堀越謙三の関連作品 / Related Work

1-54件表示/全54件
  • アネット

    制作年: 2021
    レオス・カラックスが初めて全編英語のミュージカルに挑み、2021年カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞したダーク・ファンタジー・ロックオペラ。スタンダップ・コメディアン、ヘンリーと、国際的なオペラ歌手のアンは恋に落ち、やがて愛する子アネットが生まれる……。原案・音楽はロン&ラッセル・メイル兄弟によるポップ・バンド、スパークス。出演は「マリッジ・ストーリー」のアダム・ドライバー、「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」のマリオン・コティヤール。
  • 坂本君は見た目だけが真面目

    制作年: 2014
    多数のクリエイターを輩出してきた映画美学校の脚本コース初等科で選出された鳥井雅子の脚本を、「姉ちゃん、ホトホトさまの蠱を使う」の大工原正樹監督が映画化。学校をさぼってロボット作りに励む男子中学生と、彼を授業に出席させようとする女性教師の戦いを描く。出演は「新大久保物語」の藤本泉、「映画 鈴木先生」の伊藤凌。
  • 恋につきもの

    制作年: 2013
    ふみふみこの同名コミックを原作に実写映画化したオムニバス。特異体質の女子高生たち、ある秘密を抱えた夫婦、恋をする幽霊といった様々な愛の形が綴られる。出演は「サイドカーに犬」の松本花奈、「ロストハーモニー/Lost Harmony」の伊藤沙莉、「莫逆家族 バクギャクファミーリア」の石田法嗣、「ばななグローブとジンベエザメ」の趣里、「劇場版 仮面ティーチャー」の柳俊太郎。
  • らくごえいが

    制作年: 2013
    古典落語『ねずみ』、『死神』、『猿後家』の舞台を現代に置き換えて3つの短編映画を製作。さらに、それを鑑賞した落語家たちのインタビュー映像を併せて収録した作品。ナビゲーターは落語家の桂三四郎。出演は「生きてるものはいないのか」の田島ゆみか、「闇金ウシジマくん」の山田孝之、「ぼくのおばあちゃん」の加藤貴子。
  • なみのおと

    制作年: 2011
    2011年の東日本大震災で津波の被害を受けた三陸沿岸部に暮らす人々の“対話”を収めたドキュメンタリー。姉妹、夫婦、消防団仲間など、親しい人同士が震災について対話し、そこから生まれる人々の“感情”を映像に残すことで、当事者の記憶を伝える。酒井耕、濱口竜介(「親密さ」)監督による東北記録映画3部作の第1部。
  • UBIQUITOUS

    制作年: 2010
    借金返済のために空き巣を企てた末殺人を犯してしまった夫婦をめぐる1週間を描く短編社会派メロドラマ。監督は「新訳 今昔物語 「Wrestler Jeanne」」の渡辺裕子。出演は「END CALL」の神農幸、「ランニング・オン・エンプティ」の杉山彦々ほか。2011年5月28日より、東京・UPLINK Xにて開催された、「『ライフライン』【渡辺裕子過去監督作同時上映!】」にて上映。
  • 紙風船

    制作年: 2010
    大正から昭和にかけて活躍した劇作家・岸田國士の原作を基に、東京芸術大学の学生たちが監督したオムニバス。出演は、「カムイ外伝」の大後寿々花、「毎日かあさん」の光石研、「茶々 天涯の貴妃」の富田靖子,「おのぼり物語」の水橋研二、「フィッシュストーリー」の高橋真唯、「行きずりの街」の仲村トオル、「陰日向に咲く」の緒川たまき。
  • TOKYO! <メルド>

    制作年: 2008
    NY、パリ、ソウルという大都市で暮らす3人の鬼才監督が、独自の視点で東京の真実の姿をとらえる“東京三部作”の一遍。監督は「ポーラX」以来9年ぶりとなるレオス・カラックス。本作では世界中の大都市に出没する謎の怪人が東京の街を疾走するという不条理に満ちた奇想天外な物語が炸裂する。突如東京に現れる怪人メルドには「ボーイ・ミーツ・ガール」以来、カラックスの分身と言われ、「ポンヌフの恋人」以来16年ぶりの顔合わせとなる盟友ドゥニ・ラヴァン。フランスの怪優、ジャン=フランソワ・バルメール。日本からは石橋蓮司、北見敏之、嶋田久作らが脇を固めている。
  • 新訳 今昔物語 「渚にて」

