若松孝二の関連作品 / Related Work

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  • シネマスコーレを解剖する。 コロナなんかぶっ飛ばせ

    制作年: 2022
    名古屋にあるミニシアター・シネマスコーレの支配人を追ったドキュメンタリー。2021年3月に中部地区で放送し、ギャラクシー賞奨励賞を受賞した番組『メ~テレドキュメント 復館~シネマとコロナ~』に未公開シーンや継続取材した映像を加えた再編集版。ナレーションは、「菊とギロチン」の韓英恵。
  • マンガをはみだした男 赤塚不二夫

    制作年: 2016
    『おそ松くん』『天才バカボン』など多くの傑作を生み出した国民的マンガ家、赤塚不二夫の生誕80周年を記念し製作されたドキュメンタリー。アニメを軸に、関係者インタビュー、秘蔵写真、プライベート映像など膨大な素材で彼の人生を再構築する。監督は、「ローリング」の冨永昌敬。
  • 千年の愉楽

    制作年: 2012
    『軽蔑』『十九歳の地図』など紀州を舞台にした名著を多く遺した中上健次の同名短編小説(河出書房新社・刊)を「キャタピラー」「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」の若松孝二監督が映画化。三重県尾鷲市を舞台に、産婆の目を通して、路地に生まれた男たちが命の火を燃やす様を描く命の讃歌。若松監督の「キャタピラー」に出演し第60回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞を受賞した寺島しのぶが男たちの生き様を見つめ続ける産婆を演じる他、「マイウェイ 12,000キロの真実」の佐野史郎、「軽蔑」の高良健吾、「さんかく」の高岡蒼佑、「ヒミズ」の染谷将太らが出演。第69回ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門正式招待作品。若松監督の遺作となった。
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  • 11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち

    制作年: 2011
    1970年11月25日に防衛庁内で自決した作家・三島由紀夫の、その日に至るまでの視線の先を、「キャタピラー」「海燕ホテル・ブルー」など精力的に作品を発表する若松孝二監督が丹念に描く。主演は「空気人形」の井浦新。若松監督とは「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」「キャタピラー」「海燕ホテル・ブルー」そして本作に続き、「千年の愉楽」で5度目のタッグが控えている。ほか、「キャタピラー」で2010年ベルリン国際映画祭最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞した寺島しのぶ、ドラマ『花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011』の満島真之介らが出演。
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  • 海燕ホテル・ブルー

    制作年: 2011
    船戸与一氏の同名小説を「キャタピラー」の若松孝二監督が映画化。人間の情念の狂気、男たちの共同幻想が、一人の女によって崩れていく様を描く。出演は「劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ」の片山瞳、「キャタピラー」の地曵豪、大西信満、「行きずりの街」の井浦新(ARATA)。音楽を「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」のジム・オルークが担当する。
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  • キャタピラー

    制作年: 2010
    静かな田園風景の中で、1組の夫婦を通して戦争の愚かさと悲しみを描く「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」の若松孝二監督作。手足を失って帰還した夫を看病する妻を「人間失格」の寺島しのぶが演じ、本作で第60回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞を受賞した。そのほかの出演者は「ランニング・オン・エンプティ」の大西信満、「あふれる熱い涙」の吉澤健、「ララピポ」の粕谷佳五など。2010年6月19日、沖縄・桜坂劇場にてジャパンプレミア上映。
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  • アジアの純真

    制作年: 2009
    姉を殺された在日朝鮮人少女と、その現場で見て見ぬ振りをしてしまった日本人の少年が自転車に乗って旅をしながら、やがて“テロリスト”と呼ばれるようになる様を描くロードムービー。監督は「小森生活向上クラブ」の片嶋一貴。出演は「マイ・バック・ページ」の韓英恵、「ユリ子のアロマ」の笠井しげ。
  • 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程

    制作年: 2007
    1972年のあさま山荘立てこもり事件に至る、革命戦士を志した若者たちの姿を克明に描くドラマ。製作・監督・企画・構成・脚本は「完全なる飼育 赤い殺意」の若松孝二。出演は「赤い文化住宅の初子」の坂井真紀、「砂の影」のARATA、「14歳」の並木愛枝ほか。ナレーションを「父と暮らせば」の原田芳雄が担当。
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  • 青春・金属バット

    制作年: 2006
    「アンテナ」の若き奇才・熊切和嘉監督作品。古泉智浩の伝説的コミックを原作に、普通のダメ青年の恋と脱線劇、そして人生の始まりを、みずみずしく描き出す青春野球ムービー。フォーク・ロック・デュオ野狐禅として活躍する竹原ピストルが映画初出演。共演は「キッズ・リターン」の安藤政信。
  • テロリスト 幽閉者

    制作年: 2006
    テロリストMは、ひとり独房へ入れられてしまう。様々な拷問に、Mの神経はすり減っていく。「略称・連続射殺魔」の足立正生、35年ぶりの監督作。この映画のモデルとなったのは、1972年”リッダ空港事件”の主犯のひとり、岡本公三。主演は、幅広い役を自在にこなす田口トモロヲ。
  • 映画監督って何だ!

