞作品賞・監督賞ほか2賞を受賞したクリント・イーストウッドの傑作西部劇を、「悪人」「フラガール」李相日がリメイク。1880年のアメリカ西部から、明治新政府のもと開拓が進められている同年の北海道に舞台を移し、幕府軍時代には恐れられたものの愛しい人と出会ったのを契機に刀を置いた男が、他の者のために再び刀を手にする。「インセプション」「硫黄島からの手紙」の渡辺謙を筆頭に、「アントキノイノチ」の柄本明、「誰も知らない」の柳楽優弥、「ペタル ダンス」の忽那汐里、「アウトレイジ」の國村隼、「草原の椅子」の佐藤浩市ら実力派俳優が集結。「レッドクリフ」シリーズを手がけた岩代太郎の音楽が作品を彩る。
    71
  • バナナvsピーチまつり 「世の中はざらざらしている」

    制作年: 2013
    同じテーマ・同じ俳優で男女の監督が競作し、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2013で観客賞を受賞した短編オムニバス「バナナvsピーチまつり」の1本。「はっこう」の熊谷まどか監督が“記憶”を主題に描く大人のロードムービー。出演は、「はやぶさ 遥かなる帰還」の近藤芳正、「チチを撮りに」の渡辺真起子。
  • バナナvsピーチまつり 「ラジオデイズ」

    制作年: 2013
    同じテーマ・俳優で男女の監督が競作し、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2013で観客賞を受賞した短編集「バナナvsピーチまつり」の1本。「人の善意を骨の髄まで吸い尽くす女」の加藤行宏監督が、“記憶”を主題に描く恋愛ドラマ。出演は「はやぶさ 遥かなる帰還」の近藤芳正、「チチを撮りに」の渡辺真起子。
  • 清須会議

    制作年: 2013
    「ラヂオの時間」「ステキな金縛り」の三谷幸喜監督が、自身による同名小説を原作に映画化。日本史上、初めて“会議の席上で歴史が動いた”といわれる清須会議での人間模様を描く。出演は「わが母の記」の役所広司、「探偵はBARにいる」の大泉洋、「アウトレイジ ビヨンド」の小日向文世、「ザ・マジックアワー」の佐藤浩市、「悪人」の妻夫木聡。
    70
    • 怖い
    • 重厚感のある
    • 考えさせられる
  • はやぶさ 遥かなる帰還

    制作年: 2012
    小惑星“イトカワ”から岩石のサンプルを持ち帰るという世界初のミッションを成功させた探査機“はやぶさ”の偉業の裏に存在したプロジェクトチームの戦いを映画化。出演は「インセプション」の渡辺謙、「孤高のメス」の夏川結衣、「洋菓子店コアンドル」の江口洋介。“はやぶさ”に人生を賭けた科学者や技術者たちの魂の物語。
  • 太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男

    制作年: 2011
    太平洋戦争末期のサイパン島を舞台に、たった47人で敵に立ち向かい、多くの民間人を守抜いた大場栄大尉の実話を描く戦争ドラマ。監督は「信さん・炭坑町のセレナーデ」の平山秀幸。出演は「さまよう刃」の竹野内豊、「20世紀少年」シリーズの唐沢寿明、「ダーリンは外国人」の井上真央、「乱暴と待機」の山田孝之、「あの空をおぼえてる」の中嶋朋子など。
    70
  • ハラがコレなんで

    制作年: 2011
    義理人情と粋であることをモットーに生きる妊婦と、彼女を取り巻く人々の姿を描く人間ドラマ。監督は、「川の底からこんにちは」の石井裕也。出演は、「モテキ」の仲里依紗、「行け!男子高校演劇部」の中村蒼、「陰獣」の石橋凌。第16回釜山国際映画祭「アジアの窓」部門上映作品、第24回東京国際映画祭特別招待作品。
    40
  • ステキな金縛り

    制作年: 2010
    殺人事件の証人として呼び出された落ち武者の幽霊と三流弁護士が繰り広げる騒動を描くコメディ。「悪人」の深津絵里、「星守る犬」の西田敏行、「奇跡」の阿部寛、「プリンセス トヨトミ」の中井貴一、「はやぶさ HAYABUSA」の竹内結子など、豪華俳優陣の共演も見どころ。監督は「ザ・マジックアワー」の三谷幸喜。
    60
  • BANDAGE バンデイジ