    制作年: 2006
    平安末期に設立したと見られる説話集『今昔物語』を現代に読み直し、東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻(黒沢清・北野武ゼミ)一期生の実習課題として製作。監督は「2009年の冬はさらに去年より暖かく~」で武蔵野美術大学優秀賞に入選した渡辺裕子、「パラノイア」でJFC学生映画祭グランプリを受賞した月川翔、「hierophanie」でIFF入選・BACA-JA優秀賞を受賞した大門未希生、「a perfect pain」の加藤直樹ほか。
  • 新訳 今昔物語 「見通しの良い道」

    制作年: 2006
    平安末期に設立したと見られる説話集『今昔物語』を現代に読み直し、東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻(黒沢清・北野武ゼミ)一期生の実習課題として製作。監督は「2009年の冬はさらに去年より暖かく~」で武蔵野美術大学優秀賞に入選した渡辺裕子、「パラノイア」でJFC学生映画祭グランプリを受賞した月川翔、「hierophanie」でIFF入選・BACA-JA優秀賞を受賞した大門未希生、「a perfect pain」の加藤直樹ほか。
  • 新訳 今昔物語 「女の事情」

    制作年: 2006
    平安末期に設立したと見られる説話集『今昔物語』を現代に読み直し、東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻(黒沢清・北野武ゼミ)一期生の実習課題として製作。監督は「2009年の冬はさらに去年より暖かく~」で武蔵野美術大学優秀賞に入選した渡辺裕子、「パラノイア」でJFC学生映画祭グランプリを受賞した月川翔、「hierophanie」でIFF入選・BACA-JA優秀賞を受賞した大門未希生、「a perfect pain」の加藤直樹ほか。
  • 新訳 今昔物語 「Wrestler Jeanne」

    制作年: 2006
    平安末期に設立したと見られる説話集『今昔物語』を現代に読み直し、東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻(黒沢清・北野武ゼミ)一期生の実習課題として製作。監督は「2009年の冬はさらに去年より暖かく~」で武蔵野美術大学優秀賞に入選した渡辺裕子、「パラノイア」でJFC学生映画祭グランプリを受賞した月川翔、「hierophanie」でIFF入選・BACA-JA優秀賞を受賞した大門未希生、「a perfect pain」の加藤直樹ほか。
  • 稀人

    制作年: 2004
    同型のDV カメラによる撮影、同一予算、エンターテイメント作品という互角の条件の下、日本映画界を代表する監督(番長)と、気鋭の新人(刺客)たちが、力と技を競い合うという画期的なコンセプトが話題の試み「映画番長」。第三弾のテーマは「ホラー」。シリーズ監修は、「リング」の脚本家・高橋洋。
  • ソドムの市(2004)

    制作年: 2004
    同型のDV カメラによる撮影、同一予算、エンターテイメント作品という互角の条件の下、日本映画界を代表する監督(番長)と、気鋭の新人(刺客)たちが、力と技を競い合うという画期的なコンセプトが話題の試み「映画番長」。第三弾のテーマは「ホラー」。シリーズ監修は、「リング」の脚本家・高橋洋。
    60
  • 月猫に蜜の弾丸

    制作年: 2004
    同型のDV カメラによる撮影、同一予算、エンターテイメント作品という互角の条件の下、日本映画界を代表する監督(番長)と、気鋭の新人(刺客)たちが、力と技を競い合うという画期的なコンセプトが話題の試み「映画番長」。第三弾のテーマは「ホラー」。シリーズ監修は、「リング」の脚本家・高橋洋。
    70
  • 運命人間

    制作年: 2004
    同型のDV カメラによる撮影、同一予算、エンターテイメント作品という互角の条件の下、日本映画界を代表する監督(番長)と、気鋭の新人(刺客)たちが、力と技を競い合うという画期的なコンセプトが話題の試み「映画番長」。第三弾のテーマは「ホラー」。シリーズ監修は、「リング」の脚本家・高橋洋。
  • 秋聲旅日記

    制作年: 2003
    日本の自然主義文学を代表する作家・徳田秋聲。川端康成をして《最高のもの》と言わしめた彼の文学を、青山真治が映像化。秋聲役を演じるのは、特異な風貌を活かして活躍する個性派・嶋田久作。製作のきっかけとなったのは、堅町商店街振興組合と、金沢唯一のミニ・シアター、シネ・モンドが企画した映画ワークショップ。地元・金沢の若者たちが製作に多数参加し、低予算・短期間での撮影に挑んだ青山監督をスタッフとして支えた。
  • Bridget ブリジット