    制作年: 2006
    “映画監督”という仕事の本質を改めて問うところから始まり、時代劇からドキュメンタリーまで、あらゆるジャンルで構成されたメタシネマ。2006年で創立70周年を迎えた日本映画監督協会が記念事業の一環として製作し、総勢200名もの映画監督が出演した。
  • 17歳の風景 少年は何を見たのか

    制作年: 2005
    常に時代と向き合いながら根元的なテーマに挑む問題作、衝撃作を世に送り続ける鬼才、若松孝二監督が、2000年に岡山県で起きた17歳の少年による母殺しの事件にインスパイアされ撮り上げた異色ドラマ。母親を殺した後、ひたすら北へと自転車を走らせる少年の姿に密着、少年が何を見、何を感じていたのかを探るように描いていく。主演は「美しい夏キリシマ」の柄本佑。
  • 67歳の風景 若松孝二は何を見たのか

    制作年: 2005
    若松孝二監督作「17歳の風景 少年は何を見たのか」の製作過程に密着、常に社会的な問題と向き合いながら映画を撮り続ける鬼才・若松孝二の知られざる創作の現場に迫ったメイキング・ドキュメンタリー。肺ガンを克服し復活を遂げた67歳のベテラン監督が、なぜいま17歳の少年をテーマにしたのか、その真意を明らかにしていく。
  • ピンクリボン

    制作年: 2004
    60年代前半に誕生し、日活ロマンポルノの盛衰を経て、今日でも年間90本ほどが製作・公開されているピンク映画。内容的には比較的自由が認められていたため、多くの新進気鋭監督がここから世に出ているという事実からも、その映画史的意義は決して小さくない。黒沢清や井筒和幸、若松孝二をはじめピンク映画ゆかりの人々へのインタビューを通して、その真実の姿に迫る。監督は「曖昧な未来、黒沢清」「≒(ニアイコール)」シリーズの監督・藤井謙二郎。
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  • 完全なる飼育 赤い殺意

    制作年: 2004
    監禁する男と監禁される少女の倒錯した愛を、毎回様々なシチュエーションで描くエロティック・サスペンス・シリーズ「完全なる飼育」の第6弾。中年男に監禁される少女がいる家に殺人を犯した青年が逃げ込み、三者の間で奇妙な愛憎が交錯する。ヒロインを演じるのは、映画初出演となる伊東美華。不気味な監禁男役に佐野史郎。監禁された家に逃げ込む男に大沢樹生。「水のないプール」「寝盗られ宗介」の若松孝二が、7年ぶりにメガホンを振るったことでも話題を呼んだ。
  • 風(2001)

    制作年: 2001
    “風の町“山形県立川町を舞台に、中学生の少女の成長を描いた短篇青春ドラマ。監督・脚本は「うつしみ」の園子温。主演は、映画初出演の佐々木愛。16ミリ。
  • 港のロキシー

    制作年: 1999
    夏の函館を舞台に、恋人のような姉弟とひとりの青年の三角関係をレトロ色豊かに描いた青春活劇。監督・脚本は「オートバイ少女」のあがた森魚。撮影を「代官山物語『探偵誕生』」の白尾一博が担当している。主演は、実質上映画初出演となる岡和則と藤丸美哉、河原孝俊。
  • 飛ぶは天国もぐるが地獄

    制作年: 1999
    雪山で遭難したバスの乗客たちの狂気の一夜を描くホラー・ファンタジー。監督は「明日なき街角」の若松孝二。脚本は高取英と「Endless Waltz」の出口出の共同。撮影を三宅陽太が担当している。主演は『プリズンホテル』の小野麻亜矢。VTR作品。ビデオプロジェクターによる上映。
  • ソウル・フラワー・ユニオン EACH LITTLE THING/風の市WIND FAIRGROUND