    制作年: 2009
    菅知香の小説『グッドドリームズ』を、「花とアリス」監督の岩井俊二が製作・脚本、音楽プロデューサー・小林武史が映画初監督を務め映画化。1990年代のバンドブームを背景に、ミュージシャンと女子高生の恋を描く。出演は、ドラマ『有閑倶楽部』の赤西仁、「幸福な食卓」の北乃きい、「蟹工船」の高良健吾。
    70
  • 風が強く吹いている

    制作年: 2009
    三浦しをんの同題小説を映画化。致命的な故障でエリート・ランナーの道を諦めた大学生が、事件を起こして競技から遠ざかっていた新入生ら寄せ集めの陸上部員たちと共に、箱根駅伝出場を目指す。「星になった少年」脚本の大森寿美男の初監督作品。出演は、「ROOKIES-卒業-」の小出恵介、「バッテリー」の林遣都。
    80
  • 次郎長三国志(2008)

    制作年: 2008
    「寝ずの番」のマキノ雅彦が、叔父であるマキノ雅弘監督の人気シリーズ“次郎長三国志”をリメイク。次郎長の夫婦愛を軸に、多彩なチャンバラ場面を盛り込んだ正統派時代劇に仕上げた。出演は、「壬生義士伝」の中井貴一、「血と骨」の鈴木京香、「死の棘」の岸部一徳、「武士の一分」の笹野高史、「ザ・マジックアワー」の佐藤浩市。
    80
  • ザ・マジックアワー

    制作年: 2008
    とある港町で、街のボスの愛人に手を出してしまった男が仕掛ける大芝居と、それに乗せられた売れない役者のとんちんかんな勘違いが繰り広げられる。劇作家やテレビドラマの脚本家として活躍する三谷幸喜が「ラヂオの時間」「みんなのいえ」「THE有頂天ホテル」に続いて贈る脚本・監督作の4作目は、映画への愛情とオマージュが限りなく込められた大型エンターテインメント・コメディ。佐藤浩市、妻夫木聡、深津絵里、西田敏行といったメイン・キャストに加え、唐沢寿明や鈴木京香などの豪華なゲスト出演者が華を添える。
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  • 東京少女

    制作年: 2008
    平成と明治という別々の時代に生きる男女が、携帯電話によって心を通わせるラブ・ファンタジー。「天然コケッコー」の夏帆を主演に迎え、「ミラーマンREFLEX」の小中和哉が監督した。そのほかの出演者は「赤い文化住宅の初子」の佐野和真、「Watch with Me~卒業写真」の秋本奈緒美、『風林火山』の近藤芳正など。
  • あしたの私のつくり方

    制作年: 2007
    周囲になじめない10代の少女たちが、本当の自分を探して揺れ動く様を描いた思春期ドラマ。原作は真戸香。出演は「神童」の成海璃子、アイドルグループ“AKB48”の前田敦子、「さらば愛しき人よ」の石原真理子。監督は「あおげば尊し」の市川準。
    80
  • 青空のルーレット

    制作年: 2007
    いつか自分の夢を実現させるため、危険な高層ビルの窓拭きで生計をたてる若者たちの姿を描いた、青春映画。監督は「花」の西谷真一。出演は「出口のない海」の塩谷瞬、「包帯クラブ」の貫地谷しほり、「富嶽百景 遥かなる場所」嶋尾康史、「パッチギ! LOVE&PEACE」の村田雄浩ほか。
  • ヒートアイランド

    制作年: 2007
    垣根涼介の同名小説を映画化。渋谷を舞台に、若者たちが生きるストリートのリアルとポップな笑いを散りばめた、疾走感あふれるノンストップ・サバイバル・ムービー。監督は「木更津キャッツアイ」で演出を手がけた片山修。脚本は『花より団子2』のサタケミキオ。出演は「ワルボロ」の城田優、木村了、「Dear Friends ディア・フレンズ」の北川景子ら。
    80
  • THE 有頂天ホテル

    制作年: 2006
    大晦日の高級ホテルを舞台に、従業員と宿泊客がホテル内で続発するトラブルに巻き込まれててんやわんやしつつ、それぞれにとって特別な出来事を控えたこの1日を乗り切ろうと奮闘する様を“グランドホテル”形式で描くシチュエーションコメディ。出演は役所広司、松たか子、香取慎吾。監督・脚本は三谷幸喜。
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  • 探偵事務所5” 5ナンバーで呼ばれる探偵達の物語

    制作年: 2005
    永瀬正敏主演「私立探偵濱マイク」シリーズの林海象監督と同スタッフが再結集し、新たに作り上げた探偵ドラマ。出演は「乱歩地獄」の成宮寛貴、「妖怪大戦争」の宮迫博之。永瀬正敏が“内偵”役で特別出演している。
    50
  • Midnight Comedy Theater「温泉タマゴ」 湯けむり奇談