    制作年: 2002
    カンヌ国際映画祭をはじめヨーロッパで好評を博した「ファストフード・ファストウーマン」のアモス・コレック監督と、女優アンナ・トムソンのコンビによるドラマ。どん底に落ちた女性があらゆる困難に立ち向かい、懸命に生き抜く姿を描く波瀾万丈のサクセス・ストーリー。
  • 夜の足跡

    制作年: 2001
    父親を殺した過去を持つ青年の、人生の再出発を描いた短篇ドラマ。監督は「宇宙貨物船レムナント6 REMNANT6」の万田邦敏。脚本は、映画美学校第2期生の大城宏之と万田監督の共同。撮影を瀬戸慎吾、川野由加里、小林妙子が担当している。主演は、映画初出演の境利朗。尚、本作は『シネマGOラウンド』の一作として、製作・公開された。16ミリからのテレシネ。ビデオプロジェクターによる上映。
  • 寝耳に水

    制作年: 2001
    後輩の死を巡って展開される男の想像力によるエロスを描出した短篇ドラマ。監督・脚本は「ゴト師株式会社III」の井川耕一郎。撮影を大城宏之、遠山智子、橋本彰子が担当している。主演は「地獄の警備員」の清水健治。尚、本作は『シネマGOラウンド』の一作として、製作・公開された。16ミリからのテレシネ。ビデオプロジェクターによる上映。
  • 月へ行く

    制作年: 2001
    豆腐屋一家を襲う悲劇を、コメディタッチで描いた短篇。監督は「精霊のささやき」の植岡喜晴。脚本は、「集い」の遠山智子と植岡監督の共同。撮影を秋元エマ、川野由加里、橋本彰子、遠山智子が担当している。主演は、「よろこび」の遠山智子と「CG版ビーストウォーズ メタルス」の加藤賢崇。尚、本作は『シネマGOラウンド』の一作として製作・公開された。16ミリからのテレシネ。ビデオプロジェクターによる上映。
  • 桶屋

    制作年: 2001
    日本の諺風が吹けば桶屋が儲かるの謂われを映画化した短篇コメディ。監督・脚本は「痴漢白書 劇場版II」の西山洋市。撮影を足代裕希、水口波、笹田留美が担当している。主演は、本田久就と今関朱子ら。尚、本作は映画美学校の講師陣と第2期高等科生とのコラボレーションにより企画された『シネマGOラウンド』一作として、製作・公開された。16ミリからのテレシネ。ビデオプロジェクターによる上映。
  • SELF AND OTHERS

    制作年: 2001
    36歳という若さで亡くなった写真家、牛腸茂雄の世界を、様々な視点から見つめる短篇ドキュメンタリー。監督は「まひるのほし」の佐藤真。撮影を「EUREKA」の田村正毅が担当している。16ミリ。
  • アカシアの道

    制作年: 2001
    アルツハイマーを患った母の介護を通し、自らの心の傷を見つめ直す女性の姿を描いた人間ドラマ。監督は「ベル*エポック」の松岡錠司。近藤ようこによる原作コミックを基に、松岡監督自身が脚色。撮影を「新・仁義なき戦い」の笠松則通が担当している。主演は、「死国」の夏川結衣と「顔」の渡辺美佐子。スーパー16ミリからのブローアップ。
  • ベレジーナ

    制作年: 1999
    現代スイスの政財界を風刺したブラック・コメディ。監督は「書かれた顔」のダニエル・シュミット。脚本はマルティン・ズーター。撮影は「恋するシャンソン」のレナート・ベルタ。音楽はカール・ヘンギ。出演は映画初出演のエレナ・パノーヴァ、「従妹ベット」のジェラルディン・チャップリンほか。
  • ポーラX