      制作年: 1999
      93年に結成されたバンド、ソウル・フラワー・ユニオンの98年の楽曲『EACH LITTLE THING』と『風の市 WIND FAIRGROUND』のプロモーション・ヴィデオ。若松孝二監督の「飛ぶは天国もぐるが地獄」の公開を記念して併映された。VTR作品。ビデオプロジェクターによる上映。
    • 明日なき街角

      制作年: 1997
      組織の手により仲間を殺された男が、復讐のために立ち上がる姿を描いたハードボイルド。監督は「エンドレス・ワルツ」の若松孝二。主演は「キッズ・リターン」の金子賢と、「実録新宿の顔 新宿愚連隊物語」の的場浩司。
    • エンドレス・ワルツ

      制作年: 1995
      実在した天才的サックス奏者・阿部薫と元女優で作家の鈴木いづみをモデルにした愛憎ドラマ。原作は第31回女流文学賞を受賞した稲葉真弓の同名小説。監督は「シンガポールスリング」の若松孝二。主演は「外科室」の広田玲央名と「水の中の八月」の町田町蔵。(R指定)
    • シンガポールスリング

      制作年: 1993
      オーストラリアを舞台に、日本人新婚カップルが組織と政府との陰謀に巻き込まれる姿を描くハードボイルド・アクション。歌手の徳永英明が原案・企画した作品の映画化で、徳永はエグゼクティブ・プロデューサーと音楽も手がける。監督は「寝盗られ宗介」の若松孝二。脚本は若松と「われに撃つ用意あり」の丸内敏治、上野火山との共同。出演は「ニューヨークUコップ」の加藤雅也。オール・オーストラリア・ロケにより製作された。
    • 寝盗られ宗介

      制作年: 1992
      愛の昂揚のため女房を他の男と駆け落ちさせるドサ回り一座の座長と劇団員たちの姿を描くつかこうへい原作の舞台喜劇の映画化。つか自ら脚本を担当、監督は「われに撃つ用意あり」の若松孝二、撮影は「チー公物語 ネズミ小僧のつくりかた世紀末版」の鈴木達夫が担当。
    • エロティックな関係

      制作年: 1992
      パリの日本人探偵と秘書のコンビが、浮気の調査を依頼されたことから連続殺人事件に巻き込まれていくアクション。監督は「寝盗られ宗介」の若松孝二。レイモン・マルローの小説(『春の自殺者』)をもとにした「エロチックな関係」(78年日活・長谷部安春監督)のリメイクで、脚本は長谷部安春と内田裕也、撮影は「魚からダイオキシン!!」の長田勇市が担当。
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    • キスより簡単2 漂流編

      制作年: 1991
      亡き父親の幻影を探し求めながら、自由奔放な恋愛に生きるヒロインと彼女を取り巻く男たちの姿を描く青春映画。石坂啓原作の同名コミックの映画化第2弾で、脚本は小野寺崇が執筆。監督は「われに撃つ用意あり」の若松孝二。撮影は同作の田中一成がそれぞれ担当。
    • われに撃つ用意あり

      制作年: 1990
      国際都市・新宿を舞台に、そこで生きる孤高なアウトローの世界を描く。佐々木譲原作『真夜中の遠い彼方』の映画化で、脚本は「ほんの5g」の丸内敏治が執筆。監督は「パンツの穴 ムケそでムケないイチゴたち」の若松孝二。撮影は同作の伊東英男と「スクラップストーリー ある愛の物語」の田中一成が共同でそれぞれ担当。
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    • びんばりハイスクール

      制作年: 1990
      とある名門高校に転校してきたヒロインと学園の裏組織との対決を痛快に描く。石井まゆみ原作の同名漫画の映画化で、脚本・監督は「文学賞殺人事件 大いなる助走」の鈴木則文。共同脚本は渡辺善則。撮影は「十六歳のマリンブルー」の喜久村徳章がそれぞれ担当。
    • パンツの穴 ムケそでムケないイチゴたち

      制作年: 1990
      大人と子供の間で一つ間違えたら自分を見失いかねない少年少女の姿を四話のオムニバス形式で描く。雑誌『BOMB!』に連載の同名記事をもとにした映画化で、脚本は「スクラップストーリー ある愛の物語」の出口出が執筆。監督は新人の井上淳一(第一話)、嶋公浩(第二話)、柳田剛一(第三話)と総監督として「キスより簡単」の若松孝二(第四話)、撮影は同作の伊東英男がそれぞれ担当。
    • キスより簡単