    制作年: 2004
    角住隆夫、増田龍治他、映画、CM、3DCGアニメの精鋭スタッフとアイドル声優のコラボレーションによる実写ドラマと、3DCGアニメのカップリング。温泉旅館を舞台に繰り広げられるハートフルコメディ。「背流しユーナ」「温泉小町ドキッ」他を収録。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:角住隆夫/増田龍治 監督:鈴木大介 出演:榎本温子/山口美也子/神戸宏/近藤芳正
  • クリスマス・クリスマス

    制作年: 2004
    <ファンタジー保存協会>なる謎の秘密組織が繰り広げる騒動に巻き込まれた一組のカップルの恋の行方をユーモラスに描くファンタジック・ラブコメディ。日本有数の集客を誇る人気劇団WAHAHA本舗。その俳優兼作家・すずまさの原作・脚本によるオリジナル・ストーリーを映画化。主演に、今やテレビ・CMにひっぱりだこの大倉孝二。岩井俊二映画に欠かせない存在である実力派の若手女優、伊藤歩。さらには古田新太や生瀬勝久、柴田理恵や久本雅美など、演劇出身のギャグもいける実力派俳優陣が脇を固める。
  • 世界の中心で、愛をさけぶ

    制作年: 2004
    高校時代に死別した恋人との想い出を引きずり続ける青年が、過去を辿る旅を経て、やがて現在の恋人と共に生きていこうとする姿を描いた恋愛ドラマ。監督は「きょうのできごと a day on the planet」の行定勲。片山恭一による同名小説を基に、「ユーリ」の坂元裕二と「Seventh Anniversary」の伊藤ちひろ、行定監督が共同で脚色。撮影を「hana & alice 〈花とアリス〉」の篠田昇が担当している。主演は、「hana & alice 〈花とアリス〉」の大沢たかおと「伝説のワニ ジェイク」の柴咲コウ、「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」の長澤まさみ、映画初出演の森山未來。
    70
  • ドラゴンヘッド

    制作年: 2003
    突然崩壊した世界をサヴァイヴすることになった高校生男女の姿を描いた青春SFパニック篇。監督は「JamFilms/コールドスリープ COLDSLEEP」の飯田譲治。望月峯太郎原作の同名コミックを基に、「今昔伝奇/剣地獄」のNAKA雅MURA、「黄泉がえり」の斉藤ひろし、飯田監督が共同で脚色。撮影監督に「SFホイップクリーム」の林淳一郎があたっている。主演は、「さよなら、クロ」の妻夫木聡と『おはぎ』のSAYAKA。HD24P撮影。
    64
    • 手に汗握る
    • かっこいい
  • 青の炎

    制作年: 2003
    家族の平和を守るために犯罪に走った少年の心理を描く青春サスペンス。監督は「魔性の夏 四谷怪談より」の蜷川幸雄。貴志祐介の同名小説を基に、蜷川監督と宮脇卓也が共同で脚色。撮影を「サトラレ」の藤石修が担当している。主演は「ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY」の二宮和也。
    74
  • 武勇伝

    制作年: 2003
    K-1 WORLD MAX V2 を達成し、人気TVシリーズ『はるちゃん6』で俳優業にも進出した魔裟斗が映画デビュー。共演は格闘家兼俳優の澤田謙也。
    100
  • ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃

    制作年: 2001
    日本を襲う破壊神・ゴジラと、それを迎え撃つ3大聖獣のバトルを描く、人気怪獣映画のシリーズ第25作。監督は「クロスファイア」の金子修介。脚本は、「ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY」の長谷川圭一と「溺れる魚」の横谷昌宏、金子監督の共同。撮影を「ゴジラ×メガギラス G消滅作戦」の岸本正広が担当している。主演は、「6週間 プライヴェートモーメント」の新山千春と「かあちゃん」の宇崎竜童。
    82
  • ウォーターボーイズ