    制作年: 1999
    姉と名乗る女性の出現を機に、真実の人生を求めて彷徨をはじめる青年の姿を描いたドラマ。監督は「ポンヌフの恋人」のレオス・カラックスで、前作から8年をへて、文豪ハーマン・メルヴィルの『ピエール』(邦訳・『メルヴィル全集 第9巻』所収、国書刊行会)をベースに、本作を独自の映像で撮り上げた。タイトルは原作の題名の仏語訳“Pierre ou les ambiguites”の頭文字、“Pola”に解かれぬ謎を示すXを加えたもの。脚本はカラックス、ジャン=ポール・ファルゴー、ローラン・セドフスキー。製作はブリュノ・ペズリーで、共同プロデューサーはカール・バウムガートナー、掘越謙三、ルート・ヴァルトブルガー。撮影は「愛する者よ列車に乗れ」のエリック・ゴーディエ。音楽は劇中のテーマ曲を元ウォーカー・ブラザースのスコット・ウォーカーが担当し、挿入曲でパーセル、ブラームスの楽曲が流れる。美術はローラン・アレール。編集はネリー・ケティエ。衣裳はエステル・ヴァルツ。出演は「めぐり逢ったが運のつき」のギヨーム・ドパルデュー、「パリ、18区、夜。」のカテリーナ・ゴルベワ、「ヴァンドーム広場」のカトリーヌ・ドヌーヴ、「音のない世界で」のデルフィーヌ・シェイヨーほか。
  • どこまでもいこう

    制作年: 1999
    子供時代から脱皮していく少年たちの姿を描いたドラマ。監督・脚本は「月光の囁き」の塩田明彦。撮影を「dead BEAT」の鈴木一博が担当している。主演は、映画初出演の鈴木雄作と『すずらん』の水野真吾。99年度ロカルノ国際映画祭、ロッテルダム国際映画祭、イラン児童・青少年映画祭コンペティション部門参加作品。
  • 最後通告

    制作年: 1998
    失踪した子供を捜索するうちに照らし出される「もう一つの世界」を描く異色のファンタジー。監督・脚本は「山の焚火」のフレディ・M・ムーラー。撮影は「山の焚火」のピオ・コラーディ。音楽は「山の焚火」のマリオ・ベレッタ。出演はハンスペーター・ミュラー、リロ・バウアーほか。98年モントリオール映画祭グランプリ受賞。
  • TOKYO EYES

    制作年: 1998
    世紀末の東京を舞台に、謎の発砲事件を続ける青年と彼にひかれる少女のつかの間の関係を鮮烈なタッチで綴った一編。監督・脚本は「天使の接吻」のジャン=ピエール・リモザンで、東京(渋谷・下北沢など)でオールロケ、日本人のみを俳優に使い、オール日本語で撮り上げた。撮影クルーもリモザンと撮影監督のジャン=マルク・ファーブル(「a.b.c.の可能性」)以外は日本人を起用。製作は堀越謙三(ユーロスペース)とヘヌガメ・パナヒ。音楽はスコアをグザヴィエ・ジャモー、音楽監修をエリック・ミションが担当。美術は矢野憲章。編集はダニエル・アヌダン。録音は旧小川プロの菊池信之。主演は「NIGHTHEAD 劇場版」の武田真治と「デボラがライバル」の吉川ひなの。共演は「キリコの風景」の杉本哲太、「犬走る」の大杉漣のほか、「HANA-BI」のビートたけしが特別出演。
  • 書かれた顔

    制作年: 1995
    当代一の人気女形、坂東玉三郎に、スイスの映画作家ダニエル・シュミットが独自のアプローチで迫るドキュメンタリー。玉三郎の舞台のほか、彼が年増の芸者に扮した、『黄昏芸者情話』という劇部分が組み込まれている。製作は「スモーク」の堀越謙三とマルセル・ホーン。撮影は「今宵かぎりは…」以来シュミットの全作品を手掛ける名手レナート・ベルタ。録音のディーター・マイヤー、編集のダニエラ・ローデラーもシュミット作品の常連。共演は坂東弥十郎、「午後の遺言状」の杉村春子、日本舞踊の武原はん、舞踏家の大野一雄、玉三郎の監督・主演作品「天守物語」で共演した宍戸開、「写楽」の永澤俊矢など。また101歳になる現役最高齢の芸者蔦清小松朝じがインタビューを受けている。
  • ダニエル・シュミットの大野一雄

    制作年: 1995
    日本の代表的な舞踊家、大野一雄の肖像を追ったドキュメンタリー。監督は「季節のはざまで」のダニエル・シュミット、製作は「スモーク」の堀越謙三とマルセル・ホーン、撮影はシュミットとは長年のコンビを組む「季節のはざまで」のレナート・ベルタ、録音はディーター・マイヤー、編集はダニエラ・ロデレールがそれぞれ担当。出演は大野一雄、大野チエ。
  • スモーク(1995)