      制作年: 1989
      自由奔放に生きる女子大生とそれを取り巻く男たちとの恋愛を描く。石坂啓の同名漫画の映画化で、脚本は「箱の中の女2」のガイラこと小水一男、監督は「松居一代の衝撃」「スクラップストーリー ある愛の物語」の若松孝二、撮影は「香港絶倫夫人」の伊東英男がそれぞれ担当。
      50
    • スクラップストーリー ある愛の物語

      制作年: 1984
      14歳の少女と2人の男の奇妙な同棲生活を描くラブ・ストーリー。伊達一行の同名小説を基に、「海燕ジョーの奇跡」の内田栄一と出口出が共同で脚本を執筆。監督は「水のないプール」の若松孝二、撮影は田中一成がそれぞれ担当。
    • 鍵(1983)

      制作年: 1983
      滅びに向う肉体とはうらはらに、ますます肥大していく性への渇望に苦悩する初老の大学教授の姿を描く。谷崎潤一郎原作の同名小説の三度目の映画化で、脚本・監督はピンク映画界の巨匠木俣堯喬、撮影は「戦争の犬たち」の伊東英男がそれぞれ担当。1997年に監督自ら再編集した「ディレクターズ・カット<完全版>」(80分)が製作・公開されている。
    • 水のないプール

      制作年: 1982
      クロロホルムを部屋にまき散らし、意識を失った若い娘を犯す男がいた。現実に起って世間を騒がせた性犯罪にヒントを得て製作された。脚本は「魔性の夏 四谷怪談より」の内田栄一、監督は「餌食」の若松孝二、撮影は袴一喜がそれぞれ担当。
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    • 赤い帽子の女

      制作年: 1982
      超インフレに悩む一九二三年のドイツを舞台に、赤い帽子の女に魅せられた日本人青年の姿を描く。芥川龍之介の作ではないかと言われる、作者不詳の同名小説の映画化で、脚本は「水のないプール」の内田栄一、監督は「鳴呼!おんなたち 猥歌」の神代辰巳、撮影は「誘拐報道」の姫田真佐久がそれぞれ担当。
    • 戒厳令の夜

      制作年: 1980
      占領下のパリからナチスによって日本へ持ち運ばれた絵の背後にある秘密を追う主人公たちを描く。五木寛之の同名ベストセラー小説の映画化で、脚本は夢野京太郎と佐々木守の共同執筆、監督は「徳川一族の崩壊」の山下耕作、撮影は宮島義勇がそれぞれ担当。(16m/m)
    • 餌食(1979)

      制作年: 1979
      アメリカへ渡ったロック歌手が、“レゲエ”を土産に帰国して、その音を売り込むが、相手にされず孤立し、その怒りは、ふやけた時代と人への大量無差別殺人へと走って行く。脚本は「赫い髪の女」の荒井晴彦、「安藤昇の わが逃亡とSEXの記録」の高田純と出口出の共同執筆、監督は「聖母観音大菩薩」の若松孝二、撮影は志村敏雄がそれぞれ担当。
    • 愛の亡霊

      制作年: 1978
      若い男と恋仲になった人力車夫の女房は、男と共謀して夫を殺すが、夫は、幽霊となって二人を悩ます。中村糸子の原作『車屋儀三郎事件』を日仏合作で映画化したもので、一九七八年カンヌ映画祭、監督賞受賞作品。脚本、監督は「愛のコリーダ」の大島渚、撮影は「赤穂城断絶」の宮島義勇がそれぞれ担当。
    • 聖母観音大菩薩

      制作年: 1977
      人間の永遠のテーマである生と死を通して、本当のやさしさ、思いやり、いたわりを描く。脚本は「アルプスの少女ハイジ(1979)」の佐々木守、監督は「天使の恍惚」の若松孝二、撮影は「愛のコリーダ」の伊東英男がそれぞれ担当。
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    • 愛のコリーダ 修復版