    制作年: 2001
    ひょんなことから、文化祭でシンクロナイズドスイミングを発表することになってしまった男子高校生たちの奮闘と友情を描いた青春コメディ。監督・脚本は「アドレナリンドライブ」の矢口史靖。撮影監督に「藤田六郎兵衛・笛の世界」の長田勇市があたっている。主演は、「富江 re-birth」の妻夫木聡、「X'mas eve」の玉木宏、『太陽は沈まない』の三浦哲郎、『仮面ライダーアギト』の近藤公園、「死者の学園祭」の金子貴俊。第75回本誌日本映画ベストテン第8位、第56回毎日映画コンクール日本映画優秀賞、第44回ブルーリボン賞ベストテン、第23回ヨコハマ映画祭第2位、日本映画ペンクラブ会員選出5位、第25回日本アカデミー賞最優秀音楽賞&新人俳優賞(妻夫木聡)ほか(優秀作品賞、優秀監督賞、優秀脚本賞、優秀男優賞(妻夫木聡)、優秀編集賞、優秀録音賞)受賞、ゴールデンアロー賞映画新人賞(妻夫木聡)受賞、第11回日本プロフェッショナル大賞特別賞受賞、日本芸術文化振興会芸術団体等基盤整備事業作品。
  • ココニイルコト

    制作年: 2001
    心傷ついたOLが、一風変わった青年との出会いを通して心癒され再生していく様を描いたラヴ・ストーリー。監督は、「はつ恋」などの脚本家として知られ、本作で本篇デビューを飾った長澤雅彦。最相葉月によるエッセイを基に、長澤監督と三澤慶子が共同で脚本を執筆。撮影を「狗神 INUGAMI」の藤澤順一が担当している。主演は、映画初出演の真中瞳と「張り込み」の堺雅人。
  • みんなのいえ

    制作年: 2001
    若い夫婦のマイホーム建築を巡って巻き起こる騒動を描いたコメディ。監督・脚本は「ラヂオの時間」の三谷幸喜。撮影監督に「ムルデカ MERDEKA 17805」の高間賢治があたっている。主演は、「岸和田少年愚連隊 野球団」の田中直樹、「THE DOG OF FRANDERS」の八木亜希子、「ラヂオの時間」の唐沢寿明、「川の流れのように」の田中邦衛。日本芸術文化振興会芸術団体等基盤整備事業作品。
    70
  • 川の流れのように

    制作年: 2000
    60年振りに故郷に戻ってきた女流作家と、無為な日々を送っているかつての友人たちの心の交流を描いた人間ドラマ。監督は「マンハッタンキス」の秋元康。脚本は、遠藤察男と秋元監督の共同。撮影を岡崎俊彦が担当している。主演は「もののけ姫」の森光子。
  • ピンチランナー モーニング娘。

    制作年: 2000
    駅伝に青春を賭ける女子高生たちの姿を描いた学園ドラマ。監督は「実録外伝 武闘派黒社会 GOKUDO STREET」の那須博之。萩原史子による原案を基に斎藤葉子と益川知実が共同で脚本を執筆。撮影を「スペーストラベラーズ」の藤石修が担当している。主演は、人気絶頂のアイドル・グループ、モーニング娘。で、クライマックスの駅伝シーンは、実際の駅伝に彼女たちが参加し撮影された。
  • ekiden 駅伝

    制作年: 2000
    駅伝にかける人たちの熱い想いを描いた青春ドラマ。監督は、本作が初監督作となる浜本正機。飯田健三郎による原案を基に、遊川和彦が脚本を執筆。撮影を「世にも奇妙な物語 映画の特別編/携帯忠臣蔵」の栢野直樹が担当している。主演は、映画初出演の伊藤高史と「時をかける少女」の中村俊介、「ざわざわ下北沢」の田中麗奈。
  • ゴジラ2000 ミレニアム

    制作年: 1999
    ハリウッドに進出したゴジラが、2000年の日本に復活し未知の地球外生命体と壮絶なバトルを繰り広げる怪獣パニック映画のシリーズ23弾。監督は「誘拐」の大河原孝夫。脚本は「あぶない刑事フォーエヴァー THE MOVIE」の柏原寛司と「天才えりちゃん金魚を食べた」の三村渉の共同。撮影を「修羅がゆく8 首都血戦」の加藤雄大が担当。特殊技術に「モスラ3 キングギドラ来襲」の鈴木健二。主演は「プライド 運命の瞬間」の村田雅浩と「ナビィの恋」の西田尚美。
    72
  • のど自慢

    制作年: 1999
    人気テレビ番組「NHKのど自慢」に出場しようと奮闘する様々な人たちの姿を、笑いと涙で綴ったハートウォーミング・コメディ。監督は「さすらいのトラブルバスター」の井筒和幸。脚本は、『ナチュラル』の安倍照男と井筒監督の共同。撮影を「ラブ・レター」の浜田毅が担当している。主演は、「ヒロイン!」の室井滋と「緑の街」の大友康平。釜山国際映画祭招待作品。
    84
  • マルタイの女