    制作年: 1995
    ニューヨーク、ブルックリンの街角の煙草屋に集う三人の男を巡るさまざまな物語を綴る、ユーモアと人情味あふれる人間ドラマ。香港出身の監督ウェイン・ワン(「ジョイ・ラック・クラブ」)と現代アメリカ文学を代表する小説家の一人ポール・オースターの協力から生まれた映画で、脚本はオースターの短編『オーギー・レーンのクリスマス・ストーリー』(邦訳は新潮文庫『スモーク&ブルー・イン・ザ・フェイス』に所収)をモチーフに彼自身が執筆。日本の配給会社ユーロスペースと海外向け映画企画開発会社で「ハワーズ・エンド」などに参加しているNDFの製作で、エクゼクティヴ・プロデューサーにミラマックス・フィルムズのボブ&ハーヴェイ・ウェインスタイン(「プレタポルテ」)とNDFの井関惺、製作はユーロスペースの堀越謙三(「コシュ・バ・コシュ/恋はロープウェイに乗って」)、黒岩久美、ピーター・ニューマン、グレッグ・ジョンソン。撮影は「真夜中のカーボーイ」でアカデミー撮影賞を受賞した「フレッシュ」のアダム・ホレンダー、音楽は「ジョイ・ラック・クラブ」のレイチェル・ポートマン、美術は『ネイキッド・イン・ニューヨーク』(V)のカリナ・イワノフ、編集は「ジョイ・ラック・クラブ」のメイジー・ホイ。出演は「ピアノ・レッスン」のハーヴェイ・カイテル、「最高の恋人」のウィリアム・ハート、新人ハロルド・ペリノー・ジュニア、「プレタポルテ」のフォレスト・ウィテカー、「私に近い6人の他人」のストッカード・チャニングほか。挿入曲はスタンダード・ナンバー『煙が目に染みる』のカバー・ヴァージョンとトム・ウェイツの『Downtown Train』『Innocent When You Dream』。95年ベルリン映画祭金獅子賞受賞。95年度キネマ旬報外国映画ベストテン第2位。2016年12月17日よりデジタルリマスター版が上映された(配給:アークエンタテインメント)。
    90
  • エンジェル・ダスト

    制作年: 1994
    東京を舞台に、連続殺人事件をめぐる、女性捜査官と、容疑者であり元恋人でもある逆洗脳士の精神的葛藤と戦いを描くサイコ・ラブ・サスペンス。監督は本作が「逆噴射家族」(84)以来10年ぶりの長編劇映画となる石井聰亙。彼と劇団・ブリキの自発団の生田萬の共同脚本、撮影は「J・MOVIE・WARS」“TOKYO BLOOD篇”の笠松則通が担当。
  • レベッカ・ホルン

      制作年: 1993
      ドイツ出身でさまざまなパフォーマンス、ビデオ、オブジェ製作を続けているアーティスト、レベッカ・ホルンのドキュメンタリー。監督・製作・脚本は『トリニー・ブラウンの機械の夢』(未)などのハインツ・ペーター・シュヴェルフェル、撮影はヘンリー・ホウック、編集はフィリップ・ラ・ブリュイエール、音楽はウルリッヒ・P・ラズンがそれぞれ担当。(ビデオ作品)
    • T-CITY

      制作年: 1993
      舞踏家・勅使川原三郎が、身体や物質や音が空気に溶け入り、未経験的変化を呼び起こしていくと言うコンセプトの下、創作した映像作品。監督は「NOIJECT」の勅使川原三郎で、撮影も担当。出演は、勅使川原監督が設立したKARASのダンサー、宮田佳と家永光一、「原子力戦争 LOST LOVE」の山口小夜子。01年3月発表の『Luminous』の公演に合わせた特集上映『映像の中で舞う勅使川原三郎/Aプログラム』で公開された。VTR作品。ビデオプロジェクターによる上映。
    • コシュ・バ・コシュ 恋はロープウェイに乗って