      制作年: 1976
      アートかエロスか? 松田英子、藤竜也がセックスと愛の極限を表現! 愛憎の果てに男性器を切り取るという昭和の日本を震撼させた「阿部定事件」を、大胆な性描写と圧倒的映像美で描き切った大島渚監督史上最大の 問題作が2Kデジタル修復版で蘇る。「夜と霧」などで知られるフランスのプロデューサー、アナトール・ドーマンから「ポルノを」と誘われた大島は、題材に阿部定を選び、ハードコアで作る構想にたどり着く。日本側のプロデューサーには若松孝二が迎えられた。検閲を逃れるため、日本で撮影されたネガフィルムを未現像のままフランスに送って編集し、日本に逆輸入して上映するという執念で作品を完成させる。1976年カンヌ国際映画祭で世界初上映され大絶賛を浴びるが、日本公開に際しては、税関検閲の段階でズタズタにされ、性描写などに多くの修正と一部のシーンカットがなされた。また、作品のシナリオと写真を掲載した書籍『愛のコリーダ』が三一書房から刊行されたが、その一部がわいせつ文書図画に当たるとして、東京地検はわいせつ物頒布罪で大島と出版社社長を起訴する。裁判で大島は「芸術か、わいせつか」ではなく「わいせつ、なぜ悪い」の論点で戦い、1979年東京地裁で無罪、1982年東京高裁の控訴審でも無罪を勝ち取った。2000年のリバイバル上映では、オリジナルプリントを新たにフランスから取り寄せ、本篇プリントはノーカットで、税関・映倫の精査によるボカシという修正のみで「愛のコリーダ2000」として公開された。今回は、ブラー処理、色調整、レストア作業などをほどこし、全面的に修正が行われ、初のデジタル素材となって全国公開される。
    • 愛のコリーダ2000

      制作年: 1976
      昭和11年に起きた“阿部定事件”を題材に大島渚が性描写の限界にチャレンジし、物議もかもした映画「愛のコリーダ」。その過激な描写故に当時フィルムはカット、修正され上映された。今作はそのオリジナルプリントを新たにフランスから取り寄せ、ノーカットで最小限の修正のみで公開された。監督・脚本は大島渚。出演は松田英子、藤竜也ほか。
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    • 愛のコリーダ

      制作年: 1976
      昭和11年に起きた“阿部定事件”を題材にした作品で、セックス表現が日本では十分に撮影できないとのことで、脚本・監督の大島渚が、フランスのアナトール・ドーマンの協力を得て、撮影は日本で行ない、フランスで編集するという新システムで完成させた。公開時性描写などに多くの修正と一部のシーンカットが施された。2000年のリバイバル時に修正を減らたノーカット版「愛のコリーダ2000」として公開された。
      60
    • 実録たまご運搬人 警視庁殴り込み

      制作年: 1975
      8ミリで「悪魔巣取金愚」「続・悪魔巣取金愚」「秘密諜報員イキな山田はエージェント」を撮ってきた土方鉄人の16ミリでの処女作。27歳の土方は、本名・長谷川健治郎(この映画を作る前に土方(どかた)の仕事をしていたので、土方(ひじかた)と名のる)、製作・主演の飯島とともに和光大学の落語研究会の出身である。(16ミリ)
    • (秘)女子高校生 課外サークル

      制作年: 1973
      若松孝二が企画・監督を務めた「マル秘女子高校生」シリーズ第2弾。仕事に嫌気が差していた銀行員・井上則夫は、SMプレイの最中に相手の女性が死亡したため、北陸の雪国へ逃走。行く当てもなく列車に乗ったところで、女子校生の幸子と出会う。
    • 夜にほほよせ

      制作年: 1973
      劇画、アニメーション、イラストなどの分野で、特異な才能を振るい、独自の世界を拓いて来た林静一が映画という表現分野に挑戦した第一作目である。
    • 天使の恍惚

      制作年: 1972
      「自分の身体を張って闘えるヤツ、本気で孤立できるヤツ、個的な闘いを個的に闘える奴等、孤立した精鋭こそが世界を換える、世界を創る」というテーマをもとに、八年間に七十余本の映画を製作し続けてきた若松プロダクションとATGが提携製作した。脚本を執筆した出口出は、若松プロの映画製作運動が集約され、擬人化された名前であり、誰が或は何人で書こうが、若松プロのシナリオはすべてこのペンネームで発表される。なお、作中に登場する「四季協会」とは十九世紀後半、パリ・コミューンの炎の中で激烈な闘いを展開したプランキストの結社の名から採られ、一年、四季、月、曜日に分られた軍団の組織形態も、それを下敷きにしたものである。
      90
    • 現代日本暴行暗黒史

      制作年: 1972
      成人映画。【スタッフ&キャスト】監督:若松孝二
    • 死にたい女

      制作年: 1971
      成人映画。【スタッフ&キャスト】監督:若松孝二
    • 愛の行為 続 愛のテクニック

      制作年: 1971
      若松孝二監督による成人向けドキュメンタリー作品。
    • 赤軍 PFLP 世界戦争宣言

      制作年: 1971
      鬼才・若松孝二、足立正生監督らがレバノンの赤軍派、PFLPと共同し、パレスチナ解放のために闘うアラブゲリラの日常を描いたドキュメンタリー。
    • 性教育書 愛のテクニック