    制作年: 1997
    殺人事件の現場を目撃してしまった女優が、身辺保護の刑事に守られながら困難を乗り越え、裁判で証言台に立つまでの姿を描いた社会派コメディ。監督・脚本は「スーパーの女」の伊丹十三で、これが監督としての第10作目だったが、映画が公開された後の97年12月20日に突然の飛び降り自殺をしてこの世を去ったため、同時に遺作ともなった。撮影は「スーパーの女」の前田米造が担当している。主演は伊丹映画全作品に出演している「スーパーの女」の宮本信子。共演に「瀬戸内ムーンライト・セレナーデ」の西村雅彦、「さすらいのトラブル・バスター」の村田雄浩ほか。「ラヂオの時間」と併せて西村が本作でキネマ旬報助演男優賞を受賞した。タイトルにもなっているマルタイとは、警察用語で身辺保護の対象者を意味し、92年の「ミンボーの女」の公開直後に伊丹が暴力団の男たちに斬りつけられた事件が起きた際に、伊丹自身と夫人の宮本信子が、実際にマルタイとなった経験をもとに本作が作り上げられた。
  • ラヂオの時間

    制作年: 1997
    ラジオ・ドラマの生放送中のスタジオを舞台に繰り広げられる騒動を描いた密室シチュエーション・コメディ。監督はテレビ・ドラマや舞台の脚本家として活躍中の三谷幸喜で、本作が初の映画監督作品となる。もともと舞台用に書かれた台本を、三谷自身が映画用に脚色。これにより、91年の「12人の優しい日本人」に続いて2度目のキネマ旬報脚本賞を受賞した。撮影は「ときめきメモリアル」の高間賢治が担当している。主演は「恋は舞い降りた。」の唐沢寿明と「良寛」の鈴木京香。西村雅彦が「マルタイの女」と併せて本作でキネマ旬報助演男優賞を受賞した。97年度キネマ旬報ベスト・テン第3位。
    68
  • 罠 THE TRAP(1996)

    制作年: 1996
    横浜の名探偵・濱マイクが連続殺人事件の犯人によって仕組まれた罠に嵌められ絶対絶命の窮地に立たされてしまうサスペンス・シリーズの完結篇にあたる第3作。監督は「遥かな時代の階段を」の林海象。脚本は林と、やはり「遥かな時代の階段を」で組んだ天願大介との共同。撮影は「セラフィムの夜」の長田勇市が担当している。主演は「コールド・フィーバー」の永瀬正敏で、二役に挑んだ。共演にいつものレギュラーメンバーのほか、「夜がまた来る」の夏川結衣、「大失恋。」の山口智子など。R指定。
    60
  • スーパースキャンダル

    制作年: 1996
    ひょんなことからチャンスをつかんだ売れないタレントが、芸能界の裏に渦巻くスキャンダルをステップにしてスターへの階段をのぼっていこうとする姿を描いた青春サクセス・コメディ。監督は舞台演出出身の岡村俊一で、これが劇映画デビュー作となる。脚本を羽原大介、撮影を「LEVEL」の石井勲が担当している。主演は「シュート!」以来の映画出演となる“SMAP”の稲垣吾郎と、「寝盗られ宗介」の藤谷美和子。
  • 遥かな時代の階段を

    制作年: 1995
    94年に公開された「我が人生最悪の時」に続く、“私立探偵濱マイクシリーズ”の第2弾。監督は前作も手掛けている林海象。脚本は林と「アジアン・ビート アイ・ラブ・ニッポン」の天願大介の共同。主演はもちろん前作同様、永瀬正敏があたっている。日本探偵協会推薦。
    60
  • 我が人生最悪の時

    制作年: 1994
    横浜を舞台に、友人の兄の消息を調べることになった私立探偵が、事件に巻き込まれる様を描く無国籍風アクション。″私立探偵マイクシリーズ第一弾″と銘打たれたもので、「アジアン・ビート アイ・ラブ・ニッポン」の企画・原案・プロデュースを経た林海象が台湾のスタッフの協力を得て監督。脚本は林と「無敵のハンディキャップ」の監督天願大介、撮影監督は「獅子王たちの最后」の長田勇市が担当。
    60
  • 12人の優しい日本人

    制作年: 1991
    もし日本にも陪審員制度があったらという仮定に基づいて、ある殺人事件の審議に奮闘する12人の陪審員の姿をユーモラスに描く。東京サンシャインボーイズによる同名戯曲の映画化で、脚本は同劇団主宰の三谷幸喜が執筆。監督は「櫻の園」の中原俊。撮影監督は「風の国」の高間賢治がそれぞれ担当。
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