      制作年: 1993
      内戦下のタジキスタン共和国の首都ドゥシャンベを舞台に、モスクワ育ちで西洋風の教育を受けた娘と、タジキスタンの保守的な社会で育った青年とのぎこちなく、瑞々しい愛を綴ったラブ・ストーリー。「少年、機関車に乗る」に続く、バフティヤル・フドイナザーロフ監督の長編第2作。撮影中の92年9月に内戦が勃発し、スタッフ・キャストは戦時下という異常事態の中で撮影を敢行、その緊張感に満ちたドキュメンタルな要素と人間ドラマの融合も特色の一つ。製作は、監督とクリスタ・サレディ、堀越謙三の共同。脚本は、監督とレオニード・マフカーモフのオリジナル。撮影のゲオルギー・ザラーエフ、音楽のアフマド・バカエフ、美術のネグマト・ジュラエフら主要スタッフは前作と同様。主演はスペインの女優パウリーナ・ガルヴェスと、ドゥシャンベ出身の俳優ダレル・マジダフ。93年ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞受賞。2023年6月3日(土)よりユーロスペースほか全国にて、4K レストア版を上映。
    • アンモナイトのささやきを聞いた

      制作年: 1992
      宮沢賢治と妹トシの関係をモチーフとした幻想の物語。8ミリ、16ミリの短編映画で独自の世界を築いてきた山田勇男の脚本・監督による初35ミリ作品で、撮影は麻生知宏、音楽は「ザ・ガーデン」のサイモン・ターナーが担当。
    • 嘆きの皇太后

      制作年: 1989
      一九九〇年ベルリン国際映画祭ヤングフォーラム部門出品作品。八七年十月から八九年四月にかけて、ヴッパダール・ダンスシアターにて公開された内容が撮影されている。野原を歩くコーラス・ガールや雪の中のエンジェル、雨の中のカップル、呼び笛を持った女性、キルトを着たパンク、水中のバレリーナなど、それらの醸し出すイメージをダンスにして表現した。監督は、日本ではすでに「春の祭典」「カフェ・ミュラー」「コンタクトホーフ」「カーネーション」の公演で、多くのファンの支持を得ているピナ・バウシュ。彼女はもともと、演劇とも舞踊ともつかぬ多彩な身体表現を試みる振り付け師で、八〇年代、世界にもっとも影響を与えた人物であったが、今回は初めて監督を受け持つ。
    • ブック・オブ・デイズ

      制作年: 1988
      メレディス・モンクの、いままでの作品と同様の形式を取ったパフォーマンス映画。今回は、中世に生きる少女が、超能力によって現代をかいま見るという設定。音楽と肉体の動きで全編を組み立て、中世の雰囲気を出すために、シーンのほとんどを南仏のコルデ村で撮影した。コルデ村は、いまも中世の町並みをそのまま残している場所だが、それをさらにモノクロで撮影し、時間の経過を表現している。
    • アニタ 背徳のダンサー

      制作年: 1987
      第一次大戦後のベルリンで創作ヌード・ダンスを踊ってスキャンダルを巻き起こした伝説的なダンサー、アニタ・ベルバー。彼女の生涯を、幻想的かつドキュメンタリー的な味わいで表現したのが本作。監督と脚本、編集は「ベルリンブルース」、「タリー・ブラウン、ニューヨーク」などのローザ・フォン・ブラウンハイム。撮影はエルフィ・ミケシュ。録音と美術はミハエル・シェーファーとイアン・ライト等が担当した。音楽はコンラート・エルファース。
    • 薔薇の王国

      制作年: 1986
      狂おしいまでの男の恋心を綴った壮絶な愛と死の物語。監督・脚本はヴェルナー・シュローターで、本作品が日本での一般公開第一作目にあたる。共同脚本・主演に「別れの朝」のマグダレーナ・モンテーツマで、本作品が彼女の遺作となった。撮影はエルフィ・ミケシュが担当。出演はほかに、モステファ・ジャジャム、アントニオ・オーランドなど。ちなみにこの作品は、シュレーターとモンテーツマの仲間によって調達された資金によって製作されたものである。
    • ゴースト・ウィーク

      制作年: 1985
      TV画像としか親和しなくなった自閉症の若者の姿を描く。監督・脚本はダニエル・ヘルファー、撮影はカイ・ガウディッツ、音楽はG・ロイス、編集はペーター・R・アダムが担当。出演はウーベ・オクセンクネヒト、ラズロ・I・キッシュほか。白黒、35ミリ。
    • シュガーベイビー

      制作年: 1984
      醜く太った孤独なハイミスが若くハンサムな運転手に恋する姿を描く。製作はエレオノラ・アドロン。監督・脚本はパーシー・アドロン。撮影はジョアンナ・ヒール、音楽はドライアイアが担当。出演はマリアンネ・ゼーゲブレヒト、アイシ・グルプなど。
    • アメリカ(1984)