      制作年: 1970
      若松孝二監督の成人映画。
    • 日本暴行暗黒史 怨獣

      制作年: 1970
      若松孝二監督による成人映画。日本暴行暗黒史シリーズ4作目。
    • 性賊 セックスジャック

      制作年: 1970
      若松孝二監督が70年代を生きた青年テロリストたちの孤独な闘いを描いたドラマ。
    • 新宿マッド

      制作年: 1970
      奇才・若松孝二監督が資本主義成熟時代における新宿の混沌とした姿を独特の視点で描いたドラマ。
      60
    • ゆけゆけ二度目の処女

      制作年: 1969
      「処女ゲバゲバ」の若松孝二監督が描く異色のエロティックラブロマンス。
      54
    • 処女ゲバゲバ

      制作年: 1969
      大島渚がタイトルを命名するなど、数々の伝説的エピソードを秘めた若松孝二監督によるドラマ。
    • 裸の銃弾

      制作年: 1969
      全編激しい撃ち合いシーンによって構成された若松孝二監督の異色作。
      60
    • 現代好色伝 テロルの季節

      制作年: 1969
      奇才・若松孝二監督が、学生運動に身を投じる若者たちの日常の部分を描き出したドラマ。
      50
    • ニュー・ジャック&ヴェティ モダン夫婦生活讀本

      制作年: 1969
      見合いのために集まったブルジョワ一家の淫靡な願望を描く成人映画。ピンク映画からTVの脚本、ブラックコメディまで幅広いジャンルで活躍する沖島勲の監督デビュー作。企画・製作は若松孝二。出演は津崎公平、香取環、矢島宏志、加藤町子ほか。
    • 女学生ゲリラ

      制作年: 1969
      足立正生監督、若松孝二製作のバイオレンスドラマ。
    • 新日本暴行暗黒史 復讐鬼

      制作年: 1969
      若松孝二監督による成人映画。日本暴行暗黒史シリーズ。
      70
    • 金瓶梅(1968)

      制作年: 1968
      中国の古典『金瓶梅』を素材にしたもので、上田学而の原訳(人物往来社版)を、大和屋竺が脚色し、「壁の中の秘事」の若松孝二が監督した。撮影は伊東英男。
    • 日本暴行暗黒史 異常者の血

      制作年: 1967
      若松孝二監督による成人映画。日本暴行暗黒史シリーズの第1作。
      70
    • 犯された白衣

      制作年: 1967
      若松孝二監督がアンダーグラウンド演劇運動の旗手である唐十郎を主演に迎え、映画と演劇が越境する可能性に挑戦した意欲作。
      46
    • 続日本暴行暗黒史 暴虐魔

      制作年: 1967
      若松孝二監督による成人映画。日本暴行暗黒史シリーズ。
      44
    • 胎児が密猟する時

      制作年: 1966
      鬼才・若松孝二監督が低予算を逆手に取って製作した密室映画。
      62
    • 裏切りの季節

      制作年: 1966
      大和屋竺の監督デビュー作。2005年7月16日よりシネマアートン下北沢にて特別上映された。
      16
    • 壁の中の秘事

      制作年: 1965
      ベルリン国際映画祭に正式出品され、さまざまな物議を醸した若松孝二監督の問題作。
      40
    • 悪のもだえ

      制作年: 1964
    • 恐るべき遺産 裸の影

      制作年: 1964
      実の両親が広島の原爆により亡くなり、自身も胎内被曝したことを知った女子高生が、辛い出自や原爆症に悩まされる姿を描く社会派ヒューマンドラマ。1964年の公開当時、30人の少女たちの入浴シーンが問題視された。監督は、「キャタピラー」の若松孝二。出演は、「稲妻」の三浦光子、「源氏物語」の花ノ本寿。
    • 赤い犯行

      制作年: 1964
      吉岡道夫のオリジナル・シナリオを「めす犬の賭」の若松孝二が監督した風俗ドラマ。撮影もコンビの伊東英男。
    • 激しい女たち

      制作年: 1963
    • 甘い罠(1963)

      制作年: 1963
    • めす犬の賭

      制作年: 1963
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    今日は映画何の日?

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