      制作年: 1984
      家を追われてアメリカへ来た16歳の少年の放浪の姿を描く。製作・監督・脚本・編集は「アンナ・マグダレーナ・バッハの日記」のジャン・マリー・ストローブとダニエル・ユイレ、原作はフランツ・カフカ、撮影はウィリアム・ルプチャンスキーが担当。出演はクリスチャン・ハイシュ、ライナルド・シュネルほか。2010年11月5日より、東京・千代田区 アテネ・フランセ文化センターにて開催された「特集 ストローブ=ユイレの軌跡 1962-2009」にて、「階級関係-カフカ「アメリカ」より-」と改題され上映。
    • ドゥームド・ラブ 宿命之恋

      制作年: 1983
      <宿命の恋>の思い出の中に生きる1人の大学教授の姿を描く。製作・監督・脚本はこれが長編デビュー作のアンドリュー・ホーン、台詞は出演も兼ねるジム・ネウ、撮影はカール・テイテルバウム、音楽はエヴァン・ルーリーとレニー・ピケット、編集はスティーヴ・ブラウンとチャーリー・ビーズリーが担当。出演はビル・ライス、ローズマリー・ムーア、アラン・フレームなど。
    • ベルリンブルース

      制作年: 1983
      ベルリンにあるハンバーガー・ショップ“バーガー・クィーン”に集まる世をはみ出したアメリカ人たちをドキュメンタリー・タッチで捉える。製作・監督・脚本は「タリー・ブラウン、ニューヨーク」のローザ・フォン・ブラウンハイム、撮影はシュテファン・ケスター、音楽はホルガー・ミュンシァーとアレクサンダー・クロート、美術はインゲ・スティボルスキーが担当。出演はアンジー・スターダスト、ジェーン・カウンティなど。16ミリ。
    • ハッカリの季節

      制作年: 1983
      トルコ共和国の東南隅に位置する山岳地帯ハッカリを舞台に、赴任して来た若い教師と村の人々との触れ合いを描く。監督はエルデン・キラル、フェリト・エドギュの原作を基にオナト・クトラルが脚色。撮影はケナン・オルマンラル、音楽はティムル・セルスク、編集はユルマズ・アタデニズが担当。出演はゲンジョ・エルカル、シェリフ・セゼル、エルカン・ユジェル、ラナ・ジャッパルなど。
    • デコーダー

      制作年: 1983
      未来世界を舞台に、管理された社会を混乱におとしいれようとする男と管理する側の男との戦いを描く。ビート・ゼネレーション文学の代表的な作家ウィリアム・バロウズの諸作品を基にしたもので、製作・監督はムシャ、製作・企画・脚本はクラウス・メック。共同製作はフォルカー・シェーファー、トリーニ・トリンポップ、撮影はジョアンナ・ヒール。主演・音楽は「ノイバウテン」のメンバー、F・M・アインハイト。ほかに音楽はデイヴ・ボール、ジェネシス・P・オリッジ、マット・ジョンソン、主題歌はソフト・セルが担当。出演はビル・ライス、クリスチーネ・F。またウィリアム・バロウズ本人も出演している。
    • 鉛の時代

      制作年: 1981
      社会変革の方法論も女性としての生き方も対照的でありながら深い愛情で結ばれた姉妹二人のそれぞれの内面を描く。1977年に過激派の一人として逮捕され獄中死した実在の女性闘士グードルーン・エンスリンとその姉で雑誌『エンマ』の記者であるクリスチーネ・エンスリンをモデルに「とどめの一発」などの女優でフォルカー・シュレーンドルフ監督夫人のマルガレーテ・フォン・トロッタが監督・脚本を担当。製作はエベルハルト・ユンカースドルフ、助監督はヘレンカ・フンメル、撮影はフランツ・ラート、音楽はニコラス・エコノモウ、編集はダグマー・ヒルツ、製作デザインはゲオルク・フォン・キーゼリッキー、衣裳はモニカ・ハッセとジョージ・ヤラ、効果はウラジミール・ヴィツナーが各々担当。出演はユタ・ランペ、バーバラ・スコヴァ、リュディガー・フォーグラー、ヴェレニス・ルードルフ、リュック・ボンディ、ドーリス・シャーデ、フランツ・ラドニック、イナ・ロビンスキなど。81年度ヴェネチア国際映画祭グランプリ受賞。
    • ミニー・ザ・ムーチャー

      制作年: 1981
      ニューヨークのハーレムの音楽をキャブ・キャロウェイの語りで綴った音楽映画。監督はマニー・ピストン、撮影はヒデアキ・コバヤシとフィル・ペンドリー、編集はメラニー・ギルマンとジャック・ベガンが担当。出演はキャブ・キャロウェイの他にデルタ・リズム・ボーイズ、デューク・エリントン、ルイ・アームストロング、ファッツ・ウォーラー、ナット・キング・コール、カウント・ベイシーほか。
    • 秋のドイツ

      制作年: 1978
      1977年秋のドイツ赤軍派による連続的テロ事件、およびドイツの精神的風土について九人の監督がそれぞれ九つのエピソードにまとめ上げたオムニバス映画。監督・脚本は「ベロニカ・フォスのあこがれ」のライナー・ヴェルナー・ファスビンダー、アルフ・ブルステリン、アレクサンダー・クルーゲ、マクシミリアン・マインカ、エドガー・ライツ、カーチャ・ルーペ、ハンス・ぺーター・クロース、「ブリキの太鼓」のフォルカー・シュレンドルフ、ベルンハルト・ジンケル、共同脚本はハインリヒ・ベル、ぺーター・シュタインバッハ、撮影はミハエル・バルハウス、ユルゲン・ユルゲス、ボードー・ケスラー、ディートリッヒ・ローマン、コラン・ムニエ、ヨルク・シュミット・ライトヴァイン、編集はハイディ・ゲネー、ムレ・ゲッツ・ディコップ、ターニャ・シュミットバウアー、クリスチーナ・ヴァルンク、ベアーテ・マインカ・イェリングハウス、効果はローラント・ヘンシュケ、マルティン・ミューラー、ギュンター、シュターデルマン、製作進行はハインツ・バーデヴィッツ、カール・ヘルマー、ヘルベルト・ケルツが担当。出演はライナー・ヴェルナー・ファスビンダー、リーゼロッテ・エーダー、アルミン・マイアー、ハンネローレ・ホーガー、ホルスト・マーラー、ヘルムート・グリーム、ヴォルフ・ビーアマンなど。
    • シナのルーレット

      制作年: 1976
      週末を過ごすために訪れた別荘に、家族のものがばらばらにそれぞれのパートナーを伴って現れたことから始まる心理ゲーム〈シナのルーレット〉を描く。監督・脚本は「秋のドイツ」のライナー・ヴェルナー・ファスビンダー、撮影はミハエル・バルハウス、音楽はぺール・ラーべン、編集はイラ・フォン・ハスぺルクとユリアーネ・ローレンツが担当。出演はマルギット・カルステンセン、アンナ・カリーナなど。
    • アンナ・マグダレーナ・バッハの日記

      制作年: 1968
      二番目の妻アンナ・マグダレーナ・バッハの目から見たヨハン・セバスチャン・バッハの生涯を描く。監督・脚本はジャン・マリー・ストローブ、ダニエル・ユイレ夫妻、撮影はウーゴ・ピッコーネ、サヴェリオ・ディアマンテ、ジョヴァンニ・カンファレッリ、音楽はレオ・レオニウスが担当。出演はグスタフ・レオンハルト、クリスチアーネ・ラング・ドレヴァンツなど。映画はわずか100足らずのショットによって構成されている。画面に現れるのは演奏する音楽家たちだけで、アンナ・マグダレーナ(クリスチアーネ・ラング・ドレヴァンツ)のナレーションによってバッハ(グスタフ・レオンハルト)の35歳から、死までが語られる。ビデオタイトル「アンナ・マクダレーナ・バッハの年代記」。
    • ストーミー・ウェザー

      制作年: 1943
      27年にわたるある男女の愛の行方を描くブラック・ミュージカル。製作はウィリアム・ルバロン、監督はアンドリュー・L・ストーン。ジェリー・ホーウィンとシーモア・B・ロビンソンの原作を基に、脚本はフレデリック・J・ジャクソンとテッド・コーラーの共同、脚色はH・S・クラフト、撮影はレオン・シャムロイ、音楽はエミール・ニューマンとベニー・カーターが担当。出演はリナ・ホーン、ビル・ロビンソンほか。
    1-54件表示/全54件